JP2001014496A - 画像表示装置 - Google Patents
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Landscapes
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Endoscopes (AREA)
- Processing Or Creating Images (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Studio Circuits (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 血管等の器官あるいは臓器の表示位置やそこ
からの視点の進行方向を容易に把握できる画像表示装置
を提供する。 【解決手段】複数のCT画像（CT１、CT２、CT３、・・
・）が積み上げられた原画像１０に含まれる血管１２の
内部に、血管１２にそって複数の視点５a〜５gを設定す
る。続いて、視点５a〜５gを通る曲面１４（この曲面
は、視点５a〜５gを通る直線５aLから５gLの集合体）を
設定する。そして、この曲線１４によって原画像１０を
切断することによって血管１２の断面像を含む原画像１
０の断面像を作成し、この断面像以外の領域１６におい
ては、サーフェイス法やボリュームレンダリング法等に
よって陰影付けし、疑似３次元画像として表示する。こ
のようにして構成して表示することで上記課題を解決す
る。
からの視点の進行方向を容易に把握できる画像表示装置
を提供する。 【解決手段】複数のCT画像（CT１、CT２、CT３、・・
・）が積み上げられた原画像１０に含まれる血管１２の
内部に、血管１２にそって複数の視点５a〜５gを設定す
る。続いて、視点５a〜５gを通る曲面１４（この曲面
は、視点５a〜５gを通る直線５aLから５gLの集合体）を
設定する。そして、この曲線１４によって原画像１０を
切断することによって血管１２の断面像を含む原画像１
０の断面像を作成し、この断面像以外の領域１６におい
ては、サーフェイス法やボリュームレンダリング法等に
よって陰影付けし、疑似３次元画像として表示する。こ
のようにして構成して表示することで上記課題を解決す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示装置に係
り、特に血管、腸、胃、骨等の観察対象の内面の画像を
表示する画像表示装置に関する。
り、特に血管、腸、胃、骨等の観察対象の内面の画像を
表示する画像表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】医用画像には、Ｘ線ＣＴ装置、ＭＲＩ装
置（３次元計測するＭＲＩも含む）、超音波診断装置、
３次元計測のできるコーンビームＣＴ装置などの各種モ
ダリティ毎にＸ線ＣＴ画像やＭＲＩ画像、超音波断層像
等の種々の画像がある。特に３次元計測で得たデータか
ら再構成した画像をボリューム画像と言う。それらの各
種モダリティで得られた画像から３次元画像を得る。実
際には２次元の表示器に３次元画像を表示するので、疑
似３次元画像と呼ぶこととする。この疑似３次元画像
は、視点と投影面とを与え、視点と投影面との間に存在
する原画像（複数の断層像）を、その投影面に視点から
見たように投影し、この投影面の内容を表示器に表示し
ている。その投影の方法は、平行投影法と中心投影法と
が知られている。
置（３次元計測するＭＲＩも含む）、超音波診断装置、
３次元計測のできるコーンビームＣＴ装置などの各種モ
ダリティ毎にＸ線ＣＴ画像やＭＲＩ画像、超音波断層像
等の種々の画像がある。特に３次元計測で得たデータか
ら再構成した画像をボリューム画像と言う。それらの各
種モダリティで得られた画像から３次元画像を得る。実
際には２次元の表示器に３次元画像を表示するので、疑
似３次元画像と呼ぶこととする。この疑似３次元画像
は、視点と投影面とを与え、視点と投影面との間に存在
する原画像（複数の断層像）を、その投影面に視点から
見たように投影し、この投影面の内容を表示器に表示し
ている。その投影の方法は、平行投影法と中心投影法と
が知られている。
【０００３】このようにして得る疑似３次元画像のうち
観察対象の内部を内視鏡で見たような画像（以下、内視
鏡的画像という）を得るためには、視点を観察対象の内
部に設定することができる中心投影法を用いる。この内
視鏡的画像を得る中心投影法は、特開平７−２１０７０
４号公報、及び特開平８−１６８１３号公報に記載され
ている。そして、中心投影法における視点位置及び視点
方向を適宜更新することにより内視鏡的な動きを模擬し
た投影像を得ることができる。尚、視点位置及び視点方
向の更新は、マウス等の入力手段をマニュアル操作する
ことによって行う場合と、視線方向が画面中の最も暗い
位置に向かうように順次自動的に更新させる場合とがあ
る。この際、上記中心投影法による内視鏡的画像の場合
には、例えば血管の内壁を示す画像が表示されている場
合に、被検体内のどこの血管が表示されているか、血管
のどの位置からどの方向を観察しているか、が把握しに
くいという問題があった。この問題の解決策として、特
願平１０−１７５１７５号に、複数のＣＴ画像が積み上
げられた原画像に含まれる血管の内部に、血管に沿って
複数の視点を設定し、これらの視点は、公知の中心投影
法において手動又は自動で設定され、上記視点を通る曲
面（この曲面は、複数の視点を通る直線の集合体）を設
定し、この曲面によって原画像を切断することによって
血管の断面像を含む原画像の断面像を作成し、この作成
した断面像を表示するようにしており、このようにして
表示された断面像は、血管に沿って縦切りにした断面像
となる旨が提案されている。
観察対象の内部を内視鏡で見たような画像（以下、内視
鏡的画像という）を得るためには、視点を観察対象の内
部に設定することができる中心投影法を用いる。この内
視鏡的画像を得る中心投影法は、特開平７−２１０７０
４号公報、及び特開平８−１６８１３号公報に記載され
ている。そして、中心投影法における視点位置及び視点
方向を適宜更新することにより内視鏡的な動きを模擬し
た投影像を得ることができる。尚、視点位置及び視点方
向の更新は、マウス等の入力手段をマニュアル操作する
ことによって行う場合と、視線方向が画面中の最も暗い
位置に向かうように順次自動的に更新させる場合とがあ
る。この際、上記中心投影法による内視鏡的画像の場合
には、例えば血管の内壁を示す画像が表示されている場
合に、被検体内のどこの血管が表示されているか、血管
のどの位置からどの方向を観察しているか、が把握しに
くいという問題があった。この問題の解決策として、特
願平１０−１７５１７５号に、複数のＣＴ画像が積み上
げられた原画像に含まれる血管の内部に、血管に沿って
複数の視点を設定し、これらの視点は、公知の中心投影
法において手動又は自動で設定され、上記視点を通る曲
面（この曲面は、複数の視点を通る直線の集合体）を設
定し、この曲面によって原画像を切断することによって
血管の断面像を含む原画像の断面像を作成し、この作成
した断面像を表示するようにしており、このようにして
表示された断面像は、血管に沿って縦切りにした断面像
となる旨が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記解
決策は、切断面に基づいて表示血管の位置やそこからの
視点の進行方向を把握するために、観察者の解剖学的知
識に頼らなければならず、観察者が経験の浅い医師や技
術者などには不十分なものであった。
決策は、切断面に基づいて表示血管の位置やそこからの
視点の進行方向を把握するために、観察者の解剖学的知
識に頼らなければならず、観察者が経験の浅い医師や技
術者などには不十分なものであった。
【０００５】本発明の目的は、血管等の器官あるいは臓
器の表示位置やそこからの視点の進行方向を容易に把握
できる画像表示装置を提供することにある。
器の表示位置やそこからの視点の進行方向を容易に把握
できる画像表示装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決する為の手段】上記目的は、次の項目によ
って達成される。 （１）３次元の原画像に含まれる観察対象の内部に、複
数の視点を設定する手段と、前記複数の視点を通る曲面
を設定する手段と、前記曲面によって前記原画像を切断
する切断面像を生成する手段と、前記原画像を投影面上
に投影して得る３次元画像を生成する手段とを備えた画
像表示装置において、前記曲面に前記原画像の画素値情
報を付与する手段と、前記画素値が付与された曲面を陰
影づけして画像を形成する手段と、前記陰影づけによっ
て形成した画像を表示する手段とを備えたことを特徴と
する画像表示装置。
って達成される。 （１）３次元の原画像に含まれる観察対象の内部に、複
数の視点を設定する手段と、前記複数の視点を通る曲面
を設定する手段と、前記曲面によって前記原画像を切断
する切断面像を生成する手段と、前記原画像を投影面上
に投影して得る３次元画像を生成する手段とを備えた画
像表示装置において、前記曲面に前記原画像の画素値情
報を付与する手段と、前記画素値が付与された曲面を陰
影づけして画像を形成する手段と、前記陰影づけによっ
て形成した画像を表示する手段とを備えたことを特徴と
する画像表示装置。
【０００７】（２）前記視点設定手段によって設定され
る複数の視点は、前記３次元生成手段によって得られる
３次元画像の生成において使用された各視点を使用する
ことを特徴とする上記（１）に記載の画像表示装置。
る複数の視点は、前記３次元生成手段によって得られる
３次元画像の生成において使用された各視点を使用する
ことを特徴とする上記（１）に記載の画像表示装置。
【０００８】
【発明の実施形態】本発明の画像表示装置の実施の形態
について図面を用いて説明する。図１は本発明に係る画
像表示装置によって表示される表示例を示している。同
図において、１はＣＲＴモニタ、２はマウス、３は中心
投影法によって構成された血管内を示す疑似３次元画像
（内視鏡的画像）、４は本発明によって新規に表示され
た血管１２の縦切りの断面像と疑似３次元表示した周辺
画像との１画面上に表示する例である。
について図面を用いて説明する。図１は本発明に係る画
像表示装置によって表示される表示例を示している。同
図において、１はＣＲＴモニタ、２はマウス、３は中心
投影法によって構成された血管内を示す疑似３次元画像
（内視鏡的画像）、４は本発明によって新規に表示され
た血管１２の縦切りの断面像と疑似３次元表示した周辺
画像との１画面上に表示する例である。
【０００９】次に、上記断面像４の構成方法について説
明する。図２は上記断面像の構成方法の実施の形態を示
す図である。図２（Ａ）において、１０はＸ線ＣＴ装置
等によって得られる複数のＣＴ画像（ＣＴ１，ＣＴ２，
ＣＴ３，…）が積み上げられた３次元の原画像であり、
１２は原画像１０に含まれる観察対象としての血管を示
している。また、５ａ〜５ｇは中心投影法によって血管
１２内に順次設定された視点を示す。上記視点５ａ〜５
ｇは、例えば図１の内視鏡的画像３を見ながら画面中の
カーソル（図示せず）をマウス等で操作しながら順次設
定され、又は視線方向が視点から最も遠い位置に向かう
ように順次自動的に更新されることにより設定される。
本発明はこの中心投影法において使用される視点を利用
する。尚、中心投影法及び視点の更新方法の詳細につい
ては、特開平７−２１０７０４号公報、及び特開平８−
１６８１３号公報に記載されている。本発明では、上記
のようにして設定された視点５ａ〜５ｇを含み、その視
点を通る平面（ガイド像６）上のy軸に対して所定の角
度回転した直線５aL1、５aL２、５aL3…で切断した断面
像を表示する。また、図２（B）はガイド像６により、
どの角度で切断しているかを示し、その角度で切断した
断面像と、原画像を所定の投影面上に陰影づけして投影
して得る３次元画像とを合成させた画像４を表示する。
明する。図２は上記断面像の構成方法の実施の形態を示
す図である。図２（Ａ）において、１０はＸ線ＣＴ装置
等によって得られる複数のＣＴ画像（ＣＴ１，ＣＴ２，
ＣＴ３，…）が積み上げられた３次元の原画像であり、
１２は原画像１０に含まれる観察対象としての血管を示
している。また、５ａ〜５ｇは中心投影法によって血管
１２内に順次設定された視点を示す。上記視点５ａ〜５
ｇは、例えば図１の内視鏡的画像３を見ながら画面中の
カーソル（図示せず）をマウス等で操作しながら順次設
定され、又は視線方向が視点から最も遠い位置に向かう
ように順次自動的に更新されることにより設定される。
本発明はこの中心投影法において使用される視点を利用
する。尚、中心投影法及び視点の更新方法の詳細につい
ては、特開平７−２１０７０４号公報、及び特開平８−
１６８１３号公報に記載されている。本発明では、上記
のようにして設定された視点５ａ〜５ｇを含み、その視
点を通る平面（ガイド像６）上のy軸に対して所定の角
度回転した直線５aL1、５aL２、５aL3…で切断した断面
像を表示する。また、図２（B）はガイド像６により、
どの角度で切断しているかを示し、その角度で切断した
断面像と、原画像を所定の投影面上に陰影づけして投影
して得る３次元画像とを合成させた画像４を表示する。
【００１０】図３に上記画像合成表示方法を示す。同図
に示す画像合成方法では、各視点を含む曲面１４によっ
て３次元の原画像１０を切断除去した画像を構成する。
この断面像は陰影付けされていない平面的な画像であ
る。一方、切断除去した領域外１６は、投影面１８にサ
ーフェイス法やボリュームレンダリング法等によって陰
影付けされ投影されて疑似３次元画像を構成する。これ
らの構成画像を合成した画像を得る。尚、同図上の視点
を投影面１８に対して無限遠に設定することにより、平
行投影することができる。この合成画像によれば、断面
像１４と断面像以外の領域１６の位置関係が明確にな
り、被検体内のどこの血管が表示されているか、また、
血管のどの位置からどの方向を観察しているかを明確に
把握することができる。
に示す画像合成方法では、各視点を含む曲面１４によっ
て３次元の原画像１０を切断除去した画像を構成する。
この断面像は陰影付けされていない平面的な画像であ
る。一方、切断除去した領域外１６は、投影面１８にサ
ーフェイス法やボリュームレンダリング法等によって陰
影付けされ投影されて疑似３次元画像を構成する。これ
らの構成画像を合成した画像を得る。尚、同図上の視点
を投影面１８に対して無限遠に設定することにより、平
行投影することができる。この合成画像によれば、断面
像１４と断面像以外の領域１６の位置関係が明確にな
り、被検体内のどこの血管が表示されているか、また、
血管のどの位置からどの方向を観察しているかを明確に
把握することができる。
【００１１】次に、本発明に係る画像合成方法について
図４に示すフローチャートを参照しながら説明する。ま
ず、血管等の観察対象の内部に視点を設定し、その視点
が観察対象の内部に進むように手動又は自動で更新処理
をし、各視点ei=(i=0,1,2…,n)の座標を保存する（ステ
ップS1）。続いて、ガイド上のy軸に対する角度αを指
定する（ステップ２）。また、ガイド上のy軸との角度
αをなす切断直線を表示する（ステップS３）。次に、
疑似３次元画像を構成するための視点を指定する（ステ
ップS４）。続いて、切断除去した領域にはフラグ１を
たて、それ以外の領域にはフラグ０をたてる（ステップ
S５）。次に、投影面に投影する（ステップS６）。ま
ず、ステップS５でたてたフラグを判定し、切断面を表
示するのか、切断面以外の周辺領域を疑似３次元で表示
するのかの選択をする（ステップS７）。切断面を表示
する場合、各点におけるCT値を求め、画像メモリに格納
する（ステップS８、S９）。切断面以外の周辺領域を疑
似３次元で表示する場合、各点をサーフェイス法やボリ
ュームレンダリング法等によって陰影付けし、画像メモ
リに格納する（ステップS１０、S１１）。ステップS６
からステップS１１までの処理を全投影面に対して行っ
た時点で終了する（ステップS１２）。上記のようにし
てステップS９、ステップS１１でメモリに格納された値
を濃度情報とする画像信号をCRTモニタに出力すること
により、血管等の観察対象の縦切りの断面像及び、それ
以外の周辺画像を同時に表示することができる。
図４に示すフローチャートを参照しながら説明する。ま
ず、血管等の観察対象の内部に視点を設定し、その視点
が観察対象の内部に進むように手動又は自動で更新処理
をし、各視点ei=(i=0,1,2…,n)の座標を保存する（ステ
ップS1）。続いて、ガイド上のy軸に対する角度αを指
定する（ステップ２）。また、ガイド上のy軸との角度
αをなす切断直線を表示する（ステップS３）。次に、
疑似３次元画像を構成するための視点を指定する（ステ
ップS４）。続いて、切断除去した領域にはフラグ１を
たて、それ以外の領域にはフラグ０をたてる（ステップ
S５）。次に、投影面に投影する（ステップS６）。ま
ず、ステップS５でたてたフラグを判定し、切断面を表
示するのか、切断面以外の周辺領域を疑似３次元で表示
するのかの選択をする（ステップS７）。切断面を表示
する場合、各点におけるCT値を求め、画像メモリに格納
する（ステップS８、S９）。切断面以外の周辺領域を疑
似３次元で表示する場合、各点をサーフェイス法やボリ
ュームレンダリング法等によって陰影付けし、画像メモ
リに格納する（ステップS１０、S１１）。ステップS６
からステップS１１までの処理を全投影面に対して行っ
た時点で終了する（ステップS１２）。上記のようにし
てステップS９、ステップS１１でメモリに格納された値
を濃度情報とする画像信号をCRTモニタに出力すること
により、血管等の観察対象の縦切りの断面像及び、それ
以外の周辺画像を同時に表示することができる。
【００１２】図５は本発明に係る画像表示装置のハード
ウェア構成例を示すブロック図である。同図に示すよう
に、この画像表示装置は、主として磁気ディスク５０
と、主メモリ５２と、中央処理装置（ＣＰＵ）５４と、
表示メモリ５６と、ＣＲＴモニタ１と、各種の操作指
令、位置指令、メニュー選択指令を入力するためのキー
ボード５８、マウス２、マウスコントローラ６０と、こ
れらの各構成要素を接続する共通バス６２とから構成さ
れている。磁気ディスク５０には、複数のＣＴ画像（Ｃ
Ｔ１，ＣＴ２，ＣＴ３，…）が積み上げられた３次元の
原画像１０、画像構成プログラム等が格納され、主メモ
リ５２には、装置の制御プログラムが格納されるととも
に、演算処理用の領域等が設けられている。ＣＰＵ５４
は、３次元の原画像１０や各種のプログラムを読み出
し、主メモリ５２を用いて本発明に係る断面像や疑似３
次元画像等の構成を行い、その構成した画像を示す画像
データを表示メモリ５６に送り、ＣＲＴモニタ１に表示
させる。
ウェア構成例を示すブロック図である。同図に示すよう
に、この画像表示装置は、主として磁気ディスク５０
と、主メモリ５２と、中央処理装置（ＣＰＵ）５４と、
表示メモリ５６と、ＣＲＴモニタ１と、各種の操作指
令、位置指令、メニュー選択指令を入力するためのキー
ボード５８、マウス２、マウスコントローラ６０と、こ
れらの各構成要素を接続する共通バス６２とから構成さ
れている。磁気ディスク５０には、複数のＣＴ画像（Ｃ
Ｔ１，ＣＴ２，ＣＴ３，…）が積み上げられた３次元の
原画像１０、画像構成プログラム等が格納され、主メモ
リ５２には、装置の制御プログラムが格納されるととも
に、演算処理用の領域等が設けられている。ＣＰＵ５４
は、３次元の原画像１０や各種のプログラムを読み出
し、主メモリ５２を用いて本発明に係る断面像や疑似３
次元画像等の構成を行い、その構成した画像を示す画像
データを表示メモリ５６に送り、ＣＲＴモニタ１に表示
させる。
【００１３】尚、この実施の形態では、観察対象として
血管を例に説明したが、本発明は、血管に限定されず、
腸、胃等の管腔臓器や、骨等の観察対象にも適用でき
る。
血管を例に説明したが、本発明は、血管に限定されず、
腸、胃等の管腔臓器や、骨等の観察対象にも適用でき
る。
【００１４】以上説明したように本実施の形態に係る画
像表示装置によれば、血管、腸等の観察対象をその観察
対象に沿った曲面で縦切りした断面像を表示することが
でき、その上、周辺情報を疑似３次元画像で同時に表示
・観察ができる。従って、血管、腸等の観察対象をその
観察対象に沿った曲面で縦切りした断面像とその周辺画
像を合成した画像からあらゆる位置から観察することが
できる。
像表示装置によれば、血管、腸等の観察対象をその観察
対象に沿った曲面で縦切りした断面像を表示することが
でき、その上、周辺情報を疑似３次元画像で同時に表示
・観察ができる。従って、血管、腸等の観察対象をその
観察対象に沿った曲面で縦切りした断面像とその周辺画
像を合成した画像からあらゆる位置から観察することが
できる。
【００１５】また、ガイド像と切断面像を合成した画像
を表示することによって、観察者の解剖学的知識が多少
不足していても、観察者が切断面に基づいて表示血管の
位置やそこからの視点の進行方向を把握できることが容
易になる。
を表示することによって、観察者の解剖学的知識が多少
不足していても、観察者が切断面に基づいて表示血管の
位置やそこからの視点の進行方向を把握できることが容
易になる。
【００１６】また、前記視点設定手段によって設定され
る複数の視点は、前記３次元生成手段によって得られる
３次元画像の生成において使用された各視点を使用して
いる。これにより、視点の設定の工程を省略することが
できるから、より一層の操作性の向上ができる。
る複数の視点は、前記３次元生成手段によって得られる
３次元画像の生成において使用された各視点を使用して
いる。これにより、視点の設定の工程を省略することが
できるから、より一層の操作性の向上ができる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、血管等の器官あるいは臓器の
表示位置やそこからの視点の進行方向を容易に把握でき
る画像表示装置を提供するという効果も奏する。
表示位置やそこからの視点の進行方向を容易に把握でき
る画像表示装置を提供するという効果も奏する。
【図１】本発明に係る画像表示装置に基づいて表示され
た断面像を含む表示例を示す図。
た断面像を含む表示例を示す図。
【図２】断面像の構成方法の実施の形態を示す図。
【図３】断面像とその周辺情報を構成する方法を示す
図。
図。
【図４】図３の構成方法を示すフローチャート。
【図５】本発明に係る画像表示装置のハードウェア構成
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
１ CRTモニタ ２ マウス ３ 内視鏡的画像 ４ 合成画像 ５a〜５g 視点 ５aL〜５gL 切断直線 ６ ガイド像 ７ ３次元構成のための視点 １０ ３次元の原画像 １２ 血管 １４ 切断面 １６ 断面像以外の周辺情報 １８ 投影面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｔ 15/50 Ｇ０６Ｆ 15/62 ３９０Ｂ ５Ｃ０６１ Ｈ０４Ｎ 5/262 15/72 ４５０Ｋ 13/04 ４６５ Ｆターム(参考） 4C061 AA01 AA22 BB02 CC06 DD03 NN05 NN07 WW02 WW20 YY03 YY12 5B050 BA03 BA09 DA02 EA27 EA30 FA02 5B057 AA07 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB13 CB16 CC01 CE20 5B080 AA09 BA02 BA07 GA11 5C023 AA10 AA38 BA02 BA13 CA03 DA04 DA08 5C061 AA21 AB12
Claims (1)
- 【請求項１】 ３次元の原画像に含まれる観察対象の内
部に、複数の視点を設定する手段と、前記複数の視点を
通る曲面を設定する手段と、前記曲面によって前記原画
像を切断する切断面像を生成する手段と、前記原画像を
投影面上に投影して得る３次元画像を生成する手段とを
備えた画像表示装置において、前記曲面に前記原画像の
画素値情報を付与する手段と、前記画素値が付与された
曲面を陰影づけして画像を形成する手段と、前記陰影づ
けによって形成した画像を表示する手段とを備えたこと
を特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11183492A JP2001014496A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11183492A JP2001014496A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 画像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001014496A true JP2001014496A (ja) | 2001-01-19 |
Family
ID=16136775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11183492A Pending JP2001014496A (ja) | 1999-06-29 | 1999-06-29 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001014496A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005329099A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Hitachi Medical Corp | 管腔臓器切除シミュレーション方法 |
| JP2008543477A (ja) * | 2005-06-22 | 2008-12-04 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | カーブした細長い構造の切断面を視覚化する方法 |
| US7463262B2 (en) | 2004-09-30 | 2008-12-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image processing apparatus and method |
| KR101120250B1 (ko) | 2007-02-05 | 2012-03-16 | 제너럴 일렉트릭 캄파니 | 컴퓨터로 구현된 의학 영상 데이터 처리 방법 |
| JP2014000393A (ja) * | 2012-05-22 | 2014-01-09 | Toshiba Corp | 医用画像診断装置及び画像表示装置 |
-
1999
- 1999-06-29 JP JP11183492A patent/JP2001014496A/ja active Pending
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