JPH11216758A - 押出成形品及びその製造方法 - Google Patents

押出成形品及びその製造方法

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JPH11216758A
JPH11216758A JP10033901A JP3390198A JPH11216758A JP H11216758 A JPH11216758 A JP H11216758A JP 10033901 A JP10033901 A JP 10033901A JP 3390198 A JP3390198 A JP 3390198A JP H11216758 A JPH11216758 A JP H11216758A
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JP
Japan
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film
extruded product
epdm
csm
weight
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JP10033901A
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Tetsuyuki Miyashiro
哲行 宮代
Keiji Hiroe
恵治 広江
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Tokai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に凹凸の無い皮膜を発泡層の表面に形成
することのできる押出成形品及びその製造方法を提供す
ること。 【解決手段】 発泡層11の表面111に皮膜12を一
体形成してなる押出成形品1において,上記皮膜12は
樹脂成分と充填剤と架橋剤とよりなる。また,上記樹脂
成分は,50〜95重量%のCSM(クロロスルホン化
ポリエチレン)と50〜5重量%の低結晶性エラストマ
ーとの混合組成物よりなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,自動車に取り付けられるウェザ
ーストリップ等の押出成形品及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】自動車に取り付けられるウェザーストリッ
プ等の押出成形品は,これに着色を施してカラー化する
ことがある。このカラー化技術としては,EPDMの表
面にCSM(クロロスルホン化ポリエチレン)を積層押
出する技術がある。
【0003】即ち,図4(A)に示すごとく,EPDM
層118を押出成形すると同時に,該EPDM層118
の表面に着色充填剤等を含むCSM層128を密着押出
して,その後熱処理を施すことにより上記EPDM層1
18を発泡させる。更に,熱処理により,該EPDM層
118と上記CSM層128とを加硫(架橋)させる。
これにより,図4(B)に示すごとく,EPDMよりな
る発泡層11の表面にCSMの皮膜12が積層され,こ
の皮膜形成によりカラー化された押出成形品を得ること
ができる。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の押
出成形品及びその製造方法には,以下のような問題点が
ある。即ち,上記従来の製造方法では,図4に示すごと
く,EPDMからなる発泡層11の表面にCSMからな
る皮膜12を積層させた押出成形品においては,発泡層
11と皮膜12との界面における気泡113が上記皮膜
12を押し上げ,該皮膜12の表面に多数の凹凸123
が発生することがある。
【0005】そこで,上記皮膜12の表面における凹凸
123の発生を抑制するためには,上記発泡層11の発
泡時における上記皮膜12の粘度を高くする必要があ
る。粘度が高ければ上記皮膜12が変形しにくいからで
ある。しかし,CSMのムーニー粘度を上げると,押出
加工性が悪化し,薄膜の皮膜を形成することができずコ
ストアップにつながる。
【0006】即ち,一般に温度が高いほど,CSMの粘
度は低くなるが,CSMは高結晶性であるため,低温で
の粘度と高温での粘度との差が大きい。即ち,CSMは
押出加工時(低温)の粘度と上記発泡層の発泡時(高
温)における粘度との差が大きい。それ故,上記発泡層
の発泡時の粘度が高いCSMを使おうとすると,低温で
ある押出加工時の粘度が非常に高くなり,押出加工性が
悪化することとなる。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,表面に凹凸の無い皮膜を発泡層の表面に
形成することができる,押出成形品及びその製造方法を
提供しようとするものである。
【0008】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,発泡層の表面に
皮膜を一体形成してなる押出成形品において,上記皮膜
は樹脂成分と充填剤と架橋剤よりなり,かつ上記樹脂成
分は,50〜95重量%のCSM(クロロスルホン化ポ
リエチレン)と50〜5重量%の低結晶性エラストマー
との混合組成物よりなることを特徴とする押出成形品に
ある。
【0009】本発明において最も注目すべき点は,上記
皮膜中の樹脂成分は,50〜95重量%のCSMと50
〜5重量%の低結晶性エラストマーとの混合組成物より
なることにある。上記低結晶性エラストマーの配合比
が,50%を超える場合には,押出成形品のカラー化と
して用いられるCSMの特性,即ち発色性,色安定性,
耐候性,耐摩耗性が極端に低下する。
【0010】一方,上記低結晶性エラストマーの配合比
が,5重量%未満である場合には,混合組成物の粘度の
温度依存性が緩和されない。そのため,上記気泡による
皮膜表面の凹凸発生の抑制と,押出加工性の維持を両立
させることができない。
【0011】また,上記皮膜中における充填剤として
は,酸化マグネシウム,クレー,軽質炭酸カルシウム,
酸化チタン,ジオクチルフタレート等がある。また,架
橋剤としては,ペントール,硫黄等がある。上記充填剤
は上記樹脂成分100重量%に対して,100〜400
重量%加えることが好ましい。100重量%未満では,
コストアップや加工性の悪化の問題があり,一方,40
0重量%を超えると耐候性及びその他の物性の低下の問
題がある。なお,架橋剤は,通常上記樹脂成分100重
量%に対して,約9重量%加える。
【0012】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記低結晶性エラストマーは,低温における粘度と高温
における粘度の差が小さい。そのため,該低結晶性エラ
ストマーをCSMに配合することにより,その混合組成
物の粘度の温度依存性が緩和される。
【0013】そして,本発明においては,皮膜の樹脂成
分を,特定割合のCSMと低結晶性エラストマーとより
形成している。そのため,発泡層材料中の発泡材を発泡
させる約180℃付近の粘度を高くすることができる。
そのため,発泡時に発生する気泡が,皮膜表面に影響を
及ぼさない。それ故,皮膜の表面に凹凸が形成されな
い。
【0014】また,上記組成により,上記皮膜材料の発
泡層発泡時における粘度を高くしても,押出成形時の粘
度が高くなりすぎて,加工性が悪化するということはな
い。
【0015】従って,本発明によれば,低コストで,発
色性,色安定性,耐候性,耐摩耗性に優れ,かつ皮膜表
面の凹凸発生がない押出成形品を得ることができる。
【0016】次に,請求項2の発明のように,上記低結
晶性エラストマーは,EPDM,EPM,NBR,SB
Rのいずれか1種以上であることが好ましい。この場合
には,上記皮膜表面の凹凸発生を,より確実に抑制する
ことができる。
【0017】次に,請求項3の発明のように,上記発泡
層は,EPDMであることが好ましい。この場合には,
低コストで,しかも圧縮永久歪や耐オゾン性等の諸物性
に優れるという利点がある。
【0018】次に,請求項4の発明のように,上記発泡
層は,ソリッドゴムよりなる基体部に対して一体成形さ
れている押出成形品とすることもできる。この場合に
は,自動車用ウェザーストリップのような,ソリッドゴ
ムよりなる基体部の一部に上記発泡層,更にその上に皮
膜を有する押出成形品について,低コストで,発色性,
色安定性,耐候性,耐摩耗性を維持し,かつ表面の凹凸
発生を抑制した皮膜を形成することができる。
【0019】次に,請求項5の発明のように,発泡層用
材料を押出成形して第1成形体を成形すると共に該第1
成形体の表面に皮膜材料を形成し,次いで,これらを加
熱して上記第1成形体を発泡させて発泡層となし,該発
泡層の表面に皮膜を形成してなる押出成形品を製造する
方法において,上記皮膜材料は樹脂成分と充填剤と皮膜
とよりなり,かつ上記樹脂成分は,50〜95重量%の
CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)と50〜5重
量%の低結晶性エラストマーとの混合組成物よりなるこ
とを特徴とする押出成形品の製造方法がある。
【0020】本発明において最も注目すべき点は,上記
皮膜材料中の樹脂成分は,50〜95重量%のCSMと
50〜5重量%の低結晶性エラストマーとの混合組成物
よりなることにある。この場合には,請求項1の発明と
同様の作用効果により,低コストで,発色性,色安定
性,耐候性,耐摩耗性に優れ,かつ皮膜表面に凹凸発生
のない押出成形品を容易に製造することができる。
【0021】次に,請求項6の発明のように,上記低結
晶性エラストマーは,ムーニー粘度(ML1+4 100
℃)が30〜120であることが好ましい。この場合に
は,発泡による皮膜表面の凹凸を一層確実に抑制し,押
出加工性,耐候性にもより優れた押出成形品を製造する
ことができる。
【0022】上記ムーニー粘度(ML1+4 100℃)が
30未満である場合には,発泡による皮膜表面の凹凸が
若干発生するおそれがある。一方,上記ムーニー粘度
(ML1+4 100℃)が120を超える場合には,上記
低結晶性エラストマーとCSMとの相溶性及び混練加工
性が悪化するおそれがある。
【0023】次に,請求項7の発明のように,上記低結
晶性エラストマーは,EPDM,EPM,NBR,SB
Rのいずれか一種であることが好ましい。この場合に
は,上記皮膜表面の凹凸発生を,より確実に抑制するこ
とができる。
【0024】次に,請求項8の発明のように,上記発泡
層は,EPDMであることが好ましい。この場合には,
低コストで,しかも圧縮永久歪や耐オゾン性等の諸物性
に優れるという利点がある。
【0025】
【発明の実施の形態】実験例 本発明及び本発明範囲外の条件により成形した,押出成
形品の実験例について,表1を用いて説明する。上記押
出成形品は,EPDMの発泡層の表面にCSMを含有す
る皮膜を一体形成してなるものである。本例において
は,上記皮膜の樹脂成分におけるCSMとEPDMの配
合比(重量%比),及び樹脂成分中の該EPDMのムー
ニー粘度(ML1+4 100℃)の違いによる各特性につ
いての評価を行った。
【0026】具体的には,上記配合比は,CSM/EP
DM=95/5〜30/70の範囲で6条件,上記EP
DMのムーニー粘度は,20〜120の範囲で5条件と
した。そして,上記配合比とEPDMのムーニー粘度と
の各組合せ条件によるマトリックスで,全30条件のサ
ンプルについて評価を行った。
【0027】評価項目としては,気泡による皮膜表面の
凹凸発生状況,押出加工性,耐候性とし,5段階で評価
を行った。該評価において3点以下が2項目以上,或い
は皮膜表面の凹凸が3点以下であった場合には,不合格
とした。
【0028】表1における各マトリックス枠において,
上段は表面凹凸と,押出加工性と,耐候性との各評価を
示す。各数値は,評価が最悪のものを1,最良のものを
5とした5段階評価を示している。例えば試料1におい
て,ムーニー粘度20の場合の評価は表面凹凸が2,加
工性が5,耐候性が5である。
【0029】また,上記樹脂成分の100℃におけるム
ーニー粘度,即ちコンパウンドムーニー(ML1+4 10
0℃)を測定した。これを,各マトリックス枠の中段に
示した。更に,180℃(加硫温度)における皮膜剤の
粘度をキュラストメーター最小トルク(180℃)(k
gf・cm)として数値化した。これを,各マトリック
ス枠の下段に示した。これらの結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1より,EPDMのムーニー粘度(ML
1+4 100℃)が20となると,皮膜表面の凹凸の発生
が顕著となることが分かる。更には,キュラストメータ
ー最小トルク(180℃)が,1.13kgf・cm付
近より小さくなると皮膜表面の凹凸が多く発生し始める
ことが分かる。
【0032】また,EPDMの配合比が,CSM/EP
DM=30/70の場合には,耐候性が極端に悪化(評
価2)し,押出加工性も悪化(評価3以下)することが
分かる。また,表面艶も無くなった(耐候性評価2)。
なお,押出加工性が低下するのは,コンパウンドムーニ
ー(ML1+4 100℃)が,59を超えるあたりからで
あることも分かった。
【0033】また,EPDMのムーニー粘度(ML1+4
100℃)が120を超えるものについては,かかるE
PDMは混練加工性が悪く,CSMとの相溶性にも欠け
るため,本発明の範囲外とした。また,EPDMの配合
比が,CSM/EPDM=95/5未満の場合には,E
PDMの効果が発揮されず,皮膜表面の凹凸が多数発生
する恐れがある。
【0034】以上により,皮膜中の樹脂成分の配合比
は,CSM/EPDM=95/5〜50/50,EPD
Mのムーニー粘度(ML1+4 100℃)は30〜120
の範囲とすることが良いことが分かる。
【0035】実施形態例1 次に,本発明にかかる具体的な押出成形品について,図
1〜図3を用いて説明する。本例の押出成形品1は,自
動車の窓枠に取り付けるウェザーストリップで,図1,
図2に示すごとく,ソリッドゴムよりなる基体部10に
対して発泡層11が一体成形されており,その基体部表
面101,発泡層表面111の意匠部に本発明にかかる
皮膜12が形成されている。また,上記基体部10に
は,芯金13が内蔵された取付基部18を有する。ま
た,上記発泡層11の内側には,空洞部119を有す
る。
【0036】上記基体部10のソリッドゴムは無発泡の
EPDM,発泡層11は発泡させたEPDMからなる。
上記皮膜12は樹脂成分と充填剤と架橋剤とよりなり,
かつ上記樹脂成分は,本例では70重量%のCSM(ク
ロロスルホン化ポリエチレン)と30重量%のEPDM
との混合組成物よりなる。
【0037】また,上記皮膜中における充填剤として
は,酸化マグネシウム,クレー,軽質炭酸カルシウム,
酸化チタン,ジオクチルフタレート及び加工助剤を用い
た。また,架橋剤としては,ペントール,硫黄及び加硫
促進剤を用いた。
【0038】次に,上記押出成形品1の製造方法につい
て説明する。図3に示すごとく,基体部材料100と発
泡層用材料110を押出成形用のダイ2から押出成形し
て,基体部10と発泡層部とからなる成形体を成形する
と共に,該成形体の表面に皮膜材料120を上記ダイ2
から押出すことにより皮膜12を形成する。
【0039】次いで,これらを第1熱処理槽31へ送入
し高周波及び熱風により予熱を行う。次に,第2熱処理
槽32へ送入し,熱風にて加熱することにより上記成形
体の発泡層用材料110を発泡させて発泡層11とな
す。
【0040】更に,これを第3熱処理槽33へ送入し,
熱風にて加熱することにより上記成形体における基体部
材料100,発泡層用材料110,及び皮膜材料120
を加硫させる。その後,この成形体に対してベンダー4
により芯金13の曲げ加工を行い,切断機5により所定
長さに切断することにより製品,即ち上記押出成形品1
とする。
【0041】本例によれば,低コストで,発色性,色安
定性,耐候性,耐摩耗性に優れ,かつ図1,図2に示す
ごとく,皮膜12表面に凹凸発生のない上記押出成形品
1を得ることができる。
【0042】実施形態例2〜5 表2に示すごとく,皮膜の樹脂成分におけるCSMと低
結晶性エラストマーとしてのEPDMとを種々の割合で
用い,この樹脂成分(100重量%)に同表に示すごと
く,充填剤,架橋剤を加えて混合した。次いで,このよ
うに調整した皮膜材料を用い,実施形態例1と同様の方
法で押出成形品を製造し,その評価をした。上記押出成
形品は,EPDMよりなる発泡層の表面に皮膜を一体形
成してなる。
【0043】上記充填剤,架橋剤の種類及び配合比は,
表2に示す通りである。上記の評価項目は,実験例と同
様に,気泡による皮膜表面の凹凸発生状況,押出加工
性,耐候性について行った。また,各押出成形品の皮膜
材料の,125℃におけるスコーチタイムについても測
定した。その結果を表2に示す。
【0044】
【表2】
【0045】表2より知られるごとく,実施形態例2〜
5のいずれについても,皮膜表面の凹凸発生がなく,押
出加工性,耐候性にも優れた押出成形品が得られた。ま
た,スコーチタイムも,皮膜表面凹凸発生の危険性が無
く,生産性の低下しない条件として適当とされる4.0
分〜7.0分の範囲内であった。
【0046】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,表面に
凹凸の無い皮膜を発泡層の表面に形成することのできる
押出成形品及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1にかかる,押出成形品の断面図。
【図2】実施形態例1にかかる,押出成形品の発泡層上
の皮膜の状態を表す断面図。
【図3】実施形態例1にかかる,押出成形品の製造方法
の説明図。
【図4】従来例にかかる,発泡層状の皮膜表面に凹凸が
発生する様子を表す断面説明図。
【符号の説明】
1...押出成形品, 10...基体部, 11...発泡層, 113...気泡, 12...皮膜,

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡層の表面に皮膜を一体形成してなる
    押出成形品において,上記皮膜は樹脂成分と充填剤と架
    橋剤とよりなり,かつ上記樹脂成分は,50〜95重量
    %のCSM(クロロスルホン化ポリエチレン)と50〜
    5重量%の低結晶性エラストマーとの混合組成物よりな
    ることを特徴とする押出成形品。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記低結晶性エラス
    トマーは,EPDM,EPM,NBR,SBRのいずれ
    か1種以上であることを特徴とする押出成形品。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記発泡層
    は,EPDMであることを特徴とする押出成形品。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記発泡層は,ソリッドゴムよりなる基体部に対して一
    体成形されていることを特徴とする押出成形品。
  5. 【請求項5】 発泡層用材料を押出し成形して第1成形
    体を成形すると共に該第1成形体の表面に皮膜材料を形
    成し,次いで,これらを加熱して上記第1成形体を発泡
    させて発泡層となし,該発泡層の表面に皮膜を形成して
    なる押出成形品を製造する方法において,上記皮膜材料
    は樹脂成分と充填剤と架橋剤とよりなり,かつ上記皮膜
    材料は,50〜95重量%のCSM(クロロスルホン化
    ポリエチレン)と50〜5重量%の低結晶性エラストマ
    ーとの混合組成物よりなることを特徴とする押出成形品
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記低結晶性エラス
    トマーは,ムーニー粘度(ML1+4 100℃)が30〜
    120であることを特徴とする押出成形品の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6において,上記低結晶性
    エラストマーは,EPDM,EPM,NBR,SBRの
    いずれか一種以上であることを特徴とする押出成形品の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項5〜7のいずれか一項において,
    上記発泡層は,EPDMであることを特徴とする押出成
    形品の製造方法。
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