JPH11215704A - 電源回路及びトランス - Google Patents

電源回路及びトランス

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Publication number
JPH11215704A
JPH11215704A JP10022639A JP2263998A JPH11215704A JP H11215704 A JPH11215704 A JP H11215704A JP 10022639 A JP10022639 A JP 10022639A JP 2263998 A JP2263998 A JP 2263998A JP H11215704 A JPH11215704 A JP H11215704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
choke coil
power
circuit
power transformer
primary winding
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Pending
Application number
JP10022639A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Teraoka
信二 寺岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11215704A publication Critical patent/JPH11215704A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/40Arrangements for reducing harmonics

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  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコン回路用電源としてパワートランスを
用い、高調波歪抑制のためにチョークコイルを用いた電
源回路において、重量とサイズを低減させる。 【解決手段】 交流ラインL1,L2間には、マイコン
回路5に電源を供給するパワートランス12が接続され
ている。このパワートランス12は、コア12cに巻回
された1次巻線12a及び2次巻線12bとを有し、コ
ア12cの1次側にチョークコイルとして働く第2の1
次巻線12dを巻回しており、チョークコイル一体型パ
ワートランスとなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後段の回路、例え
ばマイコロンコンピュータ回路(以下、マイコン回路と
略記する)に電源電圧を供給するパワートランスと、電
源高調波歪を抑制するためのチョークコイルとを有する
電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばテレビジョン受像機等の電子機器
においては、回路各部の制御のためにマイコン回路を備
えることが一般的である。図5はマイコン回路を備えた
電子機器における電源回路の一般的構成を示す回路図で
ある。ここでは、テレビジョン受像機を例にしている。
【0003】図5において、電源プラグ1からの交流ラ
インL1,L2間には、パワートランス2の1次巻線2
a(端子a,b間)が接続されている。その2次巻線2
b(端子c,d間)に発生する電圧はダイオードブリッ
ジ3及び電解コンデンサ4で整流・平滑され、これによ
って得られた直流電圧はマイコン回路5に供給される。
なお、マイコン回路5には図示していないリモコン送信
機からの信号が入力され、回路各部を制御する。
【0004】パワートランス2は、図6(a)に示すよ
うに、略日字状のコア2cを備え、コア2cの中央部に
端子a,b間の1次巻線2aと端子c,d間の2次巻線
2bとが巻回されている。
【0005】また、パワートランス2と交流ラインL
1,L2との接続点の後段には、リレー6とチョークコ
イル7とが直列に接続されており、さらに、ダイオード
ブリッジ8及び電解コンデンサ9が接続された構成とな
っている。リレー6はマイコン回路5によってそのオン
・オフが制御される。電源がオンの状態では、リレー6
はオン(導通)となり、電源プラグ1からの交流電源
は、チョークコイル7を通り、ダイオードブリッジ8及
び電解コンデンサ9で整流・平滑され、これによって得
られた直流電圧はテレビジョン(TV)回路10に供給
される。
【0006】チョークコイル7は、図6(b)に示すよ
うに、略ロ字状のコア7bを備え、コア7bに端子e,
f間の巻線7aが巻回されている。
【0007】チョークコイル7は、交流ラインL2に流
れる電流波形の高調波歪を抑える働きをするものであ
る。図7において、(a)はチョークコイル7を備えて
いない場合の電流波形を、(b)はチョークコイル7を
備えた場合の電流波形を示している。なお、図7
(a),(b)においては、併せて、電圧波形を破線に
て示している。図7の(a)と(b)とを比較すれば分
かるように、チョークコイル7を設けることによって、
電流が流れる期間が広がり、電流波形は正弦波に近付
き、高調波歪が低減する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来例のよ
うに、一般的な電源回路においては、リモコン機能のた
めのマイコン回路5の電源としてパワートランス2を用
い、高調波歪抑制のためにチョークコイル7を用いてい
る。パワートランス2及びチョークコイル7には、一般
的に、ケイ素鋼板よりなるコア2c,7bが使用され
る。従って、重量及びサイズが大きくなるという問題点
があった。
【0009】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、後段の回路用の電源としてパワートランス
を用い、高調波歪抑制のためにチョークコイルを用いた
電源回路において、重量及びサイズを低減させることを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、(1)交流ライン間に接
続されて後段の回路に電源を供給するパワートランスを
備えた電源回路において、前記パワートランスは、コア
に巻回された1次巻線及び2次巻線とを有し、前記コア
の1次側にチョークコイルとして働く第2の1次巻線を
巻回することにより、前記パワートランスをチョークコ
イル一体型パワートランスとしたことを特徴とする電源
回路を提供し、(2)コアと、前記コアに巻回された第
1の1次巻線と、前記コアに前記第1の1次巻線に対し
て絶縁されて巻回され、前記第1の1次巻線の電圧を変
換する2次巻線と、前記コアの1次側に巻回されたチョ
ークコイルとして働く第2の1次巻線とを備えて構成し
たことを特徴とするトランスを提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電源回路につい
て、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の電源
回路の一実施例を示す回路図、図2は本発明の電源回路
で用いるチョークコイル一体型パワートランスを示す構
造図、図3及び図4は本発明の電源回路の動作を説明す
るための図である。図1,図3,図4において、図5と
同一部分には同一符号が付してある。
【0012】図1において、電源プラグ1からの交流ラ
インL1,L2間には、後に詳述するチョークコイル一
体型パワートランス12の1次巻線12a(端子a,b
間)が、1回路2接点タイプのリレー16の一方の接点
Aを介して接続されている。その2次巻線12b(端子
c,d間)に発生する電圧はダイオードブリッジ3及び
電解コンデンサ4で整流・平滑され、これによって得ら
れた直流電圧はマイコン回路5に供給される。なお、マ
イコン回路5には図示していないリモコン送信機からの
信号が入力され、回路各部を制御する。
【0013】チョークコイル一体型パワートランス12
の1次側の巻線12d(端子e,f間)は、チョークコ
イル巻線となっており、端子eはリレー16のもう一方
の接点Bに接続され、端子fはダイオードブリッジ8に
接続されている。リレー16を接続していない側の交流
ラインL1もダイオードブリッジ8に接続されている。
ダイオードブリッジ8及び電解コンデンサ9で整流・平
滑されて得られた直流電圧は、テレビジョン(TV)回
路10に供給される。リレー16はマイコン回路5によ
って接点A,Bへの接続が制御される。
【0014】チョークコイル一体型パワートランス12
は、一例として、図2に示すように構成される。このパ
ワートランス12は、略日字状のコア12cを備え、コ
ア12cの中央部に端子a,b間の1次巻線12aと端
子c,d間の2次巻線12bとが巻回されている。2次
巻線12bは1次巻線12aに対して絶縁されている。
この1次巻線12aと2次巻線12bとによって、電圧
変換が行われる。また、端子e,f間のチョークコイル
巻線12dは、コア12cの左右部に巻回されている。
コア12cの形状や巻線12a,12b,12dの位置
関係は本実施例に限定されることはない。
【0015】ここで、図1に示す回路の動作を図3及び
図4を用いてさらに説明する。図3はスタンバイ時の動
作を示しており、図4はテレビジョン動作時の動作を示
している。なお、図3,図4中の太実線がそれぞれの動
作時における信号の流れを示している。
【0016】まず、スタンバイ時では、図3に示すよう
に、マイコン回路5は、リレー16を接点Aに接続する
よう制御する。すると、パワートランス12の1次巻線
12a(端子a,b間)は、リレー16の接点Aを介し
て交流ラインL1,L2間に接続される。リレー16は
スタンバイ状態であり、パワートランス12の1次巻線
12aに交流電源を印加させる動作をする。上記のよう
に、パワートランス12の2次巻線12bに発生する電
圧はダイオードブリッジ3及び電解コンデンサ4で整流
・平滑され、これによって得られた直流電圧はマイコン
回路5に供給される。この状態では、TV回路10に供
給する電源ラインは、リレー16によって開放される。
【0017】次に、テレビジョン動作時では、図4に示
すように、マイコン回路5は、リレー16を接点Bに接
続するよう制御する。すると、パワートランス12のチ
ョークコイル巻線12d(端子e,f間)は、交流ライ
ンL1,L2間に接続されたダイオードブリッジ8の前
段で、リレー16の接点Bを介して一方の交流ラインL
2に挿入された状態となる。電源がオンの状態では、電
源プラグ1からの交流電源は、リレー16及びパワート
ランス12のチョークコイル巻線12dを通り、ダイオ
ードブリッジ8及び電解コンデンサ9で整流・平滑され
る。そして、これによって得られた直流電圧はTV回路
10に供給される。
【0018】この電源オンの状態では、パワートランス
12の1次巻線12aは開放され、2次巻線12bに
は、チョークコイル巻線12dで励磁される僅かな電圧
しか発生しない。このため、マイコン回路5及びリレー
16への電源をTV回路10より供給する。
【0019】以上のような構成及び動作によって、本発
明の電源回路では、従来別々であったマイコン回路用電
源としてのパワートランスと、高調波歪抑制のためにチ
ョークコイルとを一体化することができる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
源回路及びトランスは、コアに巻回された1次巻線及び
2次巻線とを有し、コアの1次側にチョークコイルとし
て働く第2の1次巻線を巻回することにより、パワート
ランスをチョークコイル一体型パワートランスとしたの
で、重量及びサイズを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明で用いるチョークコイル一体型パワート
ランスを示す構造図である。
【図3】本発明の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の動作を説明するための図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【図6】パワートランス及びチョークコイルを示す構造
図である。
【符号の説明】
1 電源プラグ 3,8 ダイオードブリッジ 4,9 電解コンデンサ 5 マイコン回路 10 テレビジョン回路 12 チョークコイル一体型パワートランス 12a 1次巻線(第1の1次巻線) 12b 2次巻線 12c コア 12d チョークコイル巻線(第2の1次巻線) 16 リレー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】本発明で用いるチョークコイル一体型パワート
ランスを示す構造図である。
【図3】本発明の動作を説明するための図である。
【図4】本発明の動作を説明するための図である。
【図5】従来例を示す回路図である。
【図6】パワートランス及びチョークコイルを示す構造
図である。
【図7】チョークコイルの動作を説明するための波形図
である。
【符号の説明】 1 電源プラグ 3,8 ダイオードブリッジ 4,9 電解コンデンサ 5 マイコン回路 10 テレビジョン回路 12 チョークコイル一体型パワートランス 12a 1次巻線(第1の1次巻線) 12b 2次巻線 12c コア 12d チョークコイル巻線(第2の1次巻線) 16 リレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流ライン間に接続されて後段の回路に電
    源を供給するパワートランスを備えた電源回路におい
    て、 前記パワートランスは、コアに巻回された1次巻線及び
    2次巻線とを有し、前記コアの1次側にチョークコイル
    として働く第2の1次巻線を巻回することにより、前記
    パワートランスをチョークコイル一体型パワートランス
    としたことを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】前記1次巻線を前記交流ライン間に接続す
    る第1の状態と、前記1次巻線を前記交流ライン間より
    開放し、前記交流ラインの一方に前記第2の1次巻線を
    挿入する第2の状態とを切り換えるリレーを設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の電源回路。
  3. 【請求項3】コアと、 前記コアに巻回された第1の1次巻線と、 前記コアに前記第1の1次巻線に対して絶縁されて巻回
    され、前記第1の1次巻線の電圧を変換する2次巻線
    と、 前記コアの1次側に巻回されたチョークコイルとして働
    く第2の1次巻線とを備えて構成したことを特徴とする
    トランス。
JP10022639A 1998-01-20 1998-01-20 電源回路及びトランス Pending JPH11215704A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100352124C (zh) * 2005-05-30 2007-11-28 安徽工业大学 变压器磁路控制抑制和消除电网谐波的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100352124C (zh) * 2005-05-30 2007-11-28 安徽工业大学 变压器磁路控制抑制和消除电网谐波的方法

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