JPH11215551A - 携帯電話システムおよび携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話システムおよび携帯電話装置

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JPH11215551A
JPH11215551A JP10013692A JP1369298A JPH11215551A JP H11215551 A JPH11215551 A JP H11215551A JP 10013692 A JP10013692 A JP 10013692A JP 1369298 A JP1369298 A JP 1369298A JP H11215551 A JPH11215551 A JP H11215551A
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Japan
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telephone
mobile phone
telephone number
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JP10013692A
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Hisashi Ozawa
久史 小澤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話装置の小型化,軽量化および高機能
化を実現できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 携帯電話装置1Aには、電話発信するた
めのワンタッチキー群が設けられ、データ入力装置1B
には、ワンタッチキーの電話番号を登録するためのデー
タ入力キー群が設けられる。携帯電話装置1Aとデータ
入力装置1Bには、それぞれ赤外線送受信部18,24
が設けられる。データ入力装置1Bのデータ入力キー群
により入力されたワンタッチキー対応の電話番号は、赤
外線送受信部18,24間の赤外線通信を通じて携帯電
話装置1Aへ転送され、携帯電話装置1Aに登録され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話装置を
用いて移動体通信を行う携帯電話システムおよび通信機
能を有するパーソナルコンピュータとの通信を通じて電
話機能を実行する携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は従来の携帯電話装置の外観形状
を示す構成図であり、同図において、7は携帯電話装置
である。この携帯電話装置7の本体右上部には、アンテ
ナ79が設けられ、本体前面には、上段から下段に向か
って、音声を出力するためのスピーカ77、動作状態を
表示するための液晶表示器72、ワンタッチで電話発信
するためのワンタッチキー群(F1,F2,F3)7
6、電源キー71、電話発信/着信するための発信/着
信キー74、通話を終了させるための通話終了キー7
5、文字,数字などのデータを入力するためのデータ入
力キー群73、そして、音声を入力するためのマイク7
8が設けられている。
【0003】つぎに、動作について説明する。図18は
図17に示した液晶表示器72の表示例を示す図であ
る。図17に示した携帯電話装置では、電源キー71が
操作されると、図示せぬ電源から内部に電力が供給され
る。この電力供給により液晶表示器72には、図18に
示したように、バッテリ残量を視覚的に表すバッテリ残
量表示72aや電波の受信レベルを視覚的に表す電波状
態表示72bが表示される。
【0004】電話の着信時には、発信/着信キー74の
操作により発信元に対して応答が行われる。その後、通
話を終了させる場合には、通話終了キー75の操作によ
り回線が切断される。一方、電話の発信時には、ワンタ
ッチキー群76のいずれかのワンタッチキーが操作され
ると、そのワンタッチキーにあらかじめ対応付けて登録
してある電話番号で自動的に電話発信が行われる。
【0005】また、この電話発信では、その他にマニュ
アルでデータ入力キー群73を操作して電話番号を入力
することができる。例えば、“06−497−535
9”という電話番号が入力されると、図18に示したよ
うに、液晶表示器72にその電話番号72cが表示され
る。このようにして電話番号が入力された後に、発信/
着信キー74が操作されると、電話発信が実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯電話装置は
以上のように構成されているので、機能上、液晶表示器
72が占めるスペースや文字,数字などのデータを入力
するためのデータ入力キー群73が占めるスペースを最
小限確保する必要があった。それゆえ、ユーザの要求を
満たすため、いくら小型化および軽量化を図ったとして
も一定以上のサイズが必要となることから、小型化およ
び軽量化には限界があった。そして、ユーザはこのよう
な要求とは裏腹に電子手帳のような高機能化の実現を求
めている。このような高機能化は、上述した小型化およ
び軽量化を一層困難にしており、上述した小型化および
軽量化の問題とともに携帯性の向上を阻む要因となって
いた。
【0007】この発明は、上述した従来例による問題を
解消するため、携帯電話装置の小型化,軽量化および高
機能化を実現することが可能な携帯電話システムおよび
携帯電話装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明に係る携帯電話システム
は、電話機能に従って無線通信を行う携帯電話装置と、
電話番号などのデータ入力を行うデータ入力装置と、を
備え、前記携帯電話装置は、電話番号を用いて電話発信
するための1または複数のワンタッチキーと、前記ワン
タッチキーに対応させて電話番号を登録する書き換え可
能なメモリと、前記データ入力装置との通信を通じて前
記データ入力装置から前記メモリに登録するための電話
番号を受信する受信手段と、を有し、前記データ入力装
置は、電話番号などのデータを入力するためのデータ入
力キー群と、前記携帯電話装置との通信を通じて前記携
帯電話装置に対して前記メモリに登録するための電話番
号を送信する送信手段と、を有したことを特徴とする。
【0009】この発明によれば、携帯電話装置に電話発
信するためのワンタッチキー群を設け、データ入力装置
にワンタッチキーの電話番号を登録するためのデータ入
力キー群を設けるようにしたので、携帯電話装置には必
要最小限のキーだけが備わり、携帯電話装置の小型化お
よび軽量化により携帯性が向上するとともに、データ入
力装置側から携帯電話装置で使用する電話番号を登録す
るようにしたので、任意に電話番号の更新をするなど、
携帯電話装置の高機能化を図ることが可能である。
【0010】つぎの発明に係る携帯電話システムは、電
話機能に従って無線通信を行う携帯電話装置と、電話番
号などのデータ入力を行うデータ入力装置と、を備え、
前記携帯電話装置は、電話番号を用いて電話発信するた
めの1または複数のワンタッチキーと、前記ワンタッチ
キーに対応させて電話番号を登録する書き換え可能なメ
モリと、前記データ入力装置との通信を通じて前記デー
タ入力装置から前記メモリに登録するための電話番号を
受信するとともに、前記データ入力装置との通信を通じ
て前記データ入力装置から直接電話発信するための電話
番号を受信する受信手段と、前記受信手段により直接電
話発信するために受信された電話番号を用いて直接電話
発信する電話発信手段と、を有し、前記データ入力装置
は、電話番号などのデータを入力するためのデータ入力
キー群と、前記携帯電話装置との通信を通じて前記携帯
電話装置に対して前記メモリに登録するための電話番号
を送信するとともに、前記携帯電話装置との通信を通じ
て前記携帯電話装置に対して直接電話発信するための電
話番号を送信する送信手段と、を有したことを特徴とす
る。
【0011】この発明によれば、データ入力装置と携帯
電話装置との通信を通じて携帯電話装置がデータ入力装
置に入力された電話番号を用いて直接電話発信するよう
にしたので、データ入力装置と携帯電話装置とを通信に
より連携動作することができ、これにより、携帯電話装
置の高機能化を図ることが可能である。
【0012】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記送信および受信手段は、赤外線通信であることを特徴
とする。
【0013】この発明によれば、携帯電話装置とデータ
入力装置とを赤外線で通信するようにしたので、携帯電
話装置とデータ入力装置との連携操作を容易に実現する
ことが可能である。
【0014】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記送信および受信手段は、電波通信であることを特徴と
する。
【0015】この発明によれば、携帯電話装置とデータ
入力装置とを電波で通信するようにしたので、携帯電話
装置とデータ入力装置との連携操作を容易に実現するこ
とが可能である。
【0016】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記送信および受信手段は、有線通信であることを特徴と
する。
【0017】この発明によれば、携帯電話装置とデータ
入力装置とを有線で通信するようにしたので、携帯電話
装置とデータ入力装置との連携操作を容易に実現するこ
とが可能である。
【0018】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記データ入力装置は、直接電話発信する場合に電話番号
を表すトーン音を出力し、前記携帯電話装置は、前記出
力されたトーン音を入力して直接電話発信することを特
徴とする。
【0019】この発明によれば、携帯電話装置がデータ
入力装置から出力された電話番号を表すトーン音を用い
て直接電話発信するようにしたので、携帯電話装置の電
話発信動作が簡略化され、これにより、電話発信の操作
性を向上することが可能である。
【0020】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記データ入力キー群は、文字,数字などのキーを含んだ
ことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、データ入力装置側に文
字,数字などのキーを含んだデータ入力キー群を設けた
ので、携帯電話装置で必要なデータはすべてデータ入力
装置側で用意することが可能である。
【0022】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記携帯電話装置は、バッテリ残量を点灯表示する表示器
を有したことを特徴とする。
【0023】この発明によれば、携帯電話装置において
表示器によりバッテリ残量を点灯表示するようにしたの
で、バッテリ残量表示のために携帯電話装置に大がかり
な表示装置が不要となり、これにより、携帯電話装置に
関して一層の小型化および軽量化を実現することが可能
である。
【0024】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記携帯電話装置は、電波の受信レベルを点灯表示する表
示器を有したことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、携帯電話装置において
表示器により電波の受信レベルを点灯表示するようにし
たので、電波状態を表示するために携帯電話装置に大が
かりな表示装置が不要となり、これにより、携帯電話装
置に関して一層の小型化および軽量化を実現することが
可能である。
【0026】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記携帯電話装置は、バッテリ残量および電波の受信レベ
ルのみを液晶表示する液晶表示器を有したことを特徴と
する。
【0027】この発明によれば、携帯電話装置において
液晶表示器によりバッテリ残量および電波の受信レベル
のみを液晶表示するようにしたので、携帯電話装置上で
同装置の能力を知る必要最小限の情報だけが表示され、
これにより、携帯電話装置に関して一層の小型化および
軽量化を実現することが可能である。
【0028】つぎの発明に係る携帯電話システムは、前
記データ入力装置は、パーソナルコンピュータであるこ
とを特徴とする。
【0029】この発明によれば、データ入力装置をパー
ソナルコンピュータとしたので、データ入力装置を携帯
電話装置専用の装置として設けなくて済む。
【0030】つぎの発明に係る携帯電話装置は、通信機
能を有するパーソナルコンピュータとの通信を通じて電
話機能を実行する携帯電話装置において、電話番号を用
いて電話発信するための1または複数のワンタッチキー
と、前記ワンタッチキーに対応させて電話番号を登録す
る書き換え可能なメモリと、前記パーソナルコンピュー
タとの通信を通じて前記パーソナルコンピュータから前
記メモリに登録するための電話番号を受信する受信手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0031】この発明によれば、電話発信するためのワ
ンタッチキー群を設け、パーソナルコンピュータを用い
てワンタッチキーの電話番号を登録するようにしたの
で、必要最小限のキーだけが備わり、小型化および軽量
化により携帯性が向上するとともに、任意に電話番号の
更新をするなど、携帯電話装置の高機能化を図ることが
可能である。
【0032】つぎの発明に係る携帯電話装置は、通信機
能を有するパーソナルコンピュータとの通信を通じて電
話機能を実行する携帯電話装置において、電話番号を用
いて電話発信するための1または複数のワンタッチキー
と、前記ワンタッチキーに対応させて電話番号を登録す
る書き換え可能なメモリと、前記パーソナルコンピュー
タとの通信を通じて前記パーソナルコンピュータから前
記メモリに登録するための電話番号を受信するととも
に、前記パーソナルコンピュータとの通信を通じて前記
パーソナルコンピュータから直接電話発信するための電
話番号を受信する受信手段と、前記受信手段により直接
電話発信するために受信された電話番号を用いて直接電
話発信する電話発信手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0033】この発明によれば、パーソナルコンピュー
タとの通信を通じてパーソナルコンピュータから送られ
てくる電話番号を用いて直接電話発信するようにしたの
で、パーソナルコンピュータとの通信により連携動作す
ることができ、これにより、高機能化を図ることが可能
である。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係る携帯電話システムおよび携帯電話装置の好適
な実施の形態を詳細に説明する。 実施の形態1.まず、システム構成について説明する。
図1はこの発明の実施の形態1による携帯電話システム
の外観形状を示す構成図、図2は図1に示した携帯電話
装置の外観形状を示す構成図、そして、図3は図1に示
したデータ入力装置の外観形状を示す構成図である。
【0035】この実施の形態1の携帯電話システムは、
図1に示したように、電話機能を有した携帯電話装置1
Aとデータ入力機能を有したデータ入力装置1Bとによ
り構成される。携帯電話装置1Aはデータ入力装置1B
との間で赤外線通信を行うための赤外線送受信部18を
有し、データ入力装置1Bは携帯電話装置1Aとの間で
赤外線通信を行うための赤外線送受信部24を有してい
る。
【0036】図2には、携帯電話装置1Aが示されてお
り、その本体右上部には、アンテナ19が設けられ、そ
の本体右下部には、上記赤外線送受信部18が設けられ
ている。また、本体前面には、上段から下段に向かっ
て、音声を出力するためのスピーカ16、電源をオンす
るための電源キー11、バッテリ残量を点灯数で表すバ
ッテリ残量表示LED14、電波の受信レベルを点灯数
で表す電波状態表示LED15、、着信応答および切断
のための着信応答/切断キー12、ワンタッチで電話発
信するためのワンタッチキー群(F1,F2,F3)1
3、そして、音声を入力するためのマイク78が設けら
れている。
【0037】図3には、データ入力装置1Bが示されて
おり、その本体左下部には、上記赤外線送受信部24が
設けられている。また、本体前面には、上段から下段に
向かって、入力データなどの情報を可視表示するための
液晶表示器22、電源をオンするための電源キー21、
そして、文字,数字などのデータを入力するためのキー
およびファンクションキーよりなるデータ入力キー群7
3が設けられている。
【0038】続いて、携帯電話装置の内部構成について
説明する。図4は図1に示した携帯電話装置1Aの内部
構成を示すブロック図である。この携帯電話装置1A
は、図4に示したように、前述した電源キー11、着信
応答/切断キー12、ワンタッチキー群13、バッテリ
残量表示LED14、電波状態表示LED15、スピー
カ16、マイク17、赤外線送受信部18およびアンテ
ナ19に加えて、アンテナ19に接続される電話機能専
用の送受信部101、装置全体を制御する制御部10
2、および、スピーカ16およびマイク17と制御部1
02とのインタフェースを司るインタフェース(I/
F)103などを備えている。上述した電源キー11、
着信応答/切断キー12、および、ワンタッチキー群1
3は、操作部104を構成する。
【0039】制御部102は、図示せぬマクロコンピュ
ータと、装置全体を制御するためのプログラムおよび各
ワンタッチキーに対応する電話番号などを記憶するメモ
リ102Aとを有している。上記プログラムには、後述
する図6のフローチャートに従うプログラムが含まれ
る。
【0040】続いて、データ入力装置の内部構成につい
て説明する。図5は図1に示したデータ入力装置1Bの
内部構成を示すブロック図である。このデータ入力装置
1Bは、図5に示したように、前述した電源キー21、
液晶表示器22、データ入力キー群23および赤外線送
受信部24に加えて、制御部201などを備えている。
上述した電源キー21およびデータ入力キー群23は、
操作部202を構成する。
【0041】制御部201は、図示せぬマクロコンピュ
ータと、装置全体を制御するためのプログラムおよび各
ファンクションキーに対応する制御内容などを記憶する
メモリ201Aとを有している。上記プログラムには、
後述する図8のフローチャートに従うプログラムが含ま
れる。
【0042】つぎに、動作について説明する。まず、携
帯電話装置1A側から説明する。図6はこの実施の形態
1による携帯電話装置1A側の動作を説明するフローチ
ャートであり、図7は携帯電話装置1Aのメモリ内容の
更新例を説明する図である。以下に説明する動作は制御
部102の制御に従って実行されるが、個々の動作は各
部で行われる。
【0043】携帯電話装置1Aでは、電源キー11が操
作されると、まずバッテリ残量がチェックされ(ステッ
プS1)、そのチェックにより得られたバッテリ残量が
そのレベルに応じてバッテリ残量表示LED14に点灯
表示される(ステップS2)。続いて電波の受信レベル
がチェックされ(ステップS3)、そのチェックにより
得られた受信レベルがそのレベルに応じて電波状態表示
LED15に点灯表示される(ステップS4)。
【0044】その後に、ステップS5においてワンタッ
チ操作の有無、ステップS6において着信応答操作の有
無、ステップS7においてデータ入力装置1Bとの連係
動作の有無がそれぞれ確認される。そして、いずれの動
作も確認されなかった場合には、処理はステップS1に
戻る。
【0045】以上の確認中に、ワンタッチキー群13の
いずれかのワンタッチキーが操作された場合には、ステ
ップS5においてワンタッチ操作が確認される。この場
合には、操作されたワンタッチキー(F1,F2または
F3)に対応させて登録された電話番号がメモリ102
Aから読み出され、その電話番号を用いて電話発信が行
われる。その電話発信に対して発信先より応答があった
場合には、通話制御が開始される(ステップS8)。そ
の後、処理はステップS1に戻る。
【0046】また、相手からの着信中に着信応答/切断
キー12が操作された場合には、ステップS6において
着信応答操作が確認される。この場合には、着信応答/
切断キー12の操作に応じて着信応答が相手に通知さ
れ、相手との通話制御が開始される(ステップS9)。
その後、処理はステップS1に戻る。
【0047】また、データ入力装置1Bとの連携動作に
関しては、データ入力装置1Bからの赤外線によるネゴ
シエーションによって確認することができる。したがっ
て、赤外線送受信部18により赤外線による信号が受信
され、データ入力装置1Bからの転送要求が確認された
場合には、ステップS7においてデータ入力装置1Bと
の連携合図が確認される。その際に、上記転送要求が登
録モードか、それとも電話発信モードか判別される(ス
テップS10)。
【0048】ステップS10において登録モードである
という判別結果が得られた場合には、処理はステップS
11へ移行する。このステップS11では、赤外線送受
信部18を介して転送データすなわちワンタッチキー指
定の電話番号を受信してメモリ102Aに登録される指
定ワンタッチキーの対応電話番号を更新する処理が実行
される。その後、処理はステップS1に戻る。
【0049】例えば、メモリ102Aには、図7(a)
に示したように、ワンタッチキーF1,F2,F3にそ
れぞれ登録電話番号として、012−34−5678
9、123−45−67890、234−56−789
01が対応させて登録されている。上述した登録モード
によりデータ入力装置1BからワンタッチキーF3指定
で電話番号“555−55−55555”が転送されて
きた場合には、メモリ102Aにおいて、ワンタッチキ
ーF3の登録電話番号は、“234−56−7890
1”から“555−55−55555”に更新される。
【0050】一方、ステップS10において電話発信モ
ードであるという判別結果が得られた場合には、処理は
ステップS12へ移行する。このステップS12では、
赤外線送受信部18を介して転送データすなわち電話発
信のための電話番号を受信し、その受信された電話番号
を用いて電話発信を行う処理が実行される。その後、処
理はステップS1に戻る。
【0051】続いて、データ入力装置1B側について説
明する。図8はこの実施の形態1によるデータ入力装置
1B側の動作を説明するフローチャートである。すでに
電源がオンされている場合には、ステップS21におい
てデータ入力キー群23に対する操作の有無、ステップ
S22において携帯電話装置1Aに対する登録操作の有
無、そして、ステップS23において携帯電話装置1A
に対する電話発信操作の有無が確認される。そして、い
ずれの動作も確認されなかった場合には、処理はステッ
プS21に戻る。
【0052】以上の確認中に、データ入力キー群23の
キー操作があった場合には(ステップS21)、そのキ
ー操作に応じてデータ入力およびその記憶処理が行われ
る(ステップS24)。ここで、入力データの種類とし
ては、携帯電話装置1Aで使用するワンタッチキー対応
の電話番号などがあり、入力データはメモリ201Aに
記憶される。その後、処理はステップS1に戻る。
【0053】また、携帯電話装置1Aへの登録操作が確
認された場合には(ステップS22)、その登録操作に
応じてまず登録ワンタッチキーを指定する処理が行われ
る(ステップS25)。続いてその指定ワンタッチキー
に対応させて登録する電話番号がデータ入力キー群23
の操作により入力される。なお、メモリ201Aにあら
かじめ電話番号が記憶されている場合には、ステップS
25で登録ワンタッチキーを指定することで自動的にメ
モリ201Aから指定ワンタッチキー対応の電話番号が
読み出される(ステップS26)。
【0054】そして、ファンクションキーなどの操作に
より携帯電話装置1Aに対して指定ワンタッチキーを特
定する情報と、指定ワンタッチキーに対応させて登録す
る電話番号とが赤外線送受信部24を介して転送され、
登録制御が実行される(ステップS27)。このとき、
相手の携帯電話装置1Aとデータ入力装置1Bとは、赤
外線送受信部18,24を通じて動作が連携する。その
後、処理はステップS1に戻る。
【0055】また、携帯電話装置1Aを電話発信させる
操作が確認された場合には(ステップS23)、その操
作に応じて電話発信に使用する電話番号がデータ入力キ
ー群23の操作により入力される。なお、メモリ201
Aにあらかじめ電話番号が記憶されている場合には、メ
モリ201Aから所要の電話番号を選択して電話発信の
ための電話番号を用意する処理が実行される(ステップ
S28)。
【0056】そして、ファンクションキーなどの操作に
より携帯電話装置1Aに対して電話発信のための電話番
号が赤外線送受信部24を介して転送され、電話発信制
御が実行される(ステップS29)。このとき、相手の
携帯電話装置1Aとデータ入力装置1Bとは、赤外線送
受信部18,24を通じて動作が連携する。その後、処
理はステップS1に戻る。
【0057】以上説明したように、この実施の形態1に
よれば、携帯電話装置に電話発信するためのワンタッチ
キー群を設け、データ入力装置にワンタッチキーの電話
番号を登録するためのデータ入力キー群を設けるように
したので、携帯電話装置には必要最小限のキーだけが備
わり、携帯電話装置の小型化および軽量化により携帯性
が向上する。さらに、データ入力装置側から携帯電話装
置で使用する電話番号を登録するようにしたので、任意
に電話番号の更新をするなど、携帯電話装置の高機能化
を図ることが可能である。
【0058】また、データ入力装置と携帯電話装置との
通信を通じて携帯電話装置がデータ入力装置に入力され
た電話番号を用いて直接電話発信するようにしたので、
データ入力装置と携帯電話装置とを通信により連携動作
することができる。これにより、携帯電話装置の高機能
化を図ることが可能である。
【0059】また、携帯電話装置とデータ入力装置とを
赤外線で通信するようにしたので、携帯電話装置とデー
タ入力装置との連携操作を容易に実現することが可能で
ある。
【0060】また、データ入力装置側に文字,数字など
のキーを含んだデータ入力キー群を設けたので、携帯電
話装置で必要なデータはすべてデータ入力装置側で用意
することが可能である。
【0061】また、携帯電話装置においてバッテリ残量
表示LEDによりバッテリ残量を点灯表示するととも
に、ようにしたので、バッテリ残量表示のために携帯電
話装置に大がかりな表示装置が不要となる。これによ
り、携帯電話装置に関して一層の小型化および軽量化を
実現することが可能である。
【0062】また、携帯電話装置において電波状態表示
LEDにより電波の受信レベルを点灯表示するようにし
たので、電波状態を表示するために携帯電話装置に大が
かりな表示装置が不要となる。これにより、携帯電話装
置に関して一層の小型化および軽量化を実現することが
可能である。
【0063】実施の形態2.さて、前述した実施の形態
1では、LEDを用いて電波状態やバッテリ残量を表示
していたが、この発明は、以下に説明する実施の形態2
のように、スペース効率を考慮して電波状態やバッテリ
残量を液晶表示するようにしてもよい。なお、システム
構成は前述した実施の形態1と同様のため、以下に相違
する構成についてのみ説明する。
【0064】そこで、前述した実施の形態1と相違する
携帯電話装置についてのみ説明する。図9はこの発明の
実施の形態2による携帯電話装置の外観形状を示す構成
図であり、同図において、2Aはこの実施の形態2の携
帯電話装置である。この携帯電話装置2Aでは、前述し
た実施の形態1の携帯電話装置1Aに適用されたバッテ
リ残量表示LED14および電波状態表示LED15に
替わって液晶表示器31が設けられている。この表示機
構以外は、前述の実施の形態1と同様であり、説明を省
略する。
【0065】この液晶表示器31は、図9に示したよう
に、電波の受信レベルを例えばバーの数で表す電波状態
表示領域31Aと、バッテリ残量を例えば電池の形状で
表すバッテリ残量表示領域31Bとの2領域だけを確保
するサイズを有している。
【0066】以上説明したように、この実施の形態2に
よれば、携帯電話装置において液晶表示器によりバッテ
リ残量および電波の受信レベルのみを液晶表示するよう
にしたので、携帯電話装置上で同装置の能力を知る必要
最小限の情報だけが表示される。これにより、前述した
実施の形態1の効果が得られることはもちろん、携帯電
話装置に関して一層の小型化および軽量化を実現するこ
とが可能である。
【0067】実施の形態3.さて、前述した実施の形態
1および2では、携帯電話装置とデータ入力装置間を赤
外線を用いて通信していたが、この発明は、以下に説明
する実施の形態3のように、微弱電波を利用して無線通
信するようにしてもよい。なお、システム構成は前述し
た実施の形態1と同様のため、以下に相違する構成につ
いてのみ説明する。
【0068】そこで、前述した実施の形態1と相違する
構成についてのみ説明する。図10はこの発明の実施の
形態3による携帯電話システムの要部の内部構成を示す
ブロック図であり、同図において、3Aはこの実施の形
態3の携帯電話装置であり、3Bはこの実施の形態3の
データ入力装置である。
【0069】携帯電話装置3Aでは、前述した実施の形
態1および2で用いた赤外線送受信部18に替わって制
御部102に送受信部105が接続され、その送受信部
105にアンテナ41が接続される。データ入力装置3
Bでは、前述した実施の形態1および2で用いた赤外線
送受信部24に替わって制御部201に送受信部203
が接続され、その送受信部203にアンテナ42が接続
される。
【0070】携帯電話装置3Aとデータ入力装置3B間
では、微弱な電波を用いてアンテナ41,42間で無線
通信が実施される。その無線通信で転送されるデータ
は、前述した電話番号およびその電話番号に対応するモ
ードの種別となる。
【0071】以上説明したように、この実施の形態3に
よれば、携帯電話装置とデータ入力装置とを赤外線以外
の微弱電波で通信するようにしたので、携帯電話装置と
データ入力装置との連携操作を容易に実現することが可
能である。なお、この実施の形態3でも、前述した実施
の形態1と同様の効果が得られる。
【0072】実施の形態4.さて、前述した実施の形態
1〜3では、携帯電話装置とデータ入力装置間を無線に
よって通信していたが、この発明は、以下に説明する実
施の形態4のように、ケーブルなどの部品を利用して有
線通信するようにしてもよい。なお、システム構成は前
述した実施の形態1と同様のため、以下に相違する構成
についてのみ説明する。
【0073】そこで、前述した実施の形態1と相違する
構成についてのみ説明する。図11はこの発明の実施の
形態4による携帯電話システムの外観形状を示す構成図
であり、同図において、4Aはこの実施の形態4の携帯
電話装置であり、4Bはこの実施の形態4のデータ入力
装置である。
【0074】携帯電話装置4Aでは、前述した実施の形
態1および2で用いた赤外線送受信部18に替わって制
御部102に着脱自在のコネクタ51が接続され、その
コネクタ51にケーブル53の一端が固定される。デー
タ入力装置4Bでは、前述した実施の形態1および2で
用いた赤外線送受信部24に替わって制御部201にコ
ネクタ52が接続され、そのコネクタ52にケーブル5
3の他端が固定される。
【0075】携帯電話装置4Aとデータ入力装置4B間
では、コネクタ51,52およびケーブル53を介して
有線通信が実施される。その有線通信で転送されるデー
タは、前述した電話番号およびその電話番号に対応する
モードの種別となる。
【0076】以上説明したように、この実施の形態4に
よれば、携帯電話装置とデータ入力装置とをケーブルお
よびコネクタを用いて有線通信するようにしたので、携
帯電話装置とデータ入力装置との連携操作を容易に実現
することが可能である。なお、この実施の形態4でも、
前述した実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0077】実施の形態5.さて、前述した実施の形態
1〜4では、携帯電話装置とデータ入力装置間の通信形
態を共通にしていたが、この発明は、以下に説明する実
施の形態5のように、装置間の連携で直接電話発信する
場合にデータ入力装置側からのトーン音を利用するよう
にしてもよい。なお、システム構成は前述した実施の形
態1と同様のため、以下に相違する構成についてのみ説
明する。
【0078】そこで、前述した実施の形態1と相違する
構成および動作についてのみ説明する。図12はこの発
明の実施の形態5によるデータ入力装置の外観形状を示
す構成図であり、同図において、5Bはこの実施の形態
5のデータ入力装置である。このデータ入力装置5B
は、前述したデータ入力装置1Bの構成に新たにトーン
音を出力するためのスピーカ61を追加した構造を有し
ている。
【0079】また、上記データ入力装置5Bの内部構成
についても説明する。図13は図12に示したデータ入
力装置の内部構成を示すブロック図である。このデータ
入力装置5Bでは、図13に示したように、前述した実
施の形態1の制御部201に替わって本装置全体の制御
を行う制御部501が設けられ、その制御部501内に
はメモリ201Aに替わってメモリ501Aが搭載され
る。このメモリ501Aには、図14に示したフローチ
ャートに従うプログラムなどが格納されている。
【0080】さらに、制御部501には、インタフェー
ス(I/F)502を介して上述のスピーカ61が接続
される。このスピーカ61は、制御部501から出力さ
れるトーン信号を音に変換してトーン音として出力す
る。携帯電話装置5Bに関して、以上の制御部501お
よびスピーカ61以外の構成は、前述した実施の形態1
と同様のため、その説明を省略する。
【0081】なお、携帯電話装置の構成については、前
述した実施の形態1と同様のため、図示およびその説明
を省略するが、制御部内のメモリには、図15に示した
フローチャートに従うプログラムなどが格納されるもの
とする。
【0082】つぎに、主要な動作についてのみ説明す
る。まず、データ入力装置5B側から説明する。図14
はこの実施の形態5によるデータ入力装置側の主要な動
作部分を説明するフローチャートである。なお、全体の
動作については、前述した実施の形態1に従うものとす
る。電話発信の操作が確認された場合には(図8のステ
ップS23のYESルート)、ステップS28において
電話番号が用意されるので、その後に、その電話番号を
トーン信号に変換してスピーカ61へ出力する処理が実
行される(ステップS51、図14参照)。その際、ス
ピーカ61では、入力トーン信号がトーン音として出力
される。
【0083】続いて、携帯電話装置側について説明す
る。図15はこの実施の形態5による携帯電話装置側の
主要な動作部分を説明するフローチャートである。な
お、全体の動作については、前述した実施の形態1に従
うものとする。携帯電話装置側では、データ入力装置5
Bから出力されるトーン音がマイク17を通じて入力さ
れる。このトーン音は電話発信のためにそのまま利用さ
れるので、無線機能により発呼動作が開始されることに
なる。このようにして、相手との通話制御が開始される
(ステップS61)。
【0084】以上説明したように、この実施の形態5に
よれば、携帯電話装置がデータ入力装置から出力された
電話番号を表すトーン音を用いて直接電話発信するよう
にしたので、携帯電話装置の電話発信動作が簡略化され
る。これにより、前述した実施の形態1と同様の効果が
得られることはもちろん、電話発信の操作性を向上する
ことが可能である。
【0085】実施の形態6.さて、前述した実施の形態
1〜5では、携帯電話システムを携帯電話装置とデータ
入力装置とで構成していたが、この発明は、以下に説明
する実施の形態6のように、データ入力装置として汎用
性のあるパーソナルコンピュータを適用してもよい。
【0086】図16はこの発明の実施の形態6による携
帯電話システムを示すブロック図である。この携帯電話
システムは、図16に示したように、携帯電話装置6A
とパーソナルコンピュータ6Bとにより構成される。携
帯電話装置6Aは前述した実施の形態1の携帯電話装置
1Aと同様の構成および機能を有している。パーソナル
コンピュータ6Bは、前述した実施の形態1のデータ入
力装置1Bと同様の機能を有している。携帯電話装置6
Aは赤外線送受信部61を有し、パーソナルコンピュー
タ6Bは赤外線送受信部62を有している。携帯電話装
置6Aとパーソナルコンピュータ6B間の通信は、赤外
線送受信部61,62間の赤外線通信によって実現され
る。
【0087】以上説明したように、この実施の形態6に
よれば、前述した実施の形態1のデータ入力装置に替わ
ってパーソナルコンピュータを適用したので、データ入
力装置を携帯電話装置専用の装置として設けなくて済む
というメリットがある。
【0088】また、携帯電話装置に電話発信するための
ワンタッチキー群を設け、パーソナルコンピュータを用
いてワンタッチキーの電話番号を登録するようにしたの
で、携帯電話装置には必要最小限のキーだけが備わり、
携帯電話装置の小型化および軽量化により携帯性が向上
する。さらに、任意に電話番号の更新をするなど、携帯
電話装置の高機能化を図ることが可能である。
【0089】また、携帯電話装置とパーソナルコンピュ
ータとの通信を通じて携帯電話装置がパーソナルコンピ
ュータから送られてくる電話番号を用いて直接電話発信
するようにしたので、携帯電話装置とパーソナルコンピ
ュータとの通信により電話発信を連携動作させることが
できる。これにより、携帯電話装置の高機能化を図るこ
とが可能である。
【0090】また、この実施の形態6において、その他
の効果は、前述した実施の形態1と同様のため、説明を
省略する。
【0091】また、上述した実施の形態6について、前
述した実施の形態1と同様に携帯電話装置とデータ入力
装置間の通信形態に赤外線通信を適用したが、その他
に、前述した実施の形態2,3,4,5の通信形態を適
用してもよいことはいうまでもなく、それぞれの通信形
態に対応して同様の効果が得られる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、携帯電話装置に電話発信するためのワンタッチキー
群を設け、データ入力装置にワンタッチキーの電話番号
を登録するためのデータ入力キー群を設けるようにした
ので、携帯電話装置には必要最小限のキーだけが備わ
り、携帯電話装置の小型化および軽量化により携帯性が
向上するとともに、データ入力装置側から携帯電話装置
で使用する電話番号を登録するようにしたので、任意に
電話番号の更新をするなど、携帯電話装置の高機能化を
図ることが可能な携帯電話システムが得られるという効
果を奏する。
【0093】つぎの発明によれば、データ入力装置と携
帯電話装置との通信を通じて携帯電話装置がデータ入力
装置に入力された電話番号を用いて直接電話発信するよ
うにしたので、データ入力装置と携帯電話装置とを通信
により連携動作することができ、これにより、携帯電話
装置の高機能化を図ることが可能な携帯電話システムが
得られるという効果を奏する。
【0094】つぎの発明によれば、携帯電話装置とデー
タ入力装置とを赤外線で通信するようにしたので、携帯
電話装置とデータ入力装置との連携操作を容易に実現す
ることが可能な携帯電話システムが得られるという効果
を奏する。
【0095】つぎの発明によれば、携帯電話装置とデー
タ入力装置とを電波で通信するようにしたので、携帯電
話装置とデータ入力装置との連携操作を容易に実現する
ことが可能な携帯電話システムが得られるという効果を
奏する。
【0096】つぎの発明によれば、携帯電話装置とデー
タ入力装置とを有線で通信するようにしたので、携帯電
話装置とデータ入力装置との連携操作を容易に実現する
ことが可能な携帯電話システムが得られるという効果を
奏する。
【0097】つぎの発明によれば、携帯電話装置がデー
タ入力装置から出力された電話番号を表すトーン音を用
いて直接電話発信するようにしたので、携帯電話装置の
電話発信動作が簡略化され、これにより、電話発信の操
作性を向上することが可能な携帯電話システムが得られ
るという効果を奏する。
【0098】つぎの発明によれば、データ入力装置側に
文字,数字などのキーを含んだデータ入力キー群を設け
たので、携帯電話装置で必要なデータはすべてデータ入
力装置側で容易することが可能な携帯電話システムが得
られるという効果を奏する。
【0099】つぎの発明によれば、携帯電話装置におい
て表示器によりバッテリ残量を点灯表示するようにした
ので、バッテリ残量表示のために携帯電話装置に大がか
りな表示装置が不要となり、これにより、携帯電話装置
に関して一層の小型化および軽量化を実現することが可
能な携帯電話システムが得られるという効果を奏する。
【0100】つぎの発明によれば、携帯電話装置におい
て表示器により電波の受信レベルを点灯表示するように
したので、電波状態を表示するために携帯電話装置に大
がかりな表示装置が不要となり、これにより、携帯電話
装置に関して一層の小型化および軽量化を実現すること
が可能な携帯電話システムが得られるという効果を奏す
る。
【0101】つぎの発明によれば、携帯電話装置におい
て液晶表示器によりバッテリ残量および電波の受信レベ
ルのみを液晶表示するようにしたので、携帯電話装置上
で同装置の能力を知る必要最小限の情報だけが表示さ
れ、これにより、携帯電話装置に関して一層の小型化お
よび軽量化を実現することが可能な携帯電話システムが
得られるという効果を奏する。
【0102】つぎの発明によれば、データ入力装置をパ
ーソナルコンピュータとしたので、データ入力装置を携
帯電話装置専用の装置として設けなくて済む携帯電話シ
ステムが得られるという効果を奏する。
【0103】つぎの発明によれば、電話発信するための
ワンタッチキー群を設け、パーソナルコンピュータを用
いてワンタッチキーの電話番号を登録するようにしたの
で、必要最小限のキーだけが備わり、小型化および軽量
化により携帯性が向上するとともに、任意に電話番号の
更新をするなど、携帯電話装置の高機能化を図ることが
可能な携帯電話装置が得られるという効果を奏する。
【0104】つぎの発明によれば、パーソナルコンピュ
ータとの通信を通じてパーソナルコンピュータから送ら
れてくる電話番号を用いて直接電話発信するようにした
ので、パーソナルコンピュータとの通信により連携動作
することができ、これにより、高機能化を図ることが可
能な携帯電話装置が得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による携帯電話シス
テムの外観形状を示す構成図である。
【図2】 図1に示した携帯電話装置の外観形状を示す
構成図である。
【図3】 図1に示したデータ入力装置の外観形状を示
す構成図である。
【図4】 図1に示した携帯電話装置の内部構成を示す
ブロック図である。
【図5】 図1に示したデータ入力装置の内部構成を示
すブロック図である。
【図6】 実施の形態1による携帯電話装置側の動作を
説明するフローチャートである。
【図7】 実施の形態1による携帯電話装置のメモリ内
容の更新例を説明する図である。
【図8】 実施の形態1によるデータ入力装置側の動作
を説明するフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2による携帯電話装置
の外観形状を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施の形態3による携帯電話シ
ステムの要部の内部構成を示すブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態4による携帯電話シ
ステムの外観形状を示す構成図である。
【図12】 この発明の実施の形態5によるデータ入力
装置の外観形状を示す構成図である。
【図13】 図12に示したデータ入力装置の内部構成
を示すブロック図である。
【図14】 実施の形態5によるデータ入力装置側の主
要な動作部分を説明するフローチャートである。
【図15】 実施の形態5による携帯電話装置側の主要
な動作部分を説明するフローチャートである。
【図16】 この発明の実施の形態6による携帯電話シ
ステムを示すブロック図である。
【図17】 従来例による携帯電話装置の外観形状を示
す構成図である。
【図18】 図17に示した携帯電話装置の表示機能を
説明する図である。
【符号の説明】
1 携帯電話システム、1A,2A,3A,4A,6A
携帯電話装置、1B,3B,4B,5B データ入力
装置、6B パーソナルコンピュータ、13ワンタッチ
キー群、14 バッテリ残量表示LED、15 電波状
態表示LED、18,24,61,62 赤外線送受信
部、23 データ入力キー群、31液晶表示器、41,
42 アンテナ、51,52 コネクタ、53 ケーブ
ル、61 スピーカ、102,201,501 制御
部、102A,201A,501A メモリ、105,
203 送受信部。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機能に従って無線通信を行う携帯電
    話装置と、 電話番号などのデータ入力を行うデータ入力装置と、 を備え、 前記携帯電話装置は、 電話番号を用いて電話発信するための1または複数のワ
    ンタッチキーと、 前記ワンタッチキーに対応させて電話番号を登録する書
    き換え可能なメモリと、 前記データ入力装置との通信を通じて前記データ入力装
    置から前記メモリに登録するための電話番号を受信する
    受信手段と、 を有し、 前記データ入力装置は、 電話番号などのデータを入力するためのデータ入力キー
    群と、 前記携帯電話装置との通信を通じて前記携帯電話装置に
    対して前記メモリに登録するための電話番号を送信する
    送信手段と、 を有したことを特徴とする携帯電話システム。
  2. 【請求項2】 電話機能に従って無線通信を行う携帯電
    話装置と、 電話番号などのデータ入力を行うデータ入力装置と、 を備え、 前記携帯電話装置は、 電話番号を用いて電話発信するための1または複数のワ
    ンタッチキーと、 前記ワンタッチキーに対応させて電話番号を登録する書
    き換え可能なメモリと、 前記データ入力装置との通信を通じて前記データ入力装
    置から前記メモリに登録するための電話番号を受信する
    とともに、前記データ入力装置との通信を通じて前記デ
    ータ入力装置から直接電話発信するための電話番号を受
    信する受信手段と、 前記受信手段により直接電話発信するために受信された
    電話番号を用いて直接電話発信する電話発信手段と、 を有し、 前記データ入力装置は、 電話番号などのデータを入力するためのデータ入力キー
    群と、 前記携帯電話装置との通信を通じて前記携帯電話装置に
    対して前記メモリに登録するための電話番号を送信する
    とともに、前記携帯電話装置との通信を通じて前記携帯
    電話装置に対して直接電話発信するための電話番号を送
    信する送信手段と、 を有したことを特徴とする携帯電話システム。
  3. 【請求項3】 前記送信および受信手段は、赤外線通信
    であることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯
    電話システム。
  4. 【請求項4】 前記送信および受信手段は、電波通信で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電
    話システム。
  5. 【請求項5】 前記送信および受信手段は、有線通信で
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電
    話システム。
  6. 【請求項6】 前記データ入力装置は、直接電話発信す
    る場合に電話番号を表すトーン音を出力し、前記携帯電
    話装置は、前記出力されたトーン音を入力して直接電話
    発信することを特徴とする請求項2に記載の携帯電話シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記データ入力キー群は、文字,数字な
    どのキーを含んだことを特徴とする請求項1〜6のいず
    れか一つに記載の携帯電話システム。
  8. 【請求項8】 前記携帯電話装置は、バッテリ残量を点
    灯表示する表示器を有したことを特徴とする請求項1〜
    7のいずれか一つに記載の携帯電話システム。
  9. 【請求項9】 前記携帯電話装置は、電波の受信レベル
    を点灯表示する表示器を有したことを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか一つに記載の携帯電話システム。
  10. 【請求項10】 前記携帯電話装置は、バッテリ残量お
    よび電波の受信レベルのみを液晶表示する液晶表示器を
    有したことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに
    記載の携帯電話システム。
  11. 【請求項11】 前記データ入力装置は、パーソナルコ
    ンピュータであることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか一つに記載の携帯電話システム。
  12. 【請求項12】 通信機能を有するパーソナルコンピュ
    ータとの通信を通じて電話機能を実行する携帯電話装置
    において、 電話番号を用いて電話発信するための1または複数のワ
    ンタッチキーと、 前記ワンタッチキーに対応させて電話番号を登録する書
    き換え可能なメモリと、 前記パーソナルコンピュータとの通信を通じて前記パー
    ソナルコンピュータから前記メモリに登録するための電
    話番号を受信する受信手段と、 を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
  13. 【請求項13】 通信機能を有するパーソナルコンピュ
    ータとの通信を通じて電話機能を実行する携帯電話装置
    において、 電話番号を用いて電話発信するための1または複数のワ
    ンタッチキーと、 前記ワンタッチキーに対応させて電話番号を登録する書
    き換え可能なメモリと、 前記パーソナルコンピュータとの通信を通じて前記パー
    ソナルコンピュータから前記メモリに登録するための電
    話番号を受信するとともに、前記パーソナルコンピュー
    タとの通信を通じて前記パーソナルコンピュータから直
    接電話発信するための電話番号を受信する受信手段と、 前記受信手段により直接電話発信するために受信された
    電話番号を用いて直接電話発信する電話発信手段と、 を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044398A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Nec Infrontia Corp 電話装置および電話機制御方法
JP2019082775A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 Necプラットフォームズ株式会社 電子機器、電子機器の自己診断方法、及び自己診断プログラム

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