JP3332028B2 - ボタン電話システムおよびデータ転送方法 - Google Patents

ボタン電話システムおよびデータ転送方法

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JP3332028B2
JP3332028B2 JP2000005429A JP2000005429A JP3332028B2 JP 3332028 B2 JP3332028 B2 JP 3332028B2 JP 2000005429 A JP2000005429 A JP 2000005429A JP 2000005429 A JP2000005429 A JP 2000005429A JP 3332028 B2 JP3332028 B2 JP 3332028B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボタン電話システ
ムに関し、特に主装置に接続されたサーバに格納されて
いる情報をボタン電話機で利用するボタン電話システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボタン電話システムは、電話回
線に接続されている主装置と、この主装置に接続された
1台以上のボタン電話機とから構成されている。ボタン
電話機では、キー操作やハンドセットの状態を検出し、
これら操作情報を主装置に送信し、主装置では、ボタン
電話機からの操作情報に基づき機能処理を行うことによ
り、電話回線との外線通話や他のボタン電話機との内線
通話などの各種機能を実現するものとなっている。近
年、ボタン電話機とパソコンとを併用するオフィスなど
では、ボタン電話システムの構成の1つとして、主装置
にパソコンなどの情報処理端末(以下、PC端末とい
う)を接続して高度な機能を提供するCTI(Comp
uter Telephony Integratio
n)システムが普及しつつある。
【0003】図15は従来のCTIシステムの構成を示
すブロック図である。主装置91は電話回線90に接続
され、各ボタン電話機93A〜93Nが内線伝送路92
を介して主装置91に接続されている。各ボタン電話機
93A〜93Nには、それぞれ対応付けられてPC端末
97A〜97Nが併設されており、これらPC端末97
A〜97NはLAN回線96を介してサーバ95に接続
されている。そして、主装置91とサーバ95とは、デ
ータ通信路94を介して接続されており、必要に応じて
各種情報をやり取りしている。
【0004】サーバ95には、相手先電話番号に対応さ
せて、名前や勤務先などの個人情報がデータベースとし
て登録されている。各PC端末97A〜97Nでは、L
AN回線96で接続されたサーバ95のデータベース情
報を画面に一覧表示して検索でき、検索された相手先へ
の発信操作を行うこともできる。例えば、PC端末97
Aで画面に一覧表示されたリストで選択した相手先へ発
信操作が行われた場合、サーバ95はデータベースから
その相手先電話番号を抽出し、主装置91へ発信を要求
する。これに応じて主装置91ではPC端末97Aに対
応付けて設置されているボタン電話機93Aで発信操作
が行われたようにその相手先電話番号に基づき外線発信
処理を行うものとなっている。
【0005】また、外線着信時に電話回線90から発信
者電話番号が通知された場合、主装置91からその発信
者電話番号がサーバ95に通知される。サーバ95で
は、通知された発信者電話番号に基づきデータベースを
検索し、得られたその発信者に関する個人情報を、その
外線着信に応答したボタン電話機、例えばボタン電話機
93Aに対応付けられているPC端末97Aの画面へ表
示するものとなっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のボタン電話システムでは、各ボタン電話機9
3A〜93NごとにPC端末97A〜97Nを対応付け
て併設する必要があるとともに、これらPC端末97A
〜97NをLAN回線96を介してサーバ95に接続す
る必要がある。したがって、電話回線数やボタン電話機
の数が比較的少ない小規模なボタン電話システムであっ
ても、このような構成が必要となるため、システム全体
の構成が大きくなり、システム自体のコストはもちろん
設置や管理保守に必要な作業負担も増大するという問題
点があった。本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、システム構成の規模を増大させることな
く、豊富な情報を用いた各種サービスを行えるボタン電
話システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるボタン電話システムおよびデー
タ転送方法は、電話回線に接続された主装置と、データ
通信路を介して主装置に接続され、各種情報を記憶する
蓄積部を有する情報処理端末と、内線伝送路を介して主
装置に接続され、主装置で生成された情報または主装置
を介して情報処理端末から送信された情報を表示する画
面表示部を有する1つ以上のボタン電話機とを備え、主
装置と情報処理端末、および主装置とボタン電話機のそ
れぞれは、情報の指示内容を示すコマンドと、そのコマ
ンドの詳細な内容を示す詳細データとを含む情報を相互
にやり取りするとともに、ボタン電話機に子機制御手段
を設けて、主装置からの情報を表示する第1の動作モー
ドと情報処理端末からの情報を表示する第2の動作モー
ドのいずれかで動作するとともに、当該ボタン電話機で
の操作入力に応じてそのときの当該ボタン電話機の動作
モードに対応したコマンドおよび詳細データを含む情報
を送信し、主装置にデータ転送手段を設けて、情報処理
端末またはボタン電話機から受信した情報のコマンドに
基づき、その情報を対応するボタン電話機または情報処
理端末へ転送するか否かを判断し、必要に応じてボタン
電話機からの情報を情報処理端末へ転送し、情報処理端
末からの情報を対応するボタン電話機へ転送するように
したものである。
【0008】また、データ転送手段で、ボタン電話機か
ら受信した情報を処理端末へ転送する際は、その送信元
ボタン電話機の電話機IDを受信した情報に付加して処
理端末へ転送し、情報処理端末から受信した情報をボタ
ン電話機に転送する際は、受信した情報に付加されてい
る電話機IDに対応するボタン電話機へ転送するように
したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の一実施の形態であるボタ
ン電話システムのブロック図である。同図において、ボ
タン電話システムは、電話回線10に接続された主装置
1と、内線伝送路20を介して主装置1に接続されたボ
タン電話機2(2A〜2N)と、主装置1に接続され各
種情報を格納するデータベースを有するサーバ(情報処
理端末)3とから構成されている。以下では、電話回線
10が複数接続されているとともに、ボタン電話機2も
複数接続されているボタン電話機システムを例として説
明するが、これに限定されるものではなく、電話回線が
1回線の場合やボタン電話機が1台の場合でも、本発明
を適用できる。
【0010】主装置1において、11は電話回線10を
終端制御する外線I/F部、13は内線伝送路20を介
して接続された各ボタン電話機とデータ伝送を行う内線
I/F部、12は外線I/F部11と内線I/F部13
との間に設けられ、各種機能処理を行う主制御部、14
は主制御部12での処理に必要な情報を記憶する主記憶
部、15は主制御部12に接続されデータ通信路30を
介してサーバ3とデータ通信を行う通信I/F部であ
る。なお、内線伝送路20およびデータ通信路30とし
ては、それぞれ有線伝送路を用いてもよく無線伝送路を
用いてもよい。
【0011】サーバ3は、パソコンなどの情報処理端末
からなり、31はデータ通信路30を介して主装置1と
データ通信を行う通信I/F部、33は電話帳などの各
種情報が格納されているデータベース(蓄積部)、32
は主装置1からの要求に応じてデータベース33から所
望の情報を検索し、通信I/F部31を介して送信する
サーバ制御部、34はサーバ制御部32での処理に必要
な情報を記憶するサーバ記憶部である。
【0012】ボタン電話機2(2A〜2N)はそれぞれ
同様の構成をなしている。これらボタン電話機2におい
て、21は内線伝送路20を介して主装置1とデータ伝
送を行う伝送I/F部、23は伝送I/F部21で受信
された音声情報を音声信号へ復号化してハンドセットH
SやスピーカSPへ出力し、ハンドセットHSから入力
された音声信号を音声情報へ符号化して伝送I/F部へ
出力する音声処理部、24は各種キー操作やフック状態
を検出する操作入力部である。
【0013】また、22は操作入力部24で検出された
操作情報を伝送I/F部21を介して主装置1へ送信す
るとともに、伝送I/F部21で受信された主装置1か
らの制御情報に基づきボタン電話機の各回路部を制御す
る子機制御部、25は子機制御部22での制御処理に必
要な各種情報を記憶する制御メモリ、27は文字・図柄
により各種情報をドットマトリクスで表示するLCDな
どの画面表示部、26AはTELモード時に画面表示す
る情報を記憶するTEL画面メモリ、26BはCTIモ
ード時に画面表示する情報を記憶するCTI画面メモリ
である。
【0014】本発明では、ボタン電話機2に、TELモ
ードとCTIモードの2つの動作モードを設け、それぞ
れのボタン電話機で個別にいずれかのモードで動作する
ものとしている。TELモードは、従来からのボタン電
話システムでのボタン電話機と同様に、主装置1で生成
された情報がそのボタン電話機の画面表示部27に表示
されるモードである。一方、CTIモードは、サーバ3
のデータベース33内に格納されている情報がその画面
表示部27に表示されるモードである。特に、CTIモ
ードでは、サーバ3とボタン電話機2との間で直接的に
各種情報がやり取りされる。
【0015】このように、ボタン電話機2に、主装置1
から送信された情報を画面表示部27に表示して動作す
るTELモードに加えて、主装置1を介してサーバ3か
ら送信された情報を画面表示部27に表示して動作する
CTIモードを設けたので、サーバ3が有する各種情報
を、直接、ボタン電話機2で画面表示することができ
る。したがって、従来のシステムのように、ボタン電話
機ごとに情報処理端末を併設する必要がなくなり、シス
テム構成の規模を増大させることなく、豊富な情報を用
いた各種サービスを行える。
【0016】TELモードとCTIモードでは、画面表
示部27へ表示する情報が異なるため、ボタン電話機2
には、それぞれの動作モードで表示する情報を記憶して
おく画面メモリとして、TELモード画面メモリ26A
およびCTIモード画面メモリ26Bが設けられてい
る。ボタン電話機2の子機制御部22には、自己の動作
モードに応じた画面メモリから情報を読み出して画面表
示部27へ表示する表示管理手段22Aが設けられてい
る。このように、各動作モードに対応して異なる画面メ
モリを設け、それぞれの動作モードで表示する情報を個
別に管理するようにしたので、表示情報の管理が容易と
なり、子機制御部22の処理負担を軽減できる。
【0017】図2はボタン電話機のキー配置例を示す説
明図であり、画面表示部27のすぐ下側には、画面操作
キー群24Aとして、画面表示部27に表示されるカー
ソルを移動させるための矢印キー、カーソル位置の選択
肢を確定入力するための確定キー、各種目次を表示させ
るための目次キー、電話帳を表示させるための電話帳キ
ーが配置されている。その下側には、電話機能キー群2
4Bとして、電話回線を選択捕捉するための外線キー、
内線通話用の内線キー、スピーカ受話用のモニタキー、
リダイヤル発信するためのリダイヤルキー、短縮ダイヤ
ル発信を行うための短縮キーが配置されている。そし
て、その下側にダイヤル番号を入力するためのダイヤル
キー24Cが配置されている。
【0018】ボタン電話機2の画面表示部27には、動
作モードに応じて主装置1からの情報とサーバ3からの
情報のいずれかが表示され、その表示内容に基づきボタ
ン電話機2で利用者が操作する。したがって、ボタン電
話機2での操作も、表示それている情報の送信元へ、そ
の送信元が必要とする情報を含んだ所定のフォーマット
で送信する必要がある。ボタン電話機2の子機制御部2
2には、操作入力部24で検出された操作入力を自己の
動作モードに応じて変換し所定のフォーマットで送信す
る操作情報生成手段22Bが設けられている。
【0019】図2で示した画面操作キー群24Aやダイ
ヤルキー24Cは、TELモードだけでなくCTIモー
ドでも使用される。したがって、これらキーに関する操
作情報は、TELモードの場合には主装置1へ送信し、
CTIモードの場合にはサーバ3へ送信する必要があ
る。このとき、これらキーはいずれのモードでもほぼ同
様の意味で操作されるが、操作入力は、操作情報生成手
段22Bにより、それぞれのモードに対応した操作情報
に変換される。
【0020】図3は各動作モードでの操作と操作情報と
の対応例を示す説明図である。各操作情報は、コマンド
と詳細データとから構成されている。コマンドとは各操
作の内容を示しており、操作の意味が同様のものは同じ
コマンドに割り当てられている。詳細データは同じコマ
ンドの中でさらに細かく分類するための情報である。操
作情報生成手段22Bにおいて、画面操作キー群24A
とダイヤルキー24Cは、TELモードおよびCTIモ
ードでそれぞれ異なった操作情報に変換される。例え
ば、矢印キー「←」は、TELモードではコマンド「0
2」+詳細データ「00」となる。またCTIモードで
は、同一キー操作でも画面表示部27の表示内容に基づ
き異なった操作情報に変換されたり、複数のキー操作が
1つの操作情報に変換されたりする。
【0021】ボタン電話機2の動作モードは、主装置1
からのモード切替指示により切り替えられる。主装置1
の主制御部12には、各ボタン電話機2の動作モードを
個別に管理するモード管理手段12Bが設けられてい
る。ここでは、各ボタン電話機の内線番号に対応して、
それぞれのボタン電話機2の動作モードが登録管理され
ている。モード管理手段12Bでは、ボタン電話機2で
所定の操作が行われた場合や電話回線10の状態変化、
あるいはサーバ3からの指示に応じて、対応するボタン
電話機2に対して動作モードの切替指示を行うととも
に、動作モードの登録状態を更新する。ボタン電話機2
の子機制御部22では、これらモード切替指示に応じ
て、それぞれ自己の動作モードの切り替えが行われる。
【0022】このように、主装置1にモード管理手段1
2Bを設けて、ボタン電話機2から送信された操作情報
や電話回線10の状態変化に基づいて、ボタン電話機2
へ動作モードの切り替えを指示するとともに、ボタン電
話機の動作モードを記憶管理し、ボタン電話機2の子機
制御部22で、モード管理手段12Bからの指示に基づ
き動作モードを変更するようにしたので、サーバ3のデ
ータベース33に格納されている情報をボタン電話機2
へ表示する必要があると判断された時点で、主装置1か
ら各ボタン電話機2の動作モードを切替制御でき、各種
機能に応じて柔軟に効率よくサーバ3からの情報をボタ
ン電話機2で表示できる。
【0023】主装置1の主制御部12には、モード管理
手段12Bに加えて、機能処理手段12Aとデータ転送
手段12Cとが設けられている。機能処理手段12Aで
は、一般的なボタン電話装置が持つ機能を含む各種の機
能処理が実行される。この機能処理としては、例えば、
ボタン電話機2での操作やサーバ3からの要求に応じて
行われる発信や着信応答などの交換制御処理や、短縮ダ
イヤル登録やキー割り当て登録などの各種機能設定処理
がある。データ転送手段12Cでは、サーバ3とボタン
電話機2との間で各種情報を直接的にやり取りされる。
これら情報としては、例えば、CTIモード時にサーバ
3から所定のボタン電話機2へ送信する情報や、ボタン
電話機2からサーバ3に対して所望の情報の送信要求や
各種処理要求など、主装置1の機能処理手段12Aで処
理する必要のない情報があげられる。
【0024】サーバ3のサーバ制御部32には、電話機
対応手段32Aが設けられている。この電話機対応手段
32Aでは、主装置1のデータ転送手段12Cを介して
ボタン電話機2から送信された各種処理要求に応じて、
データベース33やサーバ記憶部34に記憶されている
情報に基づき要求された処理が行われる。この処理とし
ては、例えば、相手先名前から電話番号などの各種情報
を検索する電話帳機能や、電話帳機能で選択された相手
先への発信処理などが行われる。
【0025】次に、図4を参照して、ボタン電話機の動
作について説明する。図4はボタン電話機の子機制御部
22における子機制御処理を示すフローチャートであ
る。子機制御部22は、給電開始に応じて制御メモリ2
5に記憶する各所制御情報の初期化や各種回路部の初期
化を行い(ステップ50)、ステップ51〜62で構成
されるイベントループ処理に移行する。まず、伝送I/
F部21に対して主装置1とのデータ送受信が指示さ
れ、前回のイベントループ処理で生成された送信データ
の送信と、新たな受信データの受信とが行われる(ステ
ップ51)。
【0026】伝送I/F部21で受信された受信データ
のうち、音声情報は音声処理部23へ出力され、制御情
報や表示情報は子機制御部22に取り込まれる。子機制
御部22では、取り込まれた受信データを構成する後述
のコマンドや詳細データを解析し、制御メモリ25内の
各種制御情報を更新する(ステップ52)。この受信デ
ータ解析処理において、受信データがモード切替指示で
あった場合は、図5(a)のモード切替処理が行われ
る。ここでは、受信したモード切替指示がCTIモード
への切り替えを指示するか否か判断し(ステップ6
3)、CTIモードへの切り替えを指示する場合は(ス
テップ63:YES)、制御メモリ25内の自己の動作
モードを示すモード情報をCTIに設定し(ステップ6
4)、TELモードへの切り替えを指示する場合には
(ステップ63:NO)、モード情報をTELに設定す
る(ステップ65)。
【0027】また、受信データ解析処理において、受信
データが表示情報であった場合は、表示管理手段22A
により、図5(b)の表示情報受信処理が行われる。こ
こでは、受信した表示情報が主装置1からのものか否か
判断し(ステップ66)、主装置1からの表示情報であ
った場合は(ステップ66:YES)、その表示情報が
TEL画面メモリ26Aに格納し(ステップ67)、サ
ーバ3からの表示情報であった場合は(ステップ66:
NO)、その表示情報をCTI画面メモリ26Bに格納
する(ステップ68)。
【0028】主装置1からの表示情報は、表示文字や図
柄を示す一般的なキャラクタデータから構成される。サ
ーバ3からの表示情報は、図6に示すように、HTML
(Hypertext Markup Languag
e)やSGML(Standard Generali
zed Markup Language)などのマー
クアップ記述言語で構成されており、必要に応じて表示
情報に含まれるファイルデータから画像情報や音声情報
などのマルチメディア・コンテンツが読み出され、文字
情報とともに画像表示あるいは音声出力される。このよ
うに、ボタン電話機2の表示管理手段22Aにおいて、
CTIモードではマークアップ記述言語で構成された情
報を表示するようにしたので、ボタン電話機で高度な表
現が可能となるとともに、ユーザインターフェースが大
幅に向上する。
【0029】図4のステップ52では、このような受信
データ解析処理を行って制御メモリ25内の各種制御情
報やTEL画面メモリ26AまたはCTI画面メモリ2
6B内の表示情報を更新した後、制御メモリ25内の各
種制御情報に基づき、LEDの駆動制御を行うとともに
(ステップ53)、音声処理部23に対する音声入出力
制御を行う(ステップ54)。また、表示管理手段22
Aにより、自装置の動作モードがTELモードか否か判
断し(ステップ55)、TELモードの場合は(ステッ
プ55:YES)、TEL画面メモリ26A内の表示情
報を画面表示部27に表示し(ステップ56)、CTI
モードの場合は(ステップ55:NO)、CTI画面メ
モリ26B内の表示情報を画面表示部27に表示し、必
要に応じて音声処理部23から音声信号を出力する(ス
テップ57)。
【0030】次に、子機制御部22では、操作入力部2
4から各種キー操作やフック状態を取り込み(ステップ
58)、操作情報生成手段22Bにより、自己の動作モ
ードに応じた操作情報を生成する。操作情報生成手段2
2Bでは、自己がTELモードか否か判断し(ステップ
59)、TELモードの場合は(ステップ59:YE
S)、取り込んだ操作に対応するコマンドおよび詳細デ
ータを前述した図3のTELモード欄を参照して操作情
報を生成し(ステップ60)、CTIモードの場合は
(ステップ59:NO)、取り込んだ操作に対応するコ
マンドおよび詳細データを図3のCTIモード欄を参照
して操作情報を生成する(ステップ61)。
【0031】このようにして、操作入力部24で検出さ
れた各種操作が、それぞれ対応する操作情報に変換さ
れ、コマンドと詳細データからなる送信データが生成さ
れる(ステップ62)。そして、ステップ51に戻って
次のイベントループ処理が開始され、データ伝送I/F
部21から主装置1へ向けて送信される。なお、イベン
トループ処理における各処理は、図4に示した処理順序
で実施されるものとして説明したが、これに限定される
ものではなく、子機制御部22への外部割り込みやタイ
マ割り込みなどをトリガとして、必要に応じてあるいは
周期的にそれぞれの処理を行うようにしてもよい。
【0032】次に、主装置1の主制御部12におけるの
データ転送手段12Cの動作について説明する。図7は
主装置1、ボタン電話機2およびサーバ3でやり取りさ
れる情報の構成例を示す説明図である。図7(a)は、
主装置1とボタン電話機2との間でやり取りされる情報
のフォーマット例を示しており、ここではコマンド28
Aと詳細データ28Bとから構成されている。コマンド
28Aは前述した図3の操作情報と同様に、その情報が
示す指示(あるいは要求)の内容を示しており、詳細デ
ータ28Bはそのコマンドの詳細な内容を示している。
【0033】図7(b)は、主装置1とサーバ3との間
でやり取りされる情報のフォーマット例を示しており、
図7(a)のフォーマットに内線番号28Cが加えられ
ている。主装置1とボタン電話機2との間では、それぞ
れ個別の内線伝送路20を用いて情報がやり取りされる
ため、その情報の送信先あるいは受信先を指定する必要
がない。なお、このような方式ではなく、各ボタン電話
機2で自己のIDを管理している方式であれば、図7
(b)のようなフォーマットを用いればよい。一方、主
装置1とサーバ3との間では、共通のデータ通信路30
を用いて情報がやり取りされるため、その情報の送信先
あるいは受信先を指定する必要があり、このようなデー
タ転送処理を主制御部12のデータ転送手段12Cで行
っている。
【0034】図8はボタン電話機から受信した情報に関
するデータ転送処理を示すフローチャートである。主制
御部12のデータ転送手段12Cでは、ボタン電話機2
から情報を受信した場合、まず、その受信データからコ
マンドを取得し(ステップ70)、その種別情報に基づ
きその情報が主装置1の機能処理手段12Aで用いるた
めのものか否か判断する(ステップ71)。ここで、受
信データが機能処理手段12Aで用いるための情報であ
った場合は(ステップ71:YES)、その受信データ
を取り込んで解析し(ステップ72)、対応する機能処
理を機能処理手段12Aで実行する(ステップ73)。
機能処理手段12Aで用いるための情報でなかった場合
は(ステップ71:NO)、図7(b)に示したよう
に、その受信データにその送信元であるボタン電話機2
の内線番号28Cを付加し(ステップ74)、サーバ3
へ送信する(ステップ75)。
【0035】図9はサーバから受信した情報に関するデ
ータ転送処理を示すフローチャートである。主制御部1
2のデータ転送手段12Cでは、サーバ3から情報を受
信した場合、まず、その受信データからコマンドを取得
し(ステップ80)、その種別情報に基づきその情報が
主装置1の機能処理手段12Aで用いるためのものか否
か判断する(ステップ81)。
【0036】図10はサーバから送信される情報の構成
例を示す説明図であり、図7(b)で示したように、コ
マンド、電話機IDおよび詳細データから構成されてい
る。例えば、電話帳一覧表示を指示する情報は、その指
示に対応するコマンド「40」と、その情報の送信先を
示す電話機IDと、実際の電話帳一覧データを示す詳細
データから構成される。ここで、受信データが機能処理
手段12Aで用いるための情報であった場合は(ステッ
プ81:YES)、その受信データを取り込んで解析し
(ステップ82)、対応する機能処理を機能処理手段1
2Aで実行する(ステップ83)。
【0037】この機能処理手段12Aでの機能処理によ
りボタン電話機2への送信データが新たに発生した場合
は(ステップ84:YES)、内線I/F部13内に設
けられている各送信バッファのうち、そのボタン電話機
2の内線番号に対応する送信バッファへその送信データ
を格納する(ステップ87)。これにより、その送信バ
ッファから送信データが読み出され、送信先のボタン電
話機2が接続されている内線伝送路20へ送信される
(ステップ88)。また送信データが新たに発生しなか
った場合は(ステップ84:NO)、処理を終了する。
一方、受信した情報が機能処理手段12Aで用いるため
の情報でなかった場合は(ステップ81:NO)、図7
(a)に示したように、その受信データから内線番号を
削除し(ステップ74)、ステップ87へ移行する。こ
れによりその内線番号に対応するボタン電話機2へ受信
データが転送される。
【0038】このように、主装置1にデータ転送手段1
2Cを設け、ボタン電話機からの操作情報を必要に応じ
てサーバ3へ転送し、サーバ3からの情報を対応するボ
タン電話機2へ転送するようにしたので、主装置1の主
制御部12において、すべての情報を取り込んで解析処
理する必要がなくなり、主制御部12の処理負担を軽減
できるとともに、サーバ3からボタン電話機2に対して
多量のデータをより高速で送信でき、豊富な情報を短い
待ち時間でボタン電話機2で表示できる。
【0039】また、データ転送手段12Cでは、受信し
た情報の指示内容を示すコマンドに基づき、その情報の
転送要否を判断するようにしたので、ボタン電話機2あ
るいはサーバ3から送信する情報内に、その情報の転送
先を指定するための転送先情報を別個に含める必要がな
く、やり取りする情報の容量を増大させることなく転送
要否を判断できる。さらに、データ転送手段12Cにお
いて、受信データの送信元に応じて内線番号を付加し、
あるいは内線番号を削除して対応する内線伝送路に送信
するようにしたので、主装置1とボタン電話機2との間
でやり取りする情報量を増大させることなく、主装置1
とサーバ3との間で各ボタン電話機2の情報を混在させ
て通信できる。
【0040】次に、図11を参照し、本発明によるボタ
ン電話機システム全体の動作について、電話帳発信動作
を例として説明する。図11はサーバのデータベースを
用いてボタン電話機から発信する電話帳発信動作を示す
シーケンス図である。まず、TELモードで動作するボ
タン電話機2Aで電話帳キーが押下された場合(ステッ
プ100)、この操作は操作入力部24で検出され、こ
れに対応する操作情報が操作情報生成手段22Bで生成
され、伝送I/F部21から内線伝送路20を介して主
装置1へ送信される(ステップ101)。
【0041】主装置1では、内線I/F部13でこの操
作情報を受信し、データ転送手段12Cでそのコマンド
に基づき機能処理手段12Aで用いる情報か否か判断す
る。ここでは、機能処理手段12Aで用いる情報である
ことからその操作情報を取り込み、機能処理手段12A
で電話帳機能を実行する。まず、通信I/F部15およ
びデータ通信路30を介してサーバ3へ、ボタン電話機
2A宛の電話帳一覧データの送信を要求する電話帳表示
要求を送信する(ステップ102)。
【0042】これと前後して、モード管理手段12Bで
ボタン電話機2AがCTIモードへ移行したことを登録
するとともに、内線I/F部13から内線伝送路20を
介してボタン電話機2Aへ、CTIモードへの切り替え
を指示するCTIモード指示を送信する(ステップ10
3)。ボタン電話機2Aでは、時刻T1に伝送I/F部
21を介してこのCTIモード指示を受信し、自己の動
作モードをTELモードからCTIモードへ切り替え
る。
【0043】サーバ3では、通信I/F部31を介して
電話帳表示要求を受信し、サーバ制御部32Aで、デー
タベース33から所望の電話帳一覧データを読み出し、
ボタン電話機2Aに関係する情報であることを示すボタ
ン電話機2Aの内線番号を付加して、通信I/F部31
からデータ通信路30を介して主装置1へ送信する(ス
テップ104)。主装置1では、通信I/F部15を介
してこの電話帳一覧データを受信し、データ転送手段1
2Cでそのコマンドを確認して、機能処理手段12Aで
用いる情報か否か判断する。この場合は、機能処理手段
12Aで用いる情報ではないことから、その電話帳一覧
データに付加されている内線番号のボタン電話機2Aへ
転送する。
【0044】これにより、主装置1を介してサーバ3か
らボタン電話機2Aへ、電話帳一覧データが直接的に転
送され、ボタン電話機2Aで受信される。ボタン電話機
2Aの表示管理手段22Aでは、その受信データのコマ
ンドから電話帳一覧データがサーバ3からのものである
と判断し、これをCTI画面メモリ26Bへ格納し、そ
の後の表示処理において自己がCTIモードであること
から、CTI画面メモリ26Bに格納されている電話帳
一覧データを読み出して画面表示部27へ表示する。図
12は電話帳一覧データの画面表示例である。
【0045】ボタン電話機2Aでは、矢印キーの操作に
よりカーソル(図12中の白抜き表示部分を参照)を移
動させる(ステップ105)。操作情報生成手段22B
はこれら操作に対応してCTIモードでの矢印キー操作
を示す操作情報を生成し、主装置1へ向けて送信する
(ステップ106)。主装置1のデータ転送手段12C
では、受信したこれら操作情報のコマンドに基づき、こ
れら情報が機能処理手段12Aで用いるものではないと
判断し、サーバ3へ転送する。
【0046】これにより、主装置1を介してボタン電話
機2からサーバ3へ操作情報が直接的に転送される。そ
して、サーバ3の電話機対応手段32Aにおいて、ボタ
ン電話機2Aからの操作情報が受信され、その操作内容
に基づいてボタン電話機2Aのカーソルにより選択され
ている相手先情報が、逐次、更新される。また、その更
新した内容がボタン電話機2Aへ再送され、カーソルが
移動した電話帳一覧データが前述と同様にボタン電話機
2Aの画面表示部27で表示される。ボタン電話機2A
では、確定キーの押下により発信相手先が決定された場
合(ステップ107)、操作情報生成手段22Bでは、
CTIモードでの確定キー操作を示す操作情報を生成
し、主装置1へ向けて送信する(ステップ108)。
【0047】主装置1のデータ転送手段12Cでは、こ
の操作情報が機能処理手段12Aで用いる情報ではない
ことからこれをサーバ3へ転送する。サーバ3の電話機
対応手段32Aでは、受信した操作情報が確定キー操作
を示すことから、その時点でボタン電話機2Aで選択さ
れている相手先の電話番号をデータベースから読み取
り、その電話番号を発信先としたボタン電話機2Aに関
係する発信要求を主装置1へ送信する(ステップ10
9)。主装置1では、データ転送手段12Cで受信した
発信要求が機能処理手段12Aで用いる情報であること
からこれを取り込み、機能処理手段12Aから外線I/
F部11を制御して、その発信要求で指定された相手先
へ電話回線10を用いた発信処理を行う(ステップ11
0)。
【0048】その後、外線I/F部11で相手先応答が
検出された場合(ステップ111)、主装置1のモード
管理手段12Bは、ボタン電話機2AがTELモードへ
移行したことを登録するとともに、ボタン電話機2Aへ
TELモード指示を送信する(ステップ112)。これ
により、時刻T2において、ボタン電話機2AはCTI
モードからTELモードへ切り替えられる。これと前後
して、機能処理手段12Aからボタン電話機2Aへ相手
応答が通知されてスピーカ受話状態となり(ステップ1
13)、電話回線10とボタン電話機2Aとの通話路が
主装置1で接続され、相手先との外線通話が開始される
(ステップ114)。また、TELモード指示に先立っ
て主装置1から受信しTEL画面メモリ26Aに格納し
ておいた外線発信中を示す表示データが画面表示部27
へ表示される。
【0049】次に、図13を参照し、本発明によるボタ
ン電話システム全体の動作について、通話相手先表示動
作を例として説明する。図13はサーバのデータベース
を用いてボタン電話機へ通話相手先情報を表示する通話
相手先表示動作を示すシーケンス図である。まず、外線
I/F部11で電話回線10からの着信が検出され、相
手先電話番号が電話回線10から通知された場合(ステ
ップ120)、主装置1の機能処理手段12Aは、その
外線への着信に応答できるボタン電話機、例えばボタン
電話機2Aへ着信通知を送信する(ステップ121)。
これに応じてボタン電話機2Aでは着信音が出力され、
外線着信表示状態となる。
【0050】ここでオフフック操作が行われた場合(ス
テップ122)、ボタン電話機2Aからオフフック操作
を示す操作情報が主装置1へ向けて送信される(ステッ
プ123)。主装置1のデータ転送手段12Cでは、受
信した操作情報が機能処理手段12Aで用いる情報であ
ることからこれを取り込む。機能処理手段12Aではこ
の操作情報が外線着信への応答操作であると判断し、電
話回線10を捕捉し外線着信へ応答する(ステップ12
4)。
【0051】このボタン電話機2AがCTIモードであ
れば、モード管理手段12Bは、応答したボタン電話機
2AへCTIモード指示を送信する(ステップ12
5)。これにより、時刻T3に、ボタン電話機2AがC
TIモードからTELモードへ移行する。そして、電話
回線10とボタン電話機2Aとの通話路が主装置1で接
続され、両者の通話が開始される(ステップ126)。
また、網側からの通知により発信側相手先が特定された
場合、このTELモード指示に先立って、発信側を示す
相手先データを機能処理部12Aからボタン電話機2A
へ送信するようにしてもよい。これにより、この相手先
データがボタン電話機2Aで受信されてTEL画面メモ
リ26Aへ格納され、図14の画面表示例に示すよう
に、その相手先データが画面表示部27へ表示される。
【0052】その後、ボタン電話機2Aでオフフック操
作が行われた場合(ステップ130)、このオフフック
を示す操作情報がボタン電話機2Aから主装置1へ送信
される(ステップ131)。主装置1の機能処理部12
Aでは、この操作情報に基づきそれまでボタン電話機2
Aと通話状態にあった電話回線10を開放して終話する
(ステップ132)。なお、着信応答時にボタン電話機
2AがCTIモードであった場合、ボタン電話機2Aに
対してCTIモード指示を送信する(ステップ13
3)。これにより、時刻T4において、ボタン電話機2
Aが元のCTIモードへ切り替えられ、CTI画面メモ
リ26Bに格納されている表示内容が画面表示部27へ
表示される。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ボタン
電話機に子機制御手段を設けて、主装置からの情報を表
示する第1の動作モードと情報処理端末からの情報を表
示する第2の動作モードのいずれかで動作するととも
に、当該ボタン電話機での操作入力に応じてそのときの
当該ボタン電話機の動作モードに対応したコマンドおよ
び詳細データを含む情報を送信し、主装置にデータ転送
手段を設け、ボタン電話機からの操作情報を必要に応じ
て情報処理端末へ転送し、情報処理端末からの情報を対
応するボタン電話機2へ転送するようにしたので、主装
置ですべての情報を取り込んで解析処理する必要がなく
なり、主装置の処理負担を軽減できるとともに、情報処
理端末からボタン電話機に対して多量のデータをより高
速で送信でき、豊富な情報を短い待ち時間でボタン電話
機で表示できる。また、データ転送手段では、受信した
情報の指示内容を示すコマンドに基づき、その情報の転
送要否を判断するようにしたので、ボタン電話機あるい
は情報処理端末から送信する情報内に、その情報の転送
先を指定するための転送先情報を別個に含める必要がな
く、やり取りする情報の容量を増大させることなく転送
要否を判断できる。したがって、従来のシステムのよう
に、ボタン電話機ごとに情報処理端末を併設したり、高
い処理能力の主装置を設ける必要がなくなり、システム
構成の規模を増大させることなく、豊富な情報を用いた
各種サービスを行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態によるボタン電話シス
テムのブロック図である。
【図2】 ボタン電話機のキー配置例を示す説明図であ
る。
【図3】 各動作モードでの操作と操作情報との対応例
を示す説明図である。
【図4】 ボタン電話機での子機制御処理を示すフロー
チャートである。
【図5】 ボタン電話機でのモード切替処理および表示
情報受信処理を示すフローチャートである。
【図6】 マークアップ記述言語による表示情報例を示
す説明図である。
【図7】 主装置、ボタン電話機およびサーバでやり取
りされる情報の構成例を示す説明図である。
【図8】 ボタン電話機から受信した情報に関するデー
タ転送処理を示すフローチャートである。
【図9】 サーバから受信した情報に関するデータ転送
処理を示すフローチャートである。
【図10】 サーバからの情報の構成例を示す説明図で
ある。
【図11】 電話帳発信動作を示すシーケンス図であ
る。
【図12】 電話帳一覧データの画面表示例である。
【図13】 通話相手先表示動作を示すシーケンス図で
ある。
【図14】 相手先データの画面表示例である。
【図15】 従来のCTIシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…主装置、10…電話回線、11…外線I/F部、1
2…主制御部、12A…機能処理手段、12B…モード
管理手段、12C…データ転送手段、13…内線I/F
部、14…主記憶部、15…通信I/F部、2,2A〜
2N…ボタン電話機、20…内線伝送路、21…伝送I
/F部、22…子機制御部、22A…表示管理手段、2
2B…操作情報生成手段、23…音声処理部、24…操
作入力部、25…制御メモリ、26A…TEL画面メモ
リ、26B…CTI画面メモリ、27…画面表示部、H
S…ハンドセット、SP…スピーカ、3…サーバ、30
…データ通信路、31…通信I/F部、32…サーバ制
御部、32A…電話機対応手段、33…データベース、
34…サーバ記憶部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−65995(JP,A) 特開 昭64−89698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線に接続された主装置と、 データ通信路を介して前記主装置に接続され、各種情報
    を記憶する蓄積部を有する情報処理端末と、 内線伝送路を介して前記主装置に接続され、前記主装置
    で生成された情報または前記主装置を介して前記情報処
    理端末から送信された情報を表示する画面表示部を有す
    る1つ以上のボタン電話機とを備え、 前記主装置と前記情報処理端末、および前記主装置と前
    記ボタン電話機のそれぞれは、情報の指示内容を示すコ
    マンドと、そのコマンドの詳細な内容を示す詳細データ
    とを含む情報を相互にやり取りし、前記ボタン電話機は、前記主装置からの情報を表示する
    第1の動作モードと前記情報処理端末からの情報を表示
    する第2の動作モードのいずれかで動作するとともに、
    当該ボタン電話機での操作入力に応じてそのときの当該
    ボタン電話機の動作モードに対応したコマンドおよび詳
    細データを含む情報を送信する子機制御手段を有し、 前記主装置は、前記情報処理端末または前記ボタン電話
    機から受信した情報のコマンドに基づき、その情報を対
    応するボタン電話機または前記情報処理端末へ転送する
    か否かを判断し、必要に応じて前記ボタン電話機からの
    情報を前記情報処理端末へ転送し、前記情報処理端末か
    らの情報を対応するボタン電話機へ転送するデータ転送
    手段を有することを特徴とするボタン電話システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボタン電話システムにお
    いて、 前記データ転送手段は、前記ボタン電話機から受信した
    情報を前記処理端末へ転送する際は、その送信元ボタン
    電話機の電話機IDを受信した情報に付加して前記処理
    端末へ転送し、前記情報処理端末から受信した情報を前
    記ボタン電話機に転送する際は、受信した情報に付加さ
    れている電話機IDに対応するボタン電話機へ転送する
    ことを特徴とするボタン電話システム。
  3. 【請求項3】 電話回線に接続された主装置と、データ
    通信路を介して前記主装置に接続され、各種情報を記憶
    する蓄積部を有する情報処理端末と、内線伝送路を介し
    て前記主装置に接続され、前記主装置で生成された情報
    または前記主装置を介して前記情報処理端末から送信さ
    れた情報を表示する画面表示部を有する1つ以上のボタ
    ン電話機とからなるボタン電話システムのデータ転送方
    法であって、 前記主装置と前記情報処理端末、および前記主装置と前
    記ボタン電話機のそれぞれは、情報の指示内容を示すコ
    マンドと、そのコマンドの詳細な内容を示す詳細データ
    とを含む情報を相互にやり取りし、前記ボタン電話機で、前記主装置からの情報を表示する
    第1の動作モードと前記情報処理端末からの情報を表示
    する第2の動作モードのいずれかで動作するとともに、
    当該ボタン電話機での操作入力に応じてそのときの当該
    ボタン電話機の動作モードに対応したコマンドおよび詳
    細データを含む情報を送信し、 前記主装置で、前記情報処理端末または前記ボタン電話
    機から受信した情報のコマンドに基づき、その情報を対
    応するボタン電話機または前記情報処理端末へ転送する
    か否かを判断し、必要に応じて前記ボタン電話機からの
    情報を前記情報処理端末へ転送し、前記情報処理端末か
    らの情報を対応するボタン電話機へ転送することを特徴
    とするボタン電話システムのデータ転送方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のボタン電話システムのデ
    ータ転送方法において、 前記主装置で、前記ボタン電話機から受信した情報を前
    記処理端末へ転送する際は、その送信元ボタン電話機の
    電話機IDを受信した情報に付加して前記処理端末へ転
    送し、前記情報処理端末から受信した情報を前記ボタン
    電話機に転送する際は、受信した情報に付加されている
    電話機IDに対応するボタン電話機へ転送することを特
    徴とするボタン電話システムのデータ転送方法。
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