JP2001204053A - ボタン電話システム - Google Patents
ボタン電話システムInfo
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Abstract
豊富な情報を用いた各種サービスを行う。 【解決手段】 サーバ3の電話機対応手段32Aで、ボ
タン電話機2からの要求に応じて主装置1へ外線発信を
要求し、主装置1の機能処理手段12Aで、サーバ3か
らの外線発信要求に応じて、主記憶部14の制御情報を
参照してシステムの状態を検査し、その検査結果に基づ
き外線発信の可否を判断する。
Description
ムに関し、特に主装置に接続されたサーバに格納されて
いる情報をボタン電話機で利用するボタン電話システム
に関するものである。
線に接続されている主装置と、この主装置に接続された
1台以上のボタン電話機とから構成されている。ボタン
電話機では、キー操作やハンドセットの状態を検出し、
これら操作情報を主装置に送信し、主装置では、ボタン
電話機からの操作情報に基づき機能処理を行うことによ
り、電話回線との外線通話や他のボタン電話機との内線
通話などの各種機能を実現するものとなっている。近
年、ボタン電話機とパソコンとを併用するオフィスなど
では、ボタン電話システムの構成の1つとして、主装置
にパソコンなどの情報処理端末(以下、PC端末とい
う)を接続して高度な機能を提供するCTI(Comp
uter Telephony Integratio
n)システムが普及しつつある。
すブロック図である。主装置91は電話回線90に接続
され、各ボタン電話機93A〜93Nが内線伝送路92
を介して主装置91に接続されている。各ボタン電話機
93A〜93Nには、それぞれ対応付けられてPC端末
97A〜97Nが併設されており、これらPC端末97
A〜97NはLAN回線96を介してサーバ95に接続
されている。そして、主装置91とサーバ95とは、デ
ータ通信路94を介して接続されており、必要に応じて
各種情報をやり取りしている。
せて、名前や勤務先などの個人情報がデータベースとし
て登録されている。各PC端末97A〜97Nでは、L
AN回線96で接続されたサーバ95のデータベース情
報を画面に一覧表示して検索でき、検索された相手先へ
の発信操作を行うこともできる。例えば、PC端末97
Aで画面に一覧表示されたリストで選択した相手先へ発
信操作が行われた場合、サーバ95はデータベースから
その相手先電話番号を抽出し、主装置91へ発信を要求
する。これに応じて主装置91ではPC端末97Aに対
応付けて設置されているボタン電話機93Aで発信操作
が行われたようにその相手先電話番号に基づき外線発信
処理を行うものとなっている。
者電話番号が通知された場合、主装置91からその発信
者電話番号がサーバ95に通知される。サーバ95で
は、通知された発信者電話番号に基づきデータベースを
検索し、得られたその発信者に関する個人情報を、その
外線着信に応答したボタン電話機、例えばボタン電話機
93Aに対応付けられているPC端末97Aの画面へ表
示するものとなっている。
うな従来のボタン電話システムでは、各ボタン電話機9
3A〜93NごとにPC端末97A〜97Nを対応付け
て併設する必要があるとともに、これらPC端末97A
〜97NをLAN回線96を介してサーバ95に接続す
る必要がある。したがって、電話回線数やボタン電話機
の数が比較的少ない小規模なボタン電話システムであっ
ても、このような構成が必要となるため、システム全体
の構成が大きくなり、システム自体のコストはもちろん
設置や管理保守に必要な作業負担も増大するという問題
点があった。本発明はこのような課題を解決するための
ものであり、システム構成の規模を増大させることな
く、豊富な情報を用いた各種サービスを行えるボタン電
話システムを提供することを目的としている。
るために、本発明によるボタン電話システムは、電話回
線に接続され、所定の制御情報に基づきシステム全体を
制御する主装置と、データ通信路を介して主装置に接続
され、各種情報を記憶する蓄積部を有する情報処理端末
と、内線伝送路を介して主装置に接続され、各種情報を
表示する画面表示部を有する1つ以上のボタン電話機と
を備え、情報処理端末の電話機対応手段で、前記ボタン
電話機からの要求に応じて前記主装置へ所定処理を要求
し、主装置の機能処理手段で、情報処理端末からの処理
要求に応じて、前記制御情報を参照してシステムの状態
を検査し、その検査結果に基づき各種機能処理を行うよ
うにしたものである。
手段で、前記情報処理端末からの外線発信要求に応じて
前記制御情報を参照して空き状態の電話回線を選択し、
その電話回線から前記発信元ボタン電話機が発信可能か
否かを前記制御情報に基づき判断するようにしてもよ
い。さらに、前記機能処理手段で、前記検査結果から外
線発信不可と判断した場合は、その発信不可理由を前記
情報処理端末に通知するようにしてもよい。
前記情報処理端末のサーバ制御部で、所定データのダウ
ンロードが必要となった場合に、前記主装置へ外線発信
を要求し、前記主装置の機能処理手段で、前記情報処理
端末からの外線発信要求に応じて、前記制御情報を参照
してシステムの状態を検査し、その検査結果に基づき外
線発信処理を行うようにしてもよい。
して説明する。図1は本発明の一実施の形態であるボタ
ン電話システムのブロック図である。同図において、ボ
タン電話システムは、電話回線10に接続された主装置
1と、内線伝送路20を介して主装置1に接続されたボ
タン電話機2(2A〜2N)と、主装置1に接続され各
種情報を格納するデータベースを有するサーバ(情報処
理端末)3とから構成されている。以下では、電話回線
10が複数接続されているとともに、ボタン電話機2も
複数接続されているボタン電話機システムを例として説
明するが、これに限定されるものではなく、電話回線が
1回線の場合やボタン電話機が1台の場合でも、本発明
を適用できる。
終端制御する外線I/F部、13は内線伝送路20を介
して接続された各ボタン電話機とデータ伝送を行う内線
I/F部、12は外線I/F部11と内線I/F部13
との間に設けられ、各ボタン電話機の状態や各電話回線
の状態などのシステム全体の制御情報に基づき各種機能
処理を行う主制御部、14はこの制御情報をはじめ主制
御部12での処理に必要な情報を記憶する主記憶部、1
5は主制御部12に接続されデータ通信路30を介して
サーバ3とデータ通信を行う通信I/F部である。な
お、内線伝送路20およびデータ通信路30としては、
それぞれ有線伝送路を用いてもよく無線伝送路を用いて
もよい。
からなり、31はデータ通信路30を介して主装置1と
データ通信を行う通信I/F部、33はハードディスク
装置などからなり、電話帳などの各種情報が格納されて
いるデータベース(蓄積部)、32は主装置1からの要
求に応じてデータベース33から所望の情報を検索し、
通信I/F部31を介して送信するサーバ制御部、34
はサーバ制御部32での処理に必要な情報を記憶するサ
ーバ記憶部である。
同様の構成をなしている。これらボタン電話機2におい
て、21は内線伝送路20を介して主装置1とデータ伝
送を行う伝送I/F部、23は伝送I/F部21で受信
された音声情報を音声信号へ復号化してハンドセットH
SやスピーカSPへ出力し、ハンドセットHSから入力
された音声信号を音声情報へ符号化して伝送I/F部へ
出力する音声処理部、24は各種キー操作やフック状態
を検出する操作入力部である。
操作情報を伝送I/F部21を介して主装置1へ送信す
るとともに、伝送I/F部21で受信された主装置1か
らの制御情報に基づきボタン電話機の各回路部を制御す
る子機制御部、25は子機制御部22での制御処理に必
要な各種情報を記憶する制御メモリ、27は文字・図柄
により各種情報をドットマトリクスで表示するLCDな
どの画面表示部、26は画面表示する情報を記憶する画
面メモリである。
段12Aとデータ転送手段12Bとが設けられている。
機能処理手段12Aでは、一般的なボタン電話装置が持
つ機能を含む各種の機能処理が実行される。この機能処
理としては、例えば、ボタン電話機2での操作やサーバ
3からの要求に応じて行われる発信や着信応答などの交
換制御処理や、短縮ダイヤル登録やキー割り当て登録な
どの各種機能設定処理がある。データ転送手段12Bで
は、サーバ3とボタン電話機2との間で各種情報を直接
的にやり取りされる各種情報を相互に転送している。こ
れら情報としては、例えば、サーバ3から所定のボタン
電話機2へ送信する情報や、ボタン電話機2からサーバ
3に対して所望の情報の送信要求や各種処理要求など、
主装置1の機能処理手段12Aで処理する必要のない情
報があげられる。
対応手段32Aが設けられている。この電話機対応手段
32Aでは、主装置1のデータ転送手段12Bを介して
ボタン電話機2から送信された各種処理要求に応じて、
データベース33やサーバ記憶部34に記憶されている
情報に基づき要求された処理が行われる。この処理とし
ては、例えば、相手先名前から電話番号などの各種情報
を検索する電話帳機能や、電話帳機能で選択された相手
先への発信処理などが行われる。
ス33やサーバ記憶部34で格納しているデータの更新
が必要となった場合、例えば電話回線の電話料金情報や
ボタン電話機へ配信するニュースなどのデータを更新す
るために指定しておいたデータ更新日時となった場合
は、電話回線10で結ばれた所定のセンターから新たな
データをダウンロードするために、主装置1に対してそ
のセンターの相手先電話番号を指定した外線発信要求が
行われる。
データ転送手段12Bの動作について説明する。図2は
主装置1、ボタン電話機2およびサーバ3でやり取りさ
れる情報の構成例を示す説明図である。図2(a)は、
主装置1とボタン電話機2との間でやり取りされる情報
のフォーマット例を示しており、ここではコマンド28
Aと詳細データ28Bとから構成されている。コマンド
28Aは前述した図3の操作情報と同様に、その情報が
示す指示(あるいは要求)の内容を示しており、詳細デ
ータ28Bはそのコマンドの詳細な内容を示している。
でやり取りされる情報のフォーマット例を示しており、
図2(a)のフォーマットに電話機ID(電話機識別情
報)28Cが加えられている。主装置1とボタン電話機
2との間では、それぞれ個別の内線伝送路20を用いて
情報がやり取りされるため、その情報の送信先あるいは
受信先を指定する必要がない。一方、主装置1とサーバ
3との間では、共通のデータ通信路30を用いて情報が
やり取りされるため、その情報の送信先あるいは受信先
を指定する必要があり、このようなデータ転送処理を主
制御部12のデータ転送手段12Bで行っている。
するデータ転送処理を示すフローチャートである。主制
御部12のデータ転送手段12Bでは、ボタン電話機2
から情報を受信した場合、まず、その受信データからコ
マンドを取得し(ステップ70)、その種別情報に基づ
きその情報が主装置1の機能処理手段12Aで用いるた
めのものか否か判断する(ステップ71)。
で用いるための情報であった場合は(ステップ71:Y
ES)、その受信データを取り込んで解析し(ステップ
72)、対応する機能処理を機能処理手段12Aで実行
する(ステップ73)。機能処理手段12Aで用いるた
めの情報でなかった場合は(ステップ71:NO)、図
2(b)に示したように、その受信データにその送信元
であるボタン電話機2の電話機ID28Cを付加し(ス
テップ74)、サーバ3へ送信する(ステップ75)。
ータ転送処理を示すフローチャートである。主制御部1
2のデータ転送手段12Bでは、サーバ3から情報を受
信した場合、まず、その受信データからコマンドを取得
し(ステップ80)、その種別情報に基づきその情報が
主装置1の機能処理手段12Aで用いるためのものか否
か判断する(ステップ81)。
を示す説明図であり、図2(b)で示したように、コマ
ンド、電話機IDおよび詳細データから構成されてい
る。例えば、ボタン電話機まで転送される情報の1つで
ある、ボタン電話機で外線発信不可を示すビジー表示を
指示する情報は、その指示に対応するコマンド「41」
と、その情報の送信先を示す電話機IDと、空白の詳細
データから構成される。また、主装置1で取り込まれる
情報の1つである、外線発信を要求する情報は、その指
示に対応するコマンド「63」と、その情報の処理対象
となる電話機IDと、発信先の相手先電話番号を示す詳
細データから構成される。
で用いるための情報であった場合は(ステップ81:Y
ES)、その受信データを取り込んで解析し(ステップ
82)、対応する機能処理を機能処理手段12Aで実行
する(ステップ83)。この機能処理手段12Aでの機
能処理によりボタン電話機2への送信データが新たに発
生した場合は(ステップ84:YES)、内線I/F部
13内に設けられている各送信バッファのうち、そのボ
タン電話機2の電話機IDに対応する送信バッファへそ
の送信データを格納する(ステップ87)。
ータが読み出され、送信先のボタン電話機2が接続され
ている内線伝送路20へ送信される(ステップ88)。
また送信データが新たに発生しなかった場合は(ステッ
プ84:NO)、処理を終了する。一方、受信した情報
が機能処理手段12Aで用いるための情報でなかった場
合は(ステップ81:NO)、図2(a)に示したよう
に、その受信データから電話機IDを削除し(ステップ
74)、ステップ87へ移行する。これによりその電話
機IDに対応するボタン電話機2へ受信データが転送さ
れる。
2Bを設け、ボタン電話機からの操作情報を必要に応じ
てサーバ3へ転送し、サーバ3からの情報を対応するボ
タン電話機2へ転送するようにしたので、主装置1の主
制御部12において、すべての情報を取り込んで解析処
理する必要がなくなり、主制御部12の処理負担を軽減
できるとともに、サーバ3からボタン電話機2に対して
多量のデータをより高速で送信でき、豊富な情報を短い
待ち時間でボタン電話機2で表示できる。
た情報の指示内容を示すコマンドに基づき、その情報の
転送要否を判断するようにしたので、ボタン電話機2あ
るいはサーバ3から送信する情報内に、その情報の転送
先を指定するための転送先情報を別個に含める必要がな
く、やり取りする情報の容量を増大させることなく転送
要否を判断できる。さらに、データ転送手段12Bにお
いて、受信データの送信元に応じて電話機IDを付加
し、あるいは電話機IDを削除して対応する内線伝送路
に送信するようにしたので、主装置1とボタン電話機2
との間でやり取りする情報量を増大させることなく、主
装置1とサーバ3との間で各ボタン電話機2の情報を混
在させて通信できる。
電話機システム全体の動作について、電話帳発信動作を
例として説明する。図6はサーバのデータベースを用い
てボタン電話機から発信する電話帳発信動作を示すシー
ケンス図である。まず、TELモードで動作するボタン
電話機2Aで電話帳キーが押下された場合(ステップ1
00)、この操作は操作入力部24で検出され、これに
対応する操作情報が子機制御部22で生成され、伝送I
/F部21から内線伝送路20を介して主装置1へ送信
される(ステップ101)。
作情報を受信し、データ転送手段12Bでそのコマンド
に基づき機能処理手段12Aで用いる情報か否か判断す
る。ここでは、機能処理手段12Aで用いる情報である
ことからその操作情報を取り込み、機能処理手段12A
で電話帳機能を実行する。まず、通信I/F部15およ
びデータ通信路30を介してサーバ3へ、ボタン電話機
2A宛の電話帳一覧データの送信を要求する電話帳表示
要求を送信する(ステップ102)。
電話帳表示要求を受信し、サーバ制御部32で、データ
ベース33から所望の電話帳一覧データを読み出し、ボ
タン電話機2Aに関係する情報であることを示すボタン
電話機2Aの電話機IDを付加して、通信I/F部31
からデータ通信路30を介して主装置1へ送信する(ス
テップ103)。主装置1では、通信I/F部15を介
してこの電話帳一覧データを受信し、データ転送手段1
2Bでそのコマンドを確認して、機能処理手段12Aで
用いる情報か否か判断する。この場合は、機能処理手段
12Aで用いる情報ではないことから、その電話帳一覧
データに付加されている電話機IDのボタン電話機2A
へ転送する。
らボタン電話機2Aへ、電話帳一覧データが直接的に転
送され、ボタン電話機2Aで受信される。ボタン電話機
2Aの子機制御部22では、その受信データのコマンド
を参照してサーバ3からの電話帳一覧データであると判
断し、これを画面メモリ26へ格納し、その後の表示処
理で、画面メモリ26に格納されている電話帳一覧デー
タを読み出して画面表示部27へ表示する。図7は電話
帳一覧データの画面表示例である。
よりカーソル(図7中の白抜き表示部分を参照)を移動
させる(ステップ104)。子機制御部22は これら
操作に対応して所定コマンドを持つ操作情報を生成し、
主装置1へ向けて送信する(ステップ105)。主装置
1のデータ転送手段12Bでは、受信したこれら操作情
報のコマンドに基づき、これら情報が機能処理手段12
Aで用いるものではないと判断し、サーバ3へ転送す
る。
機2からサーバ3へ操作情報が直接的に転送される。そ
して、サーバ3の電話機対応手段32Aにおいて、ボタ
ン電話機2Aからの操作情報が受信され、その操作内容
に基づいてボタン電話機2Aのカーソルにより選択され
ている相手先情報が、逐次、更新される。ボタン電話機
2Aでは、確定キーの押下により発信相手先が決定され
た場合(ステップ106)、子機制御部22では、確定
キー操作を示す操作情報を生成し、主装置1へ向けて送
信する(ステップ107)。
の操作情報が機能処理手段12Aで用いる情報ではない
ことからこれをサーバ3へ転送する。サーバ3の電話機
対応手段32Aでは、受信した操作情報が確定キー操作
を示すことから、外線発信要求であると判断し、現在選
択されている相手先情報の電話番号をデータベース33
から読み取り、この電話番号と発信元となるボタン電話
機2Aの電話機IDとを指定した外線発信要求を主装置
1に対して送信する(ステップ108)。
み、機能処理手段12Aにおいて、図8に示す発信要求
受信処理を実行する(ステップ109)。図8は発信要
求受信処理を示すフローチャートである。まず、主記憶
部14に格納されている制御情報から、電話回線10の
使用状態を示す電話回線情報を参照し(ステップ9
0)、空き状態の電話回線の有無を検査する(ステップ
91)。空き状態の電話回線が選択できた場合は(ステ
ップ91:YES)、外線発信要求で指定された電話機
IDに対応するボタン電話機2Aが、選択した電話回線
を用いて外線発信可能かどうか判定する(ステップ9
2)。
外線発信可能な場合は、ボタン電話機2Aを発信元ボタ
ン電話機とし、外線発信要求で指定された相手先電話番
号へ外線発信する処理を行う(ステップ93)。一方、
ステップ91で空き状態の電話回線がなかった場合、す
なわち全外線がビジー状態の場合(ステップ91:N
O)、およびステップ92で発信規制の設定などにより
選択した電話回線からボタン電話機2Aが外線発信でき
ない場合は(ステップ92:NO)、それら外線発信不
可の理由をサーバ3へ通知する(ステップ94)。
発信可能と判断された場合、主装置1の機能処理手段1
2Aで、指定された相手先へ電話回線10を用いた発信
処理が行われる(ステップ110)。その後、外線I/
F部11で相手先応答が検出された場合(ステップ11
1)、機能処理手段12Aからボタン電話機2Aへ相手
応答が通知されてスピーカ受話状態となり(ステップ1
12)、電話回線10とボタン電話機2Aとの通話路が
主装置1で接続され、相手先との外線通話が開始される
(ステップ113)。
て(ステップ114)、主装置1の機能処理手段12A
で図8の発信要求受信処理を行い(ステップ115)、
外線発信不可と判断された場合は、図9に示すような情
報を用いて、その発信不可となった理由、例えば全外線
ビジー状態や電話機発信規制などの理由をサーバ3へ通
知する(ステップ116)。これに応じて、サーバ3の
電話機対応手段32Aでは、その理由を含んだ発信不可
通知をボタン電話機2Aへ送信することにより、発信不
可を通知する(ステップ117)。
信要求に応じて、サーバ3の電話機対応手段32Aから
主装置1へ外線発信要求を行い、主装置1の機能処理手
段12Aで制御情報を参照してシステムの状態を検査
し、その検査結果に基づき外線発信処理を行うようにし
たので、従来のシステムのように、ボタン電話機ごとに
情報処理端末を併設するといったシステム構成の規模増
大を必要とせずに、豊富な情報を用いた各種サービスを
行えるとともに、主装置での処理負担を増大させること
なく、より高度なサービスを提供できる。なお、以上の
説明では、外線発信処理を例として説明したがこれに限
定されるものではなく、主装置1で一般的に行われる機
能処理についても同様である。
求に応じて、サーバ3から主装置1へ外線発信を要求す
る場合を例に説明したが、ボタン電話機2からの要求を
契機とはせず、サーバ3自身で発信要求の契機を判断す
る場合もある。例えば、サーバ3のデータベース33あ
るいはサーバ記憶部34で、電話回線の電話料金情報や
ボタン電話機へ配信するニュースなどのデータを格納し
ている場合、これらデータをサーバ3自身で更新する必
要がある。
定しておいたデータ更新日時となった場合は、電話回線
10で結ばれた所定のセンターから新たなデータをダウ
ンロードするために、主装置1に対してそのセンターの
相手先電話番号を指定した外線発信要求を行う。この場
合、電話機IDとしてはサーバ3のIDが指定される。
そして、ボタン電話機2からの外線発信要求と同様にし
て、主装置1の機能処理手段12Aで図8の発信要求受
信処理が行われ、相手応答に応じて主装置1を介してそ
のセンターとサーバ3のサーバ制御部32とでデータ通
信が行われ、所望のデータがダウンロードされる。
定データのダウンロードが必要となった場合に、サーバ
制御部32から主装置へ外線発信を要求し、主装置1の
機能処理手段12Aで外線発信処理を行うようにしたの
で、サーバ3で用いるデータを自動的に更新することが
可能となり、より高度なサービスを提供できる。
電話機からの要求があった場合、情報処理端末の電話機
対応手段から主装置へ処理要求を行い、主装置の機能処
理手段で制御情報を参照してシステムの状態を検査し、
その検査結果に基づき要求された機能処理を行うように
したので、従来のシステムのように、ボタン電話機ごと
に情報処理端末を併設するといったシステム構成の規模
増大を必要とせずに、豊富な情報を用いた各種サービス
を行えるとともに、主装置での処理負担を増大させるこ
となく、より高度なサービスを提供できる。また、情報
処理端末で所定データのダウンロードが必要となった場
合、情報処理端末のサーバ制御部から主装置へ処理要求
を行い、主装置の機能処理手段で制御情報を参照してシ
ステムの状態を検査し、その検査結果に基づき外線発信
処理を行うようにしたので、情報処理端末で用いるデー
タを自動的に更新することが可能となり、より高度なサ
ービスを提供できる。
テムのブロック図である。
りされる情報の構成例を示す説明図である。
タ転送処理を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
る。
る。
明図である。
ク図である。
2…主制御部、12A…機能処理手段、12B…データ
転送手段、13…内線I/F部、14…主記憶部、15
…通信I/F部、2,2A〜2N…ボタン電話機、20
…内線伝送路、21…伝送I/F部、22…子機制御
部、23…音声処理部、24…操作入力部、25…制御
メモリ、26…画面メモリ、27…画面表示部、HS…
ハンドセット、SP…スピーカ、3…サーバ、30…デ
ータ通信路、31…通信I/F部、32…サーバ制御
部、32A…電話機対応手段、33…データベース、3
4…サーバ記憶部。
Claims (4)
- 【請求項1】 電話回線に接続され、所定の制御情報に
基づきシステム全体を制御する主装置と、 データ通信路を介して前記主装置に接続され、各種情報
を記憶する蓄積部を有する情報処理端末と、 内線伝送路を介して前記主装置に接続され、各種情報を
表示する画面表示部を有する1つ以上のボタン電話機と
を備え、 前記情報処理端末は、前記ボタン電話機からの要求に応
じて前記主装置へ所定処理を要求する電話機対応手段を
有し、 前記主装置は、前記情報処理端末からの処理要求に応じ
て、前記制御情報を参照してシステムの状態を検査し、
その検査結果に基づき各種機能処理を行う機能処理手段
を有することを特徴とするボタン電話システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のボタン電話システムにお
いて、 前記機能処理手段は、前記情報処理端末からの外線発信
要求に応じて前記制御情報を参照して空き状態の電話回
線を選択し、その電話回線から前記発信元ボタン電話機
が発信可能か否かを前記制御情報に基づき判断すること
を特徴とするボタン電話システム。 - 【請求項3】 請求項2記載のボタン電話システムにお
いて、 前記機能処理手段は、前記検査結果から外線発信不可と
判断した場合は、その発信不可理由を前記情報処理端末
に通知することを特徴とするボタン電話システム。 - 【請求項4】 電話回線に接続され、所定の制御情報に
基づきシステム全体を制御する主装置と、 データ通信路を介して前記主装置に接続され、各種情報
を記憶する蓄積部を有する情報処理端末と、 内線伝送路を介して前記主装置に接続され、各種情報を
表示する画面表示部を有する1つ以上のボタン電話機と
を備え、 前記情報処理端末は、所定データのダウンロードが必要
となった場合に、前記主装置へ外線発信を要求するサー
バ制御部を有し、 前記主装置は、前記情報処理端末からの外線発信要求に
応じて、前記制御情報を参照してシステムの状態を検査
し、その検査結果に基づき外線発信処理を行う機能処理
手段を有することを特徴とするボタン電話システム。
Priority Applications (1)
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JP2001204053A true JP2001204053A (ja) | 2001-07-27 |
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2000
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