JPH11214241A - 高圧用フィルムコンデンサ - Google Patents

高圧用フィルムコンデンサ

Info

Publication number
JPH11214241A
JPH11214241A JP1022698A JP1022698A JPH11214241A JP H11214241 A JPH11214241 A JP H11214241A JP 1022698 A JP1022698 A JP 1022698A JP 1022698 A JP1022698 A JP 1022698A JP H11214241 A JPH11214241 A JP H11214241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
electrodes
dielectric film
strip
shaped dielectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1022698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3185739B2 (ja
Inventor
Masashi Shimamoto
昌司 嶋本
Yoshiyuki Nagaoka
美行 長岡
Junichiro Hiratsuka
純一郎 平塚
Takanori Sugimoto
高則 杉本
Toshifumi Ichiie
敏文 一家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP01022698A priority Critical patent/JP3185739B2/ja
Publication of JPH11214241A publication Critical patent/JPH11214241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3185739B2 publication Critical patent/JP3185739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧用フィルムコンデンサにおいて、生産性
を高めるとともに、等価直列抵抗の低減を目的とする。 【解決手段】 厚みが25μm以上400μm以下の短
冊状の誘電体フィルム5a、5bと、誘電体フィルムに
形成した電極6a、6bと、外部に電極を引き出すため
に電極へ電気的に接続したリード線7a、7bと、複数
の短冊状の誘電体フィルムを電極が誘電体フィルムを介
して対向するように積層したものを巻回した構造とした
ことにより、生産性を高めるとともに、等価直列抵抗を
低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高圧コンデンサに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンデンサの構成は4図
に示すようなものである。厚みが3μm以上15μm以
下の誘電体フィルム1aの両面に金属箔、あるいは蒸着
により形成した金属層からなる電極2a、2bを長さ方
向に、所定の間隔を保持し配置してある。これら金属層
からなる電極2a、2bは個々に絶縁された電極として
島状に配置し、かつ電極2bは誘電体フィルム1aのも
う一方の面の互いに隣り合う2つの金属層からなる電極
2c、2dと対向するように配置してある。外部への電
極の引き出しは、巻き始め、及び巻き終わり部で、電極
の表面にリード線3a及び3bを溶接し行っている。電
極とリード線との電気的接続は溶接部4a及び4bにて
行われる。以上のように構成した両面に金属層からなる
電極2a、2b、2c、2dを形成した厚みが3μm以
上15μm以下の誘電体フィルム1aと厚みが3μm以
上15μm以下の誘電体フィルム1bとを積層したもの
を巻回した構造となっている。
【0003】上記のように構成されたこの種のコンデン
サは、誘電体フィルム1aをはさんで配置した各面の金
属層からなる電極2a及び2bが、それぞれもう一方の
面の隣り合う2つの金属層からなる電極2c、2dと対
向し、等価的に図5に示した様に、コンデンサC1、C
2、C3、……、C8が直列に接続したものとなる。各
コンデンサC1、C2、C3、……、C8には、リード
線3a、3bの間に印可される電圧Vsが分割されたV
1、V2、V3、……、V8がかかることになるので、
その耐電圧が高められ、コンデンサへの高電圧印加が可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の高圧用フィ
ルムコンデンサにおいては、誘電体フィルムの厚みは3
μm以上15μm以下が用いられるため、所望の耐電圧
を得るためにはコンデンサの直列数を大きくする必要が
あり、誘電体フィルムの総長さは非常に大きくなってし
まう。また、電極引き出しのために金属層表面に溶接し
たリード線を巻き込んで積層したものを巻回するため、
蛇行等による歩留まり低下もあり、生産性が低いという
問題を有しており、高生産性な構造が要求されている。
また、誘電体フィルムの総長さが大きいため、金属層か
らなる電極の電気的抵抗は大きい。すなわち、等価直列
抵抗が大きくなり、ノイズ吸収性が低いという問題と電
流による発熱が大きいという問題を有しており、等価直
列抵抗の低減が要求されている。
【0005】本発明は、高圧用フィルムコンデンサにお
いて、生産性を高めるとともに、等価直列抵抗の低減を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の高圧用フィルムコンデンサは、厚みが25μ
m以上400μm以下の短冊状の誘電体フィルムと、誘
電体フィルムに形成した電極と、外部に電極を引き出す
ために電極へ電気的に接続したリード線と、複数の短冊
状の誘電体フィルムを電極が誘電体フィルムを介して対
向するように積層したものを巻回した構造としたもので
ある。
【0007】これにより、生産性を高めるとともに、等
価直列抵抗の低減を実現した高圧用フィルムコンデンサ
が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、厚みが25μm以上400μm以下の短冊状の誘電
体フィルムと、誘電体フィルムに形成した電極と、外部
に電極を引き出すために電極へ電気的に接続したリード
線と、複数の短冊状の誘電体フィルムを電極が誘電体フ
ィルムを介して対向するように積層したものを巻回した
構造を備えたものであり、誘電体の厚みを25μm以上
400μm以下とすることにより、誘電体フィルムの総
長さが小さく、電極の電気的抵抗は小さい。すなわち、
等価直列抵抗が小さくなり、ノイズ吸収性が良く、また
電流による発熱も小さい高圧用フィルムコンデンサを得
ることができる。また、積層したものを巻回する際も誘
電体フィルムの総長さが小さく、ハンドリング性も良い
ため、蛇行等による歩留まりの低下もなく高生産性が実
現できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、2個以上の電極
を長手方向にそれぞれ間隔をおいて互いに電気的に絶縁
した島状に形成した短冊状の誘電体フィルムの隣接する
電極の双方に対し誘電体フィルムを介して電極が対向す
るように、1個以上の電極を長手方向に島状に形成した
短冊状の誘電体フィルムを積層したものを巻回した構造
を備えたものであり、等価的にコンデンサを直列に接続
することで、耐電圧を高める作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、2個以上の電極
を長手方向にそれぞれ間隔をおいて互いに電気的に絶縁
した島状に形成した短冊状の誘電体フィルムと1枚以上
の短冊状の誘電体フィルムを積層したものと、1個以上
の電極を長手方向に島状に形成した短冊状の誘電体フィ
ルムと1枚以上の短冊状の誘電体フィルムを積層したも
のを、隣接する電極の双方に対し誘電体フィルムを介し
て電極が対向するように積層したものを巻回した構造を
備えたものであり、複数の短冊状の誘電体フィルムを介
して電極を対向させることで、耐電圧を高め、誘電体フ
ィルムの総長さを小さくする作用を有している。
【0011】請求項4に記載の発明は、電極が固体化し
たものが導電性を示す液状物の印刷、あるいは固体化し
たものが導電性を示す液状物の印刷と金属箔の貼り付け
の組み合わせ、あるいは固体化したものが導電性を示す
液状物の印刷と蒸着の組み合わせにより形成したもので
あり、固体化したものが導電性を示す液状物の印刷で形
成した電極が抵抗値0.1Ω/□以上100Ω/□以
下、厚み1μm以上100μm以下としたものであり、印
刷で電極形成することにより、生産性高く、精度よく電
極を形成することができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、電極とリード線
の電気的接続を電極へのリード線の溶接、あるいは被接
着面と電気的接続の得られる粘着テープへリード線を溶
接し電極への貼り付け、あるいは固体化したものが導電
性を示す液状物の塗布、あるいは溶融金属の塗布により
行うものであり、誘電体フィルムの表面に形成した電極
と外部に電極を引き出すためのリード線を電気的に低抵
抗で生産性高く接続することができる。以下、本発明の
実施の形態について、図1から図3を用いて説明する。
【0013】(実施の形態1)図1は本発明の一実施形
態による高圧用フィルムコンデンサの展開斜視図を示
し、図1において5a、5bは、厚みが25μm以上4
00μm以下の短冊状の誘電体フィルムであり、誘電体
として電荷を蓄える作用を有する。誘電体フィルムとし
ては、所望の厚みの有機フィルムであれば使用できる
が、特にポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンスルフ
ァイドは電気的特性が高圧フィルムコンデンサに適して
おり好ましい。また、これらを複合して使用しても良
い。また、誘電体フィルムの表面あるいは電極の表面に
熱可塑性樹脂等を塗布したものを使用しても良い。本発
明では、誘電体フィルムの厚みは25μm以上400μ
m以下であればよいが、30μm以上300μm以下で
あれば巻回時の加工性が良く好ましい。さらに、35μ
m以上200μm以下であれば、等価直列抵抗が十分小
さく、かつ巻回時の加工性も良く好ましい。
【0014】6a及び6bは、短冊状の誘電体フィルム
5a及び5bに形成した電極であり、短冊状の誘電体フ
ィルム5a及び5bに電圧を印加する作用を有してい
る。電極は、導電性のあるものであれば使用できるが、
抵抗値と生産性から、固体化したものが導電性を示す液
状物の印刷、あるいは固体化したものが導電性を示す液
状物の印刷と金属箔の貼り付けの組み合わせ、あるいは
固体化したものが導電性を示す液状物の印刷と蒸着の組
み合わせにより形成したもので、固体化したものが導電
性を示す液状物の印刷で形成した電極の抵抗値が0.1
Ω/□以上100Ω/□以下、厚み1μm以上100μm
以下のものが好ましい。電極の抵抗値を0.1Ω/□以
上100Ω/□以下とすることで、等価直列抵抗を小さ
くすることができる。電極の抵抗値が100Ω/□を越
えると等価直列抵抗が大きくなり、ノイズ吸収性の低下
や電流による発熱が大きくなり適さない。また、電極の
厚みを1μm以上100μm以下とすることで、巻回時
のストレスによる電極の剥離や割れ等の品質低下を最小
限にすることができる。電極の厚みが100μmを越え
ると巻回時に電極の剥離や割れが生じて適さない。より
好ましくは、30μm以下である。固体化したものが導
電性を示す液状物は、樹脂中に金属粉やカーボン粉を添
加したものが使用できるが、限定するものではない。印
刷の方法は、スクリーン印刷、凸印刷、凹印刷、平印刷
が使用できる。なお、電極の形成は、誘電体フィルムを
介して電極が対向するように積層したものを巻回した構
造であれば、電極を短冊状の誘電体フィルムの両面に形
成しても、短冊状の誘電体の片面に形成したものを積層
しても良い。
【0015】7a及び7bは、電極6a及び6bへ電気
的に接続したリード線であり、電極6a及び6bを外部
に引き出す作用を有している。リード線は、金属線であ
れば使用できるが、鉄線に銅およびはんだを被覆したも
のや銅線にはんだを被覆したもの等が経済性やはんだ付
け性から適しており望ましい。電極6a及び6bはそれ
ぞれ8a及び8bでリード線7a及び7bと電気的に接
続している。電極とリード線の電気的接続方法には、溶
接や、導電性ペーストや導電性塗料等の固体化したもの
が導電性を示す液状物の塗布や、はんだ付けやろう付け
等の溶融金属の塗布等が使用できる。溶接の方法として
は、アーク溶接、ガス溶接、抵抗溶接、レーザー溶接が
使用できるが、誘電体フィルムに形成した電極の上に溶
接する場合は抵抗溶接、レーザー溶接が誘電体フィルム
への熱影響が小さく好ましい。被接着面と電気的接続の
得られる粘着テープへリード線を溶接し電極への貼り付
け、あるいは固体化したものが導電性を示す液状物の塗
布、あるいは溶融金属の塗布により行う方法は、誘電体
フィルムに形成した電極とリード線の電気的接続を行う
場合に誘電体フィルムへの熱影響が小さく好ましい。ま
た、誘電体フィルムへの熱影響がない方法として、あら
かじめリード線を溶接等により電気的に接続した金属箔
を貼り付けて電極を形成する方法や電極を誘電体フィル
ムへ印刷する際にリード線を誘電体フィルムの被印刷面
に設置した状態で印刷し電極とリード線を電気的に接続
する方法もある。
【0016】電極6aと6bは短冊状の誘電体フィルム
5aを介して対向するように積層してあり、積層したも
のを巻回し、高圧用フィルムコンデンサとする。
【0017】誘電体フィルムを積層したものを巻回した
後に加熱、加圧や超音波、加圧により偏平形状に加工し
ても良い。また、エポキシ結合する液状樹脂やアクリル
結合する液状樹脂を含浸あるいは表面に塗布した後に加
熱や紫外線や電子線により硬化しても良い。
【0018】(実施の形態2)図2は本発明の一実施の
形態による高圧用フィルムコンデンサの展開斜視図を示
し、図2において9a及び9bは、短冊状の誘電体フィ
ルムであり、誘電体として電荷を蓄える作用を有する。
【0019】10a、10b、10c及び10d,10
eは、短冊状の誘電体フィルム9a及び9bに形成した
電極であり、誘電体フィルム9a及び9bに電圧を印可
する作用を有する。電極10a、10b、10cを長手
方向にそれぞれ間隔をおいて互いに電気的に絶縁した島
状に形成した短冊状の誘電体フィルム9aの隣接する電
極の双方に対し誘電体フィルム9aを介して対向するよ
うに、電極10d,10eを長手方向に島状に形成した
短冊状の誘電体フィルム9bを積層している。なお、図
2は等価的に直列に接続するコンデンサの数は4である
が、生産性を高めるとともに、等価直列抵抗の低減を実
現するためには、6以下が好ましい。
【0020】11a及び11bは、電極10a及び10
bへ12a及び12bにおいて電気的に接続したリード
線であり、短冊状の誘電体フィルム9aに形成した電極
10a及び10cを外部に引き出す作用を有している。
【0021】短冊状の誘電体フィルム9aと9bを積層
した後に巻回し、高圧用フィルムコンデンサとする。
【0022】誘電体フィルムを積層したものを巻回した
後に加熱、加圧や超音波、加圧により偏平形状に加工し
ても良い。また、エポキシ結合する液状樹脂やアクリル
結合する液状樹脂を含浸あるいは表面に塗布した後に加
熱や紫外線や電子線により硬化しても良い。
【0023】(実施の形態3)図3は本発明の一実施の
形態による高圧用フィルムコンデンサの展開斜視図を示
し、図3において13a、13b、13c、13dは、
短冊状の誘電体フィルムであり、誘電体として電荷を蓄
える作用を有する。
【0024】14a,14b及び14cは、短冊状の誘
電体フィルム13a及び13cに形成した電極であり、
短冊状の誘電体フィルム13a及び13bに電圧を印可
する作用を有する。電極14a、14bを長手方向にそ
れぞれ間隔をおいて互いに電気的に絶縁した島状に形成
した短冊状の誘電体フィルム13aと短冊状の誘電体フ
ィルム13bを積層したものと、電極14cを長手方向
に島状に形成した短冊状の誘電体フィルム13cと短冊
状の誘電体フィルム13dを積層したものを、電極14
a、14bの双方に対し短冊状の誘電体フィルム13a
を介して電極14cが対向するように積層している。な
お、図3では電極を形成した短冊状の誘電体フィルムと
1枚の短冊状の誘電体フィルムを積層しているが、1枚
以上であれば良い。なお、図3は等価的に直列に接続す
るコンデンサの数は2であるが、生産性を高めるととも
に、等価直列抵抗の低減を実現するためには、6以下が
好ましい。
【0025】15a及び15bは、電極14a及び14
bへ16a及び16bにおいて電気的に接続したリード
線であり、誘電体フィルムに形成した電極を外部に引き
出す作用を有している。
【0026】短冊状の誘電体フィルム13a、13b、
13c、13dを積層した後に巻回し、高圧用フィルム
コンデンサとする。
【0027】誘電体フィルムを積層したものを巻回した
後に加熱、加圧や超音波、加圧により偏平形状に加工し
ても良い。また、エポキシ結合する液状樹脂やアクリル
結合する液状樹脂を含浸あるいは表面に塗布した後に加
熱や紫外線や電子線により硬化しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高圧用フ
ィルムコンデンサにおいて、生産性を高めるとともに、
等価直列抵抗の低減という有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による高圧用フィルムコ
ンデンサを示す展開斜視図
【図2】本発明の一実施の形態による高圧用フィルムコ
ンデンサを示す展開斜視図
【図3】本発明の一実施の形態による高圧用フィルムコ
ンデンサを示す展開斜視図
【図4】従来の高圧用フィルムコンデンサを示す展開斜
視図
【図5】従来の高圧用フィルムコンデンサの等価回路を
示す図
【符号の説明】
5a,5b,9a,9b,13a,13b,13c,1
3d 誘電体フィルム 6a,6b,10a,10b,10c,10d,14
a,14b,14c 電極 7a,7b,11a,11b,15a,15b リード
線 8a,8b,12a,12b,16a,16b 電極と
リード線の電気的接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 高則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 一家 敏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚みが25μm以上400μm以下の短冊
    状の誘電体フィルムと、誘電体フィルムに形成した電極
    と、外部に電極を引き出すために電極へ電気的に接続し
    たリード線と、複数の短冊状の誘電体フィルムを電極が
    誘電体フィルムを介して対向するように積層したものを
    巻回した構造を備えた高圧用フィルムコンデンサ。
  2. 【請求項2】2個以上の電極を長手方向にそれぞれ間隔
    をおいて互いに電気的に絶縁した島状に形成した短冊状
    の誘電体フィルムの隣接する電極の双方に対し誘電体フ
    ィルムを介して電極が対向するように、1個以上の電極
    を長手方向に島状に形成した短冊状の誘電体フィルムを
    積層したものを巻回した構造を備えた請求項1記載の高
    圧用フィルムコンデンサ。
  3. 【請求項3】2個以上の電極を長手方向にそれぞれ間隔
    をおいて互いに電気的に絶縁した島状に形成した短冊状
    の誘電体フィルムと1枚以上の短冊状の誘電体フィルム
    を積層したものと、1個以上の電極を長手方向に島状に
    形成した短冊状の誘電体フィルムと1枚以上の短冊状の
    誘電体フィルムを積層したものを、隣接する電極の双方
    に対し誘電体フィルムを介して電極が対向するように積
    層したものを巻回した構造を備えた請求項1記載の高圧
    用フィルムコンデンサ。
  4. 【請求項4】電極が、固体化したものが導電性を示す液
    状物の印刷、あるいは固体化したものが導電性を示す液
    状物の印刷と金属箔の貼り付けの組み合わせ、あるいは
    固体化したものが導電性を示す液状物の印刷と蒸着の組
    み合わせにより形成したものであり、固体化したものが
    導電性を示す液状物の印刷で形成した電極が抵抗値0.
    1Ω/□以上100Ω/□以下、厚み1μm以上100
    μm以下である請求項1記載の高圧用フィルムコンデン
    サ。
  5. 【請求項5】電極とリード線の電気的接続を電極へのリ
    ード線の溶接、あるいは被接着面と電気的接続の得られ
    る粘着テープへリード線を溶接し電極への貼り付け、あ
    るいは固体化したものが導電性を示す液状物の塗布、あ
    るいは溶融金属の塗布により行う請求項1記載の高圧用
    フィルムコンデンサ。
JP01022698A 1998-01-22 1998-01-22 高圧用フィルムコンデンサ Expired - Fee Related JP3185739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01022698A JP3185739B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 高圧用フィルムコンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01022698A JP3185739B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 高圧用フィルムコンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11214241A true JPH11214241A (ja) 1999-08-06
JP3185739B2 JP3185739B2 (ja) 2001-07-11

Family

ID=11744377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01022698A Expired - Fee Related JP3185739B2 (ja) 1998-01-22 1998-01-22 高圧用フィルムコンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3185739B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243877A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 絶縁部材およびコッククロフト・ウォルトン回路
JP2013106399A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Shindengen Electric Mfg Co Ltd フィルタ回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243877A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 絶縁部材およびコッククロフト・ウォルトン回路
JP2013106399A (ja) * 2011-11-11 2013-05-30 Shindengen Electric Mfg Co Ltd フィルタ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP3185739B2 (ja) 2001-07-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1866428B (zh) 叠层电容器及其制造方法
JP3755336B2 (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP7012251B2 (ja) 電池、および、電池製造方法
JP2008004744A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
US20210020994A1 (en) Battery and battery manufacturing method
GB1393829A (en) Electrical capacitors
US3327184A (en) Wound capacitor and method of making
JP3185739B2 (ja) 高圧用フィルムコンデンサ
JPH1050556A (ja) 電気二重層コンデンサ
JPH10163072A (ja) 積層型固体コンデンサ
WO2020195464A1 (ja) コンデンサ
JP2645562B2 (ja) 積層型固体電解コンデンサの製造方法
JPH0563926B2 (ja)
JP3148596B2 (ja) 巻回型金属化フィルムコンデンサ
JP3503416B2 (ja) 金属化フィルムコンデンサ
JP2003289023A (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2645559B2 (ja) 積層型固体電解コンデンサとその製造方法
JP2001338850A (ja) 薄型板状コンデンサ
JP2893576B2 (ja) 巻回型フィルムコンデンサ
JP2000058369A (ja) フィルムコンデンサ
JPH10261543A (ja) コンデンサ
WO2013128951A1 (ja) 固体電解コンデンサおよびその製造方法
JP2000012370A (ja) 同軸巻コンデンサおよびその製造方法
JP2009152431A (ja) フィルムコンデンサ
JPH0125200B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees