JPH11212960A - 文書処理装置 - Google Patents
文書処理装置Info
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- JPH11212960A JPH11212960A JP10010105A JP1010598A JPH11212960A JP H11212960 A JPH11212960 A JP H11212960A JP 10010105 A JP10010105 A JP 10010105A JP 1010598 A JP1010598 A JP 1010598A JP H11212960 A JPH11212960 A JP H11212960A
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Abstract
た場合に、その変更された書式情報に加えて、その書式
情報以外の既に設定されている書式情報をそのまま引き
継いだ状態で、所定のダミー文字をディスプレイに表示
させることにより、書式情報の変更後に新たに文字等を
入力するについて書式情報の把握を容易に行うことが可
能となるとともに、その後の書式変更を簡単な操作をも
って行うことが可能な文書処理装置を提供する。 【解決手段】 キーボード3の書式設定キーが操作され
ること(S4)に基づき行われる書式設定処理(S5)
において、ダミー文字挿入処理(S10、S20〜S3
3)により液晶ディスプレイ22にてカーソルKの後に
ダミー文字が表示される(S11)とともに、この後に
書式設定キーが操作された場合にはダミー文字書式情報
変更処理(S14、S40〜S48)が行われてその変
更された書式情報に従ってダミー文字が再表示される
(S49)。
Description
して設定された各種の書式情報に基づく書式モード下
で、文字キーにより文字等が入力された際にその文字等
を書式情報に基づいてディスプレイ上に表示する文書処
理装置に関し、特に、書式設定キーにより書式情報の変
更が行われた場合に、その変更された書式情報に加え
て、その書式情報以外の既に設定されている書式情報を
そのまま引き継いだ状態で、所定のダミー文字をディス
プレイに表示させることにより、書式情報の変更後に新
たに文字等を入力する際に書式情報の把握を容易に行う
ことが可能であるとともに、その後の書式変更を簡単な
操作をもって行うことが可能な文書処理装置に関するも
のである。
ロセッサ等においては、複数行分の文書データを表示可
能なディスプレイ、キーボード、ドット印字方式の印字
ヘッドを有する印刷機構等を基本的に備え、キーボード
から入力された文字や記号からなる文書データは、所定
の文字サイズでディスプレイ上に表示され、一方、文書
データについて印刷処理を指示した場合には、文字サイ
ズや文字間ピッチ及び行間値等を含む予め書式設定キー
を介して設定した書式情報に基いて、文書データが印刷
媒体に印刷できるようになっている。
おいて、書式設定キーにより書式情報、例えば、文字フ
ォントを変更した場合に、その変更された文字フォント
に対応する所定文字例がディスプレイに表示されるよう
に構成された装置も存在する。かかるワードプロセッサ
等では、文字入力を行う前に変更した文字フォントをデ
ィスプレイ上で確認できるので便利である。
来のワードプロセッサ等では、文字入力を行う前に書式
設定キーを介して書式情報の内、例えば、文字フォント
を変更した場合、文字入力を行う前に変更した文字フォ
ントをディスプレイ上で確認できるので便利ではあるも
のの、文字フォント以外の書式情報については、ディス
プレイ上に表示される文字例には具現されるようには構
成されてはいない。
報を具現した入力文字はディスプレイに表示されないこ
とから、文字の入力前に文字フォント以外の書式情報を
事前に確認することは不可能であり、また、実際に入力
文字を印刷媒体に印刷した後に初めて文字に付随されて
いる全ての書式情報を確認できるに過ぎないものであ
る。従って、書式情報の設定が適切でない場合には、入
力文字の印刷後に再設定する必要があり、かかる再設定
操作は煩雑であるとともに印字媒体も無駄に消費される
こととなって好ましくない。
書データの印刷イメージを表示するイメージ表示機能を
備えたものが実用化され、この種の装置では、イメージ
表示機能により文書データの印刷イメージを表示する場
合に、文書データの文字等は、書式設定キーにより設定
した書式情報に基づいて、文字等がディスプレイ上にイ
メージ表示され、また、文字修飾が設定されている場合
には、その修飾種類に修飾され、しかも設定した文字間
ピッチ及び行間値とに基いてディスプレイに表示される
ものではある。しかし、書式情報を確認するためには、
書式情報を設定したり変更したりする度毎にイメージ表
示操作を行う必要があり、操作が煩雑になることは否め
ない。
になされたものであり、書式設定キーにより書式情報の
変更が行われた場合に、その変更された書式情報に加え
て、その書式情報以外の既に設定されている書式情報を
そのまま引き継いだ状態で、所定のダミー文字をディス
プレイに表示させることにより、書式情報の変更後に新
たに文字等を入力するについて書式情報の把握を容易に
行うことが可能であるとともに、その後の書式変更を簡
単な操作をもって行うことが可能な文書処理装置を提供
することを目的とする。
本発明に係る文書処理装置は、文字キー、書式設定キー
等を有する入力手段と、書式設定キーを介して入力され
る各種の書式情報及びその書式情報により設定される書
式モード下で文字キーを介して入力される文字データか
らなる文書データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記
憶された書式情報に基づいて文字データを表示する表示
手段とを有する文書処理装置において、前記書式情報の
一部又は全部が書式設定キーを介して変更された場合
に、前記記憶手段にてその変更された書式情報を設定す
るとともに、変更されていない書式情報をそのまま保持
する書式情報設定・保持手段と、前記書式情報設定・保
持手段により設定・保持された書式情報に基づき、前記
表示手段上にてカーソルで指示される位置にダミー文字
を表示させる表示制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
報の一部又は全部が書式設定キーを介して変更された場
合には、書式情報設定・保持手段により、記憶手段にて
その変更された書式情報が設定され、且つ、変更されて
いない書式情報はそのまま保持される。そして、表示制
御手段による制御下で、書式情報設定・保持手段により
設定・保持された書式情報に基づき、表示手段上にてカ
ーソルで指示される位置にダミー文字が表示される。
報の一部又は全部が変更された場合に、その変更された
書式情報及び変更されていない書式情報に基づいて、ダ
ミー文字をディスプレイに表示させるようにしているの
で、ディスプレイに表示されたダミー文字を一見するこ
とにより、書式情報の変更後に新たに文字等を入力する
について書式情報の把握を容易に行うことが可能とな
る。また、変更された書式情報以外の書式情報はそのま
ま引き継がれて保持されているので、その後に書式設定
キーを介して書式情報の変更を行う場合においても簡単
な操作をもって書式情報の変更を行うことが可能とな
る。
カーソルの位置を制御するカーソルポインタと、前記書
式設定キーが操作された場合に前記記憶手段上でカーソ
ルポインタにて指示される位置よりも前方位置で最初に
存在する書式情報を検索する検索手段と、前記検索手段
により検索された書式情報を記憶手段上の所定エリアに
コピーする書式情報コピー手段と、前記所定エリアにコ
ピーされた書式情報を前記書式設定・保持手段に保持さ
れた書式情報で書き換える書式情報書換手段と、前記所
定エリアの後に前記ダミー文字を挿入するダミー文字挿
入手段とを備えることが望ましい。かかる場合、記憶手
段上でカーソルポインタにより指示される位置よりも前
方位置で検索された書式情報が所定エリアにコピーされ
るとともに、そのコピーされた書式情報が書式設定・保
持手段に保持された書式情報で書き換えられ、また、所
定エリアの後にダミー文字が挿入される。従って、表示
手段上に表示されたダミー文字に基づき、変更された書
式情報を確認した後に新たに文字入力を行う場合には、
所定エリアに記憶されている変更後の書式情報とそのま
ま保持された書式情報に従って文字が入力されていくこ
ととなる。
を確定する確定キーと、前記確定キーが操作された際に
前記ダミー文字を消去する消去手段とを備えることが望
ましく、また、前記表示制御手段を介して表示手段上に
ダミー文字が表示された後に文字キーが操作された場合
に、その操作された文字キーに対応する文字データがダ
ミー文字に代えて切換表示されることが望ましい。かか
る場合、確定キーの操作により書式情報が確定され、ダ
ミー文字を表示し続ける必要はないことからダミー文字
が消去され、また、新たな文字入力があった場合にはダ
ミー文字に代えて入力文字が切換表示される。
を具体化した実施形態に基づき、図面を参照しつつ詳細
に説明する。本実施形態は、アルファベット文字や記号
などの多数のキャラクタを印刷テープに印刷可能なテー
プ印刷装置に本発明を適用した場合のものである。
概略構成について図1に基づき説明する。図1に示すよ
うに、テープ印刷装置1の本体フレーム2の前部にはキ
ーボード3が配設され、キーボード3の後方で本体フレ
ーム2内には印刷機構PMが配設され、またキーボード
3の直ぐ後側には、入力した文字や記号を印刷イメージ
で表示可能な液晶ディスプレイ22が設けられている。
このディスプレイ22には、縦方向に32ドット、横方
向に121ドットで構成される表示画面を有している。
ここで、符号4は、印刷機構PMに装着するテープカセ
ットCSを着脱するときに、カバーフレーム6を開放す
る為のリリースボタンである。
や記号を入力する為の文字キー、文字修飾の種類や印刷
文字サイズなどを含む各種書式情報の設定・変更を行う
際に操作される書式設定キー、書式設定キーの操作後に
各種の書式情報の設定、変更を行うためのフォントキ
ー、サイズキー、幅キー、スタイルキー、リターンキ
ー、カーソルK(図5等参照)を上下左右方向に移動さ
せる為のカーソル移動キー、各種の設定処理を終了する
確定キー、印刷を指令する印刷キー、電源をON・OF
Fする為の電源キーなどが設けられている。
ォント(ゴシック系書体、明朝体系書体等)から所望の
文字フォントを選択するためのキー、サイズキーは複数
の各種文字サイズ(6ポイント、10ポイント、13ポ
イント、19ポイント、26ポイント、38ポイント、
44ポイント等)から所望の文字サイズを選択するため
のキー、幅キーは複数の各種文字幅(半角、全角、倍角
等)から所望の文字幅を選択するためのキー、スタイル
キーは複数の各種文字スタイル(アンダーライン、影付
文字、ボールド、イタリック、アウトライン(白抜き文
字)等)から所望の文字スタイルを選択するためのキー
である。
て簡単に説明すると、印刷機構PMに着脱自在に矩形状
のテープカセットCSが装着されており、このテープカ
セットCSには、ラミネートフィルムテープ7が巻装さ
れたテープスプール8と、印字リボン9が巻装されたリ
ボン供給スプール10と、この印字リボン9を巻取る巻
取りスプール11と、ラミネートフィルムテープ7と同
一幅を有する両面テープ12が剥離紙を外側にして巻装
された供給スプール13と、これらラミネートフィルム
テープ7と両面テープ12とを接合させる接合ローラ1
4とが回転自在に設けられている。
ボン9とが重なる位置には、サーマルヘッド15が立設
され、これらラミネートフィルムテープ7と印字リボン
9とをサーマルヘッド15に押圧するプラテンローラ1
6と、ラミネートフィルムテープ7と両面テープ12と
を接合ローラ14に押圧して印刷テープ19を作成する
送りローラ17とは、本体フレーム2に回動自在に枢着
された支持体18に回転可能に枢支されている。このサ
ーマルヘッド15には、128個の発熱素子からなる発
熱素子群が上下方向に列設されている。
照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ14と
巻取りスプール11とが所定回転方向に夫々同期して駆
動されながら、サーマルヘッド15の発熱素子群に通電
されたとき、ラミネートフィルムテープ7上には複数の
ドット列により文字やバーコードが印字され、しかもラ
ミネートフィルムテープ7は両面テープ12を接合した
状態で印刷テープ19としてテープ送り方向Aにテープ
送りされ、図1、図2に示すように、本体フレーム2の
外部に繰出される。尚、印刷機構PMの詳細について
は、例えば、特開平2−106555号公報に記載され
た機構と同一であるで、ここではその詳細な説明を省略
する。
する切断装置30について、図2に基いて簡単に説明す
ると、前記テープカセットCSの左側に対応する本体フ
レーム2の直ぐ内側には、板状の補助フレーム31が立
設され、この補助フレーム31に固定刃32が上向きに
固着されている。補助フレーム31に固着された左右方
向向きの枢支軸33には、前後方向に延びる操作レバー
34の前端近傍部が回動可能に枢支され、その操作レバ
ー34の枢支軸33より前側に対応する部位において、
可動刃35が前記固定刃32と対向して取付けられてい
る。また、操作レバー34の後端部は、切断用モータ4
6(図3参照)に連結された揺動駆動機構(図示略)に
より上下揺動可能に構成され、常には、可動刃35が固
定刃32から離間した状態で保持されている。
れた印刷テープ19は、テープカセットCSから固定刃
32と可動刃35との間を通って本体フレーム2外に延
びているので、切断信号により駆動された切断用モータ
46により、揺動駆動機構を介して操作レバー34の後
端部が上下揺動され、可動刃35が固定刃32に接近し
て、これら両刃32・35で印刷テープ19が切断され
る。
出される印刷テープ19として、テープ幅を6mm、9m
m、12mm、18mm、24mmとする5種類が準備されて
おり、これらテープカセットCSの底壁部には、これら
5種類のテープ幅の何れかを検知する為に、4つの突出
爪の有無を組合せた突出片20が設けられている。そし
て、このテープカセットCSの下側を支持する本体フレ
ーム2には、この突出片20の突出爪の組合せからテー
プ幅を検知するカセットセンサ42(図3参照)が取付
けられている。即ち、このカセットセンサ42は、突出
片20を構成する突出爪の組合せにより、例えば、テー
プ幅が24mmのときには「0100」のカセット信号を
出力し、またテープ幅が12mmのときには「1100」
のカセット信号を出力するとともに、テープカセットC
Sが装着されていないときには、「0000」のカセッ
ト信号を出力する。
図3に基づき説明する。図3はテープ印刷装置1の制御
系を示すブロック図である。
ーフェース50には、キーボード3と、カセットセンサ
42と、液晶ディスプレイ(LCD)22に表示データ
を出力する為のビデオRAM24を有するディスプレイ
コントローラ(LCDC)23と、警告用ブザー43の
為の駆動回路44と、サーマルヘッド15を駆動する為
の駆動回路47と、テープ送りモータ45を駆動する為
の駆動回路48と、切断用モータ46を駆動する為の駆
動回路49とが夫々接続されている。
52にデータバスなどのバス51を介して接続された入
出力インターフェース50、表示用CG(キャラクタジ
ェネレータ)ROM53、印刷用CG(キャラクタジェ
ネレータ)ROM54、ROM55及びRAM60とか
ら構成されている。
当する)53には、アルファベット文字や記号などの多
数のキャラクタの各々に関して、表示用ドットパターン
データが、各フォント(ゴシック系書体、明朝系書体な
ど)毎に6種類(7、10、16、21、32、32BI
G ドット)の表示文字サイズ分、コードデータに対応さ
せて格納されている。ここで、32BIG ドットの表示文
字サイズは、アルファベットの大文字のようにベースラ
インの下側に食み出さない文字列のときに、32ドット
文字サイズより大きく表示できる表示文字サイズであ
る。
ト文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、
印刷用ドットパターンデータが、各フォント毎に7種類
(6ポイント:16ドット、10ポイント:24ドッ
ト、13ポイント:32ドット、19ポイント:48ド
ット、26ポイント:64ドット、38ポイント:96
ドット、44ポイント:96BIG ドット)の印刷文字サ
イズ分、コードデータに対応させて格納されている。こ
こで、96BIG ドットの印刷文字サイズは、アルファベ
ットの大文字のようにベースラインの下側に食み出さな
い文字列のときに、96ドット文字サイズより大きく印
刷できる文字サイズである。
制御処理プログラム、キーボード3から入力された文字
や数字や記号などのキャラクタのコードデータに対応さ
せてディスプレイコントローラ23を制御する表示駆動
制御プログラム、文字や記号にアンダーライン、影付き
文字、ボールド、イタリック、アウトライン(白抜き文
字)、影文字などの各種の文字修飾を施す文字修飾制御
プログラム、印刷データバッファ67のデータを順次読
出してサーマルヘッド15やテープ送りモータ45を駆
動する印刷駆動制御プログラム、テープ印刷制御の制御
プログラムなどが格納されている。
とそのサイズで印刷するときの表示文字サイズとを対応
させた文字サイズ変換テーブル(図示せず)が格納され
ている。また、ROM55には、図示しないが、7種類
の印刷文字サイズと各印刷文字サイズに関する一連の文
字や記号のドットパターンデータが格納されている印刷
用CGROM54の先頭アドレス(インデックスアドレ
ス)とを対応させた印刷文字サーチテーブルと、このイ
ンデックスアドレスと各文字や記号の印刷用CGROM
54における格納先頭アドレスとを対応させた印刷文字
インデックステーブルとが格納されている。
種類の表示文字サイズと各表示文字サイズに関する一連
の文字や記号のドットパターンデータが格納されている
表示用CGROM53の先頭アドレス(インデックスア
ドレス)とを対応させた表示文字サーチテーブルと、こ
のインデックスアドレスと各文字や記号の表示用CGR
OM53における格納先頭アドレスとを対応させた表示
文字インデックステーブルとが格納されている。
刷パラメータメモリ62、ポインタメモリ63、表示文
字サイズメモリ64、配置位置情報メモリ65、表示デ
ータバッファ66、印刷データメモリ67、その他CP
U52の演算結果を一時的に格納するワークメモリ等が
設けられている。
ド3から入力された文書データや書式情報データが格納
される。例えば、図4に示すように、キーボード3の数
字キーにより数字データ「1、2、3、4、5」がこの
順序で入力されて、数字データ「1」と「2」について
サイズ「小」、スタイル「アウトライン」が設定されて
おり、また、数字データ「3」、「4」、「5」につい
てサイズ「デフォルト」(デフォルトの意味については
後述する)、スタイル「アウトライン」が設定されてい
る場合には、テキストメモリ61にて数字データ「1」
の前方位置の書式情報Aエリアに、サイズ:小、スタイ
ル:アウトラインの書式情報が格納され、また、数字デ
ータ「3」の前方位置の書式情報エリアBに、サイズ:
デフォルト、スタイル:アウトラインの書式情報が格納
されることとなる。また、この時、液晶ディスプレイ2
2には、図5に示すように、数字「1」、「2」がサイ
ズ:小、アウトライン文字で表示され、また、数字
「3」〜「5」がサイズ:デフォルト、アウトライン文
字で表示される。尚、数字「2」と数字「3」との間に
表示されているのは、カーソルKである。
印刷テープ19に印刷する上で必要な各種のデータが格
納される。ポインタメモリ63には、カーソルKの表示
位置に対応するテキストメモリ61上のアドレスを指示
するカーソルポインタ値が格納される。表示文字サイズ
メモリ64には、求められた表示文字サイズのデータが
格納される。配置位置情報メモリ65には、表示する各
文字や記号の表示データバッファ66における表示位置
情報が格納される。表示データバッファ66には、入力
された複数の文字や記号の表示用ドットパターンデータ
が合成して格納され、また印刷データバッファ67に
は、印刷に供する複数の文字や記号の印刷用ドットパタ
ーンデータが合成して印刷用ドットイメージデータとし
て格納される。
われるダミー文字表示制御処理について図6〜図9に示
すフローチャートに基づき説明する。図6はメインプロ
グラムのフローチャート、図7は書式設定処理プログラ
ムのフローチャート、図8はダミー文字挿入処理プログ
ラムのフローチャート、図9はダミー文字の書式情報変
更処理プログラムのフローチャートである。
ステップ(以下、Sと略記する)1でテープ印刷装置1
の初期化処理(RAM60等の初期化処理)が行われ、
S2にて液晶ディスプレイ22に文書編集画面を表示す
る。この状態で文字キー等を介して文字等の入力が可能
となる。
入力があるかどうか判断され、キー入力があるまで待機
する。キー入力があった場合(S3:YES)には、S
4においてそのキー入力が書式設定キーからのキー入力
であるかどうか判断される。書式設定キーからのキー入
力がある場合(S4:YES)には、S5にて書式設定
処理(後述する)が行われた後S2に戻る。一方、書式
設定キーからのキー入力でない場合(S4:NO)に
は、S6にて印刷キーからのキー入力であるかどうか判
断される。印刷キーからのキー入力である場合(S6:
YES)には、印刷テープ19に文字等の印刷を行う印
刷処理が行われた(S7)後S2に戻る。これに対し
て、印刷キーからのキー入力でない場合(S6:NO)
には、S8にて操作されたキーに対応する処理を行った
後S2に戻る。
について図7のフローチャートに基づき説明する。書式
設定キーが操作された場合(S4:YES)には、先
ず、S10にてダミー文字挿入処理が行われる。ここ
で、ダミー文字挿入処理について図8のフローチャー
ト、及び、図10に基づき説明する。図10はダミー文
字挿入処理後におけるテキストメモリ61の状態を模式
的に示す説明図である。
で、数字「1」〜「5」からなるテキスト(文書デー
タ)が作成されており、テキストメモリ61には図4に
示すように数字データ、書式情報データが格納されてい
るとともに、液晶ディスプレイ22には図5に示すよう
に数字「1」〜「5」及びカーソルKが表示されている
ものとする。
メモリ63に格納されているカーソルポインタ値に基づ
くカーソルKの位置から前方に存在する書式情報が検索
される。続くS21においては、S20にて最初に発見
(検索)された書式情報値をコピーするとともに、RA
M60のワークメモリに書式情報1及び書式情報2とし
て一旦格納する。前記図4に示す例では、数字「1」、
「2」についての書式情報Aが検索されるとともに、書
式情報Aの内容がコピーされてワークメモリに書式情報
1、書式情報2として格納されることとなる。
式情報の設定・変更を行ういずれのキーが操作されたか
を認識し、その入力キーコードデータが取得される。そ
して、その取得された入力キーコードがフォントキーに
対応する場合(S23:YES)には、書式情報1のフ
ォント設定をデフォルトに変更する(S24)。ここ
に、フォント設定をデフォルトにすることは、前記した
ように各種存在するフォント中特定の書体(例えば、書
体A)に設定することを意味する。
サイズキーに対応する場合(S25:YES)には、書
式情報1のサイズ設定をデフォルトに変更する(S2
6)。ここに、サイズ設定をデフォルトにすることは、
前記した各種存在する印刷テープ19のテープ幅に対応
して自動的に選択される文字サイズに設定することを意
味する。
幅キーに対応する場合(S27:YES)には、書式情
報1の文字幅設定をデフォルトに変更する(S28)。
ここに、文字幅設定をデフォルトにすることは、例え
ば、全角文字に設定することを意味する。
スタイルキーに対応する場合(S29:YES)には、
書式情報1のスタイルをデフォルトに変更する(S3
0)。ここに、スタイルをデフォルトにすることは、例
えば、文字スタイルを文字修飾が存在しない普通文字に
することを意味する。
スタイルキーのいずれも操作されない場合(S23:N
O、S25:NO、S27:NO、S29:NO)に
は、前記のようにデフォルトに変更することなくS31
に移行する。
クメモリにコピーして格納された書式情報1がテキスト
メモリ61上でカーソルKが存在する位置(数字「2」
の後の位置)に挿入され、更に、S32では、そのよう
に挿入された書式情報1の直後にダミー文字データ(本
テープ印刷装置1では、ダミー文字として「A」を使用
している)が挿入される。また、S33では、前記S2
1にて一旦ワークメモリにコピーして格納された書式情
報2が前記ダミー文字の直後に挿入された後、リターン
される。
おけるテキストメモリ61の状態は図10に示すように
なる。即ち、図10に示すテキストメモリ61におい
て、書式情報A(サイズ:小、スタイル:アウトライ
ン)、数字「1」、「2」、書式情報1(サイズ:小、
スタイル:デフォルト)、ダミー文字「A」、書式情報
2(サイズ:小、スタイル:デフォルト)、書式情報B
(サイズ:デフォルト、スタイル:アウトライン)、数
字「3」、「4」、「5」の順序で各データが格納され
ている。
ーしたものであるから基本的に書式情報Aの内容を引き
継いでおり、また、スタイルキーが操作されたことに基
づき前記S29:YES、S30によりスタイルがデフ
ォルトに変更されている。また、書式情報2は、書式情
報Aをコピーしたものであり、また、その内容が変更さ
れることはないので、書式情報Aの内容と全く同一内容
を有する。書式情報2は、書式情報Aをそのまま生かし
て新たに文字等を入力する際に使用されるものであり、
例えば、新たな書式情報が設定されたり、その後に新た
な文字入力が行われない場合には、使用されることはな
い。
ように、前記ダミー文字挿入処理を行うことにより、図
4に示すテキストメモリ61における文字「2」と書式
情報Bとの間に、書式情報1、ダミー文字、書式情報2
がこの順序で挿入されていることが分かる。
て説明を続けると、前記S10にてダミー文字挿入処理
が行われた後、S11で液晶ディスプレイ22に編集画
面を表示する処理が行われる。液晶ディスプレイ22の
画面が編集画面に戻されると、前記した図10に示すテ
キストメモリ61の内容に従って、液晶ディスプレイ2
2には、カーソルKの後にダミー文字「A」が表示され
る(図11参照)。かかるダミー文字「A」は、書式情
報1に基づき、サイズ:小、スタイル:デフォルトの状
態で表示される。
キーからキー入力があるまで待機し(S12:NO)、
キー入力があった場合(S12:YES)には、S13
にてそのキー入力が書式設定キーからのキー入力である
かどうかが判断される。書式設定キーからのキー入力で
ある場合(S13:YES)には、S14でダミー文字
書式情報変更処理(後述する)が行われた後S11に戻
る。一方、書式設定キーからのキー入力でない場合(S
13:NO)には、S15で確定キーからのキー入力で
あるかどうか判断され、確定キーからのキー入力である
場合(S15:YES)には、前記S11にて液晶ディ
スプレイ22に表示されたダミー文字「A」を削除した
(S16)後処理をリターンする。これに対して、確定
キーからのキー入力でない場合(S15:NO)には、
文字キーからのキー入力かどうか判断される(S1
7)。そして、文字キーからのキー入力である場合(S
17:YES)には、文字キーを介して入力された文字
とダミー文字「A」とを入れ替えた後処理をリターンす
る。尚、文字キーからのキー入力でない場合(S17:
NO)には、S11に戻る。
書式情報変更処理について図9のフローチャートに基づ
き説明する。先ず、S40において、S13にて書式設
定キーが操作された後に、書式情報の設定・変更を行う
いずれのキーが操作されたかを認識し、その入力キーコ
ードデータが取得される。そして、その取得された入力
キーコードがフォントキーに対応する場合(S41:Y
ES)には、書式情報1のフォント設定を次の設定値に
切り替える(S42)。これは、フォントキーが操作さ
れる毎に、各フォントが連続してサイクリックに切り替
えられることに基づく。
サイズキーに対応する場合(S43:YES)には、書
式情報1のサイズ設定を次の設定値に切り替える(S4
4)。この場合も、サイズキーが操作される毎に、各サ
イズが連続してサイクリックに切り替えられる。
幅キーに対応する場合(S45:YES)には、書式情
報1の文字幅設定を次の設定値に切り替える(S4
6)。この場合にも、幅キーが操作される毎に、各文字
幅が連続してサイクリックに切り替えられる。
スタイルキーに対応する場合(S47:YES)には、
書式情報1のスタイルを次の設定値に切り替える(S4
8)。この場合にも、スタイルキーが操作される毎に、
各スタイルが連続してサイクリックに切り替えられる。
スタイルキーのいずれも操作されない場合(S41:N
O、S43:NO、S45:NO、S47:NO)に
は、前記のように次の設定値に切り替えることなくS4
9に移行する。
て切り替えられたフォント、サイズ等に基づいて、ダミ
ー文字が、液晶ディスプレイ22においてカーソルKの
後にダミー文字が再表示される。ここで、例えば、図1
0に示す場合において、前記S43、S44、及び、S
47、S48の処理を介して、書式情報1の内容が、サ
イズ:デフォルト、スタイル:アウトラインに変更され
た場合には、図12に示すように、カーソルKの後にて
その変更された書式情報1の内容に従ってダミー文字
「A」が表示される。かかるダミー文字「A」を一見す
れば、数字「2」の後に新たな文字等を入力する場合
に、その新たな入力文字等について書式情報の把握が容
易となる。
テープ印刷装置1では、キーボード3の書式設定キーが
操作されること(S4)に基づき行われる書式設定処理
(S5)において、ダミー文字挿入処理(S10、S2
0〜S33)により液晶ディスプレイ22にてカーソル
Kの後にダミー文字が表示される(S11)とともに、
この後に書式設定キーが操作された場合にはダミー文字
書式情報変更処理(S14、S40〜S48)が行われ
てその変更された書式情報に従ってダミー文字が再表示
される(S49)。
は、既に設定されている書式情報を書式情報1にコピー
する(S20、S21)とともに、書式情報に変更があ
った場合(S22〜S30)には、コピーした書式情報
を引き継ぎつつ変更された書式情報を書式情報1にてデ
フォルトに設定してダミー文字を書式情報1の後に挿入
し(S31〜S33)、この後書式情報1に従ってダミ
ー文字を表示させ、また、ダミー文字書式情報変更処理
においては、変更された書式情報を所定の設定値に書式
情報1を切り替えた(S40〜S48)後、その変更さ
れた書式情報1に従ってダミー文字を再表示する(S4
9)。
ー、サイズキー等の操作により、文字キー等により入力
される文字等の書式情報が変更された場合に、変更され
ていない書式情報を引き継ぎつつ変更された書式情報を
格納したテキストメモリ61の書式情報1に基づいて、
ダミー文字を液晶ディスプレイ22にてカーソルKの後
に表示するようにしたので、液晶ディスプレイ22に表
示されたダミー文字を一見することにより、書式情報の
変更後に新たに文字等を入力するについて書式情報の把
握を容易に行うことができる。
はそのまま引き継がれて書式情報1に保持されているの
で、その後に書式設定キーを介して書式情報の変更を行
う場合においても簡単な操作をもって書式情報の変更を
行うことができる。
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、特
開平8−267883号公報に記載されるようなカラー
印刷が可能なテープ印刷装置の場合には、文字等の印刷
カラーを設定するためのカラー設定キーをキーボードに
配設し、カラー設定キーの操作により設定される印刷カ
ラー情報を書式情報に包含させるとともに、印刷カラー
情報の変更処理をダミー文字挿入処理におけるS23等
と同様に行い、且つ、ダミー文字書式情報変更処理にお
けるS41等と同様に行うことも可能である。このよう
にすれば、印刷カラー情報を含めた書式情報1に基づ
き、ダミー文字を液晶ディスプレイ22に表示すること
ができる。
装置では、書式設定キーにより書式情報の変更が行われ
た場合に、その変更された書式情報以外の既に設定され
ている書式情報をそのまま引き継いだ状態で、所定のダ
ミー文字をディスプレイに表示させることにより、書式
情報の変更後に新たに文字等を入力するについて書式情
報の把握を容易に行うことが可能となるとともに、その
後の書式変更を簡単な操作をもって行うことが可能とな
る。
図である。
容を模式的に示す説明図である。
容に従って液晶ディスプレイに表示されたテキストを示
す説明図である。
る。
トである。
ローチャートである。
リの状態を模式的に示す説明図である。
ミー文字が表示された状態を示す説明図である。
ミー文字が再表示された状態を示す説明図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 文字キー、書式設定キー等を有する入力
手段と、書式設定キーを介して入力される各種の書式情
報及びその書式情報により設定される書式モード下で文
字キーを介して入力される文字データからなる文書デー
タを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された書式情
報に基づいて文字データを表示する表示手段とを有する
文書処理装置において、 前記書式情報の一部又は全部が書式設定キーを介して変
更された場合に、前記記憶手段にてその変更された書式
情報を設定するとともに、変更されていない書式情報を
そのまま保持する書式情報設定・保持手段と、 前記書式情報設定・保持手段により設定・保持された書
式情報に基づき、前記表示手段上にてカーソルで指示さ
れる位置にダミー文字を表示させる表示制御手段とを備
えたことを特徴とする文書処理装置。 - 【請求項2】 前記カーソルの位置を制御するカーソル
ポインタと、 前記書式設定キーが操作された場合に前記記憶手段上で
カーソルポインタにて指示される位置よりも前方位置で
最初に存在する書式情報を検索する検索手段と、 前記検索手段により検索された書式情報を記憶手段上の
所定エリアにコピーする書式情報コピー手段と、 前記所定エリアにコピーされた書式情報を前記書式設定
・保持手段に保持された書式情報で書き換える書式情報
書換手段と、 前記所定エリアの後に前記ダミー文字を挿入するダミー
文字挿入手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載
の文書処理装置。 - 【請求項3】 前記入力手段に設けられ、各種処理を確
定する確定キーと、 前記確定キーが操作された際に前記ダミー文字を消去す
る消去手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の
文書処理装置。 - 【請求項4】 前記表示制御手段を介して表示手段上に
ダミー文字が表示された後に文字キーが操作された場合
に、その操作された文字キーに対応する文字データがダ
ミー文字に代えて切換表示されることを特徴とする請求
項1記載の文書処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01010598A JP3826536B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 文書処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01010598A JP3826536B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 文書処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11212960A true JPH11212960A (ja) | 1999-08-06 |
JP3826536B2 JP3826536B2 (ja) | 2006-09-27 |
Family
ID=11741045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01010598A Expired - Fee Related JP3826536B2 (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 文書処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3826536B2 (ja) |
-
1998
- 1998-01-22 JP JP01010598A patent/JP3826536B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3826536B2 (ja) | 2006-09-27 |
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