JP3242255B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JP3242255B2
JP3242255B2 JP03301294A JP3301294A JP3242255B2 JP 3242255 B2 JP3242255 B2 JP 3242255B2 JP 03301294 A JP03301294 A JP 03301294A JP 3301294 A JP3301294 A JP 3301294A JP 3242255 B2 JP3242255 B2 JP 3242255B2
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政治 森
真由美 西尾
美香 大重
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に入力したキャラクタを印刷イメージで表示する際
に、文字修飾を施して正しく表示できないキャラクタに
関しては、正しく表示可能な書体に変更して修飾文字を
表示するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語用や英語用のワードプロセ
ッサなどにおいては、複数行分の文書データを表示可能
なディスプレイやキーボードやドット印字方式の印字ヘ
ッドを有する印刷機構などを基本的に備え、入力した文
字や記号からなる文書データは、所定の文字サイズでデ
ィスプレイにマトリックス状に表示され、入力した文書
データについて印刷処理を指示した場合、印刷文字サイ
ズや文字間ピッチ及び行間値などを含む予め設定した書
式情報に基いて、その文書データが印刷用紙に印刷でき
るようになっている。ところで、最近のワードプロセッ
サには、入力した文書データのレイアウトを表示するレ
イアウト表示機能に加えて、その文書を印刷状態と同様
の印刷イメージで表示するイメージ表示機能を備えたも
のが実用化されている。
【0003】即ち、このイメージ表示機能により、文書
データを印刷イメージで表示する場合、文書データの文
字や記号等のキャラクタは、設定した印刷文字サイズに
対応する表示文字サイズで、しかも設定した書体や文字
間ピッチ及び行間値とに基いてディスプレイに表示され
る。ところで、この文書データ中の任意の文字や記号
に、複数の横線によりキャラクタを表現するストライプ
文字、白抜き文字(アウトライン文字)、ボールド文
字、影付き白抜き文字などの文字修飾指示をしたときに
は、その文字修飾指示された文字や記号は、その文字修
飾の種類に応じた修飾文字によりディスプレイにイメー
ジ表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、イメ
ージ表示機能を備えたワードプロセッサにおいては、文
書データ中の、文字修飾指示された文字や記号は、設定
された印刷文字サイズに対応する表示文字サイズと設定
された書体の表示用ドットパターンデータに、その文字
修飾の種類に応じた修飾処理が施された修飾表示用ドッ
トイメージにより、印刷イメージで表示される場合、例
えば、26ポイント(64ドットサイズ)の印刷文字サ
イズで明朝書体を設定した文字「H」は、図15に示す
ように、表示文字サイズを21ドットサイズで正しく表
示されるにもかかわらず、この文字「H」に対してスト
ライプ文字の文字修飾を設定したときには、図16に示
すように、文字「H」の表示用ドットパターンデータの
横方向の1ドット列が消去されて、文字列「II」とし
て表示される場合が発生し、文字「H」のようなキャラ
クタをストライプ文字による修飾文字として正しく表示
できないという問題がある。尚、図中において、符号K
は縦棒状のカーソルである。
【0005】本発明の目的は、ストライプ文字修飾など
の各種の文字修飾が設定されても、何れのキャラクタも
修飾文字で正しく表示し、修飾文字に関するイメージ表
示機能の充実化を図れるような文書処理装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る文書処理
装置は、図1の機能ブロック図に示すように、文字や記
号等のキャラクタ及び種々の指令を入力する為の入力手
段と、この入力手段から入力されるキャラクタのデータ
を記憶するデータ記憶手段と、キャラクタに関する表示
用ドットパターンデータを明朝系やゴシック系の複数の
書体毎に記憶したフォント記憶手段と、印刷出力するキ
ャラクタに施す文字修飾の種類を設定する文字修飾設定
手段と、データ記憶手段のデータについてフォント記憶
手段から設定された書体の表示用ドットパターンデータ
を読出し、文字修飾設定手段で設定された種類の文字修
飾を施した複数のキャラクタの表示用修飾ドットイメー
ジデータを作成する表示用ドットイメージ作成手段と、
その表示用ドットイメージ作成手段から表示用修飾ドッ
トイメージデータを受けてディスプレイに表示する表示
手段とを備えた文書処理装置において、前記文字修飾設
定手段で設定された修飾種類のデータと、印刷される文
字サイズに対応づけて決定される表示文字サイズと、印
刷される書体と、予め設定された所定の判別論理とに基
いて、文字修飾を施したキャラクタをディスプレイ上に
正しく表示可能か否かをキャラクタ毎に判別する表示可
否判別手段と、前記表示可否判別手段からの出力を受
け、文字修飾を施したキャラクタを正しく表示可能でな
いときには、前記表示用ドットイメージ作成手段にその
キャラクタがディスプレイ上で正しく表示可能な前記設
定された書体とは異なる書体の表示用ドットパターンデ
ータを用いて文字修飾設定手段で設定された種類の文字
修飾を施すように指令する書体変更指令手段と、を備え
たものである。
【0007】ここで、前記表示可否判別手段は、所定の
判別論理の少なくとも一部として、少なくとも、明朝系
の書体が設定され且つ修飾種類として複数の横線により
キャラクタを表現するストライプ修飾が設定されたとき
に、正しく表示可能でないと判別する論理を含むように
構成してもよい(請求項1に従属の請求項2)。更に、
前記書体変更指令手段は、前記表示可否判別手段が表示
可能でないと判別したときに、前記表示用ドットイメー
ジ作成手段にゴシック系の書体の表示用ドットパターン
データを用いて文字修飾設定手段で設定された種類の文
字修飾を施すように指令するように構成してもよい(請
求項2に従属の請求項3)。
【0008】
【作用】請求項1に係る文書処理装置においては、オペ
レータにより、文字修飾設定手段を介して、印刷出力す
るキャラクタに施す文字修飾の種類が設定されたときに
は、表示用ドットイメージ作成手段は、データ記憶手段
に記憶されたキャラクタのデータについて、フォント記
憶手段からキャラクタに関する設定された書体の表示用
ドットパターンデータを順次読出し、文字修飾設定手段
で設定された種類の文字修飾を施した複数のキャラクタ
の表示用修飾ドットイメージデータを作成する。
【0009】ところで、表示可否判別手段は、文字修飾
設定手段で設定された修飾種類のデータと、印刷される
文字サイズに対応づけて決定される表示文字サイズと、
印刷される書体と、予め設定された所定の判別論理とに
基いて、文字修飾を施したキャラクタをディスプレイ上
に正しく表示可能か否かをキャラクタ毎に判別するの
で、書体変更指令手段は、表示可否判別手段からの出力
を受け、文字修飾を施したキャラクタを正しく表示可能
でないときには、表示用ドットイメージ作成手段に、そ
のキャラクタがディスプレイ上で正しく表示可能な前記
設定された書体とは異なる書体の表示用ドットパターン
データを用いて文字修飾設定手段で設定された種類の文
字修飾を施すように指令する。その結果、表示手段は、
表示用ドットイメージ作成手段から表示用修飾ドットイ
メージデータを受けてディスプレイに表示する。
【0010】このように、キャラクタの設定された書体
の表示用ドットパターンデータについて、設定された文
字修飾を施した表示用修飾ドットパターンデータを作成
するときに、表示文字サイズと書体と予め設定された所
定の判別論理とに基いて、文字修飾を施してディスプレ
イ上に正しく表示可能なキャラクタについては、キャラ
クタの設定された書体の表示用ドットパターンデータに
文字修飾を施した表示用修飾ドットパターンデータを作
成する一方、正しく表示可能でないキャラクタについて
は、正しく表示可能な設定された書体とは異なる書体の
表示用ドットパターンデータにその文字修飾を施した表
示用修飾ドットパターンデータを作成するので、修飾文
字を印刷イメージで表示する際に、各種の文字修飾が設
定されても、何れのキャラクタも設定された文字修飾を
施して正しく表示でき、修飾文字に関するイメージ表示
機能の充実化を図ることができる。
【0011】ここで、請求項2の文書処理装置において
は、前記表示可否判別手段は、所定の判別論理の少なく
とも一部として、少なくとも、明朝系の書体が設定され
且つ修飾種類として複数の横線によりキャラクタを表現
するストライプ修飾が設定されたときに、正しく表示可
能でないと判別する論理を含むので、明朝系の書体及び
ストライプ修飾が設定されて正しく表示できないキャラ
クタも、明朝系の書体と異なる書体によりストライプ修
飾文字で正しく表示でき、同様に修飾文字に関するイメ
ージ表示機能の充実化を図ることができる。
【0012】更に、請求項3の文書処理装置において
は、前記書体変更指令手段は、表示可否判別手段が表示
可能でないと判別したときに、表示用ドットイメージ作
成手段にゴシック系の書体の表示用ドットパターンデー
タを用いて文字修飾設定手段で設定された種類の文字修
飾を施すように指令するので、明朝系の書体及びストラ
イプ修飾が設定されて正しく表示できないキャラクタ
も、ゴシック系の書体のストライプ修飾文字で正しく表
示でき、同様に修飾文字に関するイメージ表示機能の充
実化を図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、アルファベット文字や記号など
の多数のキャラクタを印刷テープに印刷可能なテープ印
刷装置に本発明を適用した場合のものである。図2に示
すように、テープ印刷装置1の本体フレーム2の前部に
はキーボード3が配設され、キーボード3の後方で本体
フレーム2内には印刷機構PMが配設され、またキーボ
ード3の直ぐ後側には、入力した文字や記号を印刷イメ
ージで表示可能な液晶ディスプレイ22が設けられてい
る。このディスプレイ22には、縦方向に32ドット、
横方向に121ドットで構成される表示画面を有してい
る。ここで、符号4は、印刷機構PMに装着するテープ
カセットCSを着脱するときに、カバーフレーム6を開
放する為のリリースボタンである。
【0014】キーボード(入力手段に相当する)3に
は、アルファベットや数字や記号を入力する為の文字キ
ー、スペースキー、リターンキー、カーソルKを上下左
右方向に移動させる為のカーソル移動キー、文字修飾の
種類や印刷文字サイズなどを含む書式情報を変更設定す
る書式設定キー、各種の設定処理を終了する実行キー、
印刷を指令する印刷キー、電源をON・OFFする為の
電源キーなどが設けられている。
【0015】次に、印刷機構PMについて、図3に基い
て簡単に説明すると、印刷機構PMに着脱自在に矩形状
のテープカセットCSが装着されており、このテープカ
セットCSには、ラミネートフィルムテープ7が巻装さ
れたテープスプール8と、印字リボン9が巻装されたリ
ボン供給スプール10と、この印字リボン9を巻取る巻
取りスプール11と、ラミネートフィルムテープ7と同
一幅を有する両面テープ12が剥離紙を外側にして巻装
された供給スプール13と、これらラミネートフィルム
テープ7と両面テープ12とを接合させる接合ローラ1
4とが回転自在に設けられている。
【0016】前記ラミネートフィルムテープ7と印字リ
ボン9とが重なる位置には、サーマルヘッド15が立設
され、これらラミネートフィルムテープ7と印字リボン
9とをサーマルヘッド15に押圧するプラテンローラ1
6と、ラミネートフィルムテープ7と両面テープ12と
を接合ローラ14に押圧して印刷テープ19を作成する
送りローラ17とは、本体フレーム2に回動自在に枢着
された支持体18に回転可能に枢支されている。このサ
ーマルヘッド15には、128個の発熱素子からなる発
熱素子群が上下方向に列設されている。
【0017】従って、テープ送りモータ45(図4参
照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ14と
巻取りスプール11とが所定回転方向に夫々同期して駆
動されながら、サーマルヘッド15の発熱素子群に通電
されたとき、ラミネートフィルムテープ7上には複数の
ドット列により文字やバーコードが印字され、しかもラ
ミネートフィルムテープ7は両面テープ12を接合した
状態で印刷テープ19としてテープ送り方向Aにテープ
送りされ、図2・図3に示すように、本体フレーム2の
外部に繰出される。尚、印刷機構PMの詳細について
は、特開平2─106555号公報を参照。
【0018】次に、この印刷テープ19を自動的に切断
する切断装置30について、図3に基いて簡単に説明す
ると、前記テープカセットCSの左側に対応する本体フ
レーム2の直ぐ内側には、板状の補助フレーム31が立
設され、この補助フレーム31に固定刃32が上向きに
固着されている。補助フレーム31に固着された左右方
向向きの枢支軸33には、前後方向に延びる操作レバー
34の前端近傍部が回動可能に枢支され、その操作レバ
ー34の枢支軸33より前側に対応する部位において、
可動刃35が前記固定刃32と対向して取付けられてい
る。また、操作レバー34の後端部は、切断用モータ4
6(図4参照)に連結された揺動駆動機構(図示略)に
より上下揺動可能に構成され、常には、可動刃35が固
定刃32から離間した状態で保持されている。
【0019】そして、サーマルヘッド15により印刷さ
れた印刷テープ19は、テープカセットCSから固定刃
32と可動刃35との間を通って本体フレーム2外に延
びているので、切断信号により駆動された切断用モータ
46により、揺動駆動機構を介して操作レバー34の後
端部が上下揺動され、可動刃35が固定刃32に接近し
て、これら両刃32・35で印刷テープ19が切断され
る。
【0020】ところで、前記テープカセットCSから繰
出される印刷テープ19として、テープ幅を6mm、9m
m、12mm、18mm、24mmとする5種類が準備されて
おり、これらテープカセットCSの底壁部には、これら
5種類のテープ幅の何れかを検知する為に、4つの突出
爪の有無を組合せた突出片20が設けられている。そし
て、このテープカセットCSの下側を支持する本体フレ
ーム2には、この突出片20の突出爪の組合せからテー
プ幅を検知するカセットセンサ42(図4参照)が取付
けられている。即ち、このカセットセンサ42は、突出
片20を構成する突出爪の組合せにより、例えば、テー
プ幅が24mmのときには「0100」のカセット信号を
出力し、またテープ幅が12mmのときには「1100」
のカセット信号を出力するとともに、テープカセットC
Sが装着されていないときには、「0000」のカカセ
ット信号を出力する。
【0021】次に、テープ印刷装置1の制御系は、図4
のブロック図に示すように構成されている。制御装置C
の入出力インターフェース50には、キーボード3と、
カセットセンサ42と、液晶ディスプレイ(LCD)2
2に表示データを出力する為のビデオRAM24を有す
るディスプレイコントローラ(LCDC)23と、警告
用ブザー43の為の駆動回路44と、サーマルヘッド1
5を駆動する為の駆動回路47と、テープ送りモータ4
5を駆動する為の駆動回路48と、切断用モータ46を
駆動する為の駆動回路49とが夫々接続されている。
【0022】制御装置Cは、CPU52と、このCPU
52にデータバスなどのバス51を介して接続された入
出力インターフェース50、表示用CG(キャラクタジ
ェネレータ)ROM53、印刷用CG(キャラクタジェ
ネレータ)ROM54、ROM55及びRAM60とか
ら構成されている。表示用CGROM(フォント記憶手
段に相当する)53には、アルファベット文字や記号な
どの多数のキャラクタの各々に関して、表示用ドットパ
ターンデータが、各書体(ゴシック系書体、明朝系書体
など)毎に6種類(7、10、16、21、32、32
BIG ドット)の表示文字サイズ分、コードデータに対応
させて格納されている。ここで、32BIG ドットの表示
文字サイズは、アルファベットの大文字のようにベース
ラインの下側に食み出さない文字列のときに、32ドッ
ト文字サイズより大きく表示できる表示文字サイズであ
る。
【0023】印刷用CGROM54には、アルファベッ
ト文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、
印刷用ドットパターンデータが、各書体毎に7種類(6
ポイント:16ドット、10ポイント:24ドット、1
3ポイント:32ドット、19ポイント:48ドット、
26ポイント:64ドット、38ポイント:96ドッ
ト、44ポイント:96BIG ドット)の印刷文字サイズ
分、コードデータに対応させて格納されている。ここ
で、96BIG ドットの印刷文字サイズは、アルファベッ
トの大文字のようにベースラインの下側に食み出さない
文字列のときに、96ドット文字サイズより大きく印刷
できる文字サイズである。
【0024】ROM55には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、文字や記号にアンダーライ
ン、影付き文字、ボールド、イタリック、複数の横線に
よりキャラクタを表現するストライプ文字、アウトライ
ン(白抜き文字)、影文字などの各種の文字修飾を施す
文字修飾制御プログラム、印刷データバッファ66のデ
ータを順次読出してサーマルヘッド15やテープ送りモ
ータ45を駆動する印刷駆動制御プログラム、本願特有
の後述のテープ印刷制御の制御プログラムなどが格納さ
れている。このROM55には、図5に示すように、印
刷文字サイズSZとそのサイズで印刷するときの表示文
字サイズとを対応させた文字サイズ変換テーブルTB1
が格納されている。
【0025】また、ROM55には、図示しないが、7
種類の印刷文字サイズと各印刷文字サイズに関する一連
の文字や記号のドットパターンデータが格納されている
印刷用CGROM54の先頭アドレス(インデックスア
ドレス)とを対応させた書体毎の印刷文字サーチテーブ
ルと、このインデックスアドレスと各文字や記号の印刷
用CGROM54における格納先頭アドレスとを対応さ
せた印刷文字インデックステーブルとが格納されてい
る。更に、ROM55には、図示しないが、6種類の表
示文字サイズと各表示文字サイズに関する一連の文字や
記号のドットパターンデータが格納されている表示用C
GROM53の先頭アドレス(インデックスアドレス)
とを対応させた表示文字サーチテーブルと、このインデ
ックスアドレスと各文字や記号の表示用CGROM53
における格納先頭アドレスとを対応させた表示文字イン
デックステーブルとが格納されている。
【0026】RAM60のテキストメモリ(データ記憶
手段に相当する)61には、キーボード3から入力され
た文書データが格納される。パラメータメモリ62に
は、テキストメモリ61の先頭アドレスを指示する先頭
アドレスポインタのポインタ値SPと、その末尾アドレ
スを指示する末尾アドレスポインタのポインタ値EP
と、データカウント値DC、文字修飾番号のデータM
D、印刷文字サイズSZのデータが格納される。表示文
字サイズメモリ63には、求められた表示文字サイズの
データが格納される。配置位置情報メモリ64には、表
示する各文字や記号の表示データバッファ65における
表示位置情報が格納される。表示データバッファ65に
は、入力された複数の文字や記号の表示用ドットパター
ンデータが合成して格納され、また印刷データバッファ
66には、印刷に供する複数の文字や記号の印刷用ドッ
トパターンデータが合成して印刷用ドットイメージデー
タとして格納される。その他にワークメモリ67が設け
られている。
【0027】次に、テープ印刷装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印刷制御のルーチンについて、図6〜図
9のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号S
i(i=10、11、12・・・・)は各ステップであ
る。キーボード3上の電源キーにより電源が投入される
とこの制御が開始され、先ずRAM60の各メモリ61
〜67をクリアするとともに、印刷機構PMを初期化す
る初期設定処理が実行される(S10)。次に、テキスト
メモリ61の先頭の2バイトに、標準の書式情報データ
が格納され、ディスプレイ22には、入力文字を印刷状
態と同様の印刷イメージで表示する印刷イメージ表示画
面が表示されるとともに、この表示画面には、標準書式
情報の印刷文字サイズに対応する表示文字サイズの大き
さを有する縦棒状のカーソルKが表示される(S11)。
例えば、図10に示すように、テキストメモリ61の先
頭の2バイトには、文字修飾番号のデータMDとして
「0(修飾なし)」、書体番号データFNとして「明朝
書体」、印刷文字サイズSZとして「44pt(ポイン
ト)」が夫々標準書式情報として格納される。
【0028】次に、テキストメモリ61に格納された文
字や記号を印刷イメージで表示する印刷イメージ表示処
理が実行される(S12)。この印刷イメージ表示処理に
ついては説明の都合上、後述することにする。そして、
書式設定キーが操作されたときには(S13・S14:Yes
)、書式情報設定処理制御が実行され(S17)、S12
を経てS13に移行する。この書式情報設定処理制御にお
いては、文字修飾の種類名や印刷文字サイズや書体名な
どの書式設定内容を一括して設定可能な書式設定画面が
ディスプレイ22に表示されるので、カーソル移動キー
を操作して、設定項目「文字修飾の種類名」や「印刷文
字サイズ名」や「書体名」にカーソルを移動し、所望の
設定内容に対応する数字キーを入力した後実行キーを操
作すると、数字で設定された文字修飾番号MDや印刷文
字サイズSZのデータを含む書式情報がテキストメモリ
61に変更書式情報として格納される。
【0029】ここで、文字修飾の種類及びその設定番号
として、0:修飾なし、1:アンダーライン、2:影付
き文字、3:ボールド、4:イタリック、5:ストライ
プ、6:アウトライン(白抜き文字)、7:影文字・・
・が設定可能になっている。また、印刷文字サイズ及び
その設定番号として、1:6pt、2:10pt、3:
13pt、4:19pt、5:26pt、6:38p
t、7:44ptが設定可能になっている。例えば、図
10に示すように、文書データを入力するまでに、文字
修飾番号MDだけが、「5(ストライプ)」に変更され
たときには、この変更された設定情報を含む変更書式情
報が、テキストメモリ61において、前記標準書式情報
に続けて2バイトで格納される。
【0030】次に、アルファベット文字キーや記号キー
や数字キーなどの印刷可能キーが操作されたときには
(S13:Yes 、S14:No、S15:Yes )、操作された印
刷可能キーのコードデータを文書データとしてテキスト
メモリ61に格納する文書データ格納処理が実行され
(S18)、印刷イメージ表示処理制御が実行される(S
12)。次に、この印刷イメージ表示処理制御について、
図7に基いて説明する。このとき、テキストメモリ61
には、図10に示すように、標準書式情報、変更書式情
報、文字列「HHH」のコードが順次格納されているも
のとする。
【0031】この制御が開始されると、先ずテキストメ
モリ61内のデータが先頭アドレスから順次検索され、
書式情報や文字コードや改行コードに基いて、表示する
文字や記号の各々に関して、表示用ドットパターンデー
タを表示データバッファ65に展開する為の配置位置情
報が求められ、その配置位置情報が配置位置情報メモリ
64に格納される(S30)。尚、配置位置情報は、例え
ば、書式情報や文字コードや改行コードと印刷用ドット
パターンデータとから印刷時の文字配置位置を求め、そ
の座標値を1/3倍して表示用の配置位置とする等して
求められる。
【0032】次に、パラメータメモリ62における印刷
処理に関するパラメータ情報を初期化する初期化処理が
実行される(S31)。即ち、パラメータメモリ62にお
いて、先頭アドレスポインタ値SPにはテキストメモリ
61の先頭アドレスがセット(図10参照)され、末尾
アドレスポインタ値EPにはテキストメモリ61の末尾
アドレスの次のアドレス(末尾アドレス+2)がセット
(図10参照)され、データカウント値DCとして初期
値「0」がセットされ、文字修飾番号MDとして「0
(修飾なし)」がセットされ、更に印刷文字サイズSZ
として「44pt」がセットされる。
【0033】次に、書式情報のデータや文字コードは夫
々2バイト構成なので、先頭アドレスに、データカウン
ト値DCを2倍したアドレス分を加算した検索アドレス
のデータが読込まれ(S32)、そのデータが書式情報の
データのときには(S33:Yes )、書式情報変更処理制
御(図8参照)が実行される(S35)。この制御が開始
されると、先ずその書式情報に格納されている印刷文字
サイズデータYSZ が読込まれ(S42)、パラメータメモ
リ62内の印刷文字サイズSZとその読込み印刷文字サ
イズYSZ とが異なるときには(S43:No)、パラメータ
メモリ62の印刷文字サイズSZとして、その読込み印
刷文字サイズYSZ に変更される(S44)。尚、印刷文字
サイズSZとその読込み印刷文字サイズYSZ とが等しい
ときには(S43:Yes )、S45に移行する。
【0034】次に、その書式情報に格納されている文字
修飾番号データYMD が読込まれ(S45)、パラメータメ
モリ62内の文字修飾番号MDとその読込み文字修飾番
号データYMD とが異なるときには(S46:No)、パラメ
ータメモリ62の文字修飾番号MDとして、その読込み
文字修飾番号YMD に変更される(S47)。尚、文字修飾
番号MDとその読込み文字修飾番号YMD とが等しいとき
には(S46:Yes )、S48に移行する。次に、書体など
のその他の書式情報についても同様に検索され、変更さ
れたときにはその変更された書式のデータが更新して格
納され(S48)、この制御を終了して、印刷イメージ表
示処理制御のS37にリターンする。
【0035】次に、印刷イメージ表示処理制御におい
て、データカウント値DCが1つインクリメントされ
(S37)、先頭アドレスポインタ値(先頭アドレス)S
Pに、データカウント値DCを2倍したアドレス分を加
算した検索アドレスと末尾アドレスポインタ値EPで指
示するアドレスとが合致せず、テキストメモリ61に表
示に供する文字が存在するときには(S38:No)、S32
以降が繰り返して実行される。そして、検索アドレスの
データが印刷可能な文字コードのときには(S33:No、
S34:Yes )、表示用イメージ発生処理制御(図9参
照)が実行される(S36)。
【0036】この制御が開始されると、先ずパラメータ
メモリ62内のデータと文字サイズ変換テーブルTB1
のデータとに基いて、印刷文字サイズSZに対応する表
示文字サイズが読込まれ(S50)、この表示文字サイズ
と設定された書体に関する表示文字サーチテーブルとに
基いて、その表示文字サイズの一連の文字や記号のドッ
トパターンデータが格納されている表示用CGROM5
3のインデックスアドレスが読込まれ(S51)、更にそ
のインデックスアドレスと表示文字インデックステーブ
ルと文字コードとに基いて、表示用CGROM53にお
ける設定された書体に関するその文字コードの格納先頭
アドレス、つまりフォント記憶アドレスが読込まれ(S
52)、そのフォント記憶アドレスに格納されている表示
用ドットパターンデータが表示用CGROM53から読
出されてワークメモリ67に一旦格納される(S53)。
【0037】次に、文字修飾番号MDが「0」でなく、
文字修飾処理を実行するときには(S54:No)、文字修
飾の種類と表示文字サイズと書体と所定の判別論理とに
基いて、文字修飾処理を施したキャラクタがディスプレ
イ22上に正しく表示可能か否かが判別され(S55)、
その判別可否の結果、文字修飾処理を施したキャラクタ
が正しく表示可能なときには(S56:Yes )、そのキャ
ラクタについて、ワークメモリ67に格納されている、
設定された書体の表示用ドットパターンデータを用いて
文字修飾番号MDで指示された修飾種類の文字修飾処理
が実行され、この文字修飾処理された表示用修飾ドット
パターンデータがワークメモリ67に更新して格納され
(S57)、S59に移行する。また、文字修飾番号MDが
「0」で、文字修飾処理を実行しないときには(S54:
Yes )、S59に移行する。
【0038】しかし、判別可否の結果、文字修飾処理を
施したキャラクタが正しく表示可能でないとき、つまり
そのキャラクタが変形して表示されるときには(S56:
No)、表示用の書体としてゴシック書体に変更して設定
され(S58)、その変更されたゴシック書体の表示用ド
ットパターンデータを用いて文字修飾番号MDで指示さ
れた修飾種類の文字修飾処理が実行され、この文字修飾
処理された表示用修飾ドットパターンデータがワークメ
モリ67に更新して格納され(S57)、S59に移行す
る。そして、そのワークメモリ67に格納されている表
示用ドットパターンデータが、配置位置情報メモリ64
に格納されているその文字の配置位置データで指示され
る表示データバッファ65の格納位置に表示用ドットイ
メージデータとして格納され(S59)、この制御を終了
して、印刷イメージ表示処理制御のS37にリターンす
る。
【0039】ここで、前述した所定の判別論理について
説明すると、文字修飾種類が「ストライプ修飾」であ
り、印刷文字サイズSZが「26pt以下」であり、更に
書体が「明朝書体」のときには、表示文字サイズが21
ドットサイズ以下に小さくなり、キャラクタの明朝書体
に関するその印刷文字サイズSZの表示用ドットパター
ンデータにおいて、ストライプ修飾により横方向の1ド
ットラインデータが消去される可能性があることから、
キャラクタが変形して正しく表示可能でないと判別する
ように論理付けられている。
【0040】次に、印刷イメージ表示処理制御におい
て、S37を実行後、先頭アドレスに、データカウント値
DCを2倍したアドレス分を加算した検索アドレスと末
尾アドレスポインタ値EPで指示するアドレスとが合致
したときには(S38:Yes )、表示データバッファ65
に展開して格納された表示用ドットイメージデータがビ
デオRAM24に出力されてディスプレイ22に表示さ
れ(S39)、この制御を終了して、テープ印刷制御のS
13にリターンする。
【0041】例えば、テキストメモリ61に、図10に
示す書式情報や文字コード列「HHH」が格納されてい
る場合には、文字修飾の種類が「ストライプ」に設定さ
れ、印刷文字サイズSZとして「44pt」が設定され、
更に書体が「明朝書体」に設定されているので、前述し
た判別論理により、これら文字列「HHH」に関して正
しく表示可能なので、図11に示すように、これら文字
列「HHH」については、明朝書体の44ポイントの文
字サイズで且つ「ストライプ」の文字修飾を施してディ
スプレイ22に正しく表示される。
【0042】一方、例えば、テキストメモリ61に、図
12に示す書式情報や文字コード列「HHH」が格納さ
れている場合には、文字修飾の種類が「ストライプ」に
設定され、印刷文字サイズSZとして「26pt」が設定
され、更に書体が「明朝書体」に設定されているので、
前述した判別論理により、これら文字列「HHH」に関
して正しく表示可能でないことから、書体として「ゴシ
ック書体」に変更して設定され、図13に示すように、
これら文字列「HHH」については、ゴシック書体の2
6ポイントの文字サイズで且つ「ストライプ」の文字修
飾を施してディスプレイ22に正しく表示可能になる。
【0043】次に、テープ印刷制御において、印刷キー
が操作されたときには(S13:Yes、S14〜S15:No、
S16:Yes )、印刷処理制御が実行され(S19)、S12
に戻る。この印刷処理制御は通常の印刷処理と同様なの
で簡単に説明すると、テキストメモリ61から書式情報
や文字コードが順次読出され、印刷文字サーチテーブル
と印刷文字インデックステーブルとに基いて、その文字
コードの印刷用CGROM54における印刷用ドットパ
ターンデータが読出されて印刷データバッファ66に展
開して合成格納され、この印刷データバッファ66の印
刷用ドットイメージデータが印刷機構PMに出力され、
印刷テープ19に印刷される。
【0044】このとき、テキストメモリ61に、図12
に示す書式情報や文字コード列「HHH」が格納されて
いる場合には、これら文字コード列「HHH」は、図1
4に示すように、設定された明朝書体の26ptの印刷文
字サイズで、しかもストライプの文字修飾が施されて印
刷テープ19に正しく印刷される。ところで、書式設定
キー、印刷可能キー及び印刷キー以外のキーが操作され
たときには(S13:Yes 、S14〜S16:No)、その操作
されたキーに対応する処理が実行され(S20)、S12に
戻る。
【0045】以上説明したように、キャラクタの設定さ
れた書体の表示用ドットパターンデータについて、設定
された文字修飾を施した表示用修飾ドットパターンデー
タを作成するときに、表示文字サイズと書体と予め設定
された所定の判別論理とに基いて、文字修飾を施してデ
ィスプレイ上に正しく表示可能なキャラクタについて
は、キャラクタの設定された書体の表示用ドットパター
ンデータに文字修飾を施した表示用修飾ドットパターン
データを作成する一方、明朝系の書体と26pt以下の印
刷文字サイズが設定され且つストライプ修飾が設定され
て、正しく表示可能でないキャラクタについては、正し
く表示可能なゴシック書体の表示用ドットパターンデー
タにそのストライプ修飾を施した表示用修飾ドットイメ
ージデータを作成するので、修飾文字を印刷イメージで
表示する際に、明朝系の書体及びストライプ修飾が設定
されて正しく表示できないキャラクタも、ゴシック系の
書体のストライプ修飾で正しく表示でき、修飾文字に関
するイメージ表示機能の充実化を図ることができる。
【0046】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、表示可否判別手段に相当するものは、表示用イメー
ジ発生処理制御の特にS54〜S55であり、書体変更指令
手段に相当するものは、表示用イメージ発生処理制御の
特にS56:Yes 、S58である。
【0047】尚、前述した修飾文字の表示可否を判別す
る判別論理は、一例を示したものに過ぎず、ディスプレ
イ22の表示画面の大きさや表示用ドットパターンデー
タの構成ドット数などに基いて判別基準を適宜変更する
ことが可能である。尚、明朝書体で26ポイント以下の
印刷文字サイズでストライプ修飾により、正しく表示可
能でないと判別されたキャラクタについて、ゴシック系
の明朝書体に変更するように構成することも可能であ
る。尚、印刷文字サイズは、印刷テープ19のテープ幅
と入力された文書の行数とから演算で求めるようにして
もよい。尚、本発明の技術的思想の範囲内において、前
記実施例の制御に関し、既存の技術や当業者に自明の技
術に基いて種々の変更を加えることもあり得る。尚、キ
ーボードやディスプレイや印刷装置を備え、文字修飾処
理可能なワードプロセッサなどの種々の文書処理装置に
本発明を適用し得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る文書処理装置によれば、
入力手段、データ記憶手段、フォント記憶手段、文字修
飾設定手段、表示用ドットイメージ作成手段、表示手段
を備えた文書処理装置に、表示可否判別手段と、書体変
更指令手段とを設け、キャラクタの設定された書体の表
示用ドットパターンデータについて、設定された文字修
飾を施した表示用修飾ドットパターンデータを作成する
ときに、表示文字サイズと書体と予め設定された所定の
判別論理とに基いて、文字修飾を施してディスプレイ上
に正しく表示可能なキャラクタについては、キャラクタ
の設定された書体の表示用ドットパターンデータに文字
修飾を施した表示用修飾ドットパターンデータを作成す
る一方、正しく表示可能でないキャラクタについては、
正しく表示可能な設定された書体とは異なる書体の表示
用ドットパターンデータにその文字修飾を施した表示用
修飾ドットイメージデータを作成するので、修飾文字を
印刷イメージで表示する際に、各種の文字修飾が設定さ
れても、何れのキャラクタも設定された文字修飾を施し
て正しく表示でき、修飾文字に関するイメージ表示機能
の充実化を図ることができる。
【0049】請求項2に係る文書処理装置によれば、前
記表示可否判別手段は、所定の判別論理の少なくとも一
部として、少なくとも、明朝系の書体が設定され且つ修
飾種類として複数の横線によりキャラクタを表現するス
トライプ修飾が設定されたときに、正しく表示可能でな
いと判別する論理を含むので、明朝系の書体及びストラ
イプ修飾が設定されて正しく表示できないキャラクタ
も、明朝系の書体と異なる書体によりストライプ修飾文
字で正しく表示でき、同様に修飾文字に関するイメージ
表示機能の充実化を図ることができる。
【0050】請求項3に係る文書処理装置によれば、前
記書体変更指令手段は、表示可否判別手段が表示可能で
ないと判別したときに、表示用ドットイメージ作成手段
にゴシック系の書体の表示用ドットパターンデータを用
いて文字修飾設定手段で設定された種類の文字修飾を施
すように指令するので、明朝系の書体及びストライプ修
飾が設定されて正しく表示できないキャラクタも、ゴシ
ック系の書体のストライプ修飾文字で正しく表示でき、
同様に修飾文字に関するイメージ表示機能の充実化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】テープ印刷装置の斜視図である。
【図3】テープカセットを装着した印刷機構の概略平面
図である。
【図4】テープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図5】文字サイズ変換テーブルの設定内容を説明する
図表である。
【図6】テープ印刷制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図7】印刷イメージ表示処理制御のルーチンの概略フ
ローチャートである。
【図8】書式情報変更処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図9】表示用イメージ発生処理制御のルーチンの概略
フローチャートである。
【図10】書式情報や文字列コードが格納されたテキス
トメモリの説明図である。
【図11】明朝書体でストライプ修飾された修飾文字列
の表示例を示す図である。
【図12】変更された書式情報や文字列コードが格納さ
れた図10相当図である。
【図13】ゴシック書体でストライプ修飾された修飾文
字列の表示例を示す図である。
【図14】明朝書体でストライプ修飾された修飾文字列
の印刷例を示す図である。
【図15】従来技術に係り、明朝文字「H」の表示例を
示す図である。
【図16】従来技術に係り、ストライプ修飾した明朝文
字「H」を表示した図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 キーボード 22 液晶ディスプレイ 52 CPU 53 表示用CGROM 55 ROM 60 RAM 61 テキストメモリ 65 表示データバッファ C 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 早智恵 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザ ー工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−114544(JP,A) 特開 平5−19740(JP,A) 特開 平4−350897(JP,A) 特開 平5−282308(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/21 - 17/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号等のキャラクタ及び種々の指
    令を入力する為の入力手段と、この入力手段から入力さ
    れるキャラクタのデータを記憶するデータ記憶手段と、
    キャラクタに関する表示用ドットパターンデータを明朝
    系やゴシック系の複数の書体毎に記憶したフォント記憶
    手段と、印刷出力するキャラクタに施す文字修飾の種類
    を設定する文字修飾設定手段と、データ記憶手段のデー
    タについてフォント記憶手段から設定された書体の表示
    用ドットパターンデータを読出し、文字修飾設定手段で
    設定された種類の文字修飾を施した複数のキャラクタの
    表示用修飾ドットイメージデータを作成する表示用ドッ
    トイメージ作成手段と、その表示用ドットイメージ作成
    手段から表示用修飾ドットイメージデータを受けてディ
    スプレイに表示する表示手段とを備えた文書処理装置に
    おいて、 前記文字修飾設定手段で設定された修飾種類のデータ
    と、印刷される文字サイズに対応づけて決定される表示
    文字サイズと、印刷される書体と、予め設定された所定
    の判別論理とに基いて、文字修飾を施したキャラクタを
    ディスプレイ上に正しく表示可能か否かをキャラクタ毎
    に判別する表示可否判別手段と、 前記表示可否判別手段からの出力を受け、文字修飾を施
    したキャラクタを正しく表示可能でないときには、前記
    表示用ドットイメージ作成手段にそのキャラクタがディ
    スプレイ上で正しく表示可能な前記設定された書体とは
    異なる書体の表示用ドットパターンデータを用いて文字
    修飾設定手段で設定された種類の文字修飾を施すように
    指令する書体変更指令手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示可否判別手段は、所定の判別論
    理の少なくとも一部として、少なくとも、明朝系の書体
    が設定され且つ修飾種類として複数の横線によりキャラ
    クタを表現するストライプ修飾が設定されたときに、正
    しく表示可能でないと判別する論理を含むように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記書体変更指令手段は、前記表示可否
    判別手段が表示可能でないと判別したときに、前記表示
    用ドットイメージ作成手段にゴシック系の書体の表示用
    ドットパターンデータを用いて文字修飾設定手段で設定
    された種類の文字修飾を施すように指令するように構成
    されたことを特徴とする請求項2に記載の文書処理装
    置。
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