JPH07199887A - 文書処理装置用表示データ作成装置 - Google Patents

文書処理装置用表示データ作成装置

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JPH07199887A
JPH07199887A JP5353292A JP35329293A JPH07199887A JP H07199887 A JPH07199887 A JP H07199887A JP 5353292 A JP5353292 A JP 5353292A JP 35329293 A JP35329293 A JP 35329293A JP H07199887 A JPH07199887 A JP H07199887A
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JP
Japan
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display
character
character size
cursor
size
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JP5353292A
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English (en)
Inventor
Seiji Mori
政治 森
Hideo Ueno
英生 上野
Shoji Sakuragi
章二 桜木
Kengo Omura
賢吾 大村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力したキャラクタを印刷イメージで表示で
きる上、カーソルを表示位置におけるキャラクタの表示
サイズに応じた高さで表示し得る文書処理装置用表示デ
ータ作成装置を提供すること。 【構成】 カーソル表示処理において、印字サイズが
「AUTO」のときには(S50:Yes )印刷行数が求められ
(S51) 、テープ幅と印刷行数と印刷行数テーブルと表
示サイズテーブルとにより表示文字サイズが求められる
(S52)。一方、任意の印刷文字サイズが設定されてい
るときには (S50:No)、その印刷文字サイズに対応す
る表示文字サイズが求められる(S53)。求められた表
示文字サイズと表示サイズテーブルとに基いて、表示文
字サイズに比例する高さのカーソルサイズが求められる
(S54) 。そして、そのカーソルサイズのカーソルが、
カーソルポインタに対応するディスプレイのカーソル表
示位置に表示される (S55)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置用表示デ
ータ作成装置に関し、特に入力文書を印刷状態と同様の
イメージ表示する際に、カーソルを、そのカーソル表示
位置における表示用キャラクタサイズに応じた高さで表
示するようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語用や英語用のワードプロセ
ッサなどにおいては、複数行分の文書データを表示可能
なディスプレイやキーボードやドット印刷方式の印字ヘ
ッドを有する印刷機構などを基本的に備え、ディスプレ
イには、入力した文字や記号からなる文書データが所定
の文字サイズでマトリックス状に表示されるとともに、
文書の入力位置や編集位置を指示する為の矩形状のカー
ソルが表示される。ところで、最近のワードプロセッサ
においては、入力文書のキャラクタを全角文字や半角文
字に加えて、上付き文字や下付き文字で表示可能になっ
てきたことから、特公平5─28388号公報には、キ
ーボードにカーソル状態変更キーを設け、このカーソル
状態変更キーを操作する毎に、全角用、半角用、上付き
用及び下付き用の文字サイズに対応する4種類のカーソ
ルサイズをサイクリックに選択できるようにしたカーソ
ル表示制御装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記特公平5─283
88号公報に記載のカーソル表示制御装置においては、
全角用、半角用、上付き用及び下付き用の文字サイズに
対応する4種類のカーソルサイズを、カーソル状態変更
キーの操作に応じてサイクリックに設定するようになっ
ているので、カーソルサイズを変更させるその都度、カ
ーソル状態変更キーを複数回操作しなければならないこ
と、更に入力文書を印刷状態と同様の印刷イメージで表
示するように構成した場合に、表示するキャラクタのサ
イズに応じてカーソルの大きさを変更するときには、キ
ャラクタの表示文字サイズの種類が大幅に増加すること
から、カーソル状態変更キーを多数回操作することにな
り、実用性に欠けるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、入力したキャラクタを印
刷イメージで表示できる上、カーソルを表示位置におけ
るキャラクタの表示サイズに応じた高さで表示し得るよ
うな文書処理装置用表示データ作成装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る文書処理
装置用表示データ作成装置は、図1の機能ブロック図に
実線で示すように、文字や記号のキャラクタ及び種々の
指令を入力する為の入力手段と、入力されたキャラクタ
のデータを記憶するデータ記憶手段と、多数のキャラク
タの複数サイズ分の表示用ドットパターンデータを記憶
した表示用フォント記憶手段と、カーソルを有するディ
スプレイを備えた表示手段と、データ記憶手段に記憶さ
れたキャラクタについて、表示用フォント記憶手段から
表示用ドットパターンデータを読出して、印刷状態と同
様のイメージで表示する為の表示用ドットイメージデー
タを合成するイメージ表示データ作成手段と、イメージ
表示データ作成手段から表示用ドットイメージデータを
受け、表示手段のディスプレイに表示させる表示制御手
段とを備えた文書処理装置用表示データ作成装置におい
て、キャラクタの印刷時のキャラクタサイズを設定する
キャラクタサイズ設定手段と、キャラクタサイズ設定手
段で設定されたキャラクタサイズに対応する表示用キャ
ラクタサイズを設定する表示用キャラクタサイズ設定手
段と、表示用キャラクタサイズ設定手段で設定された表
示用キャラクタサイズのデータに基いて、表示用キャラ
クタサイズに比例する高さのカーソルサイズを演算し、
この高さのカーソルをディスプレイに表示するように表
示制御手段に指令するカーソルサイズ設定手段とを備え
たものである。
【0006】ここで、図1に1点鎖線で示すように、前
記キャラクタサイズ設定手段は、印刷媒体の印刷領域の
印刷方向と直交する方向の予め設定された領域幅と印刷
領域に印刷される入力キャラクタの行数とに基いて印刷
時のキャラクタサイズを設定する第1キャラクタサイズ
設定手段と、キャラクタの印刷時のキャラクタサイズを
入力設定する為の第2キャラクタサイズ設定手段とを備
えた構成(請求項2)、前記表示用キャラクタサイズ設
定手段は、第1キャラクタサイズ設定手段又は第2キャ
ラクタサイズ設定手段で設定されたキャラクタサイズに
対応する表示用キャラクタサイズを設定するようにした
構成(請求項3)、図1に2点鎖線で示すように、キャ
ラクタを縦方向に向けた横書きで印刷する横書き印刷モ
ードと、横方向に向けた縦書きで印刷する縦書き印刷モ
ードとを択一的に設定する印刷モード設定手段を備えた
構成(請求項4)、等の種々の態様に構成することがで
きる。
【0007】
【作用】請求項1に係る文書処理装置用表示データ作成
装置においては、キャラクタサイズ設定手段により、キ
ャラクタの印刷時のキャラクタサイズが設定されると、
表示用キャラクタサイズ設定手段は、キャラクタサイズ
設定手段で設定されたキャラクタサイズに対応する表示
用キャラクタサイズを設定するので、イメージ表示デー
タ作成手段は、データ記憶手段に記憶されたキャラクタ
について、表示用フォント記憶手段から表示用キャラク
タサイズの表示用ドットパターンデータを読出して、印
刷状態と同様のイメージで表示する為の表示用ドットイ
メージデータを合成する。その結果、表示制御手段は、
イメージ表示データ作成手段から表示用ドットイメージ
データを受け、表示手段のディスプレイに表示させる。
一方、カーソルサイズ設定手段は、表示用キャラクタサ
イズ設定手段で設定された表示用キャラクタサイズのデ
ータに基いて、表示用キャラクタサイズに比例する高さ
のカーソルサイズを演算し、この高さのカーソルをディ
スプレイに表示するように表示制御手段に指令するの
で、表示制御手段は、表示用ドットイメージデータに加
えて、表示用キャラクタサイズに比例する高さのカーソ
ルをディスプレイに表示させる。
【0008】このように、印刷時のキャラクタサイズに
対応する表示用キャラクタサイズが設定されると、この
表示用キャラクタサイズの表示用ドットイメージデータ
と、表示用キャラクタサイズに比例する高さのカーソル
とがディスプレイに表示されるので、入力したキャラク
タを印刷イメージで表示できる上、カーソルを表示位置
におけるキャラクタの表示サイズに応じた高さで表示す
ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、アルファベット文字や記号など
の多数のキャラクタを印刷テープに印刷可能なテープ印
刷装置に本発明を適用した場合のものである。図2に示
すように、テープ印刷装置1の本体フレーム2の前部に
はキーボード3が配設され、キーボード3の後方で本体
フレーム2内には印刷機構PMが配設され、またキーボ
ード3の直ぐ後側には、入力した文字や記号を印刷イメ
ージで表示可能な液晶ディスプレイ22が設けられてい
る。このディスプレイ22には、縦方向に32ドット、
横方向に121ドットで構成される表示画面を有してい
る。ここで、符号4は、印刷機構PMに装着するテープ
カセットCSを着脱するときに、カバーフレーム6を開
放する為のリリースボタンである。
【0010】キーボード(入力手段に相当する)3に
は、アルファベット文字や数字や記号を入力する為の文
字キー、スペースキー、改行キー、改ブロックキー、カ
ーソルを上下左右方向に移動させる為のカーソル移動キ
ー、印刷文字サイズや印刷モードや書体などを含む書式
情報を変更設定する書式設定キー、印刷を指令する印刷
キー、電源をON・OFFする為の電源キーなどが設け
られている。ここで、改ブロックキーは、文書データを
ブロック毎に区切る為のキーである。
【0011】次に、印刷機構PMについて、図3に基い
て簡単に説明すると、印刷機構PMに着脱自在に矩形状
のテープカセットCSが装着されており、このテープカ
セットCSには、ラミネートフィルムテープ7が巻装さ
れたテープスプール8と、印字リボン9が巻装されたリ
ボン供給スプール10と、この印字リボン9を巻取る巻
取りスプール11と、ラミネートフィルムテープ7と同
一幅を有する両面テープ12が剥離紙を外側にして巻装
された供給スプール13と、これらラミネートフィルム
テープ7と両面テープ12とを接合させる接合ローラ1
4とが回転自在に設けられている。
【0012】前記ラミネートフィルムテープ7と印字リ
ボン9とが重なる位置には、サーマルヘッド15が立設
され、これらラミネートフィルムテープ7と印字リボン
9とをサーマルヘッド15に押圧するプラテンローラ1
6と、ラミネートフィルムテープ7と両面テープ12と
を接合ローラ14に押圧して印刷テープ19を作成する
送りローラ17とは、本体フレーム2に回動自在に枢着
された支持体18に回転可能に枢支されている。このサ
ーマルヘッド15には、128個の発熱素子からなる発
熱素子群が上下方向に列設されている。
【0013】従って、テープ送りモータ45(図4参
照)の所定回転方向への駆動により、接合ローラ14と
巻取りスプール11とが所定回転方向に夫々同期して駆
動されながら、サーマルヘッド15の発熱素子群に通電
されたとき、ラミネートフィルムテープ7上には複数の
ドット列により文字やバーコードが印字され、しかもラ
ミネートフィルムテープ7は両面テープ12を接合した
状態で印刷テープ19としてテープ送り方向Aにテープ
送りされ、図2・図3に示すように、本体フレーム2の
外部に繰出される。尚、印刷機構PMの詳細について
は、特開平2─106555号公報を参照。
【0014】次に、この印刷テープ19を自動的に切断
する切断装置30について、図3に基いて簡単に説明す
ると、前記テープカセットCSの左側に対応する本体フ
レーム2の直ぐ内側には、板状の補助フレーム31が立
設され、この補助フレーム31に固定刃32が上向きに
固着されている。補助フレーム31に固着された左右方
向向きの枢支軸33には、前後方向に延びる操作レバー
34の前端近傍部が回動可能に枢支され、その操作レバ
ー34の枢支軸33より前側に対応する部位において、
可動刃35が前記固定刃32と対向して取付けられてい
る。また、操作レバー34の後端部は、切断用モータ4
6(図4参照)に連結された揺動駆動機構(図示略)に
より上下揺動可能に構成され、常には、可動刃35が固
定刃32から離間した状態で保持されている。
【0015】そして、サーマルヘッド15により印刷さ
れた印刷テープ19は、テープカセットCSから固定刃
32と可動刃35との間を通って本体フレーム2外に延
びているので、切断信号により駆動された切断用モータ
46により、揺動駆動機構を介して操作レバー34の後
端部が上下揺動され、可動刃35が固定刃32に接近し
て、これら両刃32・35で印刷テープ19が切断され
る。
【0016】ところで、前記テープカセットCSから繰
出される印刷テープ19として、テープ幅を6mm、9m
m、12mm、18mm、24mmとする5種類が準備されて
おり、これらテープカセットCSの底壁部には、これら
5種類のテープ幅の何れかを検知する為に、4つの突出
爪の有無を組合せた突出片20が設けられている。そし
て、このテープカセットCSの下側を支持する本体フレ
ーム2には、この突出片20の突出爪の組合せからテー
プ幅を検知するカセットセンサ42(図5参照)が取付
けられている。即ち、このカセットセンサ42は、突出
片20を構成する突出爪の組合せにより、例えば、テー
プ幅が24mmのときには「0100」のカセット信号T
Sを出力し、またテープ幅が12mmのときには「110
0」のカセット信号TSを出力するとともに、テープカ
セットCSが装着されていないときには、「0000」
のカセット信号TSを出力する。
【0017】次に、テープ印刷装置1の制御系は、図4
のブロック図に示すように構成されている。制御装置C
の入出力インターフェース50には、キーボード3と、
カセットセンサ42と、液晶ディスプレイ(LCD)2
2に表示データを出力する為のビデオRAM24を有す
るディスプレイコントローラ(LCDC)23と、警告
用ブザー43の為の駆動回路44と、サーマルヘッド1
5を駆動する為の駆動回路47と、テープ送りモータ4
5を駆動する為の駆動回路48と、切断用モータ46を
駆動する為の駆動回路49とが夫々接続されている。
【0018】制御装置Cは、CPU52と、このCPU
52にデータバスなどのバス51を介して接続された入
出力インターフェース50、表示用CG(キャラクタジ
ェネレータ)ROM53、印刷用CG(キャラクタジェ
ネレータ)ROM54、ROM55及びRAM60とか
ら構成されている。表示用CGROM(表示用フォント
記憶手段に相当する)53には、アルファベット文字や
記号などの多数のキャラクタの各々に関して、横書き用
の表示用ドットパターンデータが、各書体(ゴシック系
書体、明朝系書体など)毎に6種類(7、10、16、
21、32、32BIG ドット)の表示文字サイズ分、コ
ードデータに対応させて格納されるとともに、縦書き用
の表示用ドットパターンデータも同様に、各書体毎に6
種類(7、10、16、21、32、32BIG ドット)
の表示文字サイズ分、コードデータに対応させて格納さ
れている。ここで、32BIG ドットの表示文字サイズ
は、アルファベットの大文字のようにベースラインの下
側に食み出さない文字列のときに、32ドット文字サイ
ズより大きく表示できる表示文字サイズである。
【0019】印刷用CGROM54には、アルファベッ
ト文字や記号などの多数のキャラクタの各々に関して、
印刷用ドットパターンデータが、各書体毎に7種類(6
ポイント:16ドット、10ポイント:24ドット、1
3ポイント:32ドット、19ポイント:48ドット、
26ポイント:64ドット、38ポイント:96ドッ
ト、44ポイント:96BIG ドット)の印刷文字サイズ
分、コードデータに対応させて格納されている。ここ
で、96BIG ドットの印刷文字サイズは、アルファベッ
トの大文字のようにベースラインの下側に食み出さない
文字列のときに、96ドット文字サイズより大きく印刷
できる文字サイズである。
【0020】ROM55には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ23を制御する
表示駆動制御プログラム、印刷データバッファ66のデ
ータを順次読出してサーマルヘッド15やテープ送りモ
ータ45を駆動する印刷駆動制御プログラム、本願特有
の後述のテープ印刷制御の制御プログラムなどが格納さ
れている。このROM55には、図5に示すように、印
刷テープ19のテープ幅(mm)と、その印刷可能幅(ドッ
ト数)とを対応させるとともに、各テープ幅の印刷テー
プ19に印刷可能な行数及びそのときの印刷文字サイズ
とを対応させた印刷行数テーブルTB1が格納されてい
る。
【0021】更に、ROM55には、図6に示すよう
に、7種類の印刷文字サイズ(ポイント値:pt)の各々
について、表示用のキャラクタサイズ(ドット数)とそ
の表示用キャラクタサイズに比例する高さのカーソルサ
イズ(ドット数)とを対応させた表示サイズテーブルT
B2が格納されている。また、ROM55には、図示し
ないが、7種類の印刷文字サイズと各印刷文字サイズに
関するキャラクタの印刷用ドットパターンデータが格納
されている印刷用CGROM54の先頭アドレス(イン
デックスアドレス)とを対応させた印刷文字サーチテー
ブルと、このインデックスアドレスと各キャラクタの印
刷用CGROM54における格納先頭アドレスとを対応
させた印刷文字インデックステーブルとが格納されてい
る。
【0022】更に、ROM55には、図示しないが、6
種類の表示文字サイズと各表示文字サイズに関するキャ
ラクタの縦書き表示用ドットパターンデータが格納され
ている表示用CGROM53の先頭アドレス(インデッ
クスアドレス)とを対応させた横書き用表示文字サーチ
テーブルと、このインデックスアドレスと各文字や記号
の表示用CGROM53における格納先頭アドレスとを
対応させた横書き用表示文字インデックステーブルとが
格納されている。また、6種類の縦書き用の表示用フォ
ントに関しても同様に、縦書き用表示文字サーチテーブ
ルと縦書き用表示文字インデックステーブルとが格納さ
れている。
【0023】RAM60のテキストメモリ(データ記憶
手段に相当する)61には、キーボード3から入力され
た文書データが格納される。パラメータメモリ62に
は、テキストメモリ61の先頭アドレスを指示する先頭
アドレスポインタのポインタ値SPと、その末尾アドレ
スを指示する末尾アドレスポインタのポインタ値EP
と、データカウント値DCと、印刷文字サイズ(印刷時
のキャラクタサイズ)SZのデータと、印刷モードフラ
グMFのデータと、設定テープ長データと、テープ幅デ
ータとが格納される。表示文字サイズメモリ63には、
印刷文字サイズに対応して求められた表示用キャラクタ
サイズのデータが格納される。配置位置情報メモリ64
には、表示する各キャラクタの表示データバッファ65
における表示位置情報が格納される。
【0024】表示データバッファ65には、入力された
各キャラクタの表示用ドットパターンデータが合成して
格納され、また印刷データバッファ66には、印刷に供
する複数のキャラクタに関する印刷用ドットパターンデ
ータが合成して印刷用ドットイメージデータとして格納
される。フラグメモリ67には、キャラクタを縦方向に
向けた一般的な横書き印刷モードのときにセットされ且
つ横方向に向けた縦書き印刷モードのときにリセットさ
れる印刷モードフラグMFのフラグデータが格納され
る。
【0025】次に、テープ印刷装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印刷制御のルーチンについて、図7〜図
10のフローチャートに基いて説明する。尚、図中符号
Si(i=10、11、12・・・・)は各ステップで
ある。キーボード3上の電源キーの操作により電源が投
入されるとこの制御が開始され、先ずRAM60の各メ
モリ61〜66をクリアするとともに、印刷機構PMを
初期カーソルする初期設定処理が実行される(S10)。
次に、カセットセンサ42からのカセット信号TSが読
込まれ、このカセット信号TSと印刷行数テーブルTB
1とに基いて、現在装着されているテープカセットCS
に収納されている印刷テープ19のテープ幅に対応する
印刷可能幅ドット数がパラメータメモリ62にテープ幅
データとして格納される(S11)。
【0026】次に、テキストメモリ61の先頭の2バイ
トに、標準の書式情報データが格納され(S12)、ディ
スプレイ22には、そのテープ幅に応じた表示領域を有
する印刷イメージ表示画面が表示されるとともに、標準
書式情報の印刷文字サイズSZに対応する表示文字サイ
ズに比例する高さのカーソルサイズKhが演算され、カー
ソルKがカーソルサイズKhで表示される(S13)。例え
ば、図11に示すように、テキストメモリ61の先頭の
2バイトには、書体番号データFNとして「明朝体」、
印刷文字サイズSZとして、テープ幅と入力キャラクタ
の行数とに基いて印刷文字サイズを自動設定する「AUTO
ポイント」、印刷モードフラグMFのフラグデータとし
て「1(横書きモード)」、設定テープ長として「設定
なし」・・・を含む標準情報が標準書式情報として格納
される。また、末尾アドレスポインタEPとカーソルポ
インタKPとには、標準書式情報の次のアドレスがセッ
トされる。その結果、24mmテープ幅のテープカセット
CSが装着されているときには、表示サイズテーブルT
B2に基いて、最大の印刷文字サイズ44pt(BIG)に対
応する表示キャラクタサイズ32(BIG)に比例するカー
ソルサイズ32(ドット)が求められ、ディスプレイ2
2には、図14に示すように、24mmテープ幅のイメー
ジ表示画面と、このカーソルサイズKh32(ドット)の
カーソルKとが表示される。
【0027】次に、テキストメモリ61に格納された文
字や記号のキャラクタを印刷イメージで表示する印刷イ
メージ表示処理が実行される(S14)。この印刷イメー
ジ表示処理については説明の都合上、後述することにす
る。ここで、書式設定キーが操作されたときには(S15
・S16:Yes )、書式情報設定処理制御が実行され(S
22)、S14に戻る。この書式情報設定処理制御において
は、印刷文字サイズや書体名や印刷モード名や設定テー
プ長などの書式設定内容を一括して設定可能な書式設定
画面がディスプレイ22に表示されるので、カーソル移
動キーを操作して、「印刷文字サイズ」や「書体名」や
「設定テープ長」・・などの設定項目にカーソルを移動
し、所望の設定内容に対応する数字キーを入力した後実
行キーを操作すると、数字で設定された印刷文字サイズ
SZのデータや印刷モードや設定テープ長のデータを含
む書式情報がテキストメモリ61に変更書式情報として
新規に格納されるとともに、その印刷文字サイズSZや
印刷モードフラグMFのフラグデータや設定テープ長な
どのデータがパラメータメモリ62に格納される。
【0028】ここで、例えば、印刷文字サイズ及びその
設定番号として、「1:AUTOポイント、2:6pt、3:
10pt、4:13pt、5:19pt、6:26pt、7:3
8pt」が設定可能になっている。また、印刷モード及び
その設定番号として、「1:横書き印刷、2:縦書き印
刷」が設定可能になっている。また、設定テープ長とし
ては、1cm単位で50cmまで設定可能になっている。
【0029】次に、アルファベット文字キーや記号キー
や数字キーなどの印刷可能キーが操作されたときには
(S15:Yes 、S16:No、S17:Yes )、操作された印
刷可能キーのキャラクタコードを文書データとしてテキ
ストメモリ61に格納する文書データ格納処理が実行さ
れ(S23)、S14を経てS15に移行する。また、改行キ
ーが操作されたとき(S15:Yes 、S16・S17:No、S
18:Yes)、或いは改ブロックキーが操作されたときに
は(S15:Yes 、S16〜S18:No、S19:Yes )、改行
キーに対応する改行コードや改ブロックキーに対応する
改ブロックコードが文書データ格納処理により、テキス
トメモリ61に格納され(S23)、S14を経てS15に移
行する。ここで、その文書データ格納処理においては、
キャラクタコードや改行コードや改ブロックコードがテ
キストメモリ61に格納されるその都度、カーソルポイ
ンタKPには次の格納アドレスがセットされる。
【0030】次に、前記印刷イメージ表示処理制御(図
8参照)について説明する。このとき、テキストメモリ
61には、図12に示すように、標準書式情報、アルフ
ァベット文字「A、B」、改行コードが格納されている
ものとする。この制御が開始されると、先ずテキストメ
モリ61内のデータが先頭アドレスから順次検索され、
表示するキャラクタの各々に関して、表示用ドットパタ
ーンデータを表示データバッファ65に展開する為の配
置位置情報が求められ、その配置位置情報が配置位置情
報メモリ64に格納される(S30)。即ち、この配置位
置情報は、例えば、印刷行数テーブルTB1、書式情報
やキャラクタコードや改行コード及び改ブロックコード
などに基いて、総ブロック数や各ブロックにおける行数
に基づく印刷文字サイズSZが求められ、これらの諸デ
ータとその印刷文字サイズSZの印刷用ドットパターン
データとから印刷時の文字配置位置が求められ、その文
字配置位置の座標値を1/3倍して、表示用配置位置と
する等して求められる。
【0031】次に、パラメータメモリ62における印刷
処理に関するパラメータ情報を初期カーソルするパラメ
ータ初期カーソル処理が実行される(S31)。即ち、パ
ラメータメモリ62において、先頭アドレスポインタ値
SPにはテキストメモリ61の先頭アドレスがセット
(図12参照)され、末尾アドレスポインタ値EPには
テキストメモリ61の末尾アドレスの次のアドレス(末
尾アドレス+2)がセット(図12参照)され、データ
カウント値DCとして初期値「0」がセットされ、更に
印刷文字サイズSZとして「AUTO」ポイントがセットさ
れ、印刷モードフラグMFがセットされる。
【0032】次に、書式情報のデータやキャラクタコー
ドは夫々2バイト構成なので、先頭アドレスSPに、デ
ータカウント値DCを2倍したアドレス分を加算した検
索アドレスのデータが読込まれ(S32)、そのデータが
書式情報のデータのときには(S33:Yes )、その書式
情報の印刷文字サイズSZや印刷モードをパラメータメ
モリ62に格納する書式情報変更処理制御が実行される
(S35)。次に、データカウント値DCが1つインクリ
メントされ(S37)、先頭アドレスSPに、データカウ
ント値DCを2倍したアドレス分を加算した検索アドレ
スと末尾アドレスポインタ値EPで指示するアドレスと
が合致せず、テキストメモリ61に表示に供するキャラ
クタが存在するときには(S38:No)、S32以降が繰り
返して実行される。
【0033】そして、検索アドレスのデータが、改行コ
ードや改ブロックコードを含み、印刷可能なキャラクタ
コードのときには(S33:No、S34:Yes )、表示用イ
メージ発生処理制御が実行される(S36)。この表示用
イメージ発生処理制御においては、先ず印刷テープ19
のテープ幅(印刷媒体の印刷領域の印刷方向と直交する
方向の予め設定された領域幅に相当する)と入力キャラ
クタの行数と印刷行数テーブルTB1とに基いて印刷時
の印刷文字サイズSZが求められ、この印刷文字サイズ
SZと表示サイズテーブルTB2とから求められた表示
文字サイズが表示文字サイズメモリ63に格納され、こ
の表示文字サイズにおけるそのキャラクタコードの表示
用ドットパターンデータが表示用CGROM53から読
出され、表示データバッファ65に格納される。但し、
横書き印刷モードのときには、表示用CGROM53の
横書き用の表示用フォントが読出され、また縦書き印刷
モードのときには、縦書き用の表示用フォントが読出さ
れ、表示データバッファ65の所定位置に格納される。
【0034】そして、先頭アドレスSPに、データカウ
ント値DCを2倍したアドレス分を加算した検索アドレ
スと末尾アドレスポインタ値EPで指示するアドレスと
が合致したときには(S38:Yes )、表示データバッフ
ァ65に展開して格納された表示用ドットイメージデー
タがビデオRAM24に出力されてディスプレイ22に
表示される(S39)。例えば、テープ幅24mm用のテー
プカセットCSが装着されており、テキストメモリ61
には図12に示すように、第1ブロックデータとして、
1行分の文字列「AB」のキャラクタコードが格納され
ている場合には、図15に示すように、テープ幅24mm
の印刷イメージ表示画面には、標準書式情報と印刷行数
テーブルTB1とに基いて、文字列「AB」が44ptの
大きさでイメージ表示される。
【0035】次に、カーソル表示処理制御(図9参照)
が実行される(S40)。この制御が開始されたときに、
印刷文字サイズSZとして、「AUTOポイント」が設定さ
れているときには(S50:Yes )、カーソル表示位置に
対応するカーソルポインタKPで指示するブロックにお
ける改行コード数に基いて、印刷行数が求められる(S
51)。次に、テープ幅とその印刷行数と印刷行数テーブ
ルTB1とに基いて、そのカーソル表示位置における印
刷文字サイズSZが求められ、更に表示サイズテーブル
TB2とその印刷文字サイズSZとに基いて、表示文字
サイズが求められ(S52)、更に表示文字サイズと表示
サイズテーブルTB2とに基いて、その表示文字サイズ
に比例する高さのカーソルサイズKhが求められる(S5
4)。ここで、このカーソルサイズKhは、横書き印刷モ
ードと縦書き印刷モードとの何れの印刷モードが設定さ
れていても、表示サイズテーブルTB2のカーソルサイ
ズデータが求められる。ところで、縦書き印刷モードが
設定されているときには、求められた表示キャラクタサ
イズにおけるキャラクタの最大文字幅を求める一方、こ
の最大文字幅をカーソルサイズKhとするようにしてもよ
い。
【0036】そして、そのカーソルサイズKhのカーソル
Kが、カーソルポインタKPに対応するディスプレイ2
2のカーソル表示位置に表示され(S55)、この制御及
び印刷イメージ表示処理制御を終了して、テープ印刷制
御のS15にリターンする。例えば、図12に示すよう
に、テキストメモリ61において、第1ブロックデータ
として、1行分の文字列「AB」のキャラクタコードが
格納され、カーソルポインタKPは文字「B」の次のア
ドレスを指示しているときには、カーソル表示位置にお
けるカーソルサイズKhとして、「32ドット」が求めら
れ、図15に示すように、カーソルサイズKhを「32ド
ット」とするカーソルKが文字「B」の次の表示位置に
表示される。ところで、カーソル表示処理制御が開始さ
れたときに、印刷文字サイズSZとして、任意の印刷文
字サイズで設定されているときには(S50:No)、その
印刷文字サイズに対応する表示文字サイズが求められ
(S53)、S54以降が実行される。
【0037】ところで、図13に示すように、テキスト
メモリ61に、文字列「AB」のコードに加えて、改行
コードが格納されたときには、前記印刷イメージ表示処
理制御の特に表示用イメージ発生処理制御により、第1
ブロックデータが2行になることから、印刷文字サイズ
SZが19ポイントに設定され(印刷行数テーブルTB
1参照)、この印刷文字サイズSZ「19pt」に対応す
る表示キャラクタサイズ「16ドット」が求められ、図
16に示すように、文字列「AB」は2行用のサイズに
縮小されて表示されるとともに、この表示キャラクタサ
イズ「16ドット」に比例するカーソルサイズKhを「1
6ドット」とするカーソルKが2行目の先頭表示位置に
表示される。
【0038】同様に、図13に示すように、テキトスメ
モリ61に、更に文字列「CD」のコードが追加格納さ
れたときには、文字列「CD」及びカーソルKは、図1
7に示すように、2行用の表示サイズで表示される。更
に、図13に示すように、文字列「CD」のコードに加
えて、改ブロックコードが追加格納されたときには、カ
ーソル表示位置は第2ブロックに移行するとともに、こ
の第2ブロックのデータとしては1行であることから、
カーソルサイズKhが「32ドット」に設定され、図18
に示すように、カーソルサイズKhを「32ドット」とす
るカーソルKが第2ブロックの先頭表示位置に表示され
る。
【0039】更に、図13に示すように、テキトスメモ
リ61に、その改ブロックコードに加えて、更に1行分
の文字列「EFG」のコードが追加格納されたときに
は、文字列「EFG」及びカーソルKは、図19に示す
ように、1行用の表示サイズで表示される。同様に、図
13に示すように、テキトスメモリ61に、その文字列
「EFG」のコードに加えて、更に改行コードと文字列
「HI」のコードが追加格納されたときには、文字列
「EFG」、「HI」及びカーソルKは、図20に示す
ように、2行用の表示サイズで表示される。
【0040】更に、図13に示すように、テキトスメモ
リ61に、その文字列「HI」のコードに加えて、更に
改行コードと文字列「JKL」のキャラクタコードが追
加格納されたときには、第2ブロックの3行の文字列
「EFG」、「HI」、「JKL」及びカーソルKは、
図21に示すように、3行用の表示サイズで表示され
る。ところで、このとき、前記書式情報設定処理によ
り、印刷モードを縦書き印刷とするように、印刷モード
フラグMFがリセットされた書式情報がテキストメモリ
61に格納されているときには、第1ブロックの文字列
「A〜D」、第2ブロックの文字列「E〜L」の各々
は、図22に示すように、縦書き印刷モードで夫々表示
される。
【0041】次に、テープ印刷制御において、カーソル
移動キーが操作されたときには(S15:Yes 、S16〜S
19:No、S20:Yes )、カーソル移動処理制御(図10
参照)が実行される(S24)。この制御が開始される
と、先ずカーソルポインタKPは、カーソル上、下、
右、左移動キーの種類に応じた方向となるように移動さ
せたキャラクタコードのアドレスに移動される(S6
0)。そして、その移動後の新規のカーソルポインタK
Pに基いて、カーソル表示処理制御が実行されて、カー
ソルKは、新規の表示位置における表示文字サイズに比
例する高さのカーソルサイズKhで表示され(S61)、こ
の制御を終了して、テープ印刷制御のS14にリターンす
る。
【0042】例えば、テキストメモリ61には、図13
に示すように、第1ブロックデータとして2行の文字列
「AB、CD」、第2ブロックデータとして3行の文字
列「EFG、HI、JKL」のキャラクタコード及び改
行コードが夫々格納されており、カーソルポインタKP
が末尾アドレスEPと同じアドレスに存在しているとき
に(図21参照)、カーソル上移動キーを2回操作した
ときには、カーソルポインタKPは、先ず前行の末尾文
字「I」にカーソルポインタKP1として移動し、更に
前行の末尾文字「G」にカーソルポインタKP2として
移動し、その結果図23に示すように、カーソルKは、
同一ブロック内における移動なので、カーソルサイズKh
は、文字「L」の表示位置に表示されていたのと同様の
大きさ、つまり3行用の10ドットの高さで文字「G」
に表示される。しかし、カーソル上移動キーを更にもう
1回操作したときには、前行の末尾文字つまり第1ブロ
ックの最終行の末尾文字「D」にカーソルポインタKP
3として移動するので、カーソルサイズKhは、図24に
示すように、2行用の16ドットの高さに変更して表示
される。
【0043】次に、テープ印刷制御において、印刷キー
が操作されたときには(S15:Yes、S16〜S20:No、
S21:Yes )、印刷処理制御が起動されて、テキストメ
モリ61に格納された各キャラクタコードの印刷用ドッ
トパターンデータが合成されて印刷用ドットイメージデ
ータとして印刷データバッファ66に格納され、この印
刷用ドットイメージデータが印刷機構PMに出力されて
印刷テープ19に印刷処理され(S25)、S14に戻る。
一方、書式設定キー、印刷可能なキー、改行キーや改ブ
ロックキー及び印刷キー以外のキーが操作されたときに
は(S15:Yes 、S16〜S21:No)、その操作されたキ
ーに対応する処理が実行され(S26)、S14に戻る。
【0044】以上説明したように、印刷時の印刷文字サ
イズSZが書式情報設定処理により設定されると、この
印刷文字サイズSZに対応する表示キャラクタサイズが
求められ、入力キャラクタに関する表示キャラクタサイ
ズの表示用ドットイメージデータと、表示キャラクタサ
イズに比例する高さのカーソルKとがディスプレイ22
に表示されるので、入力されたキャラクタを印刷イメー
ジで表示できる上、カーソルKを表示位置におけるキャ
ラクタの表示サイズに比例した高さで表示することがで
きる。また、書式情報設定処理により横書き印刷モード
と縦書き印刷モードとを択一的に設定できるようにした
ので、横書き印刷モードと縦書き印刷モードとの何れの
印刷モードであっても、ディスプレイ22には、入力キ
ャラクタを印刷イメージで表示できる上、カーソルKを
表示位置におけるキャラクタの表示サイズに比例した高
さで表示することができる。
【0045】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、キャラクタサイズ設定手段に相当するものは、書式
情報設定処理制御であり、表示用キャラクタサイズ設定
手段に相当するものは、表示用イメージ発生処理制御の
表示文字サイズ演算部及び表示サイズテーブルTB2で
あり、カーソルサイズ設定手段に相当するものは、カー
ソル表示処理制御の特にS50〜54及び表示サイズテーブ
ルTB2であり、印刷モード設定手段に相当するもの
は、書式情報設定処理制御である。
【0046】尚、カーソルサイズKhは、表示用キャラク
タサイズのデータに基いて、表示用キャラクタサイズに
比例する高さとなるように演算により求めることも可能
である。尚、カーソルKは、矩形状のものなど、高さを
有する各種の形状のものであってもよい。尚、印刷用C
GROM54には、複数の印刷用ドットデータフォント
に代えて、多数のキャラクタの各々に関して、キャラク
タの輪郭線を規定するアウトラインデータをキャラクタ
コードに対応させて格納するように構成してもよい。
尚、本発明の技術的思想の範囲内において、前記実施例
の制御に関し、既存の技術や当業者に自明の技術に基い
て種々の変更を加えることもあり得る。尚、キーボード
やCRT方式のディスプレイや印刷装置を備えた種々の
文書処理装置の表示用データ作成装置に本発明を適用し
得ることは勿論である。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る文書処理装置用表示デー
タ作成装置によれば、キャラクタサイズ設定手段と、表
示用キャラクタサイズ設定手段と、カーソルサイズ設定
手段とを設け、印刷時のキャラクタサイズに対応する表
示用キャラクタサイズが設定されると、この表示用キャ
ラクタサイズの表示用ドットイメージデータと、表示用
キャラクタサイズに比例する高さのカーソルとがディス
プレイに表示されるので、入力されたキャラクタを印刷
イメージで表示できる上、カーソルを表示位置における
キャラクタの表示サイズに比例した高さで表示すること
ができる。
【0048】請求項2に係る文書処理装置用表示データ
作成装置によれば、前記キャラクタサイズ設定手段は、
印刷媒体の印刷領域の印刷方向と直交する方向の予め設
定された領域幅と印刷領域に印刷される入力キャラクタ
の行数とに基いて印刷時のキャラクタサイズを設定する
第1キャラクタサイズ設定手段と、キャラクタの印刷時
のキャラクタサイズを入力設定する為の第2キャラクタ
サイズ設定手段とを備えたので、印刷時のキャラクタサ
イズを、手動により任意に設定できる上、印刷領域の領
域幅と入力キャラクタの行数とに基いて自動的に設定す
ることができる。
【0049】請求項3に係る文書処理装置用表示データ
作成装置によれば、前記表示用キャラクタサイズ設定手
段は、第1キャラクタサイズ設定手段又は第2キャラク
タサイズ設定手段で設定されたキャラクタサイズに対応
する表示用キャラクタサイズを設定するようにしたの
で、印刷時のキャラクタサイズが、手動により任意に設
定された場合、或いは自動的に設定された場合の何れで
あっても、表示用キャラクタサイズを設定することがで
きる。
【0050】請求項4に係る文書処理装置用表示データ
作成装置によれば、キャラクタを縦方向に向けた横書き
で印刷する横書き印刷モードと、横方向に向けた縦書き
で印刷する縦書き印刷モードとを択一的に設定する印刷
モード設定手段を備えたので、横書き印刷モードと縦書
き印刷モードとの何れの印刷モードであっても、入力さ
れたキャラクタを印刷イメージで表示できる上、カーソ
ルを表示位置におけるキャラクタの表示サイズに比例し
た高さで表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜請求項4の構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】テープ印刷装置の斜視図である。
【図3】テープカセットを装着した印刷機構の概略平面
図である。
【図4】テープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図5】印刷行数テーブルの設定内容を示す図表であ
る。
【図6】表示サイズテーブルの設定内容を説明する図表
である。
【図7】テープ印刷制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図8】印刷イメージ表示処理制御のルーチンの概略フ
ローチャートである。
【図9】カーソル表示処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図10】カーソル移動処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図11】標準書式情報が格納されたテキストメモリの
説明図である。
【図12】標準書式情報と文字列「AB」が格納された
図11相当図である。
【図13】標準書式情報と第1、第2ブロックデータが
格納された図11相当図である。
【図14】図11に対応してカーソルだけが表示された
表示例の図である。
【図15】図12に対応して表示されたカーソルと文字
列「AB」の表示例の図である。
【図16】2行表示のときのカーソルと文字列「AB」
の表示例の図である。
【図17】2行表示のときのカーソルと文字列「A〜
D」の表示例の図である。
【図18】カーソルが第2ブロックに表示されたときの
表示例の図である。
【図19】2行の第1ブロックの文字列と1行の第2ブ
ロックの文字列及びカーソルの表示例の図である。
【図20】2行の第1ブロックの文字列と2行の第2ブ
ロックの文字列及びカーソルの表示例の図である。
【図21】2行の第1ブロックの文字列と3行の第2ブ
ロックの文字列及びカーソルの表示例の図である。
【図22】縦書きモードにおける図21相当図である。
【図23】第2ブロック内でのカーソル移動を説明する
図21相当図である。
【図24】ブロックを超えた移動に伴うカーソルサイズ
の変更を説明する図21相当図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置 3 キーボード 52 CPU 53 表示用CGROM 55 ROM 60 RAM 61 テキストメモリ 65 表示データバッファ C 制御装置 K カーソル TB2 表示サイズテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 賢吾 名古屋市中区大須3丁目46番15号 ビー・ エス・ケー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号のキャラクタ及び種々の指令
    を入力する為の入力手段と、入力されたキャラクタのデ
    ータを記憶するデータ記憶手段と、多数のキャラクタの
    複数サイズ分の表示用ドットパターンデータを記憶した
    表示用フォント記憶手段と、カーソルを有するディスプ
    レイを備えた表示手段と、データ記憶手段に記憶された
    キャラクタについて、表示用フォント記憶手段から表示
    用ドットパターンデータを読出して、印刷状態と同様の
    イメージで表示する為の表示用ドットイメージデータを
    合成するイメージ表示データ作成手段と、イメージ表示
    データ作成手段から表示用ドットイメージデータを受
    け、表示手段のディスプレイに表示させる表示制御手段
    とを備えた文書処理装置用表示データ作成装置におい
    て、 前記キャラクタの印刷時のキャラクタサイズを設定する
    キャラクタサイズ設定手段と、 前記キャラクタサイズ設定手段で設定されたキャラクタ
    サイズに対応する表示用キャラクタサイズを設定する表
    示用キャラクタサイズ設定手段と、 前記表示用キャラクタサイズ設定手段で設定された表示
    用キャラクタサイズのデータに基いて、表示用キャラク
    タサイズに比例する高さのカーソルサイズを演算し、こ
    の高さのカーソルをディスプレイに表示するように表示
    制御手段に指令するカーソルサイズ設定手段と、 を備えたことを特徴とする文書処理装置用表示データ作
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記キャラクタサイズ設定手段は、印刷
    媒体の印刷領域の印刷方向と直交する方向の予め設定さ
    れた領域幅と印刷領域に印刷される入力キャラクタの行
    数とに基いて印刷時のキャラクタサイズを設定する第1
    キャラクタサイズ設定手段と、前記キャラクタの印刷時
    のキャラクタサイズを入力設定する為の第2キャラクタ
    サイズ設定手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の文書処理装
    置用表示データ作成装置。
  3. 【請求項3】 前記表示用キャラクタサイズ設定手段
    は、第1キャラクタサイズ設定手段又は第2キャラクタ
    サイズ設定手段で設定されたキャラクタサイズに対応す
    る表示用キャラクタサイズを設定するように構成された
    ことを特徴とする請求項2に記載の文書処理装置用表示
    データ作成装置。
  4. 【請求項4】 キャラクタを縦方向に向けた横書きで印
    刷する横書き印刷モードと、横方向に向けた縦書きで印
    刷する縦書き印刷モードとを択一的に設定する印刷モー
    ド設定手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    文書処理装置用表示データ作成装置。
JP5353292A 1993-12-28 1993-12-28 文書処理装置用表示データ作成装置 Pending JPH07199887A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11675550B2 (en) 2021-05-20 2023-06-13 Seiko Epson Corporation Information processing apparatus, tape printing apparatus, printing system, method of controlling information processing apparatus, and storage medium storing program for controlling information processing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11675550B2 (en) 2021-05-20 2023-06-13 Seiko Epson Corporation Information processing apparatus, tape printing apparatus, printing system, method of controlling information processing apparatus, and storage medium storing program for controlling information processing apparatus

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