JPH11211443A - 3次元形状計測装置 - Google Patents

3次元形状計測装置

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JPH11211443A
JPH11211443A JP1462298A JP1462298A JPH11211443A JP H11211443 A JPH11211443 A JP H11211443A JP 1462298 A JP1462298 A JP 1462298A JP 1462298 A JP1462298 A JP 1462298A JP H11211443 A JPH11211443 A JP H11211443A
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shape measuring
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Tomohiro Yasuda
朋広 安田
Kazunari Yoshimura
一成 吉村
Ryosuke Mitaka
良介 三高
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物体を移動させて位相シフト法により物体の高
さを測定する3次元形状計測装置を提供すると共に、物
体の移動に伴う照明の入射角度の変化による死角を防止
し、精度を維持する。 【解決手段】移動する測定物体1の3次元形状を計測す
る装置において、測定物体1の移動方向に所定の周期の
正弦波パターン状の光強度分布を有する略平行光な照明
を測定物体1に上方から照射する照明手段(光源3、レ
ンズ4、フィルタ5)と、測定物体1を撮像する撮像手
段(カメラ6、レンズ7)と、測定物体1が少なくとも
4通りの位相(好ましくは位相0、π/2、π、3π/
2)に相当する距離移動する毎に撮像された画像を格納
する画像メモリと、画像メモリ内の画像から位相シフト
法により高さを求める演算手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、移動する測定物体の3
次元形状を位相シフト法を用いて測定する装置に関する
ものであり、特に外装材等の板状物体の3次元形状を高
精度に計測する用途に適するものである。
【0002】
【従来の技術】工業製品の分野において、立体形状を定
量的に評価するに当たっては、物理的接触を伴う計測方
法では、接触により、傷等を発生し、外観を損ねる恐れ
がある。また、オフラインや抜き取りではなく、製造工
程中のインラインで計測が行えることが望ましいので、
移動しながらの非接触による計測が求められる。しかし
ながら、工業製品等の非接触3次元計測装置において、
一般的によく使用される光切断法では、高速で移動する
対象物体に対しては撮像される画像の中に有効とされる
データが少ないので、高精度な計測ができない。そこ
で、高速で移動する物体を非接触・高精度に計測するこ
とが可能な計測装置を実現するために、撮像された画像
の全点を有効なデータとできる位相シフト法を用いた画
像処理装置(特開平4−98111号)が提案されてい
る。
【0003】一般的なCCDカメラを用いた位相シフト
法による3次元形状計測の手順を図43を用いて説明す
る。光源3と正弦波パターンのフィルタ5を組み合わせ
ることにより、正弦波パターン状の光強度分布を有する
照明を測定物体1に照射し、測定物体1上の点をCCD
カメラ6で観測した場合、CCD画面上の点p(x,
y)の強度Iは下式で与えられる。
【0004】 I=e+f・cosφ e:直流光ノイズ f:正弦波のコントラスト φ:物体の凹凸により与えられる位相 正弦波パターンを移動させて位相をφ+0、φ+π/
2、φ+π、φ+3π/2と変化させ、これに対応する
強度分布I0、I1、I2、I3をもつ画像を取り込
み、位相を求める。
【0005】 α=tan-1{(I3−I1)/(I0−I2)} この位相を用いて測定物体上の点Pの3次元座標(X,
Y,Z)は下式で与えられる。 X=−sx Y=b+s(−c−ycosφ) Z=a+s(−d+ysinφ) s=(−bcosθ)/u θ=tan-1(lα/a) u=(−c−ycosφ)cosθ+(−d+ysin
φ)sinθ φ=tan-1(b/a) c=am d=bm l:基準面に投影された正弦波パターンのピッチ m:カメラ倍率 これらの式より測定物体に対する3次元形状を計測する
ものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、位相シ
フト法を用いたこれまでの装置は、正弦波パターンを移
動させて高さを測定する装置のみで、物体を移動させて
測定する装置はない。また、物体が移動している場合に
は、物体が固定している場合と違い、物体が移動するこ
とで、これまでの照明では生じなかった入射角度の変化
による死角ができ、精度が落ちる場合がある。本発明の
目的は、このような問題を解決できる3次元形状計測装
置を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
課題を解決するために、図1及び図2に示すように、移
動する測定物体1の3次元形状を計測する装置におい
て、測定物体1の移動方向に所定の周期の正弦波パター
ン状の光強度分布を有する略平行光な照明を測定物体1
に上方から照射する照明手段(光源3、レンズ4、フィ
ルタ5)と、測定物体1を撮像する撮像手段(カメラ
6、レンズ7、フレームグラバ8)と、測定物体1が少
なくとも4通りの位相(好ましくは位相0、π/2、
π、3π/2)に相当する距離移動する毎に撮像された
画像を格納する画像メモリ9と、画像メモリ9内の画像
から位相シフト法により高さを求める演算手段10とを
具備することを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明を実施
例により説明する。図1は本発明を実施するための装置
の一例を示す図である。測定物体1は外装材であり、コ
ンベア2により矢印Gに示す方向に移動されている。光
源3とレンズ4より平行光を作成し、その前部に正弦波
パターン状の濃淡を有するフィルタ5を配置して成る照
明手段により、測定物体としての外装材1の真上から明
暗が正弦波状に変化するパターンが投影される。カメラ
6とレンズ7の光軸をずらすことで測定物体としての外
装材1の表面に焦点が合うように斜め方向に配置された
撮像手段により、外装材表面の凹凸により生じる投影パ
ターンの変形が観測できるように光学系が構成される。
コンベア2は正弦波状の光強度分布の位相π/2に相当
する距離Lずつ移動し、カメラ6はコンベア2が距離L
移動する毎に撮像する。図2は画像処理系のブロック図
である。カメラ6の画像はフレームグラバ8に入力さ
れ、量子化されて画像メモリ9に転送される。画像メモ
リ9に転送された画像は処理装置10により位相シフト
法を用いて位相演算され、高さを計測される。
【0009】このような構成を用いることにより、移動
による物体表面上の各点での照明の入射角の変化による
補正をする必要がなく、また、照明の当たらない部分を
無くすことができ、撮像した画像の全点をデータとして
活用した画像処理が可能となり、移動する対象物体の形
状を精度良く3次元測定できる。
【0010】図3は本実施例の装置により投影される正
弦波パターンであり、正弦波パターンの明暗方向は、外
装材1の移動方向と同一方向にする。図4は本装置のカ
メラ6により撮像され、画像メモリ9に記憶された移動
距離0、L、2L、3Lで撮像された画像、すなわち正
弦波状の光強度分布の位相を0、π/2、π、3π/2
とずらして撮像された画像である。
【0011】(実施例2)本発明の実施例2の動作を図
5に示す。装置の構成は図1及び図2と同様である。図
5はカメラによる撮像動作のタイミングを示しており、
図中、AはCCDカメラの電子シャッタ(すなわち光電
変換部と電荷蓄積部の間の電子スイッチ)が開く露光の
タイミング、BはCCDカメラの電荷蓄積部から電荷転
送部(すなわち電荷結合素子)への電荷読出のタイミン
グである。ここで、露光の間隔をTとし、正弦波状の光
強度分布の位相π/2に相当する測定物体の移動距離を
Lとすると、本実施例では、コンベア速度V=L/Tで
連続して測定物体を移動させ、4フレームの時間(=4
T)で図4に示した4枚の画像データを撮像する。この
撮像は、コンベア速度に同期した撮像なので、位相を
0、π/2、π、3π/2ずらした画像が、カメラの撮
像間隔Tで連続的に画像メモリに取り込める。
【0012】本実施例では、連続で移動している測定物
体に対して、位相を0、π/2、π、3π/2ずらした
画像をリアルタイムで取り込むことができるので、外装
材の製造工程において形状計測を行う場合、オフライン
でなく、インライン対応の装置を実現できる。
【0013】(実施例3)図6は本発明の実施例3の装
置を示している。本実施例では、コンベア2の移動量を
エンコーダ11によりモニターしており、測定物体1が
位相π/2に相当する距離Lを移動する毎にエンコーダ
11によりカメラ6に露光のタイミングを決めるための
トリガを与える。図7は本実施例の動作を示しており、
図中、Aはエンコーダ11からのトリガに応答した露光
のタイミングを示している。図5に示した実施例2の動
作では露光の間隔Tは一定であったが、実施例3では、
露光の間隔はエンコーダ11から与えられるトリガ信号
の間隔に応じて決まる。これにより、コンベア2の速度
が正確に設定されていなくても、画像メモリには位相を
0、π/2、π、3π/2ずらした画像を確実に取り込
むことができる。このように、本実施例では、コンベア
2の移動量をモニターするエンコーダ11を用いること
で移動距離Lが正確に検出でき、高精度な測定が可能と
なる。
【0014】(実施例4)本発明の実施例4の動作を図
8に示す。装置の構成は図1及び図2と同様である。本
実施例4では、コンベアの速度が遅く、測定物体がV=
L/nT(n=2,3,4,…)で連続移動している場
合について、カメラの撮像間隔Tのn倍毎に撮像される
画像を抽出する、つまり、複数の画像の中から位相0、
π/2、π、3π/2ずらした画像のみを抽出し、他の
画像は間引くことにより、コンベアの速度と撮像の間隔
を合わせている。
【0015】一般に、工場内の製造ライン速度は予め決
まっている場合が多い。また、カメラの撮像間隔も一般
的には1/30秒であり、予め決まっている。そのた
め、正弦波パターンは、コンベアの速度に対して設定し
なくてはならない。実施例2のように、V=L/Tとし
た場合、コンベアの速度Vが遅いと、正弦波パターンの
1周期(=4L)は短くなるが、CCDカメラの画素分
解能の関係からCCD画面上で反射光を画素毎に分離で
きず、正弦波分布と見なせなくなり、計測精度が落ちる
ことがある。また、コンベアの速度Vが速いと、正弦波
パターンの1周期(=4L)は長くなるが、CCDカメ
ラの1視野内に正弦波パターンを作成することができな
くなる場合がある。
【0016】この問題を解決するために、本実施例で
は、コンベアの速度が低速度の場合には、複数の画像の
中から位相0、π/2、π、3π/2ずらした画像を抽
出し、コンベアの速度に関係なく、正弦波パターンの周
期を設定できるようにしたものである。
【0017】(実施例5)本発明の実施例5の動作を図
9に示す。装置の構成は図1及び図2と同様である。た
だし、光源はストロボ光源とし、コンベアの移動量をモ
ニターするエンコーダ(図6参照)により発光のタイミ
ングを決めるためのトリガを与える。図9において、A
はエンコーダからのトリガに応答したストロボ光源の発
光及びCCDカメラの露光のタイミングを示している。
また、BはCCDカメラの電荷読出のタイミングである
が、本実施例では、ストロボ発光直後に読み出された画
像データのみを使用している。すなわち、実施例4と同
様に、コンベアの速度が遅く、測定物体がV=L/nT
(n=2,3,4,…)で連続移動している場合につい
て、測定物体が位相π/2に相当する距離Lを移動する
毎にエンコーダによりストロボ光源にトリガ信号を与え
て、光源を発光させたタイミングで位相を0、π/2、
π、3π/2ずらした画像を取り込むものである。
【0018】次に、コンベアの速度が速い場合に、複数
のカメラあるいは複数の照明手段を用いて、リアルタイ
ムに位相を0、π/2、π、3π/2ずらした画像をメ
モリに取り込む実施例について説明する。
【0019】(実施例6)図10は本発明の実施例6の
装置を示している。本実施例では測定物体1の移動方向
に間隔Lで2台のカメラ6a,6bを配置し、これらの
カメラ6a,6bで同時にコンベア2上を移動している
測定物体1を撮像し、撮像された画像をカメラ6a,6
bの順で次々に画像メモリに転送するものである。
【0020】図11は本実施例の動作を示しており、位
相0、πに相当する画像はカメラ6aで、位相π/2、
3π/2に相当する画像はカメラ6bで、連続的に撮像
される。1回目の撮像で得られる画像は、カメラ6aに
ついては位相0の画像、カメラ6bについては位相π/
2分移動後の画像である。実際にはカメラ6aと6bは
同時に測定物体1を撮像するが、カメラ6bはカメラ6
aに対して位相π/2に相当する距離Lだけずれている
ので、位相π/2分移動後の画像を撮像したのと同じこ
とになる。2回目の撮像で得られる画像は、カメラ6a
については位相π分移動後の画像、カメラ6bについて
は位相3π/2分移動後の画像である。すなわち、1回
目の撮像と2回目の撮像の間に、測定物体1は位相πに
相当する距離(=2L)移動することになる。したがっ
て、本実施例によれば、カメラ6a,6bの撮像間隔が
Tとすると、コンベア速度はV=2L/Tと高速化する
ことができ、2Tの時間で画像の取り込みを完了するこ
とができる。
【0021】(実施例7)図12は本発明の実施例7の
装置を示している。本実施例では測定物体1の移動方向
とは垂直な方向に2台のカメラ6a,6bを配置し、カ
メラ6a,6bの同期信号を撮像間隔Tの半分の時間
(=T/2)だけずらして、コンベア2上を移動してい
る測定物体1を位相π/2に相当する距離L移動するご
とに交互に撮像し、撮像された画像をカメラ6a,6b
の順で次々に画像メモリに転送するものである。
【0022】図13は本実施例の動作を示しており、位
相0、πに相当する画像はカメラ6aで、位相π/2、
3π/2に相当する画像はカメラ6bで、T/2の時間
毎に交互に連続的に撮像される。1回目の撮像で得られ
る画像は、カメラ6aによる位相0の画像、2回目の撮
像で得られる画像は、カメラ6bによる位相π/2分移
動後の画像である。3回目の撮像で得られる画像は、カ
メラ6aによる位相π分移動後の画像、4回目の撮像で
得られる画像は、カメラ6bによる位相3π/2分移動
後の画像である。各回の撮像の間に、測定物体1は位相
π/2に相当する距離Lを移動することになる。したが
って、本実施例においても、コンベア速度はV=2L/
Tと高速化することができ、2Tの時間で画像の取り込
みを完了することができる。
【0023】図14は本実施例のカメラ6a,6bによ
る撮像動作のタイミングを示しており、図中、AはCC
Dカメラの電子シャッタ(すなわち光電変換部と電荷蓄
積部の間の電子スイッチ)が開く露光のタイミング、B
はCCDカメラの電荷蓄積部から電荷転送部(すなわち
CCD部分)への電荷読出のタイミングである。このタ
イムチャートから明らかなように、本実施例では、カメ
ラ6aと6bは全ての動作がT/2の時間ずれている。
【0024】(実施例8)図15は本発明の実施例8に
よる撮像動作のタイミングを示している。装置の構成は
図12と同じであり、カメラ6aと6bにより取り込ま
れる画像は図13と同じである。本実施例では、カメラ
6aと6bは露光のタイミングのみがT/2の時間ずれ
ており、その他の動作については同期している。すなわ
ち、CCDカメラは撮像間隔Tのうち、電子シャッタが
開いていた瞬間の画像を電荷蓄積部に捉えており、この
画像が同期信号にしたがって読み出されるものであるか
ら、カメラ6aと6bの画像データの読み出しのタイミ
ングが同じであっても、電子シャッタが開く露光のタイ
ミングがT/2の時間ずれていれば、実施例7と同様の
動作が実現できる。
【0025】なお、実施例7と8では、各カメラ6a,
6bの画像はカメラの光軸間隔だけずれているので、カ
メラ2つが対応する部分の画像だけを用いる。また、カ
メラ6a,6bを傾けて同一視野を撮像するときは、傾
きに対して画像を補正する必要がある。
【0026】(実施例9)図16は本発明の実施例9の
装置を示している。本実施例では、赤、緑、青の高輝度
LEDを組み合わせて作った3色光を照射する光源3
と、その前部に赤、緑、青の特定の光だけを通す3枚の
カラーフィルタ5R,5G,5Bを配置した照明手段を
有している。また、撮像手段としては、カラーカメラ6
cを用いている。図17は3枚のカラーフィルタの配置
を真上から見た図である。赤、緑、青の濃淡で形成され
た正弦波パターンの位相はπ/2ずつずれており、赤色
の濃淡で形成された正弦波パターンの位相を0とする
と、緑色の濃淡で形成された正弦波パターンの位相はπ
/2遅れており、青色の濃淡で形成された正弦波パター
ンの位相はさらにπ/2遅れている。したがって、コン
ベア2上を移動している測定物体1をカラーカメラ6c
で撮像すると、R、G、B成分の画像は、図18に示す
ように、赤、緑、青の順で位相がπ/2ずつずれてお
り、位相0の画像(R成分の画像)、位相π/2分移動
後の画像(G成分の画像)、位相π分移動後の画像(B
成分の画像)を同時に取り込んだのと同じことになる。
そして、測定物体1が位相3π/2に相当する距離(=
3L)を移動した後、再び、R成分の画像を取り込め
ば、リアルタイムに位相を0、π/2、π、3π/2ず
らした画像をメモリに取り込むことができる。また、カ
ラーカメラ6cによる撮像間隔をTとすると、コンベア
2の速度はV=3L/Tにまで高速化することができ
る。なお、本実施例において、光源3はLEDでなくて
も良く、ほぼレンズの焦点位置で点光源として、3原色
成分を含む光を照射できるものであれば良い。例えば、
レーザー光源であっても良い。
【0027】(実施例10)図19は本発明の実施例1
0の装置を示している。本実施例では、赤、緑、青の高
輝度LEDを組み合わせて3色光を順次に照射する光源
3を備え、正弦波パターンのフィルタ5にはグレイフィ
ルタを1枚用いている。また、撮像手段にはカラーカメ
ラ6cを用いている。コンベア2上を移動している測定
物体1に赤、緑、青の光源3を間隔T/3で順次に発光
させ、カラーカメラ6cで撮像し、撮像されたR、G、
B成分の画像を赤、緑、青の順で次々に画像メモリに転
送する。
【0028】まず、最初に赤色の光源が発光すると、図
20に示すように、位相0の画像(R成分の画像)が撮
像され、次に、T/3の時間経過後に緑色の光源が発光
すると、位相π/2分移動後の画像(G成分の画像)が
撮像され、さらに、T/3の時間経過後に青色の光源が
発光すると、位相π分移動後の画像(B成分の画像)が
撮像される。この赤、緑、青の光源が順次に発光する
間、カラーカメラ6cの電子シャッタは開いており、ス
トロボ光源3の発光時にのみR、G、B成分の電荷蓄積
が行われる。そして、図21に示すように、赤、緑、青
の光源の順次発光が完了すると、画像データの読み出し
が行われる。その後、青色の光源の発光時からT/3の
時間の経過後に再び赤色の光源が発光し、位相3π/2
分移動後の画像(R成分の画像)が撮像される。
【0029】本実施例においても、実施例9と同様に、
コンベアの速度はV=3L/Tにまで高速化することが
できる。また、光源はLEDでなくても良く、ほぼレン
ズの焦点位置で点光源として、3原色光を順次に照射で
きるものであれば良い。例えば、レーザー光源であって
も良い。
【0030】(実施例11)図22は本発明の実施例1
1の装置を示している。本実施例では、赤、緑、青、赤
外のカラーフィルターの付いた4台のカメラ6a,6
b,6c,6dを測定物体1の移動方向に間隔Lで配置
し、赤、緑、青、赤外の高輝度LEDを組み合わせて作
った4色光を同時に照射する光源3の前部に正弦波パタ
ーンのグレイフィルタ5を配置している。本実施例で
は、図23に示すように、位相0に相当する画像は赤成
分画像、π/2に相当する画像は緑成分画像、πに相当
する画像は青成分画像、3π/2に相当する画像は赤外
成分画像として撮像され、位相を算出するための4枚の
画像を1度に撮像できる。ただし、光源3はLEDでな
くてもよく、ほぼレンズの焦点位置で点光源として、4
色光を同時に照射できるものであればよい。例えば、レ
ーザー光源であっても良い。
【0031】(実施例12)図24は本発明の実施例1
2の装置を示している。本実施例では、照明手段を測定
物体1の移動方向の前後両方向に配置し、撮像手段を測
定物体1の真上方向に配置したものである。外装材のよ
うな比較的溝の深い形状をもった測定物体に対する3次
元形状計測では、撮像手段の死角や照明手段の死角が問
題となる。つまり、照明手段からの光が溝の深い部分に
まで届かない、あるいは、撮像手段による視野が溝の深
い部分にまで及ばないことがある。そこで、本実施例で
は、撮像手段としてのカメラ6を測定物体1の真上に配
置することにより、溝の深い部分まで観察できるように
すると共に、照明手段についても、測定物体1の移動方
向の前後両方向に配置して溝の深い部分まで照明できる
ようにした。一対の光源3a,3bは交互に発光し、各
光源3a,3bからの光はレンズ4a,4bにより入射
角度の異なる平行光に変換され、フィルタ5a,5bに
より明暗が正弦波状に変化するパターンとして測定物体
1の上に投影される。測定物体1の上に投影される正弦
波状のパターンは位相がπ/4ずれている。これは、一
方の光源3aが発光して撮像された画像と、その後、他
方の光源3bが遅れて発光して撮像された画像の位相を
同じにするためである。
【0032】図25は本実施例のカメラ6により撮像さ
れる画像を示している。まず、光源3aが発光して位相
0の画像が撮像される。次に、光源3bが発光するが、
このとき、図26に示すように、測定物体1は位相π/
4に相当する距離だけ移動しているので、光源3bによ
り照射される正弦波パターンは、光源3aにより照射さ
れる正弦波パターンに比べて位相π/4に相当する距離
だけずらせて照射される。これにより、光源3bの発光
時にも位相0の画像が撮像される。これら光源3aと3
bの発光時に撮像された画像を合成することにより、死
角の無い位相0の画像が撮像される。次に、光源3aが
発光して位相π/2の画像が撮像されるが、このとき、
測定物体1は、前回の光源3aの発光時に対して位相π
/2に相当する距離だけ移動している。次に、光源3b
が発光して位相π/2の画像が撮像されるが、このと
き、上述のように、測定物体1は光源3aの発光時に比
べて位相π/4に相当する距離だけ移動している。これ
ら光源3aと3bの発光時に撮像された画像を合成する
ことにより、死角の無い位相π/2の画像が撮像され
る。以下、同様にして、死角の無い位相πの画像、位相
3π/2の画像が撮像される。
【0033】(実施例13)図27は本発明の実施例1
3の装置を示している。本実施例では、前記実施例12
の光源3aと3bに代えて、赤と青の光源3R,3Bを
用いると共に、撮像手段としてカラーカメラ6cを用い
たものである。また、測定物体1の上に投影される各光
源3R,3Bによる2つの正弦波パターンは同一位相で
あり、赤と青の光源3R,3Bは連続照射とする。カラ
ーカメラ6cでコンベア2上を移動している測定物体1
を撮像し、図28に示すように、R成分の画像とB成分
の画像を合成することにより、死角の無い位相0、π/
2、π、3π/2の画像をメモリに取り込むものであ
る。
【0034】(実施例14)図29は本発明の実施例1
4の装置を示している。本実施例では、撮像手段として
2台のカメラ6a,6bを測定物体1の移動方向の前後
両方向に配置し、照明手段を測定物体1の真上方向に配
置したものである。2台のカメラ6a,6bは同時に画
像を取り込み、図30に示すように、カメラ6aの画像
とカメラ6bの画像を合成して、1枚の画像を得るもの
である。その他の構成及び動作は実施例1と同様であ
る。
【0035】(実施例15)図31は本発明の実施例1
5の装置を示している。本実施例では、照明手段や撮像
手段を死角が生じないように回転させることを可能とし
ている。上述のように、外装材のような比較的溝の深い
形状(縦目地・横目地など)を有する測定物体に対する
3次元形状計測では、カメラの死角や照明の死角が問題
となるので、例えば、図32(a)のように目地の方向
と照明の方向が一致して死角を生じたときには、フィル
タ5やカメラ6を回転させて、図32(b)のように死
角が生じない測定を可能とするものである。
【0036】(実施例16)図33は本発明の実施例1
6の動作を示している。本実施例では、入射角度の変化
に伴う光強度の変化を求めておき、補正することで測定
精度を向上させている。位相シフト法による計測では、
同一点の強度を比較する必要があるため、測定物体の移
動に伴い、カメラへの入射角度が変化することで生じる
光強度の変化が測定精度に影響を与える。この問題を解
決するために、本実施例では、図に示すような各種の入
射角度θ1〜θ4に対する光強度の変化を予め求めてお
き、同一点の光強度を比較する前に、入射角度に応じて
光強度を補正するものである。
【0037】(実施例17)図34は本発明の実施例1
7の動作を示している。本実施例では、カメラ6とレン
ズ7を用いてテレセントリック光学系を構成し、カメラ
6への入射角度を常に一定に保てるようにする。これに
より、カメラ6への入射角度の変化を無くし、実際の位
置と撮像位置の違いを解消し、測定精度を向上させるも
のである。
【0038】(実施例18)図35は本発明の実施例1
8の装置を示している。本実施例では、撮像されるコン
ベア2上の画像(図37参照)から正弦波パターン状の
光強度分布よりπ/2に相当する距離Lを求め、コンベ
ア速度V=L/Tを自動的に設定するものである。この
方法により、コンベア制御が簡単になり、移動する測定
物体の形状を精度良く3次元計測できる。
【0039】(実施例19)図36は本発明の実施例1
9の装置を示している。図中、フィルタ5は液晶素子よ
りなり、光源3及びレンズ4と共に液晶プロジェクタを
構成している。図37は液晶プロジェクタにより基準面
上に投影される正弦波パターンとその照射強度の分布を
示している。本実施例では、コンベア速度Vを実測し、
撮像されるコンベア上の画像から正弦波パターン状の光
強度分布の周期4VTを求め、液晶プロジェクタに自動
的に正弦波パターンの濃淡画像を設定する。この方法に
より、コンベア速度に対応して、移動する測定物体の形
状を精度良く3次元計測できる。
【0040】(実施例20)図38は本発明の実施例2
0で形状測定の対象となる外装材の断面形状を示してい
る。外装材のような板状物体は反ってコンベア上を搬送
されてくるものが多い。そこで、本実施例では、図39
に示すように、位相シフト法による高さ演算の後、全体
にローパスフィルターを掛けて、反りの形状のみを演算
し、この高さ成分を除去することで、実際の外装材の形
状を検出する。また、外装材のような特定の意匠を有す
る対象物体では、その意匠の計測にも使用できる。
【0041】(実施例21)図40は本発明の実施例2
1で形状測定の対象となる外装材の断面形状を示してお
り、図41はその要部断面形状を示している。本実施例
では、図42に示すように、位相シフト法による高さ演
算の後、まず、高さが1番低くなる目地底を求め、次に
目地底からの高さより目地位置を求め、目地幅を求める
ものである。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、照明による死
角部分が生じることなく、移動する測定物体の3次元形
状を位相シフト法により精度良く計測することができ
る。請求項2の発明によれば、移動する測定物体に対し
て、正弦波パターン状の光強度分布の位相を変化させた
画像を、撮像間隔毎に連続して得られるので、リアルタ
イムで位相シフト法による3次元形状計測が行える。
【0043】請求項3の発明によれば、移動する測定物
体に対して、正弦波パターン状の光強度分布の位相を変
化させた画像を撮像するトリガをエンコーダにより与え
ているので、測定物体の速度に関係なく適確なタイミン
グで撮像できるという利点がある。請求項4又は5の発
明によれば、撮像された複数の画像の中から、正弦波パ
ターン状の光強度分布の位相を変化させた画像を抽出す
ることで、移動速度の遅い測定物体に対しても、位相シ
フト法による3次元形状計測が行える。
【0044】請求項6〜8の発明によれば、複数の撮像
手段の配置、又は同期信号、又は撮像タイミングをずら
すことにより、また、請求項9〜11の発明によれば、
波長の異なる光を利用して複数の画像を同時に取り込む
ことにより、移動速度の速い測定物体に対しても、正弦
波パターン状の光強度分布の位相を変化させた画像をリ
アルタイムに得ることができ、工場などでラインを止め
ることなく、位相シフト法による3次元形状計測が行え
る。
【0045】請求項12〜14の発明によれば、条件を
変えて撮像した複数の画像を合成することにより、ま
た、請求項15の発明によれば、撮像手段あるいは照明
手段を回転させることにより、死角を生じさせることな
く、正弦波パターン状の光強度分布の位相を変化させた
画像を得ることができ、位相シフト法による3次元形状
計測を高精度に行うことができる。
【0046】請求項16の発明によれば、反射光強度の
補正により、また、請求項17の発明によれば、撮像位
置の補正により、位相シフト法による高精度な3次元形
状計測が行える。請求項18の発明によれば、正弦波パ
ターンの周期から測定物体の速度が自動設定されること
により、また、請求項19の発明によれば、移動速度か
ら正弦波パターンが自動設定されることにより、位相シ
フト法による3次元形状計測の操作が簡略化できる。
【0047】請求項20の発明によれば、測定物体の反
りを補正することにより、測定物体自身の形状を3次元
形状計測できる。また、請求項21の発明によれば、凹
凸を有する測定物体に対して凹凸形状を3次元形状計測
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】請求項1の装置の画像処理部の概略構成図であ
る。
【図3】請求項1の装置により投影される正弦波パター
ンを示す説明図である。
【図4】請求項1の装置の画像メモリに取り込まれた画
像を示す説明図である。
【図5】請求項2の装置による撮像動作のタイミングを
示す説明図である。
【図6】請求項3の装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図7】請求項3の装置による撮像動作のタイミングを
示す説明図である。
【図8】請求項4の装置による撮像動作のタイミングを
示す説明図である。
【図9】請求項5の装置による撮像動作のタイミングを
示す説明図である。
【図10】請求項6の装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図11】請求項6の装置による撮像動作を示す説明図
である。
【図12】請求項7の装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図13】請求項7の装置による撮像動作を示す説明図
である。
【図14】請求項7の装置による撮像動作のタイミング
を示す説明図である。
【図15】請求項8の装置による撮像動作のタイミング
を示す説明図である。
【図16】請求項9の装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図17】請求項9の装置に用いるカラーフィルタの配
置を示す説明図である。
【図18】請求項9の装置による撮像動作を示す説明図
である。
【図19】請求項10の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図20】請求項10の装置による撮像動作を示す説明
図である。
【図21】請求項10の装置による撮像動作のタイミン
グを示す説明図である。
【図22】請求項11の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図23】請求項11の装置による撮像動作を示す説明
図である。
【図24】請求項12の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図25】請求項12の装置による撮像動作を示す説明
図である。
【図26】請求項12の装置の動作説明のための斜視図
である。
【図27】請求項13の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図28】請求項13の装置による撮像動作を示す説明
図である。
【図29】請求項14の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図30】請求項14の装置による撮像動作を示す説明
図である。
【図31】請求項15の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図32】請求項15の装置による撮像動作を示す説明
図である。
【図33】請求項16の装置の動作説明図である。
【図34】請求項17の装置の動作説明図である。
【図35】請求項18の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図36】請求項19の装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図37】請求項19の装置により基準面上に投影され
る正弦波パターンとその照射強度の分布を示す説明図で
ある。
【図38】請求項20で形状測定の対象となる外装材の
断面図である。
【図39】請求項20の動作を示す流れ図である。
【図40】請求項21で形状測定の対象となる外装材の
断面図である。
【図41】図40の要部拡大断面図である。
【図42】請求項21の動作を示す流れ図である。
【図43】従来例の原理説明のための斜視図である。
【符合の説明】
1 測定物体 2 コンベア 3 光源 4 レンズ 5 フィルタ 6 カメラ 7 レンズ 8 フレームグラバ 9 画像メモリ 10 画像処理装置

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動する測定物体の3次元形状を計測
    する装置において、 測定物体の移動方向に所定の周期の正弦波パターン状の
    光強度分布を有する略平行光の照明を測定物体に上方か
    ら照射する照明手段と、 測定物体を撮像する撮像手段と、 測定物体が少なくとも4通りの位相に相当する距離移動
    する毎に撮像された画像を格納する画像メモリと、 画像メモリ内の画像から位相シフト法により高さを求め
    る演算手段とを具備することを特徴とする3次元形状計
    測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、撮像手段の撮像間
    隔の間に正弦波パターンの位相π/2分に相当する距離
    を移動する速度で測定物体を移動させることを特徴とす
    る3次元形状計測装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、測定物体が正弦波
    パターンの位相π/2分に相当する距離移動する毎に撮
    像手段に画像を撮像するトリガを与えるエンコーダを具
    備することを特徴とする3次元形状計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、撮像手段の複数の
    撮像間隔の間に正弦波パターンの位相π/2分に相当す
    る距離を移動する速度で測定物体を移動させ、撮像され
    た複数の画像の中から測定物体が正弦波パターンの位相
    π/2分に相当する距離移動する毎に撮像された画像を
    抽出する手段を備えることを特徴とする3次元形状計測
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    測定物体が正弦波パターンの位相π/2分に相当する距
    離移動する毎に照明手段に発光のためのトリガを与える
    エンコーダを具備することを特徴とする3次元形状計測
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    複数の撮像手段を測定物体の移動方向に所定の距離で配
    置し、複数の撮像手段により同時に撮像した画像を画像
    メモリに取り込むことを特徴とする3次元形状計測装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    同期信号を所定の時間ずらせた複数の撮像手段を測定物
    体の移動方向と垂直な方向に配置し、該複数の撮像手段
    により撮像した画像を画像メモリに取り込むことを特徴
    とする3次元形状計測装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    露光タイミングを所定の時間ずらせた複数の撮像手段を
    測定物体の移動方向と垂直な方向に配置し、該複数の撮
    像手段により撮像した画像を画像メモリに取り込むこと
    を特徴とする3次元形状計測装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    波長の異なる複数の照明手段を測定物体の移動方向に所
    定の距離で配置し、カラーカメラよりなる撮像手段で撮
    像した3原色成分の画像を画像メモリに取り込むことを
    特徴とする3次元形状計測装置。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至5のいずれかにおい
    て、発光タイミングを所定の時間ずらせた波長の異なる
    複数の照明手段を備え、カラーカメラよりなる撮像手段
    で撮像した3原色成分の画像を画像メモリに取り込むこ
    とを特徴とする3次元形状計測装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至5のいずれかにおい
    て、波長の異なる複数の照明手段を測定物体の移動方向
    に所定の距離で配置し、カラーフィルタを付けた複数の
    撮像手段で撮像した異なる波長成分の画像を画像メモリ
    に取り込むことを特徴とする3次元形状計測装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれかにおい
    て、死角部分が生じないように測定物体の移動方向の前
    後にそれぞれ配置した照明手段を交互に照射し、撮像手
    段で撮像した画像の中から同じ位置の画像を合成して画
    像メモリに取り込むことを特徴とする3次元形状計測装
    置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至11のいずれかにおい
    て、死角部分が生じないように測定物体の移動方向の前
    後にそれぞれ波長の異なる照明手段を配置し、カラーカ
    メラよりなる撮像手段で撮像した3原色成分の画像を合
    成して画像メモリに取り込むことを特徴とする3次元形
    状計測装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至11のいずれかにおい
    て、死角部分が生じないように配置した複数の撮像手段
    で同時に撮像した同じ位置の画像を合成して画像メモリ
    に取り込むことを特徴とする3次元形状計測装置。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至11のいずれかにおい
    て、特定方向の凹凸を有する測定物体に対して、死角部
    分が生じないように撮像手段と照明手段を配置して撮像
    することを特徴とする3次元形状計測装置。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のいずれかにおい
    て、移動に伴う測定物体上の各点の光の反射角度の変化
    による反射光強度を補正する手段を備えることを特徴と
    する3次元形状計測装置。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至15のいずれかにおい
    て、移動に伴う測定物体上の各点の光の反射角度の変化
    による撮像手段への入射角度の変化を打ち消すように撮
    像位置を補正する手段を備えることを特徴とする3次元
    形状計測装置。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至15のいずれかにおい
    て、撮像した正弦波パターン状の光強度分布から正弦波
    パターンの位相π/2分に相当する距離を測定すること
    により、測定物体の移動速度を自動的に設定する手段を
    備えることを特徴とする3次元形状計測装置。
  19. 【請求項19】 請求項1乃至15のいずれかにおい
    て、測定物体の移動速度を実測する手段を備え、該移動
    速度に適合するように正弦波パターンの周期を液晶プロ
    ジェクタで設定することを特徴とする3次元形状計測装
    置。
  20. 【請求項20】 請求項1乃至19のいずれかにおい
    て、演算手段の出力に基づいて測定物体の反りを求め、
    演算手段の出力から反りの成分を差し引くことにより高
    さを補正する手段を設けたことを特徴とする3次元形状
    計測装置。
  21. 【請求項21】 請求項1乃至20のいずれかにおい
    て、凹凸形状を有する測定物体に対して、演算手段の出
    力に基づいて凹凸部分の幅を計測する手段を設けたこと
    を特徴とする3次元形状計測装置。
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