JPH1120929A - 異種容器の検出装置 - Google Patents

異種容器の検出装置

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JPH1120929A
JPH1120929A JP18117197A JP18117197A JPH1120929A JP H1120929 A JPH1120929 A JP H1120929A JP 18117197 A JP18117197 A JP 18117197A JP 18117197 A JP18117197 A JP 18117197A JP H1120929 A JPH1120929 A JP H1120929A
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JP
Japan
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container
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transport
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JP18117197A
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Takatoshi Fujita
孝利 藤田
Kunihiko Oya
邦彦 大矢
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Hokkaican Co Ltd
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Hokkaican Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送速度を高速に維持して確実に異種容器を検
出することができる異種容器の検出装置を提供する。 【解決手段】容器Wの搬送路2の両側に一対の表示読取
手段3,4を設ける。表示読取手段3,4は、読取区間
xにおいて容器Wの識別情報が表示された表示部を読み
取る。表示読取手段3,4の読み取り情報から異種容器
を検出する検出手段を設ける。搬送路2の読取区間xに
おいて容器Wを半回転させつつ所定速度で搬送する強制
回転搬送手段5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送路に沿って搬
送される容器の種類を識別して異種容器を検出する異種
容器の検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の容器として、特に缶体には、缶
径や高さ寸法が異なる複数種類のものがある。これらの
缶体うち、所定の種類の缶体を、例えばパレタイジング
或いはカートン詰めする際に、他の種類の缶体が混在す
ることがある。
【0003】そこで、従来、パレタイジング或いはカー
トン詰めするための搬送路において、異種缶を検出する
検出装置が設けられることが知られている。この種の検
出装置は、缶体の周壁の一部に缶種の識別情報であるバ
ーコードを付しておき、該缶体の搬送路において異種缶
を検出するものである。具体的には、図5に示すよう
に、この種の検出装置50は、缶体Wの搬送路51に沿
って設けられた搬送コンベア52と、該搬送コンベア5
2の一側に設けられ、該搬送コンベア52によって搬送
される缶体Wの一側方から該缶体Wのバーコード(図示
せず)を読み取るバーコード読取手段53と、該バーコ
ード読取手段53の読み取り情報から異種缶を検出する
検出手段54とを備えている。更に、搬送コンベア52
に沿って搬送される缶体Wは、そのバーコードがバーコ
ード読取手段53に常に対向するとは限らないので、バ
ーコード読取手段53の読取区間(バーコード読取手段
53から照射される読取ビームの照射範囲)vにおいて
缶体Wを少なくとも一回転させる強制回転手段55が設
けられている。
【0004】該強制回転手段55は、前記搬送コンベア
52の両側に沿って互いに対向し、往路が互いに逆方向
に回動するベルト56、57を備えている。両ベルト5
6、57は、前記搬送コンベア52に沿って搬送される
缶体Wの両側に当接して、バーコード読取手段53の読
取区間vにおいて該缶体Wを搬送しつつ回転させる。
【0005】これによって、バーコード読取手段53
は、読取区間vにおいて少なくとも一回転される缶体W
の周壁から該缶体Wのバーコードを読み取ることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の搬送
路51における缶体Wは、通常900〜1000cpm と
高速で搬送されるが、該搬送路51に上述の検出装置5
0を設けた場合には、読取区間vにおいて缶体Wを少な
くとも一回転させなければならず、搬送速度を高速に維
持することが困難となる不都合がある。
【0007】かかる不都合を解消して、本発明は、搬送
速度を高速に維持して確実に異種容器を検出することが
できる異種容器の検出装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、容器の識別情報が表示された表示部を
周壁の一部に備えた円筒状の容器を搬送する搬送路と、
該搬送路に沿って前記容器を所定速度で搬送する搬送手
段と、該搬送路の所定区間において前記容器を強制回転
させる強制回転手段と、前記所定区間を読取区間として
該読取区間を通過する容器の前記表示部を読み取る表示
読取手段を備えて該表示読取手段の読み取り情報から異
種容器を検出する検出手段とを備える異種容器の検出装
置において、前記検出手段は、前記搬送路の読取区間の
両側に配設された一対の前記表示読取手段を備え、前記
強制回転手段は、前記読取区間において容器を少なくと
も半回転させることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、前記強制回転手段によっ
て回転させる容器に対して、一対の前記表示読取手段に
よって該容器の両側から表示部の読み取りが行われる。
そして、前記検出手段は、何れか一方の表示読取手段が
前記容器の表示部を読み取ることにより、その読み取り
情報から異種容器を検出する。このとき、前記読取区間
においては、一対の前記表示読取手段のそれぞれが容器
の周壁の半周ずつ表示部の走査を行うことができるの
で、前記強制回転手段による容器の回転は、前記読取区
間において容器を少なくとも半回転させるだけで、容器
の周壁全周に対する走査が行え、前記読取区間において
一回転させる場合に比べて、表示部の読み取りを迅速に
行うことができる。これにより、容器の搬送速度を高速
に維持して確実に異種容器を検出することができる。
【0010】また、本発明において、前記搬送路の読取
区間の両側のうち、回転による容器の周壁の移動方向が
該容器の搬送方向と逆方向となる側に設けられた一方の
表示読取手段は、回転による容器の周壁の移動方向が該
容器の搬送方向と順方向となる側に設けられた他方の表
示読取手段より、読み取り速度が高速であることを特徴
とする。
【0011】前記搬送手段によって容器を搬送しつつ前
記強制回転手段によって該容器を回転させるとき、一方
の表示読取手段は、回転による容器の周壁の移動方向が
搬送方向と逆方向となる側から、該容器の周壁の半周に
対して走査する。同時に、他方の表示読取手段は、回転
による容器の周壁の移動方向が搬送方向と順方向となる
側から、該容器の周壁の半周に対して走査する。このと
き、両表示読取手段は、回転しつつ搬送される容器の表
示部が、その移動軌跡うち各表示読取手段に大略平行と
なって読み取りが可能となる範囲(以下、読取可能範囲
という)を通過するときに、該表示部を読み取ることに
なる。ここで、本発明者は、一方の表示読取手段側を表
示部が通過した場合の読取可能範囲が、他方の表示読取
手段側を表示部が通過した場合の読取可能範囲よりも狭
く、これによって、一方の表示読取手段は、他方の表示
読取手段よりも、前記表示部を読み取るための時間が短
いことを知見した。
【0012】このことから、本発明において、回転によ
る容器の周壁の移動方向が該容器の搬送方向と逆方向と
なる側に設けられた一方の表示読取手段の読み取り速度
を、他方の表示読取手段の読み取り速度より高速とし
た。これにより、一方の表示読取手段の表示部を読み取
るための時間が短くても読み取り速度が高速であるの
で、容器の回転速度を低下させることなくその表示部を
確実に読み取ることができ、容器の搬送速度を高速に維
持して確実に異種容器を検出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1は本実施形態を示す説明的平面図、
図2は図1のII矢示説明図、図3は図1のIII 矢示説明
図、図4は読取区間における缶体の移動状態を模式的に
示す説明図である。
【0014】本実施形態の装置1は、缶体Wを搬送しつ
つ該缶体Wの周壁の一部に表示された表示部である図示
しないバーコードを読み取って、該バーコードに含まれ
る缶種の識別情報から異種缶を検出するものである。
【0015】図1において、2は缶体Wの搬送方向に延
びる搬送路、3,4は該搬送路2の両側に互いに対向し
て設置されたビーム走査式のバーコード読取手段、5は
両バーコード読取手段3,4の読取区間xにおいて缶体
Wを搬送しつつ強制的に回転させる強制回転搬送手段、
6は前記搬送路2に沿って設けられ、該強制回転搬送手
段5の上流側に缶体Wを投入する第1搬送コンベア、7
は前記搬送路2に沿って設けられ、前記強制回転搬送手
段5の下流側から缶体Wを排出して更に下流に搬送する
第2搬送コンベアである。
【0016】前記第1搬送コンベア6と第2搬送コンベ
ア7との間である前記強制回転搬送手段5による缶体W
の搬送範囲には、缶体Wの底部を支持して搬送方向に案
内する案内板8が設けられている。
【0017】上記各部を詳細に説明する。図1に示すよ
うに、前記バーコード読取手段3,4は、前記強制回転
搬送手段5によって搬送されつつ回転される缶体Wの周
壁にビームy,zを照射して、該缶体Wの周壁の一部に
表示された表示部である図示しないバーコードを読み取
るものであって、該バーコードから異種缶を検出する図
示しない検出手段に接続されている。該ビームy,z
は、搬送路2に対して所定の幅をもって照射され、この
幅に対応する区間が読取区間xとされる。
【0018】各バーコード読取手段3,4は、図1及び
図3に示すように、機台9に昇降自在に設けられた昇降
フレーム10に、支持部材11,12を介して傾動自在
に設けられている。昇降フレーム10は、機台9に上下
方向に摺動自在に支持された案内ロッド13,14と、
ハンドル15を回転させることによって該昇降フレーム
10を昇降させる駆動ロッド16とを備えている。支持
部材11,12は、昇降フレーム10の両側に起立する
連結部17,18に形成された湾曲する案内スリット1
9,20に案内されることによって傾動自在となってい
る。各バーコード読取手段3,4は、缶体Wのバーコー
ドの位置に応じて傾動させることができ、図示する位置
では、缶体Wの底部側の周縁部にバーコードが付されて
いる場合に対応している。そして、例えば図示しない
が、缶高が比較的高いもので、しかも上部側の周縁部に
バーコードが付されている缶体が搬送される場合には、
先ず、前記ハンドル15を回転させて昇降フレーム10
を上昇させ、次いで、各バーコード読取手段3,4を支
持部材11,12を介して傾動させて、バーコードが付
されている位置に向かってビームy,zが照射されるよ
うに各バーコード読取手段3,4を位置させることがで
きるようになっている。
【0019】前記強制回転搬送手段5は、図1に示すよ
うに、搬送路2の一側に沿って設けられた缶搬送ベルト
21と、該缶搬送ベルト21に対向して搬送路2の他側
に沿って設けられた缶回転ベルト22とを備えている。
【0020】該缶搬送ベルト21は、プーリ支持板23
に回転自在に支持された駆動プーリ24と従動プーリ2
5とに掛け亘されて、往路側を搬送路2の缶体Wに当接
するように設けられている。該缶搬送ベルト21の往路
側は、プーリ支持板23に設けられた複数の圧接ローラ
26によって搬送路2の缶体Wに圧接される。圧接ロー
ラ26は、プーリ支持板23に揺動自在に枢着された揺
動アーム27の先端に設けられている。該揺動アーム2
7は、後端に引きバネ28が接続され、該引きバネ28
によって圧接ローラ26を缶体Wへの圧接方向に付勢す
る。これによって、缶搬送ベルト21は、そのテンショ
ンが良好に維持されると共に搬送路2の缶体Wにその往
路側が圧接される。該缶搬送ベルト21の駆動プーリ2
4は、駆動モータ29によって回転駆動される。該駆動
モータ29によって、該缶搬送ベルト21は、その往路
側が缶体Wの搬送方向となるように回動される。
【0021】また、前記缶回転ベルト22は、前記缶搬
送ベルト21に対向して、プーリ支持板30に回転自在
に支持された駆動プーリ31と従動プーリ32とに掛け
亘されている。該缶回転ベルト22の往路側は、プーリ
支持板30に設けられた押さえ案内板33に沿って回動
し、前記缶搬送ベルト21に周壁の一側が圧接された缶
体Wを、その周壁の他側から押さえる。これによって、
缶体Wは、缶搬送ベルト21と缶回転ベルト22とに挟
持される。該缶回転ベルト22のプーリ支持板30に
は、テンションローラ34が設けられている。該テンシ
ョンローラ34は、前記缶搬送ベルト21の圧接ローラ
26と同様に構成され、揺動アーム35を介して引きバ
ネ36によって搬送路2に向かって付勢されていること
によって、缶回転ベルト22のテンションを良好に維持
する。該缶回転ベルト22の駆動プーリ31は、駆動モ
ータ37によって回転駆動される。該駆動モータ37に
よって、該缶回転ベルト22は、その往路側が缶体Wの
搬送方向と逆方向に回動される。このとき、缶回転ベル
ト22の回動速度は、缶搬送ベルト21の回動速度より
も遅く回動される。これによって、缶搬送ベルト21と
缶回転ベルト22とに挟持された缶体Wは、缶搬送ベル
ト21によって搬送方向に搬送されながら、缶回転ベル
ト22によって回転されることになる。そして、缶搬送
ベルト21と缶回転ベルト22の速度差を調製すること
によって、缶体Wの搬送速度及び缶体Wの搬送距離あた
りの回転数を設定することができる。本実施形態におい
ては、缶体Wの搬送速度を前記第1搬送コンベア6の搬
送速度と略同速とし、前記読取区間x(図1参照)にお
いて缶体Wが半回転するように、缶搬送ベルト21と缶
回転ベルト22の速度差が調製されている。
【0022】図1及び図2に示すように、前記缶搬送ベ
ルト21のプーリ支持板23及び駆動モータ29は、第
1進退支持板38に連結支持されており、前記缶回転ベ
ルト22のプーリ支持板30及び駆動モータ37は、第
2進退支持板39に連結支持されている。第1進退支持
板38と第2進退支持板39とは、機台9に昇降自在に
設けられた昇降支持板40上に互いに接離自在に設けら
れている。即ち、図2に示すように、第1進退支持板3
8と第2進退支持板39とは、共に昇降支持板40上に
搬送路2に直行する方向に延設されている一対の案内ロ
ッド41,42に沿って摺動自在に連結されている。更
に、昇降支持板40上には、両案内ロッド41,42間
に平行にボールネジ43(図3参照)が設けられてお
り、該ボールネジ43の一端に設けられたハンドル44
を回転させることにより、第1進退支持板38と第2進
退支持板39とを互いに接近或いは離反させることがで
きる。これによって、缶体Wの外径に応じて、前記缶搬
送ベルト21と缶回転ベルト22との間隔を調製して確
実に缶体Wを挟持できるようになっている。また、昇降
支持板40は、図2に示すように、機台9に上下方向に
摺動自在に支持された案内ロッド45,46と、ハンド
ル47を回転させることによって該昇降支持板40を昇
降させる駆動ロッド48とを備えている。昇降支持板4
0を昇降させることにより、缶体Wの形状(缶高)に応
じて前記缶搬送ベルト21と缶回転ベルト22とを昇降
させることができるようになっている。
【0023】次に、本実施形態の装置1の作動を説明す
る。図1に示すように、前記第1搬送コンベア6によっ
てその下流端部に搬送された缶体Wは、前記缶搬送ベル
ト21と缶回転ベルト22とに挟持される。缶搬送ベル
ト21と缶回転ベルト22とに挟持された缶体Wは、缶
搬送ベルト21の回動によって搬送方向に搬送されると
同時に、缶回転ベルト22の回動によって強制的に回転
される。そして、缶体Wは、前記案内板8上を移動し
て、両バーコード読取手段3,4の読取区間xに搬送さ
れる。前述したように、該読取区間xにおいて該缶体W
は半回転される。そして、該読取区間xでは、両バーコ
ード読取手段3,4からビームy,zが照射されてお
り、該缶体Wに付されたバーコードの読み取りが行われ
る。また、両バーコード読取手段3,4のうち、缶回転
ベルト22側のバーコード読取手段4は、そのバーコー
ドの読取速度が、缶搬送ベルト21側のバーコード読取
手段3よりも速いものが採用されている。これによっ
て、缶回転ベルト22側からのバーコードの読み取りを
確実に行うことができる。即ち、缶体Wは、読取区間x
において缶搬送ベルト21によって搬送されつつ、缶回
転ベルト22によって半回転されるとき、缶搬送ベルト
21側と缶回転ベルト22側とでは、バーコードの移動
軌跡が異なる。このときの状態を図4に模式的に示して
詳しく説明すれば、缶体Wが回転しつつ所定距離を移動
する間に、缶搬送ベルト側aにバーコードが付されてい
た場合の該バーコードの移動軌跡bよりも、缶回転ベル
ト側cにバーコードが付されていた場合の該バーコード
の移動軌跡dが短い。これによって、図1中、缶搬送ベ
ルト21側のバーコード読取手段3は、図4示の移動軌
跡bのうち、該バーコード読取手段3に大略平行となっ
て読み取りが可能となる比較的長い読取可能範囲eを通
過するバーコードを読み取ればよいが、図1中、缶回転
ベルト22側のバーコード読取手段4は、図4示の移動
軌跡dのうち、比較的短い読取可能範囲fを通過するバ
ーコードを高速で読み取る必要がある。従って、缶回転
ベルト22側のバーコード読取手段4の読取速度を、缶
搬送ベルト21側のバーコード読取手段3よりも速くす
ることによって確実にバーコードを読み取ることができ
る。
【0024】その後、両バーコード読取手段3,4のう
ち、何れか一方により読み取られたバーコードの情報か
ら、図示しない前記検出手段が缶体Wの缶種を識別し、
該缶体Wが搬送路2に搬送されるべきものであるか否か
を検出する。
【0025】そして、前記読取区間xを経て缶搬送ベル
ト21と缶回転ベルト22との挟持を解除された缶体W
は、前記第2搬送コンベア7によって排出され、更に下
流に搬送される。該第2搬送コンベア7の下流には、図
示しないが、例えば、前記検出手段によって検出された
異種缶を排除する異種缶排除手段を設けておくことがで
きる。
【0026】なお、本実施形態においては、前記強制回
転搬送手段5によって読取区間xの缶体Wを搬送しつつ
半回転させているが、缶体Wの搬送速度が多少遅くても
よい場合には、缶体Wを一回転させるように前記缶搬送
ベルト21と缶回転ベルト22の回動速度差を調製して
もよい。この場合には、バーコード読取手段3,4のう
ち何れか一方のみでバーコードの読み取りが可能となる
が、両バーコード読取手段3,4によって同時に読み取
りを行うことにより、バーコードの読み取りを一層確実
とすることができる。
【0027】また、本実施形態においては、缶体Wの周
壁の一部に表示されたバーコードを読み取って、該バー
コードに含まれる缶種の識別情報から異種缶を検出する
ものを示したが、本発明の適用はこれに限られるもので
はなく、例えば、図示しないが、円筒状の容器にその容
器の種類を示す記号や模様を付しておき、それをCCD
カメラ等の読取手段によって読み取るようにしてもよ
い。
【0028】また、本実施形態においては、前記読取区
間xにおいて缶体Wの搬送と回転とを同時に行うことが
できる強制回転搬送手段5を設けたが、例えば、図示し
ないが、前記読取区間xにおいて缶体Wを搬送する搬送
手段を設け、更に該搬送手段によって搬送される缶体W
を強制回転させる強制回転手段を設けるようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す説明的平面図。
【図2】図1のII矢示説明図。
【図3】図1のIII 矢示説明図。
【図4】読取区間における缶体の移動状態を模式的に示
す説明図。
【図5】従来の異種容器検出装置の要部を平面視して示
す説明図。
【符号の説明】
W…缶体(容器)、1…検出装置、2…搬送路、3,4
…バーコード読取手段(表示読取手段)、5…強制回転
搬送手段(強制回転手段)、x…読取区間。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の識別情報が表示された表示部を周壁
    の一部に備えた円筒状の容器を搬送する搬送路と、該搬
    送路に沿って前記容器を所定速度で搬送する搬送手段
    と、該搬送路の所定区間において前記容器を強制回転さ
    せる強制回転手段と、前記所定区間を読取区間として該
    読取区間を通過する容器の前記表示部を読み取る表示読
    取手段を備えて該表示読取手段の読み取り情報から異種
    容器を検出する検出手段とを備える異種容器の検出装置
    において、 前記検出手段は、前記搬送路の読取区間の両側に配設さ
    れた一対の前記表示読取手段を備え、 前記強制回転手段は、前記読取区間において容器を少な
    くとも半回転させることを特徴とする異種容器の検出装
    置。
  2. 【請求項2】前記搬送路の読取区間の両側のうち、回転
    による容器の周壁の移動方向が該容器の搬送方向と逆方
    向となる側に設けられた一方の表示読取手段は、回転に
    よる容器の周壁の移動方向が該容器の搬送方向と順方向
    となる側に設けられた他方の表示読取手段より、読み取
    り速度が高速であることを特徴とする請求項1記載の異
    種容器の検出装置。
JP18117197A 1997-07-07 1997-07-07 異種容器の検出装置 Withdrawn JPH1120929A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108454949A (zh) * 2018-05-11 2018-08-28 天津树达科技发展有限公司 包装生产线用打包转向设备

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