JPH11325878A - 容器の検査装置 - Google Patents
容器の検査装置Info
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- JPH11325878A JPH11325878A JP13022898A JP13022898A JPH11325878A JP H11325878 A JPH11325878 A JP H11325878A JP 13022898 A JP13022898 A JP 13022898A JP 13022898 A JP13022898 A JP 13022898A JP H11325878 A JPH11325878 A JP H11325878A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器の口部天面傾斜、全長、底部窪み量を同
時に測定でき、これにより測定時間の大幅な短縮が可能
な容器の検査装置を提供する。 【解決手段】 基準プレート32の上方に設けられ検査
対象容器1の口部天面傾斜および全長を測定する測定器
71と、基準プレート32の下方に設けられ検査対象容
器1の底部窪み量を測定するプッシュアップ量検出器9
1とを備える。測定器71は、昇降可能に設けられ検査
対象容器の口部天面に当接したとき口部天面にならって
傾斜可能な当接プレート74と、この当接プレートの傾
きを検出する傾き検出手段75と、当接プレートの昇降
位置を検出する昇降位置検出手段とを含む。検出器91
は、スタイラス94Aと、このスタイラスの基準プレー
ト上面からの突出量を検出する突出量検出手段98とを
含む。
時に測定でき、これにより測定時間の大幅な短縮が可能
な容器の検査装置を提供する。 【解決手段】 基準プレート32の上方に設けられ検査
対象容器1の口部天面傾斜および全長を測定する測定器
71と、基準プレート32の下方に設けられ検査対象容
器1の底部窪み量を測定するプッシュアップ量検出器9
1とを備える。測定器71は、昇降可能に設けられ検査
対象容器の口部天面に当接したとき口部天面にならって
傾斜可能な当接プレート74と、この当接プレートの傾
きを検出する傾き検出手段75と、当接プレートの昇降
位置を検出する昇降位置検出手段とを含む。検出器91
は、スタイラス94Aと、このスタイラスの基準プレー
ト上面からの突出量を検出する突出量検出手段98とを
含む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の検査装置に
関する。詳しくは、瓶やペットボトルなどの筒状容器の
口部天面傾斜、全長および底部窪み量を測定する容器の
検査装置に関する。
関する。詳しくは、瓶やペットボトルなどの筒状容器の
口部天面傾斜、全長および底部窪み量を測定する容器の
検査装置に関する。
【0002】
【背景技術】瓶の製造ラインやペットボトルの製造ライ
ンなどでは、製造ラインで製造された瓶やペットボトル
を測定、具体的には、各部寸法や形状など複数種の検査
項目について測定を行い、その測定結果に基づいて良否
の評価を行うとともに、不良品の場合、その情報を製造
ラインへフィードバックし製造ラインでの調整に利用し
ている。
ンなどでは、製造ラインで製造された瓶やペットボトル
を測定、具体的には、各部寸法や形状など複数種の検査
項目について測定を行い、その測定結果に基づいて良否
の評価を行うとともに、不良品の場合、その情報を製造
ラインへフィードバックし製造ラインでの調整に利用し
ている。
【0003】たとえば、瓶の製造ラインでは、図7に示
すように、瓶の重量w、口部ねじ径a、口部天面傾斜
(天傾斜)b、全長c、底部窪み量(プッシュアップ
量)d、胴径e1,e2、口部内径f、口部外径g、胴
部の垂直度hなどの各検査項目について、それぞれ別々
の独立した測定機、または、ゲージを用いて検査・測定
し、この測定結果に基づいて良品、不良品の評価を行う
とともに、不良品であった場合には、その情報を製造ラ
インへフィードバックし製造ラインでの調整に利用して
いる。
すように、瓶の重量w、口部ねじ径a、口部天面傾斜
(天傾斜)b、全長c、底部窪み量(プッシュアップ
量)d、胴径e1,e2、口部内径f、口部外径g、胴
部の垂直度hなどの各検査項目について、それぞれ別々
の独立した測定機、または、ゲージを用いて検査・測定
し、この測定結果に基づいて良品、不良品の評価を行う
とともに、不良品であった場合には、その情報を製造ラ
インへフィードバックし製造ラインでの調整に利用して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のよう
に、瓶の各検査項目をそれぞれ別々の独立した測定機で
測定する方法では、検査項目の数に対応した数の測定機
を用意しなければならないから、経済的負担が大きい。
しかも、各測定機毎に段取りに手間がかかるので、測定
時間が長くなるという問題があった。とくに、口部天面
傾斜(天傾斜)bと底部窪み量(プッシュアップ量)d
とは、測定部位が容器の上部と下部であるから、同じ様
な測定装置で測定しようとすると、たとえば、最初に口
部天面傾斜(天傾斜)bを測定した場合、底部窪み量
(プッシュアップ量)dの測定時には、容器をさかさま
に反転しなければならないから、段取りに手間がかかる
うえ、製造ラインへの組み込みが困難である。
に、瓶の各検査項目をそれぞれ別々の独立した測定機で
測定する方法では、検査項目の数に対応した数の測定機
を用意しなければならないから、経済的負担が大きい。
しかも、各測定機毎に段取りに手間がかかるので、測定
時間が長くなるという問題があった。とくに、口部天面
傾斜(天傾斜)bと底部窪み量(プッシュアップ量)d
とは、測定部位が容器の上部と下部であるから、同じ様
な測定装置で測定しようとすると、たとえば、最初に口
部天面傾斜(天傾斜)bを測定した場合、底部窪み量
(プッシュアップ量)dの測定時には、容器をさかさま
に反転しなければならないから、段取りに手間がかかる
うえ、製造ラインへの組み込みが困難である。
【0005】本発明の目的は、このような従来の課題を
解消し、容器の口部天面傾斜、全長および底部窪み量を
同時に測定でき、これにより、大幅な省力化、測定時間
の短縮を図り、ひいては、製造ラインへの組み込みも可
能な容器の検査装置を提供することにある。
解消し、容器の口部天面傾斜、全長および底部窪み量を
同時に測定でき、これにより、大幅な省力化、測定時間
の短縮を図り、ひいては、製造ラインへの組み込みも可
能な容器の検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、次の構成を採用している。請求項1に記載
の発明は、検査対象容器の口部天面傾斜、全長および底
部窪み量を測定する容器の検査装置であって、検査対象
容器を口部を上方にして載置する基準プレートと、前記
基準プレートの上方に設けられ検査対象容器の口部天面
傾斜および全長を測定する第1測定手段と、前記基準プ
レートの下方に設けられ検査対象容器の底部窪み量を測
定する第2測定手段とを備え、前記第1測定手段は、前
記基準プレートの上方に昇降可能に設けられかつ検査対
象容器の口部天面に当接したとき口部天面にならって傾
斜可能な当接プレートと、この当接プレートの傾きを検
出する傾き検出手段と、前記当接プレートの昇降位置を
検出する昇降位置検出手段とを含み、前記第2測定手段
は、前記基準プレートの上面に対して出没可能に設けら
れたスタイラスと、このスタイラスの基準プレート上面
からの突出量を検出する突出量検出手段とを含むことを
特徴とする。
成するため、次の構成を採用している。請求項1に記載
の発明は、検査対象容器の口部天面傾斜、全長および底
部窪み量を測定する容器の検査装置であって、検査対象
容器を口部を上方にして載置する基準プレートと、前記
基準プレートの上方に設けられ検査対象容器の口部天面
傾斜および全長を測定する第1測定手段と、前記基準プ
レートの下方に設けられ検査対象容器の底部窪み量を測
定する第2測定手段とを備え、前記第1測定手段は、前
記基準プレートの上方に昇降可能に設けられかつ検査対
象容器の口部天面に当接したとき口部天面にならって傾
斜可能な当接プレートと、この当接プレートの傾きを検
出する傾き検出手段と、前記当接プレートの昇降位置を
検出する昇降位置検出手段とを含み、前記第2測定手段
は、前記基準プレートの上面に対して出没可能に設けら
れたスタイラスと、このスタイラスの基準プレート上面
からの突出量を検出する突出量検出手段とを含むことを
特徴とする。
【0007】この構成によれば、検査対象容器を基準プ
レート上に載置したのち、第1測定手段の当接プレート
を下降させ、検査対象容器の口部天面に当接させる。す
ると、当接プレートが口部天面傾斜にならって傾くか
ら、このときの当接プレートの傾きを傾き検出手段によ
って検出すれば、検査対象容器の口部天面傾斜を測定す
ることができる。このとき、当接プレートの昇降位置を
昇降位置検出手段によって検出すれば、基準プレートか
ら当接プレートまでの距離、つまり、検査対象容器の全
長を測定することができる。また、この状態では、検査
対象容器は、基準プレートと当接プレートとによって上
下端を挟まれた状態で保持されているから、この状態の
まま、第2測定手段のスタイラスを基準プレートの上面
から突出させ、検査対象容器の底部窪み面に当接させ、
この状態において、スタイラスの基準プレート上面から
の突出量を突出量検出手段によって検出すれば、検査対
象容器の底部窪み量を測定することができる。従って、
容器の口部天面傾斜、全長および底部窪み量を同時に測
定でき、これにより、大幅な省力化、測定時間の短縮が
図れる。また、測定時間の大幅な短縮とともに、検査対
象容器の姿勢を反転しなくてもよいから、製造ラインへ
の組み込みも可能である。
レート上に載置したのち、第1測定手段の当接プレート
を下降させ、検査対象容器の口部天面に当接させる。す
ると、当接プレートが口部天面傾斜にならって傾くか
ら、このときの当接プレートの傾きを傾き検出手段によ
って検出すれば、検査対象容器の口部天面傾斜を測定す
ることができる。このとき、当接プレートの昇降位置を
昇降位置検出手段によって検出すれば、基準プレートか
ら当接プレートまでの距離、つまり、検査対象容器の全
長を測定することができる。また、この状態では、検査
対象容器は、基準プレートと当接プレートとによって上
下端を挟まれた状態で保持されているから、この状態の
まま、第2測定手段のスタイラスを基準プレートの上面
から突出させ、検査対象容器の底部窪み面に当接させ、
この状態において、スタイラスの基準プレート上面から
の突出量を突出量検出手段によって検出すれば、検査対
象容器の底部窪み量を測定することができる。従って、
容器の口部天面傾斜、全長および底部窪み量を同時に測
定でき、これにより、大幅な省力化、測定時間の短縮が
図れる。また、測定時間の大幅な短縮とともに、検査対
象容器の姿勢を反転しなくてもよいから、製造ラインへ
の組み込みも可能である。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の容器の検査装置において、前記第1測定手段
は、前記基準プレートの上方に昇降可能に設けられた昇
降プレートと、この昇降プレートに揺動支持機構を介し
て任意の方向へ傾斜可能かつ基準プレートと略平行な姿
勢に復帰可能に保持された当接プレートと、この当接プ
レートの傾きを検出する傾き検出手段と、前記昇降プレ
ートを検査対象容器の全長方向へ昇降させる昇降機構
と、この昇降機構による前記当接プレートの昇降位置を
検出する昇降位置検出手段とを含む、ことを特徴とす
る。この構成によれば、昇降機構によって昇降プレート
を検査対象容器の全長方向へ昇降させると、これに揺動
支持機構を介して支持された当接プレートも同方向へ昇
降するから、当接プレートを自動的に昇降させることが
できる。従って、基準プレート上に検査対象容器を載置
したのち、作業者が当接プレートを昇降動作させなくて
もよいから、作業者への負担を軽減することができる。
に記載の容器の検査装置において、前記第1測定手段
は、前記基準プレートの上方に昇降可能に設けられた昇
降プレートと、この昇降プレートに揺動支持機構を介し
て任意の方向へ傾斜可能かつ基準プレートと略平行な姿
勢に復帰可能に保持された当接プレートと、この当接プ
レートの傾きを検出する傾き検出手段と、前記昇降プレ
ートを検査対象容器の全長方向へ昇降させる昇降機構
と、この昇降機構による前記当接プレートの昇降位置を
検出する昇降位置検出手段とを含む、ことを特徴とす
る。この構成によれば、昇降機構によって昇降プレート
を検査対象容器の全長方向へ昇降させると、これに揺動
支持機構を介して支持された当接プレートも同方向へ昇
降するから、当接プレートを自動的に昇降させることが
できる。従って、基準プレート上に検査対象容器を載置
したのち、作業者が当接プレートを昇降動作させなくて
もよいから、作業者への負担を軽減することができる。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の容器の検査装置において、前記揺動支持機構は、前記
検査対象容器の中心軸上の前記昇降プレートにボールを
介して前記当接プレートを任意の方向へ傾斜可能に支持
した支柱と、この支柱を中心とする同一円周上の120
度間隔位置に配置され当接プレートを基準プレートを略
平行な姿勢に保持する3つのスプリングとを含んで構成
されていることを特徴とする。この構成によれば、当接
プレートは3つのスプリングの圧力により口部天面に当
接するから、口部天面の傾斜に追従して傾く。従って、
口部天面の傾斜を精度よく測定することができる。
の容器の検査装置において、前記揺動支持機構は、前記
検査対象容器の中心軸上の前記昇降プレートにボールを
介して前記当接プレートを任意の方向へ傾斜可能に支持
した支柱と、この支柱を中心とする同一円周上の120
度間隔位置に配置され当接プレートを基準プレートを略
平行な姿勢に保持する3つのスプリングとを含んで構成
されていることを特徴とする。この構成によれば、当接
プレートは3つのスプリングの圧力により口部天面に当
接するから、口部天面の傾斜に追従して傾く。従って、
口部天面の傾斜を精度よく測定することができる。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の容器の検査装置において、前記傾き検出手段は、前記
支柱を中心とする同一円周上の120度間隔位置におい
て、前記昇降プレートから前記当接プレートまでの距離
を測定する3つの変位検出器を備え、この3つの変位検
出器からの測定値を基に当接プレートの傾きを演算する
ことを特徴とする。この構成によれば、3つの変位検出
器からの測定値を基に、口部天面の傾斜を演算によって
求めることができる。
の容器の検査装置において、前記傾き検出手段は、前記
支柱を中心とする同一円周上の120度間隔位置におい
て、前記昇降プレートから前記当接プレートまでの距離
を測定する3つの変位検出器を備え、この3つの変位検
出器からの測定値を基に当接プレートの傾きを演算する
ことを特徴とする。この構成によれば、3つの変位検出
器からの測定値を基に、口部天面の傾斜を演算によって
求めることができる。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求
項4のいずれかに記載の容器の検査装置において、前記
昇降機構は、支柱と、この支柱に固定されたレールと、
このレールに沿って昇降可能に設けられ前記昇降プレー
トを取り付けた昇降ブロックと、この昇降ブロックの自
重による下降速度を調整するバランス機構と、前記昇降
ブロックを上昇させるシリンダとを含んで構成されてい
ることを特徴とする。この構成によれば、基準プレート
上に検査対象容器を載置したのち、当接プレートを下降
が下降する際、昇降ブロックの自重による下降速度がバ
ランス機構により調整されているから、適度な速度で当
接プレートを検査対象容器の口部天面に当接させること
ができる。よって、衝突による検査対象容器の口部天面
の損傷を回避できる。
項4のいずれかに記載の容器の検査装置において、前記
昇降機構は、支柱と、この支柱に固定されたレールと、
このレールに沿って昇降可能に設けられ前記昇降プレー
トを取り付けた昇降ブロックと、この昇降ブロックの自
重による下降速度を調整するバランス機構と、前記昇降
ブロックを上昇させるシリンダとを含んで構成されてい
ることを特徴とする。この構成によれば、基準プレート
上に検査対象容器を載置したのち、当接プレートを下降
が下降する際、昇降ブロックの自重による下降速度がバ
ランス機構により調整されているから、適度な速度で当
接プレートを検査対象容器の口部天面に当接させること
ができる。よって、衝突による検査対象容器の口部天面
の損傷を回避できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施形態の検査装置を示
す平面図である。同図に示すように、本実施形態の検査
装置は、大きく分けて、検査対象容器1について予め設
定された検査項目を順次測定する測定装置30と、この
測定装置30へ検査対象容器1を搬入する搬入手段とし
ての搬入装置10と、前記測定装置30で測定された検
査対象容器1を搬出する搬出手段としての搬出装置20
とを備える。ここで、検査対象容器1の検査項目として
は、図7に示すように、重量w、口部ねじ径a、天傾斜
b、全長c、プッシュアップ量d、胴径e1,e2、垂
直度h、口部内径f、口部外径gである。
に基づいて説明する。図1は本実施形態の検査装置を示
す平面図である。同図に示すように、本実施形態の検査
装置は、大きく分けて、検査対象容器1について予め設
定された検査項目を順次測定する測定装置30と、この
測定装置30へ検査対象容器1を搬入する搬入手段とし
ての搬入装置10と、前記測定装置30で測定された検
査対象容器1を搬出する搬出手段としての搬出装置20
とを備える。ここで、検査対象容器1の検査項目として
は、図7に示すように、重量w、口部ねじ径a、天傾斜
b、全長c、プッシュアップ量d、胴径e1,e2、垂
直度h、口部内径f、口部外径gである。
【0013】前記搬入装置10は、検査対象容器1を立
てた姿勢で搬入する搬入コンベア11と、この搬入コン
ベア11の終端位置に配置されたL字形状のストッパ1
2と、このストッパ12によって停止された検査対象容
器1をその姿勢のまま測定装置30へスライド移動させ
る搬入側スライド手段13とから構成されている。前記
搬出装置20は、前記搬入コンベア11の延長線上に配
置された不良品ストックコンベア21と、この不良品ス
トックコンベア21と平行に配置された搬出コンベア2
2と、前記測定装置30で測定された検査対象容器1を
スライドさせながら前記不良品ストックコンベア21お
よび搬出コンベア22のいずれかに振り分ける搬出側ス
ライド手段23とから構成されている。なお、各スライ
ド手段13,23は、直線移動機構14,24と、この
直線移動機構14,24によって移動可能に設けられ押
圧側辺にV字状の切欠部16,26を有するスライドプ
レート15,25とから構成されている。
てた姿勢で搬入する搬入コンベア11と、この搬入コン
ベア11の終端位置に配置されたL字形状のストッパ1
2と、このストッパ12によって停止された検査対象容
器1をその姿勢のまま測定装置30へスライド移動させ
る搬入側スライド手段13とから構成されている。前記
搬出装置20は、前記搬入コンベア11の延長線上に配
置された不良品ストックコンベア21と、この不良品ス
トックコンベア21と平行に配置された搬出コンベア2
2と、前記測定装置30で測定された検査対象容器1を
スライドさせながら前記不良品ストックコンベア21お
よび搬出コンベア22のいずれかに振り分ける搬出側ス
ライド手段23とから構成されている。なお、各スライ
ド手段13,23は、直線移動機構14,24と、この
直線移動機構14,24によって移動可能に設けられ押
圧側辺にV字状の切欠部16,26を有するスライドプ
レート15,25とから構成されている。
【0014】前記測定装置30は、ベース部材31と、
このベース部材31上に配設され円環帯状の所定角度間
隔位置(ここでは、30度間隔位置)に複数(12個)
のステーションST1〜ST12を割り振った基準プレ
ート32と、この基準プレート32上を検査対象容器1
を押しながら前記各ステーションST1〜ST12に順
次搬送する搬送手段33とを備える。搬送手段33は、
前記基準プレート32の中心位置に配置されたモータ3
4と、このモータ34によって所定角度毎(ここでは、
30度毎)に回転可能かつ停止可能に設けられたインデ
ックステーブル35と、このインデックステーブル35
の外周所定角度間隔位置(30度間隔位置)に取り付け
られ前記検査対象容器1を押しながら前記各ステーショ
ンST1〜ST12に順次搬送する搬送プレート36と
を備える。各搬送プレート36の検査対象容器1を押す
側の辺には、検査対象容器1の搬送位置を決めるために
V字状の切欠部37が形成されている。
このベース部材31上に配設され円環帯状の所定角度間
隔位置(ここでは、30度間隔位置)に複数(12個)
のステーションST1〜ST12を割り振った基準プレ
ート32と、この基準プレート32上を検査対象容器1
を押しながら前記各ステーションST1〜ST12に順
次搬送する搬送手段33とを備える。搬送手段33は、
前記基準プレート32の中心位置に配置されたモータ3
4と、このモータ34によって所定角度毎(ここでは、
30度毎)に回転可能かつ停止可能に設けられたインデ
ックステーブル35と、このインデックステーブル35
の外周所定角度間隔位置(30度間隔位置)に取り付け
られ前記検査対象容器1を押しながら前記各ステーショ
ンST1〜ST12に順次搬送する搬送プレート36と
を備える。各搬送プレート36の検査対象容器1を押す
側の辺には、検査対象容器1の搬送位置を決めるために
V字状の切欠部37が形成されている。
【0015】前記ステーションST1〜ST12のう
ち、第1、第3、第5、第6、第8、第9および第11
ステーションST1,ST3,ST5,ST6,ST
8,ST9,ST11には、検査対象容器1の複数の検
査項目をグループ分けした1または複数の検査項目を測
定する測定手段がそれぞれ割り振られている。ここで
は、各測定手段でかかる測定時間が平均化するように、
複数の検査項目が複数のグループに区分けされ、そのグ
ループの検査項目を測定する測定手段が上記各ステーシ
ョンに割り振られている。
ち、第1、第3、第5、第6、第8、第9および第11
ステーションST1,ST3,ST5,ST6,ST
8,ST9,ST11には、検査対象容器1の複数の検
査項目をグループ分けした1または複数の検査項目を測
定する測定手段がそれぞれ割り振られている。ここで
は、各測定手段でかかる測定時間が平均化するように、
複数の検査項目が複数のグループに区分けされ、そのグ
ループの検査項目を測定する測定手段が上記各ステーシ
ョンに割り振られている。
【0016】具体的には、第1ステーションST1には
検査対象容器1の重量wを測定する重量測定機41が、
第3ステーションST3には検査対象容器1の口部ねじ
径aを測定する寸法測定機43が、第5ステーションS
T5には検査対象容器1の天傾斜b、全長cおよびプッ
シュアップ量dを測定する測定機45が、第6ステーシ
ョンST6には検査対象容器1の胴径e1,e2を測定
する寸法測定機46が、第8ステーションST8には検
査対象容器1の口部内径fを測定する寸法測定機48
が、第9ステーションST9には検査対象容器1の口部
外径gを測定する寸法測定機49が、第11ステーショ
ンST11には検査対象容器1の底面に形成された型番
コード(CIDコード)を読み取るコード読取装置50
が、それぞれ割り振られている。
検査対象容器1の重量wを測定する重量測定機41が、
第3ステーションST3には検査対象容器1の口部ねじ
径aを測定する寸法測定機43が、第5ステーションS
T5には検査対象容器1の天傾斜b、全長cおよびプッ
シュアップ量dを測定する測定機45が、第6ステーシ
ョンST6には検査対象容器1の胴径e1,e2を測定
する寸法測定機46が、第8ステーションST8には検
査対象容器1の口部内径fを測定する寸法測定機48
が、第9ステーションST9には検査対象容器1の口部
外径gを測定する寸法測定機49が、第11ステーショ
ンST11には検査対象容器1の底面に形成された型番
コード(CIDコード)を読み取るコード読取装置50
が、それぞれ割り振られている。
【0017】前記重量測定機41としては、公知の重量
センサが用いられている。たとえば、検査対象容器が載
置される天板と、この天板を支持する構造体と、この構
造体の撓み量を検出する歪みゲージなどのセンサと、こ
のセンサによって検出された撓み量から天板に載せられ
た検査対象物の重量を演算する演算装置とからなる重量
センサが用いられている。
センサが用いられている。たとえば、検査対象容器が載
置される天板と、この天板を支持する構造体と、この構
造体の撓み量を検出する歪みゲージなどのセンサと、こ
のセンサによって検出された撓み量から天板に載せられ
た検査対象物の重量を演算する演算装置とからなる重量
センサが用いられている。
【0018】前記各寸法測定機43,46,49(第
3、第6、第9ステーションST3,ST6,ST9に
設けられた寸法測定機)は、図2に示すように、検査対
象容器1の底面を保持しながら検査対象容器1を昇降さ
せるとともに回転させる昇降式回転テーブル装置51
と、この昇降式回転テーブル装置51によって上昇され
た検査対象容器1の測定部位を非接触で測定する非接触
式寸法測定器61とを含んで構成されている。前記昇降
式回転テーブル装置51は、前記ベース部材31に固定
された支持ブロック52と、この支持ブロック52に送
り機構53を介して上下方向へ昇降可能に設けられた昇
降体54と、この昇降体54に軸受ブロック55を介し
て垂直にかつ回転可能に支持され上端に昇降盤56Aを
有する中空筒状の支持筒56と、この支持筒56を回転
させる回転駆動機構57と、前記支持筒56内に上下方
向へ移動可能に収納され上端にバキュームリップ58A
を有する中空筒状のバキューム軸58と、このバキュー
ム軸58を常時下方へ付勢するとともに、検査対象容器
1の吸着時に上方へ移動させる上下動機構59とから構
成されている。ここで、送り機構53は、ボールねじ送
り機構によって構成されている。また、回転駆動機構5
7は、前記昇降体54に固定されたモータ57Aと、こ
のモータ57Aの出力軸および前記支持筒56にそれぞ
れ固定されたタイミングギヤ57B,57Cと、これら
タイミングギヤ57B,57C間に掛け回されたタイミ
ングベルト57Dとから構成されている。さらに、上下
動機構59は、前記バキューム軸58の下端に固定され
たスプリング受けプレート59Aと、このスプリング受
けプレート59Aおよびタイミングギヤ57C間に介装
されたスプリング59Bと、前記昇降体54に支持部材
59Cを介して固定され前記スプリング受けプレート5
9Aをスプリング59Bの付勢力に抗して上方へ移動さ
せるシリンダ59Dとから構成されている。前記非接触
式寸法測定器61は、検査対象容器1を挟んだ一方側に
配置され光を検査対象容器1へ向けてかつ径方向へ走査
する光照射ユニット62と、検査対象容器1を挟んだ他
方側に配置され光照射ユニット62からの光を受光する
受光ユニット63と、この受光ユニット63で受光され
た光の遮断時間から検査対象容器1の測定部位を演算す
る演算回路(図示省略)とを含んで構成されている。
3、第6、第9ステーションST3,ST6,ST9に
設けられた寸法測定機)は、図2に示すように、検査対
象容器1の底面を保持しながら検査対象容器1を昇降さ
せるとともに回転させる昇降式回転テーブル装置51
と、この昇降式回転テーブル装置51によって上昇され
た検査対象容器1の測定部位を非接触で測定する非接触
式寸法測定器61とを含んで構成されている。前記昇降
式回転テーブル装置51は、前記ベース部材31に固定
された支持ブロック52と、この支持ブロック52に送
り機構53を介して上下方向へ昇降可能に設けられた昇
降体54と、この昇降体54に軸受ブロック55を介し
て垂直にかつ回転可能に支持され上端に昇降盤56Aを
有する中空筒状の支持筒56と、この支持筒56を回転
させる回転駆動機構57と、前記支持筒56内に上下方
向へ移動可能に収納され上端にバキュームリップ58A
を有する中空筒状のバキューム軸58と、このバキュー
ム軸58を常時下方へ付勢するとともに、検査対象容器
1の吸着時に上方へ移動させる上下動機構59とから構
成されている。ここで、送り機構53は、ボールねじ送
り機構によって構成されている。また、回転駆動機構5
7は、前記昇降体54に固定されたモータ57Aと、こ
のモータ57Aの出力軸および前記支持筒56にそれぞ
れ固定されたタイミングギヤ57B,57Cと、これら
タイミングギヤ57B,57C間に掛け回されたタイミ
ングベルト57Dとから構成されている。さらに、上下
動機構59は、前記バキューム軸58の下端に固定され
たスプリング受けプレート59Aと、このスプリング受
けプレート59Aおよびタイミングギヤ57C間に介装
されたスプリング59Bと、前記昇降体54に支持部材
59Cを介して固定され前記スプリング受けプレート5
9Aをスプリング59Bの付勢力に抗して上方へ移動さ
せるシリンダ59Dとから構成されている。前記非接触
式寸法測定器61は、検査対象容器1を挟んだ一方側に
配置され光を検査対象容器1へ向けてかつ径方向へ走査
する光照射ユニット62と、検査対象容器1を挟んだ他
方側に配置され光照射ユニット62からの光を受光する
受光ユニット63と、この受光ユニット63で受光され
た光の遮断時間から検査対象容器1の測定部位を演算す
る演算回路(図示省略)とを含んで構成されている。
【0019】前記寸法測定機45(第5ステーションS
T5に設けられた寸法測定機)は、図3および図4に示
すように、検査対象容器1の天傾斜bおよ全長cを測定
する第1測定手段としての測定器71と、検査対象容器
1のプッシュアップ量dを測定する第2測定手段として
のプッシュアップ量検出器91とから構成されている。
前記測定器71は、前記基準プレート32の上方に上下
方向(検査対象容器の全長方向)へ昇降可能に設けられ
た昇降プレート72と、この昇降プレート72に揺動支
持機構73を介して任意の方向へ傾斜可能かつ基準プレ
ート32と略平行な姿勢に復帰可能に保持された当接プ
レート74と、この当接プレート74の傾きを検出する
傾き検出手段75と、前記昇降プレート72を検査対象
容器1の全長方向へ昇降させる昇降機構76と、この昇
降機構76による当接プレート74の昇降位置を検出す
る昇降位置検出手段77とから構成されている。ここ
で、揺動支持機構73は、前記昇降プレート72の中心
(検査対象容器1の中心軸上)に突設され下端にボール
73Aを介して前記当接プレート74を任意の方向へ傾
斜可能に支持した支柱73Bと、前記昇降プレート72
と当接プレート74との間において、支柱73Bを中心
とする同一円周上の120度間隔位置に配置され当接プ
レート74を水平状態(基準プレート32と略平行な姿
勢)に保持する3つのスプリング73Cとから構成され
ている。また、傾き検出手段75は、前記支柱73Bを
中心とする同一円周上の120度間隔位置でかつ3つの
スプリング73Cの間において、前記昇降プレート72
から当接プレート74までの距離を測定する3つの変位
検出器75Aと、この3つの変位検出器75Aの測定値
から検査対象容器1の天傾斜bを求める演算回路(図示
省略)とから構成されている。さらに、前記昇降機構7
6は、前記ベース部材31上に立設された支柱82と、
この支柱82の側面に固定されたレール83と、このレ
ール83に沿って昇降可能に設けられ前記昇降プレート
72を取り付けた昇降ブロック84と、この昇降ブロッ
ク84が緩やかな速度で下降するように昇降ブロック8
4の自重による下降速度を調整するバランス機構85
と、前記昇降ブロック84を上昇させるシリンダ86と
から構成されている。バランス機構85は、前記支柱8
2の上端に設けられた2つのプーリ85A,85Bと、
この2つのプーリ85A,85Bに掛け回され一端が前
記昇降ブロック84に連結されたワイヤ85Cと、この
ワイヤ85Cの他端に連結されたバランスウエイト85
Dとから構成されている。なお、バランスウエイト85
Dは、支柱82の側面に固定されたレール87に昇降可
能に支持されている。前記昇降位置検出手段77は、前
記支柱82の背面に固定されたスケール77Aと、前記
昇降ブロック84に前記スケール77Aに対向して配置
された検出ヘッド77Bとから構成されている。前記プ
ッシュアップ量検出器91は、ベース部材31の下面に
支持部材92を介して固定されたレール93と、このレ
ール93に沿って上下方向へ昇降可能に設けられた上端
にプッシュアップ測定用スタイラス94Aを有する昇降
子94と、この昇降子94に固定されたスプリング受け
95と前記支持部材92との間に掛け渡されたスプリン
グ96と、前記支持部材92に固定され前記昇降子94
のスプリング96による上方への移動を阻止するシリン
ダ97と、昇降子94の昇降位置を検出する突出量検出
手段としての変位センサ98とから構成されている。
T5に設けられた寸法測定機)は、図3および図4に示
すように、検査対象容器1の天傾斜bおよ全長cを測定
する第1測定手段としての測定器71と、検査対象容器
1のプッシュアップ量dを測定する第2測定手段として
のプッシュアップ量検出器91とから構成されている。
前記測定器71は、前記基準プレート32の上方に上下
方向(検査対象容器の全長方向)へ昇降可能に設けられ
た昇降プレート72と、この昇降プレート72に揺動支
持機構73を介して任意の方向へ傾斜可能かつ基準プレ
ート32と略平行な姿勢に復帰可能に保持された当接プ
レート74と、この当接プレート74の傾きを検出する
傾き検出手段75と、前記昇降プレート72を検査対象
容器1の全長方向へ昇降させる昇降機構76と、この昇
降機構76による当接プレート74の昇降位置を検出す
る昇降位置検出手段77とから構成されている。ここ
で、揺動支持機構73は、前記昇降プレート72の中心
(検査対象容器1の中心軸上)に突設され下端にボール
73Aを介して前記当接プレート74を任意の方向へ傾
斜可能に支持した支柱73Bと、前記昇降プレート72
と当接プレート74との間において、支柱73Bを中心
とする同一円周上の120度間隔位置に配置され当接プ
レート74を水平状態(基準プレート32と略平行な姿
勢)に保持する3つのスプリング73Cとから構成され
ている。また、傾き検出手段75は、前記支柱73Bを
中心とする同一円周上の120度間隔位置でかつ3つの
スプリング73Cの間において、前記昇降プレート72
から当接プレート74までの距離を測定する3つの変位
検出器75Aと、この3つの変位検出器75Aの測定値
から検査対象容器1の天傾斜bを求める演算回路(図示
省略)とから構成されている。さらに、前記昇降機構7
6は、前記ベース部材31上に立設された支柱82と、
この支柱82の側面に固定されたレール83と、このレ
ール83に沿って昇降可能に設けられ前記昇降プレート
72を取り付けた昇降ブロック84と、この昇降ブロッ
ク84が緩やかな速度で下降するように昇降ブロック8
4の自重による下降速度を調整するバランス機構85
と、前記昇降ブロック84を上昇させるシリンダ86と
から構成されている。バランス機構85は、前記支柱8
2の上端に設けられた2つのプーリ85A,85Bと、
この2つのプーリ85A,85Bに掛け回され一端が前
記昇降ブロック84に連結されたワイヤ85Cと、この
ワイヤ85Cの他端に連結されたバランスウエイト85
Dとから構成されている。なお、バランスウエイト85
Dは、支柱82の側面に固定されたレール87に昇降可
能に支持されている。前記昇降位置検出手段77は、前
記支柱82の背面に固定されたスケール77Aと、前記
昇降ブロック84に前記スケール77Aに対向して配置
された検出ヘッド77Bとから構成されている。前記プ
ッシュアップ量検出器91は、ベース部材31の下面に
支持部材92を介して固定されたレール93と、このレ
ール93に沿って上下方向へ昇降可能に設けられた上端
にプッシュアップ測定用スタイラス94Aを有する昇降
子94と、この昇降子94に固定されたスプリング受け
95と前記支持部材92との間に掛け渡されたスプリン
グ96と、前記支持部材92に固定され前記昇降子94
のスプリング96による上方への移動を阻止するシリン
ダ97と、昇降子94の昇降位置を検出する突出量検出
手段としての変位センサ98とから構成されている。
【0020】前記寸法測定機48(第8ステーションS
T8に設けられた寸法測定機)は、図5に示すように、
検査対象容器1の底面を保持する保持手段101と、こ
の保持手段101によって保持された検査対象容器1の
口部内径fを測定する寸法測定器111とを含んで構成
されている。前記保持手段101は、前記ベース部材3
1の下面に軸受筒102を介して上下方向へ昇降可能に
設けられ上端にバキュームリップ103Aを有する中空
筒状のバキューム軸103と、このバキューム軸103
を常時下方へ付勢するとともに、検査対象容器1の吸着
時に上方へ移動させる上下動機構104とから構成され
ている。上下動機構104は、前記バキューム軸103
の下端に固定されたスプリング受けプレート104A
と、このスプリング受けプレート104Aおよび前記軸
受筒102間に介装されたスプリング104Bと、前記
軸受筒102に支持部材104Cを介して固定され前記
スプリング受けプレート104Aをスプリング104B
の付勢力に抗して上方へ移動させるシリンダ104Dと
から構成されている。前記寸法測定器111は、検査対
象容器1の口内に挿入可能な測定子112と、この測定
子112を上下方向へ昇降させるスライド機構113
と、測定子112の移動量を測定する変位センサ114
とから構成されている。測定子112の下端部には、直
径が次第に大きくなった複数の測定球112A,112
B,112Cが下端から上方に所定間隔おきに配設され
ている。スライド機構113は、前記ベース部材31の
上面に立設された支柱113Aと、この支柱113Aに
ブラケット113Bを介して支柱113Aと平行に支持
されたエアーシリンダ113Cと、このエアーシリンダ
113Cの移動側部材と前記測定子112とを連結する
連結部材113Dとから構成されている。変位センサ1
14は、支柱113Aにエアーシリンダ113Cの移動
側部材と対向して固定されている。
T8に設けられた寸法測定機)は、図5に示すように、
検査対象容器1の底面を保持する保持手段101と、こ
の保持手段101によって保持された検査対象容器1の
口部内径fを測定する寸法測定器111とを含んで構成
されている。前記保持手段101は、前記ベース部材3
1の下面に軸受筒102を介して上下方向へ昇降可能に
設けられ上端にバキュームリップ103Aを有する中空
筒状のバキューム軸103と、このバキューム軸103
を常時下方へ付勢するとともに、検査対象容器1の吸着
時に上方へ移動させる上下動機構104とから構成され
ている。上下動機構104は、前記バキューム軸103
の下端に固定されたスプリング受けプレート104A
と、このスプリング受けプレート104Aおよび前記軸
受筒102間に介装されたスプリング104Bと、前記
軸受筒102に支持部材104Cを介して固定され前記
スプリング受けプレート104Aをスプリング104B
の付勢力に抗して上方へ移動させるシリンダ104Dと
から構成されている。前記寸法測定器111は、検査対
象容器1の口内に挿入可能な測定子112と、この測定
子112を上下方向へ昇降させるスライド機構113
と、測定子112の移動量を測定する変位センサ114
とから構成されている。測定子112の下端部には、直
径が次第に大きくなった複数の測定球112A,112
B,112Cが下端から上方に所定間隔おきに配設され
ている。スライド機構113は、前記ベース部材31の
上面に立設された支柱113Aと、この支柱113Aに
ブラケット113Bを介して支柱113Aと平行に支持
されたエアーシリンダ113Cと、このエアーシリンダ
113Cの移動側部材と前記測定子112とを連結する
連結部材113Dとから構成されている。変位センサ1
14は、支柱113Aにエアーシリンダ113Cの移動
側部材と対向して固定されている。
【0021】前記コード読取装置50(第11ステーシ
ョンST11に設けられたコード読取装置)は、公知の
読取装置で、たとえば、検査対象容器1の底面に光を照
射し、そこからの反射光を基に検査対象容器1の底面に
形成されたCIDコードを読み取る構造でよい。ここで
読み取られたCIDコードは、各ステーションでの測定
値とともに、図6に示すパソコン121に送られる。パ
ソコン121には、ホストコンピュータ122から予め
複数の規格情報が入力され、CIDコードに対応した各
検査項目の許容値が設定されている。パソコン121で
は、設定された各検査項目の許容値と入力された測定値
とを比較し、その結果に応じて、検査対象容器1を不良
品ストックコンベア21および搬出コンベア22のいず
れかに振り分けるように、搬出側スライド手段23に指
令する。さらに、読み取られたCIDコードは、測定値
とともにホストコンピュータ122へ瓶成形機の工程情
報として送信される。
ョンST11に設けられたコード読取装置)は、公知の
読取装置で、たとえば、検査対象容器1の底面に光を照
射し、そこからの反射光を基に検査対象容器1の底面に
形成されたCIDコードを読み取る構造でよい。ここで
読み取られたCIDコードは、各ステーションでの測定
値とともに、図6に示すパソコン121に送られる。パ
ソコン121には、ホストコンピュータ122から予め
複数の規格情報が入力され、CIDコードに対応した各
検査項目の許容値が設定されている。パソコン121で
は、設定された各検査項目の許容値と入力された測定値
とを比較し、その結果に応じて、検査対象容器1を不良
品ストックコンベア21および搬出コンベア22のいず
れかに振り分けるように、搬出側スライド手段23に指
令する。さらに、読み取られたCIDコードは、測定値
とともにホストコンピュータ122へ瓶成形機の工程情
報として送信される。
【0022】次に、本実施形態における作用を説明す
る。製造ラインから搬入コンベア11によって移送され
てきた検査対象容器1は、ストッパ12で停止されたの
ち、スライド手段13のスライドプレート15によって
搬入コンベア11から測定装置30に搬入される。測定
装置30に搬入された検査対象容器1は、搬送手段33
によって、所定角度(30度)ずつ回動されながら、第
1ステーションST1から第12ステーションST12
まで順次搬送され、第1、第3、第5、第6、第8、第
9、第11ステーションST1,ST3,ST5,ST
6,ST8,ST9,ST11においてそれぞれの検査
項目が順に測定される。
る。製造ラインから搬入コンベア11によって移送され
てきた検査対象容器1は、ストッパ12で停止されたの
ち、スライド手段13のスライドプレート15によって
搬入コンベア11から測定装置30に搬入される。測定
装置30に搬入された検査対象容器1は、搬送手段33
によって、所定角度(30度)ずつ回動されながら、第
1ステーションST1から第12ステーションST12
まで順次搬送され、第1、第3、第5、第6、第8、第
9、第11ステーションST1,ST3,ST5,ST
6,ST8,ST9,ST11においてそれぞれの検査
項目が順に測定される。
【0023】第1ステーションST1においては、重量
測定機41によって、検査対象容器1の重量wが測定さ
れる。
測定機41によって、検査対象容器1の重量wが測定さ
れる。
【0024】第3ステーションST3においては、寸法
測定機43によって、検査対象容器1の口部ねじ径aが
測定される。まず、検査対象容器1が第3ステーション
ST3に搬入されると、昇降式回転テーブル装置51の
バキューム軸58が上下動機構59によって上昇され
る。これにより、バキュームリップ58Aが検査対象容
器1の底面に接すると、検査対象容器1がバキュームリ
ップ58Aに吸着保持される。次に、送り機構53によ
って昇降体54が上昇される。すると、軸受ブロック5
5を介して支持筒56およびバキューム軸58が上昇さ
れる。これにより、検査対象容器1が上昇され、やが
て、検査対象容器1の測定部位(ここでは、口部ねじ部
分)が非接触式寸法測定器61の光走査位置に達したと
きに、停止される。この後、あるいは、それより以前に
回転駆動機構57によって、支持筒56が回転される。
この状態において、非接触式寸法測定器61の光照射ユ
ニット62から光が検査対象容器1の測定部位(ここで
は、口部ねじ部分)に照射され、反対側の受光ユニット
63で光が受光される。すると、光が遮断されていた時
間から検査対象容器1の測定部位の寸法、つまり、口部
ねじ径aが求められる。
測定機43によって、検査対象容器1の口部ねじ径aが
測定される。まず、検査対象容器1が第3ステーション
ST3に搬入されると、昇降式回転テーブル装置51の
バキューム軸58が上下動機構59によって上昇され
る。これにより、バキュームリップ58Aが検査対象容
器1の底面に接すると、検査対象容器1がバキュームリ
ップ58Aに吸着保持される。次に、送り機構53によ
って昇降体54が上昇される。すると、軸受ブロック5
5を介して支持筒56およびバキューム軸58が上昇さ
れる。これにより、検査対象容器1が上昇され、やが
て、検査対象容器1の測定部位(ここでは、口部ねじ部
分)が非接触式寸法測定器61の光走査位置に達したと
きに、停止される。この後、あるいは、それより以前に
回転駆動機構57によって、支持筒56が回転される。
この状態において、非接触式寸法測定器61の光照射ユ
ニット62から光が検査対象容器1の測定部位(ここで
は、口部ねじ部分)に照射され、反対側の受光ユニット
63で光が受光される。すると、光が遮断されていた時
間から検査対象容器1の測定部位の寸法、つまり、口部
ねじ径aが求められる。
【0025】第5ステーションST5においては、測定
機45によって、検査対象容器1の天傾斜b、全長cお
よびプッシュアップ量dが同時に測定される。まず、検
査対象容器1が第5ステーションST5に搬入される
と、昇降機構76のシリンダ86のピストンロッドが後
退(下降)される。すると、昇降プレート72がバラン
ス機構85によって緩やかな速度で下降されていき、当
接プレート74が検査対象容器1の口部天面に当接した
位置で停止される。このとき、当接プレート74は、ボ
ール73Aを支点として、当接した検査対象容器1の口
部天面傾斜に応じて傾斜される。この当接プレート74
の傾斜角度、つまり、天傾斜bは、3つの変位検出器7
5Aで測定された測定値からの演算によって求められ
る。ちなみに、天傾斜bは、次式から求められる。
機45によって、検査対象容器1の天傾斜b、全長cお
よびプッシュアップ量dが同時に測定される。まず、検
査対象容器1が第5ステーションST5に搬入される
と、昇降機構76のシリンダ86のピストンロッドが後
退(下降)される。すると、昇降プレート72がバラン
ス機構85によって緩やかな速度で下降されていき、当
接プレート74が検査対象容器1の口部天面に当接した
位置で停止される。このとき、当接プレート74は、ボ
ール73Aを支点として、当接した検査対象容器1の口
部天面傾斜に応じて傾斜される。この当接プレート74
の傾斜角度、つまり、天傾斜bは、3つの変位検出器7
5Aで測定された測定値からの演算によって求められ
る。ちなみに、天傾斜bは、次式から求められる。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、m1、m2、m3は3つの変位検
出器75Aで測定された測定値、rは3つの変位検出器
75Aの測定ポイントを結ぶ三角形の外接円の半径、D
は容器1の口部天面の外径寸法である。また、このとき
の当接プレート74の昇降位置が昇降位置検出手段77
によって読み取られる。これにより、検査対象容器1の
全長cが測定される。また、当接プレート74が検査対
象容器1の口部天面に当接した時点以降において、シリ
ンダ97によって上方への移動が規制されていた昇降子
94が、シリンダ97による規制が解除されることによ
って上方へ変位される。つまり、スプリング96の付勢
力によって上方へ変位される。昇降子94の先端スタイ
ラス94Aが検査対象容器1の底面に当接したときの昇
降子94の変位量を変位センサ98によって測定するこ
とにより、プッシュアップ量dが測定される。このよう
にして、検査対象容器1の天傾斜b、全長cおよびプッ
シュアップ量dが同時に測定される。
出器75Aで測定された測定値、rは3つの変位検出器
75Aの測定ポイントを結ぶ三角形の外接円の半径、D
は容器1の口部天面の外径寸法である。また、このとき
の当接プレート74の昇降位置が昇降位置検出手段77
によって読み取られる。これにより、検査対象容器1の
全長cが測定される。また、当接プレート74が検査対
象容器1の口部天面に当接した時点以降において、シリ
ンダ97によって上方への移動が規制されていた昇降子
94が、シリンダ97による規制が解除されることによ
って上方へ変位される。つまり、スプリング96の付勢
力によって上方へ変位される。昇降子94の先端スタイ
ラス94Aが検査対象容器1の底面に当接したときの昇
降子94の変位量を変位センサ98によって測定するこ
とにより、プッシュアップ量dが測定される。このよう
にして、検査対象容器1の天傾斜b、全長cおよびプッ
シュアップ量dが同時に測定される。
【0028】第6ステーションST6においては、寸法
測定機46によって、検査対象容器1の胴径e1,e2
および垂直度hが測定される。胴径e1,e2の測定に
ついては、測定部位が検査対象容器1の胴部の2箇所で
ある点が、第3ステーションST3における測定と異な
るのみであるので、詳細説明を省略する。垂直度hの測
定では、昇降式回転テーブル装置51の上昇によって検
査対象容器1が上昇され、このときの非接触式寸法測定
器61によって検査対象容器1の側面形状が連続的に測
定され、これにより、検査対象容器1の垂直度hが求め
られる。
測定機46によって、検査対象容器1の胴径e1,e2
および垂直度hが測定される。胴径e1,e2の測定に
ついては、測定部位が検査対象容器1の胴部の2箇所で
ある点が、第3ステーションST3における測定と異な
るのみであるので、詳細説明を省略する。垂直度hの測
定では、昇降式回転テーブル装置51の上昇によって検
査対象容器1が上昇され、このときの非接触式寸法測定
器61によって検査対象容器1の側面形状が連続的に測
定され、これにより、検査対象容器1の垂直度hが求め
られる。
【0029】第8ステーションST8においては、寸法
測定機48によって、検査対象容器1の口部内径fが測
定される。まず、検査対象容器1が第8ステーションS
T8に搬入されると、上下動機構104のシリンダ10
4Dのピストンロッドが進出される。すると、スプリン
グ受けプレート104Aがスプリング104Bに抗して
上方へ変位され、これにより、バキューム軸103が上
昇される。バキュームリップ103Aが検査対象容器1
の底面に接すると、検査対象容器1がバキュームリップ
103Aに吸着保持される。次に、スライド機構113
によって、測定子112が下降される。すると、測定子
112の下端部が検査対象容器1の口内に挿入されてい
き、その口内径より大きい直径の測定球112A,11
2B,112Cのところで停止される。このときの、測
定子112の変位量を変位センサ114で読み取ること
により、検査対象容器1の口部内径fが測定される。
測定機48によって、検査対象容器1の口部内径fが測
定される。まず、検査対象容器1が第8ステーションS
T8に搬入されると、上下動機構104のシリンダ10
4Dのピストンロッドが進出される。すると、スプリン
グ受けプレート104Aがスプリング104Bに抗して
上方へ変位され、これにより、バキューム軸103が上
昇される。バキュームリップ103Aが検査対象容器1
の底面に接すると、検査対象容器1がバキュームリップ
103Aに吸着保持される。次に、スライド機構113
によって、測定子112が下降される。すると、測定子
112の下端部が検査対象容器1の口内に挿入されてい
き、その口内径より大きい直径の測定球112A,11
2B,112Cのところで停止される。このときの、測
定子112の変位量を変位センサ114で読み取ること
により、検査対象容器1の口部内径fが測定される。
【0030】第9ステーションST9においては、寸法
測定機49によって、検査対象容器1の口部外径gが測
定される。この測定については、測定部位が検査対象容
器1の口部外径gである点が、第3ステーションST3
における測定と異なるのみであるので、詳細説明を省略
する。
測定機49によって、検査対象容器1の口部外径gが測
定される。この測定については、測定部位が検査対象容
器1の口部外径gである点が、第3ステーションST3
における測定と異なるのみであるので、詳細説明を省略
する。
【0031】第11ステーションST11においては、
コード読取装置50によって、検査対象容器1の底面に
形成されたCIDコード(型番)が読み取られる。ここ
で読み取られたCIDコードは、各ステーションでの測
定器とともに、パソコン121に送られる。パソコン1
21では、予め設定されたCIDコードに対応する各検
査項目の許容値と入力された測定値とを比較し、測定値
が許容値内から外れていれば、検査対象容器1が不良品
ストックコンベア21へ流れるように、また、測定値が
許容値内であれば、検査対象容器1が搬出コンベア22
へ流れるように、搬出側スライド手段23に指令する。
これにより、測定値が許容値内から外れていた検査対象
容器は不良品ストックコンベア21にストックされ、ま
た、測定値が許容値内の検査対象容器1は搬出コンベア
22から次の工程へ送られる。なお、これらのCIDコ
ードおよび測定値は、さらにホストコンピュータ122
へ瓶形成機の工程情報として送信される。
コード読取装置50によって、検査対象容器1の底面に
形成されたCIDコード(型番)が読み取られる。ここ
で読み取られたCIDコードは、各ステーションでの測
定器とともに、パソコン121に送られる。パソコン1
21では、予め設定されたCIDコードに対応する各検
査項目の許容値と入力された測定値とを比較し、測定値
が許容値内から外れていれば、検査対象容器1が不良品
ストックコンベア21へ流れるように、また、測定値が
許容値内であれば、検査対象容器1が搬出コンベア22
へ流れるように、搬出側スライド手段23に指令する。
これにより、測定値が許容値内から外れていた検査対象
容器は不良品ストックコンベア21にストックされ、ま
た、測定値が許容値内の検査対象容器1は搬出コンベア
22から次の工程へ送られる。なお、これらのCIDコ
ードおよび測定値は、さらにホストコンピュータ122
へ瓶形成機の工程情報として送信される。
【0032】従って、本実施形態によれば、測定装置3
0の各ステーションST1〜ST12でかかる測定時間
が平均化するように、複数の検査項目を複数のグループ
に区分けし、そのグループの検査項目を測定する測定手
段を各ステーションST1〜ST12に割り振ってある
から、無駄な待ち時間が少なく、全測定に要する時間を
従来に比べ短縮することができるとともに、ラインに組
み込んだ場合でも生産性を向上させることができる。し
かも、従来のように、各検査項目と測定機とが1:1で
対応していないから、経済的負担も従来より軽減でき
る。
0の各ステーションST1〜ST12でかかる測定時間
が平均化するように、複数の検査項目を複数のグループ
に区分けし、そのグループの検査項目を測定する測定手
段を各ステーションST1〜ST12に割り振ってある
から、無駄な待ち時間が少なく、全測定に要する時間を
従来に比べ短縮することができるとともに、ラインに組
み込んだ場合でも生産性を向上させることができる。し
かも、従来のように、各検査項目と測定機とが1:1で
対応していないから、経済的負担も従来より軽減でき
る。
【0033】具体的には、第1ステーションST1にお
いて検査対象容器1の重量wを測定し、第2ステーショ
ンST3において検査対象容器1の口部ねじ径aを測定
し、第5ステーションST5において検査対象容器1の
天傾斜b、全長cおよびプッシュアップ量dを測定し、
第6ステーションST6において検査対象容器1の胴径
e1,e2および垂直度を測定し、第8ステーションS
T8において検査対象容器1の口部内径fを測定し、第
9ステーションST9において検査対象容器1の口部外
径gを測定するようにしたので、検査対象容器の重量
w、口部ねじ径a、天傾斜b、全長cおよびプッシュア
ップ量d、胴径e1,e2および垂直度、口部内径f、
口部外径gを一連の測定によって測定することができる
から、大幅な省力化(省人化)が図れる。
いて検査対象容器1の重量wを測定し、第2ステーショ
ンST3において検査対象容器1の口部ねじ径aを測定
し、第5ステーションST5において検査対象容器1の
天傾斜b、全長cおよびプッシュアップ量dを測定し、
第6ステーションST6において検査対象容器1の胴径
e1,e2および垂直度を測定し、第8ステーションS
T8において検査対象容器1の口部内径fを測定し、第
9ステーションST9において検査対象容器1の口部外
径gを測定するようにしたので、検査対象容器の重量
w、口部ねじ径a、天傾斜b、全長cおよびプッシュア
ップ量d、胴径e1,e2および垂直度、口部内径f、
口部外径gを一連の測定によって測定することができる
から、大幅な省力化(省人化)が図れる。
【0034】また、測定装置30には、複数のステーシ
ョンST1〜ST12と、これらのステーションST1
〜ST12に検査対象容器1を順次搬送する搬送手段3
3とを備えたので、複数の測定が一箇所に集約され、装
置全体をコンパクト化できる。つまり、複数箇所にばら
ばらに配置されがちな各種測定手段を統合してあるから
コンパクト化できる。しかも、電源、エアー源、制御・
管理用装置、カバーなども共用することができるから、
コスト低減が可能で、かつ、メンテナンスも容易にでき
る。
ョンST1〜ST12と、これらのステーションST1
〜ST12に検査対象容器1を順次搬送する搬送手段3
3とを備えたので、複数の測定が一箇所に集約され、装
置全体をコンパクト化できる。つまり、複数箇所にばら
ばらに配置されがちな各種測定手段を統合してあるから
コンパクト化できる。しかも、電源、エアー源、制御・
管理用装置、カバーなども共用することができるから、
コスト低減が可能で、かつ、メンテナンスも容易にでき
る。
【0035】また、搬送手段33は、ステーションST
1〜ST12の中心位置を回転中心として所定角度毎に
回転可能かつ停止可能に設けられたインデックステーブ
ル35およびこのインデックステーブル35に取り付け
られ検査対象容器1を押しながら各ステーションST1
〜ST12に順次搬送する搬送プレート36とを備え、
搬送プレート36の検査対象容器1を押す側の辺にはV
字状の切欠部37を形成したので、搬送プレート36に
よって検査対象容器1が押されると、搬送プレート36
のV字状の切欠部37に検査対象容器1が自動的に位置
決めされながら搬送されていくため、次のステーション
ST1〜ST12でも特別な位置決め手段を設けなくて
も所定位置に位置決めすることができる。
1〜ST12の中心位置を回転中心として所定角度毎に
回転可能かつ停止可能に設けられたインデックステーブ
ル35およびこのインデックステーブル35に取り付け
られ検査対象容器1を押しながら各ステーションST1
〜ST12に順次搬送する搬送プレート36とを備え、
搬送プレート36の検査対象容器1を押す側の辺にはV
字状の切欠部37を形成したので、搬送プレート36に
よって検査対象容器1が押されると、搬送プレート36
のV字状の切欠部37に検査対象容器1が自動的に位置
決めされながら搬送されていくため、次のステーション
ST1〜ST12でも特別な位置決め手段を設けなくて
も所定位置に位置決めすることができる。
【0036】また、寸法測定機43,46,49は、検
査対象容器1の底面を保持しながら検査対象容器1を昇
降させるとともに回転させる昇降式回転テーブル装置5
1と、この昇降式回転テーブル装置51によって上昇さ
れた検査対象容器1の測定部位を測定する寸法測定器6
1とから構成したから、昇降式回転テーブル装置51に
よって検査対象容器1の任意の測定部位を非接触式寸法
測定器61の光走査位置に位置させることができる。従
って、各種検査項目を測定できる。しかも、昇降式回転
テーブル装置51は、検査対象容器1の底面を吸着する
バキュームリップ58Aを備えているから、検査対象容
器1を安定して保持することができる。寸法測定器61
は、検査対象容器1を挟んで配置される光照射ユニット
62および受光ユニット63を有する非接触式寸法測定
器61を用いたから、検査対象容器1を傷を付けること
なく各種検査項目を正確に測定することができる。
査対象容器1の底面を保持しながら検査対象容器1を昇
降させるとともに回転させる昇降式回転テーブル装置5
1と、この昇降式回転テーブル装置51によって上昇さ
れた検査対象容器1の測定部位を測定する寸法測定器6
1とから構成したから、昇降式回転テーブル装置51に
よって検査対象容器1の任意の測定部位を非接触式寸法
測定器61の光走査位置に位置させることができる。従
って、各種検査項目を測定できる。しかも、昇降式回転
テーブル装置51は、検査対象容器1の底面を吸着する
バキュームリップ58Aを備えているから、検査対象容
器1を安定して保持することができる。寸法測定器61
は、検査対象容器1を挟んで配置される光照射ユニット
62および受光ユニット63を有する非接触式寸法測定
器61を用いたから、検査対象容器1を傷を付けること
なく各種検査項目を正確に測定することができる。
【0037】また、測定機45は、基準プレート32の
上方に設けられ検査対象容器の天傾斜bおよび全長cを
測定する測定器71と、基準プレート32の下方に設け
られ検査対象容器1のプッシュアップ量dを測定するプ
ッシュアップ量検出器91とを備えているから、1つの
ステーションST5において、検査対象容器1の天傾斜
b、全長cおよびプッシュアップ量dを同時に測定する
ことができる。また、測定器71は、基準プレート32
の上方に昇降可能に設けられかつ検査対象容器1の口部
天面に当接したとき口部天面にならって傾斜可能な当接
プレート74と、この当接プレート74の傾きを検出す
る傾き検出手段75と、当接プレート74の昇降位置を
検出する昇降位置検出手段77とを含んで構成したか
ら、検査対象容器1を基準プレート32上に載置したの
ち、当接プレート74を下降させ、検査対象容器1の口
部天面に当接させと、当接プレート74が口部天面傾斜
にならって傾くから、このときの当接プレート74の傾
きを傾き検出手段75によって検出すれば、検査対象容
器1の口部天面傾斜を測定することができる。このと
き、当接プレート74の昇降位置を昇降位置検出手段7
7によって検出すれば、基準プレート32から当接プレ
ート74までの距離、つまり、検査対象容器1の全長c
を測定することができる。また、プッシュアップ量検出
器91は、前記基準プレート32の上面に対して出没可
能に設けられたスタイラス94Aと、このスタイラス9
4Aの基準プレート32上面からの突出量を検出する変
位センサ98とを含んで構成したから、測定器71によ
って検査対象容器1の天傾斜bおよび全長cを測定して
いる間に、これらの測定に支障なくプッシュアップ量d
を測定することができる。
上方に設けられ検査対象容器の天傾斜bおよび全長cを
測定する測定器71と、基準プレート32の下方に設け
られ検査対象容器1のプッシュアップ量dを測定するプ
ッシュアップ量検出器91とを備えているから、1つの
ステーションST5において、検査対象容器1の天傾斜
b、全長cおよびプッシュアップ量dを同時に測定する
ことができる。また、測定器71は、基準プレート32
の上方に昇降可能に設けられかつ検査対象容器1の口部
天面に当接したとき口部天面にならって傾斜可能な当接
プレート74と、この当接プレート74の傾きを検出す
る傾き検出手段75と、当接プレート74の昇降位置を
検出する昇降位置検出手段77とを含んで構成したか
ら、検査対象容器1を基準プレート32上に載置したの
ち、当接プレート74を下降させ、検査対象容器1の口
部天面に当接させと、当接プレート74が口部天面傾斜
にならって傾くから、このときの当接プレート74の傾
きを傾き検出手段75によって検出すれば、検査対象容
器1の口部天面傾斜を測定することができる。このと
き、当接プレート74の昇降位置を昇降位置検出手段7
7によって検出すれば、基準プレート32から当接プレ
ート74までの距離、つまり、検査対象容器1の全長c
を測定することができる。また、プッシュアップ量検出
器91は、前記基準プレート32の上面に対して出没可
能に設けられたスタイラス94Aと、このスタイラス9
4Aの基準プレート32上面からの突出量を検出する変
位センサ98とを含んで構成したから、測定器71によ
って検査対象容器1の天傾斜bおよび全長cを測定して
いる間に、これらの測定に支障なくプッシュアップ量d
を測定することができる。
【0038】また、前記当接プレート74を揺動支持機
構73を介して昇降プレート72に傾斜可能に支持し、
この昇降プレート72を検査対象容器1の全長方向へ昇
降させる昇降機構76を設けたので、昇降機構76によ
って昇降プレート72を検査対象容器1の全長方向へ昇
降させれば、当接プレート74を自動的に昇降させるこ
とができる。従って、基準プレート32上に検査対象容
器1を載置したのち、作業者が当接プレート74を昇降
動作させなくてもよいから、作業者への負担を軽減する
ことができる。しかも、当接プレート74の下降速度を
調整するバランス機構85を設けたので、当接プレート
74を下降が下降する際、適度な速度で当接プレート7
4を検査対象容器1の口部天面に当接させることができ
る。よって、衝突による検査対象容器1の口部天面の損
傷を回避できる。
構73を介して昇降プレート72に傾斜可能に支持し、
この昇降プレート72を検査対象容器1の全長方向へ昇
降させる昇降機構76を設けたので、昇降機構76によ
って昇降プレート72を検査対象容器1の全長方向へ昇
降させれば、当接プレート74を自動的に昇降させるこ
とができる。従って、基準プレート32上に検査対象容
器1を載置したのち、作業者が当接プレート74を昇降
動作させなくてもよいから、作業者への負担を軽減する
ことができる。しかも、当接プレート74の下降速度を
調整するバランス機構85を設けたので、当接プレート
74を下降が下降する際、適度な速度で当接プレート7
4を検査対象容器1の口部天面に当接させることができ
る。よって、衝突による検査対象容器1の口部天面の損
傷を回避できる。
【0039】また、揺動支持機構73は、検査対象容器
1の中心軸上の前記昇降プレート72にボール73Aを
介して当接プレート74を任意の方向へ傾斜可能に支持
した支柱73Bと、この支柱73Bを中心とする同一円
周上の120度間隔位置に配置され当接プレート74を
基準プレート32を略平行な姿勢に保持する3つのスプ
リング73Cとを含んで構成したので、当接プレート7
4を3つのスプリングの圧力により口部天面に当接させ
ることによって、当接プレート74を口部天面の傾斜を
追従して正確に傾斜させることができ、その傾斜を変位
測定器75Aにより測定することによりプッシュアップ
量dを精度よく測定できる。
1の中心軸上の前記昇降プレート72にボール73Aを
介して当接プレート74を任意の方向へ傾斜可能に支持
した支柱73Bと、この支柱73Bを中心とする同一円
周上の120度間隔位置に配置され当接プレート74を
基準プレート32を略平行な姿勢に保持する3つのスプ
リング73Cとを含んで構成したので、当接プレート7
4を3つのスプリングの圧力により口部天面に当接させ
ることによって、当接プレート74を口部天面の傾斜を
追従して正確に傾斜させることができ、その傾斜を変位
測定器75Aにより測定することによりプッシュアップ
量dを精度よく測定できる。
【0040】また、寸法測定機48は、検査対象容器1
の底面を保持するバキューム式の保持手段101と、こ
の保持手段101によって保持された検査対象容器1の
口部内径fを測定する寸法測定器111とを含んで構成
したから、つまり、保持手段101によって検査対象容
器1の底面を吸着保持した状態で口部内径fを測定する
ようにしたから、正確に内径を測定できる。また、寸法
測定器111は、検査対象容器1の口内に挿入可能な測
定子112と、この測定子112を上下方向へ昇降させ
るスライド機構113と、測定子112の移動量を測定
する変位センサ114とから構成し、測定子112の下
端部には、直径が次第に大きくなった複数の測定球11
2A,112B,112Cを下端から上方に所定間隔お
きに配設したので、これらの測定球112A,112
B,112Cからなる通り止まりゲージによって口部内
径を簡易に測定することができる。しかも、これらの径
を変えることにより、あらゆる径の口部内径を簡易に測
定できる。従って、検査対象容器(製品品種)が変わっ
ても、段取り替えが容易である。
の底面を保持するバキューム式の保持手段101と、こ
の保持手段101によって保持された検査対象容器1の
口部内径fを測定する寸法測定器111とを含んで構成
したから、つまり、保持手段101によって検査対象容
器1の底面を吸着保持した状態で口部内径fを測定する
ようにしたから、正確に内径を測定できる。また、寸法
測定器111は、検査対象容器1の口内に挿入可能な測
定子112と、この測定子112を上下方向へ昇降させ
るスライド機構113と、測定子112の移動量を測定
する変位センサ114とから構成し、測定子112の下
端部には、直径が次第に大きくなった複数の測定球11
2A,112B,112Cを下端から上方に所定間隔お
きに配設したので、これらの測定球112A,112
B,112Cからなる通り止まりゲージによって口部内
径を簡易に測定することができる。しかも、これらの径
を変えることにより、あらゆる径の口部内径を簡易に測
定できる。従って、検査対象容器(製品品種)が変わっ
ても、段取り替えが容易である。
【0041】なお、上記実施形態では、検査対象容器1
の重量w、口部ねじ径a、天傾斜b、全長cおよびプッ
シュアップ量d、胴径e1,e2および垂直度、口部内
径f、口部外径gを測定するようにしたが、必ずしも、
これらの全ての検査項目について測定を行わなくてもよ
い。また、これらの検査項目に限られるものでなく、他
の検査項目を測定するものであってもよい。また、検査
対象容器としては、瓶やペットボトルなどの筒状容器全
般に適用できる。
の重量w、口部ねじ径a、天傾斜b、全長cおよびプッ
シュアップ量d、胴径e1,e2および垂直度、口部内
径f、口部外径gを測定するようにしたが、必ずしも、
これらの全ての検査項目について測定を行わなくてもよ
い。また、これらの検査項目に限られるものでなく、他
の検査項目を測定するものであってもよい。また、検査
対象容器としては、瓶やペットボトルなどの筒状容器全
般に適用できる。
【0042】
【発明の効果】本発明の容器の検査装置によれば、容器
の口部天面傾斜、全長および底部窪み量を同時に測定で
き、これにより、大幅な省力化、測定時間の短縮を図
り、ひいては、製造ラインへの組み込みも可能である。
の口部天面傾斜、全長および底部窪み量を同時に測定で
き、これにより、大幅な省力化、測定時間の短縮を図
り、ひいては、製造ラインへの組み込みも可能である。
【図1】本発明の一実施形態の検査装置を示す平面図で
ある。
ある。
【図2】同上実施形態の第3ステーションに設けられる
寸法測定機を示す断面図である。
寸法測定機を示す断面図である。
【図3】同上実施形態の第5ステーションに設けられる
測定機を示す断面図である。
測定機を示す断面図である。
【図4】図3に示す寸法測定機の平面図である。
【図5】同上実施形態の第8ステーションに設けられる
寸法測定機を示す断面図である。
寸法測定機を示す断面図である。
【図6】本実施形態の全体のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】瓶の検査項目を示す図である。
32 基準プレート 45 測定機 71 測定器 72 昇降プレート 73 揺動支持機構 73A ボール 73B 支柱 73C スプリング 74 当接プレート 75 傾き検出手段 75A 変位検出手段 76 昇降機構 77 昇降位置検出手段 91 プッシュアップ量検出器 94 昇降子 94A スタイラス 98 変位センサ(突出量検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 芳彦 神奈川県川崎市高津区坂戸1−20−1 株 式会社ミツトヨ内 (72)発明者 鈴木 寿 神奈川県川崎市川崎区夜光3−2−3 東 洋ガラス株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 検査対象容器の口部天面傾斜、全長およ
び底部窪み量を測定する容器の検査装置であって、 検査対象容器を口部を上方にして載置する基準プレート
と、 前記基準プレートの上方に設けられ検査対象容器の口部
天面傾斜および全長を測定する第1測定手段と、 前記基準プレートの下方に設けられ検査対象容器の底部
窪み量を測定する第2測定手段とを備え、 前記第1測定手段は、前記基準プレートの上方に昇降可
能に設けられかつ検査対象容器の口部天面に当接したと
き口部天面にならって傾斜可能な当接プレートと、この
当接プレートの傾きを検出する傾き検出手段と、前記当
接プレートの昇降位置を検出する昇降位置検出手段とを
含み、 前記第2測定手段は、前記基準プレートの上面に対して
出没可能に設けられたスタイラスと、このスタイラスの
基準プレート上面からの突出量を検出する突出量検出手
段とを含むことを特徴とする容器の検査装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の容器の検査装置におい
て、前記第1測定手段は、前記基準プレートの上方に昇
降可能に設けられた昇降プレートと、この昇降プレート
に揺動支持機構を介して任意の方向へ傾斜可能かつ基準
プレートと略平行な姿勢に復帰可能に保持された当接プ
レートと、この当接プレートの傾きを検出する傾き検出
手段と、前記昇降プレートを検査対象容器の全長方向へ
昇降させる昇降機構と、この昇降機構による前記当接プ
レートの昇降位置を検出する昇降位置検出手段とを含
む、ことを特徴とする容器の検査装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の容器の検査装置におい
て、前記揺動支持機構は、前記検査対象容器の中心軸上
の前記昇降プレートにボールを介して前記当接プレート
を任意の方向へ傾斜可能に支持した支柱と、この支柱を
中心とする同一円周上の120度間隔位置に配置され当
接プレートを基準プレートと略平行な姿勢に保持する3
つのスプリングとを含んで構成されていることを特徴と
する容器の検査装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の容器の検査装置におい
て、前記傾き検出手段は、前記支柱を中心とする同一円
周上の120度間隔位置において、前記昇降プレートか
ら前記当接プレートまでの距離を測定する3つの変位検
出器を備え、この3つの変位検出器からの測定値を基に
当接プレートの傾きを演算することを特徴とする容器の
検査装置。 - 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の
容器の検査装置において、前記昇降機構は、支柱と、こ
の支柱に固定されたレールと、このレールに沿って昇降
可能に設けられ前記昇降プレートを取り付けた昇降ブロ
ックと、この昇降ブロックの自重による下降速度を調整
するバランス機構と、前記昇降ブロックを上昇させるシ
リンダとを含んで構成されていることを特徴とする容器
の検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13022898A JPH11325878A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 容器の検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13022898A JPH11325878A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 容器の検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11325878A true JPH11325878A (ja) | 1999-11-26 |
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ID=15029172
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JP (1) | JPH11325878A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012242193A (ja) * | 2011-05-18 | 2012-12-10 | Mitsutoyo Corp | 外側寸法測定機 |
CN107671006A (zh) * | 2017-10-25 | 2018-02-09 | 平阳县尚伟笔业有限公司 | 笔头检测装置 |
CN107755280A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-03-06 | 浙江精雷电器股份有限公司 | 一种耐磨环的内径分选机 |
JP6351193B1 (ja) * | 2017-03-28 | 2018-07-04 | 株式会社未在Adシステムズ | 読取機および払出装置 |
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CN118635145A (zh) * | 2024-08-19 | 2024-09-13 | 江苏康赛医疗器械科技有限公司 | 一种用于电动腔镜吻合器直管的环绕式检测设备 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP13022898A patent/JPH11325878A/ja active Pending
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