JPH02213701A - ディスク内径検査方法及びその装置 - Google Patents

ディスク内径検査方法及びその装置

Info

Publication number
JPH02213701A
JPH02213701A JP3550889A JP3550889A JPH02213701A JP H02213701 A JPH02213701 A JP H02213701A JP 3550889 A JP3550889 A JP 3550889A JP 3550889 A JP3550889 A JP 3550889A JP H02213701 A JPH02213701 A JP H02213701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
hole
gauge
substrate
limit gauge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3550889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0658201B2 (ja
Inventor
Toshiki Shojima
庄嶋 敏樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Idemitsu Petrochemical Co Ltd filed Critical Idemitsu Petrochemical Co Ltd
Priority to JP3550889A priority Critical patent/JPH0658201B2/ja
Publication of JPH02213701A publication Critical patent/JPH02213701A/ja
Publication of JPH0658201B2 publication Critical patent/JPH0658201B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、ディスク内径検査方法及びその装置に関し、
例えば光学式記録媒体である光ディスク等及び磁気式記
録媒体であるハードディスク等に用いられる光デイスク
基板の穴の内径検査に利用することができる。
[従来の技術] 穴の内径を検査するための一般的な方法として、ノギス
やマイクロメータを使用する方法がある。
しかし、これらの方法によれば、測定に時間がかかる上
、読み取りミスが発生し易く、また精度が低く、自動化
も困難である。
光ディスクやハードディスク等の製造に用いられるディ
スク基板の穴の内径を検査して不良品を除去することは
、その後の性能検査装置へのディスクのセツティング、
ユーザでの二次加工等を正確に行う上で重要である。そ
こで、このようなディスクの内径検査をディスク基板成
形後の早い工程で、確実、且つ効率的に行うことができ
、しかも自動化による連続プロセスとすることが望まれ
ている。
従来、ディスク基板等の穴の内径を検査する方法として
、レーザ光を利用する方法、光学S!l!m鏡とX−Y
テーブルを組み合わせた方法、三次元測定機を用いた方
法、限界ゲージを用いた方法等があるが、内接円を測定
でき、また製造現場で容易に測定することができ、しか
も設備費が安価であることにより、限界ゲージ法が比較
的多く用いられている。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の限界ゲージ法は、手動である上、ポリカ
ーボネイト樹脂製光デイスク基板のように被測定物が薄
肉状の場合、挿入何重や挿入角度が変動することによっ
てディスクの位置ずれ等が生じるため、安定で再現性の
よい検査結果が得にくくなるという欠点があった。また
、この限界ゲージ法によっても、このような薄肉状のデ
ィスク基板の内径を連続的、且つ自動的に検査できる装
置は、現在までのところ開発されていない。
なお、特開昭59−73716号公報によれば、測定テ
ーブルにディスクのラフセンタリングを指示して載置し
、このディスクの内径周面にスライド測定子を三方向か
ら接離自在とし、これらのスライド測定子を半径方向に
同量ずつ変位させるテーパシャフトを備え、このテーパ
シャフトの変位量を検出部で検出し、この検出部で検出
した値を演算制御部でディスクの内径に変換し、この内
径を表示部に出力表示するようにしたディスクの内径検
査装置が開示されている。しかし、この装置によれば、
測定に時間がかかる上、機構が複雑であるため、自動化
による連続検査には適用しにくい。
本発明は、ディスクの内径検査を自動により連続的に行
い得るディスク内径検査方法及びその装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るディスク内径検査方法は、ディスク及び限
界ゲージの少なくとも一方が前記ディスクの径方向へ移
動可能な状態で、所定荷重で保持されたディスクの穴に
テーパを有する限界ゲージを挿入し、挿入時の前記ディ
スクの変位を検出してディスクの内径を検査することを
特徴とする。
ここでディスクとは、ディスク基板及びこれから作製さ
れる光ディスク、ハードディスク等の円盤状の物体で中
央に穴が形成されたものを全て指す。
ディスクと限界ゲージは、ディスク又は限界ゲージの一
方が前記ディスクの径方向へ移動可能な状態であっても
よく、又はディスク及び限界ゲージの両方が径方向へ移
動可能な状態であってもよい。
また、この検査方法を実施するためのディスク内径検査
装置は、ディスクをそのディスクの径方向に移動可能に
保持するディスク保持部と、テーパを有する限界ゲージ
の軸方向駆動部と、ディスク位置検出部とを有すること
を特徴とする。
このディスク内径検査装置において、前記構成に加えて
、ディスク内径の検査データに応じて駆動される不良デ
ィスク排除部を有する構成とすることができる。
[作用] 限界ゲージがディスクの穴に挿入されるとき、限界ゲー
ジのテーパがディスクの穴と接触しながら、ディスク及
び限界ゲージの少なくとも一方が前記ディスクの径方向
へ移動し、限界ゲージの中心線とディスクの穴の中心線
とが一致するセンタリングが自動的に行われる。そして
、ディスクに所定荷重がかかった状態で限界ゲージを更
にディスクの穴内に挿入すると、ディスクの穴が所定寸
法に形成された良品ディスクの場合には限界ゲージが穴
を通過することができる。しかし、穴が所定寸法より小
さい不良のディスクの場合、限界ゲージがディスクの穴
を通過することができず、限界ゲージがディスクを上に
押し上げる。ディスク位置検出部がこの変位を検出する
と、その信号に基づいて不良ディスク排除部を駆動させ
て当該不良ディスクを系外に排除する。
[実施例] 第1図〜第5図を参照して本発明に係るディスク内径検
査装置の実施例を説明する。
このディスク内径検査装置は、ディスクとしてのディス
ク基板1をそのディスク基板lの径方向に移動可能に保
持するディスク保持部2と、テーパ3Aを有する限界ゲ
ージ3の軸方向駆動部4と、ディスク位置検出部5と、
ディスク内径の検査データに応じて駆動される不良ディ
スク排除部6とを有する。
本実施例において使用する限界ゲージ3は、第3図に示
すように、両端側が次第に径が小さくなっているテーパ
3Aと中間の円筒部3Bとを有するものである。なお、
この限界ゲージ3は、測定精度を向上させるために、材
質として5US440Cを使用し、熱処理により、例え
ばロックウェルCスケール硬度でHIC”60とした後
、研磨処理を施しである。
前記ディスク保持部2は、ディスク基板1を外周に沿う
て保持する4個のホルダー7と、これらのホルダー7を
所定の高さに保持し、装置本体31に固設された支持部
材8と、このディスク基板1の上方側にはディスク基板
1の穴IAの周囲を所定荷重で押し付ける荷重セットリ
ング10とを有する。
第3図に示すように、ホルダー7の側面部分7Aには外
方に例えば10度のテーパ7Bを形成しておく。このテ
ーパ7Bのガイド作用により、ディスク基板1をディス
ク保持部2にセツティングする際、ディスク基板1のセ
ンターずれを±1゜5鴫の範囲で修正することができる
。この際、テーパ7Aの底部の直径は、ディスク基板1
の外径より3w程度大きく形成されており、ディスク基
板1の水平方向の移動が可能とされている。
一方、荷重セットリング10の上部には、コイルスプリ
ング11を介して荷重を掛けるためのマイクロメータ1
2を設け、この荷重セットリング10によって、穴IA
への限界ゲージ3挿入時のディスク基板1を押さえ付け
る。このマイクロメータ12は、後述するヘッドブロッ
ク21に固、定され、20〜1000gの範囲で荷重の
制御が可能となっている。なお、コイルスプリング11
とマイクロメータ12のスピンドル12Aとの間には、
ばね受け12Bを取付けて、両者11.12を回動可能
に連結する。
荷重セットリング10は、コイルスプリング11が設け
られたガイドブツシュ13内に嵌入自在の構成となって
おり、これらの荷重セットリング10とコイルスプリン
グ11との間には適当な間隔の隙間29を設けておく。
この隙間29があることにより、荷重セットリング10
がディスク基板lと接触した後、限界ゲージ3を上昇さ
せてディスク基Fi1の穴IAと限界ゲージ3との隙間
がなくなるまで、ディスク基板1には荷重セットリング
10の軽い自重(約20g)のみが加わることになる。
従って、この間において、ディスク基板1は、限界ゲー
ジ3の軸方向への上昇に伴って、限界ゲージ3のテーパ
3Aの作用により径方向に移動するため、限界ゲージ3
の中心線とディスク基板10穴IAの中心線とが自動的
に一敗する。
前記マイクロメータ12は、ヘッドブロック21の上に
固定されている。そして、このヘッドブロック21は、
スイングアーム17によって支持され、このスイングア
ーム17は、装置本体31に取付けられたロッド22を
介してロータリー式エアシリンダー23によって回転可
能に構成されている。このエアシリンダー23は、エア
回路に設けられるスピードコントローラ等により連続的
に変速可能となっている。このコンド22自体も装置本
体31内に配置された図示しないシリンダによって、上
下動可能となっている。なお、このヘッドブロック21
には、マイクロメータ締付用スリット21Aとアーム締
付用スリット21Bが形成されている。
限界ゲージ3が上部に取付けられた前記軸方向駆動部4
は、限界ゲージ3を軸方向に上下動させる軸9と、装置
本体31内に配置された駆動源としてのエアシリンダ(
図示せず)とを備え、エアシリンダのスピードコントロ
ーラ等により軸9の移動速度は、連続的に調整可能とな
っている。なお、この限界ゲージ3自体もディスク基板
1の径方向への移動が可能なように、軸9の限界ゲージ
保持部分に任意の横方向へのスライド機構を設けてもよ
い。
前記ディスク位置検出部5は、ディスク基板1の下方に
2台のセンサー14を、例えば180度対向する位置に
設置することにより構成する。これらのセンサー14は
、発光素子として赤外線LEDを使用し、斜め入反射方
式を採用して、透明度の高いディスク基板であっても安
定な検出能力が得られるようにする。このディスク位置
検出部5は、後述するホストコンピュータ20と接続さ
れて、不良ディスク基板1を系外に排除するための信号
を出力する。
前記不良ディスク排除部6は、第1図、第2図及び第4
図に示すように、装置本体31に設けられ、駆動軸29
によってディスク基板1を下から持ち上げる持ち上げ架
台15と、ヘッドブロック21の下に一体に固設された
吸着ブロック16と、スイングアーム17と、このスイ
ングアーム17を上下動させるロッド22と、このスイ
ングアーム17を回転させるロータリ式エアシリンダ2
3と、ロッド22の上部に設けられた真空エジェクタ2
5とを備えている。この吸着ブロック16は、上部ブロ
ック16Aと下部ブロック16Bより成り、ナツト24
で固定されている。また、ブロンク16内には、真空エ
ジェクタ25と管28を介して連通している真空連通孔
26が形成され、下部ブロック16Bの下面には2本の
同心円状のゴム製シールリング27が取付けられている
前記持ち上げ架台15は、不良ディスク基板1を持ち上
げることにより、限界ゲージ3から抜き取ると共に、不
良ディスク基板1を上方の吸着ブロック16に押し当て
て真空エジェクタ25による真空引き操作に連係させる
本検出装置における軸方向駆動部4と不良ディスク排除
部6のソレノイドパルプ(装置本体31内に配置され、
図示せず)やディスク位置検出部5のセンサー14は、
第5図に示すように、パラレルI10 (P 10)1
8を介して端末装置19及びホストコンピュータ20と
接続されることにより、これらの部分の駆動が制御され
る。そして、ホストコンビエータ20からの信号に基づ
き、軸方向駆動部4を駆動させると共に、ディスク位置
検出部5のセンサー14で検出した信号に基づいて不良
ディスク排除部6を駆動させて不良のディスク基板1を
系外に排除する。
本装置には、図示しないディスク供給・搬出装置を付設
し、上記内径検査操作と連係して、ディスク基板1を自
動的にディスク保持部2のホルダー7に供給し、また良
品のディスク基板1を系外に搬出する。なお、このよう
に未検査のディスク基板1の供給と良品のディスク1の
系外への除去は不良ディスク排除部6とは別の機構で行
ってもよく、又は不良ディスク排除部6によって不良デ
ィスク基板1の排除のみならず、ディスク基板lの供給
と良品の系外への搬出も同時に行うようにしてもよい、
また、ディスク基板1の供給と搬出は、手で行うことも
できる。
次に、上記構成に係るディスク内径検査装置を使用した
ディスク内径検査方法を説明する。
先ず、図示しないディスク基板1の自動供給・搬出装置
でディスク保持部2のホルダー7にディスク基板1をセ
ツティングする。この時、ディスク保持部2のホルダー
7には、テーパ7Bが形成されているので、このテーパ
2Bによってディス・り基板lがガイドされてディスク
基牟反lはホルダー7の略中央に位置決めされる。
次に、ホストコンピュータ20の信号に応シて軸方向駆
動部4を駆動させることにより、荷重セットリング10
が下降するようにロッド22を駆動させて、荷重セット
リング10をディスク基板1に接触させ、−旦停止させ
る。この際、コイルスプリング11はセットリング10
にはまだ接触しないようにする。
次に、限界ゲージ3が上昇するように、軸9を上昇駆動
させる。先ず限界ゲージ3のテーパ3Aがディスク基板
1の穴IA内に挿入されるが、ディスク基板1の穴IA
の中心線と限界ゲージ3の中心線とが一致していない場
合、限界ゲージ3のテーパ3Aは、穴IAに部分的に接
触しながら上昇する。この際、荷重セットリング10と
コイルスプリング11との間には隙間29が設けられて
いるため、両者10.11が接触するまでの間、荷重セ
ットリング10がディスク基板1に接触していても、荷
重セットリング10の軽い自重(約20g)のみが加わ
っているため、限界ゲージ3の上昇と共に、テーパ3A
の作用によってディスク基板1が径方向に移動する結果
、ディスク基板lの穴IAの中心線と限界ゲージ3の中
心線とが一致する自動センタリングが得られる。
次に、限界ゲージ3の円筒部3Bがディスク基板10穴
IAを通過しようとする時点で、荷重セットリング10
が更に所定距離下降するようにロッド22を駆動させる
。これにより、荷重セットリング10とコイルスプリン
グ11との隙間29がなくなり、ディスク基板1の穴I
Aの周囲に荷重が直接掛かるようになる。この結果、デ
ィスク基板1が所定荷重で押さえ付けられるため、ディ
スク基板1の位置がずれることなく、安定にディスク基
板1の変位を検出することが可能になる。
限界ゲージ3がディスク基板1の穴IAを通り抜けて、
ディスク基板1が良品であることを判定した後、限界ゲ
ージ3が下がり、また荷重セットリング10は上昇して
それぞれ元の位置に復帰する。この後、図示しないディ
スク供給・搬出装置で検査法のディスク基板1を自動的
に搬出すると共に、次のディスク基板1をディスク保持
部2に供給して内径検査を上記と同様に連続して行う。
しかし、検査対象のディスク基板1が不良、即ち穴IA
が規定寸法より小さくて限界ゲージ3の円筒部3Bが穴
IAを通り抜けられない場合、限界ゲージ3がディスク
基板1を上方に押し上げる。
このディスク基板1の位置が所定位置より上に変位した
ことをディスク位置検出部5のセンサ14が検出すると
、変換された電気信号がPIOlBを介してホストコン
ピュータ20に送られ、ここで不良ディスク排除部6を
駆動させるための所要の信号を出力する。
一方、不良ディスク排除部6においては、ホストコンピ
ュータ20から送られた信号に応じて持ち上げ架台15
を上昇駆動させてディスク基板1を限界ゲージ3から抜
いて吸着ブロック16に押し当て、同時に真空エジェク
タ25に350maHgの真空を発生させ、管28と真
空連通孔26を介してディスク基板lを真空吸着する。
吸着ブロック16にディスク基板Xを吸着保持させなが
ら、スイングアーム17を回転させて不良のディスク基
板1を系外に排除する。
この後、スイングアーム17を所定位置に復帰させ、図
示しないディスク供給・搬出装置によってホルダー7に
セツティングされた次のディスク基板1の内径検査を連
続的に行う。
本実施例によれば、ディスク保持部2のホルダー7の側
面部マAにテーパ7Bを形成したので、ディスク基板1
をセツティングする際、このテーパ2Bによってディス
ク基板1がガイドされ、ディスク基板1をホルダー7の
略中央に位置決めすることができる。
また、荷重セットリング10とコイルスプリング11と
の間には隙間29を設けて、センタリングが得られるま
で、ディスク基板1には荷重スプリング10の軽い自重
のみが掛かるようにしであるので、限界ゲージ3の上昇
に伴って、限界ゲージ3のテーパ3Aがディスク基板1
の穴IAに接触しながら、ディスク基板1が径方向に移
動することができ、限界ゲージ3の中心線とディスク基
板1の中心線とが一致するセンタリングが自動的に行わ
れる。
また、限界ゲージ3とディスク基板1とのセンタリング
が得られた後、コイルスプリング11を介してマイクロ
メータ12により荷重セットリング10及びその下のデ
ィスク基板lに所定荷重が加わるようにしているので、
ディスク基板1がずれることなく、安定に内径検査を行
うことができる。
また、ディスク位置検出部5のセンサー14には、赤外
線LEDを斜め入反射方式として設けであるので、透明
度の高いディスク基板1であっても安定な検出能力が得
られる。しかも、センサー14を2台対向する位置に設
置しであるので、ディスク基板lの変位を確実に検出す
ることができる。
また、本検出装置における軸方向駆動部4、ディスク位
置検出部5及び不良ディスク排除部6等は、コンピュー
タ20によって制御されているため、ディスク基板1の
内径検査と、得られた信号に基づく不良ディスク基板1
の排除等を自動化でき、連続生産ラインへの組み込みを
図ることが可能になる。
更に、本検出装置の機構が簡便であるため、設備費等が
安価に済むという効果も得られる。
l1班 この測定実験において、使用するディスク基板(外径1
30m、穴径15閤)の測定精度は、次の条件によって
決定される。即ち、限界ゲージ自体の寸法精度及び限界
ゲージの中心とディスク基板の穴の中心とのセンタリン
グ精度による。
(1)限界ゲージの精度 機械加工上、限界ゲージの寸法公差をOにすることは、
極めて困難であり、ある程度の許容公差を設ける必要が
ある。従って、限界ゲージの寸法公差として、この測定
で使用したディスク基板の内径寸法、機械加工精度から
、最大2μmを設け、またこの限界ゲージの検定方法と
して、検定ゲージ(リング)による検定とした。その測
定結果を下記の表1に示す。
表  1 (2)センタリング精度 この測定において、ディスク保持部の寸法公差(130
,5〜130.6鵡)内でのセンターずれに対しては、
自動センタリングが可能である。
上記内径検査装置を使用して、同一の良品ディスク及び
不良品ディスク基板(意図的に作製したもの)による連
続試験を実施した。測定時間は、1枚当たり10秒であ
った。なお、荷重セットリングのセット荷重は、40g
とした。その結果を下記の表1に示す。
表  2 この実験結果によれば、良品について検査ミスが発生し
た(0.13%)が、現状の基板寸法が殆ど15.03
 m以上で推移している点、検査ミスが検査ラインの保
護という点において安全側である点を考慮すれば、実用
上問題がないと考えられる。また、この測定において、
限界ゲージとディスク基板との擦れによる発塵物は観察
されなかった。
なお、上記実施例においては、センタリングとその後の
内径検査でヘッドブロックが2段階に動くようにしたが
、ヘッドブロックの下降速度と限界ゲージの上昇速度を
調整することにより、ヘッドブロックを連続的に下降さ
せて内径検査を行うこともできる。即ち、ヘッドブロッ
クを連続的に下降させても、コイルスプリン、グが荷重
セントスプリングに接触するまでの間に、センタリング
が行なわれるように速度調整を行えばよい。
また、上記実施例においては、駆動源としてエアシリン
ダーを使用したが、その他モータでも良く、これによれ
ば速度調整が容易である。
また、ディスク基板の変位検出は、光センサー以外でも
、例えばマイクロスイッチを使用して行うこともできる
更に、ホルダーの形状及び設ける筒数等も任意である。
[発明の効果] 本発明に係るディスク内径検査方法及びその装置によれ
ば、ディスクの内径検査を簡便かつ高速で、しかも自動
化により連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係るディスク内径検査装置の正面図、
第2図は本検査装置の要部断面図、第3図はディスク保
持部の模式的断面図、第4図は不良ディスク排除部の模
式的断面図、第S図は本内径検査装置の制御機構のブロ
ック図であるゆ1・・・ディスクとしてのディスク基板
、2・・・ディスク保持部、3・・・限界ゲージ、4・
・・軸方向駆動部、5・・・ディスク位置検出部、6・
・・不良ディスク排除部、7・・・ホルダー、9・・・
軸方向駆動部の軸、10・・・荷重セットリング、11
・・・コイルスプリング、12・・・マイクロメータ、
14・・・センサー 15・・・持ち上げ架台、16・
・・吸着リング、17・・・スイングアーム、25・・
・真空エジェクタ、31・・・装置本体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディスク及び限界ゲージの少なくとも一方が前記
    ディスクの径方向へ移動可能な状態で、所定荷重で保持
    されたディスクの穴にテーパを有する限界ゲージを挿入
    し、挿入時の前記ディスクの変位を検出してディスクの
    内径を検査することを特徴とするディスク内径検査方法
  2. (2)ディスクをそのディスクの径方向に移動可能に保
    持するディスク保持部と、テーパを有する限界ゲージの
    軸方向駆動部と、ディスク位置検出部とを有することを
    特徴とするディスク内径検査装置。
  3. (3)第2請求項記載のディスク内径検査装置において
    、ディスク内径の検査データに応じて駆動される不良デ
    ィスク排除部を有することを特徴とするディスク内径検
    査装置。
JP3550889A 1989-02-15 1989-02-15 ディスク内径検査方法及びその装置 Expired - Fee Related JPH0658201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3550889A JPH0658201B2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 ディスク内径検査方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3550889A JPH0658201B2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 ディスク内径検査方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02213701A true JPH02213701A (ja) 1990-08-24
JPH0658201B2 JPH0658201B2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=12443704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3550889A Expired - Fee Related JPH0658201B2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 ディスク内径検査方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0658201B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649926U (ja) * 1991-08-13 1994-07-08 株式会社加藤スプリング製作所 光ディスクのハブ穴径測定装置
KR100461385B1 (ko) * 2002-06-28 2004-12-13 현대자동차주식회사 구멍 위치 측정장치
JP2008171532A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Hoya Corp 円板状基板の内径測定装置、内径測定方法、円板状基板の製造方法および磁気ディスク製造方法
JP2008241450A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Showa Denko Kk 中心部に円状の開口部を有する円盤状基板の開口径を検査する方法及び装置
JP2008309590A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Mitsubishi Electric Corp ノズル検査装置およびノズル検査方法
CN108731576A (zh) * 2018-07-27 2018-11-02 浙江黎明发动机零部件有限公司 信号脉冲盘的模拟安装综合检具
CN113203335A (zh) * 2021-04-22 2021-08-03 安徽工程大学 一种汽车大灯连接件的检具

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649926U (ja) * 1991-08-13 1994-07-08 株式会社加藤スプリング製作所 光ディスクのハブ穴径測定装置
KR100461385B1 (ko) * 2002-06-28 2004-12-13 현대자동차주식회사 구멍 위치 측정장치
JP2008171532A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Hoya Corp 円板状基板の内径測定装置、内径測定方法、円板状基板の製造方法および磁気ディスク製造方法
JP2008241450A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Showa Denko Kk 中心部に円状の開口部を有する円盤状基板の開口径を検査する方法及び装置
JP2008309590A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Mitsubishi Electric Corp ノズル検査装置およびノズル検査方法
CN108731576A (zh) * 2018-07-27 2018-11-02 浙江黎明发动机零部件有限公司 信号脉冲盘的模拟安装综合检具
CN113203335A (zh) * 2021-04-22 2021-08-03 安徽工程大学 一种汽车大灯连接件的检具
CN113203335B (zh) * 2021-04-22 2023-07-25 安徽工程大学 一种汽车大灯连接件的检具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0658201B2 (ja) 1994-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN210741291U (zh) 一种轴类零件径向圆跳动检测装置
JP3344727B2 (ja) 特に錠剤または丸剤などの試験品に対して硬度試験を行なうためのプロセスおよび装置
JPH01121701A (ja) 対象物の測定装置
CN112729418B (zh) 一种高精密检测设备
JPH02213701A (ja) ディスク内径検査方法及びその装置
CN216297165U (zh) 一种弹簧自动检测机
JP7465199B2 (ja) 実装装置
JP2000292313A (ja) 眼鏡用レンズの保持方法、保持装置及びそれを用いた検査方法、検査装置
CN107238359B (zh) 一种小型航空发动机曲轴圆跳动、圆度检测系统
JPH0322922B2 (ja)
US6067857A (en) Braking element processing system
CN110440662B (zh) 一种圆筒状汽车零件的自动检测装置
CN112082502B (zh) 绝缘子非接触式三维尺寸检测系统
CN210051285U (zh) 一种凸缘防尘罩的平面度快速检具
JPH0749369Y2 (ja) 光ディスクのハブ穴径測定装置
CN113145490A (zh) 一种钟形壳全自动测量机
JP2542638B2 (ja) 缶の首部寸法検査装置
JP2003004592A (ja) 転がり軸受の回転精度測定装置
JP2526916B2 (ja) 空缶の側板部高さ検査装置
CN219842370U (zh) 一种大型滚子表面缺陷检测装置
CN217179526U (zh) 圆柱顶针挂台检测装置
KR102365876B1 (ko) 브레이크 디스크 어셈블리 검사장치
CN220829166U (zh) 一种电机铁芯装配检测机构
CN112648927B (zh) 柱形回转体壁厚检测方法
JPS614911A (ja) 核燃料ペレツトの寸法測定方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees