JP2000292313A - 眼鏡用レンズの保持方法、保持装置及びそれを用いた検査方法、検査装置 - Google Patents

眼鏡用レンズの保持方法、保持装置及びそれを用いた検査方法、検査装置

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JP2000292313A
JP2000292313A JP11097632A JP9763299A JP2000292313A JP 2000292313 A JP2000292313 A JP 2000292313A JP 11097632 A JP11097632 A JP 11097632A JP 9763299 A JP9763299 A JP 9763299A JP 2000292313 A JP2000292313 A JP 2000292313A
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lens
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外周が部分的にカットされた異形レンズは、機
械的にハンドリングする手段がないため、搬送、検査、
マーキング、包装などを行うには、作業者の手に頼らざ
るを得なかった。 【解決手段】異形レンズが保持でき、直交する2つのθ
軸をもつチャッキング装置を考案した。このチャッキン
グ装置を、度数、乱視軸、プリズム及び中心厚の測定を
行う検査装置に組み込むことで、眼鏡用レンズの任意の
測定ポイントを測定機器受け台に倣わせた後、測定する
ことが可能となる。これにより検査工程が自動化でき、
省人化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡用レンズの保
持方法、保持装置、またその手段を用いて度数、乱視
軸、プリズム及び中心厚の測定を行う眼鏡用レンズの検
査方法、検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、眼鏡用レンズを保持して搬送、検
査、マーキング及び包装などを行う時、眼鏡用レンズの
外周部を3つ爪求心チャックや4つ爪平行チャックを用
いて保持するのが一般的である。
【0003】従来の保持機構をもちいた眼鏡用レンズの
度数、乱視軸、プリズム及び中心厚の測定を行う検査装
置は、特開平10−73513号公報で開示されている
とおり、円形の眼鏡用レンズのみが検査対象である。プ
リセットステーションにある3ツ爪求心チャックで眼鏡
用レンズの概位置決めを行った後、チャッキング装置で
眼鏡用レンズ外周部をチャッキングする。チャッキング
装置は位置決めステーションまで眼鏡用レンズを搬送
し、位置決めステーションで画像処理装置を用いて測定
基準点を検出し位置補正を行う。次に、中心厚測定ステ
ーションで中心厚の測定を行う。その後、チャッキング
装置は姿勢制御ステーションで眼鏡用レンズの姿勢制御
を行い、測定ステーションの測定位置まで眼鏡用レンズ
を搬送し、度数、乱視軸及びプリズムの少なくともいず
れかの測定を行う。従来のチャッキング装置は、図7に
示すとおり、円形の眼鏡用レンズ70の外周側面を、先
端に滑り止め部品が取り付けられたチャック71でつか
み、チャック71は水平基準線方向72のみに回転軸を
有する。チャック71は同期して動くチャックハンド7
3a,73bに取り付けてあり、ブレーキ板74と連動
して回転する。ブレーキ板74は、回転止め用シリンダ
75を作動させて姿勢制御した位置を保持するものであ
る。
【0004】また、測定機器受け台は市販のレンズメー
ターのノーズピースを使用しており、測定時眼鏡用レン
ズがノーズピースにならったものとして計測を行ってい
る。
【0005】さらに、従来の眼鏡用レンズの姿勢制御は
図8で示す方法が提供されている。これは、先端が水平
に並列された少なくとも2つの姿勢検出端子77a,7
7bのいずれにも眼鏡用レンズ70の測定部の面が接触
するように、回転止め用シリンダ75を引っ込めた状態
で眼鏡用レンズ70を旋回させることで測定部の面が水
平になるように姿勢を決め、回転止め用シリンダ75を
押し出しブレーキ板74をロックすることでその状態を
保ち測定機器まで搬送し検査を行うものである。測定ポ
イントが複数ある場合、都度姿勢検出端子77を有する
姿勢制御ユニットで測定部の水平出しを行なった後、測
定機器まで搬送し各測定項目について測定を行ってい
る。
【0006】また、外周が部分的にカットされた円形で
ない眼鏡用レンズ(以下、異形レンズと示す)の検査は
自動化されておらず、検査作業者が設計時に定められて
いる眼鏡用レンズの度数、乱視軸及びプリズムの測定位
置を決める測定基準点をマーキングする。そして、検査
作業者が眼鏡用レンズの測定位置をレンズメーターの受
け台にのせて姿勢を決定し、そのままの状態または手や
治具で保持を行い、レンズメーターに表示される測定値
に基づき良否の判別を行っている。中心厚の検査は、検
査作業者が眼鏡用レンズの凸面側を下にした状態で保持
し、測定点にダイヤルゲージの測定端子を垂直にあて、
ダイヤルゲージに表示される測定値に基づき良否の判別
を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の眼鏡用レンズ
は、眼鏡フレームに枠入れする前の形状は円形のものが
ほとんどであった。しかし、近年眼鏡用レンズの薄形化
が進み、眼鏡フレームデータと処方から最も薄い中心厚
が得られるように眼鏡用レンズの研磨加工を行うため異
形レンズの生産量が増加傾向にある。しかし、従来の自
動で眼鏡用レンズの度数、乱視軸、プリズム及び中心厚
を測定する検査装置は、図7に示すとおり、眼鏡用レン
ズの外周側面をチャッキングするため、円形でないとチ
ャッキングできず、検査装置で検査できる眼鏡用レンズ
形状に制限があった。そのため、異形レンズの検査は手
作業で行う必要があり、ハンドリングのしにくさから熟
練を要した。また、眼鏡用レンズの形状により検査する
装置が違うため、検査工程が煩雑化していた。さらに、
コバ厚の薄い眼鏡用レンズはチャックの先端と点接触に
なるため、保持力が弱く接触部で滑りによる位置ズレや
眼鏡用レンズの落下などの不具合があった。滑りを抑え
る為にチャック力を強くすると、ナイフエッジの眼鏡用
レンズは、欠けやクラックが発生し不良となっていた。
【0008】また、処方により垂直基準線方向76以外
にプリズムの入った眼鏡用レンズは、図7に示す水平基
準線方向72にしか回転軸を持たないチャッキング装置
では、垂直基準線方向76に回転軸を持たないので眼鏡
用レンズの測定面側の測定ポイントが測定機器の受け台
に倣うようにセットすることができず、測定機器受け台
に対して片当たりした状態となっていた。この状態では
計測値にバラツキが生じ正確な測定結果が得られない。
【0009】また、従来の検査装置で眼鏡用レンズの度
数、乱視軸及びプリズムの自動測定を行う時、測定位置
まで眼鏡用レンズが搬送されると同時に測定が開始され
る。つまり、確実に測定機器の受け台に倣ったか確認せ
ずに測定が行なわれる。よって、受け台への片当たりが
原因で測定値が異常となった場合、眼鏡用レンズ自体の
加工不良と誤判定されていた。
【0010】さらに、図8に示される先端が水平に並列
された少なくとも2つの姿勢検出端子77を有する姿勢
制御ステーションで、眼鏡用レンズの測定部の面がいず
れの姿勢検出端子にも接触するように旋回させる姿勢制
御を行う場合、測定ポイントが増えるごとに姿勢制御を
行う必要があり、その都度姿勢制御ステーションと測定
ステーションの間をチャッキング装置が行き来する。し
たがって、複数の測定ポイントをもつ眼鏡用レンズの検
査は姿勢制御に要する時間が長くなり、時間当たりの処
理能力を低下させてしまう。また、姿勢検出端子77に
高速で眼鏡用レンズを当てると、姿勢検出端子77との
接触部にキズやクラックが入り不良となる危険性がある
ため高速姿勢制御には不向きである。さらに装置構成が
複雑になることで、装置のイニシャルコストが高くメン
テナンス性が低下するという問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためのものであり、眼鏡用レンズの保持方法は、眼
鏡用レンズを概位置決めする工程と、眼鏡用レンズの測
定基準点を検出する工程と、眼鏡用レンズの対物側また
は眼球側の面を保持する工程とからなることを特徴とす
る。
【0012】また、請求項1記載の眼鏡用レンズの保持
方法において、直交する2軸の回転機構により眼鏡用レ
ンズの姿勢制御を行うことを特徴とする。
【0013】また、請求項2記載の眼鏡用レンズの保持
方法により眼鏡用レンズを保持し、眼鏡用レンズの中心
厚の測定、または測定機器受け台に眼鏡用レンズを倣わ
せて度数、乱視軸及びプリズムの少なくともいずれかの
測定を行うことを特徴とする。
【0014】また、請求項3記載の眼鏡用レンズの検査
方法において、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受け
台に倣うように測定機器受け台を吸引することを特徴と
する。
【0015】また、請求項4記載の眼鏡用レンズの検査
方法において、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受け
台に倣ったことを検出した後に測定を行うことを特徴と
する。
【0016】また、請求項2記載の眼鏡用レンズの保持
方法で眼鏡用レンズを保持し、予め求めておいた水平方
向及び鉛直方向の移動量に基づき、眼鏡用レンズの第1
の測定ポイントから第2以降の測定ポイントまで水平方
向及び鉛直方向に移動させることで、測定機器受け台に
対し眼鏡用レンズの測定面が倣うように姿勢制御を行う
ことを特徴とする。
【0017】また、眼鏡用レンズの保持装置において、
眼鏡用レンズの概位置決めする手段と、眼鏡用レンズの
測定基準点を検出する手段と、眼鏡用レンズの対物側ま
たは眼球側の面を保持する手段を備えていることを特徴
とする。
【0018】また、請求項7記載の眼鏡用レンズの保持
装置において、直交する2軸の回転機構により眼鏡用レ
ンズの姿勢制御を行うことを特徴とする。
【0019】また、請求項8記載の眼鏡用レンズの保持
装置により眼鏡用レンズを保持し、眼鏡用レンズの中心
厚の測定、または測定機器受け台に眼鏡用レンズを倣わ
せて度数、乱視軸及びプリズムの少なくともいずれかの
測定を行うことを特徴とする。
【0020】また、請求項9記載の眼鏡用レンズの検査
装置において、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受け
台に倣うように測定機器受け台を吸引する手段を備えて
いることを特徴とする。
【0021】また、請求項10記載の眼鏡用レンズの検
査装置において、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受
け台に倣ったことを検出する検出機器を備えたことを特
徴とする。
【0022】また、請求項8記載の眼鏡用レンズの保持
装置により眼鏡用レンズを保持し、予め求めておいた水
平方向及び鉛直方向の移動量に基づき、眼鏡用レンズの
第1の測定ポイントから第2以降の測定ポイントまで水
平方向及び鉛直方向に移動させることで、測定機器受け
台に対し眼鏡用レンズの測定面が倣うように姿勢制御を
行うことを特徴とする。
【0023】本発明は前記課題解決のため、眼鏡用レン
ズの眼球側または対物側の面を少なくとも1個以上の吸
着パットにより吸着保持することで、外周が円形の眼鏡
用レンズは当然のことながら異形レンズでも保持できる
チャッキング装置を考案した。このチャッキング装置を
用いれば、異形レンズを含むあらゆる形状の眼鏡用レン
ズの保持が可能となるため、眼鏡用レンズの度数、乱視
軸、プリズム及び中心厚の検査装置、眼鏡用レンズへの
マーキング装置、眼鏡用レンズの梱包装置、眼鏡用レン
ズの搬送装置などに活用できる。
【0024】本チャッキング装置を前記検査装置に活用
すれば、異形レンズを含むあらゆる形状の眼鏡用レンズ
の度数、乱視軸、プリズム及び中心厚の検査が自動化で
き、生産性向上と工数削減に寄与する。さらに、従来手
作業検査と自動検査が混在していた工程を一本化するこ
とで、スペース効率の向上、工程管理の簡素化が実現で
きる。特に、異形レンズの検査は、手作業で検査する場
合でも外周部を基準にできないのでレンズメーターの受
け台にセットし難いことから、測定結果にバラツキが生
じやすく熟練を要する作業である。しかし、異形レンズ
であっても画像処理装置を用いて測定測定基準点を検出
することができるので、高精度の位置決めが可能とな
り、測定精度も向上、安定化する。また、眼鏡用レンズ
の眼球側または対物側を吸着保持することで、外周がナ
イフエッジであってもハンドリングの際の滑りによる位
置ズレやチャック部でのカケやクラックが発生すること
はない。
【0025】また、あらゆる形状の眼鏡用レンズ測定側
の面が測定機器の受け台に対して確実に倣うことができ
るように、水平基準線方向および垂直基準線方向にそれ
ぞれ独立して旋回できるチャッキング装置を装備させ
た。チャッキング装置に直交する2つのθ軸を備えるこ
とで、眼鏡用レンズの任意の測定位置において、測定機
器受け台に対して眼鏡用レンズの測定側の面を倣わせる
ことができ、片当たりすることがなく高精度の測定が可
能となるという効果が得られる。
【0026】さらに、図5及び図6に示すとおり、測定
機器の受け台をバキュームポンプやエジェクターなどの
真空発生装置54を用いて吸引し、眼鏡用レンズの測定
側の面を吸着することで測定機器の受け台に倣わせるよ
うにする。眼鏡用レンズを吸着することで姿勢制御時の
ふらつきを早期に減衰させ、測定値が安定するまでの時
間を短縮する。これにより、検査装置のサイクルタイム
を大幅に短縮できる。さらに、眼鏡用レンズの測定側の
面が測定機器の受け台に対して倣ったかを、真空回路中
に圧力センサ55を取り付け、眼鏡用レンズが測定機器
受け台に片当たりしている時と倣っている時の圧力差を
検出するようにする。眼鏡用レンズが受け台に倣ったこ
とを検出した後測定を行うため、測定値の信頼性が増
し、姿勢制御異常による測定値の異常を眼鏡用レンズの
不良と誤判定することがなくなるという効果が得られ
る。
【0027】眼鏡用レンズの姿勢制御は、予め求めてお
いた水平方向及び鉛直方向の移動量に基づき、眼鏡用レ
ンズの第1の測定ポイントから第2以降の測定ポイント
まで水平方向及び鉛直方向に移動させることで、測定機
器受け台に対し眼鏡用レンズの測定面を倣わせる。測定
位置が複数ある場合は、その都度予め求めておいた水平
方向及び鉛直方向の移動量に基づき眼鏡用レンズを水平
方向及び鉛直方向に移動させることで姿勢制御を行い、
その後に測定を行う。これにより、別置の姿勢制御ステ
ーションが不要となり姿勢制御に要する処理時間が大幅
に短縮できる。更に装置構成が簡素化できるためイニシ
ャルコストが低く、メンテナンス性が向上するといった
効果が得られる。また、姿勢制御用の検出端子を使わな
いことで、端子接触部のキズの心配も解消される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明するが、本発明は下記の実施
の形態に限定されるものではない。
【0029】図1に本発明のチャッキング装置の概要図
を示す。異形レンズを含む眼鏡用レンズ1は、2個の吸
着パット2で眼鏡用レンズ1の対物側の面を真空吸着保
持される。2個の吸着パット2で眼鏡用レンズ1の対物
側の面を真空吸着保持する事により、外周が円形でなく
てもハンドリングが可能となる。2個の吸着パット2は
眼鏡用レンズ1の光学中心から等間隔離れた位置を吸着
保持する。吸着パット2は、中空の真空経路を持つ吸着
パット固定部品3に取り付けられ、吸着パット固定部品
3は、中空の真空経路をもつθ1軸の軸芯4に取り付け
られる。θ1軸の軸芯4には、配管用継手5及び配管チ
ューブ6を接続する。配管用継手5はθ1軸の回転負荷
を軽減するため、旋回継手を使用するのが望ましい。配
管チューブ6はθ2軸の回転負荷軽減のため、軟質系の
チューブを使うのが望ましい。連動部品7は、2個の吸
着パット2を連動させて回転させるために取り付け、眼
鏡用レンズを吸着しない状態でθ1軸に対して釣り合う
ように重量バランスをとり、眼鏡用レンズ1の度数、乱
視軸、プリズム及び中心厚の各測定ポイントを遮らない
ようにコの字形状をなす。θ2軸回転ハンド8は先端に
θ1軸が取り付けられ、θ2軸の軸芯9の周りを回転す
る。θ2軸に対してチャッキング装置15の重量バラン
スをとることも重要である。θ1軸とθ2軸は直交する
位置関係となる。θ2軸の軸芯9はハンド支持部品10
にベアリングを介して取り付けられている。眼鏡用レン
ズ1の搬送時は、眼鏡用レンズ1が測定機器張り出し部
と干渉するのを防止し、さらに、眼鏡用レンズ1のふら
つきを防止するためシリンダ11及びシリンダ13を押
し出し、θ1軸及びθ2軸をロックする。バネ12及び
バネ14は、偏重心の眼鏡用レンズの測定時に、シリン
ダ11及びシリンダ13を引き込んだ時の重量バランス
の崩れにより、θ1軸及びθ2軸が姿勢制御を行う前に
回転するのを防ぐために取り付ける。バネ12及びバネ
14は、姿勢制御の妨げにならない程度のバネ定数小さ
いの物を使用する。
【0030】前記チャッキング装置15を組み込んだ度
数、乱視軸、プリズム及び中心厚の測定を行う検査装置
について工程ごと記述する。
【0031】概位置決め 次工程では、眼鏡用レンズの測定基準点を画像処理装置
で検出する。次工程に行く前に眼鏡用レンズの大まかな
位置出しを行うことで、画像処理するエリアを絞り込む
のを目的に概位置決めを行う。画像処理するエリアが絞
り込まれることで、画像処理に要する時間が短縮でき、
装置の処理能力向上につながる。図2に、眼鏡用レンズ
の概位置決めユニットの概要図を示す。本装置は異形レ
ンズも対象とするため、7ツ爪求心チャックを用いる。
円周方向を7分割した位置に回転軸20をもうけ、各回
転軸にレバー21を取り付け、その先端に位置決めピン
22がついている。回転軸20は、概位置決め台23に
ベアリングを介して取り付いている。さらに、回転軸2
0の下方にはプーリーが取り付き、タイミングベルトを
介してチャック開閉用駆動機器とつながっている。した
がって、位置決めピン22はチャック開閉用駆動機器を
作動させることで同期して動く構成となり、眼鏡用レン
ズ1を求心する。異形レンズは外周の一部がカットされ
ているが、円形の部分も残っているので、7ツ爪チャッ
クで求心すれば少なくとも3本の位置決めピンが異形レ
ンズの残った円形部に当たり求心できる。異形レンズで
カットされずに残る部分は対向する方向なので、位置決
めピンの本数を奇数本にすることで3本の位置決めピン
が円形部に当たる確率が高まる。なお、概位置決めは、
前記チャックを用いる方法でなく、眼鏡用レンズの外径
に対応する段差付の皿を用いても良い。
【0032】測定基準点検出 概位置決めされた眼鏡用レンズ1は、測定基準点検出ユ
ニットまで搬送される。図3に測定基準点検出ユニット
の概要図を示す。測定基準点検出ユニットは、概位置決
め台23の下方に光源30を置き、上方にCCDカメラ
31を配置する。眼鏡用レンズ1の測定基準点32には
マーキングが施され、そのマーキングをCCDカメラ3
1で取り込み、画像処理を行う。概位置決め台23は、
光源30からの光が透過するように、台の中央に穴が開
いている。測定基準点検出ユニットでは、画像処理装置
で2つの測定基準点32の中点である光学中心34と概
位置決めチャック中心33とのX、Y方向のズレ量Δ
X、ΔY及び回転方向のズレ量Δθを計算し、回転方向
のズレ量Δθのみ補正をかける。その後、チャッキング
装置15のチャック中心が、測定基準点検出ユニットの
概位置決めチャック中心33に来るまでチャッキング装
置15を移動し、X、Y方向のズレ量ΔX、ΔYだけさ
らに移動し、眼鏡用レンズ1の受取位置を補正する。こ
の状態でチャッキング装置15の吸着パット2が眼鏡用
レンズ1を吸着保持する。
【0033】中心厚測定 チャッキング装置15は、位置補正された状態で眼鏡用
レンズ1を吸着保持し、中心厚測定ユニットまで移動す
る。図4に中心厚測定ユニットの概要図及び測定機器ま
での移動の様子を示す。中心厚測定ユニットは、チャッ
キング装置の上下にそれぞれリニアゲージ40,41を
が配置されている。チャッキング装置15が中心厚測定
ユニットまで移動したら、下方リニアゲージ40が上昇
し、同時に上方リニアゲージ41が下降する。リニアゲ
ージ40,41の移動スピードは、リニアゲージ先端の
接触子で眼鏡用レンズ1をキズ付けることがないよう極
力遅くする。上下のリニアゲージの測定結果から、眼鏡
用レンズ1の中心厚を算出し、良否判定を行う。中心厚
測定が終了したら、上方リニアゲージ41は上昇し、同
時に下方リニアゲージ40が下降する。チャッキング装
置15は中心厚測定を行った高さをキープしたままで、
オートレンズメーター50まで移動する。
【0034】度数、乱視軸及びプリズムの測定 図5に本発明における幾何学中心部(フィッティングポ
イント部)の姿勢制御の概要図を示す。眼鏡用レンズ1
の姿勢制御を行うときは、図1のシリンダ11及びシリ
ンダ13を引き込み、θ1軸及びθ2軸が姿勢制御の妨
げにならない程度のバネ定数の小さいバネ12及びバネ
14で釣り合った状態で、チャッキング装置15を下降
させる。チャッキング装置15の下降量は、図4で示す
とおり、中心厚測定ユニットの下方リニアゲージ40の
測定値より算出することで、眼鏡用レンズ測定面59を
カップ52に過剰に押しつけたり、浮き上がった状態で
測定することを防止する。眼鏡用レンズ測定面59は、
オートレンズメータ50の受け台51の先端に固定され
た樹脂またはゴム製のカップ52にあたり、カップ52
に倣わせる。チャッキング装置15において、直交する
θ1軸とθ2軸が各々独立して回転ることで、あらゆる
形状の眼鏡用レンズがカップ52に倣うことができる。
この状態で度数、乱視軸、及びプリズムの少なくともい
ずれかの測定を行う。なお、カップ52は眼鏡用レンズ
測定面59と接触する時、接触面をキズつけないために
取り付ける。
【0035】オートレンズメーター50の受け台は市販
のノーズピースでもよいが、カップ52に倣わす姿勢制
御を行う時のハンドのふらつきを早期に減衰させること
で、測定値を早期に安定化させたり、プリズムを持った
眼鏡用レンズの測定面59をカップ52に確実に倣わす
ため、受け台51に継手53を取り付け、バキュームポ
ンプやエジェクタなどの真空発生機器54とホースで接
続し真空吸引する。真空回路の途中に圧力センサ55を
取り付け、眼鏡用レンズ測定面59がカップ52に倣っ
たときの圧力と片当たりしている時の圧力の差を検出
し、カップ52に倣ったか判断する。眼鏡用レンズ1が
ない状態と眼鏡用レンズ測定面59がカップ52に倣っ
た状態の真空回路中の圧力差を検出してチャッキング装
置15の下降を停止させ計測を開始させても良い。受け
台51とオートレンズメーターの投光部57からの真空
のリークを防ぐために、シール材56により気密性を高
める。眼鏡用レンズ測定面59とカップ52の気密性を
高め、眼鏡用レンズ測定面59をカップ52に確実に倣
わせるために受け台51先端部に吸着パット58をつけ
る方法も有効である。プリズムを持った眼鏡用レンズの
フィッティングポイント部及びその近傍の測定において
は、θ1軸及びθ2軸にかかるモーメントが小さくカッ
プ52にならいにくいので、真空吸着力を利用し強制的
に倣わせる方法は特に有効である。
【0036】図6に本発明における幾何学中心部以外
(フィッティングポイント部以外)の姿勢制御の概要図
を示す。フィッティングポイント部で度数、乱視軸、及
びプリズムの少なくともいずれかの測定を行った後、眼
鏡用レンズ1を上方に逃がす。眼鏡用レンズ1が水平移
動高さまで上昇したら、図1に示すシリンダ11及びシ
リンダ13を押し出し、眼鏡用レンズ1を水平状態に戻
す。そして、第2の測定ポイントの上まで予め求めてお
いた移動量に基づき水平移動させる。予め求めておく移
動量は、眼鏡用レンズの処方データ及び眼鏡用レンズの
形状データより求まる。水平移動時は、シリンダ11及
びシリンダ13は押し出されたままで、移動による眼鏡
用レンズのふらつきを抑える。第2の測定ポイント上ま
で水平移動したら再びシリンダ11及びシリンダ13を
引き込み、θ1軸及びθ2軸をフリーな状態にする。次
に、予め求めておいた眼鏡用レンズ1の第1の測定ポイ
ント(フィッティングポイント部)と第2の測定ポイン
トの高低差に前記上昇分を加えた量だけ眼鏡用レンズ1
を下降させることにより、眼鏡用レンズ測定面60をカ
ップ52に倣わせる。この時、受け台51を真空吸引す
るのは、フィッティングポイント部での姿勢制御と同目
的である。この状態で、度数、乱視軸及びプリズムの少
なくともいずれかの測定を行う。第3の測定ポイント以
降は上記の操作を繰り返す。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の眼鏡用レ
ンズの保持方法、装置を用いることで、従来の技術では
できない異形レンズのチャッキングが可能となり、この
チャッキング装置は、眼鏡用レンズの度数、乱視軸、プ
リズム及び中心厚の検査装置、眼鏡用レンズへのマーキ
ング装置、眼鏡用レンズの梱包装置、眼鏡用レンズの搬
送装置に活用できる。また、本チャッキング装置を前記
検査装置に活用すれば、異形レンズ及び垂直基準線以外
の方向にプリズムが処方された眼鏡用レンズの姿勢制御
が可能となる。これにより、あらゆる形状の眼鏡用レン
ズにおける度数、乱視軸、プリズム及び中心厚の検査が
自動化でき、生産性の向上及び工数削減が達成できる。
さらに、検査工数が大幅に削減により、製造コストの低
減につながる。また、測定結果のバラツキ解消による均
質な品質の確保が実現でき、また測定値異常の早期フィ
ードバックによる工程管理システムが構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチャッキング装置の概要図(A:上面
図 B:側面図)
【図2】概位置決めユニットの概要図
【図3】測定基準点検出ユニットの概要図(A:側面図
B:測定基準点のズレの様子を示す図)
【図4】中心厚測定ユニットの概要図及び測定機器まで
の移動の様子を示す図
【図5】幾何学中心部の姿勢制御の概要図
【図6】幾何学中心部以外の姿勢制御の概要図
【図7】従来のチャッキング装置の概要図
【図8】従来の姿勢制御の概要図
【符号の説明】
1・・眼鏡用レンズ 2・・吸着パット 3・・吸着パット固定部品 4・・θ1軸の軸芯 5・・配管用継手 6・・配管チューブ 7・・連動部品 8・・θ2軸回転ハンド 9・・θ2軸の軸芯 10・・ハンド支持部品 11・・シリンダ 12・・バネ 13・・シリンダ 14・・バネ 15・・チャッキング装置 20・・回転軸 21・・レバー 22・・位置決めピン 23・・概位置決め台 30・・光源 31・・CCDカメラ 32・・測定基準点 33・・概位置決めチャック中心 34・・光学中心 40・・リニアゲージ 41・・リニアゲージ 50・・オートレンズメータ 51・・受け台 52・・カップ 53・・継手 54・・真空発生機器 55・・圧力センサ 56・・シール材 57・・オートレンズメータ投光部 58・・吸着パット 59・・眼鏡用レンズ測定面 60・・眼鏡用レンズ測定面 70・・円形の眼鏡用レンズ 71・・チャック 72・・水平基準線方向 73・・チャックハンド 74・・ブレーキ板 75・・回転止め用シリンダ 76・・垂直基準線方向 77・・姿勢検出端子

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼鏡用レンズの保持方法において、眼鏡用
    レンズを概位置決めする工程と、眼鏡用レンズの測定基
    準点を検出する工程と、眼鏡用レンズの対物側または眼
    球側の面を保持する工程とからなることを特徴とする眼
    鏡用レンズの保持方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の眼鏡用レンズの保持方法に
    おいて、直交する2軸の回転機構により眼鏡用レンズの
    姿勢制御を行うことを特徴とする眼鏡用レンズの保持方
    法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の眼鏡用レンズの保持方法に
    より眼鏡用レンズを保持し、眼鏡用レンズの中心厚の測
    定、または測定機器受け台に眼鏡用レンズを倣わせて度
    数、乱視軸及びプリズムの少なくともいずれかの測定を
    行うことを特徴とする眼鏡用レンズの検査方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の眼鏡用レンズの検査方法に
    おいて、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受け台に倣
    うように測定機器受け台を吸引することを特徴とする眼
    鏡用レンズの検査方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の眼鏡用レンズの検査方法に
    おいて、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受け台に倣
    ったことを検出した後に測定を行うことを特徴とする眼
    鏡用レンズの検査方法。
  6. 【請求項6】請求項2記載の眼鏡用レンズの保持方法で
    眼鏡用レンズを保持し、予め求めておいた水平方向及び
    鉛直方向の移動量に基づき、眼鏡用レンズの第1の測定
    ポイントから第2以降の測定ポイントまで水平方向及び
    鉛直方向に移動させることで、測定機器受け台に対し眼
    鏡用レンズの測定面が倣うように姿勢制御を行うことを
    特徴とする眼鏡用レンズの検査方法。
  7. 【請求項7】眼鏡用レンズの保持装置において、眼鏡用
    レンズの概位置決めする手段と、眼鏡用レンズの測定基
    準点を検出する手段と、眼鏡用レンズの対物側または眼
    球側の面を保持する手段を備えていることを特徴とする
    眼鏡用レンズの保持装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の眼鏡用レンズの保持装置に
    おいて、直交する2軸の回転機構により眼鏡用レンズの
    姿勢制御を行うことを特徴とする眼鏡用レンズの保持装
    置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の眼鏡用レンズの保持装置に
    より眼鏡用レンズを保持し、眼鏡用レンズの中心厚の測
    定、または測定機器受け台に眼鏡用レンズを倣わせて度
    数、乱視軸及びプリズムの少なくともいずれかの測定を
    行うことを特徴とする眼鏡用レンズの検査装置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の眼鏡用レンズの検査装置
    において、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受け台に
    倣うように測定機器受け台を吸引する手段を備えている
    ことを特徴とする眼鏡用レンズの検査装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の眼鏡用レンズの検査装
    置において、眼鏡用レンズの測定面が測定機器の受け台
    に倣ったことを検出する検出機器を備えたことを特徴と
    する眼鏡用レンズの検査装置。
  12. 【請求項12】請求項8記載の眼鏡用レンズの保持装置
    により眼鏡用レンズを保持し、予め求めておいた水平方
    向及び鉛直方向の移動量に基づき、眼鏡用レンズの第1
    の測定ポイントから第2以降の測定ポイントまで水平方
    向及び鉛直方向に移動させることで、測定機器受け台に
    対し眼鏡用レンズの測定面が倣うように姿勢制御を行う
    ことを特徴とする眼鏡用レンズの検査装置。
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