JPH1120907A - 保管設備 - Google Patents
保管設備Info
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- JPH1120907A JPH1120907A JP17506697A JP17506697A JPH1120907A JP H1120907 A JPH1120907 A JP H1120907A JP 17506697 A JP17506697 A JP 17506697A JP 17506697 A JP17506697 A JP 17506697A JP H1120907 A JPH1120907 A JP H1120907A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 区画収納空間側に対する入出庫作業を、常に
円滑かつ正確に行える保管設備を提供する。 【解決手段】 出し入れ装置21の走行と昇降部24の
昇降により、区画収納空間13の棚側支持レール14に
装置側支持レール35を直線状に対向させたのち、棚側
支持レール14に対し装置側支持レール35を接近動さ
せる。この状態で、区画収納空間13に対して短い移動
量で移動させた移載手段40を正作動させて、装置側支
持レール35で支持していた物品支持具1を棚側支持レ
ール14に移して入庫する。また、区画収納空間13に
対して長い移動量で移動させた移載手段40を逆作動さ
せて、棚側支持レール14で支持していた物品支持具1
を装置側支持レール35に移して出庫する。
円滑かつ正確に行える保管設備を提供する。 【解決手段】 出し入れ装置21の走行と昇降部24の
昇降により、区画収納空間13の棚側支持レール14に
装置側支持レール35を直線状に対向させたのち、棚側
支持レール14に対し装置側支持レール35を接近動さ
せる。この状態で、区画収納空間13に対して短い移動
量で移動させた移載手段40を正作動させて、装置側支
持レール35で支持していた物品支持具1を棚側支持レ
ール14に移して入庫する。また、区画収納空間13に
対して長い移動量で移動させた移載手段40を逆作動さ
せて、棚側支持レール14で支持していた物品支持具1
を装置側支持レール35に移して出庫する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば洋服など
の衣料を吊してなる物品支持具を保管したりするのに利
用される保管設備に関するものである。
の衣料を吊してなる物品支持具を保管したりするのに利
用される保管設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の保管としては、たとえ
ば、特開平4−209104号公報に見られるハンガ装
置の搬送保管設備が提供されている。すなわち、この従
来構成において、ハンガバーに多数の衣料などを吊り下
げてなるハンガ装置は、自動倉庫外において搬送装置の
台車により支持搬送され、そして中継装置に対向したス
テーシヨンに停止される。このときハンガバーは、その
長さ方向が一定経路に沿った姿勢にある。この状態で中
継装置のターンテーブルを回転させ、その第3受け渡し
装置を搬送装置の第2受け渡し装置に接続させる。そし
てハンガ装置を第2受け渡し装置から第3受け渡し装置
へと移動させ、以てターンテーブル側に乗り移す。
ば、特開平4−209104号公報に見られるハンガ装
置の搬送保管設備が提供されている。すなわち、この従
来構成において、ハンガバーに多数の衣料などを吊り下
げてなるハンガ装置は、自動倉庫外において搬送装置の
台車により支持搬送され、そして中継装置に対向したス
テーシヨンに停止される。このときハンガバーは、その
長さ方向が一定経路に沿った姿勢にある。この状態で中
継装置のターンテーブルを回転させ、その第3受け渡し
装置を搬送装置の第2受け渡し装置に接続させる。そし
てハンガ装置を第2受け渡し装置から第3受け渡し装置
へと移動させ、以てターンテーブル側に乗り移す。
【0003】次いでターンテーブルを回転させ、ハンガ
バーを一定経路に対して直交状に向き変更させる。この
状態で出し入れ装置を作動させ、ターンテーブルのハン
ガ装置を出し入れ装置の第1受け渡し装置で受け取った
のち、棚の目的とする区画収納空間に入れる。以上によ
り入庫作業を終了し、そして出庫作業は逆の動作で行え
る。
バーを一定経路に対して直交状に向き変更させる。この
状態で出し入れ装置を作動させ、ターンテーブルのハン
ガ装置を出し入れ装置の第1受け渡し装置で受け取った
のち、棚の目的とする区画収納空間に入れる。以上によ
り入庫作業を終了し、そして出庫作業は逆の動作で行え
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
方式によると、区画収納空間に設けられたロッド部と、
第1受け渡し装置に設けられたロッド部とを直線状に対
向させたとき、両ロッド部の端面間に隙間が生じ、製
作、組み立て精度により隙間が大きくなったとき、入出
庫のためのハンガ装置の移動が円滑かつ正確に行えない
恐れがある。また、第1受け渡し装置によるハンガ装置
の受け渡しが円滑かつ正確に行えない恐れがある。
方式によると、区画収納空間に設けられたロッド部と、
第1受け渡し装置に設けられたロッド部とを直線状に対
向させたとき、両ロッド部の端面間に隙間が生じ、製
作、組み立て精度により隙間が大きくなったとき、入出
庫のためのハンガ装置の移動が円滑かつ正確に行えない
恐れがある。また、第1受け渡し装置によるハンガ装置
の受け渡しが円滑かつ正確に行えない恐れがある。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、区画収納空間側に対する入出庫作業を、常に円滑か
つ正確に行える保管設備を提供することを目的としたも
のである。
は、区画収納空間側に対する入出庫作業を、常に円滑か
つ正確に行える保管設備を提供することを目的としたも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の保管設備は、複
数の区画収納空間を有する棚と、この棚の前面外方の一
定経路上で走行自在な出し入れ装置とを有し、この出し
入れ装置により、横方向のバーの上部に被ガイド部が設
けられたトロリ式の物品支持具を区画収納空間に入出庫
させる保管設備であって、各区画収納空間には棚側支持
レールが前後方向に設けられ、出し入れ装置の昇降部に
は、棚側支持レールに対して直線状に対向したのち接近
動自在な装置側支持レールと、この対向された両支持レ
ール間で被ガイド部を支持案内させながら物品支持具を
移動させる移載手段とが設けられ、この移載手段は、区
画収納空間に向かって移動自在で、その移動量は、物品
支持具の入庫時に対して出庫時を長くしたことを特徴と
したものである。
ために、本発明のうちで請求項1記載の保管設備は、複
数の区画収納空間を有する棚と、この棚の前面外方の一
定経路上で走行自在な出し入れ装置とを有し、この出し
入れ装置により、横方向のバーの上部に被ガイド部が設
けられたトロリ式の物品支持具を区画収納空間に入出庫
させる保管設備であって、各区画収納空間には棚側支持
レールが前後方向に設けられ、出し入れ装置の昇降部に
は、棚側支持レールに対して直線状に対向したのち接近
動自在な装置側支持レールと、この対向された両支持レ
ール間で被ガイド部を支持案内させながら物品支持具を
移動させる移載手段とが設けられ、この移載手段は、区
画収納空間に向かって移動自在で、その移動量は、物品
支持具の入庫時に対して出庫時を長くしたことを特徴と
したものである。
【0007】したがって請求項1の発明によると、出し
入れ装置の走行と昇降部の昇降とにより、目的とする区
画収納空間の棚側支持レールに装置側支持レールを直線
状に対向させたのち、棚側支持レールに対して装置側支
持レールを接近動させる。この状態で、区画収納空間に
対して短い移動量で移動させた移載手段をたとえば正作
動させることにより、装置側支持レールで支持していた
物品支持具を棚側支持レールに移して入庫し得、また、
区画収納空間に対して長い移動量で移動させた移載手段
を逆作動させることにより、棚側支持レールで支持して
いた物品支持具を装置側支持レールに移して出庫し得
る。
入れ装置の走行と昇降部の昇降とにより、目的とする区
画収納空間の棚側支持レールに装置側支持レールを直線
状に対向させたのち、棚側支持レールに対して装置側支
持レールを接近動させる。この状態で、区画収納空間に
対して短い移動量で移動させた移載手段をたとえば正作
動させることにより、装置側支持レールで支持していた
物品支持具を棚側支持レールに移して入庫し得、また、
区画収納空間に対して長い移動量で移動させた移載手段
を逆作動させることにより、棚側支持レールで支持して
いた物品支持具を装置側支持レールに移して出庫し得
る。
【0008】また本発明の請求項2記載の保管設備は、
上記した請求項1記載の構成において、出し入れ装置の
昇降部には一対の揺れ防止体が設けられ、両揺れ防止体
は、物品支持具側に支持された物品と棚の前面側との間
に突出動されたのち互いに接近動され、そして互いに離
間動されたのち物品と棚の前面側との間から退出動され
ることを特徴としたものである。
上記した請求項1記載の構成において、出し入れ装置の
昇降部には一対の揺れ防止体が設けられ、両揺れ防止体
は、物品支持具側に支持された物品と棚の前面側との間
に突出動されたのち互いに接近動され、そして互いに離
間動されたのち物品と棚の前面側との間から退出動され
ることを特徴としたものである。
【0009】したがって請求項2の発明によると、装置
側支持レールで支持した物品支持具側の物品を両側から
クランプし得、これにより、出し入れ装置の走行動や昇
降部の昇降動を行う際に、物品が風圧などにより大きく
揺れることを阻止し得る。
側支持レールで支持した物品支持具側の物品を両側から
クランプし得、これにより、出し入れ装置の走行動や昇
降部の昇降動を行う際に、物品が風圧などにより大きく
揺れることを阻止し得る。
【0010】そして本発明の請求項3記載の保管設備
は、上記した請求項1または2記載の構成において、両
支持レールは、少なくとも上部に左右一対のローラ支持
面が山形に設けられ、物品支持具の被ガイド部は、傾斜
したローラ支持面に上方から当接される左右一対のロー
ラからなり、棚側支持レールを棚本体側に取り付ける支
持部材は、プレート状材の中間を捻じった形状で、その
下端縁部が棚側支持レールの稜線に沿って固定されると
ともに、上部が棚本体側に固定されていることを特徴と
したものである。
は、上記した請求項1または2記載の構成において、両
支持レールは、少なくとも上部に左右一対のローラ支持
面が山形に設けられ、物品支持具の被ガイド部は、傾斜
したローラ支持面に上方から当接される左右一対のロー
ラからなり、棚側支持レールを棚本体側に取り付ける支
持部材は、プレート状材の中間を捻じった形状で、その
下端縁部が棚側支持レールの稜線に沿って固定されると
ともに、上部が棚本体側に固定されていることを特徴と
したものである。
【0011】したがって請求項3の発明によると、支持
部材は、中間の捻じりにより全方向に補強した形状とな
り、前後方向や右方向の各種力に十分に対向し得る。さ
らに支持部材は、下端縁部を介して棚側支持レールの稜
線に容易に固定し得る。
部材は、中間の捻じりにより全方向に補強した形状とな
り、前後方向や右方向の各種力に十分に対向し得る。さ
らに支持部材は、下端縁部を介して棚側支持レールの稜
線に容易に固定し得る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
衣料の保管に採用した状態として図に基づいて説明す
る。
衣料の保管に採用した状態として図に基づいて説明す
る。
【0013】図1〜図3において、10は自動式の保管
設備で、左右一対の棚11と、この棚11の前面外方で
かつ両棚11間に形成された通路93内の一定経路94
上で走行自在な出し入れ装置21などから構成される。
設備で、左右一対の棚11と、この棚11の前面外方で
かつ両棚11間に形成された通路93内の一定経路94
上で走行自在な出し入れ装置21などから構成される。
【0014】この保管設備10で使用されるトロリ式の
物品支持具1は、図7、図8に示すように、横方向のバ
ー2と、このバー2の両端部分に設けられたトロリ部3
などから構成される。両トロリ部3は、バー2に対し縦
ピン4を介して回動自在に連結されたトロリ本体5と、
このトロリ本体5の上部にローラ軸6を介して遊転自在
に設けられた左右一対のローラ(被ガイド部の一例)7な
どにより構成される。その際にローラ軸6は、内側ほど
上位になるように45度状に傾斜されており、以てロー
ラ7も傾斜姿勢で配置されることになる。
物品支持具1は、図7、図8に示すように、横方向のバ
ー2と、このバー2の両端部分に設けられたトロリ部3
などから構成される。両トロリ部3は、バー2に対し縦
ピン4を介して回動自在に連結されたトロリ本体5と、
このトロリ本体5の上部にローラ軸6を介して遊転自在
に設けられた左右一対のローラ(被ガイド部の一例)7な
どにより構成される。その際にローラ軸6は、内側ほど
上位になるように45度状に傾斜されており、以てロー
ラ7も傾斜姿勢で配置されることになる。
【0015】たとえば前記物品支持具1は、そのバー2
に対して複数のハンガー90が掛けられ、そしてハンガ
ー90には、物品の一例である衣料91が吊るされてい
る。なお物品支持具1は、基本的には単独でも使用可能
であるが、本実施の形態では、二個(複数個)台が連結
された状態で使用される。そのために、前後のトロリ本
体5には、二個の物品支持具1におけるトロリ本体5が
接近したときに互いに連結自在な連結具8が設けられて
いる。
に対して複数のハンガー90が掛けられ、そしてハンガ
ー90には、物品の一例である衣料91が吊るされてい
る。なお物品支持具1は、基本的には単独でも使用可能
であるが、本実施の形態では、二個(複数個)台が連結
された状態で使用される。そのために、前後のトロリ本
体5には、二個の物品支持具1におけるトロリ本体5が
接近したときに互いに連結自在な連結具8が設けられて
いる。
【0016】図1〜図4に示すように、前記棚11に
は、枠組み状の棚本体12によって、上下方向や左右方
向にそれぞれ複数の区画収納空間13が形成されてい
る。そして、各区画収納空間13内の上部でかつ左右方
向の中央部分には、それぞれ棚側支持レール14が前後
方向に設けられている。ここで棚側支持レール14とし
てはL字状レール材が使用され、そのコーナ部を上位と
して配設することで、少なくとも上部に左右一対のロー
ラ支持面15が山形に設けられる。そして物品支持具1
のローラ7が、傾斜したローラ支持面15に上方から当
接されることになる。
は、枠組み状の棚本体12によって、上下方向や左右方
向にそれぞれ複数の区画収納空間13が形成されてい
る。そして、各区画収納空間13内の上部でかつ左右方
向の中央部分には、それぞれ棚側支持レール14が前後
方向に設けられている。ここで棚側支持レール14とし
てはL字状レール材が使用され、そのコーナ部を上位と
して配設することで、少なくとも上部に左右一対のロー
ラ支持面15が山形に設けられる。そして物品支持具1
のローラ7が、傾斜したローラ支持面15に上方から当
接されることになる。
【0017】この棚側支持レール14を棚本体12側に
取り付ける支持部材16が、棚側支持レール14の長さ
方向の二個所(複数箇所)に設けられる。この支持部材1
6は、プレート状材の中間にほぼ90度の捻じり部16
Aを有する形状であって、その下端縁部16Bが前記棚
側支持レール14の稜線に沿って溶接などにより固定さ
れている。そして上部には、90度の折り曲げにより連
結部16Cが形成され、この連結部16Cは、棚本体1
2の一部である断面門形の前後方向材12Aに下方から
嵌め込まれたのち、ボルト・ナット状の連結具17によ
り固定されている。
取り付ける支持部材16が、棚側支持レール14の長さ
方向の二個所(複数箇所)に設けられる。この支持部材1
6は、プレート状材の中間にほぼ90度の捻じり部16
Aを有する形状であって、その下端縁部16Bが前記棚
側支持レール14の稜線に沿って溶接などにより固定さ
れている。そして上部には、90度の折り曲げにより連
結部16Cが形成され、この連結部16Cは、棚本体1
2の一部である断面門形の前後方向材12Aに下方から
嵌め込まれたのち、ボルト・ナット状の連結具17によ
り固定されている。
【0018】なお、棚側支持レール14の前端面には、
被検出体18が設けられている。各棚側支持レール14
は、棚11の前面側が上位でかつ後面側が下位として、
少し傾斜して配設されている。そして、棚側支持レール
14の後端には、ストッパ体19が設けられる。
被検出体18が設けられている。各棚側支持レール14
は、棚11の前面側が上位でかつ後面側が下位として、
少し傾斜して配設されている。そして、棚側支持レール
14の後端には、ストッパ体19が設けられる。
【0019】前記出し入れ装置21は、床側レール95
や天井側レール96に支持案内されて一定経路94上で
走行自在な走行機体22と、この走行機体22のポスト
部23に案内される昇降部24などから構成され、この
昇降部24には、前記棚側支持レール14に対して直線
状で対向自在な装置側支持レール35と、この対向され
た両支持レール14,35間で物品支持具1を移動させ
る移載手段40などが設けられている。
や天井側レール96に支持案内されて一定経路94上で
走行自在な走行機体22と、この走行機体22のポスト
部23に案内される昇降部24などから構成され、この
昇降部24には、前記棚側支持レール14に対して直線
状で対向自在な装置側支持レール35と、この対向され
た両支持レール14,35間で物品支持具1を移動させ
る移載手段40などが設けられている。
【0020】図5〜図8に示すように、前記昇降部24
側に一体状の上部本体25側には、前記装置側支持レー
ル35が、棚側支持レール14に対して直線状に対向し
たのち接近動自在に設けられている。
側に一体状の上部本体25側には、前記装置側支持レー
ル35が、棚側支持レール14に対して直線状に対向し
たのち接近動自在に設けられている。
【0021】すなわち、上部本体25側にはガイド部材
26が設けられ、このガイド部材26に被ガイド部材2
7を介して案内される第1可動部材28が設けられる。
この第1可動部材28からは、それぞれ内側へと伸びる
シャフト29が連結位置を調整自在に設けられ、これら
シャフト29の内端部分は、それぞれ上部本体25側か
らの案内部材30に摺動自在に支持されている。そして
シャフト29の外端部分と案内部材30との間には、シ
ャフト29に外嵌される圧縮コイルばね31が設けら
れ、これら圧縮コイルばね31は、棚側支持レール14
に対して装置側支持レール35を離間動させた状態での
中立維持の役目を行う。
26が設けられ、このガイド部材26に被ガイド部材2
7を介して案内される第1可動部材28が設けられる。
この第1可動部材28からは、それぞれ内側へと伸びる
シャフト29が連結位置を調整自在に設けられ、これら
シャフト29の内端部分は、それぞれ上部本体25側か
らの案内部材30に摺動自在に支持されている。そして
シャフト29の外端部分と案内部材30との間には、シ
ャフト29に外嵌される圧縮コイルばね31が設けら
れ、これら圧縮コイルばね31は、棚側支持レール14
に対して装置側支持レール35を離間動させた状態での
中立維持の役目を行う。
【0022】前記装置側支持レール35としてはL字状
レール材が使用され、そのコーナ部を上位として配設す
ることで、少なくとも上部に左右一対のローラ支持面3
6が山形に設けられる。そして物品支持具1のローラ7
が、傾斜したローラ支持面36に上方から当接されるこ
とになる。前記可動部材28の下端はプレート状であ
り、その下端縁部が前記装置側支持レール35の稜線に
沿って溶接などにより固定されている。なお装置側支持
レール35の端部には、前記被検出体18を検出自在な
検出装置32が設けられている。
レール材が使用され、そのコーナ部を上位として配設す
ることで、少なくとも上部に左右一対のローラ支持面3
6が山形に設けられる。そして物品支持具1のローラ7
が、傾斜したローラ支持面36に上方から当接されるこ
とになる。前記可動部材28の下端はプレート状であ
り、その下端縁部が前記装置側支持レール35の稜線に
沿って溶接などにより固定されている。なお装置側支持
レール35の端部には、前記被検出体18を検出自在な
検出装置32が設けられている。
【0023】前記移載手段40は、棚側支持レール14
に対して装置側支持レール35を直線状に対向させたの
ち接近動させた状態において、両支持レール14,35
間でローラ7を支持案内させながら物品支持具1を移動
させるために設けられている。
に対して装置側支持レール35を直線状に対向させたの
ち接近動させた状態において、両支持レール14,35
間でローラ7を支持案内させながら物品支持具1を移動
させるために設けられている。
【0024】すなわち、装置側支持レール35の一側方
には、上部本体25側にLMガイド41を介して案内さ
れる第2可動部材42が設けられる。この第2可動部材
42の長さ方向(前後方向)の両端には、それぞれ位置調
整自在な軸受43を介して縦方向の回転軸44が設けら
れ、これら回転軸44にはスプロケット45が取り付け
られている。そしてスプロケット45間にはチェーン4
6が巻回され、このチェーン46の長さ方向の複数箇所
には、装置側支持レール35に接近した経路側での移動
中にトロリ本体5に係合自在な突起体47が設けられて
いる。
には、上部本体25側にLMガイド41を介して案内さ
れる第2可動部材42が設けられる。この第2可動部材
42の長さ方向(前後方向)の両端には、それぞれ位置調
整自在な軸受43を介して縦方向の回転軸44が設けら
れ、これら回転軸44にはスプロケット45が取り付け
られている。そしてスプロケット45間にはチェーン4
6が巻回され、このチェーン46の長さ方向の複数箇所
には、装置側支持レール35に接近した経路側での移動
中にトロリ本体5に係合自在な突起体47が設けられて
いる。
【0025】前記第2可動部材42には回転駆動装置4
8が設けられ、この回転駆動装置48は、正逆駆動自在
なモータなどの駆動部49と、この駆動部49からの出
力軸50の回転を一方の回転軸44に伝達させる回転伝
動部51などから構成されている。上記した41〜51
などにより、移載手段40の一例が構成される。
8が設けられ、この回転駆動装置48は、正逆駆動自在
なモータなどの駆動部49と、この駆動部49からの出
力軸50の回転を一方の回転軸44に伝達させる回転伝
動部51などから構成されている。上記した41〜51
などにより、移載手段40の一例が構成される。
【0026】この移載手段40は、区画収納空間13に
向かって移動自在で、その移動量は、物品支持具1の入
庫時に対して、出庫時のほうが長くなるように設定され
ている。すなわち、第2可動部材42における装置側支
持レール35とは反対側の側部には、前後方向のラック
52が設けられている。そして装置本体25側には横行
駆動装置53が設けられ、この横行駆動装置53は、正
逆駆動自在なモータなどの駆動部54と、この駆動部5
4からの出力軸55に取り付けられたピニオン56など
から構成されている。そしてピニオン56が、前記ラッ
ク52に常時噛合されている。
向かって移動自在で、その移動量は、物品支持具1の入
庫時に対して、出庫時のほうが長くなるように設定され
ている。すなわち、第2可動部材42における装置側支
持レール35とは反対側の側部には、前後方向のラック
52が設けられている。そして装置本体25側には横行
駆動装置53が設けられ、この横行駆動装置53は、正
逆駆動自在なモータなどの駆動部54と、この駆動部5
4からの出力軸55に取り付けられたピニオン56など
から構成されている。そしてピニオン56が、前記ラッ
ク52に常時噛合されている。
【0027】前記上部本体25と第2可動部材42との
間には、第2可動部材42の移動を第1可動部材28に
伝えるための連動手段80が設けられる。すなわち、上
部本体25の長さ方向の中間部分には、左右方向ピン8
1を介して扇形歯車82が回動自在に取り付けられ、こ
の扇形歯車82は第1可動部材28に形成されたラック
83に噛合されている。前記扇形歯車82からはピン8
4が側方ヘ突出され、このピン84は、第2可動部材4
2側に形成された凹部85に上方から係合されている。
間には、第2可動部材42の移動を第1可動部材28に
伝えるための連動手段80が設けられる。すなわち、上
部本体25の長さ方向の中間部分には、左右方向ピン8
1を介して扇形歯車82が回動自在に取り付けられ、こ
の扇形歯車82は第1可動部材28に形成されたラック
83に噛合されている。前記扇形歯車82からはピン8
4が側方ヘ突出され、このピン84は、第2可動部材4
2側に形成された凹部85に上方から係合されている。
【0028】前記出し入れ装置21の昇降部24には一
対の揺れ防止体60が設けられ、両揺れ防止体60は、
物品支持具1側に支持された衣料91と棚11の前面側
との間に突出動されたのち互いに接近動され、そして互
いに離間動されたのち衣料91と棚11の前面側との間
から退出動されるように構成されている。
対の揺れ防止体60が設けられ、両揺れ防止体60は、
物品支持具1側に支持された衣料91と棚11の前面側
との間に突出動されたのち互いに接近動され、そして互
いに離間動されたのち衣料91と棚11の前面側との間
から退出動されるように構成されている。
【0029】すなわち図1、図3、図11〜図13に示
すように、前記昇降部24側に一体状の下部本体33側
には、前後方向のねじロッド61が前後一対に配設さ
れ、これらねじロッド61は、軸受62を介して回転自
在に支持されている。両ねじロッド61には、たとえば
ボールねじが、互いに逆方向に形成されている。
すように、前記昇降部24側に一体状の下部本体33側
には、前後方向のねじロッド61が前後一対に配設さ
れ、これらねじロッド61は、軸受62を介して回転自
在に支持されている。両ねじロッド61には、たとえば
ボールねじが、互いに逆方向に形成されている。
【0030】そして、両ねじロッド61を同期して互い
に逆方向に回転させるため、これらねじロッド61の内
端にはそれぞれ受動傘歯車63が取り付けられ、また下
部本体33側には、正逆駆動自在なモータなどの駆動装
置64が設けられるとともに、この駆動装置64からの
出力軸65には、両受動傘歯車63に常時噛合された駆
動傘歯車66が取り付けられている。
に逆方向に回転させるため、これらねじロッド61の内
端にはそれぞれ受動傘歯車63が取り付けられ、また下
部本体33側には、正逆駆動自在なモータなどの駆動装
置64が設けられるとともに、この駆動装置64からの
出力軸65には、両受動傘歯車63に常時噛合された駆
動傘歯車66が取り付けられている。
【0031】両ねじロッド61に、それぞれボールを介
して螺合される一対の可動筒体67が設けられ、これら
可動筒体67から連設された曲げロッド状のアーム68
に、板状の前記揺れ防止体60が取り付けられている。
して螺合される一対の可動筒体67が設けられ、これら
可動筒体67から連設された曲げロッド状のアーム68
に、板状の前記揺れ防止体60が取り付けられている。
【0032】前記可動筒体67と下部本体33側との間
には、両可動筒体67を互いに接近離間動させたり、両
可動筒体67を正逆回転させたりするための、カムガイ
ド手段70が設けられる。すなわち、両可動筒体67に
はカムローラ(ピン状突起体でもよい。)71が取り付
けられ、そして下部本体33側にはカム板72が取り付
けられる。これらカム板72には、カムローラ71が嵌
合されるカム溝73が形成されている。ここでカム板7
2は、カムローラ71のカム溝73に対する嵌合が常に
確実かつ円滑に行われるように、ねじロッド61の軸心
を中心とした円弧板に形成されている。
には、両可動筒体67を互いに接近離間動させたり、両
可動筒体67を正逆回転させたりするための、カムガイ
ド手段70が設けられる。すなわち、両可動筒体67に
はカムローラ(ピン状突起体でもよい。)71が取り付
けられ、そして下部本体33側にはカム板72が取り付
けられる。これらカム板72には、カムローラ71が嵌
合されるカム溝73が形成されている。ここでカム板7
2は、カムローラ71のカム溝73に対する嵌合が常に
確実かつ円滑に行われるように、ねじロッド61の軸心
を中心とした円弧板に形成されている。
【0033】前記カム溝73は、棚11側でかつ衣料9
1側に位置される退出作用部73Aと、この退出作用部
73Aに連続し棚11から離れるとともに衣料91側と
は反対側に伸びる回転作用部73Bと、この回転作用部
73Bに連続して棚11から直線状に離れる接近離間作
用部73Cとにより形成されている。
1側に位置される退出作用部73Aと、この退出作用部
73Aに連続し棚11から離れるとともに衣料91側と
は反対側に伸びる回転作用部73Bと、この回転作用部
73Bに連続して棚11から直線状に離れる接近離間作
用部73Cとにより形成されている。
【0034】図1、図2に示すように、前記棚11の左
右方向における一端部の外方はそれぞれ荷捌き場98に
形成され、この荷捌き場98は、前記出し入れ装置21
のホームポジションともなる。一方の荷捌き場98に
は、前記装置側支持レール35が直線状で対向自在な搬
入部支持レール86が設けられ、この搬入部支持レール
86の部分では、トロリ本体5に係合自在な突起体が設
けられたチェーン形式の搬入側コンベヤ87が配設され
ることで、物品支持具1が強制移動可能とされている。
右方向における一端部の外方はそれぞれ荷捌き場98に
形成され、この荷捌き場98は、前記出し入れ装置21
のホームポジションともなる。一方の荷捌き場98に
は、前記装置側支持レール35が直線状で対向自在な搬
入部支持レール86が設けられ、この搬入部支持レール
86の部分では、トロリ本体5に係合自在な突起体が設
けられたチェーン形式の搬入側コンベヤ87が配設され
ることで、物品支持具1が強制移動可能とされている。
【0035】また他方の荷捌き場98には、前記装置側
支持レール35が直線状で対向自在な搬出部支持レール
88が設けられ、この搬出部支持レール88の部分で
は、トロリ本体5に係合自在な突起体が設けられたチェ
ーン形式の搬出側コンベヤ89が配設されることで、物
品支持具1が強制移動可能とされている。
支持レール35が直線状で対向自在な搬出部支持レール
88が設けられ、この搬出部支持レール88の部分で
は、トロリ本体5に係合自在な突起体が設けられたチェ
ーン形式の搬出側コンベヤ89が配設されることで、物
品支持具1が強制移動可能とされている。
【0036】前記搬入部支持レール86や搬出部支持レ
ール88は、実質的には他の工程、場所との間に亘って
配設されるものであり、そして荷捌き場98において
は、棚側支持レール14に平行状として配設されてい
る。なお、搬入部支持レール86や搬出部支持レール8
8は、棚側支持レール14や装置側支持レール35と同
様の形状のものが使用される。
ール88は、実質的には他の工程、場所との間に亘って
配設されるものであり、そして荷捌き場98において
は、棚側支持レール14に平行状として配設されてい
る。なお、搬入部支持レール86や搬出部支持レール8
8は、棚側支持レール14や装置側支持レール35と同
様の形状のものが使用される。
【0037】以下に、上記した実施の形態における作用
を説明する。まず入庫作業を述べる。バー2にハンガー
90を介して多数の衣料91などを吊り下げてなる物品
支持具1は、そのローラ7を介して搬入部支持レール8
6に支持されており、そして搬入側コンベヤ87による
移動力を、そのトロリ本体5を介して受けて搬送され、
その終端である荷捌き場98に搬入される。このとき物
品支持具1は、そのバー2の長さ方向が一定経路5に対
して直行状の姿勢にある。
を説明する。まず入庫作業を述べる。バー2にハンガー
90を介して多数の衣料91などを吊り下げてなる物品
支持具1は、そのローラ7を介して搬入部支持レール8
6に支持されており、そして搬入側コンベヤ87による
移動力を、そのトロリ本体5を介して受けて搬送され、
その終端である荷捌き場98に搬入される。このとき物
品支持具1は、そのバー2の長さ方向が一定経路5に対
して直行状の姿勢にある。
【0038】この状態で出し入れ装置21を作動させ
る。すなわち、走行機体22の走行動と、昇降部24の
昇降動とにより、図2の実線に示すように、装置側支持
レール35を搬入部支持レール86に直線状に対向さ
せ、かつ接続させる。そして移載手段40を作動させ
て、搬入部支持レール86上の物品支持具1を装置側支
持レール35上に移す。
る。すなわち、走行機体22の走行動と、昇降部24の
昇降動とにより、図2の実線に示すように、装置側支持
レール35を搬入部支持レール86に直線状に対向さ
せ、かつ接続させる。そして移載手段40を作動させ
て、搬入部支持レール86上の物品支持具1を装置側支
持レール35上に移す。
【0039】なお、装置側支持レール35を搬入部支持
レール86に接続させたり、搬入部支持レール86上の
物品支持具1を装置側支持レール35上に移載させる作
用は、後に具体的に説明するところの、棚11へ物品支
持具1を入庫する作用とは逆の作用であり、また棚11
から物品支持具1を出庫する作用と同様である。
レール86に接続させたり、搬入部支持レール86上の
物品支持具1を装置側支持レール35上に移載させる作
用は、後に具体的に説明するところの、棚11へ物品支
持具1を入庫する作用とは逆の作用であり、また棚11
から物品支持具1を出庫する作用と同様である。
【0040】このように物品支持具1を装置側支持レー
ル35上に移して次の動作に移る際に、装置側支持レー
ル35ならびに移載手段40は、図8に示すように、左
右方向の中立位置にあり、このとき連動手段80のピン
84は凹部85に係合されている。
ル35上に移して次の動作に移る際に、装置側支持レー
ル35ならびに移載手段40は、図8に示すように、左
右方向の中立位置にあり、このとき連動手段80のピン
84は凹部85に係合されている。
【0041】上述したように物品支持具1を装置側支持
レール35上に移したのち、揺れ防止体60が作動され
る。すなわち、物品支持具1を装置側支持レール35上
に移すときに揺れ防止体60は、図3の仮想線や図12
の仮想線に示すように、互いに離間動されたのち退出動
されており、このとき可動筒体67は互いに離間動さ
れ、そしてカムローラ71は、図13の実線に示すよう
に、カム溝73の退出作用部73Aに位置されている。
レール35上に移したのち、揺れ防止体60が作動され
る。すなわち、物品支持具1を装置側支持レール35上
に移すときに揺れ防止体60は、図3の仮想線や図12
の仮想線に示すように、互いに離間動されたのち退出動
されており、このとき可動筒体67は互いに離間動さ
れ、そしてカムローラ71は、図13の実線に示すよう
に、カム溝73の退出作用部73Aに位置されている。
【0042】この状態で駆動装置64をたとえば正回転
駆動させると、駆動傘歯車66と両受動傘歯車63とを
介して両ねじロッド61が互いに逆回転されることにな
る。このとき可動筒体67は、基本的にねじロッド61
と一体回転することが阻止された構成にあるので、両ね
じロッド61の回転に伴って互いに接近移動されること
になる。その際にカムローラ71が、図13の仮想線に
示すように、退出作用部73Aから回転作用部73B、
接近離間作用部73Cへと順に移動されることで、可動
筒体67は、カム溝73に沿って移動されかつ回転され
ることになる。
駆動させると、駆動傘歯車66と両受動傘歯車63とを
介して両ねじロッド61が互いに逆回転されることにな
る。このとき可動筒体67は、基本的にねじロッド61
と一体回転することが阻止された構成にあるので、両ね
じロッド61の回転に伴って互いに接近移動されること
になる。その際にカムローラ71が、図13の仮想線に
示すように、退出作用部73Aから回転作用部73B、
接近離間作用部73Cへと順に移動されることで、可動
筒体67は、カム溝73に沿って移動されかつ回転され
ることになる。
【0043】したがって、図3の実線や図12の実線に
示すように、アーム68を介して可動筒体67に一体化
された両揺れ防止体60は、物品支持具1側に支持され
た衣料91と荷捌き場98の前面側との間に突出動され
たのち互いに接近動されることになり、以て衣料91群
は、図1の実線に示すように、両側からクランプされた
状態になる。
示すように、アーム68を介して可動筒体67に一体化
された両揺れ防止体60は、物品支持具1側に支持され
た衣料91と荷捌き場98の前面側との間に突出動され
たのち互いに接近動されることになり、以て衣料91群
は、図1の実線に示すように、両側からクランプされた
状態になる。
【0044】次いで出し入れ装置21を作動させ、走行
機体22の走行動と昇降部24の昇降動とにより、図2
の仮想線や図8に示すように、目的とする区画収納空間
13の棚側支持レール14に装置側支持レール35を直
線状に対向させる。前述した走行機体22の走行動や昇
降部24の昇降動の際に、両揺れ防止体60により両側
からクランプされている衣料91群は、風圧などにより
大きく揺れることが阻止され、以て棚11などに接触し
たり引っかかったりすることがない。
機体22の走行動と昇降部24の昇降動とにより、図2
の仮想線や図8に示すように、目的とする区画収納空間
13の棚側支持レール14に装置側支持レール35を直
線状に対向させる。前述した走行機体22の走行動や昇
降部24の昇降動の際に、両揺れ防止体60により両側
からクランプされている衣料91群は、風圧などにより
大きく揺れることが阻止され、以て棚11などに接触し
たり引っかかったりすることがない。
【0045】前述したように、棚側支持レール14に装
置側支持レール35を直線状に対向させた状態で、装置
側支持レール35に設けられた検出装置37により、棚
側支持レール14の前端面に設けられた被検出体18の
検出を行い、その検出に基づいて装置側支持レール35
側を調整移動させる。
置側支持レール35を直線状に対向させた状態で、装置
側支持レール35に設けられた検出装置37により、棚
側支持レール14の前端面に設けられた被検出体18の
検出を行い、その検出に基づいて装置側支持レール35
側を調整移動させる。
【0046】すなわち、装置側支持レール35側の調整
移動は、走行機体22の走行や昇降部24の昇降を微小
動(インチング動)させることで行える。これにより、
図10のAに示すように、装置側支持レール35の接続
端を棚側支持レール14の接続端に対して、左右方向に
おいて合致状とし、上下方向において上位として対向さ
せる。
移動は、走行機体22の走行や昇降部24の昇降を微小
動(インチング動)させることで行える。これにより、
図10のAに示すように、装置側支持レール35の接続
端を棚側支持レール14の接続端に対して、左右方向に
おいて合致状とし、上下方向において上位として対向さ
せる。
【0047】この前後において、駆動装置64をたとえ
ば逆回転駆動させることで、図3の仮想線に示すよう
に、揺れ防止体60を互いに離間動させるとともに、衣
料91と棚11の前面側との間から退出動させ、以て衣
料91群はクランプが解放された状態になる。
ば逆回転駆動させることで、図3の仮想線に示すよう
に、揺れ防止体60を互いに離間動させるとともに、衣
料91と棚11の前面側との間から退出動させ、以て衣
料91群はクランプが解放された状態になる。
【0048】次いで、装置側支持レール35の接続端を
棚側支持レール14の接続端に対して接近動させる。す
なわち、横行駆動装置53の駆動部54を作動してピニ
オン56を回転させると、このピニオン56に常時噛合
されているラック52を介してに第2可動部材42が目
的とする区画収納空間13側に移動される。このとき、
第2可動部材42側に形成された凹部85に扇形歯車8
2側のピン84が上方から係合されていることで、第2
可動部材42の移動力が、ピン84を介して扇形歯車8
2の回動となり、ラック83を介して第1可動部材28
が一体状に移動され、かつ圧縮コイルばね31などによ
り中立維持されている装置側支持レール35が一体状に
移動される。これにより、図9のAに示すように、装置
側支持レール35の接続端を棚側支持レール14の接続
端に対して接近動させたのち当接し得る。
棚側支持レール14の接続端に対して接近動させる。す
なわち、横行駆動装置53の駆動部54を作動してピニ
オン56を回転させると、このピニオン56に常時噛合
されているラック52を介してに第2可動部材42が目
的とする区画収納空間13側に移動される。このとき、
第2可動部材42側に形成された凹部85に扇形歯車8
2側のピン84が上方から係合されていることで、第2
可動部材42の移動力が、ピン84を介して扇形歯車8
2の回動となり、ラック83を介して第1可動部材28
が一体状に移動され、かつ圧縮コイルばね31などによ
り中立維持されている装置側支持レール35が一体状に
移動される。これにより、図9のAに示すように、装置
側支持レール35の接続端を棚側支持レール14の接続
端に対して接近動させたのち当接し得る。
【0049】この状態で、第2可動部材42がさらに移
動されると、片側の圧縮コイルばね31が圧縮されなが
ら装置側支持レール35に対して第1可動部材28側が
移動され、その際にラック83に噛合されている扇形歯
車82が左右方向ピン81の回りに回転されて凹部85
からピン84が外れ、以て扇形歯車82の回動が停止さ
れて連動が断たれる。ここからの第2可動部材42のみ
の移動は、移載手段40のスプロケット45が棚側支持
レール14の前端部分に位置されるまで、短い移動量で
行われる。
動されると、片側の圧縮コイルばね31が圧縮されなが
ら装置側支持レール35に対して第1可動部材28側が
移動され、その際にラック83に噛合されている扇形歯
車82が左右方向ピン81の回りに回転されて凹部85
からピン84が外れ、以て扇形歯車82の回動が停止さ
れて連動が断たれる。ここからの第2可動部材42のみ
の移動は、移載手段40のスプロケット45が棚側支持
レール14の前端部分に位置されるまで、短い移動量で
行われる。
【0050】このような移動を終えた状態で、回転駆動
装置48の駆動部49を作動させ、出力軸50、回転伝
動部51などを介して一方のスプロケット45を回転さ
せ、両スプロケット45間に巻回されたチェーン46を
回動させる。これによりチェーン46に設けられた突起
体47群が移動され、トロリ本体5に係合されて後押し
状になることから、物品支持具1に移動力が付与され
る。
装置48の駆動部49を作動させ、出力軸50、回転伝
動部51などを介して一方のスプロケット45を回転さ
せ、両スプロケット45間に巻回されたチェーン46を
回動させる。これによりチェーン46に設けられた突起
体47群が移動され、トロリ本体5に係合されて後押し
状になることから、物品支持具1に移動力が付与され
る。
【0051】すると物品支持具1は、そのローラ7が装
置側支持レール35のローラ支持面36から棚側支持レ
ール14のローラ支持面15へと転動しながら乗り移る
ことになり、以て装置側支持レール35から棚側支持レ
ール14へと移し得る。なお乗り移りは、図9のAや図
10のAに示すように、装置側支持レール35の接続端
が棚側支持レール14の接続端に対して、左右方向にお
いて合致状でかつ上位であることから、引っかかるよう
なことなく円滑かつ確実に行える。
置側支持レール35のローラ支持面36から棚側支持レ
ール14のローラ支持面15へと転動しながら乗り移る
ことになり、以て装置側支持レール35から棚側支持レ
ール14へと移し得る。なお乗り移りは、図9のAや図
10のAに示すように、装置側支持レール35の接続端
が棚側支持レール14の接続端に対して、左右方向にお
いて合致状でかつ上位であることから、引っかかるよう
なことなく円滑かつ確実に行える。
【0052】棚側支持レール14に移された物品支持具
1は、この棚側支持レール14が傾斜して配設されてい
ることで、棚11の後面側に自動的に移動され、ストッ
パ体19に当接して停止される。これにより保管姿勢に
なるが、棚側支持レール14の傾斜により棚11の後面
側に移動付勢されていることで、たとえば、地震などの
揺れが生じたとしても、物品支持具1が棚側支持レール
14の前端側から脱落することは防止し得る。なお、棚
側支持レール14に移された物品支持具1が、ストッパ
体19の当接位置まで移動しなかった場合も同様であ
る。
1は、この棚側支持レール14が傾斜して配設されてい
ることで、棚11の後面側に自動的に移動され、ストッ
パ体19に当接して停止される。これにより保管姿勢に
なるが、棚側支持レール14の傾斜により棚11の後面
側に移動付勢されていることで、たとえば、地震などの
揺れが生じたとしても、物品支持具1が棚側支持レール
14の前端側から脱落することは防止し得る。なお、棚
側支持レール14に移された物品支持具1が、ストッパ
体19の当接位置まで移動しなかった場合も同様であ
る。
【0053】上述のように物品支持具1を棚側支持レー
ル14に移したことを適宜の検出手段により検出して回
転駆動装置48の駆動部49を停止させたのち、横行駆
動装置53の駆動部54を逆作動してピニオン56を逆
回転させると、このピニオン56に常時噛合されている
ラック52を介して第2可動部材42のみが区画収納空
間13から離れる側に移動される。そして図8に示すよ
うに、ピン84が凹部85に係合されることで、扇形歯
車82が左右方向ピン81の回りに逆回転可能(ロック
開放状態)となり、以て片側の圧縮コイルばね31の圧
縮解放力によって、装置側支持レール35が棚側支持レ
ール14に対して離間移動され、最初の状態に戻ること
になる。以上により入庫作業を終える。
ル14に移したことを適宜の検出手段により検出して回
転駆動装置48の駆動部49を停止させたのち、横行駆
動装置53の駆動部54を逆作動してピニオン56を逆
回転させると、このピニオン56に常時噛合されている
ラック52を介して第2可動部材42のみが区画収納空
間13から離れる側に移動される。そして図8に示すよ
うに、ピン84が凹部85に係合されることで、扇形歯
車82が左右方向ピン81の回りに逆回転可能(ロック
開放状態)となり、以て片側の圧縮コイルばね31の圧
縮解放力によって、装置側支持レール35が棚側支持レ
ール14に対して離間移動され、最初の状態に戻ること
になる。以上により入庫作業を終える。
【0054】次に出庫作業を述べる。まず出し入れ装置
21を作動させ、走行機体22の走行動と昇降部24の
昇降動とにより、目的とする区画収納空間13の棚側支
持レール14に装置側支持レール35を直線状に対向さ
せる。このとき、両揺れ防止体60は退出動されてい
る。そして、棚側支持レール14に装置側支持レール3
5を直線状に対向させた状態で、検出装置32の検出に
基づいて装置側支持レール35側を調整移動させる。
21を作動させ、走行機体22の走行動と昇降部24の
昇降動とにより、目的とする区画収納空間13の棚側支
持レール14に装置側支持レール35を直線状に対向さ
せる。このとき、両揺れ防止体60は退出動されてい
る。そして、棚側支持レール14に装置側支持レール3
5を直線状に対向させた状態で、検出装置32の検出に
基づいて装置側支持レール35側を調整移動させる。
【0055】その際に調整移動は、出庫時であることか
ら、図10のBに示すように、装置側支持レール35の
接続端を棚側支持レール14の接続端に対して、左右方
向において合致状とし、上下方向において下位として対
向させるように行われる。
ら、図10のBに示すように、装置側支持レール35の
接続端を棚側支持レール14の接続端に対して、左右方
向において合致状とし、上下方向において下位として対
向させるように行われる。
【0056】次いで、横行駆動装置53を作動して、第
2可動部材42や第1可動部材28を移動させ、図9の
Bに示すように、装置側支持レール35の接続端を棚側
支持レール14の接続端に対して接近動させたのち当接
させる。その後、連動手段80が断たれてからの第2可
動部材42のみの移動は、移載手段40のスプロケット
45が棚側支持レール14の前端部分から少し奥に位置
されるまで、長い移動量で行われる。
2可動部材42や第1可動部材28を移動させ、図9の
Bに示すように、装置側支持レール35の接続端を棚側
支持レール14の接続端に対して接近動させたのち当接
させる。その後、連動手段80が断たれてからの第2可
動部材42のみの移動は、移載手段40のスプロケット
45が棚側支持レール14の前端部分から少し奥に位置
されるまで、長い移動量で行われる。
【0057】このような移動を終えた状態で、回転駆動
装置48を作動させ、チェーン46を介して突起体47
群が前述した入庫時とは逆に移動させることで、突起体
47がトロリ本体5に奥側から係合されて、物品支持具
1に引き出し移動力が付与される。
装置48を作動させ、チェーン46を介して突起体47
群が前述した入庫時とは逆に移動させることで、突起体
47がトロリ本体5に奥側から係合されて、物品支持具
1に引き出し移動力が付与される。
【0058】すると物品支持具1は、そのローラ7が棚
側支持レール14のローラ支持面15から装置側支持レ
ール35のローラ支持面36へと転動しながら乗り移る
ことになり、以て棚側支持レール14から装置側支持レ
ール35へと移し得る。なお乗り移りは、図9のBや図
10のBに示すように、装置側支持レール35の接続端
が棚側支持レール14の接続端に対して、左右方向にお
いて合致状でかつ下位であることから、引っかかるよう
なことなく円滑かつ確実に行える。
側支持レール14のローラ支持面15から装置側支持レ
ール35のローラ支持面36へと転動しながら乗り移る
ことになり、以て棚側支持レール14から装置側支持レ
ール35へと移し得る。なお乗り移りは、図9のBや図
10のBに示すように、装置側支持レール35の接続端
が棚側支持レール14の接続端に対して、左右方向にお
いて合致状でかつ下位であることから、引っかかるよう
なことなく円滑かつ確実に行える。
【0059】上述したように物品支持具1を装置側支持
レール35上に移したのち、揺れ防止体60が、物品支
持具1側に支持された衣料91と棚11の前面側との間
に突出動されたのち互いに接近動されることになり、以
て衣料91群は両側からクランプされた状態になる。
レール35上に移したのち、揺れ防止体60が、物品支
持具1側に支持された衣料91と棚11の前面側との間
に突出動されたのち互いに接近動されることになり、以
て衣料91群は両側からクランプされた状態になる。
【0060】次いで出し入れ装置21を作動させ、走行
機体22の走行動と昇降部24の昇降動とにより、図2
の実線に示すように、荷捌き場98における搬出部支持
レール88に装置側支持レール35を直線状に対向させ
る。そして、揺れ防止体60によるクランプを開放させ
たのち、前述した棚11への入庫時と同様の作用を行う
ことによって、装置側支持レール35上の物品支持具1
を搬出部支持レール88上へ移し得る。以上により出庫
作業を終える。
機体22の走行動と昇降部24の昇降動とにより、図2
の実線に示すように、荷捌き場98における搬出部支持
レール88に装置側支持レール35を直線状に対向させ
る。そして、揺れ防止体60によるクランプを開放させ
たのち、前述した棚11への入庫時と同様の作用を行う
ことによって、装置側支持レール35上の物品支持具1
を搬出部支持レール88上へ移し得る。以上により出庫
作業を終える。
【0061】なお、搬出部支持レール88上の物品支持
具1は、搬出側コンベヤ89による移動力を介して受け
て、荷捌き場98から搬出され、そして他の工程、場所
へと搬送される。
具1は、搬出側コンベヤ89による移動力を介して受け
て、荷捌き場98から搬出され、そして他の工程、場所
へと搬送される。
【0062】図9のAやBに示すように、装置側支持レ
ール35の接続端を棚側支持レール14の接続端に対し
て接近動させたのち当接させた際に、その当接力が支持
部材16に作用されるが、ここで支持部材16は、図4
に示すように、中間の捻じり部16Aにより全方向に補
強された形状であることから、その前後方向の当接力に
十分に対向し得、さらには左右方向の揺れ力などにも十
分に対向し得る。さらに支持部材16は、下端縁部16
Bを介して棚側支持レール14の稜線に容易に固定し得
るとともに、上部の連結部16Cを介して棚11側に容
易に固定し得る。
ール35の接続端を棚側支持レール14の接続端に対し
て接近動させたのち当接させた際に、その当接力が支持
部材16に作用されるが、ここで支持部材16は、図4
に示すように、中間の捻じり部16Aにより全方向に補
強された形状であることから、その前後方向の当接力に
十分に対向し得、さらには左右方向の揺れ力などにも十
分に対向し得る。さらに支持部材16は、下端縁部16
Bを介して棚側支持レール14の稜線に容易に固定し得
るとともに、上部の連結部16Cを介して棚11側に容
易に固定し得る。
【0063】上記した実施の形態では、棚側支持レール
14に装置側支持レール35を接近動させた際に、その
接続端どうしを当接させているが、これは近接させた状
態で物品支持具1を移動させる形式でもよい。
14に装置側支持レール35を接近動させた際に、その
接続端どうしを当接させているが、これは近接させた状
態で物品支持具1を移動させる形式でもよい。
【0064】上記した実施の形態では、装置側支持レー
ル35を移動させるためにラック形式の連動手段80を
介在しているが、この連動手段80としては他の形式で
あってもよく、また連動手段80を省略して、装置側支
持レール35を別個の移動手段により移動させる形式で
あってもよい。
ル35を移動させるためにラック形式の連動手段80を
介在しているが、この連動手段80としては他の形式で
あってもよく、また連動手段80を省略して、装置側支
持レール35を別個の移動手段により移動させる形式で
あってもよい。
【0065】上記した実施の形態では、被ガイド部材と
してローラ7を使用しているが、これは滑り移動させる
など、他の形式であってもよい。上記した実施の形態で
は、揺れ防止体60として、曲げロッド状のアーム68
に取り付けられた板状のものが使用されているが、これ
はアーム68をさらに延長させたアーム状のものなど、
各種形状のものが使用される。
してローラ7を使用しているが、これは滑り移動させる
など、他の形式であってもよい。上記した実施の形態で
は、揺れ防止体60として、曲げロッド状のアーム68
に取り付けられた板状のものが使用されているが、これ
はアーム68をさらに延長させたアーム状のものなど、
各種形状のものが使用される。
【0066】上記した実施の形態では、物品として衣料
91が示されハンガー90を介して物品支持具1に支持
されているが、これは物品収納容器を物品支持具1に支
持させた形式など、他の物品も取り扱えるものである。
91が示されハンガー90を介して物品支持具1に支持
されているが、これは物品収納容器を物品支持具1に支
持させた形式など、他の物品も取り扱えるものである。
【0067】上記した実施の形態では、各支持レール1
4,35,86,88としてL字状レール材が使用され
ているが、これら支持レール14,35,86,88の
一部または全部としてたとえば四角状パイプを使用し、
その一個所のコーナ部を上位として配設して、少なくと
も上部に左右一対のローラ支持面が山形に設けられる形
式であってもよい。
4,35,86,88としてL字状レール材が使用され
ているが、これら支持レール14,35,86,88の
一部または全部としてたとえば四角状パイプを使用し、
その一個所のコーナ部を上位として配設して、少なくと
も上部に左右一対のローラ支持面が山形に設けられる形
式であってもよい。
【0068】
【発明の効果】上記した本発明の請求項1によると、棚
側支持レールに対して装置側支持レールを接近動させた
状態で、区画収納空間に対して短い移動量で移動させた
移載手段をたとえば正作動させることにより、装置側支
持レールで支持していた物品支持具を棚側支持レールに
移して、入庫を常に円滑かつ正確に行うことができ、ま
た、区画収納空間に対して長い移動量で移動させた移載
手段を逆作動させることにより、棚側支持レールで支持
していた物品支持具を装置側支持レールに移して、出庫
を常に円滑かつ正確に行うことができる。
側支持レールに対して装置側支持レールを接近動させた
状態で、区画収納空間に対して短い移動量で移動させた
移載手段をたとえば正作動させることにより、装置側支
持レールで支持していた物品支持具を棚側支持レールに
移して、入庫を常に円滑かつ正確に行うことができ、ま
た、区画収納空間に対して長い移動量で移動させた移載
手段を逆作動させることにより、棚側支持レールで支持
していた物品支持具を装置側支持レールに移して、出庫
を常に円滑かつ正確に行うことができる。
【0069】また上記した本発明の請求項2によると、
装置側支持レールで支持した物品支持具側の物品を両側
からクランプでき、これにより、出し入れ装置の走行動
や昇降部の昇降動を行う際に、物品が風圧などにより大
きく揺れることを阻止できて、物品が棚などに接触した
り引っかかったりすることがない。
装置側支持レールで支持した物品支持具側の物品を両側
からクランプでき、これにより、出し入れ装置の走行動
や昇降部の昇降動を行う際に、物品が風圧などにより大
きく揺れることを阻止できて、物品が棚などに接触した
り引っかかったりすることがない。
【0070】そして上記した本発明の請求項3による
と、支持部材は、中間の捻じりにより全方向に補強した
形状となり、前後方向や右方向の各種力に十分に対向で
きる。さらに支持部材は、下端縁部を介して棚側支持レ
ールの稜線に容易に固定できるとともに、上部を介して
棚側に容易に固定できる。
と、支持部材は、中間の捻じりにより全方向に補強した
形状となり、前後方向や右方向の各種力に十分に対向で
きる。さらに支持部材は、下端縁部を介して棚側支持レ
ールの稜線に容易に固定できるとともに、上部を介して
棚側に容易に固定できる。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、保管設備の
要部の側面図である。
要部の側面図である。
【図2】同保管設備の概略平面図である。
【図3】同保管設備の一部切り欠き正面図である。
【図4】同保管設備における棚要部の一部切り欠き斜視
図である。
図である。
【図5】同保管設備における移載手段部分の一部切り欠
き側面図である。
き側面図である。
【図6】同保管設備における移載手段部分の一部切り欠
き平面図である。
き平面図である。
【図7】同保管設備における移載手段部分の一部切り欠
き正面図である。
き正面図である。
【図8】同保管設備における連動手段部分の一部切り欠
き側面図である。
き側面図である。
【図9】同保管設備における支持レール間の接続状態を
示し、Aは入庫時、Bは出庫時の一部切り欠き側面図で
ある。
示し、Aは入庫時、Bは出庫時の一部切り欠き側面図で
ある。
【図10】同保管設備における支持レール間の接続状態
を示し、Aは入庫時、Bは出庫時の一部切り欠き正面図
である。
を示し、Aは入庫時、Bは出庫時の一部切り欠き正面図
である。
【図11】同保管設備における振れ防止体部分の一部切
り欠き側面図である。
り欠き側面図である。
【図12】同保管設備における振れ防止体部分の縦断正
面図である。
面図である。
【図13】同保管設備におけるカムガイド部分の概略斜
視図である。
視図である。
1 トロリ式の物品支持具 2 バー 3 トロリ部 7 ローラ(被ガイド部) 8 連結具 10 保管設備 11 棚 12 棚本体 13 区画収納空間 14 棚側支持レール 15 ローラ支持面 16 支持部材 16A 捻じり部 16B 下端縁部 18 被検出体 21 出し入れ装置 24 昇降部 25 上部本体 26 ガイド部材 28 第1可動部材 33 下部本体 35 装置側支持レール 36 ローラ支持面 37 検出装置 40 移載手段 42 第2可動部材 46 チェーン 47 突起体 48 回転駆動装置 53 横行駆動装置 60 揺れ防止体 64 駆動装置 70 カムガイド手段 80 連動手段 90 ハンガー 91 衣料(物品) 94 一定経路 98 荷捌き場
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の区画収納空間を有する棚と、この
棚の前面外方の一定経路上で走行自在な出し入れ装置と
を有し、この出し入れ装置により、横方向のバーの上部
に被ガイド部が設けられたトロリ式の物品支持具を区画
収納空間に入出庫させる保管設備であって、各区画収納
空間には棚側支持レールが前後方向に設けられ、出し入
れ装置の昇降部には、棚側支持レールに対して直線状に
対向したのち接近動自在な装置側支持レールと、この対
向された両支持レール間で被ガイド部を支持案内させな
がら物品支持具を移動させる移載手段とが設けられ、こ
の移載手段は、区画収納空間に向かって移動自在で、そ
の移動量は、物品支持具の入庫時に対して出庫時を長く
したことを特徴とする保管設備。 - 【請求項2】 出し入れ装置の昇降部には一対の揺れ防
止体が設けられ、両揺れ防止体は、物品支持具側に支持
された物品と棚の前面側との間に突出動されたのち互い
に接近動され、そして互いに離間動されたのち物品と棚
の前面側との間から退出動されることを特徴とする請求
項1記載の保管設備。 - 【請求項3】 両支持レールは、少なくとも上部に左右
一対のローラ支持面が山形に設けられ、物品支持具の被
ガイド部は、傾斜したローラ支持面に上方から当接され
る左右一対のローラからなり、棚側支持レールを棚本体
側に取り付ける支持部材は、プレート状材の中間を捻じ
った形状で、その下端縁部が棚側支持レールの稜線に沿
って固定されるとともに、上部が棚本体側に固定されて
いることを特徴とする請求項1または2記載の保管設
備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17506697A JPH1120907A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 保管設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17506697A JPH1120907A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 保管設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120907A true JPH1120907A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15989644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17506697A Pending JPH1120907A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 保管設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1120907A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011419A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Daihatsu Motor Co Ltd | 鋳造品搬送システム |
WO2020192954A1 (de) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | Psb Intralogistics Gmbh | Hochregallager für hängewaren |
CN112875113A (zh) * | 2021-01-10 | 2021-06-01 | 艾兰洁智能科技(浙江)有限公司 | 一种智能工服管理系统 |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17506697A patent/JPH1120907A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012011419A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Daihatsu Motor Co Ltd | 鋳造品搬送システム |
WO2020192954A1 (de) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | Psb Intralogistics Gmbh | Hochregallager für hängewaren |
CN112875113A (zh) * | 2021-01-10 | 2021-06-01 | 艾兰洁智能科技(浙江)有限公司 | 一种智能工服管理系统 |
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