JPH11208481A - 上面に円溝を持つキャスター付き台車 - Google Patents
上面に円溝を持つキャスター付き台車Info
- Publication number
- JPH11208481A JPH11208481A JP10052622A JP5262298A JPH11208481A JP H11208481 A JPH11208481 A JP H11208481A JP 10052622 A JP10052622 A JP 10052622A JP 5262298 A JP5262298 A JP 5262298A JP H11208481 A JPH11208481 A JP H11208481A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caster
- dolly
- axle
- radius
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 平板にキャスターを付けた台車を安全に積み
上げる事は困難である。 【解決手段】 キャスター付き台車上面に、キャスター
の車輪が収まり、車輪が若干浮く断面形状(1)で、自
在キャスターの車軸の回転中心を円の中心、車軸の回転
半径を半径とした円溝(2)を4ヶ所設け、台車を積み
上げた時 円溝のどこかの断面に車輪を収めて、さらに
台車の重さにより、車輪は断面上面の3点で固定させ、
乗せた台車が動かないようにした。
上げる事は困難である。 【解決手段】 キャスター付き台車上面に、キャスター
の車輪が収まり、車輪が若干浮く断面形状(1)で、自
在キャスターの車軸の回転中心を円の中心、車軸の回転
半径を半径とした円溝(2)を4ヶ所設け、台車を積み
上げた時 円溝のどこかの断面に車輪を収めて、さらに
台車の重さにより、車輪は断面上面の3点で固定させ、
乗せた台車が動かないようにした。
Description
【発明の詳細な説明】 この発明はキャスター付き台車の上面4ヶ所に円溝を付
け、台車を積み上げた時円溝のどこかの断面に車輪を収
めて、乗った台車を動かなくしたものである。従来 キ
ャスターにはスットパー付きもあり、全部の車輪にスッ
トパーを掛けて積み上げると、スットパーは完全でない
ので、台車の重量や移動時の振動などでスットパーが外
れて、崩れ落ち危険なため、積み上げるような事はしな
い。また積み上げるには、ひもや針金で縛ったりしなけ
ればならず面倒である。溝が入っている台車もあるが、
それは小径の車輪用で長方形であり、自在キャスターで
は、自在キャスターの向きを溝と合わせる必要があり面
倒である。この発明はその欠点を取り除き、簡単に積み
上げられ、しかも安全であるようにしたものである。そ
れを図面について説明すれば、キャスターの車輪が収ま
り、車輪が若干浮く深さを持つ断面形状(1)で、自在
キャスターの車軸(3)の回転中心(4)を円の中心、
車軸の回転半径を半径とした円溝(2)を、自在キャス
ター4ヶの場合にはキャスター取り付け位置を左右対称
にして、車軸の回転中心位置に4ケ設ける。また 固定
キャスター2ヶと自在キャスター2ヶの台車では、固定
キャスターの台車端部からの取り付け位置を、自在キャ
スターの端部からの取り付け位置より、自在キャスター
の車軸の回転半径の長さ分だけ長くするか、短くする。
自在キャスター側の車軸の回転中心位置に円溝を2ヶ設
け、固定キャスター側には 車軸の回転中心位置と固定
キャスターの車輪の中心位置との距離より、自在キャス
ターの車軸の回転半径の長さ分だけ長いか短い、両中心
位置を結んだ延長線上、または線上の位置に円溝を2ヶ
設ける。溝の断面形状はキャスターの車輪半径と車軸の
回転半径と車輪幅によって、決定される。溝の内周径を
10ミリ以上に、ピタゴラスの定理からの計算上の深さ
が5ミリから7ミリになるように溝の内周径を決め、下
記の計算式で深さ、外周径を決める。実施例として 車
輪半径 25ミリ、回転半径 26ミリ、車輪幅 22
ミリのキャスターを取り付けるける場合、溝の内周径を
10ミリにして、計算上の深さ5.8ミリに1.2ミリ
を加え溝の深さを7ミリにした。外周径は43.5ミリ
と計算された。
け、台車を積み上げた時円溝のどこかの断面に車輪を収
めて、乗った台車を動かなくしたものである。従来 キ
ャスターにはスットパー付きもあり、全部の車輪にスッ
トパーを掛けて積み上げると、スットパーは完全でない
ので、台車の重量や移動時の振動などでスットパーが外
れて、崩れ落ち危険なため、積み上げるような事はしな
い。また積み上げるには、ひもや針金で縛ったりしなけ
ればならず面倒である。溝が入っている台車もあるが、
それは小径の車輪用で長方形であり、自在キャスターで
は、自在キャスターの向きを溝と合わせる必要があり面
倒である。この発明はその欠点を取り除き、簡単に積み
上げられ、しかも安全であるようにしたものである。そ
れを図面について説明すれば、キャスターの車輪が収ま
り、車輪が若干浮く深さを持つ断面形状(1)で、自在
キャスターの車軸(3)の回転中心(4)を円の中心、
車軸の回転半径を半径とした円溝(2)を、自在キャス
ター4ヶの場合にはキャスター取り付け位置を左右対称
にして、車軸の回転中心位置に4ケ設ける。また 固定
キャスター2ヶと自在キャスター2ヶの台車では、固定
キャスターの台車端部からの取り付け位置を、自在キャ
スターの端部からの取り付け位置より、自在キャスター
の車軸の回転半径の長さ分だけ長くするか、短くする。
自在キャスター側の車軸の回転中心位置に円溝を2ヶ設
け、固定キャスター側には 車軸の回転中心位置と固定
キャスターの車輪の中心位置との距離より、自在キャス
ターの車軸の回転半径の長さ分だけ長いか短い、両中心
位置を結んだ延長線上、または線上の位置に円溝を2ヶ
設ける。溝の断面形状はキャスターの車輪半径と車軸の
回転半径と車輪幅によって、決定される。溝の内周径を
10ミリ以上に、ピタゴラスの定理からの計算上の深さ
が5ミリから7ミリになるように溝の内周径を決め、下
記の計算式で深さ、外周径を決める。実施例として 車
輪半径 25ミリ、回転半径 26ミリ、車輪幅 22
ミリのキャスターを取り付けるける場合、溝の内周径を
10ミリにして、計算上の深さ5.8ミリに1.2ミリ
を加え溝の深さを7ミリにした。外周径は43.5ミリ
と計算された。
計算上の深さ=車輪半径−SQR((車輪半径の2乗−
(回転半径−内周径)の2乗)) 断面形状深さ=計算上の深さ+1〜2ミリ 外 周 径 =SQR((回転半径*2−内周径)の2
乗+(車輪幅/2)の2乗) いま キャスター取り付け位置が同じ台車を、ほぼ揃え
て積み上げると、キャスターの車輪は4ヶ所とも、自在
キャスターの車軸がどの方向に向いていても、円溝のど
こかの断面に収まると共に、台車の重さにより車輪は円
溝の断面上面の3点で固定される。また 図6のよう
に、車輪が円溝の断面上面の3点で、固定出来る断面形
状であればどのような断面形状でも良い。固定キャスタ
ー2ヶと自在キャスター2ヶの台車でも、車軸方向が全
部同一方向にそろう事はまれで、それぞれの車輪は別々
の方向に動こうとするので、台車の上の台車は安定した
状態になっている。しかもまた 溝を出るには台車が持
ち上がる必要があり、積み込んだ状態では非常に安定し
ている。従って 使用しない台車をまとめて積み上げる
事ができるので、場所を有効に利用できる。また ハン
ドルの付いた台車でも、ハンドルの位置とキャスターの
取り付け位置を考えると利用できる。
(回転半径−内周径)の2乗)) 断面形状深さ=計算上の深さ+1〜2ミリ 外 周 径 =SQR((回転半径*2−内周径)の2
乗+(車輪幅/2)の2乗) いま キャスター取り付け位置が同じ台車を、ほぼ揃え
て積み上げると、キャスターの車輪は4ヶ所とも、自在
キャスターの車軸がどの方向に向いていても、円溝のど
こかの断面に収まると共に、台車の重さにより車輪は円
溝の断面上面の3点で固定される。また 図6のよう
に、車輪が円溝の断面上面の3点で、固定出来る断面形
状であればどのような断面形状でも良い。固定キャスタ
ー2ヶと自在キャスター2ヶの台車でも、車軸方向が全
部同一方向にそろう事はまれで、それぞれの車輪は別々
の方向に動こうとするので、台車の上の台車は安定した
状態になっている。しかもまた 溝を出るには台車が持
ち上がる必要があり、積み込んだ状態では非常に安定し
ている。従って 使用しない台車をまとめて積み上げる
事ができるので、場所を有効に利用できる。また ハン
ドルの付いた台車でも、ハンドルの位置とキャスターの
取り付け位置を考えると利用できる。
【図1】 自在キャスターと断面形状の図
【図2】 円溝に車輪が収まった時の立面図
【図3】 円溝上面に車輪が3点で収まった時の平面図
【図4】 内周径と車軸の回転半径と計算上の深さとの
関係図
関係図
【図5】 内周径と車軸幅と外周径との関係図
【図6】 断面形状の実例
1 断面形状 2 円溝 3 自在キャスターの車
軸 4 車軸の回転中心 5 自在キャスター 6 車
輪 7 支点 8 内周径 9 外周径 10 計算
上の深さ 11 車輪幅 12 見かけ上の外周径 13 車軸の回転半径
軸 4 車軸の回転中心 5 自在キャスター 6 車
輪 7 支点 8 内周径 9 外周径 10 計算
上の深さ 11 車輪幅 12 見かけ上の外周径 13 車軸の回転半径
Claims (1)
- 【請求項1】 上面にキャスターの車輪が収まり、車輪
が若干浮く深さの溝の断面形状(1)で、自在キャスタ
ーの車軸の回転中心を円の中心、車軸の回転半径を半径
とした円溝(2)を持つ台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10052622A JPH11208481A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 上面に円溝を持つキャスター付き台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10052622A JPH11208481A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 上面に円溝を持つキャスター付き台車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208481A true JPH11208481A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12919917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10052622A Pending JPH11208481A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 上面に円溝を持つキャスター付き台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11208481A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145074A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-22 | Sanko Co Ltd | 運搬台車 |
JP2006051861A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Sanko Co Ltd | 運搬台車 |
JP2006051860A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Sanko Co Ltd | 運搬台車 |
JP2018103302A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 川崎重工業株式会社 | 装置の置台 |
US10780906B2 (en) | 2016-01-28 | 2020-09-22 | Chep Technology Pty Limited | Dolly for transporting products |
JP2021079836A (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | ファナック株式会社 | 制御装置 |
-
1998
- 1998-01-27 JP JP10052622A patent/JPH11208481A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002145074A (ja) * | 2000-11-09 | 2002-05-22 | Sanko Co Ltd | 運搬台車 |
JP2006051861A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Sanko Co Ltd | 運搬台車 |
JP2006051860A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Sanko Co Ltd | 運搬台車 |
JP4488832B2 (ja) * | 2004-08-10 | 2010-06-23 | 三甲株式会社 | 運搬台車 |
US10780906B2 (en) | 2016-01-28 | 2020-09-22 | Chep Technology Pty Limited | Dolly for transporting products |
JP2018103302A (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 川崎重工業株式会社 | 装置の置台 |
WO2018123765A1 (ja) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | 川崎重工業株式会社 | 装置の置台 |
CN110099800A (zh) * | 2016-12-26 | 2019-08-06 | 川崎重工业株式会社 | 装置的载台 |
JP2021079836A (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | ファナック株式会社 | 制御装置 |
US11285985B2 (en) | 2019-11-20 | 2022-03-29 | Fanuc Corporation | Control device |
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