JP5364283B2 - 運搬台車 - Google Patents

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本発明は、運搬台車に関するものである。
荷物を載置して運搬する運搬台車として、例えば角パイプを縦横に溶接などにより接合して全体が平面長方形の格子状にフレーム4を形成し、このフレーム4の上に荷物の載置板であるベース1を取付けて台車本体を形成し、その裏面に旋回キャスター2を取付けるとともに、ベース1の端部に手押し棒3を立設したものがあり、手押し棒3を押すことで台車を移動し荷物を運搬する(例えば特許文献1参照)。
この運搬台車の多くは、旋回キャスター2はベース1の裏面の四隅の角部に、それぞれ1輪ずつ、合計4輪が取付けられている。
このように4輪の旋回キャスター2を配置する場合、台車本体の四隅の角部では、手押し棒3を立設するためのコーナー部材5が取付けられ、コーナー部材5すなわち手押し棒3の下部が台車本体の下方に突出する構造になっているため、手押し棒3の下部突出部を避けてこれに接触しないような内側位置に旋回キャスター2が取付けられることになる。
そして、四隅の角部に配置される旋回キャスターは同一の縦列に配置される。
特開2006−51861号公報
また、下記特許文献では、前車輪、後車輪、にそれぞれ2個づつの自在車輪と、前車輪と後車輪との中間に、直進方向に向けて単数または複数個の固定車輪とを備えることを特徴とする手押し車が提案されている。
実開平6−37048号公報
この特許文献2によれば、その前車輪および後車輪、は自在車輪であり、それらの中間にある中央車輪は手押し車の直進方向に向かって固定された固定車輪である。この輪車を後側から直進方向に押して行けば固定車輪により直進し蛇行することなく、直進走行性が抜群によい。また例えば右へ曲がろうとするときは後方からの力が左よりにかかれば固定車輪の回転軸により軽く右側へ曲がることが出来る。また回転するときは回転中心が固定車輪の中央部にあり最も小さく回転することが出来る。よって狭い場所でも容易に運行することが出来るとある。
前記特許文献1では左右両側の旋回キャスター2は、それぞれ一列の縦列に配置されるが、旋回範囲は台車本体の内側にある。
ところで、旋回キャスター2は、可能な限り台車本体の左右外側に配置されているほうが、台車本体に荷物を積載して、窪地、凹凸のある場所など、平坦度が出ていない地面を移動するときに、荷崩れなどを起さずに安定して運搬できる。
しかしながら、前記のように従来の旋回キャスター2は、その全てが支障なく旋回(回転)するように「旋回偏心半径+キャスター半径」の分だけ垂下位置からさらに内側に入った位置に取付けられているため、旋回移動範囲が台車本体の内側に位置し、多少不安定な状態で運搬移動されることになる。
前記特許文献2では、前車輪、後車輪、にそれぞれ2個づつの自在車輪と、前車輪と後車輪との中間に、直進方向に向けて単数または複数個の固定車輪との最低6つの車輪を設けることで、直進走行性を確保しようとするが、四隅の角部に配置される旋回車輪以外の真中の車輪も、前後に配置される四隅の旋回車輪と同一の縦列に配置される。
このように左右両側の車輪がそれぞれ一列の縦列に配置されるものでは、台車自体の旋回範囲が台車本体の内側にあることになり、台車本体に荷物を積載して、窪地、凹凸のある場所など、平坦度が出ていない地面を移動するときに、多少不安定な状態で運搬移動されることになり、荷崩れなどを起こすおそれがある。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消するものとして、6輪のキャスターを台車本体に取付ける場合に、キャスターを可能な限り台車本体の左右両側の外側に配置して接地範囲が台車本体の外側に達するようにし、平坦度のない場所でも安定状態で運搬移動できるようにした運搬台車を提供するものである。
本発明は前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、平面長方形の台車本体の四隅には手押し棒の下部が下方に突出して挿着されるコーナー部材が取付けられ、台車本体の長手方向の左右両側にそれぞれ縦列に3輪ずつ同径のキャスターを軸着した運搬台車において、前記3輪のキャスターのうち真中のキャスターも旋回キャスターであり、これを前後の2輪の旋回キャスターよりも外側に配置させ、その旋回範囲は、台車本体の左右両側から外側に突出させ、縦列に3輪ずつの真中のキャスター以外の前後のキャスターは手押し棒、コーナー部材を避けて回転できるように「旋回偏心半径+キャスター半径」の分だけ垂下部分から台車本体の内側に入った箇所に取付けられ、その旋回範囲は台車本体の外側に突出させないことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、台車本体の左右両側で縦列に並ぶ3輪のキャスターは、一直線上ではなく、真中のキャスターが前後の2輪の旋回キャスターよりも左右両側で外側に配置されるから、左右方向への台車本体の傾斜に対する安定度が向上し、窪地、凹凸のある場所など平坦度のない場所を移動するときの積荷安定度が向上する。
真中のキャスターは左右方向への台車本体の傾斜に対する安定度が向上は期待できるが、旋回キャスターとすれば、より台車自体の旋回に小回りが可能となる。
また、3輪の旋回キャスターのうちの真中の旋回キャスターの旋回範囲は、台車本体の左右両側から外側に突出するから、台車本体が左右に傾こうとしたとき、真中の旋回キャスターが傾斜方向に存在するから傾斜しようとする台車本体を真中の旋回キャスターが確実に支承する。よって、台車本体の安定性を向上できる。
さらに、台車本体の四隅にはコーナー部材が取付けられるが、四隅に配置される旋回キャスターは、従来と同様に「旋回偏心半径+キャスター半径」の分だけ垂下位置からさらに内側に入った位置に取付けられても、真中の旋回キャスターが外側に配置されるから、運搬台車の安定度は確保できる。
以上述べたように本発明の運搬台車は、6輪のキャスターを3輪ずつの左右両側位置で台車本体に取付ける場合に、真中の旋回キャスターを台車本体の左右両側の外側に配置して旋回範囲が台車本体の外側に達するようにしたから、台車本体の左右方向への傾きに対してこれを吸収でき、平坦度のない場所でも安定状態で運搬移動でき、積荷安定度を向上できるものである。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の運搬台車の実施形態を示す底面図、図2は同上平面図、図3は同上要部である角部の底面図、図4は同上正面図で、台車本体は従来と同様、鉄製またはアルミニウム合金製の角パイプを縦横の格子状に溶接により接合したフレーム4と、このフレーム4の上部に接合される鉄製またはアルミニウム合金製の載置板であるベース1とで構成される。
この格子状のフレーム4の下面に、6輪の同径の旋回キャスター2が取付けられるが、配置例は、台車本体の長手方向に対して左右両側にそれぞれ3輪ずつ配置される。旋回キャスター2の取付手段は、フレーム4の下面に6角形状の取付板6をリベットなどで固定し、この取付板6に旋回キャスター2の台座をボルトなどで固定する。
この6輪の旋回キャスター2のうち、台車本体の四隅の角部に配置されるものは、従来と同様、図4に示すように、ここに手押し棒3を挿着するためのコーナー部材5が取付けられることから、手押し棒3、コーナー部材5を避けて回転できるように「旋回偏心半径+キャスター半径」の分だけ垂下部分から台車本体の内側に入った箇所に取付けられる。
本発明は、前記台車本体の四隅の角部に配置される旋回キャスター2以外の旋回キャスター2、すなわち、真中の旋回キャスター2は、前後の角部に配置された旋回キャスター2と一直線上に配置するのではなく、図6にも示すように旋回範囲が台車本体の左右両側から外側に突出するように、前後の旋回キャスター2よりも外側に配置した。
図4に示すように、縦列に3輪ずつの真中のキャスター2以外の前後のキャスター2の旋回範囲は台車本体の外側に突出させないものである。
このように、台車本体の左右位置に配置される3輪の旋回キャスター2のうちの真中の旋回キャスター2の旋回範囲は、台車本体の左右両側から外側に突出するから、台車本体が左右に傾こうとしたとき、真中の旋回キャスター2が傾斜方向に存在するから傾斜しようとする台車本体を真中の旋回キャスター2が確実に支承する。
よって、台車本体の安定性を向上でき、窪地、凹凸のある場所など平坦度のない場所を移動するときの積荷安定度が向上する。
本発明の運搬台車の実施形態を示す底面図である。 本発明の運搬台車の実施形態を示す平面図である。 本発明の運搬台車の実施形態を示す要部である角部の底面図である。 本発明の運搬台車の実施形態を示す要部である角部の正面図である。 本発明の運搬台車の実施形態を示す図1のA−A線断面図である。 本発明の運搬台車の実施形態を示す図1のB−B線断面図である。
1 ベース 2 旋回キャスター
3 手押し棒 4 フレーム
5 コーナー部材 6 取付板

Claims (1)

  1. 平面長方形の台車本体の四隅には手押し棒の下部が下方に突出して挿着されるコーナー部材が取付けられ、台車本体の長手方向の左右両側にそれぞれ縦列に3輪ずつ同径のキャスターを軸着した運搬台車において、前記3輪のキャスターのうち真中のキャスターも旋回キャスターであり、これを前後の2輪の旋回キャスターよりも外側に配置させ、その旋回範囲は、台車本体の左右両側から外側に突出させ、縦列に3輪ずつの真中のキャスター以外の前後のキャスターは手押し棒、コーナー部材を避けて回転できるように「旋回偏心半径+キャスター半径」の分だけ垂下部分から台車本体の内側に入った箇所に取付けられ、その旋回範囲は台車本体の外側に突出させないことを特徴とする運搬台車。
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