JPH08310405A - 運搬台車 - Google Patents

運搬台車

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JPH08310405A
JPH08310405A JP12374895A JP12374895A JPH08310405A JP H08310405 A JPH08310405 A JP H08310405A JP 12374895 A JP12374895 A JP 12374895A JP 12374895 A JP12374895 A JP 12374895A JP H08310405 A JPH08310405 A JP H08310405A
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JP
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plate
hole
base plate
nut
bolt
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JP12374895A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kubota
繁 久保田
Akira Kubota
晃 久保田
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YAMAZAKI GOSEI JUSHI SEIKEI KK
Original Assignee
YAMAZAKI GOSEI JUSHI SEIKEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 錆の発生を抑制し、軽量化を図り、安価に実
現され、故障した構成要素を容易に交換することができ
るようにした運搬台車を提供すること。 【構成】 ポリプロピレン製平板状台板の外周部を鉄製
山形鋼から成る支持枠で囲んで補強し、この台板の乗載
板下方に突出した筒体に形成されている嵌合孔の角形孔
に、6角形である外向きフランジ付きナットを嵌合し、
このナットの外向きフランジを嵌合孔の段差上に係止
し、ボルトがキャスタの金属製取付け板と支持枠の支持
板とを挿通してナットに螺着されることによって、分解
可能に運搬台車が組立てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばスーパーマー
ケットなどにおいて作業者が食品などの荷物を運搬する
ために好適に実施される運搬台車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からのこのような用途に用いられる
運搬台車は、その全体が鉄製であって、防錆のために塗
装が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、荷物などからの水などによって短期間のうちに錆を
生じる。このような錆は、荷物である食品などに悪影響
を及ぼし、また美感が劣り、さらに運搬台車の耐久性が
なくなる結果になる。
【0004】またこの先行技術は、上述のように全体が
鉄製であるので、重く、力の弱い作業者にとっては、負
担を強いることになる。
【0005】本発明の目的は、錆びの発生を抑制し、軽
量、安価であって、しかも故障の発生時に修理が容易で
ある運搬台車を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、合成樹脂製平
板状台板の外周部を金属製支持枠で囲んで台板を補強
し、台板と、支持枠と、回転自在の車輪を有する車輪ア
センブリの金属製取付け板とを、ナットとボルトとの組
合せによって挟持して固定しておくことを特徴とする運
搬台車である。また本発明は、取付け孔を有する金属製
取付け板に車輪が回転自在に設けられる複数の車輪アセ
ンブリと、各車輪アセンブリにそれぞれ対応する位置に
上方に臨む段差を有する嵌合孔が形成される合成樹脂製
平板状台板と、台板の外周部の下部を受ける受け部と、
台板の外周部を囲んで受け部から立設される立上がり部
を有する細長いL字状断面を有する長手材によって枠本
体を構成し、この枠本体の角隅部で枠本体の下部に支持
板が固定され、この支持板に挿通孔が形成される金属製
支持枠と、嵌合孔に嵌合され、前記段差上に係止するナ
ットと、取付け板の前記取付け孔および支持板の前記挿
通孔に挿通されてナットに螺合するボルトとを含むこと
を特徴とする運搬台車である。また本発明は、台板は、
荷物を乗載する乗載板と、乗載板の下方に突出した筒体
であって、この筒体に、円形孔と、円形孔の軸線延長上
に軸線を有し、円形孔よりも小径の角形孔とから成る前
記嵌合孔が形成され、円形孔と角形孔との間に前記段差
が形成される筒体とを有し、前記ナットは、円形孔に嵌
合して段差上に係止するフランジと、角形孔に適合して
軸線まわりの相互の角変位が阻止される外形が角形であ
って、ボルトが螺合するめねじが形成され、前記ボルト
は、取付け孔内径よりも小さい外径を有する頭部を有す
ることを特徴とする。また本発明は、乗載板の下部に、
複数の補強用リブが形成され、支持枠には、リブを受け
る梁の長手方向両端部が枠本体の受け部上に固定されて
いることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明に従えば、たとえば食品などの荷物を乗
載する平板状台板は、たとえばポリプロピレンなどの材
料から成り、したがって軽量であり、その強度を大きく
するために、台板の外周は金属製支持枠で囲んでその台
板が補強される。この台板と支持枠と車輪アセンブリの
金属製取付け板とは、ナットとボルトとの組合せによっ
て相互に挟持されて固定される。したがって、本件運搬
台車が軽量化されるとともに安価に実現される。
【0008】さらに台板、支持枠および車輪アセンブリ
のたとえばいずれか1つが故障を生じても、ナットとボ
ルトとを相互に取外すことによって、これらの三者、す
なわち台板、支持枠および車輪アセンブリとを分解し、
その故障した構成要素だけを取外して交換することがで
きる。これによってメンテナンスが容易になる。
【0009】ナットまたはボルトのいずれか一方は、合
成樹脂製台板にインサート成形などによって埋め込まれ
て固定されるのではなく、本発明に従えば、台板の製造
後に、ナットがその台板の嵌合孔に嵌め込まれ、または
他の実施例では台板にボルトが挿通され、そのボルト頭
が台板の嵌合孔に没入されるなどして、そのナットとボ
ルトとの組合せによって上述のように挟持して組立てら
れるようにしたので、製造が容易である。
【0010】さらに本発明に従えば、台板の嵌合孔には
段差が形成され、この嵌合孔の角形孔にナットを嵌め込
むようにしたので、台板とナットとの相対的な軸線まわ
りの回転が阻止され、ボルトが車輪アセンブリの取付け
孔と支持枠の支持板とを挿通してナットに螺合されると
き、ナットが嵌合孔に係合して当接し、これによって台
板の段差と支持板と取付け板との三者が挟持されて固定
されることになる。
【0011】さらに本発明に従えば、台板の強度を向上
するためにその台板の乗載板の下部に複数の補強用リブ
が形成される。また支持枠には、前記リブを受ける梁が
設けられ、この梁は、枠本体の受け部上に固定される。
梁は、金属製の筒状体であってもよい。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の運搬台車の一部の
縦断面図であり、図2はその運搬台車を下方から見た一
部の斜視図である。この運搬台車は基本的には、ポリプ
ロピレンなどの合成樹脂材料から成る大略的に平板状の
台板1と、この台板の外周部を囲んで補強する鉄などの
金属製支持枠2と、この支持枠2と台板1とにナット3
およびボルト4とによって取外し自在に挟持されて固定
されるキャスタまたは固定輪などの複数(この実施では
4)の車輪アセンブリ5とを含む。
【0013】図3は図1および図2に示される運搬台車
の全体の構成を示す正面図であり、図4はその運搬台車
の側面図である。支持枠2には、大略的にU字状に形成
された金属製フレーム6の基端部が上方に取外し可能に
取付けられる。
【0014】図5は、台板1と支持枠2とを、台板1を
切欠いて示す簡略化した平面図である。支持枠2には、
平行に延る一対の長手材7,8とをそれらの長手材7,
8に垂直な一対の長手材9,10とが、角隅部材11〜
14で溶接され、全体の平面形状が大略的に矩形、たと
えば長方形に形成されており、長手材9,10間には梁
15が固定される。こうして台板1と支持枠2とによっ
て、架台16が形成される。
【0015】図6は、図5の切断面線VI−VIから見
た簡略化した断面図である。長手材18は、L字状断面
を有する細長い山形鋼から成り、台板1の外周部17の
下部を受ける受け部18と、この受け部18の外方端か
ら立設される立上がり部19とを有する。立上がり部1
9は、台板1の外周部17の外方にあって、その外周部
17を囲む。こうして2組の対を成す同一断面形状を有
する長手材7,8;9,10によって枠本体20が構成
される。
【0016】台板1は、たとえば食品などの荷物を乗載
する乗載板21と、その乗載板21の下部に突設される
複数の補強用リブ22,23とを含む。図6の紙面に垂
直方向に延る中央のリブ22aは低く形成され、図6の
紙面に平行に延るリブ23aには凹所24が形成され、
この凹所24に前述の梁15が嵌まり込み、この梁15
の上部に前述のリブ22aの下端部が受けられ、またリ
ブ23aの凹所24の底25が受けられる。梁15は、
たとえば鉄などの金属製であり、中空の筒体に形成され
る。
【0017】他の実施例として図7に示されるように梁
15aは、金属製平板を曲げて塑性変形加工するたとえ
ばロール成形法の手法で曲げ加工された大略的にC字状
に形成された断面形状を有していてもよい。この梁15
aの上部は、台板1のリブ23aの凹所24に形成され
た底25を支持して台板1を補強する。
【0018】図8は支持枠2の平面図であり、図9はそ
の支持枠2の側面図であり、図10は長手材8,10の
角隅部付近の一部の平面図である。長手材10もまた長
手材8と同様に、受け部26と、立上がり部27とを含
む。立上がり部27にわたって大略的にL字状に曲成さ
れた角隅部材13が溶接によって固定される。受け部1
8,26の下面には、矩形、たとえば長方形の支持板2
8が溶接によって固定される。この支持板28では長手
材8,10の端部に沿って切欠かれた切欠き29が形成
されている。この切欠き29には、大略的に小判形の支
持筒30が配置され、この支持筒30は、角隅部材13
と受け部18,26に溶接によって固定される。この支
持筒30には、前述の図3および図4に示されるフレー
ム6の円形断面を有する基端部が離脱可能に嵌め込ま
れ、この支持筒30の底に溶接によって固定された支持
片31によって、受けられて支持される。
【0019】支持板28には、キャスタ5aの固定のた
めのボルト挿通孔33,34,35,36が形成され、
また固定輪5bの取付けのためのボルト挿通孔37,3
8が形成される。固定輪5bの固定のためにはまた、ボ
ルト挿通孔33,36が兼用され、そのために挿通孔3
6は、挿通孔34,35;37,38の配列方向(図1
0の左右方向)に沿って細長く、小判形に形成されてい
る。この実施例ではキャスタ5aが取付けられ、固定輪
は参照符5bで、前述の図3および図4において示され
ている。参照符5a,5bは、総括的に添え字a,bを
省略し、参照符5のみで示すことがある。
【0020】図11は台板1の平面図であり、図12は
台板1の平面図である。台板1は、対称線39に関して
線対称に形成されている。乗載板21の外周部には、リ
ブ23に連なる外周壁40,41が形成され、それらの
外周壁40,41の角隅部には、円弧状の外周壁42が
形成される。この外周壁42は、図10に示される長手
材8,10の受け部18,26によって外周壁40,4
1とともに支持され、この外周壁42は、支持筒30
を、角隅部材13とともに、外囲する。
【0021】外周壁42の近傍には、乗載板21から下
方に突出した筒体43〜45が形成される。これらの筒
体43〜46は、図10に示される挿通孔33〜36に
個別的に対応しており、キャスタ5aの取付けのために
設けられる。固定輪5bに関しては、その固定輪5bの
ために図11の外周壁51付近には部10の挿通孔3
3,37,38,36にそれぞれ対応して筒体47〜5
0がそれぞれ形成される。これらの筒体43〜50は、
リブ22,23に交差するようにして連なり、強度が向
上され、これらの筒体43〜50の構成は同一ないしは
類似している。
【0022】図13は、台板1の筒体13付近の拡大し
た平面図である。図13と前述の図1とを併せて参照し
て、筒体43には、軸線53を中心とする軸直角断面が
円形である円形孔54と、この円形孔54の軸線53の
延長上に軸線55を有しかつ円形孔54よりも小径であ
る角形孔56とが形成されて、嵌合孔57が形成され
る。この円形孔54と角形孔56との間には、段差58
が形成される。角形孔56は、図13に明らかに示され
るように軸直角断面が正6角形である。角形孔56は、
円形孔54よりも小径であり、これによって前述の段差
58が形成される。
【0023】ナット3は、金属製であって、外形が角形
孔56にぴったりと適合する正6角形である筒部59
と、円形孔54に嵌まり込む薄い円板状の外向きフラン
ジ60とから成り、軸線53に沿って貫通しためねじ6
1が刻設される。フランジ60の下面が段差58に当接
した状態において、筒部59の下端は、筒体43に外力
が作用しない自然状態において、参照符62で示す上下
の間隙が存在し、または間隙62は零である。筒体43
は、円形孔54を形成する大径部64と、角形孔56を
形成する小径部65とが、下方にこの順序で連なって形
成されている。小径部65の下端面は、支持板28の上
面に当接する。ナット3は、筒体43の嵌合孔57に取
外し可能に嵌合される。
【0024】車輪アセンブリを構成するキャスタ5a
は、図1に明らかに示されるように、車輪66と、この
車輪66の図1の紙面に垂直な軸線方向の両側方で車輪
66を回転自在に支持する大略的に逆U字状である保持
片67と、車輪66の水平回転軸線から水平方向にずれ
てその車輪66の回転軸線に垂直な鉛直回転軸線を有す
る軸受68と、軸受68を支持するたとえば鉄などから
成る金属製、取付け板69とを含む。取付け板69に
は、前述の挿通孔33に対応した取付け孔70が形成さ
れ、また挿通孔34〜36に対応した取付け孔が形成さ
れる。
【0025】ボルト4は、取付け孔70および挿通孔3
3を挿通して、ナット3のめねじ61に螺合するおねじ
を有する軸部72と、軸部72の端部で取付け板69の
下方に配置される頭部73と、この頭部73よりも半径
方向外方に広がる外向き鍔74を含む。鍔74は省略さ
れて、頭部73が取付け板69の下面に直接に当接する
ように構成されてもよい。こうして段差58と鍔74、
頭部73との間で、筒体43の小径部65と支持板28
と取付け板69とが相互に近接方向に挟持されて、取外
し可能に固定される。
【0026】上述の実施例ではナット3の筒部59は細
長く、したがってその外形が六角形であり、したがって
ナット3は角形孔56内で相互の角変位が阻止され、し
たがってボルト4の頭部73を回転することによって、
固定が容易となる。頭部73は、そのボルト4の軸線に
垂直な断面が正6角形などのスパナ掛合面が形成されて
もよい。
【0027】台板1の下面に連なって筒体43の大径部
64には、補強のためにさらにリブ75が、乗載板21
に連なって形成される。円形孔54の上部には、ポリプ
ロピレン製蓋71が嵌合される。残余の筒体44〜50
などに関しても同様に構成される。
【0028】図14は台板21の一部の平面図であり、
図15は図14の切断面線XV−XVから見た一部の断
面図である。台板1の乗載板21の上面には、滑り止め
のために細長い突条76が形成される。この突条76
は、乗載板21の上面からの高さh(図5参照)、たと
えば0.5mm程度であってもよい。また文字および矢
印などを、領域77に隆起または凹ませて形成するよう
にしてもよい。
【0029】固定輪というのは、キャスタ5aの軸受6
8が省略されて保持片67が取付け板69に固定された
構成を有する。キャスタ5aと固定輪5bとが架台16
(図5参照)の対称線39(図12をも参照)に関して
線対称に配置されていることによって、作業者はわずか
な力で希望する方向に本件運搬台車を方向付けて移動す
ることができる。
【0030】図16は、本発明の他の実施例のポリエチ
レン製蓋82の構成を示す。この蓋82は、円形孔54
に嵌まり込む直円柱状の第1軸部83と、その第1軸部
83に同軸に下方に突出した第2軸部84とを有し、さ
らにその第1軸部83には環状の突起85が形成され
る。突起85の断面は、蓋82の半径方向外方になるに
つれて先細状となる三角形断面を有する。この突起85
が図16に示されるように円形孔54に嵌め込まれると
きに、その突起85が圧入されてつぶされて、蓋82が
円形孔54から抜けることが防がれる。第2軸部84の
下端部は、めねじが刻設されたナット3の筒部59にフ
ランジ60付近で圧入され、このことによってもまた抜
け止めが達成される。この蓋71は、円形孔54から取
り出してナット3などの補修などを行うことができる。
【0031】蓋82は、台板1の乗載板21と同じ合成
樹脂材料とし、かつ同じ色とし、この蓋82の上部は乗
載板21の上部と面一であり、見た感じが同一であっ
て、一体的である。蓋82はプラスチック製ハンマで叩
いて円形孔54に嵌め込むとともに、ナット3のねじ孔
に嵌め込む。第2軸部84の外径は、ナット3の筒部5
9のねじ孔の内径より大きく、その下端部86は下方に
なるにつれて小径に形成されており、これによって第2
軸部84が筒部59のねじ孔に案内されて嵌まり込みや
すくなる。こうして円形孔54内に外部から水が侵入し
にくくなり、したがってナット3およびボルト4が錆び
ることが防がれる。またこのような構成によって、台板
1の乗載板21の下部にナット3をインサート成形する
必要がなく、製造が容易であり、またその製造を自動化
することができ、さらに蓋82を円形孔54から取り外
してナット3を除去すれば、乗載板21を含む台板を、
プラスチック材料としてリサイクルして使用することが
できる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、ポリプロピレンなどの
合成樹脂製平板状台板の外周部を鉄などの金属製支持枠
で囲んで台板を補強し、この台板と支持枠と車輪アセン
ブリの金属製取付け板とを、ナットとボルトとの組合せ
によって挟持して固定するようにしたので、全体の重量
を小さくして軽量化し、したがって力の弱い作業者であ
っても運搬台車を移動することが容易になり、また安価
に実現される。
【0033】さらに本発明によれば、ナットとボルトと
の組合せによって台板と支持枠と車輪アセンブリとを固
定するようにしたので、これら三者を、ナットとボルト
との螺合を外すことによって、故障した構成要素のみを
取外して交換することが容易である。
【0034】さらに本発明によれば、台板の嵌合孔に、
ナットが嵌合され、その嵌合孔の段差上にナットが係止
し、このナットは外形が角形であり、前記嵌合孔の角形
孔に適合し、したがってナットと台板とのナット軸線ま
わりの相互の角変位が阻止され、組立てが容易である。
【0035】さらに本発明によれば、台板の乗載板の下
部に複数の補強用リブを形成し、また支持枠はそのリブ
を受けるたとえば金属製などの梁で支持されるので、軽
量化を図り、かつ強度をさらに向上することができる。
【0036】しかも本発明では、上述のように台板は合
成樹脂製であるので、運搬台車の大部分を占める台板の
発錆のおそれがなく、したがってたとえば食品などを運
搬する用途においても、本発明を好適に実施することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の一部の縦断面図である。
【図2】キャスタ5a付近の下方から見た一部の斜視図
である。
【図3】本件運搬台車の簡略化した正面図である。
【図4】運搬台車の側面図である。
【図5】台板1と支持枠2とから成る架台16の一部を
切欠いて示す平面図である。
【図6】図5の切断面線VI−VIから見た断面図であ
る。
【図7】本発明の他の実施例の梁15aとその付近の断
面図である。
【図8】支持枠2の正面図である。
【図9】支持枠2の側面図である。
【図10】長手材8,10の連結角隅部付近の簡略化し
た平面図である。
【図11】台板1の底面図である。
【図12】台板1の側面図である。
【図13】筒体43の底面図である。
【図14】台板1の簡略化した平面図である。
【図15】図14の切断面線XV−XVから見た一部の
断面図である。
【図16】本発明の他の実施例の蓋82の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 台板 3 ナット 4 ボルト 5 車輪アセンブリ 7〜10 長手材 11〜14 角隅部材 15 梁 18,26 受け部 19,27 立上がり部 20 枠本体 22,23 リブ 24 凹所 28 支持板 30 支持筒 33〜38 挿通孔 40〜42 外周壁 43〜50 筒体 54 円形孔 56 角形孔 58 段差 59 筒部 60 フランジ 69 取付け板 70 取付け孔 72 軸部 73 頭部 74 鍔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製平板状台板の外周部を金属製
    支持枠で囲んで台板を補強し、 台板と、支持枠と、回転自在の車輪を有する車輪アセン
    ブリの金属製取付け板とを、ナットとボルトとの組合せ
    によって挟持して固定しておくことを特徴とする運搬台
    車。
  2. 【請求項2】 取付け孔を有する金属製取付け板に車輪
    が回転自在に設けられる複数の車輪アセンブリと、 各車輪アセンブリにそれぞれ対応する位置に上方に臨む
    段差を有する嵌合孔が形成される合成樹脂製平板状台板
    と、 台板の外周部の下部を受ける受け部と、台板の外周部を
    囲んで受け部から立設される立上がり部を有する細長い
    L字状断面を有する長手材によって枠本体を構成し、こ
    の枠本体の角隅部で枠本体の下部に支持板が固定され、
    この支持板に挿通孔が形成される金属製支持枠と、 嵌合孔に嵌合され、前記段差上に係止するナットと、 取付け板の前記取付け孔および支持板の前記挿通孔に挿
    通されてナットに螺合するボルトとを含むことを特徴と
    する運搬台車。
  3. 【請求項3】 台板は、 荷物を乗載する乗載板と、 乗載板の下方に突出した筒体であって、この筒体に、円
    形孔と、円形孔の軸線延長上に軸線を有し、円形孔より
    も小径の角形孔とから成る前記嵌合孔が形成され、円形
    孔と角形孔との間に前記段差が形成される筒体とを有
    し、 前記ナットは、 円形孔に嵌合して段差上に係止するフランジと、 角形孔に適合して軸線まわりの相互の角変位が阻止され
    る外形が角形であって、ボルトが螺合するめねじが形成
    され、 前記ボルトは、取付け孔内径よりも小さい外径を有する
    頭部を有することを特徴とする請求項2記載の運搬台
    車。
  4. 【請求項4】 乗載板の下部に、複数の補強用リブが形
    成され、支持枠には、リブを受ける梁の長手方向両端部
    が枠本体の受け部上に固定されていることを特徴とする
    請求項3記載の運搬台車。
JP12374895A 1995-05-23 1995-05-23 運搬台車 Pending JPH08310405A (ja)

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JP12374895A JPH08310405A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 運搬台車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009227042A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Gop Kk 運搬台車
JP2010159054A (ja) * 2010-03-08 2010-07-22 Gop Kk 運搬台車のコーナー部材
JP2011005971A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Daifuku Co Ltd 折り畳み自在荷台付き搬送台車
JP2013169932A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Sanka:Kk ドーリー台車

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