JP2005138680A - 物流台車 - Google Patents

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Masamori Honma
正護 本間
Izumi Takahashi
いづみ 高橋
Hitoshi Saito
等 斉藤
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Honko Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 プラスチック製の面材を使用しても、ケージ部分全体の強度が低下しないようにし、また、プラスチック製の面材が破損してもその部材を交換すれば良く、修理の簡単な物流台車を提供する。
【解決手段】 金属製のフレーム11、12、13、14により囲まれた積載スペース16を有するケージと、移動手段としてケージ下部に設けた車輪17、18を備えている物流台車であって、フレーム11、12、13、14を構成している枠材23、24を嵌合の相手とする嵌合部27、28を有するプラスチック製の補強パネル25を具備し、補強パネル25を枠材23、24間に嵌合により取り付けることによって、金属製のフレーム11、12、13、14をほぼ壁面状に覆った構成を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金属製のフレームにより囲まれた積載スペースを有するケージと、移動手段としてケージ下部に設けた車輪を備えている物流台車に関するものである。
例えば荷物類の輸送や配送、保管及び陳列のために、パレットであるとかコンテナなどと呼ばれる一種の台車が使用されている。このような台車の例としては、実用新案登録第3089620号の考案がある。この種の台車は、ケージを構成する鉄製格子により荷物の飛び出しを防止していたが、鉄製の場合、錆が発生しやすく、荷物をよごしてしまうという問題があった。
上記の問題に対して、プラスチック製の面材を用いて鉄製格子に取り付けた例がある。しかし、プラスチック製の面材を取り付けるために、鉄製格子の形状構造を変更した結果ケージの強度が著しく低下し、変形しやすくなるという問題を生じた。発錆の問題を避けるにはなるべく広い範囲にプラスチック製の面材を使用したいが、そうすると面材が大型化してコスト高になるとともに、全体の強度も低下するという二律背反を生じているものである。
実用新案登録第3089620号
本発明は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は、プラスチック製の面材を使用しても、ケージ部分全体の強度が低下しないようにすることである。また本発明の他の課題は、プラスチック製の面材が破損してもその部材だけを交換すれば良く、修理の簡単な物流台車を提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、金属製のフレームにより囲まれた積載スペースを有するケージと、移動手段としてケージ下部に設けた車輪を備えている物流台車について、フレームを構成している枠材を嵌合の相手とする嵌合部を有するプラスチック製の補強パネルを具備し、補強パネルを枠材間に嵌合により取り付けることによって、金属製のフレームをほぼ壁面状に覆うという手段を講じたものである。
本発明において、物流台車は、ケージと車輪を備えているが、この種のものには、折り畳んでパネル状になるように工夫されたものがあり、ネスティングという格納状態を実現し得る。そのような物流台車では、ケージを構成しているフレームに車輪が取り付けられており、荷台に車輪が取り付けられているという構造を持っていない。そこで、あらゆるタイプの物流台車を含む本発明の場合、ケージ部、台車部は構造を指すのではなく、ケージと認められ或いは台車と認められる箇所を指すものとする。
ケージは、金属製のフレームより成り、かつ内部が積載スペースになっている、或いは積載スペースになるべき部分である。フレームの構成材料が、錆びる恐れのある鉄製であっても良いことは、本発明の経緯から当然である。本発明におけるケージは、折り畳んでネスティングできる構造のものを含み、また折り畳みができないものも含む。フレームは枠材によって構成され、その枠材は、プラスチック製の補強パネルを取り付ける箇所となる。
補強パネルは、嵌合によって枠材に取り付けられ、ケージ内側の積載スペースに露出して、荷物と接触する壁面を提供するもので、プラスチックによって製造されたものを使用する。補強パネルは、また、フレームに取り付けて強度を負担する構造体の一部となるので、ケージ部全体の強度の低下を補ない得る。補強パネルの取り付けのための枠材の形態の一つの例として、縦横交差状の格子構造を示すことができる。この場合、補強パネルは縦横の枠材の内の例えば横枠材を嵌合の相手とし、縦枠材は補強パネルと係合して左右方向のずれ止めとなる。
補強パネルの嵌合のために、上下の各縁辺に、枠材を嵌合の相手とする嵌合部を例えば溝状に設けることが望ましい。溝状の嵌合部は横枠材の棧状の嵌合の相手に対して、けんどん式に嵌合するように構成すると、着脱が容易で確実となる。けんどん式の場合、上辺の溝の深さを下辺の溝の深さよりも大きく取ることになり、嵌合後の補強パネルが上下に動かないように、ボルト、ナット或いは止めねじなどの止め具によって止め着け一体になるものとする。縦枠材と補強パネルとの係合は、補強パネルが左右へずれないようになっていれば良い。このように、嵌合と係合という手段によって補強パネルがフレームに取り付けられるので、パネル等の取り付けに係る各部の寸法精度を高いレベルで要求されず、製造コストも大きくは変わらない。
本発明は上記のように構成されかつ作用するものであるから、鉄製のフレームを有する物流台車であっても、フレームを構成している枠材がプラスチック製の補強パネルを取り付けることによって覆われ、錆びたフレームなどが露出しないため荷物等を汚すことがなく、補強パネルはプラスチック製で、金属製の枠材に嵌合、係合によって一体に取り付けてあるため、強度が低下せず、また、補強パネルが破損しても、その部材を交換するだけで修理が完了し、手間がかからず、しかも全体として軽量化した物流台車を提供することができるという効果を奏する。
以下、図示の例を参照しながら本発明についてより詳細に説明する。図示の物流台車
10は、前後左右4枚の鉄製のフレーム11、12、13、14と、それらの下部に位置する荷台15及びそれらで囲まれる積載スペース16を有する。4枚のフレーム11〜
14と荷台15はケージを構成する。
左右のフレーム13、14の下端には車輪17、17、18、18が装着されており、4枚のフレーム11〜14の内、後、左及び右のフレーム12、13、14は、積載スペース16の四隅に当たる箇所で、結合具19により開閉可能に結合され、後フレーム12と荷台15とは、荷台15が内側に畳めるように図にあらわれない結合具により結合されている。前フレーム11は、左右のフレーム13、14の前側上部の結合具19′に渡された、着脱可能なビーム20に吊って下げる固定フック21と、左右のフレーム13、
14の前枠に係止する可動フック22とを有している。それ故、前フレーム11は他フレームに着脱可能に設けられている。
各フレーム11、12、13、14は、外枠の内側に設けられた、縦横交差状の格子構造の枠材23、24を備えており、縦枠材23は、補強パネル25のずれ止めとなり、横枠材24は補強パネル25を取り付ける際の嵌合の相手となる。縦横の枠材23、24の間隔及び補強パネル25の大きさはフレーム11〜14によって異なるが(図3(a)、(b)、(c))、補強パネル25及び嵌合の形態は、以下に説明するように共通のもので良い。
例示の補強パネル25は、プラスチック成形によって製造される全プラスチック製のもので、ハニカム構造を有するパネル面26を有し、上下の各縁辺に、横枠材24を嵌合の相手とする溝状の嵌合部27、28を有しており、その上部嵌合部27は下部嵌合部28よりも深い溝に形成されている(図3)。また、縦枠材23を係合の相手とする係合部
29がパネル面26に凹状に形成されていて、補強パネル25の左右方向へのずれ止めとなっている。
図4は、補強パネル25の各種サイズを示すもので、図4(a)は、前フレーム11の上段と中段に使用される最も大型のものであり、同サイズのものは、後フレーム12の全段にも使用される。また図4(b)は中サイズのもので、このサイズの補強パネル25は左右フレーム13、14の上段、中上段と下段及び前フレーム11の下段に使用される。図4(c)は小サイズの補強パネル25で、左右フレーム13、14の中下段に使用される。また上部嵌合部27には、ねじ止めのための小孔30が形成されているので、取り付け後に補強パネル25はねじ止めされて動かない状態となり、強度向上に寄与する。例示の場合、縦横の枠材23、24はフレームの内側周囲に僅かながら空所を残して設けられているので、補強パネル25を張設してほぼ壁面状になって後にも、その周囲に空所が残る。
図5は、けんどん式補強パネル25の着脱方法を示している。即ち、補強パネル25を取り付けるには、図5(a)に示されているように、深い溝から成る上部の嵌合部27
を、先に、横枠材24に嵌合させ、上部嵌合部27の底まで横枠材24が達するように押し上げることにより、補強パネル25の下端を下の横枠材24を越えさせ、下部嵌合部
28と下の横枠材24とが嵌合するように落とし込み、その後、止め具31を用いて、補強パネル25を上の横枠材24にねじ止めにより固定する図5(b)。
取り外すときは上記と逆にすれば良いが、着脱の際には、縦枠材23との係合にも注意する。図6は縦枠材23と補強パネル25との関係を示しており、図から理解されるように、補強パネル25の係合部29に縦枠材23が収まるように位置を確かめ、かつまた縦横の枠材23、24の内側に補強パネル25が配置されるようにすることは当然である。その配置により内側はほとんどが補強パネル25によって覆われた状態となり、フレーム11に錆びを生じても影響が荷物に及ばないようになる。図において、符号32は止め具31の端部の突出を防ぐための膨らみを示す。
本発明に係る物流台車の1実施例を示す斜視図。 同上の正面図。 補強パネルの1例を示す斜視図。 (a)大型サイズの補強パネルの正面図、(b)中型サイズの補強パネルの正面図及び(c)小型サイズの補強パネルを示す正面図。 (a)けんどん式補強パネルの着脱状態を示す縦断面図、(b)同じく装着状態を示す縦断面図。 (a)補強パネルの横断面図、(b)同じく平面図、(c)フレームへの装着状態を示す上面図。
符号の説明
11、12、13、14 鉄製のフレーム
16 積載スペース
17、18 車輪
23 縦の枠材
24 横の枠材
25 補強パネル
27、28 嵌合部
29 係合部
31 止め具

Claims (3)

  1. 金属製のフレームにより囲まれた積載スペースを有するケージと、移動手段としてケージ下部に設けた車輪を備えている物流台車であって、
    フレームを構成している枠材を嵌合の相手とする嵌合部を有するプラスチック製の補強パネルを具備し、補強パネルを枠材間に嵌合により取り付けることによって、金属製のフレームをほぼ壁面状に覆った構成を有している物流台車。
  2. フレームを構成している枠材は、縦横交差状の格子構造を備え、補強パネルは横枠材を嵌合の相手としており、縦枠材は補強パネルと係合して左右方向へのずれ止めをなしている請求項1記載の物流台車。
  3. 補強パネルは、上下の各縁辺に、枠材を相手とする溝状の嵌合部を有しており、嵌合部と嵌合の相手部とは、けんどん式に嵌合し、それによって、1個毎の着脱を可能とされている請求項1又は2記載の物流台車。

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