JP5491302B2 - 組立式資材置場 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば砂利や砂等の資材を一時的に保管したり、ビル等の建築物の解体廃材等を分別整理して安全に保管しておくために、建設現場や解体工事現場等の敷地に仮設して使用される組立式資材置場に関する。
運搬効率や工期の短縮を図ることを目的として、建設現場や解体工事現場等に近い敷地内に、資材置場を設けておき、この資材置場に予め運搬しておいた資材を、必要に応じて小出しして使用しうるようにしたり、建築物の解体廃材等を分別整理して一時的に保管しておくようにすることは、建設業界等においてはよく行われている。
従来は、単に建設現場付近の敷地の一角を資材置場として使用したり、建設現場等に近い敷地の周囲を、組立式の囲い板により囲んで資材置場としたり(例えば特許文献1参照)、敷地に複数の鉄板を敷設して資材置場とするなどしている(例えば特許文献2参照)。
特開平6−136964号公報(図6) 特開2000−178912号公報(図3)
上記のように、単に敷地を資材置場として使用したり、特許文献1に記載されているように、敷地を囲い板により囲んだだけの資材置場では、資材や解体廃材を敷地に直置きすることとなるため、砂利や砂などの資材の場合、これらの資材をショベルカーなどにより建設現場まで運搬したり、トラック等に積み込んだりする際に、砂利等に土砂などの異物が混入し易く、資材の品質を低下させる恐れがある。
また、砂利や砂等が周囲に散乱するため、資材に無駄が生じ、建設コストが増大する。
上記特許文献2に記載のように、鉄板を敷いて資材置場としたものにおいては、砂利等の資材に土砂などの異物が混入する恐れは小さいが、砂利や砂等は鉄板より滑落し易く、滑落した砂利等が鉄板の囲りに散乱することがあるので、上記と同様、資材に無駄が生じる。
上述のような問題を解消しうる資材置場が求められているが、これまで、建設現場等の敷地に、簡単かつ強固に組み立てて仮設しうる資材置場がなかったのが実情である。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、砂利や砂等の資材であっても、それらの資材に土砂などの異物が混入したり、周囲に散乱したりすることのないように保管することにより、資材の品質の向上とコスト低減が図れるようにし、かつ建設現場等の敷地に、簡単かつ強固に組み立てて仮設しうるようにした組立式資材置場を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次の各項のようにして解決される。
(1)建設現場等の敷地に仮設される組立式資材置場であって、前記敷地に設置した据付けベースに、方形をなす底板と、この底板の左右両側縁部の上面に載置され、かつ下端部が、底板に設けた保持手段により左右方向に位置決めして保持された左右1対の側面板と、前記底板の後縁部上面に載置され、かつ下端部が、底板に設けた保持手段により前後方向に位置決めして保持された後面板とを備える、上面と前面が開放された資材収容箱を載置し、前記左右の側面板と前記後面板とが交差する後隅部の内面を、下端が前記底板の後隅部の上面に固着した平面視L字状をなす左右1対の隅部連結部材に、ねじにより固定する。
この構成によると、資材収用箱は、底板と、左右の側面板と、後面板とを備えているので、資材置場に砂利や砂等の資材を保管しても、これらの資材に土砂などの異物が混入したり、周囲に散乱したりすることはなく、資材の品質の向上とコスト低減を図ることができる。
また、資材収用箱は、上面と前面が開放されているので、資材の搬出入が容易であり、かつショベルカー等での積み込み作業時に、砂利等の資材が資材収容箱から外側に逃げないので、作業能率が向上して作業時間の短縮が図れることにより、人件費等を削減することができる。
さらに、側面板と後面板の下端部を、底板に設けた保持手段により、それぞれ、左右方向と前後方向に位置決めして保持し、かつ左右の側面板と後面板とが交差する後隅部の内面を、底板の後隅部の上面に固着した平面視L字状をなす左右1対の隅部連結部材に、ねじにより固定しただけであるので、資材収用箱を簡単に組み立てたり、分解したりすることができる。
しかも、各構成部材を鉄板により製作することにより、各部材が損傷するのが防止され、何回でも繰り返し組み立てて使用しうるので、経済的であり、かつ最終的に処分する際でも、各部材を資源としてリサイクルすることができる。
(2)上記(1)項において、左右の側面板の保持手段を、底板の側縁部の上面に上向きとして固着され、各側面板の下端部の内面と当接する保持片と外面に当接する保持片とを備えるものとし、後面板の保持手段を、底板の後縁部の上面に上向きとして固着され、後面板の下端部の内面と当接する保持片と外面に当接する保持片とを備えるものとする。
この構成によると、保持手段の構造が簡単であり、かつ側面板と後面板とを、各保持片間に上方より嵌合するだけで、それらの下端部が底板により保持されるので、資材収用箱の組立て性がよい。
(3)上記(2)項において、いずれかの保持片を、側面板の下端部または後面板の下端部にねじ止めする。
この構成によると、側面板または後面板の下端部が、保持片を介して底板に強固に固定されるので、資材収用箱の強度がより高まる。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、据付けベースを、底板の左右両側端より突出する左右寸法の前後複数の支持部材と、互いに隣接する支持部材における左右方向の中央部の対向面同士を連結する連結部材とを備えるものとする。
この構成によると、支持部材及びその連結部材を増減するだけの簡単な作業で、前後寸法の異なる資材収用箱を載置することができる。
また、据付けベースは組立て式であるので、例えば平板状の1枚の鉄板等を据付けベースとする際に比して、運搬が容易であり、かつ安全に組み立てて設置することができる。
(5)上記(4)項において、少なくとも1個の支持部材における底板の両側端より突出する突出部に、上下方向を向く保持体を設け、この左右の支持体に、左右の側面板を、ねじにより固定する。
この構成によると、左右の側面板と後面板との後隅部を、平面視L字状をなす隅部連結部材により固定したことと、左右の側面板を、据付けベースに設けた上下方向を向く保持体にねじ止めしたこととの相乗作用により、資材収用箱の組立て強度を大とすることができ、かつ建設現場等の敷地に、強固な資材置場を仮設することができる。
(6)上記(4)または(5)項において、複数の支持部材における底板の両側端より突出する突出部の上面に、底板を左右方向に位置決めする位置決め片を立設する。
この構成によると、資材収容箱を組立てる際、据付けベースの上面に、底板を、左右方向に位置決めして容易に載置しうるとともに、組み立て後の資材収用箱が、据付けベース上において左右方向に位置ずれするのが防止される。
本発明によれば、砂利や砂等の資材に土砂などの異物が混入したり、周囲に散乱したりすることのないように保管することができ、資材の品質の向上とコスト低減が図れるとともに、建設現場等の敷地に、資材置場を、簡単かつ強固に組み立てて仮設することができる。
本発明の組立式資材置場の斜視図である。 同じく、側面図である。 図1のIII−III線横断平面図である。 図3のIV−IV線縦断正面図である。 同じく、V−V線縦断正面図である。 据付けベースの平面図である。 底板の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の組立式資材置場の斜視図、図2は、同じく側面図、図3は、図1のIII−III線横断平面図、図4は、図3のIV−IV線縦断正面図、図5は、同じくV−V線縦断正面図である。
図1〜図5に示すように、本発明の組立式資材置場は、建設現場等に近い敷地に設置される金属製の据付けベース1と、この据付けベース1の上面に載置された、上面と前面(以下、図1の斜め左手前、及び図3の左方を前として説明する)が開放された金属製の資材収容箱2とからなっている。
据付けベース1は、平面図である図6にも示すように、互いに平行をなすように前後方向に所定間隔おきに配置された左右方向に長い4個の支持部材3a〜3dと、互いに隣接する支持部材3a〜3dにおける中央部の対向面同士を連結している前後方向を向く3個の連結部材4とを備えている。各支持部材3a〜3dの長さは、資材収用箱2の左右両面から若干突出する寸法とされ、かつ前から第2番目の支持部材3bのみ、後記する左右の側面板13より外側方に突出するように、他の3個の支持部材3a、3c、3dよりも所要寸法長寸としてある。
各支持部材3a〜3dは、帯板状の基板5と、その上面中央に溶接された、前後幅が基板5のそれよりも若干狭幅をなす側面視下向きコ字状の箱受支板6とからなっている。
3個の支持部材3a、3c、3dにおける各箱受支板6の左右両端部の上面には、資材収容箱2における後記する底板12の左右両側面と近接または当接することにより、底板12を左右方向に位置決めするための正面視外向きL字状の位置決め片7が、溶接により固着されている。
長寸とされた支持部材3bにおける箱受支板6の左右両端部の上面には、資材収容箱2の左右両側面、すなわち後記する左右の側面板13の外側面を保持する金属製の収容箱保持体8、8が固着されている。
両収容箱保持体8は、下端が箱受支板6の前後両端部の上面に溶接された、上下寸法が資材収容箱2のそれよりも若干短寸の平面視外向きコ字状をなす垂直保持板8aと、上端部が垂直保持板8aにおける前後の外側面の上端部に、かつ下端が箱受支板6の左右の両端部上面にそれぞれ溶接された、斜め上下方向を向く内向きコ字状の補強板8bと、垂直保持板8aと補強板8bとの中間部の対向面同士を連結する前後1対の連結片8c、8cとからなっている。
両収容箱保持体8における垂直保持板8aの内側面の下端部は、後記する底板12の両側面と近接または当接することにより、上記位置決め片7と共に、底板12を左右方向に位置決めしうるようになっている。
左右の垂直保持板8aの内側面の上下部には、後記する側面板13の外側面に当接する当接部材9、9が固着されている。
各連結部材4は、前後方向を向く基板4aと、その上面に溶接された、前後寸法及び左右幅が基板4aのそれよりも若干短寸をなす正面視下向きコ字状の箱受支板4bとからなり、各連結部材4と上記の各支持部材3a〜3dの上下寸法は等しくしてある。なお、各支持部材3a〜3dと連結部材4の重心位置には、それらをクレーン等の重機により吊り下げて運搬したり、水平に吊り下げて組み立て作業を容易に行うための吊支具(図示略)を取付可能なめねじ孔10が設けられている。
支持部材3a〜3dにおける箱受支板6の対向面の中央部には、平面視L字状をなす左右1対ずつの保持片11、11が溶接され、それらの前後方向を向いて互いに対向する突片11a、11a間に、各連結部材4における箱受支板4bの両端部を圧嵌して、各支持部材3a〜3d同士を連結することにより、据付けベース1が組立てられている。なお、各突片11aと箱受支板4bとを、圧嵌によらずにねじにより固定することもある。
資材収用箱2は、据付けベース1の前後寸法よりも長い左右2枚よりなる底板12、12と、前後寸法が底板12のそれとほぼ等しい左右の側面板13、13と、上下寸法が側面板13のそれと等しく、かつ左右寸法が2枚の底板12を合わせた左右寸法よりも若干短寸の後面板14とを備え、それらは、所要厚さの鉄板により形成されている。
図7にも示すように、左右の底板12、12における外側の後隅部の上面には、底板12の側縁よりもやや内方においてそれと平行をなす垂直の側片15aと、底板12の後縁よりもやや前方においてそれと平行をなす垂直の後片15bとからなる平面視L字状の隅部連結部材15、15が、側片15aと後片15bの下端を底板12の上面に溶接することにより、底板12の隅部の外縁よりも若干内方に位置するようにして固着されている。
側片15aと後片15bとの上下部には、それぞれ、前後及び左右2個ずつのボルト挿通孔16が形成されている。
側片15aと後片15b同士は、それらの内面に溶接された平面視三角形をなす上下2枚の補強片17、17により補強されている。なお、隅部連結部材15の上下寸法は、資材収用箱2の高さよりも若干小とされている。
左右の底板12、12の外側端部の上面には、左右の側面板13、13の下端部を左右方向に位置決めして保持するための正面視L字状をなす前後複数(本実施形態では4個)のアングル材18が、底板12の外側縁よりも若干内方に位置するようにして、溶接により固着されている。
また、各底板12、12における後端部の内方の隅部付近の上面にも、後面板14を前後方向に位置決めして保持するための側面視L字状をなすアングル材18、18が、底板12の後縁よりも若干前方に位置するようにして、溶接により固着されている。各アングル材18の上方を向く保持片18aには、ボルト挿通孔19が設けられている。
さらに、各底板12、12の外側縁部の上面には、側面板13の下端部を左右方向に位置決めして保持するための3個の上下方向を向く保持片20の下端が、アングル材18の保持片18aとの間に側面板13の下端部を保持可能な隙間が形成されるようにして、溶接により固着されている。2個の保持片20、20は、それぞれ前後に隣接するアングル材18の間に位置するように固着され、また、最後部の左右の保持片20、20は、後面板14を左右方向に位置決めする位置決め片を兼ねるように、底板12の後端部に固着されている。
底板12、12の後縁部における左右方向の中央部上面にも、後面板14の下端部を前後方向に位置決めして保持するための保持片20、20の下端が、後部のアングル材18の保持片18aとの間に後面板14の下端部を保持可能な隙間が形成されるようにして、溶接により固着されている。なお、底板12の後縁部の保持片20の上下寸法は、後面板14の組立て時の転倒を防止しうるように、側縁部に設けた保持片20の上下寸法よりも大としてある。
次に、資材置場の組立て要領について説明する。
まず、平坦に地ならしした建設現場等の敷地に、据付けベース1を、上述した要領で組み立てて敷設する。
ついで、据付けベース1の上面に、左右の底板12、12を、支持部材3a、3c、3dの上面に設けた左右の位置決め片7と、左右の収容箱保持体8における垂直保持板8aとにより左右方向に位置決めしながら、各底板12の前後の端部が据付けベース1の前後両端よりほぼ均等に突出するように載置する。この際の作業を容易とするために、各底板12の重心位置には、底板12をクレーン等により水平に吊り下げるための吊支具(図示略)が螺合されるめねじ孔21を設けてある。なお、底板12の載置後においては、めねじ孔21を、砂利等の資材が落下しないように、ボルト等により塞いでおくのが好ましい。
底板12、12を載置したのち、それらの前端部下面の対向部に固着した正面視倒立L字状の連結部材22、22の垂下片22a同士を、ボルト23とナット24により締め付けて固定し、両底板12が左右方向に離れるのを防止する(図3参照)。
ついで、後面板14を、その上端部の左右方向の中央部に設けた吊り孔25を利用して、クレーン等により吊り下げながら、左右の底板12、12の後端部上面に載置する。この際、後面板14の下端部を、左右の底板12、12の後端部上面に設けた左右のアングル材18の保持片18aと、その外側の保持片20との間に上方より嵌合して保持し、前後方向の動きを規制するとともに、両底板12の後側端部に設けた左右の保持片20、20により、左右方向に位置決めする。
ついで、図3に示すように、後面板14の両側部の上下部を、底板12に予め固着しておいた左右の隅部連結部材15、15の後片15bに、ボルト23とナット24により固定するとともに、後面板14の下端部の中央部を、左右のアングル材18、18の保持片18aに、ボルト23とナット24により固定する。
後面板14は、前後左右方向の位置決めがなされ、かつ保持片20により後方に転倒するのが防止されているので、隅部連結部材15への固定作業を容易に、かつ安全に行うことができる。
ついで、左右の側面板13、13を、片方ずつ、その上端部の前後方向の中央部に設けた吊り孔25を利用して、クレーン等により吊り下げながら、底板12の側端部上面に載置する。この際、側面板13の後端を後面板14の側端部の前面に当接させて位置決めしつつ、収容箱保持体8と隅部連結部材15との間に挟入し、それらの垂直保持板8aの内側面と隅部連結部材15の側片15aの外側面とにより、側面板13の両側面を保持するとともに、側面板13の下端部を、底板12の側端部上面に設けた前後複数のアングル材18の保持片18aと保持片20との間に上方より嵌合して保持し、左右方向の動きを規制する。
ついで、側面板13の後端部と中央部と下端部とを、それぞれ、隅部連結部材15の側片15aと、収容箱保持体8の垂直保持板8aと、前後複数のアングル材18の保持片18aとに、複数のボルト23とナット24により固定する。
この際、側面板13は、収容箱保持体8の垂直保持板8aと隅連結部材15の側片15aとにより保持されて、転倒するのが防止され、かつ下端部も、複数のアングル材18の保持片18aと外側の保持片20とにより保持されているので、収容箱保持体8、隅部連結部材15、及び保持片18aへのねじ止め作業を容易に、かつ安全に行うことができる。
以上説明したように、上記実施形態の資材置場は、組立て容易であるので、建設現場等の敷地に簡単に仮設して、砂利や砂等の資材を保管することができる。
また、資材収用箱2は、底板12と、左右の側面板13、13と、後面板14とを有しているので、砂利等の資材に土砂などの異物が混入したり、周囲に散乱したりすることはなく、資材の品質の向上とコスト低減を図ることができる。
さらに、資材収用箱2は、前方と上方が開放されているので、ダンプカー等による砂利等の資材の搬入や、ショベルカーなどによる資材の搬出も容易である。
資材収用箱2における側面板13と後面板14の後部の隅部は、下端が底板12に溶接された上下方向の隅部連結部材15に固定され、また、左右の側面板13の外側面の中間部は、上下方向の収容箱保持体8にねじ止めされ、さらに、側面板13と後面板14の下端部は、複数のアングル材18の保持片18aにねじ止めされているので、資材収用箱2の組立て強度が大きく、大量の資材を収容しても、外開き状に変形する恐れはない。
資材収用箱2の底板12は、据付けベース1における前後複数の支持部材3a〜3dに掛け渡すようにして載置されているので、地面に直接敷設する際に比して、ゆがみが少なく、平らに敷設することができる。
なお、上記実施形態においては、底板12の上面の後隅部に、隅部連結部材15、15の下端を溶接により固着したものとしてあるが、設置現場において、ボルトとナットにより固定するようにしてもよい。この際には、隅部連結部材15の下端に水平の固定板を固着し、この固定板を、底板12の上面にボルトとナットにより固定するようにすればよい。
また、上記実施形態では、底板12を左右2枚よりなるものとしてあるが、資材収用箱2の大きさに応じて、1枚または2枚以上とすることもある。
さらに、上記実施形態では、側面板13と後面板14の下端部を、アングル材18側の保持片18aに、ボルト23とナット24により固定しているが、側面板13と後面板14の下端部を、外側の保持片20にも、ボルト23とナット24をもって固定してもよい。
側面板13と後面板14の下端部を位置決めする保持片18aを有するアングル材18と、保持片20とを、前後方向及び左右方向に長いものとすることもある。
側面板13の前後寸法が長寸であるときには、収容箱保持体8を、前後複数設けてもよい。
資材の盗難防止のために、左右の側面板12の前端に、錠付きの開閉扉を取付けることもある。
1 据付けベース
2 資材収用箱
3a〜3d支持部材
4 連結部材
4a基板
4b箱受支板
5 基板
6 箱受支板
7 位置決め片
8 収容箱保持体
8a垂直保持板
8b補強板
8c連結片
9 当接部材
10 めねじ孔
11 保持片
11a突片
12 底板
13 側面板
14 後面板
15 隅部連結部材
15a側片
15b後片
16 ボルト挿通孔
17 補強片
18 アングル材
18a保持片
19 ボルト挿通孔
20 保持片
21 めねじ孔
22 連結部材
22a垂下片
23 ボルト
24 ナット
25 吊り孔

Claims (6)

  1. 建設現場等の敷地に仮設される組立式資材置場であって、前記敷地に設置した据付けベースに、方形をなす底板と、この底板の左右両側縁部の上面に載置され、かつ下端部が、底板に設けた保持手段により左右方向に位置決めして保持された左右1対の側面板と、前記底板の後縁部上面に載置され、かつ下端部が、底板に設けた保持手段により前後方向に位置決めして保持された後面板とを備える、上面と前面が開放された資材収容箱を載置し、前記左右の側面板と前記後面板とが交差する後隅部の内面を、下端が前記底板の後隅部の上面に固着した平面視L字状をなす左右1対の隅部連結部材に、ねじにより固定したことを特徴とする組立式資材置場。
  2. 左右の側面板の保持手段を、底板の側縁部の上面に上向きとして固着され、各側面板の下端部の内面と当接する保持片と外面に当接する保持片とを備えるものとし、後面板の保持手段を、底板の後縁部の上面に上向きとして固着され、後面板の下端部の内面と当接する保持片と外面に当接する保持片とを備えるものとしてなる請求項1記載の組立式資材置場。
  3. いずれかの保持片を、側面板の下端部または後面板の下端部にねじ止めしてなる請求項2記載の組立式資材置場。
  4. 据付けベースを、底板の左右両側端より突出する左右寸法の前後複数の支持部材と、互いに隣接する支持部材における左右方向の中央部の対向面同士を連結する連結部材とを備えるものとしてなる請求項1〜3のいずれかに記載の組立式資材置場。
  5. 少なくとも1個の支持部材における底板の両側端より突出する突出部に、上下方向を向く保持体を設け、この左右の支持体に、左右の側面板を、ねじにより固定してなる請求項4記載の組立式資材置場。
  6. 複数の支持部材における底板の両側端より突出する突出部の上面に、底板を左右方向に位置決めする位置決め片を立設してなる請求項4または5記載の組立式資材置場。
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