JPH11208391A - フロントバンパーサイドの取付構造 - Google Patents
フロントバンパーサイドの取付構造Info
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- JPH11208391A JPH11208391A JP1965098A JP1965098A JPH11208391A JP H11208391 A JPH11208391 A JP H11208391A JP 1965098 A JP1965098 A JP 1965098A JP 1965098 A JP1965098 A JP 1965098A JP H11208391 A JPH11208391 A JP H11208391A
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- bumper
- bumper side
- bracket
- front fender
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R19/00—Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
- B60R19/02—Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
- B60R19/24—Arrangements for mounting bumpers on vehicles
- B60R2019/247—Fastening of bumpers' side ends
Landscapes
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フロントフェンダ前端部とバンパーサイドと
の整合性を高めて外観の向上を図る。 【解決手段】 フロントフェンダ１の前端部に形成した
側面略３角形状の突部５の下縁となる傾斜縁４には内側
端縁から前部下側に延出するブラケット部２０を設け、
該ブラケット部２０にバンパーサイド７の側面略３角形
状の突部１１を止着固定してあるので、該突部１１の斜
面１０と前記傾斜縁４との整合性が高く、これら突部
５，１１間に隙間が生じることがなく外観および品質感
を高めることができる。
の整合性を高めて外観の向上を図る。 【解決手段】 フロントフェンダ１の前端部に形成した
側面略３角形状の突部５の下縁となる傾斜縁４には内側
端縁から前部下側に延出するブラケット部２０を設け、
該ブラケット部２０にバンパーサイド７の側面略３角形
状の突部１１を止着固定してあるので、該突部１１の斜
面１０と前記傾斜縁４との整合性が高く、これら突部
５，１１間に隙間が生じることがなく外観および品質感
を高めることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のフロントバ
ンパーにおけるバンパーサイドの取付構造に関する。
ンパーにおけるバンパーサイドの取付構造に関する。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】自動車のフロントバン
パーは周知のように、基本的にはバンパーセンターに設
けたバンパースティにより車体のフロントサイドメンバ
等の車体骨格部材にしっかりと締結固定されるが、バン
パーサイドはフロントフェンダの前端部との整合性を出
すために該バンパーサイドの上縁をフロントフェンダ前
端部の下縁に突合わせて締結部材により締結固定するよ
うにしている（実開昭６３−１１２５４号公報参照）。
パーは周知のように、基本的にはバンパーセンターに設
けたバンパースティにより車体のフロントサイドメンバ
等の車体骨格部材にしっかりと締結固定されるが、バン
パーサイドはフロントフェンダの前端部との整合性を出
すために該バンパーサイドの上縁をフロントフェンダ前
端部の下縁に突合わせて締結部材により締結固定するよ
うにしている（実開昭６３−１１２５４号公報参照）。
【０００３】ところで、車種によっては車体前部のスラ
ントノーズ化に伴い車体前部の側面外観の向上を狙っ
て、図４に示すようにヘッドランプ１５の側部後縁をヘ
ッドランプ１５の前面の後傾角度に合わせて比較的大き
く後傾した造形とする要求があるが、この場合、フロン
トフェンダ１の前端部の前記ヘッドランプ１５を受容す
る切欠部２はその縦縁２ａを前記ヘッドランプ１５の側
部後縁の傾斜角度に合わせて比較的大きく後傾させて形
成すると共に、フロントフェンダ１の前端部の略水平な
下縁３の前端部に斜め上方に立上がる傾斜縁４を形成し
て、これら切欠部２の縦縁２ａと傾斜縁４とで側面略３
角形状の突部５を形成する一方、フロントバンパー６の
バンパーサイド７のヘッドランプ側部の下縁から後縁に
整合するヘッドランプ合わせ縁８と、バンパーサイド７
の略水平な上縁９との連設部分に前記フロントフェンダ
１の突部５を形成する傾斜縁４に整合する斜面１０を形
成して、これらヘッドランプ合わせ縁８とバンパーサイ
ド上縁９との連設部分に側面略３角形状の突部１１を形
成し、前記傾斜縁４と斜面１０、およびフロントフェン
ダ前端部の下縁３とバンパーサイド７の上縁９とを突合
わせて結合するようにしている。
ントノーズ化に伴い車体前部の側面外観の向上を狙っ
て、図４に示すようにヘッドランプ１５の側部後縁をヘ
ッドランプ１５の前面の後傾角度に合わせて比較的大き
く後傾した造形とする要求があるが、この場合、フロン
トフェンダ１の前端部の前記ヘッドランプ１５を受容す
る切欠部２はその縦縁２ａを前記ヘッドランプ１５の側
部後縁の傾斜角度に合わせて比較的大きく後傾させて形
成すると共に、フロントフェンダ１の前端部の略水平な
下縁３の前端部に斜め上方に立上がる傾斜縁４を形成し
て、これら切欠部２の縦縁２ａと傾斜縁４とで側面略３
角形状の突部５を形成する一方、フロントバンパー６の
バンパーサイド７のヘッドランプ側部の下縁から後縁に
整合するヘッドランプ合わせ縁８と、バンパーサイド７
の略水平な上縁９との連設部分に前記フロントフェンダ
１の突部５を形成する傾斜縁４に整合する斜面１０を形
成して、これらヘッドランプ合わせ縁８とバンパーサイ
ド上縁９との連設部分に側面略３角形状の突部１１を形
成し、前記傾斜縁４と斜面１０、およびフロントフェン
ダ前端部の下縁３とバンパーサイド７の上縁９とを突合
わせて結合するようにしている。
【０００４】前記フロントフェンダ１の前端部の突部５
の下縁、つまり、傾斜縁４は幅広に成形できれば締結部
材装着面を確保できるので該傾斜縁４を斜面１０に締結
固定できるのであるが、該突部５は前述のように側面略
３角形状に鋭角的に成形する関係上、絞り成形によって
先端部にしわが発生し易くなることから、該傾斜縁４か
ら縦縁２ａに亘っては図５に示すように幅狭にせざるを
得ず、このため、該傾斜縁４と斜面１０とは締結するこ
とができずフロントフェンダ下縁３とバンパーサイド上
縁９との突合わせ部分でのみ締結部材としてのグロメッ
ト１２とボルト１３とによって締結固定するようにして
いる。
の下縁、つまり、傾斜縁４は幅広に成形できれば締結部
材装着面を確保できるので該傾斜縁４を斜面１０に締結
固定できるのであるが、該突部５は前述のように側面略
３角形状に鋭角的に成形する関係上、絞り成形によって
先端部にしわが発生し易くなることから、該傾斜縁４か
ら縦縁２ａに亘っては図５に示すように幅狭にせざるを
得ず、このため、該傾斜縁４と斜面１０とは締結するこ
とができずフロントフェンダ下縁３とバンパーサイド上
縁９との突合わせ部分でのみ締結部材としてのグロメッ
ト１２とボルト１３とによって締結固定するようにして
いる。
【０００５】このため、フロントフェンダ１側の突部５
とバンパーサイド７側の突部１１との整合性が悪くなっ
てしまう傾向となる。
とバンパーサイド７側の突部１１との整合性が悪くなっ
てしまう傾向となる。
【０００６】そこで、本発明はフロントフェンダ前端部
の側面略３角形状の突部と、バンパーサイド上縁の側面
略３角形状の突部との締結を可能として、これら両突部
の整合性を高めてヘッドランプの側部周りの外観を向上
することができるフロントバンパーサイドの取付構造を
提供するものである。
の側面略３角形状の突部と、バンパーサイド上縁の側面
略３角形状の突部との締結を可能として、これら両突部
の整合性を高めてヘッドランプの側部周りの外観を向上
することができるフロントバンパーサイドの取付構造を
提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１にあっては、フ
ロントフェンダ前端部のヘッドランプを受容する切欠部
の縦縁を、該ヘッドランプの側部後縁の傾斜角度に合わ
せて比較的大きく後傾させて形成すると共に、フロント
フェンダ前端部の略水平な下縁の前端部に斜め上方に立
上がる傾斜縁を形成して、これら切欠部の縦縁と傾斜縁
とで側面略３角形状の突部を形成する一方、フロントバ
ンパーのバンパーサイドのヘッドランプ合わせ縁と、バ
ンパーサイドの略水平な上縁との連設部分に前記フロン
トフェンダの突部を構成する傾斜縁に整合する斜面を形
成して、これらヘッドランプ合わせ縁とバンパーサイド
上縁との連設部分に側面略３角形状の突部を形成し、前
記傾斜縁と斜面、およびフロントフェンダ下縁とバンパ
ーサイド上縁とを突合わせて、これらフロントフェンダ
下縁とバンパーサイド上縁とを締結部材により締結固定
する構造であって、前記傾斜縁の内側端縁に下側前方に
延出するブラケット部を設け、該ブラケット部にバンパ
ーサイド側の突部を止着固定したことを特徴としてい
る。
ロントフェンダ前端部のヘッドランプを受容する切欠部
の縦縁を、該ヘッドランプの側部後縁の傾斜角度に合わ
せて比較的大きく後傾させて形成すると共に、フロント
フェンダ前端部の略水平な下縁の前端部に斜め上方に立
上がる傾斜縁を形成して、これら切欠部の縦縁と傾斜縁
とで側面略３角形状の突部を形成する一方、フロントバ
ンパーのバンパーサイドのヘッドランプ合わせ縁と、バ
ンパーサイドの略水平な上縁との連設部分に前記フロン
トフェンダの突部を構成する傾斜縁に整合する斜面を形
成して、これらヘッドランプ合わせ縁とバンパーサイド
上縁との連設部分に側面略３角形状の突部を形成し、前
記傾斜縁と斜面、およびフロントフェンダ下縁とバンパ
ーサイド上縁とを突合わせて、これらフロントフェンダ
下縁とバンパーサイド上縁とを締結部材により締結固定
する構造であって、前記傾斜縁の内側端縁に下側前方に
延出するブラケット部を設け、該ブラケット部にバンパ
ーサイド側の突部を止着固定したことを特徴としてい
る。
【０００８】請求項２にあっては、請求項１に記載のバ
ンパーサイドの上縁から斜面に亘る部分を、サイドブラ
ケットで押えてフロントフェンダ前端部の下縁に締結固
定したことを特徴としている。
ンパーサイドの上縁から斜面に亘る部分を、サイドブラ
ケットで押えてフロントフェンダ前端部の下縁に締結固
定したことを特徴としている。
【０００９】請求項３にあっては、請求項１，２に記載
のフロントフェンダのブラケット部とバンパーサイドの
突部とを、該ブラケット部に設けた係止孔とバンパーサ
イドの突部側に設けたピンとを係合して止着するように
し、かつ、該係止孔を後傾した縦長孔に形成したことを
特徴としている。
のフロントフェンダのブラケット部とバンパーサイドの
突部とを、該ブラケット部に設けた係止孔とバンパーサ
イドの突部側に設けたピンとを係合して止着するように
し、かつ、該係止孔を後傾した縦長孔に形成したことを
特徴としている。
【００１０】請求項４にあっては、請求項３に記載のバ
ンパーサイドの突部側のピンを、サイドブラケットに突
設したことを特徴としている。
ンパーサイドの突部側のピンを、サイドブラケットに突
設したことを特徴としている。
【００１１】請求項５にあっては、請求項３，４に記載
のバンパーサイド上縁およびサイドブラケットに設けら
れる締結部材挿入用の開孔を、前後方向の長孔に形成し
たことを特徴としている。
のバンパーサイド上縁およびサイドブラケットに設けら
れる締結部材挿入用の開孔を、前後方向の長孔に形成し
たことを特徴としている。
【００１２】
【発明の効果】請求項１に記載の発明によれば、バンパ
ーサイド側の突部は、フロントフェンダ側の突部を構成
する傾斜縁の内側端縁に設けた下側前方に延出するブラ
ケット部に止着固定してあるため、該バンパーサイド側
の突部を構成する斜面とフロントフェンダ側の突部を構
成する傾斜縁との整合性が高く、これらフロントフェン
ダ側の突部とバンパーサイド側の突部との間に隙間が発
生するようなことがなく、外観および品質感を一段と向
上することができる。
ーサイド側の突部は、フロントフェンダ側の突部を構成
する傾斜縁の内側端縁に設けた下側前方に延出するブラ
ケット部に止着固定してあるため、該バンパーサイド側
の突部を構成する斜面とフロントフェンダ側の突部を構
成する傾斜縁との整合性が高く、これらフロントフェン
ダ側の突部とバンパーサイド側の突部との間に隙間が発
生するようなことがなく、外観および品質感を一段と向
上することができる。
【００１３】請求項２に記載の発明によれば、請求項１
の発明の効果に加えて、バンパーサイドの上縁から斜面
に亘る部分をサイドブラケットで押えてフロントフェン
ダ前端部の下縁に締結固定してあるため、前記斜面と傾
斜縁との整合性をより一層高めることができると共に、
バンパーサイドの取付剛性を高めることができる。
の発明の効果に加えて、バンパーサイドの上縁から斜面
に亘る部分をサイドブラケットで押えてフロントフェン
ダ前端部の下縁に締結固定してあるため、前記斜面と傾
斜縁との整合性をより一層高めることができると共に、
バンパーサイドの取付剛性を高めることができる。
【００１４】請求項３に記載の発明によれば、請求項
１，２の発明の効果に加えて、バンパーサイドの突部側
に設けたピンがブラケット部の後傾した縦長孔に係合し
ているため、フロントフェンダの前端部下縁とバンパー
サイド上縁とを上下方向に締結することによって、これ
らピンと後傾した縦長孔とによるガイド作用で前記斜面
が傾斜縁に摺り合わせられるようにして密着するように
なるから、これら斜面と傾斜縁との整合性を更に高める
ことができる。
１，２の発明の効果に加えて、バンパーサイドの突部側
に設けたピンがブラケット部の後傾した縦長孔に係合し
ているため、フロントフェンダの前端部下縁とバンパー
サイド上縁とを上下方向に締結することによって、これ
らピンと後傾した縦長孔とによるガイド作用で前記斜面
が傾斜縁に摺り合わせられるようにして密着するように
なるから、これら斜面と傾斜縁との整合性を更に高める
ことができる。
【００１５】請求項４に記載の発明によれば、請求項３
の発明の効果に加えて、ピンをサイドブラケットに突設
してあるから、フロントフェンダのブラケット部とサイ
ドブラケットとを直接結合できてバンパーサイドの取付
剛性をより一層高めることができる。
の発明の効果に加えて、ピンをサイドブラケットに突設
してあるから、フロントフェンダのブラケット部とサイ
ドブラケットとを直接結合できてバンパーサイドの取付
剛性をより一層高めることができる。
【００１６】請求項５に記載の発明によれば、請求項
３，４の発明の効果に加えて、バンパーサイド上縁をフ
ロントバンパーの前端部下縁に締結部材で締結すると、
ピンと後傾した縦長孔とによるガイド作用で前記斜面が
傾斜縁に摺り合わせられる際に、該バンパーサイドおよ
びサイドブラケットの締結部材を挿通した前後方向の長
孔によって該バンパーサイドの後方へのずれ動きが十分
に許容されるから、これら斜面と傾斜縁との整合性を更
に高めることができる。
３，４の発明の効果に加えて、バンパーサイド上縁をフ
ロントバンパーの前端部下縁に締結部材で締結すると、
ピンと後傾した縦長孔とによるガイド作用で前記斜面が
傾斜縁に摺り合わせられる際に、該バンパーサイドおよ
びサイドブラケットの締結部材を挿通した前後方向の長
孔によって該バンパーサイドの後方へのずれ動きが十分
に許容されるから、これら斜面と傾斜縁との整合性を更
に高めることができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に詳述する。
共に詳述する。
【００１８】図１〜５において、１はフロントフェンダ
でその前端部にはヘッドランプ１５を受容する切欠部２
を形成してある。
でその前端部にはヘッドランプ１５を受容する切欠部２
を形成してある。
【００１９】ヘッドランプ１５はその側部の後縁を前面
の傾斜角度に合わせて比較的大きく後傾した造形として
あり、そこで、フロントフェンダ１の切欠部２の縦縁２
ａはこのヘッドランプ１５の側部の後傾角度に合わせて
比較的大きく後傾して形成してある。
の傾斜角度に合わせて比較的大きく後傾した造形として
あり、そこで、フロントフェンダ１の切欠部２の縦縁２
ａはこのヘッドランプ１５の側部の後傾角度に合わせて
比較的大きく後傾して形成してある。
【００２０】また、フロントフェンダ１の前端部の略水
平な下縁３の前端部には斜め上方に立上がる傾斜縁４を
形成して、前記縦縁２ａと傾斜縁４とで側面略３角形状
の突部５を形成してある。
平な下縁３の前端部には斜め上方に立上がる傾斜縁４を
形成して、前記縦縁２ａと傾斜縁４とで側面略３角形状
の突部５を形成してある。
【００２１】フロントフェンダ前端部の下縁３は内側に
向けて比較的に幅広のフランジ状に形成されるが、突部
５は前述のように側面略３角形状に鋭角的に形成される
ため、傾斜縁４および縦縁２ａの内側への曲折幅はパネ
ル剛性を確保できる程度に極力幅狭に形成して、突部５
の頂部に絞り成形によるしわが生じないようにしてい
る。
向けて比較的に幅広のフランジ状に形成されるが、突部
５は前述のように側面略３角形状に鋭角的に形成される
ため、傾斜縁４および縦縁２ａの内側への曲折幅はパネ
ル剛性を確保できる程度に極力幅狭に形成して、突部５
の頂部に絞り成形によるしわが生じないようにしてい
る。
【００２２】一方、フロントバンパー６のバンパーサイ
ド７のヘッドランプ１５側部の下縁から後縁に整合する
ヘッドランプ合わせ縁８と、バンパーサイド７の上縁９
との連設部分には、前記フロントフェンダ１の突部５を
構成する傾斜縁４に整合する斜面１０を形成して、これ
らヘッドランプ合わせ縁８とバンパーサイド上縁９との
連設部分に側面略３角形状の突部１１を形成してある。
ド７のヘッドランプ１５側部の下縁から後縁に整合する
ヘッドランプ合わせ縁８と、バンパーサイド７の上縁９
との連設部分には、前記フロントフェンダ１の突部５を
構成する傾斜縁４に整合する斜面１０を形成して、これ
らヘッドランプ合わせ縁８とバンパーサイド上縁９との
連設部分に側面略３角形状の突部１１を形成してある。
【００２３】このバンパーサイド上縁９および斜面１０
は内側へ十分な幅でフランジ状に成形してあり、該バン
パーサイド上縁９をフロントフェンダ１の前端部下縁３
に締結部材、例えばフロントフェンダ１の前端部下縁に
設けた小孔１６に係着したグロメット１２と、ボルト１
３とによって上下方向に締結固定するようにしている。
は内側へ十分な幅でフランジ状に成形してあり、該バン
パーサイド上縁９をフロントフェンダ１の前端部下縁３
に締結部材、例えばフロントフェンダ１の前端部下縁に
設けた小孔１６に係着したグロメット１２と、ボルト１
３とによって上下方向に締結固定するようにしている。
【００２４】ここで、前記フロントフェンダ１側の突部
５の下縁、つまり、該突部５を構成する傾斜縁４にはそ
の内側端縁から下側前方に延出するブラケット部２０を
形成してある。
５の下縁、つまり、該突部５を構成する傾斜縁４にはそ
の内側端縁から下側前方に延出するブラケット部２０を
形成してある。
【００２５】ブラケット部２０は、具体的には傾斜縁４
の略下半部から下縁３の後部に亘る範囲に一体に曲折成
形してあり、該ブラケット部２０にバンパーサイド７側
の突部１１を止着固定するようにしてある。
の略下半部から下縁３の後部に亘る範囲に一体に曲折成
形してあり、該ブラケット部２０にバンパーサイド７側
の突部１１を止着固定するようにしてある。
【００２６】本実施形態ではバンパーサイド７の上縁９
から斜面１０に亘る部分を、それらの下側からコ字形断
面に形成したサイドブラケット２１で押えて該上縁９を
フロントフェンダ１の前端部下縁３に締結固定するよう
にしてあるため、該サイドブラケット２１の前部側面に
ピン２２を突設する一方、ブラケット部２０の前部に後
傾した縦長孔２３を形成し、これらピン２２と縦長孔２
３との係合によってバンパーサイド７側の突部１１をブ
ラケット部２０に止着するようにしてある。
から斜面１０に亘る部分を、それらの下側からコ字形断
面に形成したサイドブラケット２１で押えて該上縁９を
フロントフェンダ１の前端部下縁３に締結固定するよう
にしてあるため、該サイドブラケット２１の前部側面に
ピン２２を突設する一方、ブラケット部２０の前部に後
傾した縦長孔２３を形成し、これらピン２２と縦長孔２
３との係合によってバンパーサイド７側の突部１１をブ
ラケット部２０に止着するようにしてある。
【００２７】前記縦長孔２３には合成樹脂材からなるス
ライダ２４を嵌着固定して、ピン２２との相対的な摺動
性を良好にしてある。
ライダ２４を嵌着固定して、ピン２２との相対的な摺動
性を良好にしてある。
【００２８】また、バンパーサイド７の上縁およびサイ
ドブラケット２１の上面のボルト挿入用の開孔２５は前
後方向の長孔として形成してある。
ドブラケット２１の上面のボルト挿入用の開孔２５は前
後方向の長孔として形成してある。
【００２９】本実施形態ではこのサイドブラケット２１
を前記斜面１０にクリップ２６によって仮固定して、バ
ンパーサイド７にサブアッセンブリしてある。
を前記斜面１０にクリップ２６によって仮固定して、バ
ンパーサイド７にサブアッセンブリしてある。
【００３０】以上の実施形態の構造によれば、フロント
フェンダ１の前端部の側面略３角形状の突部５は鋭角的
に絞り成形されることから、その下縁の傾斜縁４を幅広
に形成することができず該傾斜縁４と、バンパーサイド
７側の突部１１の斜面１０との直接的な結合はできない
が、前記傾斜縁４の内側端縁には下側前方に延出するブ
ラケット部２０を設けて、該ブラケット部２０に前記バ
ンパーサイド７側の突部１１を止着してあるため、該突
部１１の斜面１０とフロントフェンダ１側の突部５の傾
斜縁４との整合性が高く、これらフロントフェンダ１側
の突部５とバンパーサイド７側の突部１１との間に隙間
が発生するようなことがなく、外観および品質感を一段
と向上することができる。
フェンダ１の前端部の側面略３角形状の突部５は鋭角的
に絞り成形されることから、その下縁の傾斜縁４を幅広
に形成することができず該傾斜縁４と、バンパーサイド
７側の突部１１の斜面１０との直接的な結合はできない
が、前記傾斜縁４の内側端縁には下側前方に延出するブ
ラケット部２０を設けて、該ブラケット部２０に前記バ
ンパーサイド７側の突部１１を止着してあるため、該突
部１１の斜面１０とフロントフェンダ１側の突部５の傾
斜縁４との整合性が高く、これらフロントフェンダ１側
の突部５とバンパーサイド７側の突部１１との間に隙間
が発生するようなことがなく、外観および品質感を一段
と向上することができる。
【００３１】ここで、特に本実施形態にあってはバンパ
ーサイド７の上縁９および斜面１０をサイドブラケット
２１で下側から押えて、該上縁９をフロントフェンダ１
の前端部下縁３に締結固定しているから、前記斜面１０
と傾斜縁４との整合性をより一層高められると共に、バ
ンパーサイド７の取付剛性を高めることができる。
ーサイド７の上縁９および斜面１０をサイドブラケット
２１で下側から押えて、該上縁９をフロントフェンダ１
の前端部下縁３に締結固定しているから、前記斜面１０
と傾斜縁４との整合性をより一層高められると共に、バ
ンパーサイド７の取付剛性を高めることができる。
【００３２】また、前記ブラケット部２０の前部には後
傾した縦長孔２３を形成する一方、サイドブラケット２
１の前部側面にはピン２２を突設して、このピン２２を
縦長孔２３に係合して突部１１をブラケット部２０に止
着してあるから、これらブラケット部２０とサイドブラ
ケット２１とを直接結合できてバンパーサイド７の取付
剛性をより一層高めることができることは勿論、ボルト
１３をグロメット１２にねじ込んで締結すると、前記ピ
ン２２と縦長孔２３とによるガイド作用でバンパーサイ
ド７側の突部１１の斜面１０が、フロントフェンダ１側
の突部５の傾斜縁４に摺り合わせられるようにして密着
するようになり、しかも、この時、バンパーサイド上縁
９およびサイドブラケット２１上面のボルト挿通用の開
孔２５は前後方向の長孔として形成してあって、ボルト
１３に対してバンパーサイド７の後方へのずれ動きが自
由に行われるので、前記斜面１０と傾斜縁４との整合性
をより一層高めて品質感を向上することができる。
傾した縦長孔２３を形成する一方、サイドブラケット２
１の前部側面にはピン２２を突設して、このピン２２を
縦長孔２３に係合して突部１１をブラケット部２０に止
着してあるから、これらブラケット部２０とサイドブラ
ケット２１とを直接結合できてバンパーサイド７の取付
剛性をより一層高めることができることは勿論、ボルト
１３をグロメット１２にねじ込んで締結すると、前記ピ
ン２２と縦長孔２３とによるガイド作用でバンパーサイ
ド７側の突部１１の斜面１０が、フロントフェンダ１側
の突部５の傾斜縁４に摺り合わせられるようにして密着
するようになり、しかも、この時、バンパーサイド上縁
９およびサイドブラケット２１上面のボルト挿通用の開
孔２５は前後方向の長孔として形成してあって、ボルト
１３に対してバンパーサイド７の後方へのずれ動きが自
由に行われるので、前記斜面１０と傾斜縁４との整合性
をより一層高めて品質感を向上することができる。
【図１】本発明の一実施形態を示す分解斜視図。
【図２】本発明の一実施形態の側面説明図。
【図３】図２のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図４】本発明の対象とする自動車の側面説明図。
【図５】図４のＢ−Ｂ線に沿う断面図。
１ フロントフェンダ ２ 切欠部 ２ａ 縦縁 ３ フロントフェンダの前端部下縁 ５，１１ 突部 ６ フロントバンパー ７ バンパーサイド ８ ヘッドランプ合わせ縁 ９ バンパーサイド上縁 １０ 斜面 １５ ヘッドランプ ２０ ブラケット部 ２１ サイドブラケット ２２ ピン ２３ 縦長孔 ２５ 締結部材挿通用の開孔
Claims (5)
- 【請求項１】 フロントフェンダ前端部のヘッドランプ
を受容する切欠部の縦縁を、該ヘッドランプの側部後縁
の傾斜角度に合わせて比較的大きく後傾させて形成する
と共に、フロントフェンダ前端部の略水平な下縁の前端
部に斜め上方に立上がる傾斜縁を形成して、これら切欠
部の縦縁と傾斜縁とで側面略３角形状の突部を形成する
一方、フロントバンパーのバンパーサイドのヘッドラン
プ側部の下縁から後縁に整合するヘッドランプ合わせ縁
と、バンパーサイドの略水平な上縁との連設部分に前記
フロントフェンダの突部を構成する傾斜縁に整合する斜
面を形成して、これらヘッドランプ合わせ縁とバンパー
サイド上縁との連設部分に側面略３角形状の突部を形成
し、前記傾斜縁と斜面、およびフロントフェンダ下縁と
バンパーサイド上縁とを突合わせて、これらフロントフ
ェンダ下縁とバンパーサイド上縁とを締結部材により締
結固定する構造であって、前記傾斜縁の内側端縁に下側
前方に延出するブラケット部を設け、該ブラケット部に
バンパーサイド側の突部を止着固定したことを特徴とす
るフロントバンパーサイドの取付構造。 - 【請求項２】 バンパーサイドの上縁から斜面に亘る部
分をサイドブラケットで押えてフロントフェンダ前端部
の下縁に締結固定したことを特徴とする請求項１に記載
のフロントバンパーサイドの取付構造。 - 【請求項３】 フロントフェンダのブラケット部とバン
パーサイドの突部とを、該ブラケット部に設けた係止孔
とバンパーサイドの突部側に設けたピンとを係合して止
着するようにし、かつ、該係止孔を後傾した縦長孔に形
成したことを特徴とする請求項１，２に記載のフロント
バンパーサイドの取付構造。 - 【請求項４】 バンパーサイドの突部側のピンを、サイ
ドブラケットに突設したことを特徴とする請求項３に記
載のフロントバンパーサイドの取付構造。 - 【請求項５】 バンパーサイド上縁およびサイドブラケ
ットに設けられる締結部材挿入用の開孔を、前後方向の
長孔に形成したことを特徴とする請求項３，４に記載の
フロントバンパーサイドの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1965098A JPH11208391A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | フロントバンパーサイドの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1965098A JPH11208391A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | フロントバンパーサイドの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11208391A true JPH11208391A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12005129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1965098A Pending JPH11208391A (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | フロントバンパーサイドの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11208391A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10228464A1 (de) * | 2002-06-26 | 2004-01-15 | Bayerische Motoren Werke Ag | Fahrzeug mit einer Leuchteneinheit |
| KR100436304B1 (ko) * | 2000-11-17 | 2004-06-18 | 미츠비시 지도샤 엔지니어링 가부시키가이샤 | 차량용 램프의 장착구조 |
| FR2862109A1 (fr) * | 2003-11-07 | 2005-05-13 | Renault Sas | Dispositif de fixation de pieces de vehicules automobile. |
| DE102007033313A1 (de) * | 2007-07-18 | 2009-01-22 | Daimler Ag | Stoßfänger für einen Personenkraftwagen |
| FR2940239A1 (fr) * | 2008-12-22 | 2010-06-25 | Faurecia Bloc Avant | Ensemble pour vehicule automobile adapte pour gerer l'affleurement entre deux pieces |
| CN110481476A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-11-22 | 芜湖国风塑胶科技有限公司 | 一种汽车车身装配用的安装支架 |
| FR3117963A1 (fr) * | 2020-12-21 | 2022-06-24 | Psa Automobiles Sa | Ensemble de pare-chocs de véhicule automobile |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP1965098A patent/JPH11208391A/ja active Pending
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