JPH1120815A - 熱転写用ヒートプレス装置 - Google Patents

熱転写用ヒートプレス装置

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Publication number
JPH1120815A
JPH1120815A JP21382097A JP21382097A JPH1120815A JP H1120815 A JPH1120815 A JP H1120815A JP 21382097 A JP21382097 A JP 21382097A JP 21382097 A JP21382097 A JP 21382097A JP H1120815 A JPH1120815 A JP H1120815A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
heating plate
screw shaft
transfer
heat press
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP21382097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Uchida
仁 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Seiki Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taiyo Seiki Co Ltd filed Critical Taiyo Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業の安全性が高く簡単に必要な加圧力が得
得られる熱転写用ヒートプレス装置を提供すること。 【解決手段】 第1フレーム11と、第1フレーム11
に固定された被転写物を載置する台13と、枢支ピン2
4により第1フレーム11に対して回動可能に取り付け
られた第2フレーム12と、第2フレーム12に軸受を
介して回転可能に取り付けられたねじ軸21と、スペー
サ16、アーム17、ナット18が一体化された加熱板
15とを備え、ナット18をねじ軸21に螺合させてね
じ軸21の回転により加熱板15を台13対して接近さ
せて被転写物を押圧するとともに、被転写物の台13へ
のセット作業時加熱板15を作業空間から退避させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写に用いるヒ
ートプレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、コンピュータグラフィックやデ
ィジタルカメラ等により作成したオリジナルマーク等の
映像を転写紙に移し、転写紙の画像をTシャツなどの衣
類、キャップ、絵皿、サイコロ、ボードなどに転写処理
することが行われている。この場合、転写処理作業は熱
転写による方法が一般的で、電気アイロン等が使用され
ているが、熱転写の品質安定や大量に作業する場合に
は、熱転写専用のヒートプレス装置が用いられる。
【0003】図5はこのようなヒートプレス装置の概略
を示す側面図で、1はフレーム、2はフレーム1に固定
された被転写物を載置する台、3は加熱板、4は加熱板
3に一端が固着された軸、5はフレーム1に固着され、
軸4を挿通してその移動をガイドするガイド部材、6は
フレーム1に固着された支持部材、7は操作レバー、8
はリンク、9はトグル機構である。
【0004】操作レバー7の一端部はリンク部7aとさ
れており、リンク部7aの一端、すなわち操作レバー7
の先端部は支持部材6に軸支され、リンク部7aの他端
にリンク8の一端が軸支され、リンク8の他端は軸4の
他端に軸支され、操作レバー7とリンク8とによりトグ
ル機構9が構成されている。
【0005】このように構成されたヒートプレス装置
は、転写処理するとき、台2に被転写物を載置し、その
上にオリジナルマーク等を転写インクで描画したフィル
ムや印画紙を載せ、操作レバー7を操作(矢示A方向)
してトグル機構9を直線状に伸ばしてフィルムや印画紙
の上から加熱された加熱板3を押圧してオリジナルマー
ク等を被転写物に熱転写する。その転写を終了すると操
作レバー7を逆方向に操作(矢示A方向)してトグル機
構9を折り曲げ、台2と加熱板3との間を開けて処理後
の被転写物を取り出し、次の転写処理を同様の手順で行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにト
グル機構9を用いるヒートプレス装置では、操作者によ
る大きな加圧力を要し、そのために操作者の疲労が大き
いという問題がある。また、安定した加熱板3の被転写
物への加圧力が得られず加圧力不足による転写失敗を発
生したり、加熱板3の突然の降下による危険性が高いと
いう問題がある。
【0007】本発明は、上記の問題に鑑みなされたもの
で、作業の安全性が高く簡単に必要な加圧力が得られる
熱転写用ヒートプレス装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、第1フレームと、前記第1フレームに固定
された被転写物を載置する台と、前記第1フレームに回
動可能に取り付けられた第2フレームと、前記第2フレ
ームに軸受を介して回転可能に取り付けられたねじ軸
と、前記ねじ軸に螺合するナットと、前記ナットに固定
され前記台に対向する位置に配置される加熱板とを備
え、前記ねじ軸の回転により前記加熱板を前記台に接近
および離間してなることを特徴とする。
【0009】本発明は、熱転写する場合には第2フレー
ムを回動して加熱板を一旦台と対向する位置から退避さ
せ、台に印画フィルム(印画紙を含む)を当てがって被
転写物を載置して第2フレームを逆方向に回動して加熱
板を台と対向する位置に戻す。そしてねじ軸を回転して
加熱板を台に接近する方向に移動させ、加熱板で印画フ
ィルムを当てがった被転写物を台へ押圧する。
【0010】このとき加熱板は加熱されており、その熱
と押圧による印画フィルムと被転写物との密着により印
画フィルムの絵や文字は被転写物に転写される。転写を
終了するとねじ軸を逆方向に回転して加熱板を台から離
間する方向に移動させて、被転写物の押圧を解除して、
転写処理後の被転写物を取り出す。このとき必要に応じ
て第2フレームを回動して加熱板を台と対向する位置か
ら退避させる。
【0011】このように台に被転写物を載置するとき、
あるいは取り出すとき加熱板を台と対向する位置から退
避させることができるので、その作業時に加熱板が邪魔
とならず行い易い。また、加熱板はねじ軸の回転に伴っ
て移動するので、ねじ軸に連結したハンドル等の回転操
作で簡単に必要な加圧力を決め細かく得ることができ、
さらには加熱板の突然の降下もないので安全性も高い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る熱転写用ヒートプレス装置の一部切り欠いて示す
斜視図、図2は図1に示す熱転写用ヒートプレス装置の
断面図、図3は同じく外観斜視図、図4はフレームの回
動を示す平面図である。なお、加熱板のヒータは図では
省略している。
【0013】図3において、11はフレームの下部を構
成する第1フレーム、12はフレームの上部を構成する
第2フレーム、13は被転写物を載置する台、14は緩
衝シート、15は加熱板、16は加熱板15に固着され
た断熱兼用のスペーサ、17はアーム、18はナット、
19は支持板、20はアーム17に植立されたピン、2
1はねじ軸、22はハンドルである。
【0014】第1フレーム11は、略L字状の板部材1
1a、11bを適宜間隔を設けて互いに対向させて平行
に配置し、両板部材11a、11bの短辺側端部間およ
び長辺側端部間のそれぞれに板部材11c(図1、図2
参照)、11d(図2参照)を橋渡固着して構成されて
いる。第2フレーム12は、第1フレーム11と同様に
略L字状の板部材12a、12bを適宜間隔を設けて互
いに対向させて平行に配置し、両板部材12a、12b
の短辺側端部間および長辺側の先端部間並びに長辺側の
後端部間のそれぞれに板部材12d(図1、図2参
照)、12f、12cを橋渡固着して構成されている。
【0015】そして、第1フレーム11は短辺側端部を
上向きにし、台フレーム12は短辺側端部を下向きに
し、その両先端面を対向させて第1フレーム11の上に
第2フレーム12が位置するようにされ、第1フレーム
11の短辺側端部間に渡された板部材11cと第2フレ
ーム12の短辺側端部間に渡された板部材12dとは互
いにほぼ当接する状態で対向している。第1フレーム1
1の短辺側端部間に渡された板部材11cには、図1お
よび図2に示すように、ガイドピン25が植立され、枢
支ピン24が固定され、幅方向のほぼ中央部の台13側
に向かう端面に係合凹溝を形成した突出体11dが形成
されている。
【0016】第2フレーム12の短辺側端部間に渡され
た板部材12dには、ガイドピン25と係合する弧状の
ガイド溝12gと枢支ピン24を挿通する孔12hが形
成され、幅方向のほぼ中央部の台13側に向かう端面に
係合突起12eが形成されている。これにより第2フレ
ーム12は枢支ピン24を支点にして図4に示すよう
に、回動するように構成され、第2フレーム12が第1
フレーム11ほぼ完全に重ねられた状態のときは、図1
および図2に示すように、係合突起12eは突出体11
dの係合凹溝と係合する。また、この状態のとき加熱板
15は台13と相対向する。なお、この係合突起12e
と突出体11dの係合凹溝との係合は、転写処理時加熱
板15が被転写物を押圧すると第2フレーム12が第1
フレーム11から浮き上がる反力が発生するので、その
浮き上がりを防止するためである。
【0017】加熱板15に固着されたスペーサ16に
は、アーム17が固着され、そのアーム17の先端部に
ピン20が植立されている。ピン20は第2フレーム1
2のL字状の板部材12aの側面に固着された支持板1
9の孔に挿通されている。アーム17のスペーサ16の
反対側の表面にナット18が固着され、ナット18はね
じ軸21のねじと螺合されている。ねじ軸21は、その
端部にはハンドル22が取り付けられており、軸受23
を介して第2フレーム12の略L字状の板部材12a、
12bの長辺側の先端部間に渡された板部材12fに取
り付けられている。なお符号22aはハンドル22の握
手である。
【0018】そして、ハンドル22を回転しねじ軸21
を回転するとねじ軸21のねじに螺合しているナット1
8はねじ軸21に沿って直線移動し、ナット18に固着
されているアーム17および加熱板15はねじ軸21の
回転方向にしたがい台13に対して接近または離間する
方向に移動する。このときナット18をはじめ加熱板1
5が回転しようとするが、アーム17のピン20が支持
板19の孔に挿通されており、その回転は止められる。
なお、アーム17のねじ軸21に沿う移動方向に対して
は自由となっている。すなわちピン20は支持板19の
孔に対して摺動自在とされている。
【0019】このように構成されたヒートプレス装置
は、熱転写する場合には、図4に示すように、第2フレ
ーム12を回動して加熱板15を一旦台13と対向する
位置から退避させて台13の作業上面に空間を設け、台
13の緩衝シート14の表面に印画フィルム(印画紙を
含む)を当てがって被転写物を載置する。その後第2フ
レーム12を逆方向に回動して加熱板15を台13と対
向する位置に戻す。
【0020】そしてハンドル22を回転してねじ軸21
を回転し、加熱板15を台13に接近する方向に移動さ
せ、加熱板15で印画フィルムを当てがった被転写物を
台13へ押圧する。適宜時期に加熱板15は加熱されて
おり、その熱と押圧による印画フィルムと被転写物との
密着により印画フィルムの絵や文字は被転写物に転写さ
れる。
【0021】転写を終了するとハンドル22を逆方向に
回転し、ねじ軸21を逆方向に回転して加熱板15を台
13から離間する方向に移動させて、被転写物の押圧を
解除して、転写処理後の被転写物を台13から取り出
す。このとき第2フレーム12を回動して加熱板15を
台13と対向する位置から退避させると取り出し作業が
しやすい。
【0022】なお、この実施の形態ではハンドル22に
よりねじ軸21を回転させるようにしているが、この実
施の形態のフレーム構造ではモータ等を簡単に配備で
き、したがってモータ等の動力によりねじ軸21を回転
するようすると良い。このようにすると操作者の負担を
軽減することができ、ひいては自動機への転換も簡単に
できる。また、ハンドル22あるいはモータとねじ軸2
1の間にトルクリミッタを設けても良い。この場合、被
転写物の厚みに拘らず常に安定した加熱板15の押圧力
が得られる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
加熱板の被転写物への押圧機構をねじ軸とこのねじ軸に
螺合したナットとにより構成しているので、被転写物を
載置する台と加熱板との間隔を大きく採ることができ、
さまざまの厚みの被転写物に対応することができ、また
必要な圧力が簡単な操作により得られ、操作者の作業負
担を軽減し長期間の作業も可能になる。さらに、台に被
転写物を載置するとき、あるいは取り出す作業のとき加
熱板を台と対向する位置から退避させることができるの
で、この作業を加熱板の下で行うことが避けられ安全性
を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る熱転写用ヒートプレ
ス装置の一部切り欠いて示す斜視図である。
【図2】図1に示す熱転写用ヒートプレス装置の断面図
である。
【図3】図1に示す熱転写用ヒートプレス装置の外観斜
視図である。
【図4】図1に示す熱転写用ヒートプレス装置における
フレームの回動を示す平面図である。
【図5】従来の熱転写用ヒートプレス装置の側面図であ
る。
【符号の説明】
11 第1フレーム 11d 突出体 12 第2フレーム 12g ガイド溝 12e 係合突起 12h 孔 13 被転写物を載置する台 15 加熱板 16 断熱兼用のスペーサ 17 アーム 18 ナット 19 支持板 20 ピン 21 ねじ軸 22 ハンドル 23 軸受 24 枢支ピン 25 ガイドピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1フレームと、前記第1フレームに固
    定された被転写物を載置する台と、前記第1フレームに
    回動可能に取り付けられた第2フレームと、前記第2フ
    レームに軸受を介して回転可能に取り付けられたねじ軸
    と、前記ねじ軸に螺合するナットと、前記ナットに固定
    され前記台に対向する位置に配置された加熱板とを備
    え、前記ねじ軸の回転により前記加熱板を前記台に接近
    および離間してなることを特徴とする熱転写用ヒートプ
    レス装置。
JP21382097A 1997-07-02 1997-07-02 熱転写用ヒートプレス装置 Withdrawn JPH1120815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21382097A JPH1120815A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 熱転写用ヒートプレス装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21382097A JPH1120815A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 熱転写用ヒートプレス装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1120815A true JPH1120815A (ja) 1999-01-26

Family

ID=16645578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21382097A Withdrawn JPH1120815A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 熱転写用ヒートプレス装置

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JP (1) JPH1120815A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848713A (zh) * 2012-09-17 2013-01-02 李理 一种手动热转印装置
CN109551872A (zh) * 2019-01-08 2019-04-02 浙江江山福鑫工艺品有限公司 一种工艺品加工用手动烫画机

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CN102848713A (zh) * 2012-09-17 2013-01-02 李理 一种手动热转印装置
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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 20040907