JPH0899748A - 連続シート歪み矯正装置 - Google Patents

連続シート歪み矯正装置

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Publication number
JPH0899748A
JPH0899748A JP25962194A JP25962194A JPH0899748A JP H0899748 A JPH0899748 A JP H0899748A JP 25962194 A JP25962194 A JP 25962194A JP 25962194 A JP25962194 A JP 25962194A JP H0899748 A JPH0899748 A JP H0899748A
Authority
JP
Japan
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sheet
pad
air cylinder
distorsion
continuous sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP25962194A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Miura
靖 三浦
Kazuyuki Kobue
和志 小笛
Arata Kasai
新 河西
Michio Konno
道雄 紺野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷された連続シートを接触乾燥する際のシ
ートの歪み矯正装置の提供を目的とする。 【構成】 シートの進行方向に対して平行に配置され、
且つ、昇降可能で、降下時にシートを押さえることがで
きるパッドを有し、このパッドがシートの進行方向に対
し直角な方向でシート端部に向けて、加圧下に接触直線
運動を可能とする連続シート歪み矯正装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続シートの印刷装置
などの乾燥ユニットに使用されるシートの歪み矯正装置
に関し、特に、積層シートなどの熱により歪みの発生し
やすいシートの歪み矯正に好適である。
【0002】
【従来技術の説明】従来、連続シートの印刷装置におい
て、スクリーン印刷などで一定周期で印刷された連続シ
ートを乾燥するのに、熱板などにシートを接触固定し、
乾燥させる方法がその簡便さのために行われていた。こ
の場合、接触乾燥部において、シートを乾燥ユニットへ
固定するには、印刷シートの進行方向に対して、直角方
向に印刷シートを押さえるためのパッドと、そのパッド
を上下させるためのシリンダを有する装置が使用されて
いた。しかし、このような構成では印刷シートを押さえ
る際に、印刷シート自身が有する内部応力や、進行方向
の慣性、更には接触乾燥の熱による歪みが発生し、平滑
な印刷シート面が得られず、充分な接触乾燥を行うこと
ができなかった。特に、熱可塑性樹脂フィルムと金属箔
を張り合わせた積層シートのような場合は歪みが発生し
やすく円滑な接触乾燥を行うことが困難であった。ま
た、印刷シートを横切るように、進行方向に対して直角
にシートをパッドで押さえるために、印刷シート上にパ
ッドを下ろすための印刷されていない部分が必要であ
り、シートの印刷位置が制限され、歩留りが悪いという
欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
対し、連続シートの歪みを取り去り、接触乾燥を効果的
に行うことを可能にする連続印刷シート歪み矯正装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願発明者等は、前記課
題を解決するために、シートの進行方向に対し平行に配
置され、且つ、昇降可能で、降下時にシートを押さえる
ことができるパッドを有し、該パッドが前記シート上
で、シートの進行方向に対し直角な方向でシート端部に
向けて、加圧下に接触直線運動を可能とする連続シート
歪み矯正装置を用いることにより課題の解決が可能であ
ることを見出だし、更に、この連続シート歪み矯正装置
が、シートの進行方向に対し平行に両端部に配置されて
いる連続シート歪み矯正装置とすることによりより効果
的に解決できることを見出だし、また、連続シート歪み
矯正装置におけるパッドの形状が楔形である連続シート
歪み矯正装置とすることにより更に効果的に前記課題の
解決が可能であることを見出だしたものである。本発明
の装置が適用される連続シートは、紙、プラスチックフ
ィルム、金属フィルム等があげられ、印刷及び接触乾燥
が可能なものであれば特に限定されない。 また、前述
したようにプラスチックフィルムと金属箔を張り合わせ
た積層シートのような場合は、特に好適である。
【0005】パッドを昇降させたり、シートと直角方向
に運動させたりするアクチュエーターとしては、エアシ
リンダ、電気シリンダ等のシリンダ類や、サーボモー
タ、ステッピングモータ等のモータ類があげられるが、
構成が単純であることや、発熱体の近傍での使用に耐え
得るものであることが望ましい。、また、シートを押さ
えるパッドの材質は、硬度60程度のシリコンゴムが望
ましいが、押さえるシートによって、ネオプレンやバイ
トン等のゴムで、硬度55〜80であっても良い。
【0006】以下、本発明の詳細を図面にしたがって説
明する。図1に本発明のシート歪み矯正装置を示す。矯
正装置1は、エアシリンダ2、エアシリンダ3、パッド
4、作動軸5及びそれらを支持する支持部材8から構成
されている。矯正装置1は、連続シートの進行経路上に
設けられた架台上に、パッド4が連続シート6の端部の
上に位置するように、且つ、パッドの長手方向がシート
の進行方向と平行になるように取り付けられる。エアシ
リンダ2は、支持部材8に固定されており、エアシリン
ダ3は、支持部材8に可動軸9を介して、シートの進行
方向に対して直角方向の面内で回動可能に設置されてい
る。パッド4は、パッド把持部材12に固定されてお
り、把持部材12は、作動軸5,5´を介してエアシリ
ンダ2,3のピストンロッドに接合されている連結ブロ
ック10,11に回動自在に組み合わされている。次
に、この矯正装置の作動手順について説明する。図2
(a)は、矯正装置1が連続シート6の端部の上に位置
し待機状態にあることを示す。シート6は、歪みをもっ
た状態で下台7の上に停止している。シート6は、下台
7の上を図面の手前方向、または奥方向に進行する。下
台7は、接触乾燥部の一部であっても良い。
【0007】連続シート6が進行している状態では、矯
正装置1は図2(a)に示すように待機状態にあり、エ
アシリンダ2はoffの状態で、エアシリンダ3はon
の状態にあり、パッド4は下台7に対し垂直となる。こ
の時、エアシリンダ2の引込み力は、エアシリンダ3の
押出し力と同等か若干大きく設定されることが望まし
い。シート6が停止したところで、図2(b)のように
エアシリンダ2がonの状態になり、パッド4がシート
6を垂直に押さえる。その後、エアシリンダBをoff
にすることにより、図2(c)のように作動軸5を中心
にして、パッド4がシート6の進行方向と直角方向に、
シートの端の方に向けて、加圧しながらシート5を押し
伸ばすように回転し歪みを除去する。この時、エアシリ
ンダ3は、可動軸9を中心にして僅かにシートの内側の
方に閉じるような形になる。パッド4は、シリンダ2,
3の力関係により作動軸5,5´を介して回転するよう
にシート6を押し付けながらシートの端の方に向かって
直線運動をする。直線運動の距離は、パッドの形状、大
きさ、シリンダ間の距離や、シリンダロッドの伸縮範囲
に対するシートの位置関係により変化するが2〜10m
m程度であれば、シート歪みの除去に効果がある。
【0008】図2(c)で示すように歪みの除去された
シートは、効率よく接触乾燥される。乾燥終了後、図2
(d)のようにエアシリンダ3がoffの状態で、エア
シリンダ2がoffとなり、パッド4は上昇し、シート
6への押し付け圧力が解放され、シート6の進行が再開
される。パッドの上昇と同時にエアシリンダ3は、シリ
ンダ2と平行な位置にもどる。これら一連のエアシリン
ダの動作は、シートの進行、停止と共にタイマーやリレ
ーの組合わせにより自動的に行うように設定することが
できる。
【0009】また、請求項2に記載されているように、
シートの両側に矯正装置を設けることにより更に効率的
に歪みを除去することができる。この場合、いずれか一
方は、単にパッドが昇降するだけの動作をするものであ
っても良い。パッドの形状としては、図3に示すような
楔形が望ましく、長さlは、50〜500mm程度の範
囲であれば良い。形状については楔形が望ましいが、半
球状や変形しない程度の板状であってもシートの種類に
よっては使用可能である。
【0010】
【作用】本発明のシート歪み矯正装置は、シートを押さ
えるためのパッドをシートの進行方向に対して平行に、
シートの左右端上に配置してあり、印刷面にかかること
無くシートを押えることが可能となり、シートの進行方
向に対して隙間無く印刷することもできる。また、シー
トを押さえるパッドを上下に移動させるためのアクチュ
エータの他にパッドを左右に移動させるためのアクチュ
エータを付加したことにより、シートを上から単純に押
さえるだけでなく、シートを左右に押し伸ばすことが可
能となり、シートの歪みを効果的に除去することができ
る。更に、シートを押さえるためのパッドを楔形とする
ことで、パッドとシートの接触面積が小さくなり、押さ
える力や、押し伸ばす力を集中させることができ、歪み
除去を効率的に行うことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明のシート歪み矯正装置を用いるこ
とにより、シート自身の有つ歪みを矯正でき、また、熱
により発生したシート歪みも矯正できる。更にパッドを
押さえるためのスペースが不要であるため、シートを有
効に使用でき、パッドを下ろす位置の自由度が大きいた
め、シート停止位置の精度に対する制限が小さいという
利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート矯正装置の正面図
【図2】本発明のシート矯正装置の作動順序を示す正面
【図3】本発明のシート矯正装置に用いられるパッドの
斜視図
【符号の説明】
1. シート矯正装置 2. エアシリンダ2 3. エアシリンダ3 4. パッド 5,5´.作動軸 6. 連続シート 7. 下台 8. 支持枠 9. 可動軸 10,11.接合ブロック 12.パッド把持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの進行方向に対し平行に配置さ
    れ、且つ、昇降可能で、降下時にシートを押さえること
    ができるパッドを有し、該パッドが前記シート上で、シ
    ートの進行方向に対し直角な方向でシート端部に向け
    て、加圧下に接触直線運動を可能とすることを特徴とす
    る連続シート歪み矯正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の連続シート歪み矯正装置
    が、シートの進行方向に対し平行に両端部に配置されて
    いることを特徴とする連続シート歪み矯正装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の連続シート歪み矯正装置
    におけるパッドの形状が楔形であることを特徴とする連
    続シート歪み矯正装置。
JP25962194A 1994-09-30 1994-09-30 連続シート歪み矯正装置 Pending JPH0899748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25962194A JPH0899748A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 連続シート歪み矯正装置

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JP25962194A JPH0899748A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 連続シート歪み矯正装置

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JPH0899748A true JPH0899748A (ja) 1996-04-16

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JP25962194A Pending JPH0899748A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 連続シート歪み矯正装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109502394A (zh) * 2018-12-18 2019-03-22 北京金保联印刷有限公司 一种便于安装的表格机刮纸器
CN112746496A (zh) * 2020-12-15 2021-05-04 李永鹏 一种卷筒状无纺布的切割设备

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CN109502394A (zh) * 2018-12-18 2019-03-22 北京金保联印刷有限公司 一种便于安装的表格机刮纸器
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