JPH11207935A - グラビア印刷装置の集中制御処理システム - Google Patents

グラビア印刷装置の集中制御処理システム

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JPH11207935A
JPH11207935A JP10016147A JP1614798A JPH11207935A JP H11207935 A JPH11207935 A JP H11207935A JP 10016147 A JP10016147 A JP 10016147A JP 1614798 A JP1614798 A JP 1614798A JP H11207935 A JPH11207935 A JP H11207935A
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剛也 川野
Eiji Mori
英二 盛
Tsutomu Matsumura
勉 松村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷位置の修正時間が短縮化されて不良印刷
製品の製造を抑制する。 【解決手段】 コンペンセータロール61の位置をAC
サーボモータのコンペン用モータ62aの駆動による集
中制御処理装置(コンピュータ)2からの数値制御でフ
ィルム52の弛み量を変化させているため、フィルム5
2の流れ方向における印刷位置の修正速度は、従来の1
mm/minから20mm/minと大幅に早く設定されてお
り、初期見当合せ時および自動見当合せ時などに、より
素早く設定印刷位置に対して印刷ずれを無くすことがで
きて、その印刷位置ずれした不良印刷製品の製造量を大
幅に抑制することができ、コスト的にも大幅に有利に製
造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数色を順次重ね
て多色印刷するグラビア印刷装置の集中制御処理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグラビア印刷装置は、例
えば包装袋用、木目などの建材用および出版用などの複
数色の絵柄の重ね印刷に用いられており、例えば印刷用
フィルムのテンション値や、温度および印圧などを設定
し、印刷するようになっている。
【0003】また、このグラビア印刷装置は、各色毎に
印刷される文字や絵柄などがずれないように、所定の例
えば30m/min程度の低印刷速度における初期見当合
せや、所定の印刷速度の例えば150m/min程度の高
印刷速度における自動見当合せのカラーコントロールが
行われている。
【0004】この手動見当合せのとき、この手動見当合
せから自動見当合せに移行するとき(印刷速度が30m
/min程度から150m/min程度に速度変化すると
き)、さらに自動見当合せのときにおいて、各色毎の印
刷時に印刷されるレジスタマーク(各色毎の印刷位置自
動合せ用のマーク)の位置が前後方向および左右方向で
所定の位置関係となるように制御が為されている。この
ような従来のグラビア印刷装置について図4にその概略
構成を模式的に示している。
【0005】図4に示すように、このグラビア印刷装置
51は、ロール状に巻回された送出ロール53aから重
ね印刷対象としてのテープ状のフィルム52を送り出す
送出部53と、この送出部53から所定のテンション値
でフィルム52を引出ロール55aで引き出してプレヒ
ータ54で所定温度に温めるインフィード部55と、こ
のインフィード部55から供給されるフィルム52に対
して各色毎の文字や絵柄などを順次重ねて印刷する各印
刷ユニット56a〜56cと、この最終段の印刷ユニッ
ト56cからの印刷済みのフィルム52を所定のテンシ
ョンで引出ロール57aで引き出すアウトフィード部5
7と、このアウトフィード部57からの印刷済みのフィ
ルム52を巻取る巻取ロール58aからなる巻取部58
と、これらのフィルム52の搬送速度やテンション値、
温度および印圧などが設定され、その設定値に応じて各
印刷ユニット56a〜56cを一括駆動する印刷駆動制
御部(図示せず)と、各印刷ユニット56a〜56cで
それぞれ設定印刷位置に対する印刷ずれを検出し、その
検出値を所定の設定値に合わせることで各色毎の設定印
刷位置に対する印刷ずれをそれぞれ無くすように駆動制
御するカラーコントロール部59とを有している。
【0006】これらの各印刷ユニット56b〜56cは
それぞれ、フィルム52に対して各色毎の文字や絵柄な
どの印刷を順次重ねて行うための各色毎の印版としての
ロール状の版胴60と、この版胴60の上流側に配設さ
れ、コンペンセータロール61をコンペン用モータ62
でフィルム52と共に上下方向に移動させてフィルム5
2のパス長(弛み量)を制御自在なフィルム流れ方向印
刷ずれ補正用の印刷位置調整手段63と、これらの版胴
60毎に連結されてそれぞれ配設され、版胴60を横方
向(幅方向)に移動自在なサイドレ用モータ64よりな
るフィルム幅方向補正用の印刷位置調整手段65と、版
胴60の下流側に配設され、版胴60により印刷された
インクを乾燥させるための電気ヒータ、スチームおよび
ガス炊きなどの乾燥器66と、この乾燥器66と版胴6
0の間に配設され、各色毎の印刷時にそれぞれ印刷され
るレジスタマークの印刷位置を検出する光ファイバー式
検出器で構成されたスキャニングヘッドSHと、各色毎
の版胴60を同期状態で回転駆動させる駆動モータ(図
示せず)と、この駆動モータ(図示せず)による各色毎
の版胴60の回転位置を示す制御信号を出力するパルス
発生器67とをそれぞれ有している。
【0007】このフィルム52を搬送しつつ各色毎に順
次重ねるように絵柄を印刷する印刷駆動制御部と、各色
毎の印刷位置を設定印刷位置に合わせるカラーコントロ
ール部59とが別々に設置されている。なお、SHCは
スキャニングヘッド用中継コードであり、SHBはスキ
ャニングヘッド用中継箱である。
【0008】上記構成により、まず、オペレータは、印
刷駆動制御部の制御パネルのキーを操作することで、フ
ィルム52のテンション値や、その温度および印圧など
を設定する。このフィルム52のテンション値やその温
度が変化すると、フィルム52の伸び率も変化して安定
した各色毎の印刷ができないからである。また、版胴6
0の回転外周寸法の整数倍の寸法が印刷ユニット間寸法
となるように、コンペンセータロール61をコンペン用
モータ62でフィルム52と共に上下方向に移動させて
フィルム52のパス長(弛み量)を変化させることで各
印刷ユニット56a〜56cにおける所定の設定印刷位
置に初期見当合せする。
【0009】次に、これらの設定値に応じてフィルム5
2を低速度(30m/min程度)で搬送しつつ印刷する
ようにグラビア印刷装置51全体の駆動を開始する。こ
のとき、印刷駆動制御部は、所定温度の下でフィルム5
2の所定のテンション値が得られるように、引出ロール
55a,57や版胴60などをそれぞれ回転駆動させる
各駆動モータ(図示せず)の回転駆動を制御している。
このような30m/min程度の低搬送の印刷速度で各色
毎の絵柄を重ねるように印刷する文字や絵柄の実際の各
印刷位置を合わせる手動見当合せを行う。さらに、カラ
ーコントロール部59は、各印刷ユニット56a〜56
cでそれぞれ設定印刷位置に対する印刷ずれを検出し、
その検出値を所定の設定値に合わせることで各色毎の設
定印刷位置に対する印刷ずれをそれぞれ無くすように自
動制御する。
【0010】つまり、オペレータは、印刷駆動制御部の
制御パネルの設置位置から、フィルム52が搬送されて
流れている目視検査場所である各印刷ユニット56b,
56cまで移動し、そこで、フィルム52に各色毎に印
刷された位置合せマーク(トンボマーク)が合っている
かどうかを各マークの位置ずれで見る。その各色毎の位
置合せマーク(トンボマーク)が合っていれば、カラー
コントロール部59の設置されている場所まで戻って自
動見当合せにする。また、その各色毎の位置合せマーク
(トンボマーク)が合っていなければ、その位置合せマ
ーク(トンボマーク)が合うまでカラーコントロール部
59で手動で見当合せを行う。さらに、フィルム52が
搬送されて流れている目視検査場所にてフィルム52を
目視検査することで各色毎の文字や絵柄の実際の印刷位
置が互いに合っているかどうかを目視検査して確認す
る。この目視検査で各色毎の文字や絵柄が合っていない
場合には、再度、上記のような手順で各色毎の文字や絵
柄が合うまで操作パネル59aのキー操作が行われ、オ
ペレータは、その目視検査場所と操作パネル59aの間
を行き来することになる。
【0011】さらに、このような手動で見当合せの後
に、150m/min程度の印刷搬送速度で各色毎の重ね
印刷する文字や絵柄を設定印刷位置に合わせる自動見当
合せを行う。このとき、印刷駆動制御部は、引出ロール
55a,57や版胴60などをそれぞれ回転駆動させる
各駆動モータ(図示せず)の回転駆動をそれぞれ制御す
ることで、所定温度の下でフィルム52の所定のテンシ
ョン値(所定の伸び率)が得られるようにしている。
【0012】さらに、オペレータは、フィルム52が搬
送されて流れている目視検査場所まで移動し、そこでス
トロボスコープなどを使用して各色毎の印刷済みのフィ
ルム52を目視検査し、各色毎の重ね合せによる印刷ず
れが存在する場合には、第何番目の色の文字や絵柄がど
ちらの方向にどの程度ずれているかを知って、カラーコ
ントロール部59の設置されている場所まで戻り、その
操作パネル59aで目視検査で得た修正ユニット(修正
色)、修正方向および修正量をキーインして設定印刷位
置を更新し、再び、フィルム52が搬送されて流れてい
る目視検査場所にて各色毎の印刷済みのフィルム52の
各色毎の印刷ずれを目視検査することで各色毎の文字や
絵柄の実際の印刷位置が合っているかどうかを確認す
る。この目視検査に応じたキー修正によっても各色毎の
文字や絵柄が合わない場合には、再度、上記のような手
順で各色毎の文字や絵柄が合うまで操作パネル59aの
キー操作が行われ、オペレータは、その目視検査場所と
操作パネル59aの間を行き来することになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
コンペンセータロール61のコンペン用モータ62によ
る移動でフィルム52のパス長(弛み量)を変化させて
印刷位置が設定位置になるように修正を加えるようにし
ているが、そのコンペンセータロール61のコンペン用
モータ62による移動速度は、従来、1mm/minの低
速度であり、その見当ずれ(色ずれ)の修正時間が長く
なってその間の見当ずれ不良(色ずれした不良)の印刷
製品が多くできあがってしまうという問題を有してい
た。特に、印刷色の多い場合にはより顕著なものとな
る。
【0014】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、印刷位置の修正時間が短縮化されて不良印刷製品の
製造を抑制することができるグラビア印刷装置の集中制
御処理システムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のグラビア印刷装
置の集中制御処理システムは、テープ状の被印刷物に各
色毎の印刷ユニットでそれぞれ各色毎に順次重ねて多色
印刷するグラビア印刷装置の集中制御処理システムにお
いて、被印刷物を搬送するロールの位置をモータ駆動で
数値制御して被印刷物の弛み量を変化させて各色毎の印
刷ユニットにおける各印刷位置がそれぞれ設定位置にな
るように調整する印刷位置調整手段が設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0016】この構成により、ロールの位置をモータ駆
動で数値制御して被印刷物の弛み量を変化させているの
で、被印刷物の流れ方向における印刷位置の修正速度
は、初期見当合せ時および自動見当合せ時などに、より
素早く設定印刷位置に対して印刷ずれを無くすことが可
能となって、その印刷位置ずれした不良印刷製品の製造
量が大幅に抑制され、コスト的にも大幅に有利である。
また、被印刷物の流れ速度の変更時には、印刷ずれを起
すことなく印刷速度をより素早くスムーズに上げること
が可能となる。
【0017】また、好ましくは、本発明のグラビア印刷
装置の集中制御処理システムにおける印刷位置調整手段
は原点復帰動作を行って基準位置が調整される。
【0018】この構成により、原点復帰動作を行うの
で、初期および自動見当合わせ制御を長い間行っていて
も、機械誤差などで現在位置データと実際の位置とに生
じる誤差を取り除くことが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るグラビア印刷
装置の集中制御処理システムの実施形態について図面を
参照して説明するが、本発明は以下に示す実施形態に限
定されるものではない。
【0020】図1は本発明の一実施形態のグラビア印刷
装置の制御構成を示すブロック図であり、従来例の各構
成部材と同様の作用効果を奏する部材には同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0021】図1において、このグラビア印刷装置1
は、テープ状の被印刷物としてのフィルム52の搬送速
度、そのテンション値および温度、さらには印圧などの
印刷条件がそれぞれ設定可能で、それらの設定値に応じ
て各色毎の印刷ユニット56a〜56cで順次重ね印刷
するように駆動制御する印刷駆動制御部と、各色毎の印
刷ユニット56b,56cでそれぞれ各設定印刷位置を
それぞれ検出し、その検出した設定印刷位置のずれを無
くすように制御する後述のカラーコントロール部と、そ
れらの設定値および設定印刷位置を更新可能な後述の操
作制御部(例えばタッチ式表示器付パネルコンピュー
タ)とが情報網的に接続されて一体化して構成された集
中制御処理装置2に、各色の印刷済みフィルム52の搬
送経路(本実施形態ではアウトフィード部57の上流側
近傍位置)に配設され、各色毎に順次重ねて印刷された
フィルム52の印刷内容を映し取る撮像手段としてのカ
メラ装置3からの画像データを表示する表示画面4が配
設されている。この表示画面4は左右に2つの画面が設
けられており、その一方が、カメラ装置3からの印刷静
止画像を映し出す画面用であり、他方がポインティング
デバイス付きの入力画面や運転条件出力画面用である。
また、操作制御部で、詳細に後述するデータの集中管理
を行っている。
【0022】この集中制御処理装置2には各種キースイ
ッチ群などよりなる操作部(表示画面4上のタッチスイ
ッチ付カラー画面によるポインティングデバイスやキー
ボードも含む)5が設けられており、この操作部5に
は、各色毎の版胴60を一括して駆動させる後述の駆動
モータ(図示せず)の起動または停止およびその回転速
度を制御するフィルム搬送速度設定スイッチや、インフ
ィード部55、印刷ユニット56a〜56cの版胴6
0、アウトフィード部57を互いに制御してフィルム5
2のテンション値を適正に制御するテンション値設定操
作スイッチや、プレヒータ54および各色毎の乾燥器6
6など温度制御する温度設定操作スイッチや、各色毎の
設定印刷位置に対するカラーコントロール用の補正値を
入力する補正値入力スイッチや、その他、各部を制御す
る各種操作スイッチなどが配設されている。
【0023】また、フィルム52の印刷内容(文字や絵
柄など)を映し取るカラーのカメラ装置3はCCD撮像
装置などで構成されており、アウトフィード部57の入
口位置で、搬送されて流れてくるフィルム52の印刷面
上に対向するように配設され、目視検査時のスイッチ操
作でフィルム52上の印刷画像を取り込むようになって
いる。また、このカメラ装置3の出力端は集中制御処理
装置2の後述のカラーの表示手段(図示せず)に接続さ
れており、この表示手段は、カメラ装置3からの画像を
一旦記憶し、かつ繰り返し送出することで静止画として
表示して、搬送されて流れてくるフィルム52上に各色
毎に順次重ねて印刷された文字や絵柄などの印刷画像を
表示画面4上で確認可能になっている。オペレータはこ
の表示画面4上の印刷静止画像を見つつその実際の印刷
ずれを補正するように、修正ユニット(修正色)、修正
方向および修正量を、操作部5の各補正値入力スイッチ
から入力操作するように構成されている。
【0024】さらに、印刷位置調整手段18は、ACサ
ーボモータのコンペン用モータ62aでフィルム52と
共に上下方向に移動させてフィルム52のパス長(弛み
量)を変化させることで各印刷ユニット56b,56c
における所定の設定印刷位置に位置合せをするが、コン
ペン用モータ62aによるコンペンセータロール61の
原点復帰動作を位置ずれが生じる毎に行い、コンペン用
モータ62aの回転量に応じたコンペンセータロール6
1の移動距離を数値制御によって設定印刷位置に正確に
素早く到達する上下方向移動速度(修正速度)で行うよ
うになっている。
【0025】図2は図1の集中制御処理装置2の概略機
能構成を示すブロック図であり、図3は図2の全体制御
部および表示部の概略ハード構成を含む集中制御処理装
置2のブロック図である。
【0026】図2および図3において、全体制御部6
は、各種の制御データを格納可能な記憶部としてのRA
M7およびROM8と、各部を制御する中央演算処理装
置(以下CPUという)9とで構成されており、このC
PU9には、アドレスバス、データバスおよびコントロ
ーラバスを介して、RAM7およびROM8が接続され
ている。また、これらのバスには、さらに各インターフ
ェース回路(図示せず)をそれぞれ介して、操作部5、
表示部10の画像表示手段11、カラーコントロール部
12、本機制御部13、テンション制御部14、温度制
御部15がそれぞれバス接続されている。
【0027】これらの操作部5および全体制御部6によ
り操作制御部6aが構成されており、本機制御部13、
テンション制御部14および温度制御部15の各設定
値、カラーコントロール部12の設定印刷位置をそれぞ
れ更新可能な構成になっている。また、この操作制御部
6aにはフィルム52の印刷内容を表示画面4に表示さ
せる表示部10が配設されている。さらに、本機制御部
13、テンション制御部14および温度制御部15によ
り印刷駆動制御部13aが構成されており、操作制御部
6aの操作部5さらに全体制御部6を介して、フィルム
52の搬送速度、そのテンション値および温度が設定可
能で、それらの設定値に応じて印刷駆動を制御するよう
になっている。
【0028】このように、これらのカラーコントロール
部12、本機制御部13、テンション制御部14および
温度制御部15がそれぞれ動作するために必要な設定印
刷条件の情報が全体制御部6から各部に必要に応じて設
定出力されるようになっている。また、全体制御部6
は、運転モニタ情報として、印刷中のカラーコントロー
ル部12、本機制御部13、テンション制御部14およ
び温度制御部15から設定印刷条件の情報を収集して表
示画面4上に表示させるように制御すると共に、定期的
にRAM7内に記憶させるようになっている。このRA
M7内に記憶された運転内容の設定印刷条件の情報は、
上位コンピュータリンク用通信ポート(図示せず)から
モデム(図示せず)やデジタル回線(図示せず)などの
通信手段を介して公衆回線に接続可能で、遠方(コント
ロール室など)からのモニタ監視も可能であり、異常発
生時やメンテナンス時などに、より素早く適切な処置が
可能となる。また同様に、外部制御装置とのやり取りに
は、その通信ポートからモデムやデジタル回線(図示せ
ず)などの通信手段を介して制御内容を指示するように
すればよい。
【0029】また、このROM8には、上記したカラー
コントロール部12、本機制御部13、テンション制御
部14および温度制御部15などを統括制御する一連の
動作手順の各プログラムデータやその制御データが格納
されていると共に、表示画面4への各種処理メニュー画
面データやガイダンス画面データなどの各種画像データ
が格納されており、また、RAM7には、操作部5から
入力されて新たに更新可能な制御データが格納されるよ
うになっている。この場合に、この更新可能な制御デー
タはRAM7内にロット番号などの印刷物コード(例え
ばアルファベットと数字とを組み合わせたコードなど)
と共に格納されて記憶されるようになっており、このロ
ット番号と同一の材質およびサイズなどよりなるフィル
ム52などの被印刷物の場合に、操作部5から例えばロ
ット番号を入力すると、RAM7内にロット番号と共に
前に格納された制御データが検索され、この検索された
制御データに基づいてカラーコントロール、本機制御、
テンション値制御および温度制御などを行って印刷動作
するようになっている。つまり、この制御データは印刷
運転条件を設定するためのデータであり、カラーコント
ロール部12、本機制御部13、テンション制御部14
および温度制御部15が動作するために、全体制御部6
からカラーコントロール部12、本機制御部13、テン
ション制御部14および温度制御部15にそれぞれ必要
に応じて送出されるようになっている。さらに、現在使
用中の制御データを示す運転条件などの表示画面の他
に、次工程のロットの段取りなどが可能なように運転条
件などの表示画面が例えば現在使用中の画像と交互に画
面切り換え可能に構成されている。
【0030】この全体制御部6の各種処理メニューとし
ては、ロット番号などの印刷物コード、印刷機の準備情
報および印刷運転条件情報などを操作部5から入力可能
な印刷条件入力処理と、印刷機の運転中はその運転状況
をリアルタイムに表示画面4上に表示すると共に、異常
発生時にはエラーメッセージを表示する運転中モニタリ
ング処理(設定値の修正可能)と、情報ファイルは、内
蔵カレンダータイマの日付で管理され、そのキーワード
はロット番号などの印刷物コードが用いられ、印刷物コ
ード毎に印刷運転条件情報が書込、読出、複写および削
除可能な情報ファイル管理処理と、フロッピイディスク
などの外部記憶装置への情報ファイルへの書込(記録)
または、その情報ファイルからの読み出し自在な情報フ
ァイル保存処理と、プリントアウト処理であって、表示
画面4上のスクリーンハードコピーや、各種情報ファイ
ルのプリントアウト、さらには運転モニタリング情報の
プリントアウトなどを行う情報ファイルプリントアウト
処理と、図2で図示していないが、操作部5からの入力
操作によって操作制御部6aの全体制御部6はターミナ
ルモードとして動作し、上位コンピュータリンク用通信
ポート(図示せず)からモデム(図示せず)やデジタル
回線(図示せず)などの通信手段を介して公衆回線に接
続可能で、遠方から印刷運転条件情報などのモニタ監視
(オンラインメンテナンス)が可能な上位インターフェ
イス処理と、初期見当合せやテンションおよび温度制御
などの立上げ調整メニューを設け、印刷機組立て後の試
運転作業の効率化を図るための初期調整運転処理などを
有している。
【0031】また、これらのRAMおよびROM8など
の記憶装置は、ハードディスクとフロッピイディスクな
どの記録媒体が用いられており、常用運転時にはハード
ディスクを記憶装置として用い、バックアップを含むデ
ータ記憶用としてフロッピイディスクを用いるように構
成されている。また、プログラムデータとしては、各部
に対する統括制御プログラムの他に、各種処理メニュー
の各画面表示およびガイダンスプログラム、印刷ずれを
無くするための所定印刷位置を、実際の印刷ずれに応じ
て変化させて更新させるカラーコントロールの上位プロ
グラムなどの各種プログラムがある。
【0032】また、画像表示手段11は、表示画面4が
液晶パネルの場合には、カメラ装置3からの画像を一旦
記憶させるVRAMなどの画像記憶部(図示せず)と、
この画像記憶部内の画像を繰り返して読み出して入力し
て液晶パネルを表示駆動させるための表示駆動装置(図
示せず)とを有している。
【0033】このように、CPU9は、ROM8内のプ
ログラムデータおよび制御データと、RAM7内のロッ
ト番号に応じた制御データまたは設定更新した制御デー
タに基づいて、上記したカラーコントロール部12、本
機制御部13、テンション制御部14および温度制御部
15を統括制御するようになっている。
【0034】次に、このカラーコントロール部12は、
スキャニングヘッドSHで各色毎の印刷時にそれぞれ印
刷されるレジスタマークの位置と前ユニットによるレジ
スタマークとのピッチ寸法を検出し、その検出したピッ
チ寸法が所定寸法(本実施形態では20mm)の所定目
標位置になるように、流れ方向補正用のコンペン用モー
タ62aを駆動制御することでコンペンセータロール6
1を上下方向に移動させてフィルム52のパス長(弛み
量)を制御するフィルム流れ方向(前後方向)の補正制
御と、スキャニングヘッドSHで各色毎の印刷時にそれ
ぞれ印刷される同様のレジスタマークでその幅方向の位
置を検出し、その検出した幅方向の位置が所定目標位置
になるように、版胴60を長手方向に移動自在なサイド
レ用モータ64を駆動制御することでフィルム幅方向
(左右方向)の補正制御とを行うようになっている。
【0035】また、カラーコントロール部12はパルス
発生器67に接続されており、駆動モータ16による各
色毎の版胴60の回転位置を示すパルス発生器67から
の制御パルスによって、各色毎のスキャニングヘッドS
Hをそれぞれ作動して、各色毎に印刷されるレジスタマ
ークの位置とその前ユニットによるレジスタマークの位
置とのピッチ寸法だけを検出動作させるようになってい
る。
【0036】ここで、テープ状のフィルム52の流れ方
向の寸法において、各色毎のユニット56a〜56cの
版胴60の外形寸法の位相が整数倍で合うように初期印
刷位置合せすれば、各色毎の印刷内容は理論的には合致
するが、実際には、版胴60の捩じれや各部の機械的歪
みなどによって、レジスタマークの位置は所定印刷位置
に合致せず手動見当合せを行ってもなお、各色のユニッ
ト56b,56c毎に文字や絵柄などが合わず印刷ずれ
が生じることが起り得る。このため、オペレータは、表
示画面4の静止印刷画像(実際の印刷画像)による各色
毎の印刷位置ずれを参照して、その各色毎の印刷ずれに
おける修正ユニット(修正色)、修正方向および修正量
に応じて、操作部5の補正スイッチを押すことで、RA
M内にロット番号と共に格納されている、フィルム52
の流れ方向と幅方向の各所定目標位置である設定印刷位
置の制御データをそれぞれ、CPU9を介して更新して
補正可能なようになっている。このように、全体制御部
6はカラーコントロールの上位プログラムに基づいて、
操作部5の補正スイッチで補正設定された設定印刷位置
に、カラーコントロール部12内の設定印刷位置が更新
されるように制御が為され、その更新された設定印刷位
置に対してカラーコントロール部12が印刷位置合せを
行うようになっている。
【0037】また、カラーコントロール部12は、操作
部5の補正スイッチで補正設定しない場合であっても、
カラーコントロールの上位プログラムに基づいて、操作
部5のスイッチングで入力されたロット番号と同一のロ
ット番号の設定印刷位置をCPU9がRAM7内から検
索し、その検索した設定印刷位置となるようにカラーコ
ントロールによる印刷ずれ補正が為されるようになって
いる。
【0038】さらに、カラーコントロール部12による
フィルム52の幅方向と流れ方向のうち流れ方向の修正
距離は比較的大きい場合が多く、このフィルム流れ方向
の修正速度、つまり、コンペン用モータ62aによるコ
ンペンセータロール61の上下方向移動速度は、従来
は、1mm/minの低速度であったが、早い方がより素
早く印刷位置合せを行うことができて印刷位置合せのた
めの時間が短縮化され、その間に製造される不良印刷製
品の量をより抑制することができるので、本実施形態で
は1mm/min〜20mm/minの範囲の上下方向移動速
度(修正速度)で行うようになっている。
【0039】この1mm/min〜20mm/minの範囲の
上下方向移動速度(修正速度)は、フィルム52の流れ
方向の修正距離が所定距離以上の場合に20mm/min
の高速度となり、その修正距離が所定距離以下の場合に
は、その修正距離が長い程早く1mm/min〜20mm
/minの範囲内で変化するようになっている。したがっ
て、初期見当合せ(印刷機停止状態で段取り作業を行
う)時や、フィルム52の流れ速度変化時などに、ロッ
ト番号と同一のロット番号の設定印刷位置データをCP
U9がRAM7内から検索し、その検索した設定印刷位
置データとなるようにカラーコントロールによる印刷ず
れ補正がより素早く為されるようになっている。この設
定印刷位置データとしては、例えば最高20mm/min
の修正速度で印刷ずれの補正が為され、その後は修正距
離に応じた20mm/min以下の修正速度で印刷ずれの
補正が為され、台形状の設定印刷位置データとなってい
る。
【0040】このように、各色毎に印刷されるレジスタ
マークの位置と前ユニットによるレジスタマークの位置
とのピッチ寸法が、変化する設定印刷位置データカーブ
になるように印刷位置修正を加える初期見当合せの時間
が、例えば4〜5分かかるところ少なくとも30秒程度
で済み、設定印刷位置データが所定距離以上離れている
場合に20mm/minの高速度で所定距離まで素早く修
正され、その修正距離が所定距離以下の微調整が必要な
場合に1mm/min程度の低修正速度で補正を行うよう
になっている。
【0041】また、フィルム52の流れ速度を通常の印
刷速度まで上げる場合や、また逆に、通常の印刷速度か
ら下げて止める場合などの過渡期においても、修正速度
が最高20mm/minで印刷ずれの素早い補正が為され
るので、印刷速度の上記変更の他、急激な変化を生じた
場合に発生し易い印刷ずれよりもその印刷ずれを修正す
る早さが早ければ、設定印刷位置データから脱調するこ
となく設定印刷位置データとの合致を維持(印刷ずれが
発生することなく)しつつ印刷速度をより早く変化させ
ることが可能となる。
【0042】以上のように、操作制御部6aは、カラー
コントロール部12および印刷駆動制御部13aを制御
して、カラーコントロール部12による初期見当合せお
よび自動見当合せの制御を一体化処理するようになって
いる。
【0043】次に、本機制御部13による速度設定は、
プリセット機能付として、操作部5から手動見当合せ速
度(例えば30m/min)や、通常の印刷速度である自
動見当合せ速度(例えば150m/min)が設定可能で
あり、運転前に、操作部5からこれらの速度をプリセッ
トしておくと、操作部5のスタートスイッチを押下する
だけでフィルム52の搬送速度の制御プログラムに基づ
いて自動増速または自動減速自在である。また、操作部
5の速度調整スイッチは、現在速度の増減速スイッチ
と、印刷終了時に用いる最低速度減速スイッチとが備え
られており、ワンタッチで任意の速度設定して速度制御
が可能であり、そのプリセットと現在速度がモニタされ
て表示部10の表示画面4上に表示されるようになって
いる。この速度調整スイッチによる速度の更新、つま
り、手動見当合せ速度(例えば30m/min)や印刷速
度(例えば150m/min)のプリセット値は、自動増
減中でなければ任意に速度設定可能で、印刷作業中に次
に必要な速度をプリセットすることもできるようになっ
ている。
【0044】このようにして、操作部5から入力されC
PU9を介して本機制御部13内にプリセットされた設
定速度値になるように、本機制御部13は、搬送速度の
制御プログラムに基づいて自動増速または自動減速し
て、送出ロール53aの駆動モータ17a、インフィー
ド部55の引出ロール55aの駆動モータ17b、アウ
トフィード部57の引出ロール57aの駆動モータ17
c、巻取ロール58aの駆動モータ17dおよび、印胴
60の駆動モータ16などの印刷駆動系をそれぞれ駆動
制御するようになっている。
【0045】また、操作部5から入力されCPU9を介
して設定されたテンション値になるように、テンション
制御部14は、テンション値制御プログラムに基づい
て、送出ロール53aの駆動モータ17a、インフィー
ド部55の引出ロール55aの駆動モータ17b、アウ
トフィード部57の引出ロール57aの駆動モータ17
c、巻取ロール58aの駆動モータ17dをそれぞれ所
定のテンション値になるように駆動制御が為されるよう
になっている。
【0046】このテンション制御部14の運転条件設定
は、送出テンション、インフィードテンション、アウト
フィードテンション、巻取テンションが設定されるよう
になっている。このテンション値は、印刷物コードが同
じ場合には、前回の設定のテンション値でテンション制
御が行われ、また、その更新は、操作部5からのキー入
力によって可能である。
【0047】特に、巻取テンションについては、ロール
径に応じてテンション値が変化するように駆動モータ1
7dの制御カーブの各種テーパ設定が可能であり、本実
施形態では本機停止中に操作部5から複数ポイントをス
イッチ入力することで制御カーブの9種類の各種テーパ
設定ができるようになっている。したがって、巻取ロー
ル58aのテンション値は、初期テンションと、上記テ
ーパカーブで設定されたテンションとの比率で最終ロー
ル径まで変化することになる。
【0048】また、本機制御部13およびテンション制
御部14の運転モニタリングは、全体制御部6が、フィ
ルム52の搬送速度や、図示していないテンション制御
部14の測定部による各部のテンションの実測値データ
をモニタ値としてRAM7内に定期的またはキーインに
より記憶させると共に、表示部10の表示画面4上にそ
れらの内容を表示させるようになっている。RAM7内
へのモニタ値の記憶は所定時間内の平均値で記憶される
ようになっていてもよいし、RAM7内のそのエリアの
所定記憶量を越えると順次古い記憶内容から先に削除さ
れていくようになっていてもよい。
【0049】さらに、温度制御部15は、温度制御プロ
グラムに基づいて、プレヒータ54と乾燥器66をそれ
ぞれ自動温度調整制御するようになっている。これらの
プレヒータ54および乾燥器66はそれぞれ、プレヒー
ト時や印刷物の乾燥時に必要な温度設定値が、全体制御
部6を介して温度制御部15に出力されると共に、全体
制御部6から本機制御部13を介して昇温信号が温度制
御部15に出力されるようになっている。温度制御部1
5は、この乾燥器昇温信号を受けて、スチーム量を変化
させたり、ヒータ(図示せず)と排風器(図示せず)を
制御するようにしたりすると共に、適所に配設された温
度センサからの実際の測定温度がフィードバック(定期
的であっても常時であってもよい)され、その実際の測
定温度が、上記温度設定値の範囲内になると本機制御部
13に昇温完了信号が出力され、上記温度設定値の範囲
内を維持するように自動温度調整制御が為されるように
なっている。この上記温度設定値は、操作部5からのス
イッチ操作入力を全体制御部6が受けることによって更
新自在に構成されている。
【0050】全体制御部6は、温度制御部15による実
際の測定温度の異常や、温度制御部15内のヒータおよ
び排風器などの異常を監視しており、異常発生時に、表
示部10の表示画面4上に異常メッセージ(どの印刷色
のユニットの何がどのように異常なのか)を表示させる
と共に、警報用の音声やランプなどでオペレータに知ら
せるようになっている。オペレータは、その異常内容に
よっては印刷作業などの作業を中止するといった処置を
とることができるようになっているが、所定時間経過後
においてもオペレータによる何らかの処置が行われない
場合には、異常停止させるように構成することも可能で
ある。
【0051】また、温度制御部15の設定データの書込
と読出(再生)については、初期設定用の設定データと
印刷物コード付で設定した設定データとに区分してRA
M7内に記憶しており、印刷物コード付で設定した設定
データは次回に同一物を印刷する場合に検索して読み出
すことができるようになっている。また、異常発生時に
読み出したステータスファイルはRAM7内に印刷物コ
ード付で日付と共に記憶させておき、メンテナンスなど
でその記憶内容を用いた後には、オペレータが確認した
後に消去可能に構成されている。
【0052】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。
【0053】まず、印刷運転の準備作業を行う。カラー
コントロール部12による初期見当合せの初期設定は、
RAM7内に予めグラビア印刷装置1の各機械条件を記
憶させておき、最初に初期値を呼び出してカラーコント
ロール部12に対して設定を行う。この初期設定として
は、印刷ユニット間のパスラインの長さ、コンペンセー
タロール61のストローク長および原点センサ(図示せ
ず)の位置と方向(上か下か)の内容が必要印刷ユニッ
ト毎に設定される。また、この初期設定は、グラビア印
刷装置1の新規製作時には必ず必要であり、その他はメ
ンテナンス時に必要となるが、通常の印刷処理時には必
要なく、印刷物コードの初期見当合せ条件を呼び出して
カラーコントロール部12に対して設定を行えばよいこ
とになる。
【0054】また、印刷位置調整手段18のコンペンセ
ータロール61の原点復帰動作を行う。つまり、自動見
当合せ制御を長い間行っていると、機械誤差などで現在
位置データと実際の位置とに誤差が生じるため、この誤
差を取り除くべくコンペンセータロール61の原点復帰
動作を位置ずれが生じる毎に行う。この原点は、初期見
当合せ位置のため、機械レイアウトでフィルムパス最大
長位置とフィルムパス最小長位置とのどちらかが原点位
置となる。
【0055】オペレータが操作部5の原点復帰スイッチ
を押下すると、全体制御部6を介してカラーコントロー
ル部12に原点復帰信号(指令)が出力され、カラーコ
ントロール部12はこれを受けて原点復帰動作がスター
トする。カラーコントロール部12のサーボアンプを介
してACサーボモータのコンペン用モータ62aに移動
パルスと原点方向信号を出力し、コンペン用モータ62
aの回転駆動で、コンペンセータロール61が原点方向
に移動する。
【0056】カラーコントロール部12は原点センサ
(図示せず)からの入力信号を監視しており、原点セン
サがオンで出力パルスをオフにし、偏差クリア信号をサ
ーボアンプに出力してACサーボモータのコンペン用モ
ータ62aを一旦停止させる。その後、コンペン用モー
タ62aの駆動でコンペンセータロール61を反原点方
向に移動することになる。つまり、カラーコントロール
部12のサーボアンプに移動パルスと反原点方向信号
(または反原点方向移動パルス)を低速で出力する。カ
ラーコントロール部12は原点センサからの入力信号が
オフしたときにサーボアンプへの出力をオンにして、コ
ンペンセータロール61の位置カウンタ値を原点プリセ
ット(原点は0かまたは、コンペンセータストロークの
最大長)する。
【0057】このようにして、コンペンセータロール6
1が原点復帰すると、カラーコントロール部12から全
体制御部6に対して原点復帰終了信号が出力されてカラ
ーコントロール部12によるコンペンセータロール61
の原点復帰動作が終了する。
【0058】さらに、印刷物が決まると、どの印刷ユニ
ットを用いるかが決まり、振り分け仕様の印刷機の場合
は、印刷の振り分け方で見当合せ位置が異なるから、そ
の印刷ユニットの使用形態を全体制御部6からカラーコ
ントロール部12に出力してカラーコントロール部12
内に設定する。使用する印刷ユニットの信号は、初期見
当合せ開始時に伝達される。
【0059】次に、印刷運転を行う。まず、オペレータ
は、操作部5から印刷物コード、使用印刷ユニットおよ
び版胴60の版径データなどの印刷条件を設定入力した
後に、印刷運転の前に、初期見当合せスイッチを押下す
る。このことで、全体制御部6からカラーコントロール
部12に初期見当合せ指令と使用印刷ユニットおよび版
径データなどの印刷条件が出力され、カラーコントロー
ル部12では、これらのデータに基づいて、現在のコン
ペンセータロール61位置に最も近い初期見当合せ位置
を算出し、その算出した初期見当合せ位置を初期見当カ
ウンタ(図示せず)にセットする。カラーコントロール
部12は、その初期見当カウンタ値とコンペンセータロ
ール61の現在位置カウンタ(図示せず)のカウンタ値
との差を算出し、その差をサーボアンプ(図示せず)に
移動パルスと方向指定信号を出力する。
【0060】この初期見当合せのコンペンセータロール
61の移動速度(修正速度)は、1mm/min〜20m
m/minの範囲で行われ、その移動量が大きいほど早く
なるように変更することで初期見当合せ時間を短縮化す
る。つまり、カラーコントロール部12は、印刷物コー
ドの初期見当合せ条件に基づいて、印刷物で決まる版胴
60の円周長の整数倍に印刷ユニット間のフィルムパス
長が合うように、コンペン用モータ62aをパルス駆動
することでコンペンセータロール61を、スタート時は
低速で低速から高速に徐々に移行した後に低速化して停
止するように移動させる。これは、カラーコントロール
部12が、サーボアンプ(図示せず)から送られて来る
エンコーダ(図示せず)のA相パルスおよびB相パルス
(位相差信号)を用いて現在位置カウンタのカウンタ値
を加減算し、その初期見当合せ位置の手前になると、徐
々に低速とし、コンペンセータロール61の現在位置が
初期見当合せ位置と同じ値になったときに、コンペン用
モータ62aへのパルス出力をオフしてコンペンセータ
ロール61を停止させる。このようにして、コンペンセ
ータロール61が初期見当合せ位置に停止すると、カラ
ーコントロール部12から全体制御部6に初期見当合せ
終了信号およびコンペンセータロール61の現在位置デ
ータを出力する。
【0061】さらに、オペレータが運転スイッチを押下
して、手動見当合せ用の速度(例えば30m/min)で
フィルム52を流して印刷が始まると、本機制御部13
から全体制御部6に運転信号が出力され、その運転信号
は、全体制御部6からカラーコントロール部12に自動
見当合せ信号として出力される。カラーコントロール部
12はこれを受けると、各印刷ユニット56a〜56c
毎に印刷された各レジスタマークの位置ずれ誤差を光フ
ァイバー式検出器よりなるスキャニングヘッドSH検出
し、その位置ずれ誤差をコンペンセータロール61の上
下位置データ(パルス列)に変換してコンペン用モータ
62aにその位置ずれ誤差が無くなるように修正方向の
パルス列を出力してコンペンセータロール61の上下位
置を自動制御する。このコンペンセータロール61の移
動速度(修正速度)は、1mm/min〜20mm/minの
範囲で行われ、このパルス出力は、位置ずれ誤差が少な
いときは低速で、逆に、位置ずれ誤差が多い程、より高
速で行われる。これは、従来タイプの一定速モータに比
べると、より高精度の見当合せが行われ、かつ常に、こ
の位置データでコンペンセータロール61の位置を制御
する。このため、次回の同じ種類の印刷物の印刷時に、
その位置データを用いることで初期見当合せが容易なも
のとなる。
【0062】このとき、カラーコントロール部12は、
自動見当合せ中、定期的にコンペンセータロール61の
上下位置データを全体制御部6に送出し続け、全体制御
部6のCPU9はRAM7の所定エリアに対して一定時
間分だけ記憶させるように制御する。この場合、この記
憶した上下位置データの最新データが、次の印刷物の初
期見当合せのスタート位置データとなる。また、この記
録されたコンペンセータロール61の上下位置データは
メンテナンス情報としてロギングしておく。
【0063】次に、オペレータは、表示画面4の静止画
面を見て、フィルム52に各色毎に印刷された文字や絵
柄の印刷位置ずれを目視検査し、第何番目の色の文字や
絵柄がどちらの方向にどの程度ずれているかを知って、
操作部5から修正色、修正方向および修正量をキーイン
し、再び、表示画面4の静止画面を見て、各色毎の文字
や絵柄が互いに合っているかどうかを目視検査で確認す
る。この目視検査で各色毎の文字や絵柄が合っていない
場合には、再度、上記のような手順で各色毎の文字や絵
柄が合うまで表示画面4の静止画面を見て修正のための
スイッチ操作が行われることになる。
【0064】さらに、グラビア印刷装置1は、プレ速度
設定された150m/min程度の印刷搬送速度まで増速
されると共にその印刷速度で各色毎の重ね印刷する文字
や絵柄を合わせるカラーコントロールに際しても、各色
毎の重ね合せ印刷がずれない程度の速度変化で、30m
/min程度の低搬送速度から150m/min程度の印刷搬
送速度まで上げるように制御が為される。このとき、印
刷駆動制御部は、引出ロール55a,57などの駆動ロ
ール17や、版胴60を回転させる駆動モータ16の回
転駆動をそれぞれ制御することで、所定温度の下でフィ
ルム52の所定のテンション値が得られるようにしてい
る。
【0065】さらに、オペレータは同じ場所で表示画面
4の静止画面を見て各色毎の印刷済みのフィルム52を
目視検査し、各色毎の重ね合せによる印刷ずれが存在す
る場合には、第何番目の色の文字や絵柄がどちらの方向
にどの程度ずれているかを知って、操作部5からその修
正色、修正方向および修正量をキーインし、再び、表示
画面4の静止画面を見て各色毎の印刷済みのフィルム5
2の各色毎の印刷ずれを目視検査することで各色毎の文
字や絵柄が合っているかどうかを確認する。この目視検
査に応じたスイッチ修正によっても各色毎の文字や絵柄
が合わない場合には、再度、上記のような手順で各色毎
の文字や絵柄が合うまで操作部5からのスイッチ操作が
行われることになる。
【0066】さらに、この印刷作業中に見当合せ制御で
誤差がゼロとなったコンペンセータロール61の位置を
カラーコントロール部12から全体制御部6に出力し、
全体制御部6はそのRAM7内にコンペンセータロール
61の位置を印刷物コード付で記憶させるように制御
し、次回に同じ物を印刷する場合に、そのRAM7内の
コンペンセータロール61の位置を呼び出して初期見当
合せの位置として使用することができる。
【0067】以上のように、集中制御処理装置2とし
て、印刷駆動制御部(本機制御部13、テンション制御
部14および温度制御部15)13a、カラーコントロ
ール部12を操作制御部6aの1個所から表示画面4上
で印刷内容を確認しつつカラーコントロール作業に必要
な情報入力および修正作業ができるので、オペレータの
移動がなくなり、それらの作業性を改善することができ
る。したがって、これらの作業時間も短縮化されて、例
えば各色毎の印刷位置ずれの補正の場合には、その印刷
位置ずれした不良印刷製品の製造量を大幅に抑制するこ
とができて、コスト的にも大幅に有利に製造することが
できる。
【0068】また、コンペンセータロール61の位置を
ACサーボモータのコンペン用モータ62aの駆動によ
る集中制御処理装置(コンピュータ)2からの数値制御
でフィルム52のパス長(弛み量)を変化させているた
め、フィルム52の流れ方向における印刷位置の修正速
度は、従来の1mm/minから20mm/minと大幅に早
く設定されており、手動見当合せ時および自動見当合せ
時などに、より素早く設定印刷位置に対して印刷ずれを
無くすことができて、その印刷位置ずれした不良印刷製
品の製造量を大幅に抑制することができ、コスト的にも
大幅に有利に製造することができる。また、フィルム5
2の流れ速度の変更時には、印刷ずれを起すことなく印
刷速度をより素早くスムーズに上げることができる。さ
らに、原点復帰動作を行うため、初期および自動見当合
わせ制御を長い間行っていても、機械誤差などで現在位
置データと実際の位置とに生じる誤差を取り除くことが
できる。
【0069】さらに、従来は、タッチパネルでカラーコ
ントロールを行う際に、カラーコントロールを一旦切っ
て手動で修正後、再びカラーコントロールに戻すように
していたが、カラーコントロールを行いつつ手動でスイ
ッチングして修正値を入力することで設定印刷位置デー
タの更新ができる。このため、より正確により素早く設
定印刷位置データになるように印刷ずれを修正すること
ができる。
【0070】なお、本実施形態では、全体制御部6と、
操作部5、表示部10の画像表示手段11、カラーコン
トロール部12、本機制御部13、テンション制御部1
4および温度制御部15との接続はバス接続とし、集中
制御処理装置2として情報網的に一体化させた接続構成
としたが、これは、操作部5、全体制御部6および表示
部10よりなる操作制御部6aと、カラーコントロール
部12と、本機制御部13、テンション制御部14およ
び温度制御部15よりなる印刷駆動制御部13aとをワ
ンパッケージで一体的に構成することもでき、この場
合、印刷駆動制御部(本機制御部13、テンション制御
部14および温度制御部15)13aとカラーコントロ
ール部12の設置作業で互いに重複する部分を削除する
こともできてその作業性も改善することができる。ま
た、操作部5、全体制御部6および表示部10を操作制
御部6aとして一体構成とし、コントロール室などの離
れた位置に設置された全体制御部6と、カラーコントロ
ール部12、本機制御部13、テンション制御部14お
よび温度制御部15とを、モデムなどを介して通信線や
制御線で接続するように構成することもできる。この場
合には、カラーコントロール部12、本機制御部13、
テンション制御部14および温度制御部15を制御対象
物の近傍位置に配置させることができ、操作制御部6a
から遠隔操作することもできる。この場合にも、オペレ
ータは集中制御処理装置2の一所で各種操作をすること
ができてその作業性がよいのは上記実施形態と同様であ
る。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1によれ
ば、ロールの位置をモータ駆動による数値制御で被印刷
物の弛み量を変化させているため、被印刷物の流れ方向
における印刷位置の修正速度は、手動見当合せ時および
自動見当合せ時などに、より素早く設定印刷位置に対し
て印刷ずれを無くすことができて、その印刷位置ずれし
た不良印刷製品の製造量を大幅に抑制することができ、
コスト的にも大幅に有利に製造することができる。ま
た、被印刷物の流れ速度の変更時には、印刷ずれを起す
ことなく印刷速度をより素早くスムーズに上げることが
できる。
【0072】また、本発明の請求項2によれば、原点復
帰動作を行うため、手動および自動見当合わせ制御を長
い間行っていても、機械誤差などで現在位置データと実
際の位置とに生じる誤差を取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のグラビア印刷装置の制御
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の集中制御処理装置2の概略機能構成を示
すブロック図である。
【図3】図2の全体制御部および表示部の概略ハード構
成を含む集中制御処理装置2のブロック図である。
【図4】従来のグラビア印刷装置の概略構成を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 グラビア印刷装置 2 集中制御処理装置 3 カメラ装置 4 表示画面 5 操作部 6 全体制御部 6a 操作制御部 7 RAM 8 ROM 9 CPU 10 表示部 11 画像表示手段 12 カラーコントロール部 13 本機制御部 13a 印刷駆動制御部 14 テンション制御部 15 温度制御部 16,17a〜17d 駆動モータ 52 フィルム 53 送出部 53a,55a 送出ロール 54 プレヒータ 55 インフィード部 55a インフィードロール 56a〜56c 印刷ユニット 57 アウトフィード部 57a アウトフィードロール 58 巻取部 58a 巻取ロール 60 版胴 61 コンペンセータロール 62a コンペン用モータ 64 サイドレ用モータ 65 印刷位置調整手段 66 乾燥器 67 パルス発生器 SH スキャニングヘッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の被印刷物に各色毎の印刷ユニ
    ットでそれぞれ各色毎に順次重ねて多色印刷するグラビ
    ア印刷装置の集中制御処理システムにおいて、 前記被印刷物を搬送するロールの位置をモータ駆動で数
    値制御して前記被印刷物の弛み量を変化させて各色毎の
    印刷ユニットにおける各印刷位置がそれぞれ設定位置に
    なるように調整する印刷位置調整手段が設けられている
    ことを特徴とするグラビア印刷装置の集中制御処理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記印刷位置調整手段は原点復帰動作を
    行って基準位置が調整されることを特徴とする請求項1
    に記載のグラビア印刷装置の集中制御処理システム。
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