JPH1016197A - 経路長補正装置およびグラビア印刷機 - Google Patents

経路長補正装置およびグラビア印刷機

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JPH1016197A
JPH1016197A JP8191596A JP19159696A JPH1016197A JP H1016197 A JPH1016197 A JP H1016197A JP 8191596 A JP8191596 A JP 8191596A JP 19159696 A JP19159696 A JP 19159696A JP H1016197 A JPH1016197 A JP H1016197A
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JP
Japan
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impression cylinder
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path length
roller
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JP8191596A
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Takehiko Ichise
武彦 市瀬
Shinichi Handa
晋一 半田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧胴昇降に関わらず紙パス変動が生ぜず、印刷
を開始する場合の印刷用紙のテンション変動を僅少とす
る経路長補正装置、およびその装置を具備するグラビア
印刷機を提供する。 【解決手段】圧胴位置検出手段により着位置と脱位置と
の間における圧胴の位置を検出し、補正位置演算手段に
よりその検出で得られる圧胴位置データに基づいて印刷
用紙の経路長の変動を無くすコンペンセータローラの位
置を演算し、位置制御手段によりその演算で得られる補
正位置データに基づいてコンペンセータローラを印刷用
紙の経路長の変動を無くす補正位置に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグラビア印刷機の技
術分野に属する。特に、圧胴の昇降にともなう印刷用紙
の経路長(用紙パス)の変動を無くし、印刷開始時に印
刷見当が合う前までに印刷される不良印刷物(損紙)を
極めて少なくするための経路長補正装置、およびその装
置を具備するグラビア印刷機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のグラビア印刷機の印刷ユニ
ットにおけるローラの配置を示す図である。図3(A)
は最も一般的な印刷ユニットにおけるローラの配置を示
しており、図3(B)は“3本ロール等パス機構”と呼
ばれるローラの配置を示している。図3において、10
1a,101bはウェブ(印刷用紙)、102a,10
2bは印刷ユニットのフレーム、103a〜116a,
103b〜116bはガイドローラ、117a,117
bはコンペンセータの駆動モータ、118a,118b
はボールスクリュー、119a,119bはコンペンセ
ータの可動ローラ、120a,120bはドライヤー、
121a,121bは版胴(グラビア版胴)、122
a,122bは圧胴、123a,123bは圧胴を押圧
する空気シリンダである。また、124aは圧胴122
aを支持するレバー、125bは圧胴122bとローラ
108b,109bを支持する共通ブラケットである。
【0003】最も一般的な印刷ユニットにおけるローラ
の配置図である図3(A)に示すように、印刷機を停止
する場合、圧胴122aを空気シリンダー123aで上
昇させるが、ローラ107a〜圧胴122a〜ローラ1
09a間の紙パス(ウェブ101aの経路長)が圧胴2
2aの上昇時には短くなるため用紙(ウェブ101a)
が弛むこととなる。しかし、通常の印刷機においては印
刷ユニットの前方に設けられている紙送りローラ(イン
フィードローラ)と印刷ユニットの後方に設けられてい
る紙送りローラ(アウトフィードローラ)で用紙が引っ
張られるため弛みは顕在化しない。
【0004】ところが、印刷を再スタートする場合、圧
胴122aを空気シリンダー123aで下降させるが、
ローラ107a〜圧胴122a〜ローラ109a間の紙
パスが圧胴122aの下降時には長くなるため、今度は
用紙が引っ張られ、一時的に印刷ユニット内の用紙は高
いテンション状態となる。そして、圧胴122aが版胴
21aに密着(ニップ)した後、用紙が送られるにした
がってこの高いテンションは全印刷ユニットに分散し所
定の値に安定化する。ところで、印刷見当は各部におけ
る用紙のテンションが安定した状態となって初めて安定
するものであるため、テンションが安定するまでに印刷
ユニット間を移送される用紙は印刷見当がずれており、
不良印刷物(ロス紙)となる。
【0005】これを解決する方法として、“3本ロール
等パス機構”と呼ばれる図3(B)に示す機構が用いら
れる。図3(B)に示すように、ローラ108b、ロー
ラ109b、圧胴122bの3本を同一共通ブラケット
上に配置し、空気シリンダー123bで垂直昇降させ
る。また、ローラ106b〜ローラ107b間、およ
び、ローラ109b〜ローラ110b間は垂直である。
このような構造とすることにより圧胴122bが昇降し
て、ローラ106b〜ローラ107b間の紙パスが変化
しても、ローラ109b〜ローラ110b間で同じ紙パ
スだけ逆変化して、全体としては紙パスが変化しない。
したがって、圧胴122bの昇降時の印刷ユニット内の
テンションの一時的な上昇が無くなり、全体のテンショ
ン安定、見当安定までに不良印刷物として消耗する用紙
量が少なくなるという効果がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の3本ロール等パ
ス機構は圧胴昇降に関わらず用紙パスが変わらないとい
う点では優れているが、反面、次の〜の欠点を有す
るものである。 圧胴の昇降機構が直動式となり、大きな共通ブラケッ
トを昇降させる機構が大がかり、かつ高い精度が要求さ
れコストアップとなる。 等パスとするためローラ106b〜ローラ110bを
通す関係で、紙パス(印刷用紙の経路長)が長くなり印
刷品質上の問題要因となることがある。 また、ローラ107bが低い位置となり印刷ユニット
における各種の作業の妨げとなる。 大きな共通ブラケットを昇降させる関係で、印刷ユニ
ットにおける他の装置(たとえば、版胴洗浄装置、駆動
ファーニッシャロール)と干渉し易く、印刷ユニットが
大型化する傾向にある。 そこで、本発明の目的は上記の課題を解決し、かつ、圧
胴昇降に関わらず紙パス変動が生ぜず、印刷を開始する
場合の印刷用紙のテンション変動を僅少とする経路長補
正装置、およびその装置を具備するグラビア印刷機を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、圧胴位置検出手段により着位置と脱位置と
の間における圧胴の位置を検出し、また補正位置演算手
段によりその検出で得られる圧胴位置データに基づいて
印刷用紙の経路長の変動を無くすコンペンセータローラ
の位置を演算し、また位置制御手段によりその演算で得
られる補正位置データに基づいてコンペンセータローラ
を印刷用紙の経路長の変動を無くす補正位置に移動する
ようにしたものである。本発明によれば、図3(A)に
示す一般的な印刷ユニットにおけるローラ配置を変更す
ることなく、圧胴昇降に対して印刷用紙のテンション変
動を僅少とする経路長補正装置、およびその装置を具備
するグラビア印刷機が提供される。
【0008】
【実施の態様】次に、実施の態様により本発明について
説明する。図1は本発明の経路長補正装置を具備するグ
ラビア印刷ユニットの一例を示す図である。図1におい
て、1はウェブ(印刷用紙)、2は印刷ユニットのフレ
ーム、3〜16はガイドローラ、17はコンペンセータ
を駆動するコンペンモータ、18はボールスクリュー、
19はコンペンセータの可動ローラであるコンペンロー
ラ、20はドライヤー、21は版胴(グラビア版胴)、
22は圧胴、23は圧胴を押圧する空気シリンダ、24
は圧胴を支持するレバー、26はレバーのフレーム側の
支持軸(反対側は圧胴)に取り付けられたロータリーエ
ンコーダである。
【0009】図1に示すように、ウェブ1はローラ3に
ガイドされて、まずコンペンセータに達する。コンペン
セータはローラ4(固定)〜コンペンローラ19(可
動)〜ローラ5(固定)の3つのローラから構成され
る。コンペンローラ19は、その軸受がボールネジ18
によって昇降する構造とないる。また、ボールネジ18
の軸はコンペンモータ17に接続され、したがって、コ
ンペンモータ17によってコンペンローラ19が昇降駆
動される。通常、コンペンモータ17はシンクロナスモ
ータが使用されるが、本発明においては制御性の良いA
Cサーボモータ等のサーボモータを使用することが好ま
しい。このコンペンローラ19の昇降によってウェブ1
の経路長(紙パス)を調節し、各印刷ユニットにおける
位相調整(天地方向の印刷見当合わせ)が行われる。
【0010】ウェブ1はローラ6,ローラ7を経て圧胴
22に達する。圧胴22は、レバー24のフレーム2の
支持軸の回りに円弧を描くように移動して、版胴21に
密着する着位置と、版胴21から離れる脱位置の間を移
動することができる。その移動は空気シリンダ23によ
って駆動される。図1から明らかなように、ローラ7〜
圧胴22〜ローラ9の間のウェブ1の経路長は着位置と
脱位置とでは変化する。本発明はこの経路長の変化をコ
ンペンローラ19の移動によって打ち消しウェブ1のテ
ンションが変動しないようにするものである(詳細を後
述する)。ウェブ1には着位置において印刷が行われ、
ドライヤー20の内部をローラ10〜ローラ11〜ロー
ラ12〜ローラ13〜ローラ14〜ローラ15にガイド
されて通過する間にインキは乾燥し、ローラ16を経
て、ウェブ1は次のユニットへと移送される。
【0011】図2は本発明の経路長補正装置のデータ処
理系の一例を示すブロック図である。図2において、図
1と同一部分には同一番号を付してある。図2におい
て、26はロータリーエンコーダー、27は圧胴上限位
置検出スイッチ、28はシーケンサー、29はコンペン
モータコントローラ、17はコンペンモータである。ま
たシーケンサー28は更に細部から構成されており、3
0はカウンター、31は圧胴位置演算装置、32はコン
ペン位置演算装置である。
【0012】本発明の印刷用紙の経路長補正装置は、圧
胴位置検出手段と、補正位置演算手段と、位置制御手段
を有する。次に、それらの手段について順次説明する。
図1,図2において、ロータリーエンコーダ26は圧胴
位置検出手段の要素である。空気シリンダー23は圧胴
22の軸を支持する軸受に作用し、版胴21に密着させ
押圧する着位置と版胴21から離脱させる脱位置との間
で圧胴22を移動する。図1に示すように、レバー24
の一方は圧胴22を回動自在に支持する前述の軸受とな
っており、レバー24の他方は印刷ユニットのフレーム
2に回動自在に支持される軸を有する。そのレバー24
の軸のフレーム2に対する回転角度をロータリーエンコ
ーダ26は検出する。
【0013】ロータリーエンコーダ26は、一定の回転
角度を回転する度にパルス信号を出力するものと、回転
角度を検出して絶対角度に相当するコード化された信号
を出力するものとがある。後者の場合はコード化された
信号から絶対角度を直ちに演算することができる。前者
の場合は絶対的な角度は特定の回転角度において出力さ
れるパルス(たとえばロータリーエンコーダのスタート
パルス)によって検出することができ、その他の回転角
度はパルス信号を計数(カウント)して演算により求め
られる。通常パルス信号は前述のスタートパルスと位相
の異なる(90度のずれを有する)2つのパルス信号を
有し、位相の異なる2つの信号の時間的な前後関係によ
り回転方向を検出することができる。したがって、圧胴
22の着位置と脱位置との間の特定の角度においてスタ
ートパルスが検出されると、位相の異なる2つの信号を
計数することによって絶対的な角度を演算することがで
きる。スタートパルスを検出する代わりに、着位置と脱
位置との間の特定の回転角度を、別の検出器によって検
出しても同様である。図2に示す、圧胴上限位置検出ス
イッチ27は圧胴22の上限位置(脱位置)を検出する
ことによって特定の回転角度を検出する。
【0014】本発明のこの実施例において圧胴位置検出
手段は、ロータリーエンコーダ26とともにその出力信
号を入力し圧胴位置を演算し圧胴位置データを生成する
部分を有する。図2に示すシーケンサー28はデータ処
理機能を有するシーケンサーである。シーケンサー28
はロータリーエンコーダ26の出力信号を入力し圧胴位
置を演算し圧胴位置データを生成する。シーケンサー2
8においてカウンター30はロータリーエンコーダ26
が出力するパルス信号を計数する。また、カウンター3
0には圧胴上限位置検出スイッチ27が出力する信号が
入力され、その信号によってカウンター30がリセット
される。このリセットによってカウンター30の計数値
が絶対角度と対応した値となる。
【0015】圧胴22が上限位置(脱位置)においてリ
セット(たとえば計数値を“ゼロ”とする)した後、そ
の位置から下降するにしたがってカウンター30はロー
タリーエンコーダ26の出力信号を計数して計数値を増
加させる。カウンター30の計数値nと上限位置(脱位
置)を原点とする圧胴22の位置xとは一対一の対応関
係がある。次の数1はその関係を示す数式であり、シー
ケンサ28の圧胴位置演算手段31は、シーケンサ28
とその演算プログラムによって、その数1の演算を行
う。
【数1】x = F(n) ただし、x ; 圧胴22の位置(圧胴位置データ) F ; 単調増加関数、または、nによってxを参照す
る単調増加のルックアップテーブル n ; 計数値
【0016】本発明の補正位置演算手段は、圧胴位置デ
ータxに基づいて印刷用紙の経路長の変動を無くすコン
ペンセータローラの補正位置を演算し補正位置データy
を生成する。図2に示すシーケンサ28の圧胴位置演算
手段31は、その補正位置演算手段の一例であり、シー
ケンサ28とその演算プログラムによって実現する。圧
胴位置データxと補正位置データyとは一対一の対応関
係がある。次の数2はその関係を示す数式であり、シー
ケンサ28のコンペン位置演算手段31はその数2の演
算を行う。
【数2】y = G(x) ただし、y ; 補正位置データ G ; 単調増加関数、または、xによってyを参照す
る単調増加のルックアップテーブル x ; 圧胴位置データ
【0017】上述においては、説明の便宜上、判りやす
いように上記の数1と数2を分離したが、この数1と数
2は次の数3のように一つの演算に纏めることができ
る。したがって、圧胴位置データxを求める必要がない
場合には、次の数3によって、計数値nから直ちに補正
位置データyを求めることができる。
【数3】y = H(n) ただし、y ; 補正位置データ H ; 単調増加関数、または、nによってyを参照す
る単調増加のルックアップテーブル n ; 計数値
【0018】本発明の位置制御手段は、補正位置データ
yに基づいてコンペンセータローラを印刷用紙の経路長
の変動を無くす補正位置に移動する。図2に示すコンペ
ンモーターコントローラ29とコンペンモータ17はそ
の位置制御手段の一例である。コンペンモータ17はA
Cサーボモータ(DCサーボモータでもよい)であり、
コンペンモーターコントローラ29はそのサーボモータ
の駆動制御を行うサーボドライバーである。コンペンモ
ータは一般的にはシンクロナスモーター等の一定速度で
回転するモーターが用いられることが多いが、通常の見
当制御に用いるコンペンセータローラの移動速度が0.
5mm/秒程度であるのに対して、本発明においては制
御性が重要であり、移動速度として5mm/秒程度が要
求され、また、位置決め精度も要求される。したがっ
て、この例ではコンペンモータ17としてACサーボモ
ータを使用する。
【0019】ACサーボモータのシステムでは、負荷側
とは反対側の軸端に検出器が設けられている。その検出
器は1個または複数個有り、モータの回転子位置信
号、モータの回転速度信号、位置決め用位置信号の
3つの信号を出力する。コンペンモータ17が出力する
この3つの信号を入力し、またシーケンサー28が出力
する補正位置データyに基づいて、コンペンモーターコ
ントローラ29はコンペンモータ17を制御する。
【0020】図1に示すように、コンペンモータ17の
負荷側はボールネジ18の軸に直接または減速器を介し
て接続され、そのボールネジ18の軸にボールスクリュ
ウを介して接続されているコンペンローラ19は、コン
ペンモータ17の回転によって昇降する。このように機
械的に接続されているからコンペンローラ19の位置は
コンペンモータ17の回転によって一義的に決定され
る。すなわち、コンペンモータ17の回転は前述のよう
に検出器によって検出されており、コンペンモーターコ
ントローラ29は補正位置データyに基づいて、コンペ
ンローラ19が適正な補正位置となるように、コンペン
モータ17に所定の回転(回転速度、回転位置)を与え
ることによって、コンペンローラ19の位置が決定され
る。
【0021】印刷開始時点において、空気シリンダー2
3を作動させて圧胴22が脱位置から着位置に移動を始
めると、上述の構成により連動してコンペンローラ19
は下降する。そして、ウェブ1の経路長(紙パス)とテ
ンションが変化しないようにする。なお、コンペンロー
ラ19の必要な位置決め精度と、必要な位置決め時間
(応答速度)が得られるようにすることは、ACサーボ
モータのシステムにおける設計事項であり、周知である
から説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】以上のとおりであるから本発明によれ
ば、圧胴昇降に対して印刷用紙のテンション変動を僅少
とする印刷用紙の経路長補正装置、およびその装置を具
備するグラビア印刷機が提供される。したがって、印刷
開始時にテンションが安定するまでに発生する印刷見当
不良の印刷物や作業の無駄を僅少とすることできる。ま
た、本発明によれば、従来の一般的な印刷ユニットにお
けるローラ配置を変更する必要がない。したがって、
“3本ローラ等パス機構”を有する印刷ユニットのよう
に、大きな共通ブラケットを昇降させる大がかり、かつ
高い精度が要求されコストアップとなる機構が不要であ
る。この機構が不要であるため、紙パスが長くなり印刷
品質上の問題要因となることがなく、各種の作業の妨げ
となることがなく、印刷ユニットが大型化することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の経路長補正装置を具備するグラビア印
刷ユニットの一例を示す図である。
【図2】本発明の経路長補正装置のデータ処理系の一例
を示すブロック図である。
【図3】従来のグラビア印刷機の印刷ユニットにおける
ローラの配置を示す図である。
【符号の説明】
1 ウェブ 2 102a,102b フレーム 3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,1
3,14,15,16ローラ 17 コンペンモータ 18 ボールネジ 19 コンペンローラ 20 ドライヤー 21 版胴 22 圧胴 23 空気シリンダー 24 レバー 26 ロータリーエンコーダ 27 圧胴上限位置検出スイッチ 28 シーケンサ 29 コンペンモータコントローラ 30 カウンタ 31 圧胴位置演算装置 32 コンペン位置演算装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】着位置と脱位置との間における圧胴の位置
    を検出し圧胴位置データを生成する圧胴位置検出手段
    と、 前記圧胴位置データに基づいて印刷用紙の経路長の変動
    を無くすコンペンセータローラの位置を演算し補正位置
    データを生成する補正位置演算手段と、 前記補正位置データに基づいてコンペンセータローラを
    印刷用紙の経路長の変動を無くす補正位置に移動する位
    置制御手段と、 を有することを特長とする経路長補正装置。
  2. 【請求項2】経路長補正装置を具備するグラビア印刷機
    であって、 前記経路長補正装置は、圧胴位置検出手段と、補正位置
    演算手段と、位置制御手段を有し、 前記圧胴位置検出手段は、着位置と脱位置との間におけ
    る圧胴の位置を検出し圧胴位置データを生成し、 前記補正位置演算手段は、前記圧胴位置データに基づい
    て印刷用紙の経路長の変動を無くすコンペンセータロー
    ラの補正位置を演算し補正位置データを生成し、 前記位置制御手段は、前記補正位置データに基づいてコ
    ンペンセータローラを印刷用紙の経路長の変動を無くす
    補正位置に移動する、ことを特長とするグラビア印刷
    機。
JP8191596A 1996-07-03 1996-07-03 経路長補正装置およびグラビア印刷機 Withdrawn JPH1016197A (ja)

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Cited By (4)

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