JP4203154B2 - 印刷機における追い刷りシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、既に絵柄が印刷されている被印刷物(ウェブ)に、さらに追加の印刷を行うための印刷機における追い刷りシステムに関する。
【0002】
【背景技術】
従来、グラビア印刷等において、追い刷り(重ね刷り)を行うことがある。
この追い刷りは、絵柄が既に印刷(先刷り)されているウェブに、さらに追加の印刷を行うものであり、例えば、絵柄が同一で、販売店名、製造元名、製造に関する秤量等の記載等、一部のみ異なる印刷物を必要とする場合に行われる。この場合、異なる文字部分等を除いた印刷を予めまとめて総量分済ませておき、必要に応じて、異なる部分だけ製版した版胴を使用して、もう一度印刷機にかけて追い刷りが行われる。
【0003】
一方、グラビア印刷等の輪転印刷機ではウェブに張力を与えながら走行させ、印刷が行われるようになっている。
ところが、例えば包装用のグラビア印刷では、ウェブとして、伸び易いフィルムを用いることが多く、この場合、「先刷り」と「追い刷り」とでほぼ同じテンションを再現できたとしても、既に印刷、乾燥が行われた被印刷物であるウェブの伸び状態を完全に再現することは困難であり、また、追い刷り用の版胴周長の製造誤差等も生じることなどから、追い刷り用の版胴周ピッチと先刷りされたウェブにテンションをかけて伸ばした状態での印刷ピッチとを一致させることは難しい。つまり、見当合わせが重要な課題となっている。
【0004】
このような追い刷り装置における印刷見当のずれの修正は、通常、版胴に対するウェブパスの上流側にウェブパス長さを増減するように移動されるモータを備えて設けられた見当補正ローラにより行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この場合に見当補正ローラの移動による印刷見当のずれの修正は、ウェブの伸びが、わずかにマイナス、あるいはわずかにプラスとなっている印刷された絵柄に連続して補正を行うことになるので、見当補正ローラは、一方向へのみ漸次移動(プラス方向あるいはマイナス方向)することになり、ストロークエンドに達してしまい、その後の見当ずれの修正に対しては、見当補正ローラの移動範囲を逸脱することになるので修正不能の状況が発生する。この場合、従来は、オペレータがそのつど機械の運転を停止させ、見当補正ローラの位置と、版胴位相とを調整して、印刷見当の自動修正が可能となるように調整を行っているので、生産性が阻害されるという問題があった。
【0006】
また、補正ローラのストロークを版胴周長さの2倍以上にして、ストロークエンドに達することを解消できるようにすることも考えられるが、この場合、移動範囲の大きい補正ローラを設置することは、設置のスペースを広く必要とするので、機械が大型化し、コスト等でもマイナス点が多い。
【0007】
本発明の目的は、機械の運転を停止することなく安定した見当性の維持ができ、生産性の向上を図れるようになる印刷機における追い刷りシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の印刷機における追い刷りシステムは、既に絵柄が印刷された被印刷物(ウェブ)に対してさらに追加の印刷(追い刷り)を行う場合の印刷機における追い刷りシステムであって、印刷ユニットに備えられセクショナル駆動される版胴と、この版胴に対するウェブパスの上流側に設けられそのウェブパス長さを増減するため移動可能な見当補正ローラと、この見当補正ローラが移動する見当調整範囲の両エンド近傍に設けられ当該見当補正ローラの進ませ限の位置を検出する進ませ側修正限センサおよび前記見当補正ローラの遅らせ限の位置を検出する遅らせ側修正限センサと、前記版胴に対するウェブパスの下流側に設けられ既に印刷された絵柄に対応する見当マークおよび前記版胴で追い刷りした絵柄に対応した見当マークを検出する見当マーク検出センサと、この見当マーク検出センサからの検出信号により前記両見当マーク間隔を判別しそれらの見当マーク間に見当ズレを検知したときそのズレ量を演算し補正するため前記見当補正ローラを移動させる自動見当調整装置とを具備し、前記自動見当調整装置は、前記見当補正ローラが進ませ限位置に移動したことが前記進ませ側修正限センサにより検出されたとき、前記見当補正ローラを遅らせ側へ移動させて前記見当調整範囲内に戻すと同時に前記版胴周速を前記見当補正ローラの移動速度に応じたウェブパス長さ増加速度と同調させて前記見当補正ローラの遅らせ側への移動と同じ時間だけ減速して版胴位相を遅らせた後に元の版胴周速に戻す一方、前記見当補正ローラが遅らせ限位置に移動したことが前記遅らせ側修正限センサにより検出されたとき、前記見当補正ローラを進ませ側へ移動させて前記見当調整範囲内に戻すと同時に前記版胴周速を前記見当補正ローラの移動速度に応じたウェブパス長さ減少速度と同調させて前記見当補正ローラの進ませ側への移動と同じ時間だけ増速して版胴位相を進ませた後に元の版胴周速に戻すことにより、前記見当補正ローラの位置が常に前記見当調整範囲内にあるようにしたことを特徴とするものである。
【0009】
以上において、本発明の追い刷りシステムは、グラビア印刷に限らず、オフセット輪転印刷機、フレキソ印刷機等の印刷機に適用される。
また、…増加速度と同調させて…および減少速度と同調させて…とは、ウェブパス速度の増加に対して版胴を減速、逆に減少に対して増速させることであり、同一の割合の速度で相互に打ち消すように作用させることを意味するものである。
【0010】
このような本発明においては、見当補正ローラが、進ませ側修正限センサまたは遅らせ側修正限センサで検出されたとき、その検出信号により見当補正ローラの位置を見当調整範囲内に戻すために移動すると同時に、その移動速度に応じたウェブパス長さ増減速度と同調させて、版胴の周速を見当補正ローラの移動時間と同じ時間だけ減速・増速して版胴位相を変化させることで、見当補正ローラを見当調整範囲内に常に維持できる。従って、追い刷り印刷時に修正限に移動してしまう場合であっても、機械の運転を停止することがなく、その結果、生産性の向上を図ることができるとともに、自動見当調整装置は常に正常に作動されることになり、良好な見当性が維持される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態の印刷機1は、追い刷りシステムを具備した印刷ユニット4を備えている。この印刷ユニット4は、図示しないが、グラビア輪転印刷機において印刷済み(先刷り)のウェブ100に、さらに追加の印刷を行うものである。
【0012】
この印刷ユニット4におけるウェブ100の流れの上流側には、ウェブ100を供給する給紙部2と、給紙部2からのウェブ100を印刷ユニット4に送り出すインフィード部3とが配置されている。また、流れの下流側には、印刷ユニット4からの追い刷り後のウェブ100Aを送り出すアウトフィード部5と、アウトフィード部5から送られるウェブ100Aを巻取る巻取り部6とが配置されている。この巻取り部6には、図示しないが、駆動モータ、エアーダンサー等によるテンション制御手段が設けられている。
【0013】
印刷ユニット4には、印刷部を構成する版胴7、圧胴8および複数のガイドローラ9等が設けられ、版胴7には、サーボモータ10が変速歯車(図示せず)等を介して接続されている。このサーボモータ10の軸端には、エンコーダ12(図2参照)が設けられており、サーボモータ10の出力軸のフィードバック信号を提供するようになっている。
【0014】
図2に示すように、印刷機1の駆動制御装置20は、統合制御部として動作するDSP(デジタル・シグナルプロセッサ)部21と、各種データを記憶するメモリ部22と、前記版胴用サーボコントローラ(制御回路)23と、テンション検出センサインタフェース(I/F)24と、テンション制御部25と、入出力インタフェース(I/F)26を含んで構成され、この入出力インタフェース26には、キーボード等の入力装置27が接続されている。
【0015】
DSP部21は、操作部から運転指令、速度指令を与えられると、版胴用サーボコントローラ23へ、単独の位置指令(回転角)信号を与えるようになっている。このDSP部21は、定速運転時には、速度指令に応じた時間間隔を維持し、位置指令信号を連続してサーボコントローラ23へ発信する。
【0016】
サーボコントローラ23には、サーボアンプ30を介して、前述のように、印刷ユニット4に設けられているサーボモータ10が接続され、サーボモータ10の軸端には、エンコーダ12が接続されている。
版胴サーボアンプ30は、指令に対応した駆動信号を版胴7駆動用のサーボモータ10に出力し、エンコーダ12によるフィードバック信号を制御回路(サーボコントローラ)23へ入力するようになっている。
【0017】
そして、これらのサーボコントローラ23、サーボアンプ30、サーボモータ10およびエンコーダ12により、固定周期(サーボ系サンプリング周期)の位置ループ31が構成され、この位置ループ31は、サーボ系を制御するソフトウェア・サーボ機能を持っている。
【0018】
なお、テンション制御部25は、サーボアンプ30への指令信号発生に同期した、DSP部21からの速度信号により同期駆動される。このテンション制御部25は、エアダンサーによりテンションを制御するものであり、巻き出し部2、インフィード部3、アウトフィード部5および巻き取り部6に駆動信号を送り、巻き出し部2の駆動モータとインフィード部3の駆動モータとの速度差、および、アウトフィード部5の駆動モータと巻き取り部6の駆動モータとの速度差によってウェブWのテンション制御を行うようになっている。
【0019】
テンション検出センサインタフェース(I/F)24には、インフィード部3からの信号が与えられ、テンション検出センサインタフェース(I/F)24からの信号がDSP部21を介してテンション制御部25に送られるようになっている。
入出力I/F部26には、操作部の入力装置27から運転指令、速度指令の信号が与えられ、さらに、追い刷りシステムの見当補正ローラ修正範囲を検出する進ませ側修正限センサ32と、遅らせ側修正限センサ33とが接続されている。そして、これらのセンサ32、33の間が、見当調整範囲Cとなっている。
【0020】
駆動制御装置20には、見当補正ローラ11を移動させて自動的に見当合わせを行う自動見当調整装置37が接続されている。この自動見当調整装置37には、見当補正ローラの移動範囲を検出するセンサとして、進ませ側移動修正限センサ38と、遅らせ限側移動限センサ39とが設けられており、自動見当調整装置37の自動見当調整限として動作保護を行うようになっている。
【0021】
自動見当調整装置37には、見当マーク検出センサ41、および補正ローラ駆動モータ42が接続されている。この自動見当調整装置37は、印刷済みの印刷物に印刷されている見当マークと、印刷ユニット4により印刷された見当マークとを、見当マーク検出センサ41により検出し、検出された両見当マーク間の距離と、予め設定されている2つのマーク間距離とを比較し、両者にズレが発生した時、補正ローラ駆動モータ42の駆動により、補正ローラ11を移動させてウェブパス長さを増減することにより絵柄が版胴に達する位相を変化させることにより、そのズレを修正する。
【0022】
次に、本実施形態の追い刷りシステムを、図3〜5に基づいて説明する。
図3に示すように、印刷ユニット4における印刷見当の自動修正により、見当補正ローラ11が、矢印A側に移動し、想像線で示すように、進ませ修正限迄移動したとすると、その位置は進ませ側修正限センサ32により検出され、センサ32から入出力I/F部26に信号が出力され、自動見当調整装置37を介して見当補正ローラ11を遅らせ側(矢印B側)へ移動させて見当調整範囲C内に戻す。それと同時に、版胴7の周速を、見当補正ローラ11の移動速度に応じたウェブパス長さ増加速度(例えば、0.5m/min等)と同調させて、見当補正ローラ11の移動と同じ時間だけ減速して版胴位相を遅らせた後に、元の版胴周速に戻す(図4参照)。
【0023】
これとは逆に、印刷ユニット4における印刷見当の自動修正により、見当補正ローラ11が、矢印B側に移動し、実線で示すように、遅らせ修正限迄移動したとすると、その位置は遅らせ側修正限センサ33により検出され、センサ33から入出力I/F部26に信号が出力され、自動見当調整装置37を介して見当補正ローラ11を進ませ側(矢印A側)へ移動させて見当調整範囲C内に戻す。それと同時に、版胴7の周速を、見当補正ローラ11の移動速度に応じたウェブパス長さ減少速度(例えば、0.5m/min等)と同調させて、見当補正ローラ11の移動と同じ時間だけ増速して版胴位相を進ませた後に、元の版胴周速に戻す(図5参照)。
【0024】
見当補正ローラ11の移動を、図3のように直線移動させるには、ローラ軸受部に設けたメネジに螺合するネジ軸をモータで回転させるようにして構成される。また、見当補正ローラ11が、進ませ修正限あるいは遅らせ修正限の位置へ移動したことを検出するのに、見当補正ローラ11自体の位置を直接検出するのではなく、前記ネジ軸上のローラ軸受部の位置を検出してもよいことは明らかである。さらに、移動はスイング式で構成してもよい。
【0025】
このような動作により、印刷見当を適正に維持したまま、見当補正ローラ11の位置を、見当調整範囲C内に戻すことができる。
以上の操作中、自動見当調整装置37は、動作状態として見当補正ローラ11の駆動の優先度を最上位とし、上記操作中においても安定した見当合わせが維持される。
【0026】
このような本実施形態によれば、次のような効果がある。
▲1▼見当補正ローラ11が、進ませ側修正限または遅らせ側修正限まで移動したとき、それぞれ、進ませ側修正限センサ32または遅らせ側修正限センサ33で検出され、その検出信号により見当補正ローラ11の位置を見当調整範囲C内に戻すために補正ローラ11を移動すると同時に、その移動速度に応じたウェブパス長さ増減速度と同調させて、版胴7の周速を同じ時間だけ減速・増速して版胴位相を変化させることで、見当補正ローラ11を見当補正可能な調整範囲内に常に維持できる。従って、追い刷り印刷時に修正限に移動してしまう場合であっても、機械の運転を停止する必要がなく、その結果、生産性の向上を図ることができるとともに、自動見当調整装置37は常に正常に作動されることになり、良好な見当性が維持される。
【0027】
▲2▼版胴7は、サーボコントローラ23、サーボアンプ30、サーボモータ10およびエンコーダ12により構成された位置ループ31により制御されるので、見当補正ローラ11の移動に、迅速かつ容易に対応できる。
【0028】
なお、本発明のように、セクショナル駆動される版胴7を備えた印刷ユニット4では、見当補正する際に、版胴7の周速を設定された微少時間(例えば、0.1m/min程度)だけ増速、あるいは減速して、版胴位相を進ませたり遅らせたりすることによって自動見当調整を行わせることができる。
この場合は、見当補正ローラ11を移動しなくても行えるので、見当補正ローラ11が修正限まで移動したときに見当補正を優先する手段として併用することが可能である。
【0029】
また、前記実施形態では、進ませ側修正限センサ32および、遅らせ側修正限センサ33のそれぞれの外側に、進ませ側移動修正限センサ38と、遅らせ側移動修正限センサ39とを設けてあるが、これらのセンサ38、39は、必ずしも設けなくてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の印刷機における追い刷りシステムによれば、見当補正ローラが、進ませ側修正限センサまたは遅らせ側修正限センサで検出されたとき、その検出信号により見当補正ローラの位置を見当調整範囲内に戻すために移動すると同時に、その移動速度に応じたウェブパス長さ増減速度と同調させて、版胴の周速を補正ローラの移動時間と同じ時間だけ減速・増速して版胴位相を変化させることで、見当補正ローラを見当調整範囲内に常に維持できる。従って、追い刷り印刷時に修正限に移動してしまう場合であっても、機械の運転を停止することがなく、その結果、生産性の向上を図ることができるとともに、自動見当調整装置は常に正常に作動されることになり、良好な見当性が維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る追い刷りシステムが適用される印刷機を示す全体図である。
【図2】本実施形態の印刷機の駆動制御装置を示す図である。
【図3】本実施形態の要部を示す図である。
【図4】本実施形態の進ませ修正限迄見当補正ローラが移動した時の版胴モータ、見当補正モータの進ませ方向への駆動タイミングを示す図である。
【図5】本実施形態の遅らせ修正限迄見当補正ローラが移動した時の版胴モータ、見当補正モータの進ませ方向への駆動タイミングを示す図である。
【符号の説明】
1 印刷機
7 版胴
10 版胴駆動用サーボモータ
11 見当補正ローラ
20 駆動制御装置
21 DSP部(デジタル・シグナルプロセッサ)
23 版胴用サーボコントローラ
32 進ませ側修正限センサ
33 遅らせ側修正限センサ
37 自動見当調整装置
41 見当マーク検出センサ
42 補正ローラ駆動モータ
C 見当調整範囲
Claims (1)
- 既に絵柄が印刷された被印刷物(ウェブ)に対してさらに追加の印刷(追い刷り)を行う場合の印刷機における追い刷りシステムであって、
印刷ユニットに備えられセクショナル駆動される版胴と、
この版胴に対するウェブパスの上流側に設けられそのウェブパス長さを増減するため移動可能な見当補正ローラと、
この見当補正ローラが移動する見当調整範囲の両エンド近傍に設けられ当該見当補正ローラの進ませ限の位置を検出する進ませ側修正限センサおよび前記見当補正ローラの遅らせ限の位置を検出する遅らせ側修正限センサと、
前記版胴に対するウェブパスの下流側に設けられ既に印刷された絵柄に対応する見当マークおよび前記版胴で追い刷りした絵柄に対応した見当マークを検出する見当マーク検出センサと、
この見当マーク検出センサからの検出信号により前記両見当マーク間隔を判別しそれらの見当マーク間に見当ズレを検知したときそのズレ量を演算し補正するため前記見当補正ローラを移動させる自動見当調整装置とを具備し、
前記自動見当調整装置は、前記見当補正ローラが進ませ限位置に移動したことが前記進ませ側修正限センサにより検出されたとき、前記見当補正ローラを遅らせ側へ移動させて前記見当調整範囲内に戻すと同時に前記版胴周速を前記見当補正ローラの移動速度に応じたウェブパス長さ増加速度と同調させて前記見当補正ローラの遅らせ側への移動と同じ時間だけ減速して版胴位相を遅らせた後に元の版胴周速に戻す一方、
前記見当補正ローラが遅らせ限位置に移動したことが前記遅らせ側修正限センサにより検出されたとき、前記見当補正ローラを進ませ側へ移動させて前記見当調整範囲内に戻すと同時に前記版胴周速を前記見当補正ローラの移動速度に応じたウェブパス長さ減少速度と同調させて前記見当補正ローラの進ませ側への移動と同じ時間だけ増速して版胴位相を進ませた後に元の版胴周速に戻すことにより、前記見当補正ローラの位置が常に前記見当調整範囲内にあるようにしたことを特徴とする印刷機における追い刷りシステム。
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