JPH11206093A - トルクモータ - Google Patents

トルクモータ

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JPH11206093A
JPH11206093A JP580898A JP580898A JPH11206093A JP H11206093 A JPH11206093 A JP H11206093A JP 580898 A JP580898 A JP 580898A JP 580898 A JP580898 A JP 580898A JP H11206093 A JPH11206093 A JP H11206093A
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JP
Japan
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rotor
teeth
wall
torque
torque motor
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JP580898A
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Jiro Kondo
二郎 近藤
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Denso Corp
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Denso Corp
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転後期に発生するトルクを増大させること
のできるトルクモータを提供する。 【解決手段】 ステータコア45はロータ41の外周を
囲んで一対の磁極となるティース部46、47と、アー
ム部51とから形成される。ティース部46内壁とアー
ム部51内壁との接点Pにおいて、ティース部46の内
壁の接線方向と、アーム部51の内壁とのなす角度をア
ーム部取り付け角度θP とすると、θP を100°以下
とすることにより、ティース部46の外周のアーム部5
1との接続部近傍に磁気絞り部49が形成される。この
ため、ティース部46の前方からティース部46をを通
過する磁束がティース部46内壁の接線方向に押さえ込
まれるため、ティース部46の後縁46bに向かう永久
磁石43aからの磁束がティース部46内壁と永久磁石
43aとの間のギャップをティース部46内壁の接線方
向に近い方向で斜めに横切り、回転後期に発生するトル
クが増大する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関のスロッ
トル装置等のアクチュエータとして用いられるトルクモ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関の吸気通路の流路面
積を調整するスロットル弁の回動駆動を制御するトルク
モータとして、図8に示すように表面に貼りつけられた
永久磁石143、144により一対の磁極を有するロー
タ141と、ロータ141を取り囲んで磁性体により形
成されるステータコア145と、通電することによりス
テータコア145に一対の磁極を発生させるコイル部1
52とを備えるものが知られている。図8に示すトルク
モータ100では、ステータコア145を通過するとき
の磁力の損失を減らすため、磁路長ができるだけ短くな
るように、磁束の屈曲点が少なくなるような形状にステ
ータコア145を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すような従来のトルクモータ100においては、永久
磁石143、144がステータ145の磁極に吸引さ
れ、ロータ141とステータコア145との間のギャッ
プを磁束がロータ141の接線方向に近い方向で斜めに
横切ることによってロータ141を回転させるトルクを
発生させている。永久磁石143、144が、ステータ
コア145の各磁極の前縁であるA点、B点を通過した
後は、その永久磁石から出てロータ141とステータコ
ア145との間を通る磁束の流れがステータコア145
の内壁に対して垂直に近づくため、トルク発生への寄与
が少なくなる。したがって、トルクモータ100におい
て主なトルクはステータコア145の磁極の前縁である
A点、B点の近傍で発生していることになり、トルクを
発生させるために同時に利用される永久磁石143、1
44の量は少なく、特にステータコア145の磁極の前
縁に向かう永久磁石が少なくなる回転後期にトルクが低
下するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、回転後期に発生するトル
クを増大させることのできるトルクモータを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のトルクモータによれば、一方のティース部の後縁近傍
の外周に、ステータコアを通る磁束をティース部内壁の
接線方向に近づける磁気絞り部が形成されている。この
ため、ロータが回転してティース部に永久磁石が向かっ
てくる側の縁を前縁とし、他方を後縁とすると、ティー
ス部の前縁を通過後に後縁に向かう磁石から出る磁束
が、ティース部の前縁側からの磁束によりティース部内
壁の接線方向に押さえ込まれ、ロータとステータコアと
の間のギャップをティース部内壁の接線方向に近い方向
で斜めに横切るため、ティース部の後縁近傍においても
ロータを回転させるトルクが発生する。したがって、ロ
ータの回転後期に発生するトルクを増大させることがで
きる。
【0006】本発明の請求項2または3に記載のトルク
モータによれば、ティース部とアーム部の接続部近傍に
おける一方のティース部の中心軸に対し、接続部近傍に
おけるアーム部の中心軸は接続部の外周側に屈曲し、接
続部の内周側に磁気抵抗が小さい部分が形成されてい
る。このため、ステータコアを通る磁束が接続部で磁気
抵抗の小さい部分に向かって流れやすい。したがって、
ティース部の後縁に向かう磁石から出る磁束がロータと
ステータとの間のギャップをティース部内壁の接線方向
に近い方向で斜めに横切り、ティース部の後縁近傍にお
いてもロータを回転させるトルクを発生させることがで
きるため、回転後期に発生するトルクを増大させること
ができる。ロータを囲む一方のティース部とアーム部と
の接続部におけるティース部内壁の接線とアーム部の内
壁とのなす角度は100°以下であることが望ましい。
【0007】本発明の請求項4に記載のトルクモータに
よれば、一方のティース部は後縁から前縁に向かって断
面積が小さくなるように形成されている。このため、テ
ィース部の前縁とロータの永久磁石との間の磁束の流れ
がティース部内壁の接線方向に近づき、ティース部の前
縁で発生するトルクを大きくすることができる。本発明
の請求項5記載のトルクモータによれば、ロータの制御
角度範囲の一方の端は、発生するトルクが増大する立ち
上がり部と発生するトルクが減少する立ち下がり部との
間の中央部における中央を基準として負側にあり、他方
の端は正側にあるため、トルクモータの回転後期に発生
するトルクを増大させることができる。したがって、こ
のトルクモータをスロットル装置に適用した場合、全開
側でのトルクを大きくすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるトルクモータ
40を用いたスロットル装置を図2に示す。図2に示す
スロットル装置10は、アクセル踏込量に応じてスロッ
トル弁13の開度を調整するアクセルと機械的にリンク
した機構をもたず、トルクモータ40によってのみスロ
ットル弁13の開度を調整するものである。
【0009】スロットル装置10のスロットルボディ1
1はベアリング15および16を介してスロットル軸1
2を回動自在に支持している。スロットル弁13は円板
状に形成されており、スロットル軸12にビス14で固
定されている。スロットル弁13がスロットル軸12と
ともに回動することにより、スロットルボディ11の内
壁により形成された吸気通路11aの流路面積が調整さ
れ、吸気通路11aを通過する吸気流量が制御される。
【0010】スロットル軸12の一方の端部にスロット
ルレバー21が圧入固定されており、スロットルレバー
21はスロットル軸12とともに回動する。ストッパス
クリュウ22はスロットルレバー21を係止することに
よりスロットル弁13の全閉位置を規定している。スト
ッパスクリュウ22のねじ込み量を変更することにより
スロットル弁13の全閉位置を調整できる。
【0011】回転角センサ30は、スロットルレバー2
1よりもさらにスロットル軸12の端部側に配設されて
おり、コンタクト部31、抵抗体を塗布した基板32お
よびハウジング33で構成されている。コンタクト部3
1はスロットル軸12に圧入されており、スロットル軸
12とともに回動する。基板32はハウジング33に固
定されており、基板32に塗布された抵抗体上をコンタ
クト部31が摺動する。基板32に塗布された抵抗体に
5Vの一定電圧が印加されており、この抵抗体とコンタ
クト部31との摺動位置がスロットル弁13の開度に応
じて変化すると出力電圧値が変動する。図示しないエン
ジン制御装置(ECU)は回転角センサ30からこの出
力電圧値を入力し、スロットル弁13の開度を検出す
る。
【0012】スロットル軸12の他方の端部にトルクモ
ータ40のロータコア42が固定されている。ロータコ
ア42は鉄等の磁性材料により円筒状に形成される。リ
ターンスプリング17は、一方の端部をトルクモータ4
0のロータコア42に固定し、他方の端部をスロットル
ボディ11に固定し、スロットル弁13を閉方向に付勢
している。トルクモータ40の端部はカバー20により
覆われている。
【0013】本実施例によるトルクモータ40を図1に
示す。ロータ41は、ロータコア42、および永久磁石
群43、44により構成されている。永久磁石群43、
44は、それぞれ6個の平板状の永久磁石43a、44
aから構成された磁石群であり、ロータコア42の外周
に接着固定されている。永久磁石43a、44aは、そ
れぞれ厚み方向に一方向に着磁された状態で図1に示す
ようにロータコア42の周上に円弧状に配設されてい
る。したがって、永久磁石群43、44は実質的にロー
タ41の中心から放射状に着磁された構成となってい
る。永久磁石43aと永久磁石44aとは反対向きに径
方向に着磁されているため、ロータ41にN極およびS
極の対をなす磁極が形成される。永久磁石43a、44
aは、ネオジム系、サマリウム−コバルト系等の高い磁
力を発生するいわゆる希土類磁石である。
【0014】ステータコア45は磁性体からなる薄板を
スロットル軸12の軸方向に積層して形成されており、
ロータ41の外周を囲んでステータコア45の磁極を構
成するティース部46、47とアーム部51とから形成
されている。アーム部51は、図1に示す方向から見て
略U字型に形成され、磁束が飽和しないだけの断面積を
有し、かつ体積を小さくするために全長にわたってほぼ
均一の断面積に形成されている。したがって、アーム部
51の内壁と外壁とはほぼ平行に形成されている。本実
施例では、ティース部46の内壁とアーム部51の内壁
との接点Pにおいて、ティース部46の内壁の反回転方
向への接線とアーム部51の内壁とのなす角度をアーム
部取り付け角θP とすると、θP は100°以下とす
る。このため、ティース部46とアーム部51との接続
部の内周側に尖った磁気抵抗の低い部分が形成され、テ
ィース部46内壁の接線方向に磁束が流れやすくなる。
【0015】ロータ41が図1に示す回転方向に回転す
るときに、ティース部46、47の永久磁石43a、4
4aが向かってくる側の縁を前縁46a、47aと呼
び、他方の縁を後縁46b、47bと呼ぶ。アーム部5
1の一端はティース部46の後縁46bに、他端はティ
ース部47の前縁47aに接続されている。ティース部
46は後縁46bから前縁46aに向かって徐々に断面
積が小さくなるように形成され、ティース部47は前縁
47aから後縁47bに向かって徐々に断面積が小さく
なるように形成されている。アーム部51に巻回された
コイル部52に通電することにより、ティース部46、
47にステータコア45の一対の磁極が発生し、ロータ
41の永久磁石43a、44aを吸引することにより、
図1に示す回転方向にロータ41を回転させることがで
きる。
【0016】本実施例のトルクモータ40は、永久磁石
43a、44aの脱落や破損を防ぐために、ロータ41
の外周を覆う筒状のカバー48を設けている。このカバ
ー48を磁性材料により形成すると、永久磁石43a、
44aによりカバー48が磁化され、ロータ41の磁極
とティース部46、47の内壁との間のエアギャップを
一定に近づけることができる。また、永久磁石43a、
44aから出る磁束がカバー48の中をティース部46
の内壁の接線方向に通るため、ティース部46とティー
ス部47との間のすきまに対応する位置にある永久磁石
43a、44aがティース部46、47の前縁46a、
47aに吸引される。
【0017】トルクモータ40は、ロータ41の所定の
回転角度範囲でロータ41を図1に示す回転方向に回転
させるトルクを発生させることができる。本実施例で
は、ロータの制御角度範囲の一方の端を、発生するトル
クが増大する立ち上がり部と発生するトルクが減少する
立ち下がり部との間のほぼ平坦なトルクが得られる中央
部における中央を基準として負側の角度とし、制御角度
範囲の他方を正側の角度としている。負方向の角度にロ
ータ41が位置する状態を回転前期、正の方向にロータ
が位置する状態を回転後期と呼ぶ。
【0018】ウェーブワッシャ19は、エンジン運転中
の振動時においてもスロットル軸12が軸方向に移動し
ないようにスロットル軸12を一方の軸方向に付勢して
いる。これにより、コンタクト部31と基板32との摺
動状態が変化しないのでスロットル弁13の開度信号が
断絶したり、コンタクト部31が基板32と過大な力で
摺動することによる基板上の抵抗体またはコンタクト部
31の摩耗を防止できる。さらに、ステータコア45に
対するロータ41の軸方向位置が変化しないので、ロー
タ41が受けるトルク変動を抑制できる。
【0019】図3はアーム部取り付け角θP を100°
以下とした本発明の実施例における磁束の流れを示す図
であり、図4はθP を100°以上とした比較例におけ
る磁束の流れを示す図である。図3に示す実施例では、
ティース部46の外周のアーム部51との接続部近傍の
外周側に磁気絞り部49が形成され、ステータコア45
を通過する磁束がティース部46内壁の接線方向に近づ
くため、ティース部46の前縁側から後縁側に向けて方
からティース部46を通過する磁束がティース部46内
壁の接線方向に押さえ込まれる。また、ティース部46
とアーム部51との接続部の内周側に、尖った形状に形
成された磁気抵抗の低い部分に向かって磁束が流れやす
い。このため、ティース部46の後縁に向かう永久磁石
43aからの磁束がティース部46内壁と永久磁石43
aを覆うカバー48との間のギャップをティース部46
内壁の接線方向に近い方向で斜めに横切るため、ティー
ス部46の後縁で発生するトルクが増大する。一方、図
4に示す比較例では、θPが大きいため、ティース部4
6の外周に磁気絞り部が形成されず、また接続部の内周
側にも磁気抵抗の低い部分が形成されないため、磁束は
ほとんど屈曲せずにティース部46からアーム部51a
を通過し、ティース部46の後縁で発生するトルクは小
さい。
【0020】図5は、図1のθP を変更したときのロー
タ41の回転角度と発生するトルクの大きさとの関係を
示す特性図である。図5に示すようにθP が100°以
下の実施例においては、回転後期で比較例よりもトルク
が増大している。本実施例のスロットル装置10では、
図5に示すように概ね平坦なトルク特性が得られる中央
部と、トルクが低下する立ち下がり部との境界近傍の角
度にスロットル弁13の全開位置が対応し、トルクが増
大する立ち上がり部と中央部との境界近傍の角度に全閉
位置が対応するようにロータ41のロータコア42とス
ルットル軸12を固定する。これにより、広い角度範囲
でスロットル装置の開度を制御するとができ、スロット
ル装置10の全開時に発生する全開トルクが増大する。
【0021】図6は、アーム部取り付け角θP とスロッ
トル装置10の全開トルクの大きさの関係を示す特性図
である。θP が100°を越えると、発生するトルクが
低下するため、θP は100°以下とすることが望まし
い。次に、スロットル装置10の作動について説明す
る。 (1) 正常走行時 車両の正常走行モードにはISC(idle speed contro
l) 、通常運転、クルーズコントロール等がある。各モ
ードにおけるスロットル弁13の開度は、アクセル踏込
量、エンジン回転数等のエンジン運転状態に基づいて図
示しないECUで演算され、演算された開度に応じた制
御電流がコイル52に供給される。コイル52、57へ
の通電オン時に発生するロータ41を回動させるトルク
はリターンスプリング17の付勢力よりも大きいので、
ロータ41はリターンスプリング17の付勢力に抗して
回動可能である。
【0022】ロータ41の回動にともない回動するスロ
ットル弁13の開度は回転角センサ30により検出さ
れ、ECUにフィードバックされる。そしてこの開度信
号に基づいてECUからコイル52、57に供給する制
御電流が調整される。スロットル弁13の開度を検出す
ることにより、ロータ41に働くトルクが温度変化等に
より変動することを防止し、スロットル弁13の開度を
高精度に制御できる。
【0023】(2) フェイル時 ECUで演算されたスロットル弁13に対する要求開度
と回転角センサ30で検出した実際のスロッットル弁1
3の開度とが一致しない場合、ECUによるスロットル
弁13の開度制御がフェイルしていると判断し、ECU
からスロットル弁13を閉じる信号が送出される。する
とスロットル弁13はリターンスプリング17の付勢力
により全閉位置に戻るので、スロットル弁13が過剰に
開くことを防止できる。
【0024】また、ECUにはECUの故障を常時診断
するサブECUが搭載されているので、ECUがフェイ
ルすると、サブECUの指示によりコイル52、57に
供給する制御電流が遮断される。したがって、ECUが
フェイルしてもリターンスプリング17の付勢力により
スロットル弁13を全閉することができる。上記本発明
の第1実施例では、フェイル時においてもスロットル弁
13を全閉位置に戻すリターンスプリング17を用いた
が、リターンスプリング17を用いることなく電磁力の
みでスロットル弁13を両方向に回動駆動する構成にす
ることも可能である。
【0025】(第2実施例)本発明の第2実施例を図7
に示す。第1実施例と実質的に同一部分に同一符号を付
す。第2実施例において、ステータコア450は磁性材
料のほぼ矩形の薄板を積層して形成され、穴451、4
52を開けることにより磁気抵抗部を形成している。こ
れにより、ステータコア450の一方の磁極の後縁近傍
に前記ステータコアを通る磁束をティース部内壁の接線
方向に近づける磁気絞り部490が形成され、実質的に
第1実施例のステータコア45と同様の構成となる。し
たがって、第1実施例と同様にロータ41の回転後期で
発生するトルクが増大する。
【0026】本実施例では、磁気抵抗部として、ステー
タコア450に穴451、452を開けているが、ステ
ータコア450に多数の小さな穴を開けることや、部分
的に磁気抵抗が異なる複合材料を用いてステータコア4
50を形成することにより磁気抵抗部を形成することも
可能である。上記の本発明の複数の実施例では、ロータ
41の磁極を形成するために一方向に着磁した複数の平
板状の永久磁石43a,44aを配列したが、各磁極を
放射状に着磁した1つの円弧状の永久磁石により形成す
ることや、複数の円弧状の永久磁石を用いることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるトルクモータを示す
図2のI方向矢視図である。
【図2】第1実施例によるトルクモータの磁束の流れを
示す図である。
【図3】比較例によるトルクモータの磁束の流れを示す
図である。
【図4】第1実施例によるトルクモータにおける回転角
度とトルクの大きさとの関係を示す特性図である。
【図5】第1実施例によるトルクモータにおけるアーム
部取り付け角と図5に示す全開時のトルクの大きさとの
関係を示す特性図である。
【図6】第1実施例によるトルクモータを適用したスロ
ットル装置を示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施例によるトルクモータを示す
図である。
【図8】従来のトルクモータの磁束の流れを示す図であ
る。
【符号の説明】
40 トルクモータ 41 ロータ 42 ロータコア 43、44 永久磁石群 43a、44a 永久磁石 45 ステータコア 46、47 ティース部 46a、47a 前縁 46b、47b 後縁 49 磁気絞り部 51 アーム部 52 コイル部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石により磁極が形成されるロータ
    と、 前記ロータを囲む一対のティース部と、一方のティース
    部の後縁と他方のティース部とに両端がそれぞれ接続さ
    れるアーム部とを有し、磁性体により形成されるステー
    タコアと、 前記アーム部に巻回され、通電することにより前記ティ
    ース部に磁極を発生させるコイル部とを備え、 前記一方のティース部の後縁近傍の外周に、前記ステー
    タコアを通る磁束をティース部内壁の接線方向へ近づけ
    る磁気絞り部が形成されていることを特徴とするトルク
    モータ。
  2. 【請求項2】 永久磁石により磁極が形成されるロータ
    と、 前記ロータを囲む一対のティース部と、全長にわたって
    ほぼ一定の断面積を有する略U字型に形成され、一方の
    ティース部の後縁と他方のティース部とに両端がそれぞ
    れ接続部により接続されるアーム部とから成り、磁性体
    により形成されるステータコアと、 前記アーム部に巻回され、通電することにより前記ティ
    ース部に磁極を発生させるコイル部とを備え、 前記接続部近傍における一方のティース部の中心軸に対
    し、前記接続部近傍におけるアーム部の中心軸は接続部
    の外周側に屈曲し、前記接続部の内周側の磁気抵抗が小
    さいことを特徴とするトルクモータ。
  3. 【請求項3】 前記一方のティース部と前記アーム部と
    の接続部における前記ティース部の内壁の接線とアーム
    部の内壁とのなす角度が100°以下であることを特徴
    とする請求項2に記載のトルクモータ。
  4. 【請求項4】 前記一方のティース部は、後縁から前縁
    に向かって徐々に断面積が小さくなるように形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記
    載のトルクモータ。
  5. 【請求項5】 ロータの制御角度範囲の一方の端は、発
    生するトルクが増大する立ち上がり部と発生するトルク
    が減少する立ち下がり部との間の中央部における中央を
    基準として負側にあり、他方の端は正側にあることを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のトルクモ
    ータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019031677A1 (ko) * 2017-08-06 2019-02-14 이성근 가변 자속 유니버셜 모터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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