JPH09112299A - スロットル弁制御装置 - Google Patents

スロットル弁制御装置

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JPH09112299A
JPH09112299A JP26417295A JP26417295A JPH09112299A JP H09112299 A JPH09112299 A JP H09112299A JP 26417295 A JP26417295 A JP 26417295A JP 26417295 A JP26417295 A JP 26417295A JP H09112299 A JPH09112299 A JP H09112299A
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JP
Japan
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throttle valve
opening
torque motor
control device
coils
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JP26417295A
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English (en)
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Yasushi Shimizu
泰 清水
Hideki Kato
秀樹 加藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常走行時に所定開度以上にスロットル弁を
開かないようにしたクルーズコントロール可能なスロッ
トル弁制御装置を提供する。 【解決手段】 スプリング22はスロットル弁13を開
方向に付勢し、スプリング55はアクセル軸51を閉方
向に付勢している。スプリング55の付勢力はスプリン
グ22の付勢力よりも大きい。上限ガード56はアクセ
ル軸51とともに回動し、スロットル弁13の開方向へ
の開度を規制することができる。図示しないECUは、
通常運転時およびISC時にはトルクモータ30の二つ
のコイル37a、37bのうち一方にだけ通電し、クル
ーズコントロール時に両方のコイル37a、37bに通
電する。一方のコイル37aにだけ通電したときのトル
クモータ30の駆動力はスロットル弁13を閉方向に付
勢する付勢力よりも小さいので、ECUに異常が発生し
た場合でも、アクセル操作によりスロットル弁13の開
度を制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クルーズコントロ
ールを行う内燃機関(以下、「内燃機関」をエンジンと
いう)のスロットル弁制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種モータを用いてスロット
ル弁を回動駆動することによりクルーズコントロールを
可能とするスロットル弁制御装置が知られている。この
ようなスロットル弁制御装置としてトルクモータを用い
た米国特許第5287835号明細書に開示されている
ものが知られている。
【0003】米国特許第5287835号明細書に開示
されているものは、トルクモータにより回動駆動される
スロットル弁の応答速度を上昇させるためスロットル弁
を一方向に付勢するリターンスプリングを排除してい
る。リターンスプリングを排除することによりトルクモ
ータはリターンスプリングの付勢力に影響されることな
くスロットル弁を回動駆動できるのでスロットル弁の応
答速度が上昇する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、米国特
許第5287835号明細書に開示されているように、
リターンスプリングを排しトルクモータの駆動力により
スロットル弁を回動駆動するスロットル弁制御装置で
は、トルクモータへの通電を制御する制御装置等が故障
した場合、トルクモータが常にスロットル弁を開方向に
駆動しスロットル弁が閉じなくなる恐れがある。また、
トルクモータへの通電経路中で断線した場合、トルクモ
ータに駆動力が働かないことにより吸気管内の空気流れ
がスロットル弁を全開させることも起こりうる。
【0005】このような問題を解決するため、スロット
ル弁開度の上限を規制するいわゆるメカガードレバーを
スロットル弁と一体となって動くレバーとは別に設け、
このメカガードレバーをアクセルに連動させることで制
御装置が故障した場合においてもアクセル踏込量に応じ
てスロットル弁を回動させるスロットル弁制御装置も提
言されている。ところがこのものでは、クルーズコント
ロールを行うためにはメカガードレバーが邪魔になるの
で、トルクモータによるスロットル弁の駆動範囲の開度
から離れた部分まで負圧アクチュエータでメカガードレ
バーを引っ張って移動させるものも提言されている。し
かしながら、このようなスロットル弁制御装置において
も負圧アクチュエータのようなメカガードレバーの排除
装置が必要となり、装置全体の大型化を招くという問題
がある。
【0006】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものであり、通常走行時に所定開度以上にスロ
ットル弁を開かないようにし、しかも簡単な構成でクル
ーズコントロール可能なスロットル弁制御装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
スロットル弁制御装置によると、スロットル弁の開方向
への開度を規制可能な上限ガードを設け、通常走行時ト
ルクモータの複数のコイルの一部にだけ通電することに
より、アクセル操作系で規定される上限ガードの開度以
上にトルクモータがスロットル弁を開方向に駆動できな
くしている。これにより、トルクモータへの通電を制御
する制御装置に異常が生じた場合でもスロットル弁の開
度は上限ガードにより規制され、アクセル操作によるス
ロットル弁の開度制御が可能である。
【0008】またクルーズコントロール時には通常走行
時よりも多くのコイルに通電することによりトルクモー
タの駆動力を増加させているので、上限レバーを押し上
げてスロットル弁を開方向に駆動できる。これにより、
クルーズコントロールが可能となる。本発明の請求項2
記載のスロットル弁制御装置によると、通常運転時に通
電していなかったコイルへの通電をクルーズコントロー
ル中において機械的に遮断可能な通電遮断手段を備えて
いることにより、クルーズコントロール中に制御装置等
に異常が起こっても、この異常に関係なくトルクモータ
の駆動力を減少することができるので、アクセル操作に
よるスロットル弁の開度制御が可能になる。
【0009】本発明の請求項3記載のスロットル弁制御
装置によると、スロットル弁の全閉位置と上限ガードの
全閉位置との間でスロットル弁によりアイドルスピード
コントロール(以下、「アイドルスピードコントロー
ル」をISCという)を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例を図1〜図4に示
す。スロットル弁制御装置10のスロットルボディ11
はベアリング14および15を介してスロットル軸12
を回動自在に支持している。スロットル軸12にはスロ
ットル弁13が固定されており、スロットル軸12とと
もにスロットル弁13が回動することにより吸気通路面
積が変更されるのでエンジンへの吸入吸気量を調節する
ことができる。スロットル軸12の一方の端部にはスロ
ットルレバー21が圧入されナットで固定されているの
で、スロットルレバー21はスロットル弁13とともに
回動する。第1の付勢手段としてのスプリング22は両
端をそれぞれスロットルボディ11およびスロットルレ
バー21を掛け、スロットル弁13を開方向に付勢して
いる。ウェーブワッシャ23はエンジン振動下でもスロ
ットル軸12が軸方向に動かないようにスロットル軸1
2を軸方向に付勢している。
【0011】スロットル軸12の他方の端部にはストッ
パレバー31が圧入されている。ストッパレバー31が
図2に示すストッパスクリュウ39に係止されることに
よりスロットル弁13の全閉位置が規定される。ストッ
パスクリュウ39のねじ込み量を変更することによりス
ロットル弁13の全閉位置を調節できる。トルクモータ
30は、ストッパレバー31よりもさらにスロットル軸
12の軸方向端部に配設され、スペーサ32、スペーサ
33、磁石34、コア35、スプール36a、スプール
36b、および二つのスプール36a、36bにそれぞ
れ巻回された二つのコイル37a、37bを有する。ス
ペーサ32および33はスロットル軸12に圧入され、
さらにスペーサ32はかしめ固定されている。
【0012】磁石34はスペーサ32および33により
挟持され、スペーサ33に設けた突起部33aにより位
置決めされスペーサ32およびスペーサ33と接着剤等
で固定されている。磁石34の周囲には珪素鋼板を数十
枚かしめて積層したコア35が配設されている。磁石3
4は円筒形状であり、磁石34のNS極が図2に示すよ
うな位置になるように、すなわち円筒軸に対し180°
回転した位置にN極、S極がくるように位置決めされて
いる。
【0013】コイル37a、37bを巻回したスプール
36a、36bは磁石34の直径方向両端のコア35に
それぞれ取付けられている。コア35は、スプール36
a、36bを取付け易いように二つのスプール36a、
36bを結ぶ方向と直角方向に二分割されている。コイ
ル37a、37bはコア35に発生するNS極が図2に
示す位置になる方向に、すなわち磁石34の円筒軸に対
し180°回転した位置にN極、S極がくるように巻か
れている。
【0014】また、コア35は長方形形状をなし、長方
形形状にくりぬかれたスプール孔350a、350bが
短辺35aと平行に二箇所形成されている。短辺35a
の外側およびスプール孔350a、350bにそれぞれ
スプール36a、36bが挿入され、そのまわりにコイ
ル37a、37bが巻回されている。カバー40はトル
クモータ30を覆うようにスロットルボディ11に取付
けられており、カバー40とスロットルボディ11との
間はゴム製のシール部材41により気密を保たれてい
る。
【0015】図3に示すように、電子制御装置(以下、
「電子制御装置」をECUという)42はエンジンの運
転状態等に応じてコイル37a、37bに供給する電力
量を制御する。このような構成により、クルーズコント
ロー時にコイル37a、37bの両方に通電することに
より、一方のコイル37aだけへの通電時に比較し、磁
力およびトルクモータ30の駆動力を二倍にすることが
できる。ECU42は、通常運転時およびISC時には
ブレーキスイッチ43の配設されていないコイル37a
にだけ通電し、クルーズコントロール時に両方のコイル
37a、37bに通電する。ブレーキスイッチ43は通
常オンされており、後述するようにクルーズコントロー
ル中にブレーキを踏むとオフされる。図4に示すアクセ
ルセンサ60はアクセル開度を検出しECU42に開度
信号を送出するものである。
【0016】図1に示すように、アクセル軸51は、ベ
アリング52および53を介してハウジング50に回動
自在に支持されており、スロットル軸12の一方の端部
側にスロットル軸12と同軸上に位置している。アクセ
ルレバー54はアクセル軸51の反スロットル軸側端部
に圧入固定されており、アクセル軸51とともに回動す
る。アクセルレバー54は図示しないアクセルケーブル
を介して図示しないアクセルペダルと連結されており、
運転者がアクセルペダルを踏むとアクセルペダルの踏み
込み量に応じてアクセル軸51が回動する。
【0017】第2の付勢手段としてのスプリング55
は、両端をそれぞれハウジング50およびアクセルレバ
ー54に掛け、スロットル弁13の閉方向にアクセル軸
51を付勢している。スプリング55の閉方向への付勢
力は、スプリング22の開方向への付勢力よりも大きく
なるように設定されている。アクセル軸51のスロット
ル軸側端部には上限ガード56がレーザー溶接等で固定
されており、上限ガード56はアクセル軸51とともに
回動する。上限ガード56の当接部56aはスロットル
レバー21の当接部21aよりも開側に位置し、当接部
21aと当接可能である。これにより上限ガード56は
スロットルレバー21とともに回動するスロットル弁1
3の開方向への開度を規制することができる。
【0018】ロータ57は上限ガード56よりも反スロ
ットル軸側のアクセル軸51に一体成形等で固定されて
おり、このロータ57にコンタクト58が取付けられて
いる。コンタクト58はセンサ基板80に接しており、
センサ基板80にコネクタ59が接続している。コンタ
クト58の回転量によって出力が変化するような抵抗体
がセンサ基板80に印刷されているので、運転者がアク
セルペダルを操作するとアクセルペダルの踏み込み量に
応じてアクセル軸51が回動し、このアクセル軸51の
回動量がコネクタ59から電気的に出力される。
【0019】スプリング22の開方向への付勢力を
S1、スプリング55の閉方向への付勢力をFS2、二つ
のコイル37a、37bのうち一方にだけ通電したとき
のトルクモータ30の駆動力をFT1、両方のコイル37
a、37bに通電したときのトルクモータ30の駆動力
をFT2とすると、それぞれの力には次式(1) 〜(4) に示
す関係がある(図4参照)。
【0020】 FS1<FT1 ・・・(1) FS2>FS1 ・・・(2) FS2−FS1>FT1 ・・・(3) FS2−FS1<FT2 ・・・(4) 式(1) から判るように、スプリング55の付勢力FS2
働かなければ、トルクモータ30によりスロットル弁1
3を開度制御可能である。式(2) および式(3) から判る
ように、運転者がアクセルペダルを操作しない場合二つ
のコイル37a、37bの一方にだけ通電しているとス
ロットル弁13は閉方向に回転される。また、式(4) か
ら判るように、両方のコイル37a、37bに通電した
場合、スロットル弁13を閉方向に付勢する付勢力に抗
してトルクモータ30はスロットル弁13を開方向に駆
動可能である。
【0021】スロットル弁13の全閉位置を規定する全
閉ストッパとしてのストッパスクリュウ39の開度は、
アクセル軸51の全閉位置を規定する図4に示す全閉ス
トッパ70の開度よりも小さくなるように設定されてい
る。このため、運転者がアクセルペダルを操作しないア
イドル運転時、スロットル弁13はストッパスクリュウ
39の開度と全閉ストッパ70の開度との間で回動可能
であり、トルクモータ30はこの開度範囲内においてス
ロットル弁13の開度を調節可能である。
【0022】次にスロットル弁制御装置10の作動につ
いて説明する。 (1) ISC時 トルクモータ30の二つのコイル37a、37bのうち
一方のコイル37aにだけ通電されており、スプリング
55の付勢力はスロットル弁13に働かない。スロット
ル弁13はスロットル弁13の全閉位置とアクセル軸5
1の全閉位置との間で回動可能であり、トルクモータ3
0はエンジンの運転状況等に応じてECU42から送出
される制御信号によりこの回動範囲内においてアクセル
弁13の開度を調節する。 (2) 通常走行時 トルクモータ30の二つのコイル37a、37bのうち
一方のコイル37aにだけ通電される。運転者のアクセ
ルペダル踏み込み量に応じてアクセル軸51は回動し、
スロットル弁13はスプリング22の開方向への付勢力
によりアクセル軸51に追随して回動する。式(3) よ
り、一方のコイル37aにだけ通電したときの駆動力は
スロットル弁13を閉方向に付勢する付勢力よりも小さ
いので、ECU42に異常が発生したとしてもスロット
ル弁13の開度は上限ガード56により規制される。 (3) クルーズコントロール時 運転者がクルーズコントロールスイッチをオンしクルー
ズ速度を設定すると両方のコイル37a、37bに通電
される。ECU42はエンジン運転状態に応じて両方の
コイル37a、37bに供給する電力を制御する。この
二つのコイル37a、37bへの通電により発生するト
ルクモータ30の駆動力は式(4) に示すようにスロット
ル弁13を閉方向に付勢する付勢力よりも大きいため、
トルクモータ30はスロットル弁13の開度を調節可能
である。
【0023】運転者がクルーズコントロールスイッチを
オフするかアクセルペダルを踏むかブレーキペダルを踏
むかすることによりECU42はクルーズコントロール
終了と判断して再び一方のコイル37aにだけ通電する
ことになる。ブレーキペダルを踏んだ場合、通常走行時
に通電を遮断されるべきコイル37bへの通電がブレー
キスイッチ43を機械的にオフすることにより遮断され
る。
【0024】クルーズコントロール中にECU42に異
常が発生してECU42がトルクモータ30を制御不能
になると、二つのコイル37a、37bに通電されたま
まトルクモータ30が常に開方向にスロットル弁13を
駆動する事態が発生しうる。この場合、運転者が異常を
察知してブレーキペダルを踏むと、ブレーキスイッチ4
3が機械的にオフにされ一方のコイル37bへの通電が
オフになる。すると、式(3) よりトルクモータ30の駆
動力よりもスロットル弁13を閉方向に付勢する付勢力
の方が大きくなるので、アクセル開度が過大になるのを
防ぐことができる。また、ブレーキスイッチ43がオフ
になった状態で、運転者がさらにアクセル操作をするこ
とにより通常走行が可能となる。
【0025】本発明の第1実施例では二つのスプール3
6a、36bを用いて二つのコイル37a、37bを巻
回したが、本発明では1つのスプールに二つのコイルを
巻回することも可能である。また本発明では、スプール
ではなくステータにコイルを巻回する構造とすることも
可能である。さらに本発明では、3つ以上の複数のコイ
ルを使用し、ISC時および通常走行時に複数のコイル
のうち一部のコイルに通電し、クルーズコントロール時
に通常走行時よりも多くのコイルに通電する制御を行う
ことも可能である。
【0026】(第2実施例)本発明の第2実施例を図5
に示す。第2実施例では、スロットル弁13を開方向に
付勢するスプリングとして一端をアクセル軸51または
上限レバー56に掛け、他端をスロットル軸12または
スロットルレバー21に掛けるスプリング61を用い
る。スプリング61はアクセル軸51とスロットル軸1
2とを連結する作用をするだけであり、スプリング55
がスロットル弁13を閉方向に付勢する妨げにはならな
いので、スプリング55の付勢力を小さくしスプリング
55を小型化できる。これにともないトルクモータ30
の駆動力を小さくしトルクモータ30も小型化できるの
で装置の体格が小さくなる。
【0027】(第3実施例)本発明の第3実施例を図6
に示す。第3実施例ではアクセル軸を2分割し第1アク
セル軸62および第2アクセル軸63を設けている。第
1アクセル軸62および第2アクセル軸63はそれぞれ
スプリング55およびスプリング64により閉方向に付
勢されている。第2アクセル軸63は第2アクセル軸6
3の開方向で第1アクセル軸62に当接する。第2アク
セル軸63の全閉位置を規制する全閉ストッパ71の開
度は全閉ストッパ70の開度よりも小さい。
【0028】運転者がアクセルペダルから足を離したク
ルーズコントロール時、第2アクセル軸63は全閉スト
ッパ71に係止されており第1アクセル軸62と当接す
ることはない。トルクモータ30によりスロットル弁1
3の開度が調節され、スロットル弁13の回動とともに
第1アクセル軸62が回動したとしても第2アクセル軸
63は全閉ストッパ71に停止されたままである。これ
により、クルーズコントロール時においてアクセルペダ
ルはアイドル運転時と同じ位置に保持され動くことはな
いのでクルーズコントロール時にアクセルペダルが動く
違和感を解消することができる。
【0029】(第4実施例)本発明の第4実施例を図7
に示す。第4実施例では、スロットル弁13を開方向に
付勢するスプリングとして第3実施例のスプリング22
に代えて第2実施例と同様の作用をするスプリング61
を使用している。これ以外の構成は第3実施例と同一で
ある。
【0030】このため第4実施例では、クルーズコント
ロール時においてアクセルペダルが動かないことに加
え、装置の体格が小さくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるスロットル弁制御装
置を示す断面図である。
【図2】図1においてカバー40を外した状態における
II方向矢視図である。
【図3】第1実施例のコイルとECUとの接続を示す模
式的回路図である。
【図4】第1実施例のスロットル弁制御装置を示す模式
的構成図である。
【図5】第2実施例のスロットル弁制御装置を示す模式
的構成図である。
【図6】第3実施例のスロットル弁制御装置を示す模式
的構成図である。
【図7】第4実施例のスロットル弁制御装置を示す模式
的構成図である。
【符号の説明】
10 スロットル弁制御装置 11 スロットルボディ 12 スロットル軸(回転軸) 13 スロットル弁 22 スプリング(第1の付勢手段) 30 トルクモータ 34 磁石 35 コア 37a、37b コイル 51 アクセル軸 55 スプリング(第2の付勢手段) 56 上限レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 11/10 F02D 11/10 P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者によって操作されるアクセル操作
    系と、制御装置によって制御されるトルクモータを有す
    る電気操作系との両方で内燃機関のスロットル弁の開度
    を調節可能にしたスロットル弁制御装置において、 内燃機関の吸気管内の空気流量を調節するスロットル弁
    と、 複数のコイルを有し、前記制御装置から前記複数のコイ
    ルに送出される信号に応じて前記スロットル弁を回動可
    能な駆動力を発生するトルクモータと、 前記スロットル弁を開方向に付勢する第1の付勢手段
    と、 前記アクセル操作系により運転者の操作量に応じて回動
    するとともに、前記スロットル弁の開方向への開度を規
    制可能な上限ガードと、 前記スロットル弁の閉方向に前記上限ガードを付勢する
    第2の付勢手段とを備え、 通常走行時、前記複数のコイルの一部にだけ通電するこ
    とにより、前記トルクモータは前記アクセル操作系によ
    り規定される前記上限ガードの開度よりも開側に前記ス
    ロットル弁を駆動できず、 クルーズコントロール時、通常走行時よりも多くの前記
    コイルに通電することにより、前記スロットル弁の閉方
    向に前記上限ガードを付勢する付勢力に抗して前記トル
    クモータは前記スロットル弁を開方向に駆動可能である
    ことを特徴とするスロットル弁制御装置。
  2. 【請求項2】 クルーズコントロール中に前記制御の異
    常検出に基づいて前記一部のコイル以外のコイルへの通
    電を機械的に遮断可能な通電遮断手段を備えることを特
    徴とする請求項1記載のスロットル弁制御装置。
  3. 【請求項3】 前記スロットル弁の全閉位置は前記上限
    ガードの全閉位置よりも開度が小さく、アイドル運転時
    に前記一部のコイルに通電することにより、前記スロッ
    トル弁の全閉位置と前記上限ガードの全閉位置との間で
    前記トルクモータは前記スロットル弁の開度を調節可能
    であることを特徴とする請求項1または2記載のスロッ
    トル弁制御装置。
JP26417295A 1995-10-12 1995-10-12 スロットル弁制御装置 Pending JPH09112299A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005147012A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Aisan Ind Co Ltd スロットル制御装置及びその製造方法
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