JP2000152587A - トルクモータ - Google Patents

トルクモータ

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JP2000152587A
JP2000152587A JP10315809A JP31580998A JP2000152587A JP 2000152587 A JP2000152587 A JP 2000152587A JP 10315809 A JP10315809 A JP 10315809A JP 31580998 A JP31580998 A JP 31580998A JP 2000152587 A JP2000152587 A JP 2000152587A
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magnet
stator
rotor
torque
magnets
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JP10315809A
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Jiro Kondo
二郎 近藤
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Denso Corp
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦なトルク特性を有するトルクモータを提
供する。 【解決手段】 磁石群43、44は、複数の同一寸法の
平板磁石43a、44aをロータコア42の外周に接着
して構成されている。ステータ50の前縁101に磁石
44aの回転方向前方の縁が達したとき、後縁104と
対向している磁石44a、前縁103と対向している磁
石43a、後縁102と対向している磁石43aのそれ
ぞれの角度位置は、回転方向前方の縁から、(1/4)
A、(1/2)A、(3/4)Aずれている。ステータ
磁極の或る縁で発生するトルクリップルを基準にする
と、ステータ磁極の他の縁で発生するトルクリップルの
位相は、(1/4±1/12)周期、(1/2±1/1
2)周期、(3/4±1/12)周期ずれるのでトルク
リップルが互いに打ち消し合う。これによりトルクモー
タ全体として平坦なトルク特性を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトルクモータに関
し、特に流量制御弁等に用いられるトルクモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、円弧状磁石をロータコアの外
周に沿って配設することによりロータに一対の磁極を形
成し、このロータを用いてトルクモータを構成したもの
が知られている。これらは内燃機関の吸気流量制御弁の
ような弁装置のアクチュエータとして用いられている。
【0003】円弧状磁石の製造には通常、切削工程を必
要とするため加工に手間がかかり、また材料が無駄にな
る部分が多いためコストがかかる。そこで、複数の平板
磁石を密着させてロータコアの外周に配列し、または間
隔をあけて複数の磁石を配置し全体として二極をもつロ
ータを構成することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、平板磁
石に限らず複数の磁石を周方向に配列した場合、磁石と
磁石との間で磁気力が低下する。磁石を密着させて配置
した場合でも、着磁方向の違いにより周方向に隣接して
いる磁石と磁石との間で磁束密度が低下することがあ
る。さらに、磁石として平板状の磁石を用いた場合、磁
石とステータ内壁との間のギャップが周方向で変動する
ので発生するトルクが変動する。これらの理由により、
ロータの回転角によって周期的に変動するトルクリップ
ルがトルクモータのトルクに発生し平坦なトルク特性が
得られないため、高精度な制御が難しいという問題があ
った。本発明の目的は、平坦なトルク特性を有するトル
クモータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
トルクモータによると、ロータの回動にともない一対の
ステータ磁極の周方向両縁で発生する4つのトルクリッ
プルに関し、1つのトルクリップルの位相を基準にする
と、他の3つのトルクリップルの位相は、(1/4±1
/12)周期、(1/2±1/12)周期、(3/4±
1/12)周期ずれている。
【0006】トルクモータの発生トルクは、ステータ磁
極の各縁で発生するトルクの合成であると考えることが
できるので、一対のステータ磁極の両縁で発生する合計
4つのトルクリップルの位相が互いに1/4周期ずつず
れることにより、4つのトルクリップルを合成するとト
ルクリップルが互いに打ち消し合いトルクモータの発生
トルクが平坦化される。これにより、所定範囲でのロー
タの回転角に応じたトルクの大きさをほぼ一定にするこ
とができる。したがって、トルクモータの回転角度を精
密に制御しやすくなる。例えばロータに設けられる磁石
として複数の平板磁石を用いた場合やロータコアに間隔
をあけて複数の磁石を配置した場合等、トルクリップル
が発生するトルクモータに本発明の構成は好適である。
また、製造上の公差を考慮して(±1/12)周期のず
れを許容しているので、製造が容易である。
【0007】ここで、ステータのN極及びS極におい
て、ロータの回転により磁石が向かってくる側の縁をそ
の磁極の前縁と呼び、磁石が離れていく側の縁をその磁
極の後縁と呼ぶ。ステータの構造がスロットレスであっ
ても、実質的な磁極としての機能をなす範囲内でステー
タの異なる磁極の前縁と後縁とが離隔していれば、本発
明の構成を実現できる。スロットを備える構造において
は、スロットに面する磁極の構造上の縁がステータ磁極
の前縁または後縁になる。
【0008】本発明の請求項2記載のトルクモータによ
ると、或る単位磁石が一対のステータ磁極のいずれかの
縁と対向する角度位置を基準にしたとき、一対のステー
タ磁極の他の縁に対向する3個の単位磁石の角度位置
は、基準位置から一方の回転方向に向け、(1/4±1
/12)A、(1/2±1/12)A、(3/4±1/
12)Aずれている。
【0009】各磁石群を構成する磁石が密接して配列さ
れているとき、磁石の回転方向の角度幅は角度ピッチA
と等しくなり、単位磁石は磁石そのものである。各磁石
群を構成する磁石が離れて配列されているとき、磁石の
回転方向の角度幅とこの磁石と隣接する磁石までの回転
方向の間隔の角度幅との合計が角度ピッチAになり、磁
石自体とこの磁石に隣接する間隔を含めた領域とが単位
磁石になる。
【0010】トルクリップルは角度ピッチAを一周期と
して変化するので、前述したようにステータ磁極の各縁
と対向する単位磁石の角度位置をずらすことにより、ス
テータ磁極の1つの縁に発生するトルクリップルを基準
とすると、他の3つの縁で発生するトルクリップルの位
相は、(1/4±1/12)周期、(1/2±1/1
2)周期、(3/4±1/12)周期ずれる。トルクリ
ップルの位相がずれることによりトルクリップルが互い
に打ち消し合いトルクモータの発生トルクが平坦化され
る。これにより、所定範囲でのロータの回転角に応じた
トルクの大きさをほぼ一定にすることができる。したが
って、トルクモータの回転角度を精密に制御しやすくな
る。
【0011】本発明の請求項3記載のトルクモータによ
れば、ロータの各磁石群がステータの異なる磁極の前縁
および後縁にまたがって対向しているとき、ステータの
異なる磁極の前縁に対向する単位磁石同士、後縁に対向
する単位磁石同士において、一方の単位磁石の角度位置
は他方の単位磁石の角度位置に対しほぼ(1/2)Aず
れている。つまりトルクリップルの位相が(1/2)周
期ずれているので、ステータ磁極の各縁で発生するトル
クを合成すると、(1/2)周期ずれたトルクリップル
が打ち消し合い、発生トルクを平坦化することができ
る。
【0012】本発明の請求項4記載のトルクモータによ
れば、ロータに設けられる磁石は平板状であるため、円
弧状の磁石を用いる場合と比較して磁石製造のコストを
低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
一実施例を図に基づいて説明する。本発明の一実施例に
よるトルクモータを用いたスロットル装置を図2に示
す。図2に示すスロットル装置10は、アクセル踏込量
に応じてスロットル弁13の開度を調整するアクセルと
機械的にリンクした機構をもたず、トルクモータ40に
よってのみスロットル弁13の開度を調整するものであ
る。
【0014】スロットル装置10のスロットルボディ1
1はベアリング15および16を介してスロットル軸1
2を回転自在に支持している。スロットル弁13は円板
状に形成されており、スロットル軸12にビス14で固
定されている。スロットル弁13がスロットル軸12と
ともに回動することにより、スロットルボディ11の内
壁により形成された吸気通路11aの流路面積が調整さ
れ、吸気通路11aを通過する吸気流量が制御される。
【0015】スロットル軸12の一方の端部にスロット
ルレバー21が圧入固定されており、スロットルレバー
21はスロットル軸12とともに回動する。ストッパス
クリュウ22はスロットルレバー21と当接することに
よりスロットル弁13の全閉位置を規定している。スト
ッパスクリュウ22のねじ込み量を変更することにより
スロットル弁13の全閉位置を調整できる。
【0016】回転角センサ30は、スロットルレバー2
1よりもさらにスロットル軸12の端部側に配設されて
おり、コンタクト部31、抵抗体を塗布した基板32お
よびハウジング33で構成されている。コンタクト部3
1はスロットル軸12に圧入されており、スロットル軸
12とともに回動する。基板32はハウジング33に固
定されており、基板32に塗布された抵抗体上をコンタ
クト部31が摺動する。基板32に塗布された抵抗体に
5Vの一定電圧が印加されており、この抵抗体とコンタ
クト部31との摺動位置がスロットル弁13の開度に応
じて変化すると出力電圧値が変動する。図示しない電子
制御装置(ECU)は回転角センサ30からこの出力電
圧値を入力し、スロットル弁13の開度を検出する。
【0017】スロットル軸12の他方の端部に、ロータ
41およびステータ50を有するトルクモータ40が配
設されている。トルクモータ40の端部はカバー20に
より覆われている。リターンスプリング17は、一方の
端部を図1に示すロータコア42に固定し、他方の端部
をステータコア51に固定し、スロットル弁13を閉方
向に付勢している。
【0018】ロータ41は、スロットル軸12に圧入固
定したロータ本体としてのロータコア42と、ロータコ
ア42の径方向反対側の外周にそれぞれ設けられた磁石
群43、44とから構成される。磁石群43、44は複
数の同一寸法の平板状の磁石43a、44aをロータコ
ア42の外周に接着して構成されている。これら磁石4
3a、44aの各々はその磁石群内において周方向に密
着して配列されている。磁石群43の磁石43aと磁石
群44の磁石44aとは、それぞれ同数がロータコア4
2の外周の180°反対側に対称に設けられている。
【0019】各磁石43a、44aはロータ41の径方
向に着磁されており、磁石群43、44のうち一方の径
方向外側がN極となり、他方がS極となる。これによ
り、ロータ41の回転軸に対して平行な面の一方側をN
極とし、他方側をS極とするロータ磁極が生成される。
磁石43a、44aは、ネオジム系、サマリウム−コバ
ルト系等の高い磁力を発生するいわゆる希土類の永久磁
石を用いることが望ましいが、フェライト系磁石のよう
な他の永久磁石を用いることもできる。
【0020】ステータ50はステータコア51とソレノ
イド部52とを備える。ステータコア51により、ロー
タ41を収容する収容孔51aが形成されている。ステ
ータコア51は、収容孔51aに面する一対の異なる磁
極を形成している。
【0021】ステータコア51は、磁性鋼板の薄板をス
ロットル軸12の軸方向に積層して形成されている。ス
テータコア51は、ほぼ180°の両側に非対称にスロ
ット55、56を設けた構造となっている。このスロッ
ト55、56によりステータ50が形成する一対のステ
ータ磁極の境界が形成されている。ステータ50に形成
される一対の異なるステータ磁極において、図1の時計
回り方向後方を前縁101、103、時計回り方向前方
を後縁102、104とする。
【0022】ソレノイド部52は鉄心53にコイル54
を巻回して形成されている。鉄心53はステータコア5
1に連結している。コイル54に通電することによりス
テータコア51が励磁され、N極およびS極からなるス
テータ磁極が生成される。磁石群43、44により生成
されたロータ41側のロータ磁極と、通電により生成さ
れたステータ50側のステータ磁極とにより、ロータ4
1を回動させるトルクが発生する。
【0023】磁石群43、44において隣接して配置さ
れている磁石43a、44aの一方の回転方向一端縁か
ら他方の磁石43a、44aの回転方向一端縁までの角
度ピッチをAとする。磁石43a、44aの回転方向一
端縁から回転方向他端側に向け角度ピッチA分の領域を
単位磁石とすると、本実施例では、磁石群43、44内
で磁石43a、44aが密着しているので、磁石43
a、44aそのものが単位磁石を表す。
【0024】図1に示すように時計回り方向を回転方向
とすると、ステータ50の前縁101に磁石44aの回
転方向前方の縁が達したとき、後縁104と対向してい
る磁石44a、前縁103と対向している磁石43a、
後縁102と対向している磁石43aのそれぞれの角度
位置は、回転方向前方の縁から、(1/4)A、(1/
2)A、(3/4)Aずれている。加工公差等を考慮
し、各角度位置に(±1/12)Aのずれが許容されて
いるが、(±1/12)Aのずれがないほうが望まし
い。また、ステータ50の異なる磁極の前縁101およ
び後縁104にまたがって磁石群44が対向し、異なる
磁極の前縁103および後縁102にまたがって磁石群
43が対向している図1に示す状態で、前縁101に対
向している磁石44aと、前縁103に対向している磁
石43aとは、角度位置が(1/2)Aずれている。同
様に、後縁102に対向している磁石43aと、後縁1
04に対向している磁石44aとは、角度位置が(1/
2)Aずれている。これにより、前縁101、103な
らびに後縁102、104で発生するトルクリップルの
位相が(1/2)周期ずれる。
【0025】図3は本実施例のトルクモータによる回転
角度と発生するトルクの大きさの関係を示す特性図であ
る。111、112、113、114は前縁101、後
縁102、前縁103、後縁104で発生するトルクを
表し、120は各縁で発生するトルクの合成トルク、す
なわちトルクモータ40で発生するトルクを表してい
る。本実施例では、或る磁石がステータ磁極のいずれか
の縁と対向している角度位置を基準位置としたとき、他
の3個の縁に対向する磁石の角度位置は、基準位置から
一方の回転方向に向け、(1/4±1/12)A、(1
/2±1/12)A、(3/4±1/12)Aずれてい
る。したがって、ステータ磁極の或る縁で発生するトル
クリップルを基準にすると、ステータ磁極の他の縁で発
生するトルクリップルの位相は、(1/4±1/12)
周期、(1/2±1/12)周期、(3/4±1/1
2)周期ずれるのでトルクリップルが互いに打ち消し合
う。これにより、図3に示すように通電時に所定の回転
角範囲でほぼ一定の合成トルクを得ることができる。無
通電時においてもトルクリップルは互いに打ち消し合
う。したがって、ロータの回転角を精密に制御しやすく
なる。
【0026】本実施例に対し、図4に示す比較例のよう
にステータ磁極の各縁に対向する磁石の角度位置が同じ
トルクモータ200の構成では、ステータ磁極の縁21
1、212、213、214で発生するトルクリップル
の位相が一致する。したがって、各縁で発生するトルク
リップルを合成するとトルクリップルの波形がそのまま
残るので、発生トルクを平坦化することができない。
【0027】次に、スロットル装置10の作動について
説明する。 (1) 正常走行時 車両の正常走行モードにはISC(idle speed contro
l) 、通常運転、クルーズコントロール等がある。各モ
ードにおけるスロットル弁13の開度は、アクセル踏込
量、エンジン回転数等のエンジン運転状態に基づいてE
CUで演算され、演算された開度に応じた制御電流がコ
イル54に供給される。
【0028】コイル54の通電オン時に発生するロータ
41を回動させるトルクはリターンスプリング17の付
勢力よりも大きいので、ロータ41はリターンスプリン
グ17の付勢力に抗して回動可能である。
【0029】ロータ41の回動にともない回動するスロ
ットル弁13の開度は回転角センサ30により検出さ
れ、ECUにフィードバックされる。そしてこの開度信
号に基づいてECUからコイル54に供給する制御電流
が調整される。スロットル弁13の開度を検出すること
により、ロータ41に働くトルクが温度変化等により変
動することを防止し、スロットル弁13の開度を高精度
に制御できる。
【0030】(2) フェイル時 ECUで演算されたスロットル弁13に対する要求開度
と回転角センサ30で検出した実際のスロットル弁13
の開度とが一致しない場合、ECUによるスロットル弁
13の開度制御がフェイルしていると判断し、ECUか
らスロットル弁13を閉じる信号が送出される。する
と、スロットル弁13はリターンスプリング17の付勢
力により全閉位置に戻るので、スロットル弁13が過剰
に開くことを防止できる。
【0031】また、ECUにはECUの故障を常時診断
するサブECUが搭載されているので、ECUがフェイ
ルするとサブECUの指示によりコイル54に供給する
制御電流が遮断される。したがって、ECUがフェイル
してもリターンスプリング17の付勢力によりスロット
ル弁13を全閉することができる。
【0032】以上説明した本発明の実施の形態を示す上
記実施例では、磁石を密着させて配置した場合について
説明したが、磁石または円弧状磁石を間隔をあけて配置
した場合、磁石群を構成する磁石の回転方向一端縁から
隣接する磁石の一端縁までの回転方向の角度ピッチをA
とし、磁石自体と、隣接する磁石までの間隔とを含む角
度ピッチA分の領域を単位磁石とすれば、ステータ磁極
の各縁に対向する単位磁石の角度位置を本実施例と同様
にずらすことにより、平坦なトルク特性を得ることがで
きる。また本実施例では、ステータの磁極間にスロット
55、56を設けて磁極を形成したが、ステータの磁極
間を磁路面積の小さい磁性体で連結することによりスロ
ットレスの構造とすることも可能である。
【0033】また上記実施例では、スロットル装置に本
発明のトルクモータを適用したが、あらゆる用途の流量
制御弁に本発明のトルクモータを適用できるのはもちろ
んのことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2をI方向から矢視し、反時計周り方向に9
0°回転した模式図である。
【図2】本発明の一実施例によるトルクモータを用いた
スロットル装置を示す断面図である。
【図3】本実施例による回転角度とトルクとの関係を示
す特性図である。
【図4】本実施例の比較例によるトルクモータを示す模
式図である。
【符号の説明】
10 スロットル装置 11 スロットルボディ 12 スロットル軸 13 スロットル弁 40 トルクモータ 41 ロータ 42 ロータコア(ロータ本体) 43、44 磁石群 43a、44a 磁石(単位磁石) 50 ステータ 51 ステータコア 52 ソレノイド部 54 コイル 101、103 前縁 102、104 後縁
フロントページの続き Fターム(参考) 3G065 CA00 DA05 DA06 HA21 KA02 KA12 5H621 AA03 BB07 GA02 GA05 GA10 GA15 GA16 JK02 JK05 JK15 JK17 5H622 AA03 CA02 CA05 CA10 CA12 DD01 DD02 PP19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁石を配列して磁石群を形成し、
    前記磁石群により一対のロータ磁極を形成しているロー
    タと、 前記ロータを回動自在に収容しているステータであっ
    て、ソレノイド部を有し、前記ソレノイド部に通電する
    ことにより前記ロータと対向する一対のステータ磁極を
    形成するステータとを備えるトルクモータであって、 前記ロータの回動にともない前記一対のステータ磁極の
    周方向両縁で発生する4つのトルクリップルに関し、1
    つのトルクリップルの位相を基準にすると、他の3つの
    トルクリップルの位相は、(1/4±1/12)周期、
    (1/2±1/12)周期、(3/4±1/12)周期
    ずれていることを特徴とするトルクモータ。
  2. 【請求項2】 複数の磁石を配列して磁石群を形成し、
    前記磁石群により一対のロータ磁極を形成しているロー
    タと、 前記ロータを回動自在に収容しているステータであっ
    て、ソレノイド部を有し、前記ソレノイド部に通電する
    ことにより前記ロータと対向する一対のステータ磁極を
    形成するステータとを備えるトルクモータであって、 前記磁石群内で隣接する磁石において、一方の磁石の回
    転方向一端縁から前記一方の磁石と隣接する他方の磁石
    の回転方向一端縁までの角度ピッチをAとし、前記磁石
    の回転方向一端縁から回転方向他端側に向け角度ピッチ
    A分の領域を単位磁石とし、或る単位磁石が前記一対の
    ステータ磁極の回転方向のいずれかの縁と対向する角度
    位置を基準位置とすると、前記一対のステータ磁極の他
    の3個の縁と対向する各単位磁石の角度位置は、前記基
    準位置から一方の回転方向に向け、(1/4±1/1
    2)A、(1/2±1/12)A、(3/4±1/1
    2)Aずれていることを特徴とするトルクモータ。
  3. 【請求項3】 前記ロータの各磁石群が前記ステータの
    異なる磁極の前縁および後縁にまたがって対向している
    とき、前記一対のステータ磁極の各前縁に対向している
    単位磁石同士、ならびに前記一対のステータ磁極の各後
    縁に対向している単位磁石同士において、一方の単位磁
    石の角度位置は他方の単位磁石の角度位置に対しほぼ
    (1/2)Aずれていることを特徴とする請求項2記載
    のトルクモータ。
  4. 【請求項4】 前記磁石は平板状であることを特徴とす
    る請求項1、2または3記載のトルクモータ。
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