JPH11299208A - トルクモータ - Google Patents

トルクモータ

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JPH11299208A
JPH11299208A JP10097430A JP9743098A JPH11299208A JP H11299208 A JPH11299208 A JP H11299208A JP 10097430 A JP10097430 A JP 10097430A JP 9743098 A JP9743098 A JP 9743098A JP H11299208 A JPH11299208 A JP H11299208A
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JP
Japan
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rotor
rotation
torque
magnetic flux
magnetic
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JP10097430A
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English (en)
Inventor
Jiro Kondo
二郎 近藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平坦なトルク特性を有するトルクモータを提
供する。 【解決手段】 ロータコア42の外周に配設された永久
磁石43a、44aにおいて、開弁側を回転方向とした
回転前半部分の3個の永久磁石43a、44aは回転後
半部分の3個の永久磁石43a、44aよりも発生する
磁束が少なくなるように着磁されている。回転前期にお
いて、ロータ41を取り囲むステータコアの磁束密度は
低いので、永久磁石43a、44aとステータコアとの
間に流れる磁束が有効にロータ41を回転させるトルク
として働く。一方、回転後期においてステータコアの磁
束密度は高くなるが、回転後半部分に位置する永久磁石
43a、44aが発生する磁束は回転前半部分に位置す
る永久磁石43a、44aが発生する磁束よりも多いの
で、回転前期とほぼ同じトルクがロータ41に働く。し
たがって、ロータ41に働くトルクが平坦化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルクモータに関
するものであり、例えば内燃機関(以下、「内燃機関」
をエンジンという)のスロットル装置等のアクチュエー
タとして用いられるトルクモータに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気通路の流路面積を調整す
るスロットル装置のアクチュエータとして用いられ、ス
ロットル開度を制御するトルクモータとして図6および
図7に示す構成のものが知られている。ロータ141は
複数の永久磁石144a、143aにより構成される磁
石群144、143をロータコア142の外周に接着剤
等で貼りつけて構成されている。ロータコア142に貼
りつけた状態で永久磁石144a、143aはそれぞれ
ロータ141の径方向に対し反対方向に着磁されてお
り、一対の磁極をロータ141に形成している。ステー
タコア147はロータ141の周囲を取り囲んでいる。
コイル部152はステータコア147のアーム部151
に巻回されており、通電することによりステータコア1
47の内周壁に一対の磁極を発生させる。コイル部15
2に通電すると、ロータ141は所定角度範囲内で回動
可能である。ロータ141に働くトルクは、ステータコ
ア147の磁極の境界近傍であるX部およびY部とロー
タ141との間で主に働く。
【0003】例えばスロットル装置のアクチュエータと
してトルクモータを用いる場合、高精度にスロットル弁
の開度を制御するためには、ロータに働くトルクの大き
さはスロットル弁の開度、つまりロータの限られた回転
角度範囲においてほぼ一定であることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す状態におい
て、コイル部152に通電することによりステータコア
147の内周壁に形成される磁極が対向しているロータ
141の磁極と同じになるようにコイル部152に通電
すると、ロータ141は図6から図7に示すように矢印
の正方向に回転する。
【0005】しかしながら、図6に示す回転前期におい
て、ロータ141が発生する磁束の向きと、コイル部1
52が発生した磁束がロータを取り囲むステータコア1
47を流れる向きは、図6の上方向と下方向の二方向に
大別すれば反対方向である。すると、コイル部152が
発生する磁束とロータ141が発生する磁束とが打ち消
し合うので、ステータコア147を流れる磁束は少な
く、ステータコア147の磁束密度は低い。
【0006】一方図7に示す状態では、ロータ141が
発生する磁束の向きと、ロータ141を取り囲むステー
タコア147が形成する磁束の向きは、前述した二方向
に大別すると同一方向になる。したがって、ステータコ
ア147を流れる磁束は増加し、ステータコア147の
磁束密度は高くなる。ロータ141の回転角度が大きく
なりステータコア147の磁束密度が増加すると、ステ
ータコア147の磁気抵抗が増加する。ステータコア1
47の磁気抵抗が増加すると、ロータ141とステータ
コア147のX部およびY部との間に流れる磁束の向き
がロータ141の回転方向の接線に沿った方向からロー
タ141の径方向に沿った方向に向くようになる。ロー
タ141とステータコア147との間で径方向に磁束が
流れるとロータ141が径方向に吸引されるので、磁束
の流れがロータ141を回転させるトルクとして働かな
い。永久磁石群144、143の周方向において発生す
る磁束がほぼ一定であれば、図3の従来例のトルク特性
から判るようにロータ141の回転角度が大きくなりス
テータコア147の磁気抵抗が増加するに従いロータ1
41に働くトルクが減少する。このようにロータ141
の回転角度によってロータ141に働くトルクが変動す
るトルクモータを、スロットル開度を高精度に制御する
ことを要求されるスロットル装置のアクチュエータとし
て用いることは困難である。
【0007】本発明の目的は、平坦なトルク特性を有す
るトルクモータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1または
3記載のトルクモータによれば、ロータの一方の回転方
向において、ロータに形成される磁極の回転前半部分が
発生する磁束は回転後半部分よりも少ないので、ロータ
に形成される磁極の回転前半部分が発生する磁束を回転
後半部分が発生する磁束と同じにした場合よりも回転前
期においてロータに働くトルクが低下する。また、ロー
タに形成される磁極の回転後半部分が発生する磁束は回
転前半部分が発生する磁束よりも多く、かつロータ全体
の発生磁束が減少しているので、回転後半におけるステ
ーアコアの磁束密度の上昇を低減しステータコアの磁気
飽和を防止している。これにより、ロータに働くトルク
を増加させている。つまり、トルクの上昇しやすい回転
前期のトルクを低下し、トルクの上昇しにくい回転後期
のトルクを増加しているので、回転前期と回転後期とに
おいて変動の少ない平坦なトルク特性を得ることができ
る。このようなトルク特性を有するトルクモータを例え
ばスロットル装置のアクチュエータとして用いると、ス
ロットル開度を高精度に制御することができる。
【0009】さらに本発明の請求項2記載のトルクモー
タによれば、磁極を形成する永久磁石の回転前半部分が
発生する磁束を回転後半部分よりも少なくしている。こ
れは、例えば永久磁石を着磁するときに着磁の程度を調
整することにより他部品の構成を変えることなく容易に
実現できるので、製造が容易である。さらに本発明の請
求4記載のトルクモータによれば、磁極を形成する永久
磁石の外周を覆うカバーを備えているので、複数の永久
磁石で各磁極を構成しても、ロータの回動に伴う遠心力
等により永久磁石が脱落することを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるトルクモータ
40を用いたスロットル装置を図2に示す。図2に示す
スロットル装置10は、アクセル踏込量に応じてスロッ
トル弁13の開度を調整するアクセルと機械的にリンク
した機構をもたず、トルクモータ40によってのみスロ
ットル弁13の開度を調整するものである。
【0011】スロットル装置10のスロットルボディ1
1はベアリング15および16を介してスロットル軸1
2を回動自在に支持している。スロットル弁13は円板
状に形成されており、スロットル軸12にビス14で固
定されている。スロットル弁13がスロットル軸12と
ともに回動することにより、スロットルボディ11の内
壁により形成された吸気通路11aの流路面積が調整さ
れ、吸気通路11aを通過する吸気流量が制御される。
【0012】スロットル軸12の一方の端部にスロット
ルレバー21が圧入固定されており、スロットルレバー
21はスロットル軸12とともに回動する。ストッパス
クリュウ22はスロットルレバー21を係止することに
よりスロットル弁13の全閉位置を規定している。スト
ッパスクリュウ22のねじ込み量を変更することにより
スロットル弁13の全閉位置を調整できる。
【0013】回転角センサ30は、スロットルレバー2
1よりもさらにスロットル軸12の端部側に配設されて
おり、コンタクト部31、抵抗体を塗布した基板32お
よびハウジング33で構成されている。コンタクト部3
1はスロットル軸12に圧入されており、スロットル軸
12とともに回動する。基板32はハウジング33に固
定されており、基板32に塗布された抵抗体上をコンタ
クト部31が摺動する。基板32に塗布された抵抗体に
5Vの一定電圧が印加されており、この抵抗体とコンタ
クト部31との摺動位置がスロットル弁13の開度に応
じて変化すると出力電圧値が変動する。図示しないエン
ジン制御装置(ECU)は回転角センサ30からこの出
力電圧値を入力し、スロットル弁13の開度を検出す
る。
【0014】スロットル軸12の他方の端部にトルクモ
ータ40のロータコア42が固定されている。ロータコ
ア42は鉄等の磁性材料により円筒状に形成されてい
る。トルクモータ40の端部はカバー20により覆われ
ている。リターンスプリング17は、スロットル軸12
を閉弁方向に付勢している。図1に示すように、ロータ
41は、ロータコア42、および永久磁石群43、44
により構成されており、永久磁石群43と永久磁石群4
4との間に隙間45が形成されている。永久磁石群4
3、44は、それぞれ6個の平板状の永久磁石43a、
44aから構成された磁石群であり、ロータコア42の
外周に接着固定されている。永久磁石43a、44a
は、それぞれ厚み方向に一方向に着磁された状態で図1
に示すようにロータコア42の周上に円弧状に配設され
ている。したがって、永久磁石群43、44は実質的に
ロータ41の中心から放射状に着磁された構成となって
いる。永久磁石43aと永久磁石44aとは径方向に反
対向きに着磁されているため、ロータ41にN極および
S極の対をなす一対の磁極が形成される。永久磁石群4
3、44をそれぞれ構成する6個の永久磁石43a、4
4aにおいて、開弁方向の前半部分に位置する3個の永
久磁石43a、44aは開弁方向の後半部分に位置する
3個の永久磁石43a、44aよりも発生する磁束が少
なくなるように着磁されている。開弁方向は、特許請求
の範囲に記載した「一方の回転方向」を表している。永
久磁石43a、44aは、ネオジム系、サマリウム−コ
バルト系等の高い磁力を発生するいわゆる希土類磁石で
ある。
【0015】カバー46は磁性材で円筒状に形成されて
おり、永久磁石群43、44の外周を覆っている。カバ
ー46はロータコア42から各永久磁石43a、44a
が脱落することを防止している。ステータコア47は磁
性体からなる薄板をスロットル軸12の軸方向に積層し
て形成されており、ロータ41の外周を囲んでいる。
【0016】アーム部51とアーム部51に巻回された
コイル部52とにより、ソレノイド部50が構成されて
いる。コイル部52に通電することにより、ロータ41
を取り囲むステータコア47の内周壁に1対の磁極が形
成される。ロータ41の磁極がステータコア47の磁極
に吸引されることにより、所定の回転角度範囲におい
て、トルクモータ40は図1に示すスロットル弁の開弁
方向およびその逆方向である閉弁方向にロータ41を回
転させるトルクを発生させることができる。
【0017】図2に示すウェーブワッシャ19は、エン
ジン運転中の振動時においてもスロットル軸12が軸方
向に移動しないようにスロットル軸12を一方の軸方向
に付勢している。これにより、コンタクト部31と基板
32との摺動状態が変化しないのでスロットル弁13の
開度信号が断絶したり、コンタクト部31が基板32と
過大な力で摺動することによる基板上の抵抗体またはコ
ンタクト部31の摩耗を防止できる。さらに、ステータ
コア47に対するロータ41の軸方向位置が変化しない
ので、ロータ41が受けるトルク変動を抑制できる。
【0018】永久磁石が発生する磁束以外の第1実施例
の構成は図6および図7に示す従来例と実質的に同一で
あるから、トルクモータ40の作動について図6および
図7を用いて説明する。図6および図7では、カバー4
6は省略されている。図6および図7に示す符号の下二
桁が第1実施例の符号と対応している。正方向は開弁方
向、負方向は閉弁方向に対応している。以下、回転また
は回転方向という場合は開弁方向(正方向)を意味す
る。
【0019】永久磁石群43、44の回転前半部分に位
置する永久磁石43a、44aが発生する磁束は永久磁
石群43、44の回転後半部分に位置する永久磁石43
a、44aが発生する磁束よりも少ない。しかし、図6
に示す回転前期の状態において、コイル部52への通電
によりステータ47が発生している磁束の向きと、ロー
タ41が発生している磁束の向きとは、従来例で述べた
ように大別すれば反対方向であるから、ステータコア4
7を流れる磁束は少なく、磁束密度は低い。したがっ
て、回転前半部分に位置する永久磁石43a、44aと
X部、Y部との間に流れる磁束はロータ41の接線方向
に沿って流れる。したがって、回転前半部分に位置する
永久磁石43a、44aとX部、Y部との間に流れる磁
束が有効にロータ41を回転させるトルクとして働く。
【0020】図7に示すようにロータ41がさらに開弁
方向に回転すると、コイル部52への通電によりステー
タ47に発生している磁束の向きと、ロータ41から発
生している磁束の向きとは、従来例で述べたように大別
すれば同一方向であるから、ステータコア47を流れる
磁束は増加し、磁束密度は高くなる。したがって、回転
後半部分に位置する永久磁石43a、44aとX部、Y
部との間に流れる磁束は、ロータ41の接線方向から径
方向に沿って流れるようになり、磁束がロータ41を回
転させるトルクとして作用しにくくなる。しかし、回転
後半部分に位置する永久磁石43a、44aが発生する
磁束は回転前半部分に位置する永久磁石43a、44a
が発生する磁束よりも多いので、回転前期とほぼ同じト
ルクがロータ41に働く。
【0021】したがって第1実施例において、図3に示
すように、回転前期および回転後期を通じてロータ41
に働くトルクが平坦化される。この平坦なトルク特性の
範囲内においてスロットル弁13の開度を制御すること
により、スロットル弁13の開度を高精度に制御でき
る。 (第2実施例)本発明の第2実施例によるトルクモータ
のロータ部分を図4に示す。第1実施例と実質的に同一
部分に同一符号を付す。
【0022】図4の(A)に示すロータコア42の外周
に装着されている永久磁石61a、62aは同量の磁束
を発生するように着磁されている。図4の(B)に示す
ように、永久磁石群61、62の外周を覆う磁性材で形
成されたカバー63に、永久磁石群62の回転前半部分
において回転前方から回転後方に向け間隔が短くなる孔
63aが設けられている。孔63aの径方向反対側にも
永久磁石群62の回転前半部分において回転前方から回
転後方に向け間隔が短くなる孔63aが設けられてい
る。
【0023】したがって、永久磁石群61、62の回転
前半部分の外周に位置するカバー63の磁気抵抗は、永
久磁石群61、62の回転後半部分の外周に位置するカ
バー63の磁気抵抗よりも大きく、永久磁石群61、6
2の回転前半部分に位置するロータ60から発生する磁
束は永久磁石群61、62の回転後半部分に位置するロ
ータ60から発生する磁束よりも少ない。したがって、
第1実施例と同じく平坦なトルク特性を有するトルクモ
ータ60を構成できる。
【0024】(第3実施例)本発明の第3実施例による
トルクモータのロータ部分を図5に示す。第1実施例お
よび第2実施例と実質的に同一部分に同一符号を付す。
回転前半部分に位置する永久磁石61a、62aの内周
側において、ロータコア42の外周に非磁性材71a、
71b、71cが回転方向の前方から順に埋めこまれて
いる。非磁性材71a、71b、71cが埋められてい
るロータコア42の回転前半部分の磁気抵抗は非磁性材
71a側から非磁性材71c側に向かって小さくなって
おり、ロータコア42の回転前半部分の磁気抵抗はロー
タコア42の回転後半部分の磁気抵抗よりも大きい。し
たがって、回転前半部分に位置する永久磁石61a、6
2aに対応するロータ70から発生する磁束は回転後半
部分に位置する永久磁石61a、62aに対応するロー
タ70から発生する磁束よりも減少する。
【0025】したがって、回転前半部分に位置する永久
磁石61a、62aに対応するロータ70の領域から発
生する磁束が減少する。これにより、第1実施例と同じ
く平坦なトルク特性を有するトルクモータ70を構成で
きる。以上説明した本発明の実施の形態を示す上記複数
の実施例では、ロータの一方の回転方向において回転前
半部分に位置する永久磁石に対応した領域のロータが発
生する磁束を回転後半部分に位置する永久磁石に対応し
た領域のロータが発生する磁束よりも減少させている。
したがって、ステータコアの磁束密度が低く、磁気抵抗
が低いことにより大きなトルクが発生する可能性のある
回転前期においてロータに働くトルクを抑制し、ステー
タコアの磁束密度が高く、磁気抵抗が高いことにより大
きなトルクが発生しにくい回転後期においてロータに働
くトルクを上昇させることができる。したがって、ロー
タの所定の回転角度範囲内において平坦なトルク特性を
得ることができる。
【0026】したがって、例えばスロットル装置のよう
に高精度な開度制御を必要とする装置のアクチュエータ
として用いると効果的である。上記複数の実施例では、
ロータの磁極を形成するために一方向に着磁した複数の
平板状の永久磁石を配列したが、各磁極を放射状に着磁
した1つの円弧状の永久磁石により形成することや、複
数の円弧状の永久磁石を用いることもできる。
【0027】また、本発明の複数の実施例では、ステー
タコアはロータを収容する収容孔に切れ目のないスロッ
トレスとしたが、ステータコアの一方の磁極となるティ
ース部と他方の磁極となるティース部との間に隙間をあ
けた構成とすることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるトルクモータを用い
たスロットル装置を示す図2のI方向矢視図である。
【図2】第1実施例によるトルクモータを用いたスロッ
トル装置を示す断面図である。
【図3】第1実施例および従来例のトルクモータにおけ
る回転角度とトルクの大きさとの関係を示す特性図であ
る。
【図4】(A)は本発明の第2実施例によるトルクモー
タのロータ部分を示す図1と同一方向からの矢視図であ
り、(B)は(A)のB方向矢視図である。
【図5】本発明の第3実施例によるトルクモータのロー
タ部分を示す図1と同一方向からの矢視図である。
【図6】本実施例および従来例におけるトルクモータの
回転状態を示す模式的説明図である。
【図7】本実施例および従来例におけるトルクモータの
回転状態を示す模式的説明図である。
【符号の説明】
10 スロットル装置 11 スロットルボディ 12 スロットル軸 13 スロットル弁 40 トルクモータ 41 ロータ 42 ロータコア 43、44 永久磁石群 43a、44a 永久磁石 47 ステータコア 50 ソレノイド部 51 アーム部 52 コイル部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁極を形成する永久磁石を有するロータ
    と、 前記ロータを囲むステータコアと、 通電することにより前記ステータコアに磁極を形成する
    コイル部とを備え、 前記ロータの一方の回転方向において、前記ロータに形
    成されている磁極の回転前半部分が発生する磁束は回転
    後半部分が発生する磁束よりも少ないことを特徴とする
    トルクモータ。
  2. 【請求項2】 磁極を形成する前記永久磁石の回転前半
    部分が発生する磁束は回転後半部分が発生する磁束より
    も少ないことを特徴とする請求項1記載のトルクモー
    タ。
  3. 【請求項3】 磁性材で形成されており前記永久磁石の
    外周を覆っているカバーを備え、磁極を形成する前記永
    久磁石の回転前半部分の外周に位置する前記カバーは前
    記永久磁石の回転後半部分の外周に位置するカバーより
    も磁気抵抗が大きいことを特徴とする請求項1記載のト
    ルクモータ。
  4. 【請求項4】 前記ロータは前記永久磁石を外周に配設
    するロータコアを有し、前記磁極を形成する前記永久磁
    石の回転前半部分の内周に位置する前記ロータコアは前
    記永久磁石の回転後半部分の内周に位置する前記ロータ
    コアよりも磁気抵抗が大きいことを特徴とする請求項1
    記載のトルクモータ。
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