JPH11206053A - 発電機のロータアセンブリ - Google Patents

発電機のロータアセンブリ

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JPH11206053A
JPH11206053A JP10298822A JP29882298A JPH11206053A JP H11206053 A JPH11206053 A JP H11206053A JP 10298822 A JP10298822 A JP 10298822A JP 29882298 A JP29882298 A JP 29882298A JP H11206053 A JPH11206053 A JP H11206053A
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JP
Japan
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rotor
shaft
boss
sizing
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP10298822A
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English (en)
Inventor
Yoo Yan-Yun
ヤン−ユン,ヨー
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Mando Machinery Corp
Original Assignee
Mando Machinery Corp
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Publication date
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Publication of JPH11206053A publication Critical patent/JPH11206053A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/003Couplings; Details of shafts
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/02Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of stator or rotor bodies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形・片心を抑え、回転時の不均衡が小さ
く、発電機の特性を向上させることができる発電機のロ
ータアセンブリを提供する。 【解決手段】 本発明は、両端に1組ずつの溝部2およ
びローレット部3を備えた軸1と、ボス6を備えたロー
タとからなる。ローレット部3は、多数の突起物が形成
された部位である。ボス6は、ロータの中心軸部に突出
された部位であり、サイジング可能な高さである。そし
て、軸1をロータの軸孔に挿入させ、ボス6をサイジン
グして、ローレット部3および溝部2にボス6の一部を
めり込ませることにより、軸1とロータとを堅固に結合
する。軸1をロータに強制圧入させないので、軸1およ
びロータに変形・片心が生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両等に設置されて
電力を提供する発電機において、この発電機に設置され
るロータと、前記ロータの中心部に圧入されて設置され
る軸とを容易に結合し、前記ロータに設置される軸が圧
入過程(結合過程)からベンディングによって変形され
ることを防止し、前記ロータの片心を最小にして、ロー
タの回転時に不均衡の回転を最小化し、また、発電機の
特性を向上させることができるようにした発電機のロー
タアセンブリに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用発電機に設置されるロータ
は、その中心部に軸が圧入されるようになっている。図
8および図9は、上記した従来のロータの構成を示す説
明図である。これらの図に示すように、従来の構成で
は、ロータ4の一方の側から、ロータ4の軸孔に軸1を
強制的に圧入させるようになっていた。
【0003】このため、前記軸1は、ロータ4の軸孔に
圧入され始める段階から(初入から)、強い抵抗を受け
るようになり、この段階から、前記軸1の変形が1次的
に発生していた。また、軸1がロータ4に挿入されて、
ロータ4の中央部を通過し、ロータ4から前記軸1の一
端が露出されるまでの間にも、前記軸1の変形は継続的
に発生していた。このため、変形が激甚な場合、前記軸
1は凹凸の状態に変形してしまっていた。
【0004】そこで、従来では、上記のように前記軸1
が変形された場合、この軸1に対して、修訂(修正)作
業を遂行するようになっていた。この修訂では、前記ロ
ータ4の外部に露出された軸1の両端とロータ4の中心
線とを連結する直線度を測定し、前記軸1が曲がってい
る場合には、曲がっている部分を修訂するようになって
いた。また、図9に示すように、前記ロータ4が軸1に
対して片心(偏心)してしまっている場合には、前記ロ
ータ4の片心部分を切削する修訂が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロータ
と軸とを結合してから軸あるいはロータの変形を修訂す
る、上記したような従来の方式には、以下のような問題
があった。すなわち、まず、ロータの片心を修訂する場
合、ロータの切削加工量を勘案して、その厚さを厚く製
作しなければならなかった。また、軸を修訂する場合、
単純に軸の両端のみを修訂するため、軸の中央部等に対
する真正な修訂作業は遂行されていなかった。このた
め、従来の方式では、前記ロータと軸との製作および結
合作業が極めて困難であった。
【0006】また、ロータと固定子とのエアギャップは
精密に維持する必要があるため、ロータの外径加工も、
精密に行う必要がある。このため、ロータの修訂におけ
る切削加工量が多量になっていた。
【0007】さらに、片心しているロータ、あるいは、
曲がっている軸を基準として加工が遂行されるので、前
記軸の加工後に、ロータの外径加工が一方に偏った片心
加工となる弊端(おそれ)があった。
【0008】そして、このような修訂のために、従来の
方式では、前記軸の片心量が大きくなって発電機の耐久
性が極めて低下されることは勿論のこと、生産性が低下
する、および、発電機の特性が低下する等の問題点があ
った。
【0009】本発明は、上記のような従来の諸般の問題
点を勘案して案出したもので、発電機に設置されるロー
タと前記ロータの中心部に圧入されて設置される軸とを
容易に結合し、前記ロータに設置される軸が圧入過程か
ら曲がりによって変形されることを防止し、前記ロータ
の片心を最小にしてロータの回転時における不均衡を最
小化し、また、前記ロータと軸とにおける変形された部
分を除去することによって、この修訂作業を除去するこ
とができ、ロータの外径加工量を最小化することがで
き、軸の片心および片側加工でないので、発電機の高速
回転時に耐久力を向上させながら特性を向上させること
ができるようにした発電機のロータアセンブリを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の請求項1に記載の発電機のロータアセン
ブリは、軸1の中央ロータ4の結合部位に一対の溝部2
を形成し、この内側または外側にそれぞれのローレット
部3を傾斜形成し、前記ローレット部3のその山の形態
が小さくして多数が形成される工程と、前記ロータ4の
ポール5の中心軸部の両端にそれぞれのボス6を外側に
突出されるように形成し、前記ボス6はサイジング可能
な高さに形成する工程と、上記のように成形された前記
軸1とロータ4のポール5の軸孔に挿入させてから、前
記ポール5に形成されたボス6をサイジングして、前記
サイジング/コーキングによるボス6の一部が前記軸1
に形成させたローレット部3と溝部2にそれぞれ満たす
ようになり、この満たされるボス6の一部によって前記
軸1とロータ4が堅固に結合されるようにする工程とに
よって構成されることを特徴としている。
【0011】また、本発明の請求項2に記載の発電機の
ロータアセンブリは、請求項1の構成において、前記軸
1の中央ロータ4の結合部位にローレット部3を傾斜形
成し、溝部の形成のなしにローレット部を内・外側に傾
斜形成して構成されることを特徴としている。
【0012】請求項1あるいは請求項2に記載の構成に
よれば、軸1に溝部2とローレット部3とを形成すると
ともに、ロータ4にボス6を形成して、これら軸1とロ
ータ4とを結合し、ボス6をサイジングして、溝部2お
よびローレット部3にボス6の一部をめり込ませること
によって、ロータ4と軸1とを堅固に組み立てるように
なっている。
【0013】従って、上記の構成によれば、軸やロータ
の変形が発生しないようになっている。これにより、軸
やロータの変形に対する修訂作業が不必要になり、前記
軸とロータとの製作が容易となる。
【0014】また、ロータを薄くすることができるの
で、軸の外境加工量を小さくすることができる。また、
ロータの片心発生を極めて減少させることができるの
で、ロータを均一な状態とすることができる。従って、
ロータの動作を円滑にすることができるので、発電機の
耐久力を大幅に向上させることができるとともに、発電
機の特性を大幅に向上させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕本発明の第1の
実施形態について以下に説明する。本実施の形態にかか
る発電機のロータの製造方法(以下、本製造方法とす
る)は、以下に示す第1〜第3工程を有している。
【0016】まず、第1工程について説明する。第1工
程は、軸の成形工程である。すなわち、この工程では、
まず、図1(a)(b)に示すように、軸1における中
央ロータ4との結合部位に、一対の溝部2を形成する。
そして、これら溝部2の内側または外側に、一対のロー
レット部3を傾斜形成する。このローレット部3は、小
さな突起が多数形成されている部位である。
【0017】次に、第2工程について説明する。第2工
程は、ロータの成形工程である。すなわち、この工程で
は、図2に示すように、ロータ4におけるポール5の中
心軸部の端部に、ボス6を形成する。このボス6は、軸
1が挿入される方向に突出した部位である。そして、こ
のボス6の高さは、サイジング可能な高さである。
【0018】また、このロータ4には、複数のポール5
…が形成されている。ポール5…は、モータを構成する
回転子ロータであるロータ4に、放射状に6個形成され
ている(図2では断面状態の2個だけを示している)。
そして、これらポール5…の内側には、コイル(図示せ
ず)が設置されるようになっている。このコイルに電源
(電圧)が印加されると、このコイルから磁気力が発生
し、この磁気力によりポール5…が磁化されて磁気作用
をするようになる。
【0019】次に、第3工程について説明する。第3工
程は、上記した第1工程において成形された軸1と、第
2工程において成形された2つのロータ4とを組み立て
る工程である。すなわち、この工程では、まず、前記軸
1を、一方のロータ4のポール5における軸孔に挿入さ
せる。その後、前記ポール5に形成された前記ボス6を
サイジングする。
【0020】サイジング(Sizing)とは、ロータ4に軸
1を結合した後、これらの結合部位を、設計上の正確な
大きさおよび形態に合わせて後加工する作業のことであ
る。すなわち、この第3工程におけるサイジングは、軸
1をロータ4に結合した後、ボス6を設計上の正確な大
きさおよび形態に調整するために、ボス6を変形あるい
は切削する作業である。
【0021】図3および図4は、サイジングが施された
後の、軸1とロータ4との結合状態を示す説明図であ
る。これらの図に示すように、このサイジングは、ボス
6の一部が、軸1の一方の端部に形成されたローレット
部3および溝部2にそれぞれ満たされるように行われ
る。すなわち、このサイジングにより、溝部2およびロ
ーレット部3の突起した部分にボス6の一部がめり込
み、一方のロータ4と軸1の一方の端部とが結合され
る。その後、同様に、軸1の他方の端部に、他方のロー
タ4を結合させる。これにより、図5に示すように、本
発明の発電機のロータ4が製造される。
【0022】このように、本製造方法によれば、ボス6
の一部がローレット部3および溝部2に満たされること
によって、前記軸1と2つのロータ4とが、堅固に結合
される。
【0023】また、上記のような工程によって組み立て
ることにより、軸1をロータ4に強制圧入させることな
く、これら軸1とロータ4とを堅固に、かつ、容易に結
合させることが可能となる。
【0024】また、軸1をロータ4に強制圧入させない
ので、組み立て時における軸1の変形を極めて少なくす
ることが可能となる。従って、上記の工程によれば、組
み立て後に、軸1を修訂する作業を行う必要がない。ま
た、多くの切削加工を必要とするロータ4の修訂も行う
必要がない。
【0025】〔実施の形態2〕本発明の第2の実施形態
について説明する。図6は、本実施の形態にかかる発電
機のロータ(以下、本ロータとする)の構成を示す説明
図である。この図に示すように、本ロータは、軸1と、
ロータ部10とから構成されている。
【0026】まず、ロータ部10の構成について説明す
る。図6に示すように、ロータ部10は、2つのロータ
基材7から構成されている。図7は、このロータ基材7
の構成を示す断面図である。この図に示すように、ロー
タ基材7は、中心軸部8に、複数のポール5…,ボス6
および軸孔9が形成された構成である。
【0027】ボス6は、中心軸部8の一方の端部の中心
に形成された突出部位である。軸孔9は、ボス6および
中心軸部8の中心に形成された貫通孔であり、後述する
軸1が通される孔である。
【0028】ポール5…は、中心軸部8の周囲に放射状
に形成された翼状(鉤型)の突出部位である。図7では
2個だけ示されているが、これらポール5…は、中心軸
部8に6個形成されている。これらポール5…の内側に
はコイル(図示せず)が設置されており、このコイルに
電圧が印加されることにより磁気力が発生し、ポール5
…が磁化されるようになっている。
【0029】次に、軸1の構成について説明する。図1
(a)(b)は、軸1の構成を示す説明図である。これ
らの図に示すように、軸1は、両方の端部に1組ずつ、
溝部2およびローレット部3を備えている。ローレット
部3は、溝部2の内側あるいは外側に傾斜形成された部
位であり、小さな突起物が多数形成された部位である。
【0030】本ロータは、軸1が、2つのロータ基材7
と結合されることによって形成されるが、これらの結合
部分では、ボス6がサイジングされることによって、上
記の溝部2およびローレット部3の突起物にロータ基材
7におけるボス6の一部がめり込むようになっている。
【0031】次に、本ロータの製造方法(以下、本製造
方法とする)について説明する。本製造方法は、以下に
示す第1〜第3工程を有している。
【0032】まず、第1工程について説明する。第1工
程は、軸の成形工程である。この工程では、まず、図1
(a)(b)に示すように、軸1におけるロータ基材7
との結合部位に、一対の溝部2を形成する。その後、こ
れら溝部2の内側または外側に、一対のローレット部3
を傾斜形成する。
【0033】次に、第2工程について説明する。第2工
程は、ロータ基材7の成形工程である。この工程では、
図7に示すように、中心軸部8の端部に、ボス6を、サ
イジング可能な高さに形成する。そして、中心軸部8の
側面部に、放射状に6個のポール5…を形成する。
【0034】次に、第3工程について説明する。第3工
程は、上記した第1工程において成形された軸1と、第
2工程において成形された2つのロータ基材7とを組み
立てる工程である。すなわち、この工程では、まず、軸
1を、1つのロータ基材7における軸孔9に挿入させ
る。その後、前記ボス6をサイジングすることにより、
軸1における溝部2およびローレット部3に、ロータ基
材7におけるボス6の一部をめり込ませる。
【0035】サイジング(Sizing)とは、軸1を軸孔9
に挿入した後、軸1とロータ基材7との結合部位を設計
上の正確な大きさおよび形態に調整するために、ボス6
を変形あるいは切削する作業である。
【0036】図3および図4は、サイジングが施された
後の、軸1とロータ基材7との結合状態を示す説明図で
ある。これらの図に示すように、このサイジングは、ボ
ス6の一部が、軸1の一方の端部に形成されたローレッ
ト部3および溝部2にそれぞれ満たされるように行われ
る。すなわち、このサイジングにより、溝部2およびロ
ーレット部3の突起した部分に、ボス6の一部がめり込
み、ロータ基材7と軸1の一方の端部とが結合される。
その後、同様に、軸1の他方の端部に、もう1つのロー
タ基材7を結合させる。これにより、図6に示すよう
な、本ロータが製造される。
【0037】このように、本製造方法によれば、ボス6
の一部がローレット部3および溝部2に満たされること
によって、前記軸1と2つのロータ基材7とが、堅固に
結合される。
【0038】また、上記のような工程によって組み立て
ることにより、ロータ基材7に軸1を強制圧入させるこ
となく、これら軸1と2つのロータ基材7とを堅固に、
かつ、容易に結合させることが可能となる。
【0039】また、軸1をロータ基材7に強制圧入させ
ないので、組み立て時における軸1の変形を極めて少な
くすることが可能となる。従って、上記の工程によれ
ば、組み立て後に、軸1を修訂する作業を行う必要がな
い。また、多くの切削加工を必要とするロータ基材7あ
るいはロータ部10の修訂も行う必要がない。
【0040】なお、実施の形態1および2では、図1
(a)(b)に示したように、軸1の両端に、溝部2お
よびローレット部3が形成されているとしている。しか
しながら、軸1の構成はこれに限らず、軸1の両端に
は、ローレット部3だけ、あるいは、溝部2だけが形成
されるようにしてもよい。
【0041】また、第3工程におけるサイジングは、溝
部2およびローレット部3の突起した部分を、ボス6の
一部にめり込ませるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の発電機のロータアセンブリは、軸1の中央ロータ4の
結合部位に一対の溝部2を形成し、この内側または外側
にそれぞれのローレット部3を傾斜形成し、前記ローレ
ット部3のその山の形態が小さくして多数が形成される
工程と、前記ロータ4のポール5の中心軸部の両端にそ
れぞれのボス6を外側に突出されるように形成し、前記
ボス6はサイジング可能な高さに形成する工程と、上記
のように成形された前記軸1とロータ4のポール5の軸
孔に挿入させてから、前記ポール5に形成されたボス6
をサイジングして、前記サイジング/コーキングによる
ボス6の一部が前記軸1に形成させたローレット部3と
溝部2にそれぞれ満たすようになり、この満たされるボ
ス6の一部によって前記軸1とロータ4が堅固に結合さ
れるようにする工程とによって構成されることを特徴と
している。
【0043】また、本発明の請求項2に記載の発電機の
ロータアセンブリは、請求項1の構成において、前記軸
1の中央ロータ4の結合部位にローレット部3を傾斜形
成し、溝部の形成のなしにローレット部を内・外側に傾
斜形成して構成されることを特徴としている。
【0044】これら請求項1あるいは2に記載の発電機
のロータアセンブリの構成によれば、軸1に溝部2とロ
ーレット部3を形成させ、前記ロータ4のポール5にボ
ス6を形成させて前記軸1とロータ4とを結合させ、前
記ポール5のボス6をサイジングして軸1を堅固に組み
立てることによって、従来のような軸やロータの変形が
発生しないようになっている。
【0045】これにより、変形による前記軸やロータの
修訂作業が不必要になり、前記軸とロータとの製作が容
易となるとともに、ロータの厚さを薄くすることができ
るので、軸の外境加工量を最小化することができる。
【0046】また、前記ロータの片心発生を極めて減少
させることができるので、回転体(ロータ)の不均衡状
態を最小化して、高速回転体である発電機の耐久力を大
幅に向上させることができる。さらに、回転体の動作を
円滑にしながら発電機の特性を大幅に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)(b)は、本発明の第1の実施の形
態にかかる発電機のロータの製造方法における第1工程
を説明するための説明図である。
【図2】上記製造方法における第2工程を説明するため
の説明図である。
【図3】上記製造方法における第3工程を説明するため
の説明図である。
【図4】上記製造方法における第3工程を説明するため
の他の説明図である。
【図5】上記発電機のロータにおける組み立てられた状
態を示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかる発電機のロー
タの構成を示すための説明図である。
【図7】図6に示したロータにおけるロータ基材の構成
を示す説明図である。
【図8】従来の軸とロータとの結合状態を図示する断面
図である。
【図9】従来の軸とロータとの結合状態を図示する他の
断面図である。
【符号の説明】
1 軸 2 溝部 3 ローレット部 4 ロータ 5 ポール 6 ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸1の中央ロータ4の結合部位に一対の溝
    部2を形成し、この内側または外側にそれぞれのローレ
    ット部3を傾斜形成し、前記ローレット部3のその山の
    形態が小さくして多数が形成される工程と、 前記ロータ4のポール5の中心軸部の両端にそれぞれの
    ボス6を外側に突出されるように形成し、前記ボス6は
    サイジング可能な高さに形成する工程と、 上記のように成形された前記軸1とロータ4のポール5
    の軸孔に挿入させてから、前記ポール5に形成されたボ
    ス6をサイジングして、前記サイジング/コーキングに
    よるボス6の一部が前記軸1に形成させたローレット部
    3と溝部2にそれぞれ満たすようになり、この満たされ
    るボス6の一部によって前記軸1とロータ4が堅固に結
    合されるようにする工程とによって構成されることを特
    徴とする発電機のロータアセンブリ。
  2. 【請求項2】前記軸1の中央ロータ4の結合部位にロー
    レット部3を傾斜形成し、溝部の形成のなしにローレッ
    ト部を内・外側に傾斜形成して構成されることを特徴と
    する請求項1に記載の発電機のロータアセンブリ。
JP10298822A 1997-11-18 1998-10-20 発電機のロータアセンブリ Pending JPH11206053A (ja)

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