JPH11203932A - 昇降装置 - Google Patents
昇降装置Info
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- JPH11203932A JPH11203932A JP295798A JP295798A JPH11203932A JP H11203932 A JPH11203932 A JP H11203932A JP 295798 A JP295798 A JP 295798A JP 295798 A JP295798 A JP 295798A JP H11203932 A JPH11203932 A JP H11203932A
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Abstract
化し、部品を削減でき、コンパクト化を達成できる昇降
装置を提供する。 【解決手段】可逆回転型のモータ1と、このモータ1に
連結されたドラム2と、このドラム2に巻き付けられて
被昇降機器2を吊持するワイヤロープ3と、このワイヤ
ロープ3のねじれ等の振れおよび過負荷の双方を検知す
る単一の検知レバー4と、この検知レバー4の各動作に
応答するスイッチ5とを備えている。
Description
昇降機器を昇降する昇降装置に関するものである。
ち、これはワイヤロープ100により被昇降機器101
を昇降する昇降装置であり、102は天井部に取付られ
る固定部である。ワイヤロープ100は固定部102の
モータ(図示せず)に連動連結されたドラム103より
巻き出され、滑車104、105を介して被昇降機器1
01の滑車106、107に巻き掛けられ、端末108
を固定部102に固定している。したがって、ドラム1
03を巻き戻し回転させると被昇降機器101が下降
し、一方巻き取り回転させると被昇降機器101が上昇
する。
0の端末は固定部102の本体にスラストベアリング1
09および取付台118を介して支持され、またねじれ
等振れ検知金具110および過負荷検知金具119を貫
通して、被昇降機器101の滑車107、106を通
り、ドラム103へ巻き取られるようにしている。図8
に示すようにワイヤロープ100が同図(a)から
(b)のようにねじれたり、同図(a)または(b)か
ら(c)のように揺れたりした際にそれと同期してねじ
れ等振れ検知金具110が図10に示すように前後およ
び左右に往復動作し、ねじれ等振れ検知金具110でね
じれ等振れ検知用マイクロスイッチ112を作動し、モ
ータの上昇動作を電気的に停止させる。
示すようにワイヤロープ100の端末に安全スリーブ1
13がかしめ付けられ、その下段に安全スリーブ113
のかしめ力より小さいかしめ力でかしめられた常用スリ
ーブ114が設けられ、常用スリーブ114が取付台1
18に係止することにより、ワイヤロープ100の端末
を固定部102に固定しており、常用スリーブ114の
スラストベアリング109の下側に検知スリーブ115
をかしめ付けている。あらかじめ設定された安全スリー
ブ113と常用スリーブ114のかしめ力の間の力に相
当する過負荷がワイヤロープ100に加えられると、常
用スリーブ114がすべってワイヤロープ100が下方
へ移動するため、図11に示すように検知スリーブ11
5が下降して過負荷検知金具119を押し、これにより
検知動作金具116を作動して過負荷検知用マイクロス
イッチ117を検知動作させ、モータの上昇動作を電気
的に停止させ、過負荷による動作が不能となるようにし
ている。
等の振れや過負荷に対して、モータを停止することによ
り装置の安全性を保つことができる。
は、ワイヤロープ3のねじれ等の振れおよび過負荷の各
検知動作を伝達する金具類として、ねじれ等振れ検知金
具110および過負荷検知金具119が必要となり、そ
のため部品構成が複雑で、かつ形状においても部品配置
スペースをかなり要する構成となっている。
全性を低下することなく、構造を簡素化し、部品を削減
でき、コンパクト化を達成できる昇降装置を提供するこ
とである。
は、可逆回転型のモータと、このモータに連結されたド
ラムと、このドラムに巻き付けられて被昇降機器を吊持
するワイヤロープと、このワイヤロープのねじれ等の振
れおよび過負荷の双方を検知する単一の検知レバーと、
この検知レバーの各動作に応答するスイッチとを備えた
ものである。
ではねじれ等の振れ検知具と過負荷検知具を1つの昇降
装置内においてそれぞれ独立させた構成としていたのに
対して、ねじれ等の振れの検知と過負荷検知とを1つの
検知具で兼用させて構成したため、構造の簡素化、部品
の削減、コンパクト化を検知の安全性を低下させること
なく行なえる。
いて、前記ワイヤロープの端末が貫通する貫通孔を形成
し天井に固定された取付台と、前記ワイヤロープの過負
荷時に前記ワイヤロープを滑ることができる程度に前記
ワイヤロープの取付台貫通側にかしめ付けられて前記取
付台に抜止め係止する常用スリーブと、前記取付台の前
記常用スリーブと反対側の前記ワイヤロープにかしめ付
けられた検知スリーブとを有し、前記検知レバーは、水
平方向および垂直方向の揺動が可能に中間部が支持され
て先端部に前記ワイヤロープの前記検知スリーブの下側
で貫通する挿通孔を有し、前記スイッチは、前記検知レ
バーの後端側に配置されて前記検知レバーの水平揺動を
検知するねじれ等振れ検知スイッチと垂直揺動を検知す
る過負荷検知スイッチからなるものである。
1と同様な効果がある。
ら図6により説明する。すなわち、この昇降装置は、可
逆回転型のモータ1と、ドラム2と、ワイヤロープ3
と、検知レバー4と、スイッチ5とを有する。モータ1
およびモータ1に連結されたドラム2は、図7と同様に
固定部6に設けられて天井に固定されている。
れて被昇降機器7を吊持する。実施の形態の被昇降機器
7は例えば照明器具であり、一対の滑車8、9を設けて
いる。ワイヤロープ3の巻き出し端部が固定部6に固定
され、被昇降機器7の滑車8、9に巻き掛けられ、さら
に固定部6に設けた滑車10、11に巻き掛けられてド
ラム2に巻き取られている。ワイヤロープ3の巻き出し
端部の固定は、図2に示すようにワイヤロープ3の端末
が貫通する貫通孔12を形成し天井の固定部6に固定さ
れた取付台13と、ワイヤロープ3の過負荷時にワイヤ
ロープ3を滑ることができる程度にワイヤロープ3の取
付台貫通側に固着たとえばかしめ付けられて取付台13
に抜止め係止する常用スリーブ14とで構成され、取付
台13の常用スリーブ14と反対側のワイヤロープ3に
固着例えばかしめ付けられた検知スリーブ15とを有す
る。実施の形態ではワイヤロープ3の常用スリーブ14
の上段に常用スリーブ14の保持力より大きな保持力を
もつ安全スリーブ16をかしめている。取付台13は固
定部6に設けられたスラストベアリング17に支持さ
れ、常用スリーブ14が取付台13に係止して、ワイヤ
ロープ3の端部が固定部6に固定されることとなる。
の振れおよび過負荷の双方を検知する単一のレバーであ
る。この検知レバー4は、水平方向および垂直方向の揺
動が可能に中間部が支持されて先端部にワイヤロープ3
の検知スリーブ4の下側で貫通する挿通孔18を有して
いる。実施の形態では、検知レバー4を金具により形成
し、固定部6に形成したスリット19に通されるととも
に固定部6のボス20に載置されて支持され、挿通孔1
8と反対側の端部は図2および図3のように、後述のね
じれ等振れ検知スイッチ21のヒンジローラレバー21
aのローラ部23を動作できるようにR状の凹曲部24
をもつ形状にしている。検知レバー4は、上述の2点の
みで支持されで横方向および縦方向は検知レバー4の幅
および厚みより大きいスリット19の幅および高さの余
裕の分だけ動作がフリーであり、ワイヤロープ3がねじ
れ等のときには図4のようにスリット19を支点にして
検知レバー4を揺動させるように動作する。また垂直方
向の動作もスリット19を中心にして図5のように垂直
方向に回動することができる。このように、検知レバー
4は本来のねじれ等振れの検知レバーと過負荷検知レバ
ーの両方の機能をもたせるように構成している。
に応答する。このスイッチ5は検知レバー4の後端側に
配置されて検知レバー4の水平揺動を検知するねじれ等
振れ検知スイッチ21と垂直揺動を検知する過負荷検知
スイッチ20からなる。いずれも例えばマイクロスイッ
チを用い、固定部6に取付け固定されている。ねじれ等
振れ検知スイッチ21は前述のようにマイクロスイッチ
のヒンジローラレバー21aを有し、その先端にローラ
部23を有するもので、図4に示すように検知レバー4
によりねじれ等振れ検知スイッチ21のローラ部23を
動作させ、ねじれ等振れ検知スイッチ21をオンオフし
てモータ2の回転を止める。そして回路的には、ねじれ
等振れ検知スイッチ21の接点は自己保持せずに、ワイ
ヤロープ3のねじれ等の振れが収まりねじれ等振れ検知
スイッチ21のローラ部23が元の位置に戻る(押しボ
タンが元に戻る)と、モータ2の回転を始めるような構
成にして、被昇降機器7が固定部6に安全に嵌合するこ
とができるねじれ等振れ検知機構を構成している。
全スリーブ16の保持力よりも小さいが、常用スリーブ
14の保持力よりも大きな過負荷の荷重が印加された際
には、図5に示すようにワイヤロープ3の端末が下がる
ことによって常用スリーブ14が安全スリーブ16の位
置まですべり、検知スリーブ15がねじれ等振れ検知レ
バー4を押し下げるため、検知レバー4はスリット19
の端部を支点として反対方向の端部が押し上げられる。
したがって、図5および図6の(a)から(b)に示す
ように検知レバー4の常用スリーブ14と反対方向に位
置する過負荷検知用マイクロスイッチ20のレバー20
aを押し上げ、その接点がねじれ等振れ検知と同様に、
モータ2の上昇回路に組み込まれるため、モータ2の上
昇側の回転を止め、昇降装置の設計荷重に対し過負荷が
印加されたことを昇降装置の機能不良(上昇不能)とし
て知らせ、落下の危険性等の不安全モードを早く使用者
に伝える機構となっている。
1の状態でモータ2が回転すると、それに伴いドラム1
が回転しワイヤロープ3が巻取りまたは繰り出される。
これにより被昇降機器7が上昇または下降する。被昇降
機器7を吊り下げるワイヤロープ3が図8に示すように
ねじれまたは振れると、それに伴い検知レバー4がスリ
ット19を支点にして水平回動し、検知レバー4の端部
が凹曲部24を形成しておりローラ部23がその凹曲部
24内に位置するので、いずれの方向の揺動に対しても
検知スイッチ21のレバー21aを押してスイッチ動作
し、モータ1を停止する。またワイヤロープ3に過負荷
が加わると常用スリーブ14がすべってワイヤロープ3
の端末が下降し安全スリーブ16が常用スリーブ14に
当接して停止する。このとき、図5に示すように検知ス
リーブ15で検知レバー4を押圧し検知レバー4がスリ
ット19を支点にして垂直方向に回動する。これにより
図6に示すように検知レバー4の後端部で検知スイッチ
20のレバー20aを押圧しスイッチ動作してモータ2
を停止する。
れ等の振れ検知具と過負荷検知具を1つの昇降装置内に
おいてそれぞれ独立させた構成としていたのに対して、
ねじれ等の振れの検知と過負荷検知とを1つの検知レバ
ー4で兼用させて構成としたため、構造の簡素化、部品
の削減、コンパクト化を検知の安全性を低下させること
なく行なえる。
レバー4の水平および垂直方向の揺動に個別に応動する
ように複数のマイクロスイッチを設けたが、単一のマイ
クロスイッチで水平および垂直方向の揺動に応動できる
ようにねじれ等振れ検知スイッチと過負荷検知スイッチ
とを兼用してもよい。またマイクロスイッチはヒンジロ
ーラ型に限らない。
例ではねじれ等の振れ検知具と過負荷検知具を1つの昇
降装置内においてそれぞれ独立させた構成としていたの
に対して、ねじれ等の振れの検知と過負荷検知とを1つ
の検知レバーで兼用させて構成したため、構造の簡素
化、部品の削減、コンパクト化を検知の安全性を低下さ
せることなく行なえる。
1と同様な効果がある。
面図である。
る。
る。
図である。
態の平面図である。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 可逆回転型のモータと、このモータに連
結されたドラムと、このドラムに巻き付けられて被昇降
機器を吊持するワイヤロープと、このワイヤロープのね
じれ等の振れおよび過負荷の双方を検知する単一の検知
レバーと、この検知レバーの各動作に応答するスイッチ
とを備えた昇降装置。 - 【請求項2】 前記ワイヤロープの端末が貫通する貫通
孔を形成し天井に固定された取付台と、前記ワイヤロー
プの過負荷時に前記ワイヤロープを滑ることができる程
度に前記ワイヤロープの取付台貫通側に固着されて前記
取付台に抜止め係止する常用スリーブと、前記取付台の
前記常用スリーブと反対側の前記ワイヤロープに固着さ
れた検知スリーブとを有し、 前記検知レバーは、水平方向および垂直方向の揺動が可
能に中間部が支持されて先端部に前記ワイヤロープの前
記検知スリーブの下側で貫通する挿通孔を有し、 前記スイッチは、前記検知レバーの後端側に配置されて
前記検知レバーの水平揺動を検知するねじれ等振れ検知
スイッチと垂直揺動を検知する過負荷検知スイッチから
なる請求項1記載の昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00295798A JP3775036B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00295798A JP3775036B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 昇降装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11203932A true JPH11203932A (ja) | 1999-07-30 |
JP3775036B2 JP3775036B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=11543857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00295798A Expired - Fee Related JP3775036B2 (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | 昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3775036B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008204899A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 昇降装置 |
CN106335848A (zh) * | 2015-07-06 | 2017-01-18 | 力移特科有限公司 | 用于高处安装的装备的提升设备 |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP00295798A patent/JP3775036B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008204899A (ja) * | 2007-02-22 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 昇降装置 |
CN106335848A (zh) * | 2015-07-06 | 2017-01-18 | 力移特科有限公司 | 用于高处安装的装备的提升设备 |
JP2017014017A (ja) * | 2015-07-06 | 2017-01-19 | リール テック カンパニー, リミテッドReel Tech Co., Ltd. | 高所設置機器用の昇降装置 |
US10502362B2 (en) | 2015-07-06 | 2019-12-10 | Reel Tech Co., Ltd | Lifting apparatus for highly mounted equipment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3775036B2 (ja) | 2006-05-17 |
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