JPH11203911A - 車輌用標識灯 - Google Patents

車輌用標識灯

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Publication number
JPH11203911A
JPH11203911A JP10021423A JP2142398A JPH11203911A JP H11203911 A JPH11203911 A JP H11203911A JP 10021423 A JP10021423 A JP 10021423A JP 2142398 A JP2142398 A JP 2142398A JP H11203911 A JPH11203911 A JP H11203911A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
lens
lamp body
chamber
inner lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP10021423A
Other languages
English (en)
Inventor
Seigo Takinami
誠吾 滝浪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH11203911A publication Critical patent/JPH11203911A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランプボディ12と、その前方に設けられた
レンズ14とにより、互いに隣接する第1および第2の
灯室16、18を形成するように構成され、第1の灯室
16にインナリフレクタ22が設けられるとともに第2
の灯室18にインナレンズ30が設けられてなる車輌用
標識灯10において、インナレンズ30のランプボディ
12への固定を低コストで行うようにする。 【解決手段】 ランプボディ12に、両灯室16、18
を仕切るようにして略前後方向に延びる隔壁12aを形
成するとともに、インナリフレクタ22における第2の
灯室18側の端部に、該第2の灯室18側へ延びるフラ
ンジ部22aを形成し、インナレンズ30における第1
の灯室16側の端部30bを、隔壁12aの先端面とフ
ランジ部22aの背面とにより挟持せしめる。これによ
り、ランプボディ12に係止孔を形成することを必要と
せずにインナレンズ30をランプボディ12に固定可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、隣接する1対の
灯室を有する車輌用標識灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リヤコンビネーションランプ等の車輌用
標識灯は、一般に複数の灯室を有している。これら灯室
は、基本的にはランプボディとその前方に設けられたレ
ンズとにより形成されるが、灯室によっては、光着色あ
るいは配光制御を行うためのインナレンズや、反射効率
向上のためのインナリフレクタが設けられる場合も少な
くない。
【0003】上記インナリフレクタは、ネジ止め等によ
り上記ランプボディに容易に固定可能であるが、上記イ
ンナレンズについては、このような固定構造を採ること
ができないので、上記インナレンズの端部に突起部を形
成するとともに上記ランプボディに係止孔を形成し、上
記突起部を上記係止孔に係止することにより、上記イン
ナレンズの固定が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインナレンズ固定構造においては、上記ランプボデ
ィに上記係止孔を形成するためのスライド型が必要にな
る。このため、上記ランプボディの金型費が高くなって
しまい、その分だけ灯具がコスト高になってしまう、と
いう問題がある。
【0005】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、インナレンズのランプボディへの固
定を低コストで行うことができる車輌用標識灯を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、インナレン
ズが設けられる灯室と隣接する灯室に設けられるインナ
リフレクタを利用して上記インナレンズをランプボディ
へ固定する構造を採用することにより、上記目的達成を
図るようにしたものである。
【0007】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、ランプボディと、このランプボディの前方に
設けられたレンズとにより、互いに隣接する第1および
第2の灯室を形成するように構成されており、上記第1
の灯室にインナリフレクタが設けられるとともに上記第
2の灯室にインナレンズが設けられてなる車輌用標識灯
において、上記ランプボディに、上記両灯室を仕切るよ
うにして略前後方向に延びる隔壁が形成されるととも
に、上記インナリフレクタにおける上記第2の灯室側の
端部に、該第2の灯室側へ延びるフランジ部が形成され
ており、上記インナレンズにおける上記第1の灯室側の
端部が、上記隔壁の先端面と上記フランジ部の背面とに
より挟持されるように構成されている、ことを特徴とす
るものである。
【0008】上記「第1および第2の灯室」は、左右方
向に隣接するものであってもよいし、上下方向あるいは
斜め方向に隣接するものであってもよい。
【0009】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車輌用標識灯は、その第2の灯室に設けられたイン
ナレンズにおける第1の灯室側の端部が、これら両灯室
を仕切るランプボディの隔壁の先端面と、上記第1の灯
室に設けられたインナリフレクタの上記第2の灯室側の
端部に形成された該第2の灯室側へ延びるフランジ部の
背面とにより挟持されているので、上記ランプボディに
係止孔を形成することを必要とせずに上記インナレンズ
を上記ランプボディに固定することができる。このた
め、上記係止孔を形成するためのスライド型も不要とな
り、上記ランプボディの金型費を低減させることができ
る。
【0010】したがって、本願発明によれば、インナレ
ンズのランプボディへの固定を低コストで行うことがで
きる。
【0011】上記構成において、上記レンズが、該レン
ズにおける上記隔壁の前方部位にレンズ接合面を有する
接合レンズからなる場合には、請求項2に記載したよう
に、上記フランジ部の前面における上記接合面の両側部
位に、上記レンズの内面近傍まで延びる1対のリブを形
成するようにすれば、上記各灯室内に設けられた光源か
らの直射光が他方の灯室の前面部を構成するレンズに入
射してしまう、いわゆる漏光現象が発生するのを未然に
防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0013】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用標識灯を示す正面図であり、図2は、そのII-II 線断
面図である。
【0014】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車輌用標識灯(灯具)10は、リヤコンビネーション
ランプであって、ランプボディ12と、このランプボデ
ィ12の前方(灯具としての前方であって、車体として
は後方。以下同様)に設けられたレンズ14とにより、
互いに隣接する第1および第2の灯室16、18を形成
するように構成されている。
【0015】上記ランプボディ12には、上記両灯室1
6、18を仕切るようにして略前後方向に延びる隔壁1
2aが形成されている。また、上記レンズ14は、上記
第1の灯室16の前面部を構成する第1レンズ部14A
と、上記第2の灯室18の前面部を構成する第2レンズ
部14Bとが接合されてなる接合レンズからなり、その
レンズ接合面14aは、該レンズ14における上記隔壁
12aの前方部位に設定されている。
【0016】上記第1の灯室16は、テール&ストップ
ランプとしての機能を果たす灯室であって、光源バルブ
20、インナリフレクタ22およびインナレンズ24を
備えてなり、また、上記第2の灯室18は、ターンシグ
ナルランプとしての機能を果たす灯室であって、光源バ
ルブ26、上記ランプボディ12の内面に反射塗装が施
されてなる反射面12c、上記光源バルブ26の周縁領
域で上記反射面12cに沿って設けられたインナリフレ
クタ28およびインナレンズ30を備えてなっている。
【0017】上記インナリフレクタ22は樹脂製リフレ
クタであり、一方、上記インナリフレクタ28は金属製
リフレクタであって、その表面にアルミ蒸着が施されて
なり、これにより反射面として作用するとともに上記隔
壁12aに対する耐熱性を向上させるようになってい
る。そして、これら両インナリフレクタ22、28は、
いずれもその上下2個所においてネジ32により上記ラ
ンプボディ12に固定されている。
【0018】上記インナリフレクタ22における上記第
2の灯室16側の端部には、該第2の灯室16側へ延び
るフランジ部22aが形成されており、さらに、このフ
ランジ部22aの前面における上記レンズ接合面14a
の両側部位には、上記レンズ14の内面近傍まで延びる
1対のリブ22b、22cが形成されている。
【0019】上記インナレンズ24は上記インナリフレ
クタ22に固定されており、一方、上記インナレンズ3
0は上記ランプボディ12に固定されている。
【0020】すなわち、上記インナレンズ24は、該イ
ンナレンズ24の端部に形成された突起部(図示せず)
を上記インナリフレクタ22に形成された係止孔(図示
せず)に係止することにより、上記インナリフレクタ2
2への固定が行われている。一方、上記インナレンズ3
0は、その灯具外側端部30aが上記ランプボディ12
に形成された係止溝部12bに係止されるとともに、そ
の上記第1の灯室16側の端部30bが、上記隔壁12
aの先端面と上記フランジ部22aの背面とで挟持され
ることにより、上記ランプボディ12への固定が行われ
ている。
【0021】上記両インナレンズ24、30の前面には
鉛直方向に延びる拡散レンズステップ24s、30sが
形成されており、また、上記レンズ14の内面には、水
平方向に延びる拡散レンズステップ14sが形成されて
いる。
【0022】以上詳述したように、本実施形態に係る車
輌用標識灯は、その第2の灯室18に設けられたインナ
レンズ30における第1の灯室16側の端部30bが、
これら両灯室16、18を仕切る隔壁12aの先端面
と、上記第1の灯室16に設けられたインナリフレクタ
22の上記第2の灯室18側の端部に形成された該第2
の灯室18側へ延びるフランジ部22aの背面とにより
挟持されているので、上記ランプボディ12に係止孔を
形成することを必要とせずに上記インナレンズ30を上
記ランプボディ12に固定することができる。このた
め、上記係止孔を形成するためのスライド型も不要とな
り、上記ランプボディ12の金型費を低減させることが
できる。
【0023】したがって、本実施形態によれば、インナ
レンズのランプボディへの固定を低コストで行うことが
できる。
【0024】また、本実施形態においては、上記レンズ
14が、該レンズ14における上記隔壁12aの前方部
位にレンズ接合面14aを有する接合レンズからなって
いるが、上記フランジ部22aの前面における上記レン
ズ接合面14aの両側部位に、上記レンズ14の内面近
傍まで延びる1対のリブ22b、22cが形成されてい
るので、上記各灯室16、18内に設けられた光源バル
ブ20、26からの直射光が他方の灯室18、16の前
面部を構成する第2レンズ部14B、第1レンズ部14
Aに入射してしまう現象(漏光現象)が発生するのを未
然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用標識灯を示
す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【符号の説明】
10 車輌用標識灯(灯具) 12 ランプボディ 12a 隔壁 12b 係止溝部 14 レンズ 14A 第1レンズ部 14B 第2レンズ部 14a レンズ接合面 14s 拡散レンズステップ 16 第1の灯室 18 第2の灯室 20、26 光源バルブ 22、28 インナリフレクタ 22a フランジ部 22b、22c リブ 24、30 インナレンズ 24s、30s 拡散レンズステップ 30a 灯具外側端部 30b 第1の灯室側の端部 32 ネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディと、このランプボディの前
    方に設けられたレンズとにより、互いに隣接する第1お
    よび第2の灯室を形成するように構成されており、 上記第1の灯室にインナリフレクタが設けられるととも
    に上記第2の灯室にインナレンズが設けられてなる車輌
    用標識灯において、 上記ランプボディに、上記両灯室を仕切るようにして略
    前後方向に延びる隔壁が形成されるとともに、上記イン
    ナリフレクタにおける上記第2の灯室側の端部に、該第
    2の灯室側へ延びるフランジ部が形成されており、 上記インナレンズにおける上記第1の灯室側の端部が、
    上記隔壁の先端面と上記フランジ部の背面とにより挟持
    されるように構成されている、ことを特徴とする車輌用
    標識灯。
  2. 【請求項2】 上記レンズが、該レンズにおける上記隔
    壁の前方部位にレンズ接合面を有する接合レンズからな
    り、 上記フランジ部の前面における上記レンズ接合面の両側
    部位に、上記レンズの内面近傍まで延びる1対のリブが
    形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の車輌
    用標識灯。
JP10021423A 1998-01-19 1998-01-19 車輌用標識灯 Pending JPH11203911A (ja)

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JP (1) JPH11203911A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025990A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Stanley Electric Co Ltd リフレクタ及びこれを備えた車両用灯具
CN104937328A (zh) * 2013-01-17 2015-09-23 丰田自动车株式会社 车辆用灯结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025990A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Stanley Electric Co Ltd リフレクタ及びこれを備えた車両用灯具
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