JPH11202861A - 音声出力切換器および衛星放送受信再生装置 - Google Patents

音声出力切換器および衛星放送受信再生装置

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JPH11202861A
JPH11202861A JP9331820A JP33182097A JPH11202861A JP H11202861 A JPH11202861 A JP H11202861A JP 9331820 A JP9331820 A JP 9331820A JP 33182097 A JP33182097 A JP 33182097A JP H11202861 A JPH11202861 A JP H11202861A
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music
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Tatsuya Kumagai
達也 熊谷
Yuji Namekata
勇司 行方
Shinji Sakurai
伸司 桜井
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  • Studio Circuits (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星放送の受信不良時でもスピーカの音声が
途絶えないようにする。 【解決手段】 衛星放送を受信して再生する衛星放送受
信再生装置からの音声信号を外部のオーディオ機器へ中
継するものであって、制御部210が統一的に動作を制
御する。受信再生装置からID出力信号を取得して受信
不良状態を検出する。シンセサイザ制御方式の音楽デー
タを多数の楽曲分ROMに記憶させておく。音楽データ
に基づいて音声信号をMIDI音源部240で生成す
る。受信不良状態が検出されているあいだは楽曲を適宜
選択して該当の音楽データをROMから読み出してMI
DI音源部240により音声信号を生成する。受信不良
状態の検出中ではMIDI音源部240の出力を外部出
力とする一方、そうでないときには受信再生装置による
再生出力を外部出力とする。入力される予備音声も切換
出力できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、音声出力切換器
および衛星放送受信再生装置に関し、特に衛星放送電波
が受信不良となった場合の対策技術に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送受信再生装置のブロック図を図
1に示す。制御部10がCPUバス20を介して各部を
統括してデータの入出力などを行い、全体の動作を制御
する。パラボラアンテナなどで受信/変換された中間周
波数(IF)信号が同調部30に入力される。ここで、
選択したチャンネル(番組)が含まれる搬送波のIFに
同調させ、その搬送波から複数の番組が多重された番組
多重データを復調部40で復調する。番組多重データは
多重分離部50で各チャンネルの番組データに分離され
る。誤り訂正やスクランブルの解除も多重分離部50で
行う。MPEG2デコード部60で音声・映像の信号の
復号処理が行われる。音声・映像信号は各制御部70
a,70bを介して図示しないTVモニターやオーディ
オアンプに出力される。またCPUバス20には、高速
デジタルインタフェース部80が接続されており、多重
分離部50からのID出力信号やディスクランブルされ
たトランスポートデータを出力する。さらにCPUバス
20には、外部と通信を行うためのモデム110、およ
びユーザの操作入力を受け付ける操作入力部120が接
続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、悪天候など
で受信電波が減衰した場合が問題である。このとき、オ
ーディオアンプに接続されたスピーカからは、それまで
流れていた音楽が突然途切れてしまう。現在、これまで
の有線放送による音楽番組に代わってデジタル多チャン
ネル衛星放送が各家庭や店舗などに導入されつつある。
毎月受信料を払った上で利用しているのに、せっかく楽
しんでいた音楽が途切れれば利用者は怒る。加えて、カ
ラオケ事業を営んでいるところでは、カラオケ装置によ
る伴奏音楽の演奏の合間に、衛星放送番組による音楽を
流すサービスを行っている。このサービスが突然中断す
るのでは店舗内のムードに悪影響が出て営業上、支障が
出かねない。
【0004】本発明は、このような課題を鑑みてなされ
たものであり、衛星放送を正常に受信できなくなって
も、外部への音声出力が途絶えることのない音声出力切
換器および衛星放送受信再生装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の音声出力切換器は、衛星放送受信再生装置
からの音声信号を外部のオーディオ機器へ中継する音声
出力切換器であって、つぎの要件(1)〜(4)を備え
る。 (1)前記衛星放送受信再生装置からその受信状態を反
映した信号を取得して受信不良状態を検出する受信不良
検出手段と、前記衛星放送受信再生装置で受信再生中の
音声信号とそれとは別系統の音声信号とを選択的に前記
オーディオ機器に向けて出力するための出力切換手段と
を有する。 (2)シンセサイザ制御方式の音楽データを多数の楽曲
分記憶した音楽データ蓄積手段と、前記音楽データに基
づいて音声信号を生成するシンセサイザと、前記検出手
段により前記受信不良状態が検出されている期間に前記
蓄積手段から適宜な楽曲の前記音楽データを読み出して
前記シンセサイザにより当該楽曲を演奏する演奏制御手
段とを有する。 (3)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
ていない期間は、前記衛星放送受信再生装置で受信再生
中の音声信号を前記出力切換手段を介して前記オーディ
オ機器に向けて中継出力する。 (4)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
ている期間は、前記演奏制御手段により制御されて前記
シンセサイザから出力される音声信号を前記出力切換手
段を介して前記オーディオ機器に向けて出力する。
【0006】前記音声出力切換器において、つぎの要件
(5)〜(7)を備えてもよい。 (5)前記出力切換手段は、前記衛星放送受信再生装置
からの音声信号と、前記シンセサイザからの音声信号
と、これらとは別に外部機器から予備音声入力端子に印
加される音声信号とを択一的に前記オーディオ機器に向
けて出力する。 (6)前記予備音声入力端子を有効にするか無効にする
のかを利用者が任意に設定するための操作入力手段を有
する。 (7)前記操作入力手段で前記予備音声入力端子が有効
と設定されている場合、前記検出手段により前記受信不
良状態が検出されている期間は、前記予備音声入力端子
に印加される音声信号を前記出力切換手段を介して前記
オーディオ機器に向けて出力する。
【0007】好ましくは、前記音楽データ蓄積手段にお
ける前記各音楽データはその音楽ジャンル別に識別可能
とされているとともに、この音楽ジャンルを指定するた
めのユーザインタフェース手段が設けられており、前記
受信不良状態の検出中において前記演奏制御手段は前記
ユーザインタフェース手段で指定された前記音楽ジャン
ルに基づいて該当の音楽データを前記蓄積手段から読み
出して演奏する。
【0008】また好ましくは、前記蓄積手段における前
記各音楽データはその音楽ジャンル別に識別可能とされ
ているとともに、前記受信再生装置での衛星放送の受信
データを取得して音楽ジャンル情報を抽出するジャンル
情報抽出手段を備え、この抽出手段で得られた前記ジャ
ンル情報を適宜な記憶部に記憶させておき、前記受信不
良状態の検出中において前記演奏制御手段は前記記憶部
の前記ジャンル情報に基づいて該当の音楽データを前記
蓄積手段から読み出して演奏する。
【0009】さらに好ましくは、前記受信再生装置での
衛星放送の受信データを取得して前記音楽データを抽出
する音楽データ抽出手段と、前記音楽データ蓄積手段に
代えて前記音楽データを記憶する記憶手段とを備え、前
記受信不良状態の検出中において前記演奏制御手段は前
記音楽データを前記記憶手段から読み出して前記シンセ
サイザにより音声信号を生成する。
【0010】前記外部出力を強制的に前記シンセサイザ
出力とする操作入力を受け付ける強制演奏受付手段を備
え、この受付手段から当該操作入力を受け付けると、前
記演奏制御手段は前記シンセサイザにより音声信号を生
成し、前記出力切換手段はこの生成音声信号を外部出力
とすることが望ましい。
【0011】前記目的を達成するため、本発明の音声出
力切換器は、衛星放送受信再生装置からの音声信号を外
部のオーディオ機器へ中継する音声出力切換器であっ
て、つぎの要件(a)〜(d)を備える。 (a)前記衛星放送受信再生装置からその受信状態を反
映した信号を取得して受信不良状態を検出する受信不良
検出手段と、前記衛星放送受信再生装置で受信再生中の
音声信号とそれとは別系統の音声信号とを選択的に前記
オーディオ機器に向けて出力するための出力切換手段と
を有する。 (b)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
ていない期間に動作し、前記衛星放送受信再生装置で受
信再生中の音声信号を適宜時間分にわたって順次更新し
ながら録音する録音手段と、前記検出手段により前記受
信不良状態が検出されている期間に動作し、前記録音手
段で録音された前記音声信号を再生する再生手段とを有
する。 (c)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
ていない期間は、前記衛星放送受信再生装置で受信再生
中の音声信号を前記出力切換手段を介して前記オーディ
オ機器に向けて中継出力する。 (d)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
ている期間は、前記再生手段により再生される音声信号
を前記出力切換手段を介して前記オーディオ機器に向け
て出力する。
【0012】前記音声出力切換器において、つぎの要件
(e)〜(g)を備えてもよい。 (e)前記出力切換手段は、前記衛星放送受信再生装置
からの音声信号と、前記再生手段からの音声信号と、こ
れらとは別に外部機器から予備音声入力端子に印加され
る音声信号とを択一的に前記オーディオ機器に向けて出
力する。 (f)前記予備音声入力端子を有効にするか無効にする
のかを利用者が任意に設定するための操作入力手段を有
する。 (g)前記操作入力手段で前記予備音声入力端子が有効
と設定されている場合、前記検出手段により前記受信不
良状態が検出されている期間は、前記予備音声入力端子
に印加される音声信号を前記出力切換手段を介して前記
オーディオ機器に向けて出力する。
【0013】好ましくは、前記録音手段は前記衛星放送
受信再生手段からの高能率符号化された状態の音声信号
を録音するものであり、前記再生手段はその再生信号か
ら音声信号を復号する手段を有している。また好ましく
は、前記録音手段は前記衛星放送受信再生手段からの復
号化された音声信号をデジタル録音するものであり、前
記再生手段はその再生信号から音声信号を生成する手段
を有している。さらに好ましくは、前記録音手段は、前
記衛星放送受信再生手段が受信データ中から抽出する各
放送楽曲の演奏区間データに基づいて、録音する楽曲の
開始点および終了点を管理し、前記再生手段は、始めか
ら終わりまで録音されている楽曲を始めから再生する。
【0014】前記目的を達成するため、本発明の衛星放
送受信再生装置は、衛星放送を受信して音声信号を再生
出力するのであって、前記音声出力切換器を内蔵してお
り、受信状態を反映した信号が前記受信不良検出手段に
与えられ、受信し再生した前記音声信号が前記出力切換
手段の1つの入力となる。
【0015】
【発明の実施の形態】=====第1形態===== <<<概 略>>>一つの実施例として、前述した従来
の衛星放送受信再生装置(図1参照)に対し、本発明の
音声出力切換器を外付けする形態を説明する。図2のシ
ステム構成図に示すように、衛星放送受信再生装置10
0の音声出力系統は、音声出力切換器200を経由して
アンプ300に接続される。アンプ300からの音声出
力はスピーカ400に出力される。映像出力は従来通り
にTVモニター500に出力される。受信電波が正常に
受信されているあいだ、音声出力切換器200は、受信
再生装置100から出力される音声信号をアンプ300
へ中継する。受信不良状態に陥ると内蔵のシンセサイザ
による音声信号を出力する。
【0016】<<<音声出力切換器>>>音声出力切換
器200の構成および動作を図3のブロック回路図を参
照して説明する。制御部210は、CPU、ROMおよ
びRAMから構成され、音声出力切換器200の動作を
統一的に制御する。制御部210には、操作/表示パネ
ル部220、高速デジタルインタフェース部230、シ
ンセサイザとしてのMIDI音源部240、音声信号切
換部250、ジャンル選択スイッチ260が接続されて
いる。受信再生装置が受信中のチャンネルの番号を操作
/表示パネル部220で表示する。操作/表示パネル部
220で受け付けた操作入力に応じて制御部210は所
定の動作を実行する。高速デジタルインタフェース部2
30には、受信再生装置側の高速デジタルインターフェ
ース端子が接続され、ID出力信号が入力される。この
ID出力信号は、ID−DATA、ID−CLOCK、
ID−SYNCの3種類の信号からなる。このID出力
信号は高速デジタルインタフェース部230を通じて制
御部210に入力される。ID−DATA信号にはSE
RVICE−IDが含まれており、このSERVICE
−IDの入力を制御部210が監視することで受信不良
状態を検出する。SERVICE−IDは本来、受信中
のチャンネル番号を示すものであり、最大100ミリ秒
の周期で得られる。
【0017】SERVICE−IDの監視による受信不
良状態の検出の仕方としては、SERVICE−IDを
検出できなかった回数を計数し、所定の回数以上連続し
て検出できなかった場合に受信不良状態と判定する。こ
のことで、正常な受信状態を維持しているのにも関わら
ず、瞬間的に受信エラーが生じてSERVICE−ID
が数回検出されない場合に、誤って受信不良状態と判定
してしまうことを防止する。
【0018】受信不良状態と判定すると制御部210は
所定のMIDIデータを読み出す。このMIDIデータ
は、所定数の楽曲分について音楽ジャンル別に用意され
ており、制御部210のROMに記憶されている。この
MIDIデータに基づいてMIDI音源部240を制御
し、音声信号を生成する。同時に、音声信号切換部25
0を切り換えて外部出力をMIDI音源部240からの
音声信号とする。この音声信号切換部250はよく知ら
れた半導体スイッチで構成する。
【0019】受信不良状態においてMIDIデータを読
み出すにあたり、ジャンル選択スイッチ260で指定さ
れた音楽ジャンルのものを選択する。各MIDIデータ
にはジャンル識別子が付帯しており、該当のMIDIデ
ータが適宜読み出される。この実施例における具体的な
音楽ジャンルとしては、ポップスや演歌、軽音楽および
クラシックなど、4ジャンルとする。各ジャンルごとに
2曲分用意し、受信不良中、この2曲を交互に繰り返し
演奏する。
【0020】また、受信不良状態を脱して正常な受信状
態に復旧すると、直ちに音声出力切換器200に働きか
けて外部出力を受信電波の再生音声に切り換えるととも
に、MIDIデータによる演奏を中止する。この受信状
態の復旧の検出法としては、SERVICE−IDを検
出できた回数を計数し、所定の回数以上連続して検出で
きた場合を正常な受信状態と判定する。このことで、受
信不良状態の続行中の瞬間的な誤動作あるいは瞬間的な
回復に過ぎないにも関わらず、SERVICE−IDを
数回検出できたことで、正常な受信状態と誤判定して外
部出力の切換を行ってしまうことを防止できる。
【0021】さらに、受信再生装置の電源が落ちている
場合においてもSERVICE−IDは検出できない。
このことを想定した対策も必要である。このとき、SE
RVICE−IDを検出できないことで受信不良とみな
してしまい、MIDI音源部240による音声信号を外
部出力としてしまうことを避けたい場合がある。この場
合、ID出力信号のうちのID−CLOCK信号の入力
レベルの有無を監視しておく。これが無い場合は、受信
再生装置の電源が落ちていると見なし、受信不良の検出
動作を行わない。反対に、受信再生装置の電源が落ちて
いるために再生音声が得られないときでもMIDI音源
部240による音楽をスピーカから鳴らしたい場合に
は、ID−CLOCK信号を無視して受信不良の検出動
作を実行可能としておく。
【0022】音声出力切換器200の外観の一例を示
す。図4(a)の正面図に示すように、操作/表示パネ
ル部220を構成するディスプレイ220aおよびスイ
ッチ群220bが取り付けられている。ディスプレイ2
20aは、衛星放送受信再生装置で受信中のチャンネル
の番号を表示する。スイッチ群220bを操作すること
で、アンプ300への音声出力をMIDI音源部240
による音声信号に強制的に切り換える。この強制切換は
放送の受信状態に依らず、正常に受信されている間でも
実行できる。スイッチ群220bは3つのスイッチで構
成され、1〜3の番号表示で識別される。各スイッチに
はパチンコ店等に向けた「軍艦マーチ」など特定の曲が
割り当てられており、このスイッチを択一的にONする
ことで所定の音楽を出力する。
【0023】また図4(b)の背面図に示すように、音
声出力切換器200は音声入力端子250a、音声出力
端子250b、データ入力端子230aおよびジャンル
選択スイッチ260が取り付けられている。音声入力端
子250aには、受信再生装置100からの再生された
音声信号が入力される。音声出力端子250bからはア
ンプ300に向けて音声信号が出力される。データ入力
端子230aにはID出力信号が入力される。ジャンル
選択スイッチ260はよく知られたDIPスイッチで構
成する。各音楽ジャンルに対応付けられたDIPスイッ
チを多数並べて構成し、いずれか一つをONにすること
で音楽ジャンルを選択する。
【0024】<<<その他>>> (イ)受信不良状態においてスピーカ400から鳴らす
音楽のジャンルの選択には種々の方法がある。例えば受
信中のチャンネルに応じて選択する。チャンネルとして
は、音楽のジャンルやカテゴリ別に特化した番組内容と
なっている場合がある。ポップス専用チャンネルや外国
ロック専用チャンネルなどである。ID出力信号から受
信中のチャンネルデータをジャンル情報として制御部2
10のRAMに随時記憶させておく。一方、音楽ジャン
ルをチャンネルに対応付けたデータテーブルを予めRO
Mに記憶させておく。例えば、チャンネル番号401は
外国ロック、チャンネル番号450はクラシックといっ
たものとする。そして、受信不良状態になるとRAMか
らチャンネルデータを読み出し、データテーブルを参照
して音楽ジャンルを決定する。またこの他に、受信電波
に多重化されている番組データを利用する方法もある。
受信再生装置側の高速デジタルインターフェース端子か
らのトランスポートデータを利用する。このデータを高
速デジタルインタフェース部230で取り込む。音楽番
組を放送する場合、番組データには放送内容として音楽
のカテゴリーデータが付帯している。このカテゴリーデ
ータをジャンル情報としてRAMに随時記憶させてお
く。一方、音楽ジャンルをカテゴリーデータに対応付け
たデータテーブルを予めROMに記憶させておく。そし
て、受信不良状態になるとRAMからカテゴリー情報を
読み出し、データテーブルを参照して音楽ジャンルを決
定する。
【0025】(ロ)受信不良状態においてスピーカから
鳴らす音楽のMIDIデータを放送電波に多重して配信
してもよい。このことでMIDIデータを予めROMに
記憶させておく必要がなくなる。毎回異なる楽曲のMI
DIデータを配信するようにすれば数曲分を記憶できる
メモリを用意しておけばよく、比較的小さな容量で済
む。具体的には、MIDIデータを放送電波の前記トラ
ンスポートデータより抽出しておき、RAMなどの適宜
なメモリに記憶させておいて利用する。
【0026】また、MIDIデータを放送電波に多重す
るにあたり、放送している音楽と同じ楽曲のMIDIデ
ータを多重化して配信してもよい。つまり、ある音楽の
放送直前または放送中において適宜な時間間隔を持たせ
て繰り返し、該当のMIDIデータ1曲分を配信する。
メモリ容量はこの1曲分で済む。そして、受信不良状態
に陥ると、ただちに受信していた放送音楽と同一のMI
DIデータの演奏を開始して外部出力する。スピーカか
らは受信電波によるものと同じ楽曲の音楽が途切れるこ
となく流れる。
【0027】(ハ)例えば図5に示すように、音声出力
切換器200を受信再生装置100内に組み込んで一体
としたものも、本発明に含まれる。この場合、制御部1
0はROMからMIDIデータを読み出し、MIDI音
源部130を制御して音声信号を生成する。同時に、音
声信号切換部140を切り換えて外部出力をMIDI音
源部130からの音声信号とする。ジャンル選択の機能
は操作入力部120に持たせてもよいし、ジャンル選択
スイッチを別途設けてもよい。また、音声信号切換部1
40をなくした構成も可能であり、MIDI音源部13
0からの音声信号を直接外部へ出力させるようにしても
よい。
【0028】(ニ)受信不良を検出する仕組みは種々変
更できる。例えば、アンテナの受信レベルの低下を検出
するようにしてもよい。
【0029】=====第2形態===== <<<実施例1>>>本発明の衛星放送受信再生装置で
は、放送電波の正常受信中と不良受信中とで音声信号の
再生動作が全く異なる。ブロック図としては前述した従
来の図1においてCPUバス20に遅延蓄積メモリが接
続された形態となる。この遅延蓄積メモリはRAMで構
成される。
【0030】正常受信中では、従来の図1の装置と同様
の動作で実時間の音声信号を外部へ出力する。さらにこ
の動作と並行して、多重分離部50から得られるMPE
G2オーディオストリームをRAMに最新の一定時間分
(例えば10分間分)だけ順次更新しながら書き込んで
いく。
【0031】そして受信不良状態に陥ると、実時間の音
声信号の出力動作ならびにRAMへの書き込み動作を停
止する。受信不良のオーディオストリームを書き込んで
も後で使いものにならないからである。同時に、RAM
からオーディオストリームを読み出す。読み出しの順番
は最も古いもの(例えば10分前)から直前に記録した
ものまで順次読み出す。読み出したオーディオストリー
ムを復号して音声信号を出力する。この復号出力の仕方
は実時間再生の場合と同じである。この読み出し再生の
動作により受信不良に陥っても音声出力が断絶する状態
を避けられる。受信不良状態の検出の仕方および動作と
しては、前述した第1形態と同様であり、SERVIC
E−IDの入力を制御部10が監視することで受信不良
状態を検出する。
【0032】RAMからのオーディオストリームの具体
的な読み出し動作について説明する。読み出しを開始す
るアドレスとしては、受信不良状態に陥って書き込みを
停止したアドレスの直後の適切なパケットとする。書き
込みを停止した直前のアドレスには受信不良のパケット
が格納されているはずである。一方、停止したアドレス
以降には最も古く記録された(例えば10分前に受信し
た)パケットが格納されており、ここから読み出して再
生処理していく。すなわち、この読み出し開始時点のパ
ケットは10分前に音声出力していたものである。例え
ば、その10分前の時点の放送ではある楽曲の演奏途中
であった場合、受信不良に陥ると今まで出力していた音
声信号に代えて10分前に出力していた演奏途中の音声
信号を突然再度出力することになる。これをスピーカか
ら聞くと違和感があるのは否めない。
【0033】この違和感という課題を解決するための一
つの手段を説明する。受信不良となって書き込みを停止
した瞬間のアドレスを記憶しておく。ここから直前まで
書き込んでいたアドレスにおいて適宜遡ったパケット
(例えば書き込み停止の1秒前)から読み出し再生を開
始する。このときフェードアウトしながら開始する。そ
して最後のアドレスより後のパケット(10分前に受信
して記録していたもの)に至るとフェードインしながら
再生する。すなわち受信不良状態になった瞬間に、実時
間で再生出力していた1秒前の音声信号が再度繰り返し
フェードアウトしながら出力され、10分前の音声信号
がフェードインしてくる。このことで違和感の軽減を図
る。
【0034】つぎに、受信不良状態を脱して復旧した場
合を説明する。正常な受信状態に復旧すると、RAMか
らオーディオストリームを読み出して再生出力する動作
を直ちに停止する。同時に実時間の音声信号の出力動作
ならびにRAMへの書き込み動作を開始する。この受信
状態の復旧の検出の仕方としては、前述した第1形態と
同様であり、SERVICE−IDの検出回数を計数す
ることで復旧を検出する。
【0035】<<<実施例2>>>前述した実施例1に
おける前記の違和感をより効果的に解決する手段として
実施例2を説明する。この違和感の解決手段以外の部分
は実施例1と同様である。異なる点を中心にして説明す
る。まず放送局側から楽曲をデジタル放送する場合には
楽曲単位のオーディオパケット群が含まれている。加え
て、各音楽データを構成するオーディオパケット群にお
いて先頭のデータパケットには演奏の開始を示すデータ
が付帯するとともに、最後のデータパケットには演奏の
終了を示すデータが付帯している。これら開始および終
了のデータでもって演奏区間を特定する。
【0036】この実施例2の衛星放送受信再生装置を図
6に示す。実施例1における遅延メモリとしてのRAM
において複数の楽曲記憶部1〜n(nは2以上の整数)
を確保しておく。また各楽曲記憶部1〜nには後述する
記録完了フラグを設けておく。正常受信中において各楽
曲記憶部1〜nそれぞれにつき一曲分の音楽データを記
録していく。限られた数の楽曲記憶部1〜nの中で古い
音楽データが記録されたものから最新に受信したもので
上書き更新していく。多重分離部50から分離されてく
るデータストリームを制御部10は監視して演奏開始の
データを検出するたびに、その時点からのオーディオス
トリームについて楽曲記憶部の先頭アドレスから上書き
していく。このとき記録完了フラグをクリアする。演奏
終了のデータを検出すると、所定の終端符号を書き込ん
で音楽データの書き込みを完了し、次の演奏開始のデー
タの検出を待つ。この書き込み完了時点で記録完了フラ
グをセットする。
【0037】受信不良状態に陥るといずれかの楽曲記憶
部1〜nから音楽データを読み出して再生した音楽信号
を出力する。このとき、読み出す楽曲記憶部1〜nは記
録完了フラグがセットされたもののうち一つを選択す
る。音楽データの読み出し再生の動作を実行している過
程で受信状態が復旧することなく終端符号が読み出され
たら、別の楽曲記憶部1〜n(記録完了フラグのセット
済み)から音楽データを読み出して再生する。
【0038】***演奏区間の他の特定例*** 放送側で一つの楽曲の演奏を放送する際、演奏の開始
から終了まで連続して該当の楽曲IDを多重化する。演
奏開始の検出は新たな楽曲IDを検出し始めたことで判
断し、演奏終了の検出は楽曲IDが途絶えるか、別の新
たな楽曲IDを検出し始めたことで判断する。 受信した音楽データの再生音声レベルを監視すること
で演奏区間の特定を行う。この音声レベルが一定のレベ
ル以上を越えたら演奏開始と判断する一方、一定レベル
未満に減衰した状態が所定時間以上連続したら演奏終了
と判断する。曲中に無音部のある曲はその前後で別個の
楽曲と判断されてしまうが、受信不良中における音声出
力用のコンテンツとしては問題ない。このような方法は
演奏区間の検出方法として雑ではあるが、放送データ中
に演奏区間を特定するデータを多重化しなくて済む。
【0039】***その他*** (イ)楽曲記憶部の数は最低限2つあれば足りる。正常
受信中において交互に音楽データを更新していく。受信
不良状態に陥った時、受信している音楽データにおいて
演奏途中時点のものを一方の楽曲記憶部に書き込んでい
る最中であることが多いと考えられる。つまり、この楽
曲記憶部に書き込まれた音楽データは最後まで記録され
ておらず不完全なものである。したがって、残りの楽曲
記憶部に書き込まれた完全な音楽データを読み出し再生
する。一方、楽曲記憶部の数は多数用意すれば、その分
だけ完全な音楽データを豊富に用意できる。
【0040】また、音楽データ1曲分を格納する各楽曲
記憶部1〜nの記憶容量としては、通常の音楽データの
収まる5分程度分とすればよい。曲によっては15分を
越えたりする。全楽章合わせて60分を越えるようなク
ラシック曲は各楽章を一曲分と見なしてもよい。この場
合、各楽章ごとに演奏の開始および終了のデータを多重
化させるか、楽章ごとに異なる楽曲IDを多重化してお
く。それでも一つの楽曲記憶部1〜nに収まらずに容量
切れになり、楽曲の途中までしか記録できなかった場
合、記録完了フラグがクリアされたままであるから通常
は再生しない。ところがすべての楽曲記憶部1〜nの記
録完了フラグがクリアされていて、止むを得ずに尻切れ
の音楽データを再生する場合がある。この場合、その最
終部分のアドレスの再生に至るとフェードアウト処理し
て聞き取り易くする。
【0041】(ロ)電源投入や受信チャンネルの切り換
えの際には、演奏開始のデータを検出することなく楽曲
の途中からでも直ちに音楽データの書き込みを行う。こ
のとき、電源投入やチャンネル切り換えを行った直後に
受信不良状態に陥っても直前まで書き込んでいた音楽デ
ータを再生出力する。このことで無音状態に陥るのを避
ける。この場合も、すべての楽曲記憶部1〜nの記録完
了フラグがクリアされていて止むを得ずに不完全な音楽
データを再生することになる。
【0042】(ハ)前記(ロ)の場合のように、いずれ
の楽曲記憶部1〜nについても演奏の開始から終了まで
完全に音楽データが記録されていなかった場合、受信不
良時には不完全な音楽データを再生出力して無音状態を
避けることになる。このとき、受信不良となって書き込
みを停止した瞬間のアドレスを記憶しておく。このアド
レスに基づいて直前まで受信記録していた音楽データを
フェードアウトしながら再生開始し、当該音楽データも
しくは別の音楽データの先頭アドレスからフェードイン
する。このことで、聞き取りやすい読み出し動作を適宜
行える。
【0043】(ニ)複数ある楽曲記憶部1〜nの中で上
書き更新する楽曲記憶部1〜nの選択の仕方としては、
予め順番を決めておいて順番通り更新していく方法の他
に、ランダムに選択してもよい。つまりランダム選択の
場合、放送された順に書き込み動作をしながらもランダ
ムに選ばれた楽曲記憶部1〜nに音楽データが記録され
る。このことで、受信不良時に再生される音楽データ
は、放送された順番とは無関係なものとでき、結果的に
受信不良に至るまでに放送されていた楽曲の中から飛び
飛びに間引いて記録再生できる効果が得られる。
【0044】(ホ)受信不良を検出する仕組みは種々変
更できる。例えばアンテナの受信レベルの低下を検出す
るようにしてもよい。
【0045】(ヘ)受信再生装置の電源が落ちている場
合においてもSERVICE−IDは検出できない。こ
のとき、SERVICE−IDを検出できないことで受
信不良とみなしてしまい、音楽データによる音声信号を
外部出力としてしまうことを避けたい場合がある。この
場合、ID出力信号のうちのID−CLOCK信号の入
力レベルの有無を監視しておく。これが無い場合は、受
信再生装置の電源が落ちていると見なし、受信不良の検
出動作を行わない。反対に、受信再生装置の電源が落ち
ているために実時間の再生音声が得られないときでもR
AMに記録した音楽データを再生出力したい場合には、
ID−CLOCK信号を無視して受信不良の検出動作を
実行可能としておく。
【0046】<<<実施例3>>>前述した従来の衛星
放送受信再生装置(図1参照)に対し、図7のブロック
回路図に示すような音声出力切換器200を外付けする
形態を説明する。前述した実施例1,2における受信再
生装置の特徴的な機能をこの音声出力切換器200に持
たせる。この場合、接続される受信再生装置の外部音声
出力からは受信中の実時間の音声信号(IRD音声)し
か得られない。つまり、この音声出力切換器200は、
受信再生装置からの実時間の音声信号(IRD音声入
力)を中継出力する。加えてこの中継動作と並行してオ
ーディオストリームをRAM210cに最新の一定時間
分順次更新しながら書き込んでいく。そして受信不良状
態に陥ると、実時間の音声出力動作と書き込み動作を停
止する。これと同時に、RAM210cからオーディオ
ストリームを読み出して復号し、音声信号を出力する。
このオーディオストリームの読み込みおよび書き込みの
動作は実施例2と同様である。
【0047】音声出力切換器200の構成および動作を
図7を参照して説明する。制御部210は、CPU21
0a、ROM210bおよびRAM210cから構成さ
れ、音声出力切換器200の動作を統一的に制御する。
制御部210には、高速デジタルインタフェース部23
0、操作/表示パネル部220、MPEG2デコード部
270、音声制御部280、音声信号切換部250が接
続されている。RAM210cの構成は実施例2におけ
る図6の楽曲記憶部1〜nと同じである。音声信号切換
部250はよく知られた半導体スイッチで構成する。
【0048】受信再生装置において受信中のチャンネル
の番号を操作/表示パネル部220で表示する。操作/
表示パネル部220で受け付けた操作入力に応じて制御
部210は所定の動作を実行する。高速デジタルインタ
フェース部230には、受信再生装置側の高速デジタル
インタフェース部が所定のケーブルを介して接続され、
デスクランブルされたトランスポートデータと、ID出
力信号が入力される。このトランスポートデータから上
述のオーディオストリームが抽出される。またID出力
信号は制御部210に入力される。ID−DATA信号
に含まれるSERVICE−IDの入力を制御部210
が監視することで受信不良状態を検出する。SERVI
CE−IDの監視による受信不良状態の検出の仕方とし
ては前述した実施の形態1の場合と同様である。
【0049】受信不良状態を検出すると、制御部210
はRAM210cから所定の音楽データを読み出す。こ
の音楽データはMPEG2デコード部270で音声信号
に復号処理され、音声制御部280を介して音声信号切
換部250に出力される。このとき実施例2と同様に演
奏区間データに基づく音楽データの書き込み/読み出し
を行う。同時に、音声信号切換部250を切り換えて外
部出力を音声制御部280からの音声信号とする。
【0050】受信不良状態を脱して正常な受信状態に復
旧すると、直ちに音声信号切換部250に働きかけて外
部出力を受信再生装置からの実時間の再生音声に切り換
えるとともに、音楽データの読み出し再生処理を中止す
る。この受信状態の復旧の検出法は前述した第1形態の
場合と同様である。
【0051】なお以上説明したように、オーディオスト
リームにおけるMPEG2規格で高能率符号化された音
声信号を録音しておきMPEG2デコード部270で復
号再生するほかに、復号されたIRD音声入力信号をP
CMなどの形式でデジタル録音してもよい。この場合M
PEG2デコード部270を省略できる。また、切換出
力する音声信号がアナログの場合はAD変換器およびD
A変換器が必要となる。
【0052】=====第3形態===== 受信不良状態が長引く場合や、豪雪地帯など頻繁に受信
不良状態に陥るところでは、前述した第1,2形態にお
けるMIDIデータや録音された音楽による音声を繰り
返し再生するためユーザは飽きてしまう。MIDIデー
タや録音音楽は容量の限られたメモリに記録されており
種類には限界があるためである。そこで、前述した第1
や第2の形態において、音声信号の入力系統を別にもう
一つ増やして音声信号切換部で切換出力する。この別の
入力系統をここでは予備の入力系統とする。この予備音
声入力系統を複数にする構成も可能である。この入力系
統にはCDプレーヤなど外部の音声再生機器からの出力
信号が供給される。
【0053】まず第1形態の音声出力切換器200につ
いて説明する。図3に示すように、予備音声入力系統を
音声信号切換部250に接続しておく。ジャンル選択ス
イッチ260に外部出力を予備入力音声に切り換えるス
イッチを設けておく。または、操作/表示パネル部22
0から操作入力を受け付けて外部への音声出力を予備音
声に切り換える。この例における音声出力は3種類あっ
て受信放送音声、MIDI音源部240からの音声、予
備入力音声のいずれか一つに切り換えられる。外部の音
声再生機器がCDプレーヤの場合、リピート再生モード
にしておけばCDの音声が途絶えてしまうこともない。
【0054】この予備入力音声への切換は、受信不良状
態においてMIDIデータによる音声信号の出力中に行
える。あるいは、予め設定しておいて受信不良状態に陥
ると初めから予備入力音声を外部出力するようにもでき
る。また、予備音声の入力レベルを検知して入力がある
場合、自動的に予備音声の出力モードとしてもよい。ま
た、受信不良中に限らず正常受信時でも予備音声に切り
換えられるようにもしておく。
【0055】予備音声入力のソースとしてはCDプレー
ヤの他に周知の音声出力機器が利用できる。ラジオを含
む地上波の各種放送や有線放送の受信機からの音声出力
も利用できる。これらの音声出力機器による音声出力の
開始は予めユーザの操作でもって行う。あるいは、音声
出力機器のリモートコントロール端子への制御信号出力
系統を音声出力切換器200に設けておき、予備入力音
声に切り換えられたのを受けて制御部210が音声出力
機器を制御して音声出力を開始させてもよい。
【0056】つぎに第1形態の受信再生装置100につ
いて説明する。図5に示すように、予備音声入力系統を
音声信号切換部140に接続しておく。この例における
音声出力は3種類あって受信放送音声、MIDI音源部
130からの音声、予備入力音声のいずれか一つに切り
換えられる。操作入力部120から操作入力を受け付け
て外部への音声出力を予備音声に切り換える。このほ
か、この予備音声入力系統に関する事項は前述した図3
の音声出力切換器200の場合と同様である。
【0057】つぎに第2形態における実施例1,2の受
信再生装置100について説明する。実施例2にかかる
図8に示すように、予備音声入力系統を音声信号切換部
140に接続しておく。実施例1の図1の場合も図8と
同様にして音声信号切換部140から予備入力音声と音
声制御部70aの音声信号とを切換出力できるようにし
ておく。この例における音声出力は3種類あって受信放
送音声、遅延蓄積メモリのオーディオストリームあるい
は楽曲記憶部1〜nの音楽データの再生音声、予備入力
音声のいずれか一つに切り換えられる。操作入力部12
0から操作入力を受け付けて外部への音声出力を予備音
声に切り換える。予備入力音声への切換は、受信不良状
態においてRAMからのオーディオストリームあるいは
音楽データによる再生音声の出力中に行える。このほ
か、この予備音声入力系統に関する事項は前述した図3
の音声出力切換器200の場合と同様である。
【0058】つぎに第2形態における実施例3の音声出
力切換器200について説明する。図7に示すように、
予備音声入力系統を音声信号切換部250に接続してお
く。この例における音声出力は3種類あって受信放送音
声、遅延蓄積メモリのオーディオストリームあるいは楽
曲記憶部1〜nの音楽データの再生音声、予備入力音声
のいずれか一つに切り換えられる。操作/表示パネル部
220から操作入力を受け付けて外部への音声出力を予
備音声に切り換える。この予備入力音声への切換は、受
信不良状態において遅延蓄積メモリのオーディオストリ
ームあるいは楽曲記憶部1〜nの音楽データの再生音声
信号の出力中に行える。このほか、この予備音声入力系
統に関する事項は前述した図3の音声出力切換器200
の場合と同様である。
【0059】なお、これまで説明した第1〜3形態にお
いて、アンプ300がデジタル音声入力端子を備えてい
る場合を前提とするならば、これに対応して音声出力切
換器200側ではデジタル音声信号を切換出力するよう
にしてもよい。高音質な音楽を流すことができる。
【0060】
【発明の効果】受信不良状態に陥って放送電波から音声
が得られなくなると、シンセサイザにより音声信号を生
成するとした場合には、スピーカからは途切れることな
く音楽を流すことができる。
【0061】このとき生成する音声信号は、実際に演奏
された音楽を録音したものではなく、シンセサイザ制御
方式の音楽データに基づいている。したがって、この音
楽データを記憶するメモリは比較的少容量で済み、小型
化が図れる。
【0062】シンセサイザ制御方式の音楽データがジャ
ンル分けされていて、このジャンルを指定できたり、そ
れまで受信していた音楽番組に合ったジャンルのものと
すれば、受信不良状態におけるスピーカから流れる音楽
は、それまで流れていたものと違和感のないものにでき
る。
【0063】また、受信不良状態に陥って放送電波から
音声データが得られなくなると、録音手段から読み出し
た音声データを再生出力するとした場合には、直前まで
受信出力していた一定時間分の音声データを記憶してお
き、これを読み出して再生出力する。このため、受信不
良直前の音声が再度出力され、違和感をあまり感じさせ
ずに音声出力を続行できる。前記受信不良状態の検出中
にすべての前記演奏区間の記録された前記音楽データを
選択再生するようにすれば、演奏の開始から終了まで完
全に記録された音楽データを再生出力でき、不完全な音
楽データを再生しないで済む。このことで違和感をより
軽減した音声出力が行える。さらに、受信不良状態が長
引いたり豪雪地帯など頻繁に受信不良状態に陥る場合で
も、予備音声入力端子を通じた外部機器からの音声を出
力できる。このため飽きのこない多彩な音声を外部へ出
力できる。
【0064】なお悪天候に限らず、アンテナの向きがず
れたり受信再生装置が不調をきたして、受信電波から音
声信号をうまく得られない場合でも、前記効果を奏する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例および本発明の第2形態の実施例1と共
通する衛星放送受信再生装置のブロック図である。
【図2】本発明における音声出力切換器を使用したシス
テム構成図である。
【図3】本発明の第1,3形態における音声出力切換器
のブロック図である。
【図4】本発明における音声出力切換器の外観図であ
り、(a)は正面図であり、(b)は背面図である。
【図5】本発明の第1,3形態における衛星放送受信再
生装置のブロック図である。
【図6】本発明の第2形態の実施例2における衛星放送
受信再生装置のブロック図である。
【図7】本発明の第2形態の実施例3および第3形態に
おける音声出力切換器のブロック図である。
【図8】本発明の第3形態における衛星放送受信再生装
置のブロック図である。
【符号の説明】
10 制御部 20 CPUバス 30 同調部 40 復調部 50 多重分離部 60 MPEG2デコード部 70a 音声制御部 70b 映像制御部 80 高速デジタルインタフェース部 90 ICカードIF部 100 衛星放送受信再生装置 110 モデム 120 操作入力部 130 MIDI音源部 140 音声信号切換部 200 音声出力切換器 210 制御部 210a CPU 210b ROM 210c RAM 220 操作/表示パネル部 220a ディスプレイ 220b スイッチ群 230 高速デジタルインタフェース部 230a データ入力端子 240 MIDI音源部 250 音声信号切換部 250a 音声入力端子 250b 音声出力端子 260 ジャンル選択スイッチ 270 MPEG2デコード部 280 音声制御部 300 アンプ 400 スピーカ 500 TVモニター

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星放送受信再生装置からの音声信号を
    外部のオーディオ機器へ中継する音声出力切換器であっ
    て、つぎの要件(1)〜(4)を備える。 (1)前記衛星放送受信再生装置からその受信状態を反
    映した信号を取得して受信不良状態を検出する受信不良
    検出手段と、前記衛星放送受信再生装置で受信再生中の
    音声信号とそれとは別系統の音声信号とを選択的に前記
    オーディオ機器に向けて出力するための出力切換手段と
    を有する。 (2)シンセサイザ制御方式の音楽データを多数の楽曲
    分記憶した音楽データ蓄積手段と、前記音楽データに基
    づいて音声信号を生成するシンセサイザと、前記検出手
    段により前記受信不良状態が検出されている期間に前記
    蓄積手段から適宜な楽曲の前記音楽データを読み出して
    前記シンセサイザにより当該楽曲を演奏する演奏制御手
    段とを有する。 (3)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
    ていない期間は、前記衛星放送受信再生装置で受信再生
    中の音声信号を前記出力切換手段を介して前記オーディ
    オ機器に向けて中継出力する。 (4)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
    ている期間は、前記演奏制御手段により制御されて前記
    シンセサイザから出力される音声信号を前記出力切換手
    段を介して前記オーディオ機器に向けて出力する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の音声出力切換器におい
    て、つぎの要件(5)〜(7)を備える。 (5)前記出力切換手段は、前記衛星放送受信再生装置
    からの音声信号と、前記シンセサイザからの音声信号
    と、これらとは別に外部機器から予備音声入力端子に印
    加される音声信号とを択一的に前記オーディオ機器に向
    けて出力する。 (6)前記予備音声入力端子を有効にするか無効にする
    のかを利用者が任意に設定するための操作入力手段を有
    する。 (7)前記操作入力手段で前記予備音声入力端子が有効
    と設定されている場合、前記検出手段により前記受信不
    良状態が検出されている期間は、前記予備音声入力端子
    に印加される音声信号を前記出力切換手段を介して前記
    オーディオ機器に向けて出力する。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の音声出
    力切換器であって、前記音楽データ蓄積手段における前
    記各音楽データはその音楽ジャンル別に識別可能とされ
    ているとともに、この音楽ジャンルを指定するためのユ
    ーザインタフェース手段が設けられており、前記受信不
    良状態の検出中において前記演奏制御手段は前記ユーザ
    インタフェース手段で指定された前記音楽ジャンルに基
    づいて該当の音楽データを前記蓄積手段から読み出して
    演奏する。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載の音声出
    力切換器であって、前記蓄積手段における前記各音楽デ
    ータはその音楽ジャンル別に識別可能とされているとと
    もに、前記受信再生装置での衛星放送の受信データを取
    得して音楽ジャンル情報を抽出するジャンル情報抽出手
    段を備え、この抽出手段で得られた前記ジャンル情報を
    適宜な記憶部に記憶させておき、前記受信不良状態の検
    出中において前記演奏制御手段は前記記憶部の前記ジャ
    ンル情報に基づいて該当の音楽データを前記蓄積手段か
    ら読み出して演奏する。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載の音声出
    力切換器であって、前記受信再生装置での衛星放送の受
    信データを取得して前記音楽データを抽出する音楽デー
    タ抽出手段と、前記音楽データ蓄積手段に代えて前記音
    楽データを記憶する記憶手段とを備え、前記受信不良状
    態の検出中において前記演奏制御手段は前記音楽データ
    を前記記憶手段から読み出して前記シンセサイザにより
    音声信号を生成する。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の音声出
    力切換器であって、前記外部出力を強制的に前記シンセ
    サイザ出力とする操作入力を受け付ける強制演奏受付手
    段を備え、この受付手段から当該操作入力を受け付ける
    と、前記演奏制御手段は前記シンセサイザにより音声信
    号を生成し、前記出力切換手段はこの生成音声信号を外
    部出力とする。
  7. 【請求項7】 衛星放送受信再生装置からの音声信号を
    外部のオーディオ機器へ中継する音声出力切換器であっ
    て、つぎの要件(a)〜(d)を備える。 (a)前記衛星放送受信再生装置からその受信状態を反
    映した信号を取得して受信不良状態を検出する受信不良
    検出手段と、前記衛星放送受信再生装置で受信再生中の
    音声信号とそれとは別系統の音声信号とを選択的に前記
    オーディオ機器に向けて出力するための出力切換手段と
    を有する。 (b)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
    ていない期間に動作し、前記衛星放送受信再生装置で受
    信再生中の音声信号を適宜時間分にわたって順次更新し
    ながら録音する録音手段と、前記検出手段により前記受
    信不良状態が検出されている期間に動作し、前記録音手
    段で録音された前記音声信号を再生する再生手段とを有
    する。 (c)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
    ていない期間は、前記衛星放送受信再生装置で受信再生
    中の音声信号を前記出力切換手段を介して前記オーディ
    オ機器に向けて中継出力する。 (d)前記検出手段により前記受信不良状態が検出され
    ている期間は、前記再生手段により再生される音声信号
    を前記出力切換手段を介して前記オーディオ機器に向け
    て出力する。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の音声出力切換器におい
    て、つぎの要件(e)〜(g)を備える。 (e)前記出力切換手段は、前記衛星放送受信再生装置
    からの音声信号と、前記再生手段からの音声信号と、こ
    れらとは別に外部機器から予備音声入力端子に印加され
    る音声信号とを択一的に前記オーディオ機器に向けて出
    力する。 (f)前記予備音声入力端子を有効にするか無効にする
    のかを利用者が任意に設定するための操作入力手段を有
    する。 (g)前記操作入力手段で前記予備音声入力端子が有効
    と設定されている場合、前記検出手段により前記受信不
    良状態が検出されている期間は、前記予備音声入力端子
    に印加される音声信号を前記出力切換手段を介して前記
    オーディオ機器に向けて出力する。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8に記載の音声出
    力切換器であって、前記録音手段は前記衛星放送受信再
    生手段からの高能率符号化された状態の音声信号を録音
    するものであり、前記再生手段はその再生信号から音声
    信号を復号する手段を有している。
  10. 【請求項10】 請求項7または請求項8に記載の音声
    出力切換器であって、前記録音手段は前記衛星放送受信
    再生手段からの復号化された音声信号をデジタル録音す
    るものであり、前記再生手段はその再生信号から音声信
    号を生成する手段を有している。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の音
    声出力切換器であって、前記録音手段は、前記衛星放送
    受信再生手段が受信データ中から抽出する各放送楽曲の
    演奏区間データに基づいて、録音する楽曲の開始点およ
    び終了点を管理し、前記再生手段は、始めから終わりま
    で録音されている楽曲を始めから再生する。
  12. 【請求項12】 衛星放送を受信して音声信号を再生出
    力する衛星放送受信再生装置であって、請求項1〜9ま
    たは11のいずれかに記載の音声出力切換器を内蔵して
    おり、受信状態を反映した信号が前記受信不良検出手段
    に与えられ、受信し再生した前記音声信号が前記出力切
    換手段の1つの入力となることを特徴とする衛星放送受
    信再生装置。
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JP2003338800A (ja) * 1997-10-27 2003-11-28 Daiichikosho Co Ltd 音声出力切換器および衛星放送受信再生装置
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JP2014010849A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Pioneer Electronic Corp 再生制御装置の制御方法、再生制御装置およびプログラム
WO2017216954A1 (ja) * 2016-06-17 2017-12-21 Pioneer DJ株式会社 オーディオデータ制御装置、オーディオデータ送信装置、オーディオデータ送受信方法、およびオーディオデータ送信プログラム

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