JP2008519526A - 音響コンテンツを分析し及び所望の音響データのみを再生する装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
データ検出再生方法は、データを有する第1の信号を受信する段階、当該第1の信号に含まれたデータを分析する段階、第1のカテゴリー及び第2のカテゴリーとして定められる少なくとも2つのデータカテゴリーに当該データを分類する段階、及び当該データが第1のカテゴリーである場合に当該データを再生し、当該データが第2のカテゴリーである場合に当該データが当該第2のカテゴリーの所定のサブカテゴリーであるか否かを検出する段階、を有し、(i)当該データが当該第2のカテゴリーの当該所定のサブカテゴリーである場合に当該データは再生され、(ii)当該データが当該第2のカテゴリーの当該所定のサブカテゴリーでない場合に第2の信号が選択され当該第2の信号に含まれるデータが再生される。
Description
本発明は、データを検出及び再生する方法に関する。当該方法は、データを有する第1の信号を受信する段階及び分析する段階を有する。
本発明は、データを検出及び再生する装置に更に関する。
本発明は、プログラム可能な装置のメモリーに直接読み込み可能なコンピュータープログラムに更に関する。
このような方法の実施例は、特許文献1から知られている。特許文献1は、現在のラジオ局が主に音声を送信している時を検出し、及び現在のラジオ局が主に音声を送信しているか否かに依存して受信機の機能を変化する、音声のみ検出機構を有するラジオ受信機を開示している。ラジオ受信機は、音声のみ検出機構が音声放送を検出した場合、ラジオ受信機の出力を消音する。音響出力は、音声のみ検出機能が非音声信号を検出した場合、再び有効にされ得る。従ってコマーシャル及びディスクジョッキーの話は自動的に消音させられ、音楽が再開した場合、音量は前のレベルに戻される。
しかしながら、知られている方法は、音声放送が比較的長い時間期間の間に受信される場合、聞手が不便であるか又はプログラムの受信が失われるという欠点を有する。
特許文献2から更に知られていることは、会話認識回路により供給される信号を、タイマーユニットを介し走査回路へ転送することにより、次のチャンネルの走査の開始が短い時間期間の間遅延され、2つの連続する楽曲の隙間を埋めるために適当な遅延を供給することである。これは、次の楽曲のアナウンスを検出する会話認識回路のため、送信時に生じるギャップを防ぐためである。特許文献2では、交通情報のような所望の信号を消音するという欠点が依然としてある。音声のみの信号の長期に渡る送信が受信された場合、聞手は、音楽及び所定のサブカテゴリーのデータのような所望の信号を受信するまでの不確定な時間期間の間、再び待たなければならない。本発明は、上述の欠点の少なくともいくつかを克服するか又は軽減するという利点を有する。
米国特許第2002/0072341号明細書
独国特許第3840707−A1号明細書
本発明の目的は、上述の欠点を回避する、最初の段落で定められた種類の方法、2番目の段落で定められた種類の装置、及び3番目の段落で定められた種類のコンピュータープログラムを提供することである。
上述の目的を達成するために、データを検出及び再生する方法は、データを有する第1の信号を受信する段階、当該第1の信号に含まれたデータを分析する段階、第1のカテゴリー及び第2のカテゴリーとして定められる少なくとも2つのデータカテゴリーに当該データを分類する段階、及び当該データが第1のカテゴリーである場合に当該データを再生し、当該データが第2のカテゴリーである場合に当該データが当該第2のカテゴリーの所定のサブカテゴリーであるか否かを検出する段階、を有し、(i)当該データが当該第2のカテゴリーの当該所定のサブカテゴリーである場合に当該データは再生され、(ii)当該データが当該第2のカテゴリーの当該所定のサブカテゴリーでない場合に第2の信号への切り替えが実行される。
上述の目的を達成するために、データを検出及び再生する装置は、データを有する第1の信号を受信する受信ユニット、当該第1の信号に含まれたデータを分析する分析ユニット、第1のカテゴリー及び第2のカテゴリーとして定められる少なくとも2つのデータカテゴリーに当該データを分類する分類ユニット、を有する。当該装置は、当該データが第1のカテゴリーである場合に当該データを再生し、及び当該データが第2のカテゴリーである場合に当該データが当該第2のカテゴリーの所定のサブカテゴリーであるか否かを検出するよう配置され、(i)当該装置は、当該データが当該第2のカテゴリーの当該所定のサブカテゴリーである場合に当該データを再生するよう配置され、(ii)当該装置は、当該データが当該第2のカテゴリーの当該所定のサブカテゴリーでない場合に第2の信号へ切り替えるよう配置される。
上述の目的を達成するために、プログラム可能な装置のメモリーに直接読み込み可能なコンピュータープログラムは、当該コンピュータープログラムが当該装置で実行された場合、請求項1乃至7の何れか1項に定められた方法の段階を実行するソフトウェアコード部分を有する。
本発明の利点は、例えばラジオ装置のユーザーがユーザーの好みの選択の所望の及び所定のデータを聞けることである。これは、所望の情報が放送される他の放送チャンネルに手動で調整及び検索することなく、ユーザーに所定のサブカテゴリーの音楽及びデータ、例えば交通情報の連続的受信を経験可能にする。
より詳細には、音楽信号は、例えば第1のカテゴリーのデータを表して良い。第2のカテゴリーは2つのサブカテゴリー有し、2つのサブカテゴリーのうち第1のサブカテゴリーは、交通情報のような所定のサブカテゴリーである。この所定のサブカテゴリーは、車中の聞手により依然として必要とされる有用なデータと関連する。
第2のサブカテゴリーは、音声のみの非交通情報のような、聞手により予め定められていないデータに関連する。第2のサブカテゴリーのデータが検出されると、第2の信号が選択され、当該第2の信号に含まれるデータを再生する。
本発明の利点を説明するため、使用の簡単な例が記載される。聞手が車中に居る場合、聞手は交通情報の音声信号を依然として必要とする。本発明は、聞手が音楽と交通情報との両方を聞くことを可能にする。受信信号が所望の又は所定の信号でないと分かった場合、聞手は別の信号の再生を聞く。
請求項2又は9に定められた手段は、別の放送チャンネルから予め格納された非放送音楽信号、又は外部若しくは別の音源、CDプレーヤー又は別の媒体プレーヤー等からの音楽信号を再生するという利点を提供する。媒体プレーヤーは、MP3プレーヤー、DVDプレーヤー又は同様の装置の他のソフトウェアの具現化であって良い。
請求項3又は10に定められた手段は、2つのチューナーの代わりに単一のチューナーが利用される比較的簡易で経済的な解決法であるという技術的利点を提供する。
請求項4又は11に定められた手段は、第2の信号が物理的に予め記録されたCDのような記憶媒体に制限されないという利点を提供する。
請求項5又は12に定められた手段は、第2の信号が非放送中信号の品質により制限されないという利点を提供する。
請求項6及び7又は請求項13及び14に定められた手段は、それぞれ音声信号処理の分野、及び同様にビデオ処理の分野に有利に適用され得るという利点を提供する。
請求項15に定められた手段は、第2のカテゴリーの所定のサブカテゴリーが、車内での使用が検出された場合に自動的に交通情報として定められ得るという利点を提供する。
請求項16に定められた手段は、第2のカテゴリーの所定のサブカテゴリーが、気象条件に依存して自動的に定められ得るという利点を提供する。
請求項17に定められた手段は、本発明が電話に適用され得るという利点を提供する。
請求項1乃至7と関連して述べられた利点はまた、請求項18に定められたコンピュータープログラム及び請求項19に定められた記録担体においても同様である。
本発明の上述の及び他の態様は、本願明細書に記載される実施例を参照する非限定的な例、及びその説明から明らかである。
図1の第1の実施例は、第1のデータ受信機10を示す。第1のデータ受信機10は、第1のチューナー11、チューニング制御ユニット31、会話認識及びスイッチ制御ユニット12、タイムアウト制御ユニット15、スイッチ13、及び音響増幅器及び拡声器14を有し、データ源30と連携する。この例では、データ源30は、第1のデータ受信機10と接続されたCDプレーヤーにより実現される。メモリーユニット32は、CDにより実現される。
第1のチューナー11は、この実施例によると第1のチャンネルに調整され、第1の音響信号16を、スイッチ13及び会話認識及びスイッチ制御ユニット12の両方と接続された第1のチューナー11の出力において供給する。会話認識及びスイッチ制御ユニット12は、タイムアウト制御ユニット15の入力と接続される。タイムアウト制御ユニット15は2つの出力を有し、第1の出力33はチューニング制御ユニット31の入力と接続され、及び第2の出力19はスイッチ13と接続される。
第1の音響信号16は、2つのカテゴリーに分類され得る音響情報を表すデータを有する。第1のカテゴリーは音楽に関連し、及び第2のカテゴリーは音声のみの信号又は会話に関連する。第2のカテゴリーは、所定のサブカテゴリー及び非所定のサブカテゴリーに更に細かく分類され得る。所定のサブカテゴリーは交通情報のような有用な情報に関連し、及び非所定のサブカテゴリーはコマーシャル及び対談のような非有用な情報に関連する。
動作中、会話認識及びスイッチ制御ユニット12は、現在の局により放送されたデータを有する第1の音響信号16が、非所定のサブカテゴリー、例えば音声のみの信号である時を検出する。この例では、会話認識及びスイッチ制御ユニット12は、所定のサブカテゴリーの音楽又はデータが受信されたか否かを表示する表示信号18を供給する。この表示信号18は、第1の音響信号16が所定のサブカテゴリーの音楽又はデータでないと検出されると、タイムアウト制御ユニット15へ供給される。会話認識及びスイッチ制御ユニット12は、特許文献1に開示された手段で音楽及び音声のみの信号を認識可能であり、及び放送局からのデータと一緒に送信されるパイロット信号を検出することにより、交通情報のような所定のサブカテゴリーのデータを認識可能である。この点において、留意すべき点は、所定のサブカテゴリーのデータはまた、ビジネス情報又は同様の物を表して良く、またこのようなデータの表示は、当該データと一緒に送信又は格納される表示又はパイロット信号に従って良い。
タイムアウト制御ユニット15が会話認識及びスイッチ制御ユニット12から表示信号18を受信すると、タイムアウト制御ユニット15は、2つのタイムアウト信号を供給する。第1のタイムアウト信号はチューニング制御信号TCを表し、及び第2のタイムアウト信号はスイッチ制御信号SCを表す。チューニング制御信号TCは、第1の出力33を介しチューニング制御ユニット31へ印加される。スイッチ制御信号SCは、第2の出力19を介しスイッチ13へ印加される。第1のタイムアウト信号は、第2のタイムアウト信号の第2の所定の時間遅延より短い、第1の所定の遅延時間を有する。より短い第1の所定の時間遅延が経過し、及び第1の音響信号16が所定のサブカテゴリーのデータを有さない場合、タイムアウト制御ユニット15の第1のタイムアウト信号は、チューニング制御ユニット31へ送信され、会話認識及びスイッチ制御ユニット12により音楽信号が検出されるまで第2のチャンネル又は次のチャンネルを検索する第1のチューナー11を起動する。所定のサブカテゴリーの音楽又はデータを表す第1の音響信号16が受信された場合、音響増幅器及び拡声器14は音楽又は当該データを再生する。
所定のサブカテゴリーの音楽又はデータがより長い第2の所定の時間遅延内で検出されない場合、タイムアウト制御ユニット15の第2のタイムアウト信号は、スイッチ13に、予め格納されたデータを有する第1の音響信号17をCDプレーヤーであるメモリーユニット32から、例えば予め格納された音楽コンテンツを外部又は別個のデータ源から、選択させる。この第2の音響信号17は、次に音響増幅器及び拡声器14により再生される。この配置は、聞手が、聞手による介入なしに、所定のサブカテゴリーのデータに基づき、有用な情報と同様にほとんど連続的に再生音楽信号を受信するという利点を有する。
メモリーユニット32はまた、データ源30と接続又は連携し得る別のメモリー装置により実現されて良い。
本発明の当該実施例の変形では、タイムアウト制御ユニット15の出力は入れ替えられる。より短いタイムアウト信号はスイッチ13に印加され、及びより長いタイムアウト信号はチュ―ニング制御ユニット31に印加される。この実施例によると、非音楽信号又は非所定のサブカテゴリーのデータを受信すると、装置は、装置がメモリーユニット32からの音楽再生へ切り替える前に短いタイムアウトを許容する。所定のより長いタイムアウトの後にのみ、チューナーはチャンネルを通じチューニングを開始する。その間、会話認識及びスイッチ制御ユニット12は、受信データが所定のサブカテゴリーの音楽又はデータを表すかどうかを検査及び検出する。
ラジオ放送における所定のサブカテゴリーの音楽又はデータを有する音響信号の代わりに、等価なテレビジョン放送もまた適用可能である。この例では、音楽は所望のTV番組と等価である。一方所定のサブカテゴリーのデータは、コマーシャルの時間中の次の番組のアナウンスのような有用なデータと等価である。また非所定のサブカテゴリーの不要な音声のみの信号又はデータは、広告クリップのような不要なコマーシャルの時間であって良い。
図2に示された第2の実施例では、第1の音響信号16を出力で供給する第1のチューナー11を有する第1のデータ受信機10、及び第2のデータ受信機20を有する2チューナーシステムが用いられる。図1に示された第1の実施例と対照的に、第2のデータ受信機20は、第2の音響信号17を供給する第2のチューナー21を有する。図2では、図1の構成要素と同じ全ての構成要素は、同じ参照番号により示され、更に詳細に記載されない。
動作中、第1のチューナー11は、第1の音響信号16を会話認識及びスイッチ制御ユニット12及びスイッチ13へ印加する。第2のチューナー21は、音楽信号を同時に検索する。また第2のチューナー21の出力は会話認識ユニット22の入力と接続される。第2のチューナー21からの音楽信号が会話認識ユニット22により検出されると、音楽信号は、予め格納されたデータとしてメモリー/バッファリングユニット23に格納される。
第2のチューナー21による所定のデータの検索は、所定数の楽曲に到達した後に停止して良く、またチューニング及び第2の音声信号17として音響増幅器及び拡声器14により利用される予め格納されたデータのリフレッシュを再開する。所定数は、固定数、例えば5又は10曲であって良く、又は聞手により予め設定される如何なる数であっても良い。
第2の実施例の変形では、留意すべき点は、予め格納されたデータが第2の音響信号17として利用される場合、スイッチ13は、第1の制御信号を第2のチューナー21へ送信し、チャンネルチューニングを開始し、及び第2の制御信号を会話認識ユニット22へ送信し、予め格納された音楽としてメモリー/バッファリングユニット23に格納されるべき音楽信号の検出を開始する。これは図2に示されない。
上述の第2の実施例の変形と対照的に、図2に示された第2のチューナー21は、所定のサブカテゴリーの新たなデータを異なるチャンネルから連続的に検索し、及びそれらをメモリー/バッファリングユニット23に格納する。メモリー/バッファリングユニット23が満たされると、最も早く予め格納されていた音楽が、先入れ先出し法でメモリーから落とされて良い。この点において、留意すべき点は、第2の音響信号17はまた、例えばCDプレーヤーから又は固体メモリーから供給される予め格納されたデータの支援で再生され得ることである。
この第2の実施例は、第1の音響信号16が所定のサブカテゴリーのデータを有さない場合に第1のチューナー11が次のチャンネルを検索するのを待たずに、聞手が非放送又は直接接続されたデータ源からの所定のサブカテゴリーの音楽及びデータの再生を連続的に受信するという利点を有する。チューナー21の所定のサブカテゴリーの音楽及びデータは、メモリー/バッファリングユニット23に同様に格納されるので、切り替えによる短い時間シフトがあるが、放送された音楽が常に聞手に利用可能であるか、又はユーザーにより予め定められることが保証される。タイムシフトがゼロの場合、所望の信号を有する異なるチャンネルへの瞬間的切り替えが実現され得る。
図3に示される第3の実施例では、図2に示された第2の実施例の第2のチューナー21は、省略される。この実施例では、第1のデータ受信機10は、図2に示された第2の実施例の構成要素と同様の構成要素を有するが、第1のチューナー11の出力が第3のデータ受信機40の会話認識ユニット22と接続される点が異なる。第3のデータ受信機40はまた、メモリー/バッファリングユニット23を有する。会話認識ユニット22の出力は、メモリー/バッファリングユニット23と接続される。
図3では、図1又は図2の構成要素と同じ全ての構成要素は、同じ参照番号により示され、更に詳細に記載されない。
スイッチ13は、2つの出力を有する。第1の出力は、音響増幅器及び拡声器14と接続される。また第2の出力は第1のチューナー11から受信した音楽信号の検出を制御する会話認識ユニット22と接続される。検出された音楽信号は、予め格納されたデータが音響増幅器及び拡声器14による再生のために第2の音響信号17として利用される場合にはいつでも、メモリー/バッファリングユニット23に予め格納されたデータをリフレッシュするために用いられる。所定のサブカテゴリーの如何なる音楽又はデータも第1のチューナー11により受信されない限り、予め格納されたデータは、メモリー/バッファリングユニット23から再生される。スイッチ13及び増幅器及び拡声器14を通じてメモリー/バッファリングユニット23から再生される全ての音楽/データは、所望の新たなデータ/音楽により置き換えられ得る。これは、第1のチューナー11が所望のデータ/音楽を受信した場合、達成される。結果として、第1のチューナー11により先に受信された同一の曲は、それらをメモリー/バッファリングユニット23から再生することにより後に繰り返される。従って、ユーザーは、要求に応じてユーザーが先に聞いた所定のサブカテゴリーのデータを聞くことができる。メモリー/バッファリングユニット23の十分大きな容量を選択することにより、この繰り返しは聞手にとって煩わしくない。
データがメモリー/バッファリングユニット23から再生される間、第1のチューナー11は、所定のサブカテゴリーの音楽又はデータを有するチャンネルを見付けるため、調整し続ける。このようなチャンネルが見付かると、タイムアウト制御ユニット15は、再びリセットされるが、今度は異なるタイムアウト値、つまりメモリー/バッファリングユニット23又はデータ受信機40から再生される所定のサブカテゴリーの音楽又はデータが継続する最小時間にリセットされる。このタイムアウト値はまた、ユーザーにより決定され得る。この時間が経過し、依然として第1のチューナー11から受信した所定のサブカテゴリーの音楽又はデータが依然として存在する場合、スイッチ13は、第1のチューナー11の出力を、つまり第1の音響信号16を、メモリー/バッファリングユニット23の出力からの第2の音響信号17の代わりに、再び選択する。この機構は、上述の及び図1に示された、単一チューナーの例と同様である。
図3に示された実施例の変形では、第1のチューナー11から受信した第1の音響信号16が、会話認識ユニット22により連続的に検出されることが可能である。また所定のサブカテゴリーの音楽又はデータのような所望の新たな音響信号は、メモリー/バッファリングユニット23に連続的に予め格納される。
第3の実施例は、単一チューナー11だけが必要とされ、及び聞手は所望の音楽/データの再生を連続的に受信するという利点を有する。
本発明の別の態様によると、上述の全ての実施例は、自動車に取り付けられた装置の使用を検出する検出器(本願明細書には示されない)を有して良い。このような検出器は、交通情報のような特別な所定のサブカテゴリーのデータに優先度を設定し、従って所望の情報は、第1のチューナー11により受信された場合、如何なるユーザーの介入もなしに音響増幅器及び拡声器14により再生される。
本発明の別の態様によると、気象条件を検出する検出器が設けられて良い。このような実施例では、特に有利なことに、情報再生の優先度を、交通情報のような所定のサブカテゴリーのデータに自動的に設定する。上述の実施例と組み合わせ、この実施例は、自動車内で用いられる場合、ユーザーが常に適切に交通状況を知らされるので、気象条件が比較的粗悪である場合に一般に非常に重要であるという更なる利点を有する。これはまた、本発明の手段を、ラジオ受信機を備えた移動電話に組み込むことにより達成され得る。
システムは、本発明の更なる実施例として説明され得る。システムは、例えばサービスプロバイダーにより動作されるプログラム可能な装置を有する。また当該装置は、第1の信号又は第2の信号の何れかに含まれるデータを表す電気信号を生成する。このデータは、ネットワークを介しシステムの別の装置へ送信される。当該装置では、当該データをユーザーからアクセス可能にし、例えば視覚化又は聴覚的認識のために加工される。従って、データは、サービスプロバイダーにより動作される装置からユーザー装置へデータを送信することにより再生され、データをユーザーからアクセス可能にする。
第1の音響信号16及び第2の音響信号17は、アナログ又はデジタルの種類の何れでも良い。第1の音響信号16及び第2の音響信号17は、異なるチャンネルで時間的に並列に、又はタイムスロットで時間的に連続して受信されて良い。
データ源30、第2のデータ受信機20、及び第2のデータ受信機40は、上述の実施例では別個のユニットとして図示されたが、それらは第1のデータ受信機10に統合されて良い。
種々の実施例の構成要素は、本発明の範囲から逸脱することなく結合され得る。
更に、本発明は、前述の実施例より少数の構成要素を備え実施され、1つの構成要素が複数の機能を実行して良い。本発明はまた、前述の構成要素より多くの構成要素を備えて実施され、実施例の1つの構成要素により実行される機能は、複数の構成要素の間で分配されて良い。
留意すべき点は、本発明の保護されるべき範囲は、記載された実施例に限定されないことである。括弧内の如何なる参照符号も、請求項を制限すると見なされるべきではない。「有する」の語及びその活用の使用は、請求項に記載された以外の構成要素又は段階の存在を排除するものではない。要素又は段階に付される単数表記の語の使用は、当該要素又は段階の複数の存在を排除するものではない。
Claims (19)
- 方法であって、データを検出及び再生し、前記方法は:
(A)データを有する第1の信号を受信する段階、
(B)前記第1の信号に含まれた前記データを分析する段階、
(C)第1のカテゴリー及び第2のカテゴリーとして定められる少なくとも2つのデータカテゴリーに前記データを分類する段階、及び
(D)前記データが前記第1のカテゴリーである場合に前記データを再生し、及び前記データが前記第2のカテゴリーである場合に前記データが前記第2のカテゴリーの所定のサブカテゴリーであるか否かを検出する段階、を有し、
(i)前記データが前記第2のカテゴリーの前記所定のサブカテゴリーである場合に前記データは再生され、
(ii)前記データが前記第2のカテゴリーの前記所定のサブカテゴリーでない場合に第2の信号への切り替えが実行される、データ検出再生方法。 - 前記第2の信号は、非放送中データ又は予め格納されたデータを表す、請求項1記載の方法。
- 前記第2の信号は、第1のチューナーを介し提供される非放送中データを表す、請求項2記載の方法。
- 前記非放送中データは、第1のチューナー及び第2のチューナーの両方から生じる、請求項2記載の方法。
- 前記予め格納されたデータは、媒体プレーヤーを介し提供される、請求項2記載の方法。
- 前記第1の信号及び前記第2の信号は、音響信号である、請求項1記載の方法。
- 前記第1の信号及び前記第2の信号は、ビデオ信号である、請求項1記載の方法。
- 装置であって、データを検出及び再生し、前記装置は:
(A)データを有する第1の信号を受信する受信ユニット、
(B)前記第1の信号に含まれた前記データを分析する分析ユニット、及び
(C)第1のカテゴリー及び第2のカテゴリーとして定められる少なくとも2つのデータカテゴリーに前記データを分類する分類ユニット、を有し;
(D)前記装置は、前記データが前記第1のカテゴリーであると検出された場合に前記データを再生し、及び前記データが前記第2のカテゴリーである場合に前記データが前記第2のカテゴリーの所定のサブカテゴリーであるか否かを検出するよう配置され、
(i)前記装置は、前記データが前記第2のカテゴリーの前記所定のサブカテゴリーである場合に前記データを再生するよう配置され;
(ii)前記装置は、前記データが前記第2のカテゴリーの前記所定のサブカテゴリーでない場合に第2の信号への切り替えるよう配置される、データ検出再生装置。 - 前記第2の信号により表された非放送中データ又は予め格納されたデータを処理するよう配置された、請求項8記載の装置。
- 非放送中データを表す前記第2の信号を受信する第1のチューナーを有する、請求項9記載の装置。
- 第1のチューナー及び第2のチューナーを有し、前記非放送中データは両方のチューナーを介し受信可能である、請求項9記載の装置。
- 媒体プレーヤーを介し提供される予め格納されたデータを処理するよう配置された、請求項9記載の装置。
- 音響信号を前記第2の信号として処理するよう配置された、請求項8記載の装置。
- ビデオ信号を前記第2の信号として処理するよう配置された、請求項8記載の装置。
- 車中の使用を検出する検出器を有する、請求項8記載の装置。
- 気象条件を検出する検出器を有する、請求項8記載の装置。
- 前記装置は、ラジオ受信機を有する電話機である、請求項8記載の装置。
- コンピュータープログラムであって、プログラム可能な装置のメモリーに直接読み込み可能であり、前記コンピュータープログラムは、前記コンピュータープログラムが前記装置で実行された場合、請求項1乃至7の何れか1項記載の方法の段階を実行するソフトウェアコード部分を有する、コンピュータープログラム。
- 記録担体であって、請求項18記載のコンピュータープログラムを実行する記録担体。
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