JP2000174717A - オーディオ制御方法 - Google Patents
オーディオ制御方法Info
- Publication number
- JP2000174717A JP2000174717A JP10342607A JP34260798A JP2000174717A JP 2000174717 A JP2000174717 A JP 2000174717A JP 10342607 A JP10342607 A JP 10342607A JP 34260798 A JP34260798 A JP 34260798A JP 2000174717 A JP2000174717 A JP 2000174717A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artist name
- information
- broadcast
- artist
- dab
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 DAB放送等において好きなアーティストの音
楽を放送する場合、該放送を聞けるようにする 【解決手段】 アーティスト名が記録されているCD等の
記憶媒体の再生時に該記憶媒体よりアーティスト名を読
み出してメモリ６に登録しておき、所定のオーディオソ
ースからの音声を出力している際に、バックグランドで
DAB放送を受信し、DAB放送データに含まれるアーティス
ト名を抽出して登録されているアーティスト名と一致す
るか調べ、一致する場合にはその旨を出力し、アーティ
スト名の一致出力に対して受信要求があった時、前記ア
ーティスト名の番組を受信、出力する
楽を放送する場合、該放送を聞けるようにする 【解決手段】 アーティスト名が記録されているCD等の
記憶媒体の再生時に該記憶媒体よりアーティスト名を読
み出してメモリ６に登録しておき、所定のオーディオソ
ースからの音声を出力している際に、バックグランドで
DAB放送を受信し、DAB放送データに含まれるアーティス
ト名を抽出して登録されているアーティスト名と一致す
るか調べ、一致する場合にはその旨を出力し、アーティ
スト名の一致出力に対して受信要求があった時、前記ア
ーティスト名の番組を受信、出力する
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ制御方法
に係わり、特に、アーティスト名を登録しておき放送デ
ータに含まれるアーティスト名が該登録されているアー
ティスト名と一致すればその旨を出力し、受信要求によ
り、該アーティスト名の放送番組を受信して出力するオ
ーディオ制御方法に関する。
に係わり、特に、アーティスト名を登録しておき放送デ
ータに含まれるアーティスト名が該登録されているアー
ティスト名と一致すればその旨を出力し、受信要求によ
り、該アーティスト名の放送番組を受信して出力するオ
ーディオ制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ラジオ放送からサービス受け、か
つ情報を取得するには、任意のラジオ放送局を受信し、
かつその放送局からの放送音声を直接聞く必要があっ
た。すなわち、ラジオ放送のサービスおよび情報は原則
的にリアルタイムでのみ取得が可能であった。しかし、
最近のカーオーディオシステムでは、フォアグラウンド
でCD、MDなどを聞きながら、バックグラウンドで任意の
放送を受信することが可能となっている。このため、欧
州で実施されているRDS (Radio Data System）では、FM
多重で送られてくる情報を受信し、該情報に基づいて、
(1) 現在受信中の放送サービス内容と一致する放送局で
あって、より受信状態が良好な放送局を自動的に追従す
る機能(自動追従機能)、(2) 自動的に交通情報を放送す
る放送局に同調して該交通情報を受信する機能等が実現
されている。又、DAB（Digital AudioBroadcasting）で
も、受信情報に基づきデジタル放送局間、またはデジタ
ル−アナログ放送局間での自動追従機能やその他の機能
が実現されている。
つ情報を取得するには、任意のラジオ放送局を受信し、
かつその放送局からの放送音声を直接聞く必要があっ
た。すなわち、ラジオ放送のサービスおよび情報は原則
的にリアルタイムでのみ取得が可能であった。しかし、
最近のカーオーディオシステムでは、フォアグラウンド
でCD、MDなどを聞きながら、バックグラウンドで任意の
放送を受信することが可能となっている。このため、欧
州で実施されているRDS (Radio Data System）では、FM
多重で送られてくる情報を受信し、該情報に基づいて、
(1) 現在受信中の放送サービス内容と一致する放送局で
あって、より受信状態が良好な放送局を自動的に追従す
る機能(自動追従機能)、(2) 自動的に交通情報を放送す
る放送局に同調して該交通情報を受信する機能等が実現
されている。又、DAB（Digital AudioBroadcasting）で
も、受信情報に基づきデジタル放送局間、またはデジタ
ル−アナログ放送局間での自動追従機能やその他の機能
が実現されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来技
術では、FM多重情報あるいはDAB放送情報に含まれる情
報の一部を受信放送局の変更(自動追従)時に使用した
り、放送局に準じたサービスの一部としてサービス関連
情報（放送局名や番組名、ジャンルなど）をユーザーに
提供するだけであった。このため、従来技術では、放送
メディアの情報と他のメディア（CD、MDなど）の情報と
を融合して有用なサービスをユーザーに提供するという
ような制御は行われていなかった。ところで、DAB放送
等においてユーザが好むアーティストの音楽を放送する
場合、該放送を聞けるようにできたら便利である。しか
し、従来はかかる機能を備えたものはなかった。以上か
ら本発明の目的は、放送メディアの情報と他のメディア
（CD、MDなど）の情報とを融合して有用なサービスをユ
ーザーに提供することであり、特に、DAB放送等におい
て好きなアーティストの音楽を放送する場合、該放送を
確実に聞けるようにすることである。
術では、FM多重情報あるいはDAB放送情報に含まれる情
報の一部を受信放送局の変更(自動追従)時に使用した
り、放送局に準じたサービスの一部としてサービス関連
情報（放送局名や番組名、ジャンルなど）をユーザーに
提供するだけであった。このため、従来技術では、放送
メディアの情報と他のメディア（CD、MDなど）の情報と
を融合して有用なサービスをユーザーに提供するという
ような制御は行われていなかった。ところで、DAB放送
等においてユーザが好むアーティストの音楽を放送する
場合、該放送を聞けるようにできたら便利である。しか
し、従来はかかる機能を備えたものはなかった。以上か
ら本発明の目的は、放送メディアの情報と他のメディア
（CD、MDなど）の情報とを融合して有用なサービスをユ
ーザーに提供することであり、特に、DAB放送等におい
て好きなアーティストの音楽を放送する場合、該放送を
確実に聞けるようにすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、アーティス
ト名が記録されているCDなどの記憶媒体の再生時に、該
アーティスト名を読み出してメモリに登録しておき、常
時バックグランドで放送データに含まれるアーティスト
名を抽出して登録されているアーティスト名と一致する
か調べ、一致する場合にはその旨を出力する。そして、
アーティスト名の一致出力後に、ユーザから受信要求指
示があった時、該アーティスト名の放送を受信して出力
する。
ト名が記録されているCDなどの記憶媒体の再生時に、該
アーティスト名を読み出してメモリに登録しておき、常
時バックグランドで放送データに含まれるアーティスト
名を抽出して登録されているアーティスト名と一致する
か調べ、一致する場合にはその旨を出力する。そして、
アーティスト名の一致出力後に、ユーザから受信要求指
示があった時、該アーティスト名の放送を受信して出力
する。
【０００５】ユーザは好きなアーティストのCDやMDを購
入して聞く場合が多く、これら記憶媒体にはCD-TEXT情
報が記録され、該CD-TEXT情報にアーティスト名が含ま
れている。そこで、本発明ではCDなどの再生時にCD-TEX
T情報よりアーティスト名を抽出し、該アーティスト名
をユーザーの嗜好にあった音楽リソースの元データとし
てメモリに登録する。このようにすれば、放送メディア
の情報と他のメディアの情報とを融合して有用なサービ
スをユーザーに提供でき、しかも、DAB放送等において
好きなアーティストの音楽を確実に聞くことができる。
入して聞く場合が多く、これら記憶媒体にはCD-TEXT情
報が記録され、該CD-TEXT情報にアーティスト名が含ま
れている。そこで、本発明ではCDなどの再生時にCD-TEX
T情報よりアーティスト名を抽出し、該アーティスト名
をユーザーの嗜好にあった音楽リソースの元データとし
てメモリに登録する。このようにすれば、放送メディア
の情報と他のメディアの情報とを融合して有用なサービ
スをユーザーに提供でき、しかも、DAB放送等において
好きなアーティストの音楽を確実に聞くことができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】（ａ）オーディオシステム 図１は本発明のオーディオシステムの構成図である。１
はDAB放送受信復調部、２はAM/FM放送受信復調部、３は
MDプレーヤ、４はCDプレーヤ、５はオーディオシステム
全体を制御すると共にDAB放送受信制御、オーディオソ
ースの選択制御などを行う制御部、６は再生したディス
クのCD-TEXTデータに含まれるアーティスト名を登録す
るメモリ、７は各種操作キー及び液晶表示部を備えた操
作表示部、８は所定のオーディオソースを選択するセレ
クタ、９はアンプ、１０はスピーカである。
はDAB放送受信復調部、２はAM/FM放送受信復調部、３は
MDプレーヤ、４はCDプレーヤ、５はオーディオシステム
全体を制御すると共にDAB放送受信制御、オーディオソ
ースの選択制御などを行う制御部、６は再生したディス
クのCD-TEXTデータに含まれるアーティスト名を登録す
るメモリ、７は各種操作キー及び液晶表示部を備えた操
作表示部、８は所定のオーディオソースを選択するセレ
クタ、９はアンプ、１０はスピーカである。
【０００７】図２はDAB放送信号のフレーム構造説明図
であり、フレーム長は24msで、２シンボルの同期部SYNC
と３シンボルの高速情報チャネル部FIC（Fast Informat
ionChannel)と72シンボルのメインサービスチャネルMSC
（Main Service Channel)を備えている。同期部SYNC
は、フレームの開始点を認識するため等に使用するヌル
シンボルと位相基準シンボルPRSを含んでいる。高速情
報チャネル部FICは３シンボルの高速情報ブロックFIB1
〜FIB3を備え、 サービス・ラベル、サービス配列データ、プログ
ラムタイプコードPTY (Program type code)、サービ
ス毎のプリ情報など様々な情報を含ませることができる
ようになっている。プリ情報とは、現時刻から所定時間
後（例えば30秒後)に放送する音楽のアーティスト名/タ
イトル名などである。メインサービスチャネルMSCは72
個のデータフィールド（シンボル）に区分され、それぞ
れのデータフィールドには所定のサービス（番組）の放
送信号が挿入され、１つの放送局から同時に６乃至８サ
ービス(番組)の放送信号が送信できるようになってい
る。どのデータフィールドにどのサービスが対応するか
は、高速情報チャネル部FICに含まれるサービスの配列
データで指定される。
であり、フレーム長は24msで、２シンボルの同期部SYNC
と３シンボルの高速情報チャネル部FIC（Fast Informat
ionChannel)と72シンボルのメインサービスチャネルMSC
（Main Service Channel)を備えている。同期部SYNC
は、フレームの開始点を認識するため等に使用するヌル
シンボルと位相基準シンボルPRSを含んでいる。高速情
報チャネル部FICは３シンボルの高速情報ブロックFIB1
〜FIB3を備え、 サービス・ラベル、サービス配列データ、プログ
ラムタイプコードPTY (Program type code)、サービ
ス毎のプリ情報など様々な情報を含ませることができる
ようになっている。プリ情報とは、現時刻から所定時間
後（例えば30秒後)に放送する音楽のアーティスト名/タ
イトル名などである。メインサービスチャネルMSCは72
個のデータフィールド（シンボル）に区分され、それぞ
れのデータフィールドには所定のサービス（番組）の放
送信号が挿入され、１つの放送局から同時に６乃至８サ
ービス(番組)の放送信号が送信できるようになってい
る。どのデータフィールドにどのサービスが対応するか
は、高速情報チャネル部FICに含まれるサービスの配列
データで指定される。
【０００８】高速情報チャネルＦＩＣの各高速情報ブロ
ックFIB1〜FIB3は、図示するように階層構造を備え、FI
G type 131とExtension 141で特定される data field 1
42に所定のデータを挿入するようになっている。すなわ
ち、各高速情報ブロックFIB1〜FIB3は、256ビット(30バ
イト)のFIBデータフィールド(FIB data field) 111とCR
C 112で構成され、FIBデータフィールド 111は複数のFI
G(Fast InformationGroup) 121〜123を含む構成になっ
ている。各FIG (Fast Information Group) 121〜123は
それぞれ、(1) FIG type( FIGのタイプ) 131、(2) Leng
th (FIG data fieldのバイト長) 132、(3) FIG data fi
eld 133で構成され、 FIG data field 133には、Exte
nsion141(FIGの拡張識別番号)や data field 142が含
まれている。data field 142には、サービス・ラベル、
サービス配列データ、プログラムタイプコードPTY、地
域毎の周波数情報リスト、地域毎の放送局リスト、同一
番組放送中の放送局情報（サービスリンキング情報）、
プリ情報など種々のデータが挿入されるようになってい
る。
ックFIB1〜FIB3は、図示するように階層構造を備え、FI
G type 131とExtension 141で特定される data field 1
42に所定のデータを挿入するようになっている。すなわ
ち、各高速情報ブロックFIB1〜FIB3は、256ビット(30バ
イト)のFIBデータフィールド(FIB data field) 111とCR
C 112で構成され、FIBデータフィールド 111は複数のFI
G(Fast InformationGroup) 121〜123を含む構成になっ
ている。各FIG (Fast Information Group) 121〜123は
それぞれ、(1) FIG type( FIGのタイプ) 131、(2) Leng
th (FIG data fieldのバイト長) 132、(3) FIG data fi
eld 133で構成され、 FIG data field 133には、Exte
nsion141(FIGの拡張識別番号)や data field 142が含
まれている。data field 142には、サービス・ラベル、
サービス配列データ、プログラムタイプコードPTY、地
域毎の周波数情報リスト、地域毎の放送局リスト、同一
番組放送中の放送局情報（サービスリンキング情報）、
プリ情報など種々のデータが挿入されるようになってい
る。
【０００９】図１に戻って、DAB放送受信復調部１の構
成を説明すると、１１はアンテナ、１２はDAB放送局か
らのDAB信号を受信して中間周波信号に変換するチュー
ナ部、１３はDAB信号復調部であり、DAB信号を復調す
る機能、高速情報チャネルFICに含まれる各種情報を
制御部５に入力する機能、ユーザにより指定された番
組のMPEGオーディオデータを出力する機能等を有してい
る。１４はDAB信号復調部より入力するMPEGオーディオ
データをPCM音声データに変換するオーディオ復号化
部、１５はPCM音声データをアナログの音声信号に変換
して出力するDAコンバータである。
成を説明すると、１１はアンテナ、１２はDAB放送局か
らのDAB信号を受信して中間周波信号に変換するチュー
ナ部、１３はDAB信号復調部であり、DAB信号を復調す
る機能、高速情報チャネルFICに含まれる各種情報を
制御部５に入力する機能、ユーザにより指定された番
組のMPEGオーディオデータを出力する機能等を有してい
る。１４はDAB信号復調部より入力するMPEGオーディオ
データをPCM音声データに変換するオーディオ復号化
部、１５はPCM音声データをアナログの音声信号に変換
して出力するDAコンバータである。
【００１０】又、CDプレーヤ４において、２１はCD(コ
ンパクトディスク)に記録されているCD-TEXTを解析し、
該CD-TEXTに含まれるアーティスト名を抽出するCD-TEXT
解析部である。CDは図３に示すように最内周部にリード
インエリアLIA、最外周部にリードアウトエリアLOA、こ
れらエリアの間に音楽等のデータを記録するプログラム
エリアPGAが設けられている。リードインエリアLIAには
TOC情報とCD-TEXT情報が記録されている。CD-TEXTデー
タは多数のパックで構成され、各パックは図５に示すよ
うにID 1〜ID 4、TEXT 1〜TEXT 12、CRC 1〜CRC 2の１
８バイトで構成され、アルバム名、曲名、アーティスト
名等を記録できるようになっている。たとえば、(1) ID
1が80H(Hはヘキサ)で、ID 2が00Hであれば、TEXT 1〜T
EXT 12によりアルバム名が示され、(2) ID 1が80Hで、I
D 2が01H〜63HであればTEXT 1〜TEXT 12により曲名が示
され、 (3) ID 1が81HであればTEXT 1〜TEXT 12により
アーティスト名が示される。
ンパクトディスク)に記録されているCD-TEXTを解析し、
該CD-TEXTに含まれるアーティスト名を抽出するCD-TEXT
解析部である。CDは図３に示すように最内周部にリード
インエリアLIA、最外周部にリードアウトエリアLOA、こ
れらエリアの間に音楽等のデータを記録するプログラム
エリアPGAが設けられている。リードインエリアLIAには
TOC情報とCD-TEXT情報が記録されている。CD-TEXTデー
タは多数のパックで構成され、各パックは図５に示すよ
うにID 1〜ID 4、TEXT 1〜TEXT 12、CRC 1〜CRC 2の１
８バイトで構成され、アルバム名、曲名、アーティスト
名等を記録できるようになっている。たとえば、(1) ID
1が80H(Hはヘキサ)で、ID 2が00Hであれば、TEXT 1〜T
EXT 12によりアルバム名が示され、(2) ID 1が80Hで、I
D 2が01H〜63HであればTEXT 1〜TEXT 12により曲名が示
され、 (3) ID 1が81HであればTEXT 1〜TEXT 12により
アーティスト名が示される。
【００１１】（ｂ）アーティスト名の登録処理 CDプレーヤ４は図５に示すようにCD再生に先立って、TO
C情報及びCD-TEXT情報を読み取り、該CD-TEXTを解析し
てアーティスト名を抽出し、抽出したアーティスト名を
制御部５に送り(ステップ101)、制御部５は該アーティ
スト名を重複しないようにメモリ６に登録する(ステッ
プ102)。
C情報及びCD-TEXT情報を読み取り、該CD-TEXTを解析し
てアーティスト名を抽出し、抽出したアーティスト名を
制御部５に送り(ステップ101)、制御部５は該アーティ
スト名を重複しないようにメモリ６に登録する(ステッ
プ102)。
【００１２】（ｃ）放送受信処理 図７はアーティスト名が登録されている状態における制
御部５の放送受信処理フローである。尚、現在、所定の
オーディオソースからの音声、例えば、AM/FM放送受信
復調部２で受信したAM放送音声あるいはFM放送音声をセ
レクタ８→アンプ９を介してスピーカより出力している
ものとする。AM/FM受信動作と並行してDAB放送受信復調
部１によりDAB放送を受信し、DAB放送データ中に含まれ
るサービス(番組)のプリ情報を取得、解析してアーティ
スト名を抽出する(ステップ201,202)。ついで、この抽
出したアーティスト名がメモリ６に登録されているアー
ティスト名と一致するかチェックし（ステップ203)、一
致しなければステップ201に戻り、別のサービスについ
て同様の処理を繰り返す。一方、ステップ203におい
て、抽出したアーティスト名がメモリに登録されている
アーティスト名と一致すれば、制御部５は操作表示部７
にプリ情報（アーティスト名、曲名）を表示してユーザ
に通知する（ステップ204)。尚、音声でプリ情報をユー
ザに通知することもできる。
御部５の放送受信処理フローである。尚、現在、所定の
オーディオソースからの音声、例えば、AM/FM放送受信
復調部２で受信したAM放送音声あるいはFM放送音声をセ
レクタ８→アンプ９を介してスピーカより出力している
ものとする。AM/FM受信動作と並行してDAB放送受信復調
部１によりDAB放送を受信し、DAB放送データ中に含まれ
るサービス(番組)のプリ情報を取得、解析してアーティ
スト名を抽出する(ステップ201,202)。ついで、この抽
出したアーティスト名がメモリ６に登録されているアー
ティスト名と一致するかチェックし（ステップ203)、一
致しなければステップ201に戻り、別のサービスについ
て同様の処理を繰り返す。一方、ステップ203におい
て、抽出したアーティスト名がメモリに登録されている
アーティスト名と一致すれば、制御部５は操作表示部７
にプリ情報（アーティスト名、曲名）を表示してユーザ
に通知する（ステップ204)。尚、音声でプリ情報をユー
ザに通知することもできる。
【００１３】ユーザは通知されたプリ情報から、該プリ
情報に応じたDAB放送サービス(番組)を聞きたければ操
作表示部７に設けた受信要求キー７ａを押下し、聞きた
くなければ何もしない（ステップ205)。制御部５は、所
定時間経過しても受信要求キー７ａの押下を検出しなけ
ればステップ201に戻り、別のサービスについて同様の
処理を繰り返す。しかし、ステップ205において、受信
要求キー７ａの押下を検出すれば、制御部５はDAB放送
受信復調部１をして要求されたサービス（番組）の音声
信号を出力させる。又、制御部５はセレクタ８にDAB放
送受信復調部１から出力する音声信号を選択するよう指
示する。これにより、セレクタ８はDAB音声を選択し、
ユーザはプリ情報で通知されたアーティストの音楽を聞
くことができる(ステップ206)。制御部５は曲の演奏が
終了したかチェックし（ステップ207)、演奏が終了すれ
ば元のオーディオソースからの音声を出力するようにセ
レクタ８を制御し（ステップ208)、以後、ステップ201
に戻り、別のサービスについて同様の処理を繰り返す。
情報に応じたDAB放送サービス(番組)を聞きたければ操
作表示部７に設けた受信要求キー７ａを押下し、聞きた
くなければ何もしない（ステップ205)。制御部５は、所
定時間経過しても受信要求キー７ａの押下を検出しなけ
ればステップ201に戻り、別のサービスについて同様の
処理を繰り返す。しかし、ステップ205において、受信
要求キー７ａの押下を検出すれば、制御部５はDAB放送
受信復調部１をして要求されたサービス（番組）の音声
信号を出力させる。又、制御部５はセレクタ８にDAB放
送受信復調部１から出力する音声信号を選択するよう指
示する。これにより、セレクタ８はDAB音声を選択し、
ユーザはプリ情報で通知されたアーティストの音楽を聞
くことができる(ステップ206)。制御部５は曲の演奏が
終了したかチェックし（ステップ207)、演奏が終了すれ
ば元のオーディオソースからの音声を出力するようにセ
レクタ８を制御し（ステップ208)、以後、ステップ201
に戻り、別のサービスについて同様の処理を繰り返す。
【００１４】以上により、ユーザーが保有しているCD,M
Dに関連した情報(アーティスト名)を優先的な入力情報
として取り扱うため、DAB放送等において好きなアーテ
ィストの音楽を確実に聞くことができる。以上では、DA
B放送より好きなアーティストの音楽を聞けるようにし
た場合であるが、本発明はDAB放送に限らずRDS放送その
他の放送より好きなアーティストの音楽を聞く場合にも
適用できる。以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
Dに関連した情報(アーティスト名)を優先的な入力情報
として取り扱うため、DAB放送等において好きなアーテ
ィストの音楽を確実に聞くことができる。以上では、DA
B放送より好きなアーティストの音楽を聞けるようにし
た場合であるが、本発明はDAB放送に限らずRDS放送その
他の放送より好きなアーティストの音楽を聞く場合にも
適用できる。以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々
の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するもので
はない。
【００１５】
【発明の効果】以上本発明によれば、放送メディアの情
報と他のメディアの情報とを融合して有用なサービスを
ユーザーに提供でき、特に、DAB放送等において好きな
アーティストの音楽を確実に聞くことができる。すなわ
ち、本発明によれば、ユーザーが保有しているCD,MDに
関連した情報(アーティスト名)を優先的な入力情報とし
て取り扱うため、ユーザーの趣味、嗜好に応じたサービ
ス提供が可能になる。
報と他のメディアの情報とを融合して有用なサービスを
ユーザーに提供でき、特に、DAB放送等において好きな
アーティストの音楽を確実に聞くことができる。すなわ
ち、本発明によれば、ユーザーが保有しているCD,MDに
関連した情報(アーティスト名)を優先的な入力情報とし
て取り扱うため、ユーザーの趣味、嗜好に応じたサービ
ス提供が可能になる。
【図１】本発明のオーディオシステムの構成図である。
【図２】DAB放送信号のフレーム構造説明図である。
【図３】CDエリアの説明図である。
【図４】CD-TEXT説明図である。
【図５】アーティスト名の登録処理フローである。
【図６】放送受信処理フローである。
１ DAB放送受信復調部 ２ AM/FM放送受信復調部 ３ MDプレーヤ ４ CDプレーヤ ５ 制御部 ６ アーティスト名登録メモリ ７ 操作表示部 ８ セレクタ ２１ CD-TEXT解析部
Claims (2)
- 【請求項１】 オーディオシステムにおける制御方法に
おいて、 アーティスト名が記録されている記憶媒体から該アーテ
ィスト名を読み出してメモリに登録し、放送データに含
まれるアーティスト名を抽出して登録されているアーテ
ィスト名と一致するか調べ、一致する場合にはその旨を
出力することを特徴とするオーディオ制御方法。 - 【請求項２】 アーティスト名の一致出力に対して受信
要求があった時、前記アーティスト名の番組を受信して
出力することを特徴とする請求項１記載のオーディオ制
御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10342607A JP2000174717A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | オーディオ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10342607A JP2000174717A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | オーディオ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000174717A true JP2000174717A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18355089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10342607A Pending JP2000174717A (ja) | 1998-12-02 | 1998-12-02 | オーディオ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000174717A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003158498A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Alpine Electronics Inc | デジタル放送受信機及びデジタル放送受信機を用いた楽曲リクエスト方法 |
| JP2007026598A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 再生装置、それを備えた自動車および再生装置の動作をコンピュータに実行させるためのプログラム |
-
1998
- 1998-12-02 JP JP10342607A patent/JP2000174717A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003158498A (ja) * | 2001-11-20 | 2003-05-30 | Alpine Electronics Inc | デジタル放送受信機及びデジタル放送受信機を用いた楽曲リクエスト方法 |
| JP2007026598A (ja) * | 2005-07-21 | 2007-02-01 | Sanyo Electric Co Ltd | 再生装置、それを備えた自動車および再生装置の動作をコンピュータに実行させるためのプログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051213 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060206 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |