JPWO2017216954A1 - オーディオデータ制御装置、オーディオデータ送信装置、オーディオデータ送受信方法、およびオーディオデータ送信プログラム - Google Patents

オーディオデータ制御装置、オーディオデータ送信装置、オーディオデータ送受信方法、およびオーディオデータ送信プログラム Download PDF

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Abstract

オーディオデータを再生し、送信するオーディオデータ送信装置(3)と通信可能に接続され、前記オーディオデータを受信するオーディオデータ制御装置(2)は、オーディオデータには、接続異常の有無を判定する接続判定情報が重畳され、オーディオデータを受信するオーディオデータ受信部(21)と、受信したオーディオデータを、外部に出力するオーディオデータ出力部(22)と、受信したオーディオデータの一部を、オーディオデータ受信部(21)の受信と同期して記憶するバッファ(23)と、オーディオデータに重畳された接続判定情報に基づいて、オーディオデータ送信装置(3)との接続異常が生じたか否かを判定する接続異常判定部(27)と、接続異常または接続異常とみなせると判定されたら、バッファ(23)内に記憶されたオーディオデータを、繰り返し再生するループ再生制御部(26)と、を備えている。

Description

本発明は、オーディオデータ制御装置、オーディオデータ送信装置、オーディオデータ送受信方法、およびオーディオデータ送信プログラムに関する。
楽曲に合わせてダンスを楽しむクラブ等では、DJがフロアの雰囲気に合った楽曲を選曲し、音が途切れないように再生を行うことが求められる。万一、オンエア中に楽曲の再生が途切れてしまうと、盛り上がっている場の雰囲気がさめてしまうため、避けなければならない。
特許文献1に記載の技術では、外部から供給される楽曲データを蓄積するバッファ内の蓄積データ量を監視し、バッファ内の蓄積データ量が所定の量以下となったら、外部からの供給が途絶えたと判定し、記憶装置内の代替コンテンツを選択し、代替楽曲を再生することにより、楽曲の再生が途切れないようにしている。
特開2014−10849号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の技術では、楽曲データの一定量をバッファに蓄積するため、実際の再生には、時間の遅れが生じてしまう。このため、バッファ内に蓄積された楽曲データを先読み処理し、蓄積データ量の監視を行わなければならないが、操作者が、スクラッチ、キュー等の再生速度低下、再生停止操作等を行うと、先読み処理との同期がとれなくなってしまうという課題がある。
また、記憶装置内の代替コンテンツを選択して、代替楽曲を再生する場合、記憶装置内には、圧縮ファイルとして記憶されているため、圧縮ファイルの再生処理を行わなければならず、再生装置を必須の構成としなければならないという課題がある。
本発明の目的は、簡単な構造で楽曲再生の途切れを防止することができ、再生制御にあたり、再生装置を必須の構成とすることのない、オーディオデータ制御装置、オーディオデータ送信装置、オーディオデータ送受信方法、およびオーディオデータ送信プログラムを提供することにある。
本発明のオーディオデータ制御装置は、
オーディオデータを再生し、送信するオーディオデータ送信装置と通信可能に接続され、前記オーディオデータを受信するオーディオデータ制御装置であって、
前記オーディオデータ送信装置との接続異常の有無を判定する接続判定情報を受信する判定情報受信部と、
前記オーディオデータを受信するオーディオデータ受信部と、
前記オーディオデータ受信部により受信したオーディオデータを、外部に出力するオーディオデータ出力部と、
前記オーディオデータ受信部により受信したオーディオデータの一部を、前記オーディオデータ受信部の受信と同期して記憶するバッファと、
前記オーディオデータに重畳された接続判定情報に基づいて、前記オーディオデータ送信装置との接続異常が生じたか否かを判定する接続異常判定部と、
前記接続異常判定部により、接続異常または接続異常とみなせると判定されたら、前記バッファ内に記憶されたオーディオデータを、繰り返し再生するループ再生制御部と、を備えていることを特徴とする
本発明のオーディオデータ制御装置は、
オーディオデータを再生し、送信するオーディオデータ送信装置と通信可能に接続され、前記オーディオデータを受信するオーディオデータ制御装置であって、
前記オーディオデータには、通信切断の有無を判定する接続判定情報が重畳され、
前記オーディオデータを受信するオーディオデータ受信部と、
前記オーディオデータ受信部により受信したオーディオデータの一部を、前記オーディオデータ受信部の受信と同期して記憶するバッファと、
前記オーディオデータに重畳された接続判定情報に基づいて、前記オーディオデータ送信装置との接続異常が生じたか否かを判定する接続異常判定部と、
前記接続異常判定部により、接続異常または接続異常とみなせると判定されたら、前記バッファ内に記憶されたオーディオデータを、繰り返し再生するループ再生制御部と、
を備えていることを特徴とする。
本発明のオーディオデータ送信装置は、
オーディオデータ制御装置と通信可能に接続され、前記オーディオデータ制御装置に再生したオーディオデータを送信するオーディオデータ送信装置であって、
圧縮されたオーディオデータを再生するオーディオデータ再生部と、
再生されたオーディオデータに、通信切断の有無を判定する接続判定情報を重畳する接続判定情報重畳部と、
前記接続判定情報重畳部により接続判定情報が重畳されたオーディオデータを、送信するオーディオデータ送信部と、
を備えていることを特徴とする。
再生されたオーディオデータを送信するオーディオデータ送信装置と、前記オーディオデータ送信装置と通信可能に接続され、前記オーディオデータを受信するオーディオデータ制御装置との間で行われるオーディオデータ送受信方法であって、
前記オーディオデータ送信装置により、
圧縮されたオーディオデータを再生する手順と、
再生されたオーディオデータに、通信切断の有無を判定する接続判定情報を重畳させる手順と、
を実施し、
前記オーディオデータ制御装置により、
前記接続判定情報が重畳されたオーディオデータを受信する手順と、
受信された接続判定情報に基づいて、前記オーディオ送信装置および前記オーディオデータ制御装置間の接続異常が生じたか否かを判定する手順と、
接続異常が生じたまたは接続異常とみなせると判定されたら、受信されたオーディオデータの一部を繰り返し再生する手順と、
を実施することを特徴とする。
本発明のオーディオデータ送信プログラムは、コンピュータを、前述したオーディオデータ送信装置として機能させることを特徴とする。
本発明の実施形態に係る音響制御システムの構成を表す模式図。 前記実施形態における音響制御システムの機能ブロック図。 前記実施形態における作用を説明するためのフローチャート。 前記実施形態におけるオーディオデータおよびループ再生データの切り替えを説明するための模式図。
[1]オーディオデータ制御システム1の全体構成
図1には、本発明の実施形態に係るオーディオデータ制御システム1が示されている。オーディオデータ制御システム1は、DJパフォーマンスにおける音響機器制御操作を行うシステムであり、オーディオデータ制御装置の例示となるDJコントローラ2、オーディオデータ送信装置の例示となるコンピュータ3、およびスピーカー4を備える。
DJコントローラ2は、操作者が操作するDJ機器の本体部分であり、左右に配置される2つのプレーヤー部2Aと、その間に配置されるミキサー部2Bとを備える。
左右に配置されるプレーヤー部2Aは、操作者が操作して、再生するオーディオデータに種々の音響効果を付与する部分であり、ジョグダイヤル2C、テンポスライダー2D、およびパフォーマンスパッド2Eを備える。
ジョグダイヤル2Cは、操作者がジョグダイヤル2Cを操作して回転速度を変更するダイヤルである。ジョグダイヤル2Cを操作することにより、再生中の楽曲に対してスクラッチ、ピッチベンド等の音響処理を行うことができる。
テンポスライダー2Dは、コンピュータ3内に記憶されたオーディオデータのトラック再生速度を調整するレバーである。
パフォーマンスパッド2Eは、操作者が操作することにより、再生中の楽曲データに対して、瞬間的にループ、キュー、スライサー、サンプラー等のエフェクト処理を行うことができるボタンである。
中央に配置されるミキサー部2Bは、左右のプレーヤー部2Aの音声出力やエフェクト処理を調整する部分であり、4つのミキシング部2Fからミキシング部2Iを備える。
それぞれのミキシング部2Fからミキシング部2Iは、左側の2つのミキシング部2F、2Gが左側のプレーヤー部2Aの音声出力およびエフェクト処理の調整に用いられ、右側の2つのミキシング部2H、2Iが右側のプレーヤー部2Aの音声出力調整およびエフェクト処理の調整に用いられる。
DJコントローラ2は、双方向通信可能なUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠したケーブル5を介してコンピュータ3と接続されている。なお、ケーブル5は、USB規格に準拠したものに限定される必要はなく、他の規格に準拠したものであってもよく、さらには、有線による接続だけでなく、無線で通信接続してもよい。
また、DJコントローラ2は、アナログケーブル6を介してスピーカー4と接続されている。
コンピュータ3は、ハードディスク等の記憶装置31(図2参照)を備え、記憶装置31内に記憶されたMP3等のオーディオデータAD1、AD2、AD3、…を、デコーダ32によってシリアルデータからなるオーディオデータに再生し、ケーブル5を介して、DJコントローラ2に出力する。
コンピュータ3により再生されたオーディオデータは、ケーブル5を介してDJコントローラ2に出力され、操作者がDJコントローラ2を操作して行ったエフェクト処理に基づいて、演出効果が施され、アナログデータに変換されて、アナログケーブル6を介してスピーカー4に出力され、操作者の操作が施されたオーディオデータが音声出力される。
[2]オーディオデータ制御システム1の機能ブロック構成。
図2には、オーディオデータ制御システム1の機能ブロック図が示されている。
コンピュータ3は、記憶装置31、演算処理装置上で実行されるオーディオデータ送信プログラムとしての、デコーダ32、オーディオデータ送信部33、および接続判定情報重畳部34を備える。
記憶装置31は、ハードディスク等の記憶媒体であり、複数のオーディオデータAD1、AD2、AD3…が記憶されている。オーディオデータAD1、AD2、AD3…は、圧縮された状態で記憶されており、たとえば、MP3(MPEG-1 Audio Layer3)形式等の圧縮ファイルとなっている。
オーディオデータ再生部として例示されるデコーダ32は、MP3ファイルを再生してデジタル形式のオーディオデータAD1、AD2、AD3…に変換する。
オーディオデータ送信部33は、デコーダ32によって再生されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…を、ケーブル5を介して、DJコントローラ2に送信する。
接続判定情報重畳部34は、デコーダ32により再生されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…に接続判定情報を重畳させる。具体的には、接続判定情報重畳部34は、複数のパケットからなるオーディオデータAD1、AD2、AD3…に、フラグ情報が付与されたパケットを重畳させることにより、一連のシリアルデータとする。フラグ情報は、接続正常な場合を「1」、接続異常の場合を「2」といったフラグを所定の間隔で重畳させてもよく、接続異常の場合のみフラグ情報を重畳するようにしてもよい。さらには、接続判定情報は、フラグ情報という概念ではなく、接続異常とみなせる状態で判定してもよい。たとえば、接続判定は、再生されたオーディオデータそのものの送信の有無で判定してもよく、MP3ファイルに付加された付加情報の送信の有無で判定してもよい。
DJコントローラ2は、オーディオデータ受信部21、オーディオデータ出力部22、バッファ23、テンポ解析部24、再生操作制御部25、ループ再生制御部26、および接続異常判定部27を備える。
オーディオデータ受信部21は、コンピュータ3から送信されたオーディオデータを受信し、オーディオデータ出力部22に出力する。また、オーディオデータ受信部21は、受信したオーディオデータの一部を、ループ再生データとして、バッファ23内に格納する。
具体的には、オーディオデータ受信部21は、オーディオデータ受信部21で受信して、オーディオデータ出力部22に出力するタイミングに同期して、たとえば、オーディオデータAD1、AD2、AD3…の一小節分を、ループ再生データとしてバッファ23内に格納する。
オーディオデータ出力部22は、オーディオデータ受信部21から出力されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…をアナログデータに変換して、アナログケーブル6に出力し、スピーカー4から音声を出力させる。
テンポ解析部24は、オーディオデータ受信部21で受信されたオーディオデータのテンポを解析する。具体的には、テンポ解析部24は、受信されたオーディオデータにLPF(Low Pass Filter)処理を行い、所定の閾値以上の音圧レベル信号を検出し、検出された音圧レベル信号に基づいて、BPM(Beat Per Minute)を算出し、テンポ解析を行う。
オーディオデータAD1、AD2、AD3…の再生中、オーディオデータAD1、AD2、AD3…を特徴付けるイントロ区間、Aメロ区間、Bメロ区間、サビ区間、アウトロ区間等の特徴区間が展開され、テンポが変化した場合、テンポ解析部24は、バッファ23に変化後の一小節分のオーディオデータAD1、AD2、AD3…を、ループ再生データとしてバッファ23に格納する。
再生操作制御部25は、操作者がジョグダイヤル2C、テンポスライダー2D、パフォーマンスパッド2E等を操作したら、その操作に応じたエフェクト処理を行って再生操作制御信号として、オーディオデータ出力部22に出力する。オーディオデータ出力部22は、再生操作制御部25からの再生操作制御信号によるエフェクト処理を行って、オーディオデータをデジタル形式からアナログ形式の信号に変換する。
ループ再生制御部26は、コンピュータ3およびDJコントローラ2間に接続異常が生じ、オーディオデータ受信部21においてオーディオデータが受信できなくなった場合、バッファ23内に格納されたループ再生データを、オーディオデータ出力部22に出力し、ループ再生データを繰り返し再生することにより、スピーカー4から出力される音声が途切れることを防止する。
また、ループ再生制御部26は、オーディオデータ受信部21におけるオーディオデータの受信が再開したら、操作者がDJコントローラ2の所定のスイッチを操作したことを条件として、ループ再生データの出力から、オーディオデータ受信部21で受信されるオーディオデータの出力に切り替える。なお、ループ再生制御部26は、オーディオデータ受信部21によるオーディオデータの受信の再開をトリガとして、自動的にループ再生データからオーディオデータへの切り替えを行うように構成してもよい。
判定情報受信部としても機能する接続異常判定部27は、コンピュータ3から送信される接続判定情報を受信し、接続異常が生じたか否かを判定する。接続異常判定部27は、フラグ情報が変化したか、フラグ情報が受信されたか、オーディオデータが受信されなくなったかの少なくともいずれかに基づいて、接続異常が生じたと判定し、その結果を、ループ再生制御部26に出力する。なお、本実施形態では、接続異常判定部27は、オーディオデータAD1、AD2、AD3…に重畳された接続判定情報を受信しているが、これに限らず、オーディオデータAD1、AD2、AD3…とは別にコンピュータ3から送信される接続判定情報を、接続異常判定部27が受信するように構成してもよい。
ループ再生制御部26では、接続異常判定部27の異常判定をトリガとして、バッファ23内のループ再生データの出力を行う。なお、接続異常が生じる場合としては、デコーダ32のデコード誤り、DJコントローラ2の誤操作、ケーブル5の断線、端子脱落、コンピュータ3の異常終了等が考えられる。
[3]実施形態の作用および効果
次に、本発明のオーディオデータ送受信方法について、図3に示されるフローチャートに基づいて、説明する。
操作者が、コンピュータ3を操作して、記憶装置31内のオーディオデータAD1、AD2、AD3…を選択し、選択したオーディオデータAD1、AD2、AD3…の再生を開始すると、デコーダ32は、記憶装置31から選択されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…を呼び出し、オーディオデータAD1、AD2、AD3…の再生を開始する(手順S1)。
接続判定情報重畳部34は、再生されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…に所定のタイミングで接続判定情報を重畳させる(手順S2)。
オーディオデータ送信部33は、接続判定情報が重畳されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…を、ケーブル5を介して、DJコントローラ2に送信する(手順S3)。
DJコントローラ2のオーディオデータ受信部21は、コンピュータ3から送信されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…を受信し(手順S4)、オーディオデータ出力部22に出力する(手順S5)。この際、オーディオデータ受信部21は、オーディオデータAD1、AD2、AD3…の出力のタイミングに同期して、一小節分のオーディオデータAD1、AD2、AD3…の一部を、バッファ23内にループ再生データとして格納する(手順S6)。
オーディオデータ出力部22は、再生操作制御部25から出力されたエフェクト処理に基づいて、オーディオデータAD1、AD2、AD3…にエフェクト処理を行った後、デジタル−アナログ変換して、スピーカー4からアナログ音声を出力する(手順S7)。
接続異常判定部27は、コンピュータ3から送信されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…に重畳された接続判定情報を受信し(手順S8)、接続異常が生じているか否かを判定する(手順S9)。
接続異常が生じていない場合、手順S1からを繰り返す。
接続異常判定部27は、接続異常が生じたと判定されたら、エラーコードをループ再生制御部26に出力する。ループ再生制御部26は、バッファ23内のループ再生データに切り替え、オーディオデータ出力部22に出力し、ループ再生データの再生を行う(手順S10)。
接続異常判定部27は、接続判定情報が正常に復帰したか否かを判定し(手順S11)、オーディオデータAD1、AD2、AD3…の正常な受信が復帰していないと判定される場合は、ループ再生データの再生を繰り返す。
オーディオデータAD1、AD2、AD3…の正常な受信に復帰したと判定されたら、ループ再生制御部26は、DJコントローラ2の操作者の操作により、オーディオデータに復帰させる旨の指令が入力されたか否かを判定する(手順S12)。
復帰させる旨の指令が入力されない場合、ループ再生を維持し、復帰させる旨の指令が入力されたら、手順S1に戻り、オーディオデータの再生を再開する。
ここで、このような手順S12を介在させたのは、図4に示されるように、オーディオデータAD1、AD2、AD3…が出力される際のテンポT1と、バッファ23に格納されるループ再生データのテンポT2は同期しているので、一致している。したがって、オーディオデータAD1、AD2、AD3…からループ再生データの再生に滑らかに切り替えることができる。
一方、ループ再生データからオーディオデータAD1、AD2、AD3…に復帰させる場合、オーディオデータAD1、AD2、AD3…の復帰開始時のテンポT3は、ループ再生データのテンポT2と必ずしも一致しない。このため、ループ再生データのテンポT1から復帰したオーディオデータAD1、AD2、AD3…に切り替えると、テンポに狂いが生じ、違和感を持ってしまう。
そこで、操作者は、DJコントローラ2に接続されたモニターヘッドフォン等で復帰したオーディオデータAD1、AD2、AD3…を確認し、ループ再生データのテンポT2に一致させるように切り替え処理を行う。
これにより、違和感のない切り替え処理を行うことができる。
このような本実施形態によれば、DJコントローラ2内に接続異常判定部27という簡単な機能的手段を設けるだけで、オーディオデータAD1、AD2、AD3…が途切れたときに、ループ再生データによる再生に容易に切り替えることができる。
また、オーディオデータ受信部21で受信されたオーディオデータAD1、AD2、AD3…の一部をループ再生データとしてバッファ23に格納しているので、DJコントローラ2が、デコーダを必要とせず、DJコントローラ2の簡素化を図ることができる。
1…オーディオデータ制御システム、2…DJコントローラ、2A…プレーヤー部、2B…ミキサー部、2C…ジョグダイヤル、2D…テンポスライダー、2E…パフォーマンスパッド、2F…ミキシング部、2G…ミキシング部、2H…ミキシング部、2I…ミキシング部、3…コンピュータ、4…スピーカー、5…ケーブル、6…アナログケーブル、21…オーディオデータ受信部、22…オーディオデータ出力部、23…バッファ、24…テンポ解析部、25…再生操作制御部、26…ループ再生制御部、27…接続異常判定部、31…記憶装置、32…デコーダ、33…オーディオデータ送信部、34…接続判定情報重畳部、AD1…オーディオデータ、AD2…オーディオデータ、AD3…オーディオデータ、T1…テンポ、T2…テンポ、T3…テンポ。

Claims (7)

  1. オーディオデータを再生し、送信するオーディオデータ送信装置と通信可能に接続され、前記オーディオデータを受信するオーディオデータ制御装置であって、
    前記オーディオデータ送信装置との接続異常の有無を判定する接続判定情報を受信する判定情報受信部と、
    前記オーディオデータを受信するオーディオデータ受信部と、
    前記オーディオデータ受信部により受信したオーディオデータを、外部に出力するオーディオデータ出力部と、
    前記オーディオデータ受信部により受信したオーディオデータの一部を、前記オーディオデータ受信部の受信と同期して記憶するバッファと、
    前記オーディオデータに重畳された接続判定情報に基づいて、前記オーディオデータ送信装置との接続異常が生じたか否かを判定する接続異常判定部と、
    前記接続異常判定部により、接続異常または接続異常とみなせると判定されたら、前記バッファ内に記憶されたオーディオデータを、繰り返し再生するループ再生制御部と、を備えていることを特徴とするオーディオデータ制御装置。
  2. オーディオデータを再生し、送信するオーディオデータ送信装置と通信可能に接続され、前記オーディオデータを受信するオーディオデータ制御装置であって、
    前記オーディオデータには、接続異常の有無を判定する接続判定情報が重畳され、
    前記オーディオデータを受信するオーディオデータ受信部と、
    前記オーディオデータ受信部により受信したオーディオデータを、外部に出力するオーディオデータ出力部と、
    前記オーディオデータ受信部により受信したオーディオデータの一部を、前記オーディオデータ受信部の受信と同期して記憶するバッファと、
    前記オーディオデータに重畳された接続判定情報に基づいて、前記オーディオデータ送信装置との接続異常が生じたか否かを判定する接続異常判定部と、
    前記接続異常判定部により、接続異常または接続異常とみなせると判定されたら、前記バッファ内に記憶されたオーディオデータを、繰り返し再生するループ再生制御部と、を備えていることを特徴とするオーディオデータ制御装置。
  3. オーディオデータ制御装置と通信可能に接続され、前記オーディオデータ制御装置に再生したオーディオデータを送信するオーディオデータ送信装置であって、
    圧縮されたオーディオデータを再生するオーディオデータ再生部と、
    再生されたオーディオデータに、接続異常の有無を判定する接続判定情報を重畳する接続判定情報重畳部と、
    前記接続判定情報重畳部により接続判定情報が重畳されたオーディオデータを、送信するオーディオデータ送信部と、
    を備えていることを特徴とするオーディオデータ送信装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載のオーディオデータ制御装置において、
    前記接続判定情報は、前記オーディオデータ中に所定のタイミングで重畳されるフラグ情報であることを特徴とするオーディオデータ制御装置。
  5. 請求項3に記載のオーディオデータ送信装置において、
    前記接続判定情報は、前記オーディオデータ中に所定のタイミングで重畳されるフラグ情報であることを特徴とするオーディオデータ送信装置。
  6. 再生されたオーディオデータを送信するオーディオデータ送信装置と、前記オーディオデータ送信装置と通信可能に接続され、前記再生されたオーディオデータを受信するオーディオデータ制御装置との間で行われるオーディオデータ送受信方法であって、
    前記オーディオデータ送信装置により、
    圧縮されたオーディオデータを再生する手順と、
    再生されたオーディオデータに、接続異常の有無を判定する接続判定情報を重畳させる手順と、
    を実施し、
    前記オーディオデータ制御装置により、
    前記接続判定情報が重畳されたオーディオデータを受信する手順と、
    受信された接続判定情報に基づいて、前記オーディオデータ送信装置および前記オーディオデータ制御装置間の接続異常が生じたか否かを判定する手順と、
    接続異常が生じたまたは接続異常とみなせると判定されたら、受信されたオーディオデータの一部を繰り返し再生する手順と、
    を実施することを特徴とするオーディオデータ送受信方法。
  7. コンピュータを、請求項3または請求項5に記載のオーディオデータ送信装置として機能させることを特徴とするオーディオデータ送信プログラム。
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