JPH11202212A - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JPH11202212A
JPH11202212A JP10016472A JP1647298A JPH11202212A JP H11202212 A JPH11202212 A JP H11202212A JP 10016472 A JP10016472 A JP 10016472A JP 1647298 A JP1647298 A JP 1647298A JP H11202212 A JPH11202212 A JP H11202212A
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JP
Japan
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switching device
power
microscope
module
origin position
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JP10016472A
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Inventor
Katsumi Ogino
克美 荻野
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、かつ、煩雑なイニシャライズ動作を
低減した顕微鏡を提供すること。 【解決手段】 上記実施形態では、ソフトウェア終了時
に自動的に励起フィルタ112a、112b等の光学コ
ンポーネントを切り換えるタレット板112等の切換装
置の最後の設定状態を記憶しておく。これにより、次回
の電源オン時にどこに原点があるか分かり、最短距離で
原点位置に到達できる。あるいは、ソフトウェア終了時
に自動的にタレット板112等の切換装置を原点位置に
戻しておくので、次回の電源オン時にはイニシャライズ
処理を行う必要がない。すなわち、ソフトウェア終了時
にイニシャライズ処理を先取りしてファイナライズ処理
を実行するか、あるいは最後の設定状態を記憶するファ
イナライズ処理を実行することにより、原点位置に到達
するまでの移動距離ならびに移動時間をともに最短化す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルタ、対物レ
ンズ等の光学コンポーネントを必要に応じて適宜切り換
えて観察することができる顕微鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の顕微鏡として、特性が異なる1組
のフィルタその他の複数の光学コンポーネントから任意
の1つを選択して光路中に配置する切換装置を備えるも
のがある。このような顕微鏡では、上記のような切換装
置を適宜操作して所望の観察条件を設定する。
【0003】例えば、共焦点レーザ走査顕微鏡では、分
解能及び画質ともに最適な画像を得るため、レーザ照明
強度、検出器の感度、ピンホールの大きさ等の装置設定
を適切に行わなければならない。さらに、蛍光像検出用
の共焦点レーザ走査顕微鏡では、励起フィルタ、ダイク
ロイックミラー、及びバリアフィルタを、使用する蛍光
色素に応じて適宜変更しなければならない。
【0004】最近の装置では、以上の装置設定をコンピ
ュータ制御できるように、ピンホール、励起フィルタ、
ダイクロイックミラー、バリアフィルタ等の各種光学コ
ンポーネント用の切換装置を電動化している。その理由
は、共焦点レーザ走査顕微鏡では、元来画像の取り込み
や記録、走査範囲や走査速度の変更のためにコンピュー
タ制御が必須であるが、上記のような光学コンポーネン
トに関する装置設定も一括してコンピュータ制御するこ
とで、共焦点レーザ走査顕微鏡の操作性をより高め得る
からである。
【0005】ところで、切換装置の電動化には、切換装
置がどのように設定されているかという検出機能を必要
とする。光学コンポーネントが励起フィルタである場合
を例にとると、切換装置に複数枚取り付けられている励
起フィルタのうち、どれが現在光路に挿入されているか
を検出しなければならない。
【0006】ここで、切換装置の電動化について具体的
に説明する。例えば、複数枚の励起フィルタを円板の中
心から所定の半径位置に並べ、円板の中心にモータを連
結することによって円板を回転させ、各励起フィルタの
位置で順次停止するようにしてやる。その際、どの励起
フィルタが光路中に挿入されているかを検出するため
の、直接的で確実な検出方法として、アブソリュート・
エンコーダ方式がある。例えば、各励起フィルタの位置
に複数の磁石を固有パターンで配置し、複数のホール素
子を備える検出器にて励起フィルタの絶対位置を検出す
る。一方、安価な検出方法として、基準となる原点位置
のみを検出する方法がある。例えば、特定の励起フィル
タを原点としてこれに対応する位置にのみ切欠や開口を
設ける。そして、このような切欠や開口をフォトインタ
ラプタ等で原点位置として検出し、残りの励起フィルタ
の位置については、コンピュータに組み込んだソフトウ
ェアにカウンタ機能と移動方向制御機能とを設け、上記
の原点位置からの相対的な番地検出として位置制御を行
う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前者の位置検出方法
は、検出が直接的なので誤動作が少なく検出結果に安定
度があり、かつ、電源立ち上げの際にどの光学コンポー
ネントが光路中に挿入されているかを直ちに検出できる
が、欠点として、機構が複雑で高価になるということが
できる。
【0008】一方、後者の位置検出方法は、機構も簡単
で安価であるが、欠点として、電源立ち上げ時に切換装
置が原点位置にいない場合、どの光学コンポーネントが
光路に挿入されているかが分からないので、光学コンポ
ーネントを配置した円板を決められた特定方向に原点が
見つかるまで回転させるというイニシャライズ動作を行
わねばならなくなる。つまり、電源立ち上げ時の始動位
置の隣りに原点があっても、イニシャライズ動作の際の
回転方向が逆の場合、ほぼ一周しないと原点が見つから
ないことになり、電源立ち上げごとに無駄な動作を繰返
すことになる。
【0009】本発明では、このような従来の問題点に鑑
み、安価で、かつ、煩雑なイニシャライズ動作を低減し
た顕微鏡を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の顕微鏡は、試料を照明する照明系と前記試
料の像を検出する観察系とのいずれかを構成するととも
に複数の光学素子を光路中に択一的に配置する切換装置
と、前記複数の光学素子のうちいずれの光学素子が光路
上に配置されているかを前記切換装置の基準位置からの
相対的変位として検出する状態検出装置とを備える顕微
鏡において、前記状態検出装置に対する電源の遮断を指
示する遮断信号を発生する電源スイッチと、前記電源ス
イッチが前記遮断信号を発生した場合に、前記状態検出
装置に対する前記電源の接続直後に前記切換装置の前記
相対的変位が分かるような初期化準備を行う状態管理装
置と、前記状態管理装置の動作後に前記位置検出装置に
対し電源を遮断する電源制御装置とを備えることを特徴
とする。
【0011】また、好ましい態様によれば、前記状態管
理装置が、前記電源スイッチが前記遮断信号を発生した
場合に前記切換装置の前記相対的変位を記憶することを
特徴とする。
【0012】また、好ましい態様によれば、前記状態管
理装置が、前記電源スイッチが前記遮断信号を発生した
場合に前記切換装置を前記基準位置に移動させることを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る顕微鏡の具体
的な実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0014】図1は、共焦点レーザ走査顕微鏡の構造を
説明する模式図である。この共焦点レーザ走査顕微鏡
は、顕微鏡本体として、照明用のレーザ光を発生するレ
ーザ光源11と、レーザ光源11から出射したレーザ光
から特定波長の励起光を選択する励起フィルタモジュー
ル12と、励起光の強度を調節する調光装置13と、励
起光のビーム径を拡大するビームエキスパンダ14と、
試料SPに照射する励起光と試料SPから発生する蛍光
とを分離するためのダイクロイックミラーモジュール2
1と、励起光を試料SP位置で2次元的に走査するため
の操作装置であるスキャナモジュール22と、リレーレ
ンズ23と、励起光を試料SP位置に集光する対物光学
系24と、試料SPを支持して3次元に移動可能なステ
ージ25と、試料SPから出射して対物光学系24、リ
レーレンズ23及びスキャナモジュール22を逆行して
ダイクロイックミラーモジュール21を透過した蛍光か
らノイズ光を除去するバリアフィルタモジュール26
と、バリアフィルタモジュール26を通過した蛍光を集
光する集光レンズ27と、共焦点効果を生じさせるため
のピンホールモジュール28と、ピンホールモジュール
28を通過した蛍光を検出する検出器29とを備える。
なお、レーザ光源11と励起フィルタモジュール12と
ビームエキスパンダ14とダイクロイックミラーモジュ
ール21とリレーレンズ23と対物光学系24とによっ
て照明系が構成されている。また、対物光学系24とリ
レーレンズ23とスキャナモジュール22とダイクロイ
ックミラーモジュール21とバリアフィルタモジュール
26と集光レンズ27とピンホールモジュール28と検
出器29とによって観察系が構成されている。
【0015】レーザ光源11は、例えば波長488n
m、568nm、647nmの複数のレーザ光を発生す
るマルチラインタイプのレーザになっている。
【0016】励起フィルタモジュール12は、透過波長
特性の異なる複数の励起フィルタ112a、112bを
有する。これらの励起フィルタ112a、112bは、
切換装置であるタレット板112に固定されており、光
路上に択一的に配置可能となっている。タレット板11
2を駆動装置34内に設けた電動モータによって適宜回
転させることにより、使用する蛍光色素の種類に応じて
試料SPに照射する励起光の波長を適宜選択できる。
【0017】調光装置13は、円周方向で濃度が連続的
に変化するNDフィルタ113を内蔵する。このNDフ
ィルタ113を駆動装置35内に設けた電動モータによ
って回転駆動することにより、試料SPに照射する励起
光のレーザパワーを調節することができる。
【0018】ダイクロイックミラーモジュール21は、
波長特性が異なる複数のダイクロイックミラー121
a、121bを備えている。これらのダイクロイックミ
ラー121a、121bは、タレット板121に固定さ
れて光路上に択一的に配置可能となっている。タレット
板121を駆動装置36内に設けた電動モータによって
適宜回転させることにより、試料SPに照射する励起光
の波長に応じた反射特性を有するダイクロイックミラー
を光路上に配置することができる。
【0019】対物光学系24は、倍率が異なる複数の対
物レンズ24a、24b、24cを備える。これらの対
物レンズ24a、24b、24cは、図示を省略するレ
ボルバに固定されており、光路上に択一的に配置可能と
なっている。レボルバを駆動装置37内に設けた電動モ
ータによって適宜回転させることにより、試料SPの蛍
光像を得る際の拡大率を適宜調整することができる。
【0020】バリアフィルタモジュール26は、波長特
性が異なる複数のバリアフィルタ126a、126bを
備えている。これらのバリアフィルタ126a、126
bは、タレット板126に固定されて光路上に択一的に
配置可能となっている。タレット板126を駆動装置3
8によって適宜回転させることにより、試料SPの蛍光
像を検出する際の蛍光波長に応じた透過特性を有するバ
リアフィルタを光路上に配置することができる。
【0021】ピンホールモジュール28は、直径が異な
る複数のピンホール128a、128bを形成したタレ
ット板128を内蔵する。このタレット板128を駆動
装置39内に設けた電動モータで適宜回転駆動すること
により、観察の対象となる蛍光波長や対物レンズ24a
の開口数に対応した直径のピンホールを選択して光路上
に配置することができる。なお、ピンホールモジュール
28として、虹彩絞り式のピンホールを用い、連続的に
ピンホールサイズを変更することとしてもよい。
【0022】検出器29は、例えば光電子増倍管で構成
され、感度調整装置46によって蛍光像の検出感度を調
整可能となっている。
【0023】以下、顕微鏡本体の動作について説明す
る。レーザ光源11から出射した励起光は、励起フィル
タモジュール12及び調光装置13で波長及び強度が適
当に調整され、ビームエキスパンダ14によって対物レ
ンズ24aの瞳を満たす程度にビーム径が拡げられる。
ビームエキスパンダ14を通過した励起光は、ダイクロ
イックミラーモジュール21に組み込んだダイクロイッ
クミラー121aによって反射され、スキャナモジュー
ル22及びリレーレンズ23を介して対物レンズ24a
に導かれ、試料SPを2次元走査する。ここで、リレー
レンズ23は、スキャナモジュール22に組み込まれた
一対のスキャナミラー22a、22bを対物レンズ24
aの瞳面に写像する役割を果たす。試料SPより発した
蛍光は、対物レンズ24a、リレーレンズ23、スキャ
ナモジュール22を逆進し、ダイクロイックミラー12
1aを透過する。ダイクロイックミラー121aを透過
した蛍光は、バリアフィルタモジュール26に設けたバ
リアフィルタ126aを通過し、集光レンズ27を介し
て集光スポットとして適当なサイズのピンホール128
aを通過し、適当な感度に調整された検出器29によっ
て光電変換される。
【0024】以下、共焦点レーザ走査顕微鏡の制御系に
ついて説明する。この共焦点レーザ走査顕微鏡は、制御
系として、励起フィルタモジュール12、調光装置1
3、ダイクロイックミラーモジュール21、対物光学系
24、バリアフィルタモジュール26及びピンホールモ
ジュール28をそれぞれ駆動するとともにこれらの設定
状態をそれぞれ検出する駆動装置34、35、36、3
7、38、39と、検出器29を駆動してその感度を調
整する感度調整装置46と、検出器29が検出した信号
に適当な画像処理を施す画像処理装置47と、画像処理
装置47で処理した信号を画像として映し出す画像モニ
タ48と、これらを統括制御するコンピュータ50と、
コンピュータ50に共焦点レーザ走査顕微鏡の動作に必
要な数値やコマンドを入力するためのキーボード等の入
力装置49とを備える。
【0025】さらに、制御系は、観察者の操作によって
共焦点レーザ走査顕微鏡の電源をオン・オフするための
スイッチ信号を発生する電源スイッチ62と、この電源
スイッチ62が発生するスイッチ信号に応じて電源をコ
ンピュータ50、駆動装置34、35、36、37、3
8、39等に接続したり遮断する電源制御装置61とを
備える。
【0026】コンピュータ50は、入力装置49からの
コマンド等に応じ、駆動装置34、36、38を介して
試料SPを照明する励起波長と試料SPから検出する蛍
光波長とを制御し、駆動装置37を介して試料SPの拡
大率を制御する。また、コンピュータ50は、駆動装置
35を介して試料SPに照射するレーザパワーを制御
し、駆動装置39を介してピンホールサイズを制御し、
感度調整装置46を介して試料SPの蛍光像の検出感度
を制御する。
【0027】この際、コンピュータ50は、駆動装置3
4、35、36、37、38、39による番地検出結果
に基づいて、励起フィルタモジュール12、調光装置1
3、ダイクロイックミラーモジュール21、対物光学系
24、バリアフィルタモジュール26及びピンホールモ
ジュール28の設定状態をそれぞれ記憶する。具体的に
は、検出した番地に対応する励起波長、レーザパワー、
蛍光波長、倍率、及びピンホールサイズが記憶されるこ
とになる。
【0028】図2は、図1に示す励起フィルタモジュー
ル12及び駆動装置34の構造及び動作を説明する図で
ある。図2(a)は、側方部分断面図であり、図2
(b)は、正面図である。切換装置であるタレット板1
12は、駆動装置34に設けられてデジタル制御可能な
電動モータであるパルスモータ34aによって中心軸の
回りに回転可能となっている。パルスモータ34aによ
ってタレット板112を適宜回転させることにより、タ
レット板112に固定された励起フィルタ112a〜1
12dのいずれか1つを光路OP上に配置することがで
きる。
【0029】タレット板112の縁部分の一箇所には、
開口112eが形成されている。この開口112eは、
タレット板112の原点位置を検出するためのものであ
る。原点に対応する特定の励起フィルタ112aが光路
OP上に配置されている場合は、駆動装置34のフォト
インタラプタ34bによって開口112eの存在を検出
できるので、この際のタレット板112の位置を原点位
置とする。他の励起フィルタ112b〜112dを光路
OP上に配置する場合は、コンピュータ50によってソ
フトウェア的な制御を行いつつタレット板112を必要
な位置に回転させる。具体的には、コンピュータ50に
よってパルスモータ34aの回転方向と駆動パルスとを
監視しつつパルスモータ34aを回転させる。これによ
り、タレット板112を相対的に変位させて任意の励起
フィルタ112b〜112dを光路OP上に適宜配置す
ることができるとともに、いずれの励起フィルタ112
b〜112dが光路OP上に配置されているかを相対番
地として検出することができる。この際、タレット板1
12の適所に原点位置を含む4つの回転位置でこのタレ
ット板112を一時的に保持するクリック機構を設け
て、各励起フィルタ112a〜112dが正確に光路O
P上に配置されるように設定することもできる。
【0030】なお、図1の調光装置13に設けたNDフ
ィルタ113(この場合、光学コンポーネントと切換装
置を兼用する)の周囲にも、図示を省略しているが、原
点位置検出用の開口を設けてある。これにより、コンピ
ュータ50は、駆動装置35に組み込んだフォトインタ
ラプタ(図示を省略)を介して原点位置を検出すること
ができる。また、コンピュータ50は、励起フィルタモ
ジュール12の場合と同様にソフトウェア的な制御を行
うことによって、NDフィルタ113を必要な回転位置
に移動させることができるとともに、NDフィルタ11
3の回転位置を相対番地として検出することができる。
【0031】また、ダイクロイックミラーモジュール2
1に設けた切換装置であるタレット板121の周囲に
も、図示を省略しているが、原点位置検出用の開口を設
けてある。これにより、コンピュータ50は、駆動装置
36に組み込んだフォトインタラプタ(図示を省略)を
介して原点位置を検出することができる。また、コンピ
ュータ50は、励起フィルタモジュール12の場合と同
様にソフトウェア的な制御を行うことによって、タレッ
ト板121を必要な回転位置に移動させて任意のダイク
ロイックミラー121a、121bを光路上に配置する
ことができるとともに、このタレット板121の回転位
置を相対番地として検出することができる。
【0032】また、対物光学系24に設けた切換装置で
あるレボルバ(図示を省略)の周囲にも、原点位置検出
用の開口を設けてある。これにより、コンピュータ50
は、駆動装置37に組み込んだフォトインタラプタ(図
示を省略)を介して原点位置を検出することができる。
また、コンピュータ50は、ソフトウェア的な制御を行
うことによって、レボルバを必要な回転位置に移動させ
て任意の対物レンズ24a、24b、24cを光路上に
配置することができるとともに、レボルバの回転位置を
相対番地として検出することができる。
【0033】また、バリアフィルタモジュール26に設
けた切換装置であるタレット板126の周囲にも、図示
を省略しているが、原点位置検出用の開口を設けてあ
る。これにより、コンピュータ50は、駆動装置38に
組み込んだフォトインタラプタ(図示を省略)を介して
原点位置を検出することができる。また、コンピュータ
50は、ソフトウェア的な制御を行うことによって、タ
レット板126を必要な回転位置に移動させて任意のバ
リアフィルタ126a、126bを光路上に配置するこ
とができるとともに、このタレット板126の回転位置
を相対番地として検出することができる。
【0034】また、ピンホールモジュール28のタレッ
ト板126の周囲にも、図示を省略しているが、原点位
置検出用の開口を設けてある。これにより、コンピュー
タ50は、駆動装置39に組み込んだフォトインタラプ
タ(図示を省略)を介して原点位置を検出することがで
きる。また、コンピュータ50は、ソフトウェア的な制
御を行うことによって、タレット板128を必要な回転
位置に移動させて任意のピンホール128a、128b
を光路上に配置することができるとともに、このタレッ
ト板128の回転位置を相対番地として検出することが
できる。
【0035】以下、図1の共焦点レーザ走査顕微鏡を用
いた蛍光画像の読み取りについて説明する。
【0036】観察者が電源スイッチ62を操作して電源
制御装置61が制御系に電源接続すると、コンピュータ
50は、励起フィルタモジュール12、調光装置13、
ダイクロイックミラーモジュール21、対物光学系2
4、バリアフィルタモジュール26、及びピンホールモ
ジュール39について相対番地検出のためのイニシャラ
イズ処理を行う。
【0037】図3は、イニシャライズ処理を説明する図
である。図3(a)は、イニシャライズ処理の一例を示
し、図3(b)は、イニシャライズ処理の他の例を示す
フローチャートである。
【0038】図3(a)に示すイニシャライズ処理で
は、電源遮断時に予め記憶してある各切換装置ごとの相
対番地を読み出す(ステップS1)。次に、各駆動装置
34、35、36、37、38、39を制御し、読み出
した相対番地に基づいて、切換装置であるタレット板1
12、121、126、128と、NDフィルタ113
と、対物光学系24のレボルバとを原点位置と予測され
る位置に移動させる(ステップS2)。この際、各タレ
ット板112、121、126、128の回転方向と、
NDフィルタ113の回転方向と、対物光学系24のレ
ボルバの回転方向とは、回転量が最小になるようにす
る。つまり、各切換装置の相対番地が分かっているので
あるから、これらの相対番地から基準となる原点位置ま
での回転量を少なくすることができる回転方向を簡易に
判定できる。次に、各切換装置が基準となる原点位置に
あるか否かを検出する(ステップS3)。各切換装置が
原点位置にあれば、処理を終了し、何れかの切換装置が
原点位置になければ、その切換装置を特定方向に段階的
に回転させて原点位置を検出する(ステップS4)。以
上のようなステップS3、S4を設けているのは、顕微
鏡の切換装置が人為的にアクセス可能な構造になってい
ることを考慮したものである。つまり、顕微鏡が稼働状
態にない時に強制的に切換装置の位置が変更されている
可能性もあるので、各切換装置が原点位置にあるかどう
かの確認を行って、原点位置になければ原点位置に移動
させることとしているのである。また、顕微鏡が稼働状
態にある時に停電等によってソフトウェハが各切換装置
の相対番地を記憶できなかった場合にも、ステップS
3、S4で各切換装置を原点位置に移動させることがで
きる。
【0039】図3(b)に示す別のイニシャライズ処理
では、前回の観察終了時に各切換装置を原点位置に移動
させていることを前提として、まず各切換装置が原点位
置にあるか否かを検出する(ステップS11)。各切換
装置が原点位置にあれば、処理を終了し、何れかの切換
装置が原点位置になければ、その切換装置のタレット板
等の切換装置を特定方向に段階的に回転させて原点位置
を検出する(ステップS12)。
【0040】以上のようにして、イニシャライズ処理が
終了すると、観察者は、入力装置49を通じて、励起フ
ィルタモジュール12、調光装置13、ダイクロイック
ミラーモジュール21、対物光学系24、バリアフィル
タモジュール26、及びピンホールモジュール39を所
望の装置条件に設定する。
【0041】具体的に説明すると、観察者は、試料SP
の画像取り込みにあたり、まず、基本となる装置条件の
設定として、使用する蛍光色素の種類と導入量、実験継
続時間、対物レンズの倍率とN.A.をコンピュータ5
0に入力する。コンピュータ50は、以上のようにして
入力された情報に基づいて駆動装置34、36、37、
38を制御して、励起フィルタモジュール12、ダイク
ロイックミラーモジュール21、対物光学系24、バリ
アフィルタモジュール26を入力情報に対応する装置条
件に設定する。
【0042】さらに、コンピュータ50は、基本となる
装置条件の設定以外の装置条件として、共焦点レーザ走
査顕微鏡として期待される分解能を与えるピンホールサ
イズの標準値と、蛍光像に十分なコントラストが得られ
るようなレーザパワーの標準値と、適切な輝度の画像を
得るための検出感度の標準値とを自動的に算出する。コ
ンピュータ50は、算出された標準値に基づいて駆動装
置35、39を制御して、調光装置13、ピンホールモ
ジュール39、及び検出器29を標準値に対応する装置
条件に設定する。以上のような調光装置13、ピンホー
ルモジュール39、及び検出器29の装置条件は、観察
者が入力装置49を通じて直接設定することもできる。
【0043】なお、マルチユーザ環境で使用される顕微
鏡では、装置条件の設定に際して、コンピュータ50に
観察者ごとに所有するセットアップファイルの読み取り
を要求させることもできる。このようなセットアップフ
ァイルには、各人固有の標準的な装置設定が記憶されて
いる。コンピュータ50は、セットアップファイルの内
容を読み取り、駆動装置34、35、36、37、3
8、39、46を制御して、その観察者にとって標準的
な装置条件の設定を行う。これにより、マルチユーザ環
境において、煩雑な装置設定なしにすぐに顕微鏡をカス
タマイズされた使用状態にすることができるという操作
性を確保することができる。
【0044】図4は、ファイナライズ処理を説明する図
である。ファイナライズ処理は、顕微鏡による観察を終
了する際に行うもので、次の電源投入の際のイニシャラ
イズ処理を迅速で効率的なものとする目的を有する。な
お、ここでのファイナライズ処理は、イニシャライズ処
理を効率化するための準備処理としての意味を有する。
【0045】図4(a)は、図3(a)のイニシャライ
ズ処理に対応するファイナライズ処理の一例を示し、図
4(b)は、図3(b)のイニシャライズ処理に対応す
るファイナライズ処理の他の例を示すフローチャートで
ある。
【0046】図4(a)に示すファイナライズ処理で
は、まず顕微鏡の電源スイッチ62がオフにされたか否
かを判断する(ステップS21)。ステップS21で電
源スイッチ62がオフと判断された場合、現在の各切換
装置の相対番地を記憶する(ステップS22)。最後
に、電源制御装置62を制御して、各切換装置を駆動す
る各駆動装置34、35、36、37、38、39への
電源の接続を遮断する。
【0047】図4(b)に示すファイナライズ処理で
は、まず顕微鏡の電源スイッチ62がオフにされたか否
かを判断する(ステップS31)。ステップS31で電
源スイッチ62がオフと判断された場合、各切換装置を
原点位置に移動させる(ステップS32)。最後に、電
源制御装置62を制御して、各切換装置を駆動する各駆
動装置34、35、36、37、38、39の電源の接
続を遮断する。
【0048】上記実施形態では、ソフトウェア終了時に
自動的に最後の設定状態を記憶しておくので(図4
(a))、次回の電源オンに際してどこに原点があるか
分かり、最短距離で原点位置に到達できる。あるいは、
ソフトウェア終了時に原点位置に戻しておくので(図4
(b))、次回の電源オンに際してイニシャライズ処理
を行う必要がない。すなわち、ソフトウェア終了時にイ
ニシャライズ処理を先取りしてファイナライズ処理を実
行するか、あるいは最後の設定状態を記憶するファイナ
ライズ処理を実行することにより、原点位置に到達する
までの移動距離及び移動時間をともに最短化することが
できる。これにより、顕微鏡のイニシャライズ動作を軽
減することができ、長期間における顕微鏡の安定性の確
保及び長寿命化を図ることができる。顕微鏡の長寿命化
について一例を挙げて具体的に説明する。顕微鏡の1回
の使用で1種類の蛍光試薬のみを使用するのが通常であ
るから、一度切換装置を設定した後は装置設定もほとん
ど変わることがない。上記実施形態のイニシャライズ処
理及びファイナライズ処理を採用した場合、原点位置へ
の移動が平均して半減する。このように原点位置への移
動を低減することにより、切換装置の動作量を低減して
切換装置ひいては顕微鏡全体の寿命を延ばすことができ
る。
【0049】以上実施形態に即してこの発明を説明した
が、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
い。例えば、共焦点レーザ走査顕微鏡以外の各種顕微鏡
であって電動化した切換装置を備えるものおいても、こ
のような切換装置について上記のようなファイナライズ
処理を行うことにより、イニシャライズ処理が迅速にな
って切換装置の寿命も延びる。
【0050】また、上記実施形態では、すべての切換装
置について原点位置のみを検出して相対番地を求める制
御を行っているが、いずれかの一部の切換装置(例えば
NDフィルタ113)については、その番地検出をアブ
ソリュート・エンコーダ方式で行うこともできる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の顕微鏡によれば、前記電源スイッチが前記遮断信号を
発生した場合に前記状態検出装置に対する前記電源の接
続直後に前記切換装置の前記相対的変位が分かるような
初期化準備を行う状態管理装置と、前記状態管理装置の
動作後に前記位置検出装置に対し電源を遮断する電源制
御装置とを備えるので、前記電源を一旦遮断した後に前
記電源を再度投入した場合、電源投入直後に前記切換装
置の前記相対的変位が分かり、電源投入直後の前記切換
装置の初期化を効率的で迅速なものとすることができ
る。
【0052】また、好ましい態様によれば、前記状態管
理装置が、前記電源スイッチが前記遮断信号を発生した
場合に前記切換装置の前記相対的変位を記憶するので、
当該相対的変位を読み出すことにより、電源投入直後の
前記切換装置の初期化を迅速に実行することができる。
【0053】また、好ましい態様によれば、前記状態管
理装置が、前記電源スイッチが前記遮断信号を発生した
場合に前記切換装置を前記基準位置に移動させるので、
電源投入直後に初期化のために前記切換装置を動作させ
る必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である共焦点レーザ走査顕
微鏡の構造を説明するためのブロック図である。
【図2】図1の共焦点レーザ走査顕微鏡の波長選択装置
を説明する図である。
【図3】図1の共焦点レーザ走査顕微鏡の動作を説明す
る図である。
【図4】図1の共焦点レーザ走査顕微鏡の動作を説明す
る図である。
【符号の説明】
11 レーザ光源 12 励起フィルタモジュール 13 調光装置 14 ビームエキスパンダ 21 ダイクロイックミラーモジュール 22 スキャナモジュール 23 リレーレンズ 24 対物光学系 26 バリアフィルタモジュール 27 集光レンズ 28 ピンホールモジュール 29 検出器 34,35,36,37,38,39,46 駆動装置 47 画像処理装置 48 画像モニタ 49 入力装置 50 コンピュータ 61 電源スイッチ 62 電源制御装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を照明する照明系と前記試料の像を
    検出する観察系とのいずれかを構成するとともに複数の
    光学素子を光路中に択一的に配置する切換装置と、前記
    複数の光学素子のうちいずれの光学素子が光路上に配置
    されているかを前記切換装置の基準位置からの相対的変
    位として検出する状態検出装置とを備える顕微鏡におい
    て、 前記状態検出装置に対する電源の遮断を指示する遮断信
    号を発生する電源スイッチと、 前記電源スイッチが前記遮断信号を発生した場合に、前
    記状態検出装置に対する前記電源の接続直後に前記切換
    装置の前記相対的変位が分かるような初期化準備を行う
    状態管理装置と、 前記状態管理装置の動作後に前記位置検出装置に対し電
    源を遮断する電源制御装置とを備えることを特徴とする
    顕微鏡。
  2. 【請求項2】 前記状態管理装置は、前記電源スイッチ
    が前記遮断信号を発生した場合に前記切換装置の前記相
    対的変位を記憶することを特徴とする請求項1記載の顕
    微鏡。
  3. 【請求項3】 前記状態管理装置は、前記電源スイッチ
    が前記遮断信号を発生した場合に前記切換装置を前記基
    準位置に移動させることを特徴とする請求項1記載の顕
    微鏡。
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