JPH11202068A - 機器のカバー組立て構造及び方法 - Google Patents

機器のカバー組立て構造及び方法

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JPH11202068A
JPH11202068A JP10002583A JP258398A JPH11202068A JP H11202068 A JPH11202068 A JP H11202068A JP 10002583 A JP10002583 A JP 10002583A JP 258398 A JP258398 A JP 258398A JP H11202068 A JPH11202068 A JP H11202068A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器のカバー組立て構造及び方法において、
機器の構造上、外装カバーが複数に分割されている場合
に、その外装カバーを固定するための留めネジ類が機器
の外部から見えないようにし、しかも側板を覆い隠すよ
うにして美観を損なわないようにする。 【解決手段】 本体フレーム側板21の外面側に装着さ
れるサイドカバー2,3と、本体フレーム側板21の内
面側に装着されるフロントサイドカバー52と、このフ
ロントサイドカバー52の後端縁とカバー下55との間
に挿入・固定されるスペーサ53とから成り、サイドカ
バー2,3は本体フレーム側板21に装着されることに
より位置決めされ、フロントサイドカバー52は、本体
フレーム側板21に装着されると共にスペーサ53が挿
入・固定されることにより位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージスキャ
ナ、ファクシミリ、コピー機等の機器に適用されるカバ
ー組立て構造及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の機器のカバー組立て構造
において、機器の構造上、外装カバーが細かく分割され
る場合、カバー取り付けのための留めネジが外側に露出
したものとなる。また、原稿画像を読み取る読み取りユ
ニット(スキャナ部)と、受信し又は読み取った画像を
記録用紙に記録する記録部とを備えた画像読取り・記録
装置において、装置全体の形状を小型化するために、記
録部の上方にスキャナ部の一部が被さるような関係に配
置した構成を採用することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、機器の外面
に留めネジ類が露出すると、デザイン上、好ましくな
い。また、上記のような画像読取り・記録装置の構成を
採用した場合、記録部の記録ヘッドでのインク交換や搬
送通路での記録用紙のジャム処理のために、記録部の上
方を開放する必要性がある。そこで、スキャナ部を両側
面で装置本体に対して回動自在に軸支する構成が考えら
れる。この場合、スキャナ部を機器本体フレームに取り
付けられた金属板でなる左右の側板の間に回動可能に設
ける構成を取ることになる。そのような構成では、デザ
イン上の理由から金属板でなる側板を目隠しするため
に、側板の内外面を化粧用のサイドカバーで覆うことに
なるが、その場合、サイドカバー固定のための留めネジ
類が外面に露出し易い。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、機器の構造上、外装カバーが複
数に分割されている場合において、その外装カバーを固
定するための留めネジ類が機器の外面から見えないよう
にし、特に、画像読取りユニットが装置本体の側板に回
動自在に設けられているような場合に、この側板を覆い
隠すようにして美観を損なわないようにした機器のカバ
ー組立て構造及び方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、機器の本体フレームの左右両側に
取り付けられた側板の各々を内外面からカバーで覆って
なる機器のカバー組立て構造であって、側板の外面側に
装着される外サイドカバーと、側板の内面側に装着され
る内サイドカバーと、内サイドカバーの後端縁と本体フ
レームとの間に挿入・固定されるスペーサとを備え、外
サイドカバーは側板に装着されることにより位置決めさ
れ、内サイドカバーは、側板に装着されると共にスペー
サが挿入・固定されることにより位置決めされるもので
ある。この構成においては、外サイドカバーは側板によ
り位置決め固定され、内サイドカバーは側板及びスペー
サにより前後方向の位置決め固定が成される。外サイド
カバー及び内サイドカバーの側板への装着を、各々の部
材に設けた突部と穴等の相互係合により行い、スペーサ
を外面から見えない位置でネジ留めすることができ、外
サイドカバー及び内サイドカバーを固定するための留め
ネジが外面から見えないものとすることができる。ま
た、側板を両サイドカバーにより覆い隠すことが可能で
ある。
【0006】また、請求項2の発明は、上記請求項1に
記載の機器のカバー組立て構造において、機器は、原稿
画像を読み取る画像読取りユニットと、画像を記録媒体
に記録する記録部を備え、画像読取りユニットは、左右
の側板の間に回動自在に軸支され、前傾姿勢に回動され
た時に記録部の上方が開放され、同ユニットの下方に記
録部による記録後の記録媒体の排出路が設けられ、内サ
イドカバーはこの排出路に臨むものである。この構成に
おいては、画像読取りユニットと画像を記録媒体に記録
する記録部とを備えた機器にあって、上記と同等の作用
が得られる。また、画像読取りユニットの下方に位置す
る記録媒体の排出路も内サイドカバーにより区画された
形となる。
【0007】また、請求項3の発明は、機器の本体フレ
ームの左右両側に取り付けられた側板の各々を内外面か
らカバーで覆ってなる機器のカバー組立て方法であっ
て、側板の内面側に内サイドカバーを正規位置よりも僅
かに後方にスライドさせた位置に装着し、側板の外面側
に外サイドカバーを正規位置よりも僅かに後方から前方
にスライドさせて正規位置に装着し、その後、内サイド
カバーを前方にスライドさせて正規位置とすると共に、
内サイドカバーの後端縁と本体フレームとの間にスペー
サを挿入し固定することで、内サイドカバーの前後方向
位置決めを行うものである。この方法においては、側板
に内サイドカバーを最初は正規位置よりも僅かに後方に
スライドさせた位置に装着し、外サイドカバーを正規位
置よりも僅かに後方から前方にスライドさせて正規位置
に装着し、その後に、内サイドカバーを前方にスライド
させて正規位置とすると共に、内サイドカバーをスペー
サにより位置決めする。これにより、側板の内面側で挿
入されるスペーサをネジ留めするだけで、外サイドカバ
ー及び内サイドカバーを側板に対して正規位置に固定す
ることができる。
【0008】また、請求項4の発明は、上記請求項3に
記載の機器のカバー組立て方法において、機器は、原稿
画像を読み取る画像読取りユニットと、画像を記録媒体
に記録する記録部を備え、画像読取りユニットを左右の
側板の間に前傾姿勢に回動自在に軸支させ、同ユニット
の下方に記録部による記録後の記録媒体の排出路を形成
し、この排出路に内サイドカバーを臨ませたものであ
る。この構成においては、画像読取りユニットと画像を
記録媒体に記録する記録部とを備えた機器にあって、上
記と同等の作用が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照して説明する。図1は、カバー組立て構
造が適用された機器の一実施形態であって、スキャナを
搭載した多機能装置の外観図である。この多機能装置1
は、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能、ス
キャナ機能等の各種機能を備えている。
【0010】この多機能装置1の本体は箱体状に形成さ
れ、その左右両側面は、化粧ケースである左右のサイド
カバー2,3(外サイドカバー)により覆われている。
これらサイドカバー2,3は、図示しない本体フレーム
に取り付けられる。サイドカバー2,3の間には、図示
しない原稿の画像を読み取る画像読取りユニット4が装
置本体に対して軸部22(図2)の回りに回動自在に支
持されている。また、装置本体内には、画像を記録紙
(記録媒体)に記録するための記録部5(図2)が内蔵
され、画像読取りユニット4は記録部5の一部に被さる
ように上下重なり合って配置されており、これにより省
スペース化を図っている。装置本体の後部には、記録紙
を積層収納するための記録紙カセット6が装着されてい
る。
【0011】画像読取りユニット4の上面には、キー操
作部及びLCDディスプレイでなる表示部を有する操作
パネル7が配置されている。この画像読取りユニット4
の後部には、ファクシミリ機能時に相手ファクシミリ装
置に送信されるファクシミリ原稿や、コピー機能時に複
写されるコピー原稿が積層載置可能な原稿載置部9が設
けられている。装置本体前面には原稿排出部10が設け
られ、この原稿排出部10には原稿排紙トレー12が装
着されている。また、原稿排出部10の下方には記録紙
排出部13が設けられ、この記録紙排出部13には記録
紙排紙トレー14が装着されている。
【0012】図2は多機能装置1の断面図であり、以
下、本体内部の各構成要素を説明する。原稿読取りユニ
ット4はスキャナ15を備え、このスキャナ15は、原
稿載置部9に載置された読み取り原稿を搬送する搬送通
路16に臨んだ、CCD等でなるイメージセンサ17を
有する。搬送通路16には、原稿を分離・給送する分離
ローラ18、原稿を搬送する給紙ローラ19、読み取り
後の原稿を原稿排出部10に排出する排紙ローラ20等
が配置されている。原稿読取りユニット4は、金属材等
で成る本体フレーム側板21に軸部22により軸支さ
れ、前傾姿勢に回動可能とされており、これにより必要
に応じて記録部5の上方を開放することができるように
している。
【0013】記録部5はインク液滴を噴射するインクジ
ェットプリンタの記録ヘッド25を備え、この記録ヘッ
ド25はキャリッジ26上にインクカートリッジ27と
共に搭載される。キャリッジ26は、キャリッジ軸28
に案内されて、図示しない駆動機構により記録動作時に
走差移動される。
【0014】記録紙カセット6は、カセットケース3
1、前蓋32、記録紙がセットされスプリングにより付
勢された圧板33、給紙ローラ34等から構成されてい
る。この記録紙カセット6にセットされた記録紙Pが、
給紙ローラ34により搬送通路35に分離・給送され
る。搬送通路35に臨んで、給紙ローラ36、記録ヘッ
ド25に対向するプラテン37、記録後の記録紙Pを記
録紙排出部13に排出する排紙ローラ38等が配置され
ている。なお、各種ローラ等を駆動する駆動機構は図示
を省略している。
【0015】画像読取りユニット4の軸部22は中空円
筒状であり、同ユニット4の左右のケース側面壁にケー
スと一体的に形成されている。この軸部22を本体フレ
ーム側板21に設けた穴に貫通させることで同ユニット
4を軸支させ、回転自在としている。記録紙排出部13
の奥方及び下面にはフロントカバー54が装着され、こ
のフロントカバー54は、その後方に位置するカバー下
55(本体フレーム)にネジ56により取り付けられ
る。
【0016】図3は多機能装置1のサイドカバー部分を
断面した平面図である。上記本体フレーム側板21はカ
バー下55に取り付け片21aにより固定され、左右の
サイドカバー2,3は、本体フレーム側板21及びカバ
ー下55に、複数の相互係合部材、例えば、サイドカバ
ー2,3の突起2c,3cと本体フレーム側板21の穴
との係合等により装着される。また、左右のサイドカバ
ー2,3の内側面には本体フレーム側板21を覆い隠す
ように、フロントサイドカバー52(内サイドカバー)
が装着される。このフロントサイドカバー52は、その
突起52bと本体フレーム側板21の穴との係合により
装着され、スペーサ53がフロントサイドカバー52の
後端縁とカバー下55の前壁との間に挿入・固定される
ことで位置決めされる。このフロントサイドカバー52
は、回動する原稿読取りユニット4の両側面及び記録紙
排出部13の側面を成す。これらの組付け方法の詳細は
後述する。
【0017】また、サイドカバー2,3の内縁上部に、
原稿読取りユニット4との隙間から塵埃ゴミが内方に入
るのを防止するための樋状のゴミ受け57が形成されて
いる。さらに、サイドカバー2の側面には電話機のハン
ドセット受け50が取り付けられている。
【0018】図4乃至図6は、複数に分割されているカ
バー各部材の組立て方法を説明するためのもので、第1
〜第3の組立手順の順に並べた右側面図である。これら
の図と上述の図3を参照して説明する。カバー下55
(本体フレーム)の左右両側に本体フレーム側板21が
取付け片21aにより取り付けられ、これら本体フレー
ム55と本体フレーム側板21に対して、同側板21の
各々の内外面にサイドカバー2,3(図4乃至図5では
片方のサイドカバー3のみ示す)及びフロントサイドカ
バー52が装着され、スペーサ53により位置決め固定
される。サイドカバー3及びフロントサイドカバー52
の本体フレーム側板21への組立てを行う際に、各部材
の突き合わせや係合を行うことから、組み付け途上で
は、一部の部材は最終の正規位置からスライドさせた位
置に装着する必要がある。
【0019】以下に、カバー各部材の組立て手順を説明
する。第1に、図4に示すように、本体フレーム側板2
1の内面側にフロントサイドカバー52を正規位置より
も僅かに後方(図4では右方)に(例えば正規位置より
5mm前から10mm後方に)スライドさせた位置に装
着する。ここに、フロントサイドカバー52に設けた複
数の突起52b等を、本体フレーム側板21に設けた穴
21bや端面に係合させることで装着を行う。図4に二
点鎖線で示すサイドカバー3はこれから装着される正規
位置を示す。
【0020】第2に、図5に示すように、本体フレーム
側板21の外面側にサイドカバー3を正規位置よりも僅
かに後方から前方に(5mm)スライドさせて正規位置
に装着する。ここに、サイドカバー3に設けた複数の突
起3c等を、本体フレーム側板21に設けた穴21c等
に係合させることで装着を行う。なお、最終的には、サ
イドカバー3の内壁面にフロントサイドカバー52の端
面とが当接されるが、この図5に示す状態では、フロン
トサイドカバー52が正規の位置より後方にスライドさ
れているので、サイドカバー3の内壁面とフロントサイ
ドカバー52の端面との間には隙間dがある。サイドカ
バー3の外形線とその内側の破線との間はカバー部材の
肉厚である。
【0021】その後、第3に、図6に示すように、フロ
ントサイドカバー52を前方に(5mm)スライドさせ
て正規位置とすると共に、フロントサイドカバー52の
後端縁とカバー下55との間にスペーサ53を、本体中
央側すなわち記録紙排出部13(図2参照)の空間から
左右横方向に挿入しネジ(図示なし)で固定すること
で、フロントサイドカバー52の前後方向位置決めを行
う。以上で、サイドカバー3とフロントサイドカバー5
2の組立てが完了する。さらにその後に、フロントカバ
ー54を記録紙排出部13の前方側から装着してネジ5
6(図2)で固定する。
【0022】上記のような組立て構成であるので、スペ
ーサ53は外面から見えない位置でネジ留めすることが
でき、サイドカバー2,3及びフロントサイドカバー5
2を固定するための留めネジ類が外部から見えないもの
とすることができ、しかも、金属板でなる本体フレーム
側板21を両サイドカバーにより覆い隠すことが可能で
あり、デザイン上、望ましいものとなる。
【0023】次に、多機能装置1におけるサイドカバー
2の側面に取り付けられている電話機のハンドセット受
け50(カバー)の取り付け構造を、図7乃至図11を
参照して説明する。図7はハンドセット受け50が取り
付けられたサイドカバー2の側面を示し、図8はハンド
セット受け50等が取り付けられていない状態のサイド
カバー2の側面を示し、図9はハンドセット受け50の
側面を示し、図10は図8のB−B線断面を示し、図1
1は図9のD−D線断面を示す。
【0024】サイドカバー2には、図8に示されるよう
に、ハンドセット受け取り付け凹部60が形成されてお
り、この取り付け凹部60の下縁部に横(前後方向)に
並んで穴61,62,63が設けられ、この穴61,6
2,63の下端部から突起64,65,66が突出形成
されている。穴61と穴62の間、及び穴62と穴63
の間にはそれぞれ穴67が設けられている。また、取り
付け凹部60の上部にネジ挿通孔68、及び穴69が設
けられている。一方、ハンドセット受け50には、図9
に示されるように、取付片71,72,73が形成され
ており、この取付片71,72,73の上部には穴7
4,75,76が設けられている。取付片71と取付片
72の間、及び取付片72と取付片73の間にはそれぞ
れ突起77が設けられている。
【0025】ハンドセット受け50の取付片71〜73
はサイドカバー2側の穴61〜63に対応し、ハンドセ
ット受け50の穴74〜76はサイドカバー2側の突起
64〜66に対応し、ハンドセット受け50の突起77
はサイドカバー2側の穴67に対応しており、図7、図
10及び図11に示されるように、これらが互いに嵌合
されることで、ハンドセット受け50がサイドカバー2
に保持される。また、図10に示されるように、ネジ挿
通孔68及び穴69に対応してハンドセット受け50に
はネジ受け78及び突出部79が設けられ、ネジ78a
でハンドセット受け50をサイドカバー2に固定する。
なお、ハンドセット受け50は、上部材50aと底部材
50bとから構成される。
【0026】上記の取り付け構造にあっては、ハンドセ
ット受け50は、横に並んでその両端部付近に位置する
取付片71〜73がサイドカバー2の穴61〜63に嵌
まり込むことで取り付けられているので、ハンドセット
受け50の前後端で外側に引っ張るような力が働いて
も、取付片71〜73がサイドカバー2に食い込むこと
になり、ハンドセット受け50は外れ難いものとなる。
【0027】上記実施形態による多機能装置1の作用に
ついて詳細に説明する。この多機能装置1において、フ
ァクシミリ送信機能時には画像読取りユニット4により
ファクシミリ原稿の読み取りを行い、ファクシミリ受信
機能時には記録部5により受信画像を記録紙Pに記録
し、コピー機能時には画像読取りユニット4により複写
原稿の読み取りを行うと共に記録部5により読み取り画
像を記録紙Pに記録する。さらには、図示していない外
部装置から伝送された画像データを記録部5により記録
紙Pに記録する機能をも持つ。また、装置1は、画像読
取りユニット4と記録部5とが一部上下に重なり合うよ
うな形態となり省スペース・小型化が図られており、し
かも、画像読取りユニット4を軸部22の回りに回動さ
せることにより、記録部5の上方を開放することがで
き、記録部5のメンテナンス、インク交換や搬送通路3
5でのジャム処理等を容易に行うことができる。
【0028】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態で
は、本発明をファクシミリ機能やコピー機能等を持つ多
機能装置1に適用したものを示したが、画像読み取りユ
ニット4が回動可能に設けられたスキャナ等の単機能装
置、その他の機器に適用しても構わない。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
構造上、カバーが複数に分割されている外サイドカバー
と内サイドカバーとを、側板及びスペーサにより位置決
め固定することができるので、それらを固定するための
ネジが外面から見えないものとすることが可能であり、
また、側板を両サイドカバーにより覆い隠すことが可能
であり、デザイン上、望ましいものとなる。
【0030】また、請求項2の発明によれば、画像読取
りユニットと画像を記録媒体に記録する記録部とを備え
た機器にあって、画像読取りユニットの下方に位置する
記録媒体の排出路も内サイドカバーにより区画された形
となり、上記と同等の効果が得られる。また、画像読取
りユニットと記録部とが一部上下に重なり合った形態と
なり、両者を省スペースに本体内に組み込むことができ
る。しかも、そうした場合に、画像読取りユニットを前
傾姿勢に回動させることにより、必要に応じて記録部に
おける記録媒体の搬送通路を開放することができ、ジャ
ム処理等の作業を容易に行うことができる。
【0031】また、請求項3の発明によれば、内サイド
カバーと外サイドカバーとを側板に対してスライド移動
させ、最終的にスペーサを用いて全体を正規の位置に固
定することができるので、外サイドカバー及び内サイド
カバーを固定するための留めネジを外面から見えないよ
うにすることができる。
【0032】また、請求項4の発明によれば、画像読取
りユニットと画像を記録媒体に記録する記録部とを備え
た機器にあって、上記と同等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読み取り装置の一実施形態による
多機能装置の外観図である。
【図2】多機能装置の断面図である。
【図3】多機能装置のサイドカバー部分を断面した平面
図である。
【図4】カバー各部材の組立て方法を説明するための、
第1の組立手順での右側面である。
【図5】カバー各部材の組立て方法を説明するための、
第2の組立手順での右側面図である。
【図6】カバー各部材の組立て方法を説明するための、
第3の組立手順での右側面図である。
【図7】ハンドセット受けが取り付けられたサイドカバ
ーの側面図である。
【図8】ハンドセット受け等が取り付けられていない状
態のサイドカバーの側面図である。
【図9】ハンドセット受けの側面図である。
【図10】図8のB−B線断面図である。
【図11】図9のD−D線断面図である。
【符号の説明】
2,3 サイドカバー(外サイドカバー) 4 画像読取りユニット 5 記録部 21 本体フレーム側板 22 軸部(支持軸) 52 フロントサイドカバー(内サイドカバー) 53 スペーサ 55 カバー下(本体フレーム)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の本体フレームの左右両側に取り付
    けられた側板の各々を内外面からカバーで覆ってなる機
    器のカバー組立て構造であって、 前記側板の外面側に装着される外サイドカバーと、 前記側板の内面側に装着される内サイドカバーと、 前記内サイドカバーの後端縁と本体フレームとの間に挿
    入・固定されるスペーサとを備え、 前記外サイドカバーは前記側板に装着されることにより
    位置決めされ、 前記内サイドカバーは、前記側板に装着されると共に前
    記スペーサが挿入・固定されることにより位置決めされ
    ることを特徴とする機器のカバー組立て構造。
  2. 【請求項2】 前記機器は、原稿画像を読み取る画像読
    取りユニットと、画像を記録媒体に記録する記録部を備
    え、 前記画像読取りユニットは、前記左右の側板の間に回動
    自在に軸支され、前傾姿勢に回動された時に前記記録部
    の上方が開放され、 同ユニットの下方に前記記録部による記録後の記録媒体
    の排出路が設けられ、前記内サイドカバーはこの排出路
    に臨むことを特徴とする請求項1に記載の機器のカバー
    組立て構造。
  3. 【請求項3】 機器の本体フレームの左右両側に取り付
    けられた側板の各々を内外面からカバーで覆ってなる機
    器のカバー組立て方法であって、 前記側板の内面側に内サイドカバーを正規位置よりも僅
    かに後方にスライドさせた位置に装着し、 前記側板の外面側に外サイドカバーを正規位置よりも僅
    かに後方から前方にスライドさせて正規位置に装着し、
    その後、 前記内サイドカバーを前方にスライドさせて正規位置と
    すると共に、前記内サイドカバーの後端縁と本体フレー
    ムとの間にスペーサを挿入し固定することで、該内サイ
    ドカバーの前後方向位置決めを行うことを特徴とする機
    器のカバー組立て方法。
  4. 【請求項4】 前記機器は、原稿画像を読み取る画像読
    取りユニットと、画像を記録媒体に記録する記録部を備
    え、前記画像読取りユニットを前記左右の側板の間に前
    傾姿勢に回動自在に軸支させ、 同ユニットの下方に前記記録部による記録後の記録媒体
    の排出路を形成し、 この排出路に前記内サイドカバーを臨ませたことを特徴
    とする請求項3に記載の機器のカバー組立て方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012165234A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Brother Ind Ltd 通信装置

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