JP2002023437A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002023437A
JP2002023437A JP2000213361A JP2000213361A JP2002023437A JP 2002023437 A JP2002023437 A JP 2002023437A JP 2000213361 A JP2000213361 A JP 2000213361A JP 2000213361 A JP2000213361 A JP 2000213361A JP 2002023437 A JP2002023437 A JP 2002023437A
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Junichi Murano
順一 村野
Kazuyoshi Matsumoto
和悦 松本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1ユニットと第2ユニットとのユニット間
隔を広げたとき、剛性アームを被う外装カバーと他の外
装カバーとの隙間より剛性アームがのぞかないように
し、見栄えをよくする。 【解決手段】 プリンタユニット(第1ユニット)10
とスキャナユニット(第2ユニット)20とを、それら
のユニット間隔を変更可能に剛性アームで連結する。剛
性アームは、外装カバー26・27で被う。ユーザーの
要望により排紙トレイ36を増設するときは、ユニット
間隔を広げてそれらのユニット間に排紙トレイ増設ユニ
ット35を挟む。このとき、剛性アームの外装カバー2
6・27に対してスライド自在に設けたり、またユニッ
ト間隔を広げてから、剛性アームまわりに取り付けたり
する補助外装カバー30で、外装カバー26・27と他
の外装カバー12との間にできる隙間をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
タやファクシミリ、またはそれらの複合機などの画像形
成装置に関する。例えば、帯電・書込み・現像・転写・
クリーニングなどの電子写真プロセスを繰り返して順次
像担持体上にトナー画像を形成し、そのトナー画像を逐
次転写して最終的に、用紙・カード・OHPフィルム等
の記録媒体に記録を行う電子写真式の画像形成装置に適
用し得る。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の中には、例えば図11に
示すように、プリンタユニット1を給紙ユニット2の上
に載せ、プリンタユニット1の頂部には排紙スタック部
3を備えるとともに、その排紙スタック部3を挟んでプ
リンタユニット1の上にスキャナユニット4を取り付け
るものがある。
【0003】そして、スキャナユニット4で原稿内容を
読み取ってその読取り信号をプリンタユニット1へと送
信する一方、給紙ユニット2からプリンタユニット1へ
と記録媒体を送り込む。これにより、プリンタユニット
1では、読取り信号に基づき記録媒体に記録を行い、読
取り画像記録後の記録媒体を排紙スタック部3上へと順
次排出していた。
【0004】ところで、この種の複写機では、スキャナ
ユニット4を、例えば図12に示す剛性アーム5で支持
し、その剛性アーム5の下端部側を外装カバー6のアー
ム貫挿孔6aに通してプリンタユニット1内に挿入し、
止めねじ7を剛性アーム5のねじ挿通孔5aに通してプ
リンタユニット1内の不図示の構造体にねじ付ける。
【0005】そして、外装カバー6から突出する剛性ア
ーム5の上端部側は、外装カバー8a・8bで被い、プ
リンタユニット1とスキャナユニット4とを剛性アーム
5で連結して図11に示す状態としていた。
【0006】そして、ユーザーの求めにより排紙トレイ
を増設する場合は、図13に示すように、プリンタユニ
ット1との間に、排紙トレイ9aを有する排紙トレイ増
設ユニット9を挟んでスキャナユニット4を載せ、止め
ねじ7を剛性アーム5の別のねじ挿通孔5bに通してプ
リンタユニット1内の不図示の構造体にねじ付けてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】よって、このような複
写機では、プリンタユニット1とスキャナユニット4と
のユニット間隔を広げたとき、図13に示すようにプリ
ンタユニット1の外装カバー6と剛性アーム5の外装カ
バー8a・8bとの間に隙間sができるから、その隙間
sより剛性アーム5がのぞき、見栄えが悪い問題があっ
た。
【0008】そこで、この発明の第1の課題は、上述し
たように第1ユニット(プリンタユニット1)と第2ユ
ニット(スキャナユニット4)とを、それらのユニット
間隔を変更可能に剛性アームで連結し、その剛性アーム
を外装カバーで被う画像形成装置において、ユニット間
隔を広げたとき、剛性アームを被う外装カバーと他の外
装カバー、例えば第1ユニットの外装カバーとの隙間よ
り剛性アームがのぞかないようにし、見栄えをよくする
ことにある。
【0009】第2の課題は、剛性アームを被う外装カバ
ーと他の外装カバーとの隙間をなくす補助外装カバーを
あらかじめ準備しておき、例えば増設ユニットを取り付
けるべく、ユニット間隔を広げるとき、補助外装カバー
を準備する面倒をなくすことにある。
【0010】第3の課題は、剛性アームを被う外装カバ
ーと他の外装カバーとの隙間をなくす補助外装カバーが
必要になったとき、はじめて準備することとし、使うか
どうか判らないものをあらかじめ準備しておく無駄をな
くすことにある。
【0011】第4の課題は、補助外装カバーが必要にな
ったとき、それを簡単に取り付け可能とすることにあ
る。
【0012】第5の課題は、外装カバーに取り付ける導
電性部材に落雷があったとき、雷電圧を、電気的に接地
された部材に逃がす導電性部材を、外装カバーに沿って
場所を取らずに配置可能とすることにある。
【0013】第6の課題は、リブなどの凹凸がある場合
にも、導電性部材を簡単に外装カバーに沿わせて配置可
能とすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明は、上記第1の課題を達成すべく、第1ユニッ
トと第2ユニットとを、それらのユニット間隔を変更可
能に剛性アームで連結し、その剛性アームを外装カバー
で被う画像形成装置において、ユニット間隔を広げたと
き、外装カバーと他の外装カバーとの隙間をなくす補助
外装カバーを備えてなる、ことを特徴とする。
【0015】請求項2に記載の発明は、上記第2の課題
を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置におい
て、補助外装カバーを、外装カバーに対してスライド自
在に備えてなる、ことを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明は、上記第3の課題
を達成すべく、請求項1に記載の画像形成装置におい
て、補助外装カバーを、ユニット間隔を広げてから、剛
性アームまわりに取り付け可能に備えてなる、ことを特
徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明は、上記第4の課題
を達成すべく、請求項3に記載の画像形成装置におい
て、ユニット間隔を広げたとき、補助外装カバーの弾性
部をたわませて該補助外装カバー内に剛性アームを入
れ、その補助外装カバーを剛性アームまわりに取り付け
可能に備えてなる、ことを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明は、上記第5の課題
を達成すべく、請求項1、2、3または4に記載の画像
形成装置において、外装カバーに取り付ける導電性部材
に落雷があったとき、雷電圧を、電気的に接地された部
材に逃がす導電シート部材を備えてなる、ことを特徴と
する。
【0019】請求項6に記載の発明は、上記第6の課題
を達成すべく、請求項5に記載の画像形成装置におい
て、導電シート部材に可撓性をもたせてなる、ことを特
徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明に
よる複写機の外観斜視図を示す。図2には、そのプリン
タユニットとスキャナユニットとの連結部の分解斜視図
を示す。
【0021】図中符号10は、第1ユニットであるプリ
ンタユニットである。プリンタユニット10は、剛性を
保持すべく、内部に構造体を備える。図示省略したが、
構造体は、底板と、その底板上に立てて対向して備える
前後側板と、それらの前後側板間を連結する連結部材な
どからなる。そして、この構造体に各種装置を取り付け
て構成し、記録媒体を搬送しながらそれに記録を行う。
【0022】プリンタユニット10には、頂部に、画像
記録後の記録媒体を排出してスタックする排紙スタック
部11を備える。また、その排紙スタック部11の近く
には、図2に示すとおり、外装カバー12にアーム貫挿
孔13をあけ、その両側に嵌合孔14をあけ、その近傍
にねじ止め突起15を立ててなる。
【0023】このようなプリンタユニット10は、給紙
ユニット17上に載せてなる。図示例の複写機では、給
紙ユニット17に、正面側から出し入れ自在に給紙カセ
ット18を2段に備える。
【0024】また、プリンタユニット10の上には、第
2ユニットであるスキャナユニット20を取り付ける。
スキャナユニット20は、正面側に操作表示部21を有
し、頂部に圧板22を上下に開閉自在に備える。
【0025】スキャナユニット20は、右側を、プリン
タユニット10に取り付けた不図示のフレームに取り付
け、左側を、断面コ字型の真っ直ぐなフレーム24に取
り付ける。フレーム24は、垂直に設ける剛性アーム2
5の上端に直角に取り付けて水平に設けてなる。そし
て、外装カバー26・27を取付ねじ28で取り付け、
フレーム24とともに剛性アーム25を被う。
【0026】ところで、プリンタユニット10の外装カ
バー12上には、嵌合孔14に嵌合突起31をはめ込ん
でアーム貫挿孔13を囲むように補助外装カバー30を
載せ、固定ねじ32をねじ付けてねじ止め突起15に取
り付ける。
【0027】そして、剛性アーム25の下端部側をアー
ム貫挿孔13内に貫挿してプリンタユニット1内に挿入
し、止めねじ33を剛性アーム25のねじ挿通孔25a
に通してプリンタユニット10内の、上述した不図示の
構造体にねじ付けてなる。
【0028】このとき、補助外装カバー30は、剛性ア
ーム25の外装カバー26・27内に入り込み、その外
装カバー26・27に対してスライド自在に備える。そ
して、プリンタユニット10の外装カバー12から突出
する剛性アーム25の上端部側を外装カバー26・27
で被って、図1に示すようにプリンタユニット10とス
キャナユニット20とを剛性アーム25で連結する。
【0029】いま、ユーザーの求めにより排紙トレイを
増設する場合は、図3に示すように、プリンタユニット
10との間に、排紙トレイ36を有する排紙トレイ増設
ユニット35を挟んでスキャナユニット20を載せ、止
めねじ33を剛性アーム25の別のねじ挿通孔25b
(図2参照)に通してプリンタユニット10内の不図示
の構造体にねじ付ける。
【0030】このようにしてプリンタユニット10とス
キャナユニット20とのユニット間隔を広げたときに
は、補助外装カバー30が、剛性アーム25の外装カバ
ー26・27からスライドして露出し、外装カバー26
・27とプリンタユニット10の外装カバー12との隙
間をなくしてその隙間から剛性アーム25がのぞかない
ようにし、見栄えをよくすることができる。
【0031】なお、このとき、図2に示す補助外装カバ
ー30の横寸法xおよび奥行き寸法yを、それぞれ外装
カバー26・27の横寸法Xおよび奥行き寸法Yより
0.2〜2mm小さくし、補助外装カバー30をスムー
ズにスライドできるようにする。また、補助外装カバー
30の高さzは、ねじ挿通孔25a・25b間の間隔Z
より大きくする必要がある。
【0032】さて、上述した例では、補助外装カバー3
0をあらかじめ取り付けておいて、ユニット間隔を広げ
たときには、補助外装カバー30が、剛性アーム25の
外装カバー26・27からスライドして露出するように
した。しかし、例えば図4に示すように、補助外装カバ
ー30を、プリンタユニット10とスキャナユニット2
0とのユニット間隔を広げてから、剛性アーム25まわ
りに後から取り付けるようにしてもよい。
【0033】図4に示す例では、補助外装カバー30に
スリット30aを設けて弾性部30bを形成するととも
に、内部にアーム嵌合孔30cを形成する。そして、ユ
ニット間隔を広げたときには、弾性部30bを外向きに
開いてたわませ、この補助外装カバー30内に剛性アー
ム25を入れてアーム嵌合孔30cにはめ合わす。その
後、弾性部30bから手を離して補助外装カバー30を
剛性アーム25まわりに取り付け、固定ねじ32をねじ
付けてねじ止め突起15に取り付ける。
【0034】このとき、補助外装カバー30の横寸法x
および奥行き寸法yを、それぞれ外装カバー26・27
の横寸法Xおよび奥行き寸法Yと等しくし、高さ寸法z
をねじ挿通孔25a・25b間の間隔Zと等しくする。
これにより、図5に示すように、補助外装カバー30と
外装カバー26・27とを一体的外観とすることがで
き、より見栄えをよくすることができる。
【0035】なお、この図4および図5に示す例では、
補助外装カバー30に弾性部30bを設け、その弾性部
30bをたわませて補助外装カバー30を剛性アーム2
5まわりに取り付けた。しかし、弾性に抗して開くよう
にしなくても、開閉する部分の基部に薄肉部を設けてそ
の薄肉部を中心として開閉自在とし、閉じたときには閉
じたところを掛け止めしたりはめ合わせたりしてその閉
じた状態を保持するようにしてもよい。
【0036】ところで、上述した例で、外装カバー26
・27に取り付ける取付ねじ28に落雷があったとして
も、フレーム24および剛性アーム25を介して、電気
的に接地された構造体に接続されるから、近くのハーネ
スや基板を損傷したり、誤動作したりするおそれが少な
い。同様に、外装カバー12に取り付ける止めねじ33
に落雷があったとしても、直接構造体に接続されるか
ら、近くのハーネスや基板を損傷したり、誤動作したり
するおそれが少ない。
【0037】しかしながら、同様に、第1ユニットと第
2ユニットとを、それらのユニット間隔を変更可能に剛
性アームで連結し、その剛性アームを外装カバーで被う
画像形成装置の中には、例えば図6および図7に示すよ
うに、樹脂製の外装カバー40・41同士を連結ねじ4
2で締結する場合もある。
【0038】この図6および図7に示す例では、同様に
プリンタユニット10とスキャナユニット20とを、そ
れらのユニット間隔を変更可能に剛性アーム25で連結
し、その剛性アーム25を外装カバー40・41で被っ
てなる。そして、具体的には図8に示すように、前外装
カバー40と後外装カバー41とを板ナット43を用い
て2本の連結ねじ42で締結してなる。
【0039】この図示画像形成装置では、図9および図
10に示すように、外装カバー40・41で囲まれた外
装カバー12上に3つのコネクタ45・46・47を備
える。外装カバー40・41は、一定の難燃規格をクリ
アした材質でつくる。
【0040】そして、少し離れた1のコネクタ45に
は、電源ハーネス48のコネクタ49を接続する。電源
ハーネス48は、プリンタユニット10からスキャナユ
ニット20へと電源を供給する。また、並んだ2つのコ
ネクタ46・47には、信号ハーネス50のコネクタ5
1を接続する。信号ハーネス50では、プリンタユニッ
ト10とスキャナユニット20との間で、例えば読取り
に関する信号をやり取りする。
【0041】これらの電源ハーネス48や信号ハーネス
50は、2本の連結ねじ42の近くにある。そこで、こ
れらの連結ねじ42に落雷があると、それらの連結ねじ
42が電気的に接地されていないことから、雷電圧がそ
れらの電源ハーネス48や信号ハーネス50に入り、部
品を損傷したり誤動作したりするおそれがある。
【0042】故に、図示例では、図10に示すように、
前外装カバー40の内面に導電シート部材54を、例え
ば両面テープで貼り付け、電気的に接地された部材であ
るフレーム24の近傍までのばす。そして、連結ねじ4
2に落雷があったときには、雷電圧を、その導電シート
部材54を介してフレーム24に逃がす。
【0043】導電シート部材54としては、リン青銅板
やSUS板等の金属板を用いてもよいが、例えば樹脂シ
ートにアルミニウムの薄膜シートを貼り合わせたり導電
性物質をコーティングしたりして形成すると、可撓性を
もたせることができ、リブ等の凹凸がある単純な面でな
い場合にも、簡単に前外装カバー40に沿わせて配置可
能とすることができる。
【0044】なお、図7に示すように、プリンタユニッ
ト10の外装カバー12上には、右側に、前後フレーム
56・57を取り付け、左側に、上述したと同様に剛性
アーム25に取り付けてフレーム24を設ける。そし
て、正面側から取付ねじ58をねじ付けて前フレーム5
6とフレーム24にスキャナユニット20を取り付け、
また左側から取付ねじ59をねじ付けて湾曲する切り曲
げ部60内に入れ、スキャナユニット20をフレーム2
4に取り付けてなる。
【0045】ところで、図6ないし図10に示す例で
は、樹脂製の外装カバー40・41同士を連結する連結
ねじ42に落雷があった場合について説明した。しか
し、この発明は、ねじに限らず、外装カバーに取り付け
る他の導電性部材に落雷があった場合にも、その雷電圧
を、同様な導電シート部材を用いて電気的に接地された
部材に逃がすようにすることもできる。
【0046】以上、図1ないし図10において、互いに
対応する部分には同一の符号を付し、重複説明を省略し
てなる。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、第1ユニ
ットと第2ユニットとのユニット間隔を広げたとき、外
装カバーと他の外装カバーとの隙間をなくす補助外装カ
バーを備えるから、ユニット間隔を広げたとき、剛性ア
ームを被う外装カバーと他の外装カバーとの隙間より剛
性アームがのぞかないようにし、見栄えをよくすること
ができる。
【0048】請求項2に係る発明によれば、補助外装カ
バーを、剛性アームの外装カバーに対してスライド自在
に備えるから、剛性アームを被う外装カバーと他の外装
カバーとの隙間をなくす補助外装カバーをあらかじめ準
備しておき、例えば増設ユニットを取り付けるべく、ユ
ニット間隔を広げるとき、補助外装カバーを準備する面
倒をなくすことができる。
【0049】請求項3に係る発明によれば、補助外装カ
バーを、ユニット間隔を広げてから、剛性アームまわり
に取り付け可能に備えるから、剛性アームを被う外装カ
バーと他の外装カバーとの隙間をなくす補助外装カバー
が必要になったとき、はじめて準備することとし、使う
かどうか判らないものをあらかじめ準備しておく無駄を
なくすことができる。
【0050】請求項4に係る発明によれば、ユニット間
隔を広げたとき、補助外装カバーの弾性部をたわませて
該補助外装カバー内に剛性アームを入れ、その補助外装
カバーを剛性アームまわりに取り付けるから、補助外装
カバーが必要になったとき、簡単に取り付け可能とする
ことができる。
【0051】請求項5に係る発明によれば、外装カバー
に取り付ける導電性部材に落雷があったとき、雷電圧
を、電気的に接地された部材に逃がす導電シート部材を
備えるから、外装カバーに取り付ける導電性部材に落雷
があったとき、雷電圧を、電気的に接地された部材に逃
がす導電性部材を、外装カバーに沿って場所を取らずに
配置することができる。
【0052】請求項6に係る発明によれば、導電シート
部材に可撓性をもたせるから、リブなどの凹凸がある場
合にも、導電性部材を簡単に外装カバーに沿わせて配置
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による複写機の外観斜視図である。
【図2】その複写機におけるプリンタユニットとスキャ
ナユニットとの連結部の分解斜視図である。
【図3】その複写機に排紙トレイ増設ユニットを増設し
たときの外観斜視図である。
【図4】この発明による他の複写機におけるプリンタユ
ニットとスキャナユニットとの連結部の分解斜視図であ
る。
【図5】その複写機に排紙トレイ増設ユニットを増設し
たときの外観斜視図である。
【図6】この発明によるさらに他の複写機の外観斜視図
である。
【図7】その複写機におけるプリンタユニットとスキャ
ナユニットとの連結部の分解斜視図である。
【図8】その複写機で用いる剛性アームの外装カバーの
斜視図である。
【図9】その外装カバー取付部の斜視図である。
【図10】その取り付け状態図である。
【図11】従来の複写機の外観斜視図である。
【図12】その従来の複写機におけるプリンタユニット
とスキャナユニットとの連結部の分解斜視図である。
【図13】その従来の複写機に排紙トレイ増設ユニット
を増設したときの外観斜視図である。
【符号の説明】
10 プリンタユニット(第1ユニット) 11 排紙スタック部 12 プリンタユニットの外装カバー 13 アーム貫挿孔 20 スキャナユニット(第2ユニット) 24 フレーム(電気的に接地された部材) 25 剛性アーム 25a ねじ挿通孔 25b ねじ挿通孔 26 剛性アームの外装カバー 27 剛性アームの外装カバー 30 補助外装カバー 30a スリット 30b 弾性部 30c アーム嵌合孔 33 止めねじ 35 排紙トレイ増設ユニット 40 剛性アームの外装カバー 41 剛性アームの外装カバー 42 連結ねじ(外装カバーに取り付ける導電性部
材) 45 コネクタ 46 コネクタ 47 コネクタ 48 電源ハーネス 50 信号ハーネス 54 導電シート部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ユニットと第2ユニットとを、それ
    らのユニット間隔を変更可能に剛性アームで連結し、そ
    の剛性アームを外装カバーで被う画像形成装置におい
    て、前記ユニット間隔を広げたとき、前記外装カバーと
    他の外装カバーとの隙間をなくす補助外装カバーを備え
    てなる、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記補助外装カバーを、前記外装カバー
    に対してスライド自在に備えてなる、請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記補助外装カバーを、前記ユニット間
    隔を広げてから、前記剛性アームまわりに取り付け可能
    に備えてなる、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニット間隔を広げたとき、前記補
    助外装カバーの弾性部をたわませて該補助外装カバー内
    に前記剛性アームを入れ、その補助外装カバーを前記剛
    性アームまわりに取り付け可能に備えてなる、請求項3
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記外装カバーに取り付ける導電性部材
    に落雷があったとき、雷電圧を、電気的に接地された部
    材に逃がす導電シート部材を備えてなる、請求項1、
    2、3または4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記導電シート部材に可撓性をもたせて
    なる、請求項5に記載の画像形成装置。
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