JPH11200294A - グラビア印刷紙塗被組成物用共重合体ラテックス - Google Patents
グラビア印刷紙塗被組成物用共重合体ラテックスInfo
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Abstract
性(網点再現性)に優れた紙塗被組成物用共重合体ラテ
ックスを提供する。 【解決手段】 共役ジエン系単量体、エチレン性不飽和
カルボン酸単量体、シアン化ビニル系単量体、及びこれ
らと共重合しうるその他の単量体を乳化重合することに
よって得られる共重合体ラテックスであって、ケロシン
に対する膨潤度が1.85以下の範囲にあり、かつガラ
ス転移温度が0℃以下であるグラビア印刷紙塗被組成物
用共重合体ラテックス。
Description
スに関するものであり、更に詳しく言えば、特定の組成
を有し、且つ特定の溶媒に対する膨潤度、及びガラス転
移温度が特定された、グラビア印刷適性に優れた紙塗被
組成物用の共重合体ラテックスに関するものである。
であり、且つ印刷物の階調再現性に優れている事から、
出版印刷業界に於いては広く使用されている。しかしな
がらこのグラビア印刷方式は、金属ロールの凹版からイ
ンキを直接紙面に転写するため、印刷時凹版の個々のセ
ルから被印刷紙へのインキ転写もれ、いわゆる網点欠落
を生じやすく、それにより印刷物の美観が損なわれやす
いという欠点を有している。このような網点欠落の防止
に関しては、従来被印刷紙の表面平滑性、クッション
性、吸油性を向上させればよいという観点から、原紙や
塗被組成物中の顔料及び接着剤、更にはスーパーカレン
ダー条件等が検討されてきた。特に接着剤に関してはこ
れまで様々な工夫が重ねられてきた。
理性が良好であること、インク光沢が発現されること、
ブロッキングを起こさないこと等も塗工紙に必要とされ
る性能である。加えて最近の軽量指向による塗工量の減
少に際して不透明度を維持し、印刷裏抜けを起こさない
事なども要求されている。これらの要求に対しては、塗
工層の吸油性を増すことにより改善がなされており、公
知の技術としては、吸油性の高い顔料を選択して塗工紙
を製造する方法(特開平6−136692号公報)、塗
被用組成物にプラスチックピグメントを添加する方法、
その他各種の印刷向上剤等を添加する方法などが開示さ
れている。
塗工紙の吸油性をある程度向上せしめることは可能であ
るが、その度合いは充分ではない。さらに、吸油性の向
上に伴って他の物性の低下を招く恐れもある。例えば、
前述の吸油性の高い顔料を選択して塗工紙を得る方法に
関しては、使用可能な顔料が限定されるために希望する
光学的物性が得られないことがあり、プラスチックピグ
メントを添加する方法においては顔料の平均粒度が小さ
くなる為に強度低下が起こる事がある。更に、印刷向上
剤等の添加剤を添加する事は、塗工液の安定性を低下さ
せたり、泡立ちを誘発するおそれがある。
課題を解決しうる、即ち、塗工紙の吸油性を向上せし
め、且つグラビア印刷適性(網点再現性)を向上させる
手段を得ることであり、そのような要求性能に対応した
共重合体ラテックスを得ることである。
げた問題を解決するため塗工層を形成するバインダーに
ついて鋭意検討した結果、特定の有機溶媒に対し限定さ
れた膨潤度を有しており、且つそのガラス転移温度が0
℃以下である共重合体ラテックスがその目的を達成する
事を見出し、本発明をなすに至った。
役ジエン系単量体、エチレン性不飽和カルボン酸単量
体、シアン化ビニル系単量体、及びこれらと共重合しう
るその他の単量体を乳化重合することによって得られる
共重合体ラテックスであって、ケロシンに対する膨潤度
が1.85以下の範囲にあり、かつガラス転移温度が0
℃以下であるグラビア印刷紙塗被組成物用共重合体ラテ
ックス。
体、及びエチレン性不飽和モノカルボン酸アルキルエス
テル単量体から選ばれる1種又は2種以上の単量体30
〜100重量部、その他共重合可能な単量体70〜0重
量部からなるアルカリ可溶型共重合体ラテックスを、上
記1記載の共重合体ラテックスに添加・混合した共重合
体ラテックス。
於いて提供される共重合体ラテックスとは、その出発原
料として、共役ジエン系単量体、エチレン性不飽和カル
ボン酸単量体、シアン化ビニル系単量体、及びこれらと
共重合しうるその他の単量体を含むものである。共役ジ
エン系単量体の例としては、1,3−ブタジエン、1,
4−ブタジエン、イソプレン、2−クロル−1,3−ブ
タジエン等が挙げられる。これらの中でも1,3−ブタ
ジエンが最も好ましい。これらの化合物は1種または2
種以上組み合わせて用いても構わない。共役ジエン系単
量体の使用量としては、出発原料を構成する単量体の総
量を100重量部とした場合に、40〜70重量部であ
る事が好ましい。
しては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸等の一
塩基性カルボン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸
等の二塩基性カルボン酸を挙げる事が出来、これらの化
合物は1種または2種以上組み合わせて用いても構わな
い。エチレン性不飽和カルボン酸単量体の使用量として
は、出発原料を構成する単量体の総量を100重量部と
した場合に、0.5〜10重量部であることが得られる
共重合体ラテックスの粘度の観点より好ましい。
えば、アクリロニトリル、メタアクリロニトリル、α−
クロロアクリロニトリル、α−エチルアクリロニトリル
等が例として挙げられ、1種または2種以上組み合わせ
て用いる事が出来る。中でもアクリロニトリル、メタア
クリロニトリルが好ましく、その使用量としては、出発
原料を構成する単量体の総量を100重量部とした場合
に、8〜40重量部が好適であり、より好ましくは10
〜25重量部である。
ては、例えば、芳香族(ジ)ビニル系単量体、エチレン
性アミド単量体、不飽和カルボン酸アルキルエステル単
量体、ビニルエステル単量体、ハロゲン化ビニル単量
体、エチレン性アミン単量体、マレイミド系単量体、ス
チレンスルホン酸ソーダ等が挙げられる。その使用量と
しては、出発原料を構成する単量体の総量を100重量
部とした場合に、0〜51.5重量部である事が好まし
い。
スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン、アル
キルスチレン、ジビニルベンゼン等が挙げられる。これ
らの化合物は1種または2種以上組み合わせて用いても
構わない。中でもスチレンが最も好ましい。エチレン性
アミドモノマーの例としては、(メタ)アクリルアミ
ド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド,N−ジメ
チル(メタ)アクリルアミド等が挙げられ、1種または
2種以上組み合わせて用いることが出来る。中でも好ま
しいのは、(メタ)アクリルアミドである。
ーの例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、グリシジル(メタ)アクリレート、アリル
(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、1,4−ブチレングリコールジ(メタ)
アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート
等が挙げられ、1種または2種以上組み合わせて用いる
ことが出来る。
ビニル、プロピオン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等を
挙げる事が出来、1種叉は2種以上組み合わせて用いる
事が出来る。中でも酢酸ビニルが最も好ましい。ハロゲ
ン化ビニル化合物の例としては、塩化ビニル、塩化ビニ
リデン等が挙げられ、1種または2種以上組み合わせて
用いる事が出来る。
アミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート等を挙げる事が出来、1種または2種
以上組み合わせて用いることが出来る。マレイミドモノ
マーの例としては、マレイミド、N−フェニルマレイミ
ド、N−メチルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイ
ミド等が挙げられ、1種または2種以上組み合わせて用
いる事が出来る。
に対する膨潤度が特定の範囲にある事が必要であり、そ
の範囲は1.85以下である。本発明で言うケロシン膨
潤度とは、飽和状態まで膨潤した共重合体ラテックスの
重量と、ケロシンを全く含まない乾燥状態の共重合体ラ
テックスの重量との比を指す。共重合体ラテックスのケ
ロシンに対する膨潤度が1.85を越える場合には、塗
工紙中に於ける共重合体ラテックスは油分の接触に対し
て過度に膨潤し、その結果塗工層中の空隙や毛細管を閉
塞させてしまい、塗工紙の吸油性は大きく損なわれる。
としては、共重合体ラテックスを構成する出発原料、特
に単量体組成を選択する事が重要である。上記目的を達
成させる為には、極性値の大きい単量体を比較的多く使
用する事が好ましく、そのような単量体としては、シア
ン化ビニル系単量体、特に、アクリロニトリル、メタア
クリロニトリルが特に好ましい。シアン化ビニル系化合
物の使用量としては、出発原料を構成する単量体の総量
を100重量部とした場合に、前述の様に8〜40重量
部、より好ましくは10〜25重量部である。本発明の
共重合体ラテックスは、このように極めて限定された膨
潤度を有する事により、吸油性とその他必要なグラビア
印刷適性を有するものである。
温度は、0℃以下の範囲にあることが必要である。ガラ
ス転移温度が0℃を越える場合には、得られた共重合体
ラテックスを用いて塗被した塗工紙の平滑性、クッショ
ン性が損なわれグラビア印刷に於いて良好な網点再現性
が得られない。更には、網点再現性と塗工液のべたつき
性及びカレンダ汚れ防止の観点から、−60℃〜−10
℃の範囲にあることがより好ましい。ガラス転移温度が
0℃以下となる共重合体ラテックスを得る手段として
は、出発原料、特に単量体組成を選択する事が必要であ
り、共役ジエン系化合物を比較的多く使用する事が好ま
しい。その使用量としては、出発原料を構成する単量体
の総量を100重量部とした場合に、前述の様に40〜
70重量部である事が好ましい。
の通常の乳化重合法によって製造される。即ち、水、界
面活性剤、全単量体、ラジカル重合開始剤、連鎖移動剤
及び必要ならばその他の原料を基本構成とする分散系に
おいて、全単量体を重合体粒子の水分散液とする製造法
で、一般的に重合体濃度は25〜70重量%、好ましく
は40〜60重量%の範囲である。
子径は、界面活性剤及びまたはシードラテックスの使用
割合によって調整することができ、概ねその使用割合を
高くするほど生成共重合体ラテックスの粒子径は小さく
なる。また得られるラテックスの粒子径制御をより精度
良く行なうために、いわゆる(内部)シード重合法も適
用する事ができる。ここで粒子径の好ましい範囲は、得
られた共重合体ラテックスを用いた塗工紙の網点再現性
と強度の観点より110〜400nmであり、更に好ま
しくは140〜200nmである。
鹸、ロジン酸石鹸、アルキルスルホン酸塩、アルキルベ
ンゼンスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリール硫
酸塩、及び反応性乳化剤等のアニオン性界面活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪酸エステル、オキシエチレンオキシプロピレ
ンブロックコポリマー、等のノニオン性界面活性剤、カ
チオン性界面活性剤がある。
剤単独、またはアニオン性/ノニオン性の混合系で用い
られ、全単量体に対する使用割合としては、好ましくは
0.05〜2重量%、更に好ましくは0.1〜1重量%
の範囲にあることである。重合に供する水は、イオン交
換水、蒸留水等、不純物を極力除去した物を用いる事が
望ましい。
の存在下でラジカル分解して単量体の付加重合を開始さ
せるもので、水溶性または油溶性のペルオキソ二硫酸
塩、過酸化物、アゾビス化合物等が一般的に用いられ
る。その例としては、ペルオキソ二硫酸カリウム、ペル
オキソ二硫酸ナトリウム、ペルオキソ二硫酸アンモニウ
ム、過酸化水素、t−ブチルハイドロパーオキサイド、
過酸化ベンゾイル、2,2−アゾビスイソブチロニトリ
ル、クメンヒドロパーオキサイド等があり、特にペルオ
キソ二硫酸塩が最も好ましく用いられる。重合開始剤の
使用割合は、全単量体に対して通常0.2〜1.5重量
%の範囲である。
一般的であるが、重合速度の促進、あるいはより低温で
の重合を望む時には重亜硫酸ナトリウム、アスコルビン
酸あるいはその塩、エリソルビン酸あるいはその塩、ロ
ンガリット等の還元剤を重合開始剤に組み合わせて用い
る、いわゆるレドックス重合法を用いることができる。
化合物、硫黄化合物、ジフェニルエチレン及びその核置
換体、フェノール系化合物、非水溶性溶剤類、1,1−
ジ置換ビニル単量体、核置換芳香族化合物、アリル化合
物、ビニルエーテル化合物、タービノーレン、ジペンテ
ン、t−テルピネン、o−,m−,あるいはp−ベンゾ
キノン等のキノン類、ニトロベンゼン、o−,m−,あ
るいはp−ジニトロベンゼン等のニトロ化合物、ジフェ
ニルアミンの様なアミン類、炭酸水素ナトリウム等が挙
げられ、1種または2種以上組み合わせて用いることが
できる。
ルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、n−ヘキシル
メルカプタン、n−オクチルメルカプタン、t−オクチ
ルメルカプタン、n−ステアリルメルカプタン等のアル
カンチオール、メルカプトエタノール、メルカプトプロ
パノール等のチオアルキルアルコール、チオグリコール
酸、チオプロピオン酸等のチオアルキルカルボン酸、チ
オグリコール酸オクチルエステル、チオプロピオン酸オ
クチルエステル等のチオカルボン酸アルキルエステル、
テトラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウ
ラムジスルフィド、テトラブチルチウラムジスルフィ
ド、テトラフェニルチウラムジスルフィド等のテトラア
ルキルチウラムジスルフィドを挙げる事ができる。中で
も好ましいものは、t−ドデシルメルカプタン、チオグ
リコール酸オクチルエステル、テトラメチルチウラムジ
スルフィドである。
α−メチルスチレンの二量体、2、6−ジ−t−ブチル
−4−メチルフェノール、スチレン化フェノール等を挙
げることができる。上記核置換α−メチルスチレンの二
量体の具体例としては、o−イソプロペニルトルエン、
p−イソプロペニルトルエン、2,3−ジメチル−α−
メチルスチレン、2,4−ジメチル−α−メチルスチレ
ン、3,4−ジメチル−α−メチルスチレン、p−イソ
プロピル−α−メチルスチレン、2,6−ジメチル−4
−t−ブチル−α−メチルスチレン−o−クロル−α−
メチルスチレン、m−クロルα−メチルスチレン、p−
クロル−α−メチルスチレン、2,5−ジクロル−α−
メチルスチレン、3,4−ジクロル−α−メチルスチレ
ン、3,5−ジクロル−α−メチルスチレン、3−クロ
ル−2−メチル−α−メチルスチレン、4−クロル−3
−メチル−α−メチルスチレン、3−ブロム−2−メチ
ル−α−メチルスチレン、3−ブロム−4−メチル−α
−メチルスチレン、3−フルオル−4−メチル−α−メ
チルスチレン、p−クロルメチル−α−メチルスチレ
ン、2,6−ジメトキシ−α−メチルスチレン、p−
(2−クロロエトキシ)−α−メチルスチレン、4−メ
チル−2−ヒドロキシ−α−メチルスチレン、p−グリ
シジル−α−メチルスチレン、4−アセチル−α−メチ
ルスチレン、p−メチルメルカプト−α−メチルスチレ
ン、p−エチルメルカプト−α−メチルスチレン、p−
メチルメルカプト−α−メチルスチレン等の二量体を挙
げる事が出来る。
ルスチレンの二量体は全て用いることができるが、2,
4−ジフェニル−4−メチル−1−ペンテン等を好まし
い具体例として挙げることができる。非水溶性溶剤と
は、製造される(共)重合体ラテックスを膨潤ないし溶
解し得るものであり、例を挙げれば、メタノール、エタ
ノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、アミルアルコール、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブタンジオール、グリセロール等のアル
コール類、ジオキサン、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、テトラヒドロフラン等の環状エーテル
類、セロソルブ、メチルセロソルブ、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類、アセトニトリ
ル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド等の
アミド類等がある。
ば、メタクリロニトリル、α−クロロアクリロニトリ
ル、α−エチルアクリロニトリル、α−メチルスチレ
ン、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、ブ
チルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、塩化ビニリ
デン、メタクリルアミド等が挙げられる。
ロピルトルエン、メチルブチルトルエン、メトキシトル
エン、クロルエトキシトルエン、ヒドロキシトルエン、
グリシジルトルエン、メチルメルカプトトルエン、エチ
ルメルカプトトルエン、カテコール等を挙げる事が出来
る。連鎖移動剤としては、上記に挙げた化合物は全て1
種または2種以上組み合わせて用いることができる。
によっては必ずしも添加する必要はないが、添加する場
合の配合重量の和は、全単量体100重量部に対し、
0.1〜10重量部であることが好ましい。また、本発
明においては、連鎖移動剤の添加のタイミングは特に制
限するところはないが、上述の核置換α−メチルスチレ
ン二量体と硫黄化合物の組み合わせとして添加する場合
は、全単量体100重量部に対し、0.1〜4重量部の
核置換α−メチルスチレン二量体を重合初期に添加する
ことが好ましい。ここでいう重合初期とは、全単量体の
5%がポリマーになるまでを言う。
によって種々の重合調整剤を、乳化重合時または乳化重
合終了時に添加することもできる。例としては、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸ナトリウム、リン酸水素ナトリウム、アンモニア水等
のPH調整剤やエチレンジアミン四酢酸ナトリウム等の
キレート剤、電解質等を挙げることができる。更には、
シクロペンテン、シクロヘキサン、シクロヘプテン、4
−メチルシクロヘキセン、1−メチルシクロヘキセン、
ベンゼン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン等の有
機溶媒を添加しても良い。
っては、、重合槽内に一括して出発原料を仕込んでから
重合開始しても良いし、出発原料の一部を予め槽内に仕
込んで重合を開始し、残りの分を槽内に追添加していく
方法にも適用できる。本発明の共重合体ラテックスを製
造する装置については、公知のオートクレーブ、Σ羽根
付きニーダー、攪拌機付きのリアクター等を使用する事
ができる。工業的に生産する場合には、攪拌翼を有して
おり且つ周囲に重合熱の除去を目的としたジャケットを
有するリアクターが好ましく用いられる。またリアクタ
ーの容積は10〜70m3 である物が好適に用いられ
る。
なく使用可能である。例えばプロペラ翼、タービン翼、
パドル翼、ヘリカルリボン等が挙げられ、これらは多段
に配したものも使用可能である。また、特開平5−49
890号公報に開示された攪拌装置も使用可能である。
本発明の共重合体ラテックスに関しては、複数の異なる
組成を有する単量体組成物を、重合時に段階的に添加さ
せて得る多段重合、いわゆるコア/シェル型ラテックス
についても適用することが可能である。
知の方法で残留未反応単量体の除去、安定化、凝集物の
除去が行われ、実用に供される。また、製造されたラテ
ックスには、その性能向上を目的として、必要に応じて
可塑剤、乳化剤、消泡剤、殺菌剤、(合成)保水剤、印
刷性向上剤、成膜助剤、還元剤、酸化防止剤、紫外線吸
収剤や光安定剤等の耐候剤、帯電防止剤、難燃剤、増粘
または減粘剤等を添加することも可能である。
ラビア印刷用塗工紙を製造するに当たっては、塗被組成
物の粘度を向上せしめ、かつ塗工層に保水性を付与させ
る為に、いわゆるアルカリ可溶型共重合体ラテックスを
添加して用いられる事が好ましい。ここで言うアルカリ
可溶型共重合体ラテックスとは、エチレン系不飽和モノ
カルボン酸単量体、及びエチレン性不飽和モノカルボン
酸アルキルエステル単量体から選ばれる1種又は2種以
上の単量体30〜100重量部、その他共重合可能な単
量体70〜0重量部からなるアルカリ可溶型共重合体ラ
テックスとして定義されるものである。
例としては、メタクリル酸、アクリル酸、クロトン酸、
ジカルボン酸のハーフエステル等が挙げられ、特にメタ
クリル酸及び/又はアクリル酸が好ましく使用される。
エチレン性不飽和モノカルボン酸アルキルエステル単量
体の例としては、アクリル酸又はメタクリル酸のメチル
エステル、エチルエステル、n−ブチルエステル、i−
ブチルエステル、2ーエチルヘキシルエステル、グリシ
ジルエステル、n−オクチルエステル等が挙げられ、ア
クリル酸エチルエステル及びアクリル酸n−ブチルエス
テルが好ましく使用される。
不飽和二重結合を有する単量体であれば種類に関係なく
使用可能であり、例えば、スチレン、α−メチルスチレ
ン、ビニルトルエン、パラメチルスチレン等の芳香族ビ
ニル化合物;アクリルアミド、メタアクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−ブトキシアクリルア
ミド、ジアセトンアクリルアミド等のアミド結合を有す
る共重合性不飽和化合物、(メタ)アクリロニトリル等
のシアン化ビニル化合物;酢酸ビニル、ギ酸ビニル、ア
リルアセテート、メタアリルアセテート等のモノオレフ
ィン類;メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ジビニ
ルベンゼン、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、テトラメチレングリコールジメタクリレート、ビニ
ル(メタ)アクリレート、トリビニルベンゼン、ペンタ
エリスリトールテトラメタクリレート等の多官能性単量
体等が挙げられるが、酢酸ビニルが好適に用いられる。
添加量としては、ベースとなる共重合体ラテックス(即
ち、請求項1に記載の共重合体ラテックス)100重量
部に対し、0〜15重量部(固形分換算)の範囲にある
事が好ましく、更に、共重合体ラテックスの接着強度及
び紙塗工用組成物を形成した際の粘度の観点から、2〜
8重量部の範囲にある事がより好ましい。
も、得られた塗工紙のグラビア印刷適性を損なわない程
度に使用可能である。これらの添加剤等の添加量は、製
造されたラテックス100重量部に対し、10重量部以
下、好ましくは7重量部以下である。本発明の共重合体
ラテックスのゲル分は特に限定されるものではないが、
塗工紙の強度及びグラビア印刷時の網点再現性の観点よ
り、85〜95%の範囲にある事が望ましい。
被用組成物を調製するに当たっては、公知の顔料、即
ち、無機顔料であるクレー、カオリン、重質または軽質
炭酸カルシウム、タルク、サチンホワイト、酸化チタ
ン、水酸化アルミニウム、シリカ、酸化亜鉛、硫酸バリ
ウム、硫酸カルシウム、及び有機顔料等を使用する事が
できる。
発明の共重合体ラテックス以外のバインダーとしては、
酸化澱粉、リン酸エステル化澱粉等のエステル化澱粉、
ヒドロキシエチルエーテル化澱粉等のエーテル化澱粉、
陽性化澱粉、酵素変性澱粉、デキストリン等の澱粉及び
その誘導体;カゼイン、大豆蛋白、合成蛋白等の蛋白
質;ポリビニルアルコール、オレフィン・無水マレイン
酸樹脂、メラミン樹脂等の合成樹脂系接着剤等も使用可
能である。
水化剤、着色剤、(合成)保水剤、離型剤及びPH調製
剤等の各種助剤も使用する事ができる。調製された塗被
組成物は、ブレードコーター、バーコーター、ロールコ
ーター、ゲートロールコーター、エアナイフコーター、
プレメタリングサイズプレス等の装置を用いて紙に塗工
される。塗工は、紙の片面、両面いずれも可能であり、
また、一層だけでなく、多層に分けて塗工する事も可能
である。
詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例によって何
ら限定されるものではない。尚、実施例及び比較例に於
ける各物性の測定方法は次に示す通りである。 (1)ラテックス粒子径(nm) 光散乱法粒度分析計(CN−WOOD社製モデル600
0)により共重合体ラテックスの平均粒子径を測定し
た。
の雰囲気下でフッ素樹脂板上に薄く流して24時間乾燥
させ、フィルム状としたものを示差走査熱量計(DS
C)を用いて、昇温速度2℃/分、開始温度−100℃
の条件にて測定した。
の雰囲気下でフッ素樹脂板上に薄く流して24時間乾燥
させ、フィルム状とし、その0.5gを50mlのガラ
ス性スクリュー管に秤量・採取し、これにトルエン30
mlを加えて振とう機で3時間振とう処理した後、32
5メッシュステンレス製金網(大きさ5X5cm)上に
スクリュー管の内容物をあけ、5mlのトルエンで洗浄
後、130℃の乾燥機内で1時間乾燥させ、トルエン不
溶分の重量を測定し、最初の採取試料に対する重量%で
示した。
率) 大蔵省印刷局式グラビア印刷機を用い、網グラフ版にて
印刷して網点欠落数を測定し、特定の領域内に存在する
網点総数(3456個)に対する欠落数の割合(%)で
示した。この割合が小さいほど、良好なグラビア印刷適
性を有する。 (5)ケロシン膨潤度 得られた共重合体ラテックスを、温度23℃湿度65%
の雰囲気下でガラス板上に薄く流して24時間乾燥さ
せ、厚さ30μmのフィルムを作製した。次いで、この
ラテックスフィルムを裁断し、0.5gを秤量してガラ
ス製スクリュー管に採取し、ケロシン(比重:0.7
9、沸点150〜320℃、和光純薬工業株式会社製)
25mlを加えて振とう機で3時間振とう処理した後、
325メッシュステンレス製金網(大きさ5X5cm)
上にスクリュー管の内容物をあけ、ケロシンで膨潤した
ラテックスフィルムの重量を測定した。更に、この内容
物を130℃の乾燥機内で1時間乾燥させ、ケロシン不
溶物の乾燥重量を測定した。ケロシン膨潤度は以下の計
算式により算出した。
ラテックスフィルムの重量)/(ケロシン不溶物重量) (6)塗工紙の吸油度 JIS P 8130号試験法に順じて油吸収メーター
を使用し、0.1m2の塗工紙上に0.15mlのポリ
ブテン油(粘度230cP;20℃)を均一に塗布し、
長さ100mm、重量5.7Kgのローラーを塗工紙上
で転がせてポリブテン油を塗工紙に吸収させた。更に、
塗工紙表面上の油膜の正反射光量を検流計で測定できる
装置を設定しておき、測定面をローラーが通過してから
検流計の目盛りが5目盛り動くまでの時間を測定した。
この測定時間が小さいほど、良好な吸油性を有する。
部、平均粒子径0.12μmのシードラテックス(スチ
レン単位96重量%とイタコン酸単位4重量%とからな
るスチレン−イタコン酸共重合体ラテックス)2.2重
量部(共重合体換算)、ドデシル硫酸ナトリウム0.3
重量部、イタコン酸2.0重量部を仕込み、80℃に加
温した。
スチレン21重量部、ブタジエン52重量部、メチルメ
タクリレート7重量部、アクリロニトリル20重量部及
びtードデシルメルカプタン0.5重量部からなる油性
単量体混合液と、重合水24重量部、水酸化ナトリウム
0.2重量部及び過硫酸カリウム1.0重量部からなる
水性混合液を、それぞれ別個に5.5時間に渡って添加
し、乳化重合した。更に重合率を上げる為に1時間その
ままの状態に保持した。重合収率は98%であった。
トリウム水溶液を添加し、ラテックスのPHを5.5に
調整した後、スチームストリッピング法にて未反応の単
量体を除去し、最終製品としてのラテックスを得た。こ
のラテックスのガラス転移温度(Tg)は−21℃、粒
子径は170nm、ゲル分は89%、ケロシン膨潤度は
1.45であった。
部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.9重量
部、過硫酸ナトリウム0.5重量部を仕込み、更にメタ
クリル酸25重量部、アクリル酸エチル60重量部、酢
酸ビニル15重量部及びt−ドデシルメルカプタン0.
08重要部を仕込み、窒素置換後、90℃に加温して重
合を開始した。重合開始後3時間で、共重合体粒子の平
均粒子径が170nm、重合収率が99%、PH3.2
のアルカリ増粘型ラテックスを調製した。
粘型ラテックスを固形分比で100:6に混合した。こ
のラテックスを使用し、以下に示す配合割合で、固形分
が62%になる様に塗工液を調製し、市販の上質紙(坪
量74g/m2)に片面13〜14g/m2 の塗工量に
なるようにバーにて塗工し、乾燥機で乾燥した(130
℃×20秒)。続いてスーパーカレンダー処理(55
℃、180kg/cm3 、4回通し)を行い、試験片と
して各物性を評価した。網点欠落率は1.5%、吸油度
は53秒であった。
示す単量体組成の共重合体ラテックスを製造した。これ
らのラテックスの物性を表1に記載する。続いて、製造
したこれらの共重合体ラテックスに実施例2に記載した
アルカリ増粘型ラテックスを混合した。混合割合(固形
分比)を表1に記した。更に、これらのラテックスを用
いて、実施例3と同様の方法で塗工紙を調製し、各物性
を評価した。それらの結果を表1に記す。
す単量体組成の共重合体ラテックスを製造した。これら
のラテックスの物性を表2に記載する。続いて、製造し
たこれらの共重合体ラテックスに実施例2に記載したア
ルカリ増粘型ラテックスを混合した。混合割合(固形分
比)を表2に記した。更に、これらのラテックスを用い
て、実施例3と同様の方法で塗工紙を調製し、各物性を
評価した。それらの結果を表2に記す。
とにより、従来の方法に比べて、得られた塗工紙の吸油
性、及び網点再現性の双方を飛躍的に向上させる事が可
能となる。これは、本発明の共重合体ラテックスが、極
めて特殊な組成及び物性を有する為であり、工業的に極
めて有効である。
Claims (2)
- 【請求項1】 共役ジエン系単量体、エチレン性不飽和
カルボン酸単量体、シアン化ビニル系単量体、及びこれ
らと共重合しうるその他の単量体を乳化重合することに
よって得られる共重合体ラテックスであって、ケロシン
に対する膨潤度が1.85以下の範囲にあり、かつガラ
ス転移温度が0℃以下であるグラビア印刷紙塗被組成物
用共重合体ラテックス。 - 【請求項2】 エチレン系不飽和モノカルボン酸単量
体、及びエチレン性不飽和モノカルボン酸アルキルエス
テル単量体から選ばれる1種又は2種以上の単量体30
〜100重量部、その他共重合可能な単量体70〜0重
量部からなるアルカリ可溶型共重合体ラテックスを、請
求項1記載の共重合体ラテックスに添加・混合した共重
合体ラテックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP510698A JPH11200294A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | グラビア印刷紙塗被組成物用共重合体ラテックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP510698A JPH11200294A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | グラビア印刷紙塗被組成物用共重合体ラテックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11200294A true JPH11200294A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11602121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP510698A Pending JPH11200294A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | グラビア印刷紙塗被組成物用共重合体ラテックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11200294A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242093A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-28 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 記録用紙 |
JP2003003393A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Nippon A & L Kk | グラビア印刷用紙塗工用共重合体ラテックス |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP510698A patent/JPH11200294A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002242093A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-28 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 記録用紙 |
JP2003003393A (ja) * | 2001-06-21 | 2003-01-08 | Nippon A & L Kk | グラビア印刷用紙塗工用共重合体ラテックス |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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