JPH11199988A - シリコンの濃度勾配を有するけい素鋼板 - Google Patents
シリコンの濃度勾配を有するけい素鋼板Info
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- JPH11199988A JPH11199988A JP10004945A JP494598A JPH11199988A JP H11199988 A JPH11199988 A JP H11199988A JP 10004945 A JP10004945 A JP 10004945A JP 494598 A JP494598 A JP 494598A JP H11199988 A JPH11199988 A JP H11199988A
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- Japan
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- steel sheet
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- silicon
- silicon steel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 Siの濃度勾配を持つけい素鋼板において、
Si以外の元素の添加量を制御して、加工性や磁気特性
の優れたけい素鋼板を提供する。 【解決手段】 Siを平均値濃度で7wt.%以下含有
し、板厚方向にSiの濃度勾配を有し、その濃度勾配が
板厚中心に関しほぼ対象であり、板表層のSi濃度が板
厚中心部のSi濃度より高く、Si濃度の最大と最小の
差が0.5wt.%以上であり、かつ平均値濃度で、
0.001≦C≦0.02wt.%、0.01≦Mn≦
1.0wt.%、0.001≦P≦0.1wt.%、
0.0001≦S≦0.1wt.%、0.0001≦s
ol.Al≦2.0wt.%、0.001≦N≦0.1
wt.%であることを特徴とするシリコンの濃度勾配を
有するけい素鋼板。
Si以外の元素の添加量を制御して、加工性や磁気特性
の優れたけい素鋼板を提供する。 【解決手段】 Siを平均値濃度で7wt.%以下含有
し、板厚方向にSiの濃度勾配を有し、その濃度勾配が
板厚中心に関しほぼ対象であり、板表層のSi濃度が板
厚中心部のSi濃度より高く、Si濃度の最大と最小の
差が0.5wt.%以上であり、かつ平均値濃度で、
0.001≦C≦0.02wt.%、0.01≦Mn≦
1.0wt.%、0.001≦P≦0.1wt.%、
0.0001≦S≦0.1wt.%、0.0001≦s
ol.Al≦2.0wt.%、0.001≦N≦0.1
wt.%であることを特徴とするシリコンの濃度勾配を
有するけい素鋼板。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトランス、リアクト
ルやモータのコアとして使用される残留磁束密度が低
く、かつ鉄損特に高周波鉄損の低いシリコンの濃度勾配
を有するけい素鋼板に関する。
ルやモータのコアとして使用される残留磁束密度が低
く、かつ鉄損特に高周波鉄損の低いシリコンの濃度勾配
を有するけい素鋼板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のけい素鋼板は残留磁束密度が高い
ため大きな突入電流を引き起こす欠点を有していた。軟
磁気特性を損なわないで、この高い残留磁束密度を低下
させるには特開平9−184051号に開示したように
Siの濃度勾配を形成することが有効である。Siの濃
度勾配により残留磁束密度は低下し、高周波鉄損の低い
材料が得られる。
ため大きな突入電流を引き起こす欠点を有していた。軟
磁気特性を損なわないで、この高い残留磁束密度を低下
させるには特開平9−184051号に開示したように
Siの濃度勾配を形成することが有効である。Siの濃
度勾配により残留磁束密度は低下し、高周波鉄損の低い
材料が得られる。
【0003】このSiの濃度勾配は種々の方法で形成で
きるが、例えば化学気相蒸着法や浸珪法で表面からSi
を浸透させることで実現できる。この時の濃度勾配の一
例を図1に示す。表裏面よりSiが浸透する結果、板厚
中心の濃度が低く、両側の濃度が高いほぼ対称なSi濃
度勾配が形成される。
きるが、例えば化学気相蒸着法や浸珪法で表面からSi
を浸透させることで実現できる。この時の濃度勾配の一
例を図1に示す。表裏面よりSiが浸透する結果、板厚
中心の濃度が低く、両側の濃度が高いほぼ対称なSi濃
度勾配が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者らの
研究によれば、このような材料は、加工性や、磁気特性
の劣化を引き起こす場合があった。そこで、その原因を
調べた結果、Siが表面から板厚中心に拡散浸透する
と、他の元素は、Si濃度分布と逆の山形分布となるこ
とが判明した。これはSi濃度により鋼中の各元素のケ
ミカルポテンシャルが変化し高濃度Si側から低濃度S
i側へ各元素が拡散移動するためと考えられる。そし
て、板厚全体の平均濃度を平均値濃度とすると、各元素
の最大濃度は平均値の2〜5倍に達する。その分布はS
iの濃度分布と逆に表面が低く、板厚中心部が高くな
る。この結果、板厚内部で種々の元素が高濃度となり加
工性や磁気特性の劣化を引き起こすことを知見した。
研究によれば、このような材料は、加工性や、磁気特性
の劣化を引き起こす場合があった。そこで、その原因を
調べた結果、Siが表面から板厚中心に拡散浸透する
と、他の元素は、Si濃度分布と逆の山形分布となるこ
とが判明した。これはSi濃度により鋼中の各元素のケ
ミカルポテンシャルが変化し高濃度Si側から低濃度S
i側へ各元素が拡散移動するためと考えられる。そし
て、板厚全体の平均濃度を平均値濃度とすると、各元素
の最大濃度は平均値の2〜5倍に達する。その分布はS
iの濃度分布と逆に表面が低く、板厚中心部が高くな
る。この結果、板厚内部で種々の元素が高濃度となり加
工性や磁気特性の劣化を引き起こすことを知見した。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、Siの濃度勾配を持つけ
い素鋼板において、Si以外の元素の添加量を制御し
て、加工性や磁気特性の優れたけい素鋼板を提供するこ
とにある。
で、その目的とするところは、Siの濃度勾配を持つけ
い素鋼板において、Si以外の元素の添加量を制御し
て、加工性や磁気特性の優れたけい素鋼板を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、Si
を平均値濃度で7wt.%以下含有し、板厚方向にSi
の濃度勾配を有し、その濃度勾配が板厚中心に関しほぼ
対象であり、板表層のSi濃度が板厚中心部のSi濃度
より高く、Si濃度の最大と最小の差が0.5wt.%
以上であり、かつ平均値濃度で、0.001≦C≦0.
02wt.%、0.01≦Mn≦1.0wt.%、0.
001≦P≦0.1wt.%、0.0001≦S≦0.
1wt.%、0.0001≦sol.Al≦2.0w
t.%、0.001≦N≦0.1wt.%であることを
特徴とするシリコンの濃度勾配を有するけい素鋼板であ
る。
を平均値濃度で7wt.%以下含有し、板厚方向にSi
の濃度勾配を有し、その濃度勾配が板厚中心に関しほぼ
対象であり、板表層のSi濃度が板厚中心部のSi濃度
より高く、Si濃度の最大と最小の差が0.5wt.%
以上であり、かつ平均値濃度で、0.001≦C≦0.
02wt.%、0.01≦Mn≦1.0wt.%、0.
001≦P≦0.1wt.%、0.0001≦S≦0.
1wt.%、0.0001≦sol.Al≦2.0w
t.%、0.001≦N≦0.1wt.%であることを
特徴とするシリコンの濃度勾配を有するけい素鋼板であ
る。
【0007】なお、本発明の各元素の濃度は、Si濃度
勾配を持つけい素鋼板、すなわち最終製品における各元
素の平均濃度を規定したものである。Si濃度勾配を形
成する工程で元素の濃度が変化することがあるが、最終
製品における濃度を規定する。また、平均値濃度は製品
厚さのまま化学分析、例えば湿式分析することにより得
られ、この分析方法は当業者に広く知られている。
勾配を持つけい素鋼板、すなわち最終製品における各元
素の平均濃度を規定したものである。Si濃度勾配を形
成する工程で元素の濃度が変化することがあるが、最終
製品における濃度を規定する。また、平均値濃度は製品
厚さのまま化学分析、例えば湿式分析することにより得
られ、この分析方法は当業者に広く知られている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
上述のように、各元素の最大濃度が平均値の2乃至5倍
になり、この最大濃度が加工性、磁気特性に影響を及ぼ
すので、このことを考慮して各元素の平均値濃度の許容
範囲、特に許容上限を決めた。以下に各元素の限定理由
を示す。
上述のように、各元素の最大濃度が平均値の2乃至5倍
になり、この最大濃度が加工性、磁気特性に影響を及ぼ
すので、このことを考慮して各元素の平均値濃度の許容
範囲、特に許容上限を決めた。以下に各元素の限定理由
を示す。
【0009】平均値Si濃度は7wt%を超えると、加
工性が急激に劣化するため、これを上限とする。Si濃
度の最高と最小の差は低残留磁束密度特性を確保するた
めに必要であり、残留磁束密度を約0 .5 T以下とする
にはSi濃度の最大と最小の差を0.5wt.%以上と
する必要がある。
工性が急激に劣化するため、これを上限とする。Si濃
度の最高と最小の差は低残留磁束密度特性を確保するた
めに必要であり、残留磁束密度を約0 .5 T以下とする
にはSi濃度の最大と最小の差を0.5wt.%以上と
する必要がある。
【0010】Cは、時効により磁気特性を劣化させる。
平均Si含有量が高い場合にはSiによるカーバイト析
出抑制効果により時効は抑えられるが、0.02wt%
を超えると時効し、また加工性も劣化する。平均Siか
低い場合はCをできるだけ低くする必要があるが、経済
的に除去できる限界として下限を0.001wt%とす
る。
平均Si含有量が高い場合にはSiによるカーバイト析
出抑制効果により時効は抑えられるが、0.02wt%
を超えると時効し、また加工性も劣化する。平均Siか
低い場合はCをできるだけ低くする必要があるが、経済
的に除去できる限界として下限を0.001wt%とす
る。
【0011】Mnは多少の増加であれば加工性を改善す
るが、過剰の濃度となると加工性を劣化させる。例え
ば、図2に、平均値Si濃度が目標4.0wt.%でS
i濃度の最大と最低の差ΔSiが目標2.9wt.%の
濃度勾配を持つけい素鋼板におけるMn量と加工性の関
係を示す。平均値Mn量が1wt.%以上になると加工
性を示す引張試験の伸びが低下する。平均値Siが7%
以下の場合、Mnの上限を1.0wt.%とすれば実用
上の問題はないため上限を1.0wt.%とする。しか
し、低くすぎると例えば浸珪法で濃度勾配を持つけい素
鋼板を製造するための素材を熱延する際、破断や表面疵
が発生するため0.01wt.%以上とする。
るが、過剰の濃度となると加工性を劣化させる。例え
ば、図2に、平均値Si濃度が目標4.0wt.%でS
i濃度の最大と最低の差ΔSiが目標2.9wt.%の
濃度勾配を持つけい素鋼板におけるMn量と加工性の関
係を示す。平均値Mn量が1wt.%以上になると加工
性を示す引張試験の伸びが低下する。平均値Siが7%
以下の場合、Mnの上限を1.0wt.%とすれば実用
上の問題はないため上限を1.0wt.%とする。しか
し、低くすぎると例えば浸珪法で濃度勾配を持つけい素
鋼板を製造するための素材を熱延する際、破断や表面疵
が発生するため0.01wt.%以上とする。
【0012】Pは磁気特性を向上するが過剰となると加
工性を著しく劣化させる。例えば、図3に平均値Si濃
度が目標5.2wt.%でΔSiが目標2.4wt.%
のけい素鋼板におけるPの効果を示す。0.1wt.%
以上になると加工性が急に劣化する。平均値Siが7w
t.%の場合、上限を0.1wt.%とすれば加工上の
問題は回避できる。Pは不可避的に鋼に混入するため除
去するには処理コストが必要になる。0.001wt.
%以下とすると高コストとなるため、これを下限とす
る。
工性を著しく劣化させる。例えば、図3に平均値Si濃
度が目標5.2wt.%でΔSiが目標2.4wt.%
のけい素鋼板におけるPの効果を示す。0.1wt.%
以上になると加工性が急に劣化する。平均値Siが7w
t.%の場合、上限を0.1wt.%とすれば加工上の
問題は回避できる。Pは不可避的に鋼に混入するため除
去するには処理コストが必要になる。0.001wt.
%以下とすると高コストとなるため、これを下限とす
る。
【0013】SもPと同様の理由で上下限が限定され
る。図3に加工性に及ぼす効果を示す。sol.Alは
磁気特性を改善するため添加されていることが望まし
い。特に、Si濃度が相対的に低い板厚中心部で濃化す
ればSi濃度が低いことによる鉄損劣化を補償してくれ
る。しかし、高濃度になると鋼を脆化させる。平均値S
iが7wt.%以下の場合、2.0wt.%以上となる
とけい素鋼板の加工が困難となる。一方、製鋼工程での
脱酸の要請から下限は0.001wt.%が必要であ
る。
る。図3に加工性に及ぼす効果を示す。sol.Alは
磁気特性を改善するため添加されていることが望まし
い。特に、Si濃度が相対的に低い板厚中心部で濃化す
ればSi濃度が低いことによる鉄損劣化を補償してくれ
る。しかし、高濃度になると鋼を脆化させる。平均値S
iが7wt.%以下の場合、2.0wt.%以上となる
とけい素鋼板の加工が困難となる。一方、製鋼工程での
脱酸の要請から下限は0.001wt.%が必要であ
る。
【0014】Nは時効およびAlN析出により磁気特性
を劣化させる。特に平均値Siが低い場合に、その効果
が顕著となる。図4に平均値Siが目標3.2wt.%
でΔSiが目標0.7wt.%の場合の磁気特性に及ぼ
すNの効果を示す。Nが0.1wt.%以上になると鉄
損が急増するため、これを上限とする。また、Nを0.
001wt.%以下とすることは困難なため、これを下
限とする。
を劣化させる。特に平均値Siが低い場合に、その効果
が顕著となる。図4に平均値Siが目標3.2wt.%
でΔSiが目標0.7wt.%の場合の磁気特性に及ぼ
すNの効果を示す。Nが0.1wt.%以上になると鉄
損が急増するため、これを上限とする。また、Nを0.
001wt.%以下とすることは困難なため、これを下
限とする。
【0015】
【実施例】種々の組成を有する板厚0.3〜0.05m
mの鋼板に浸珪処理を施し、Si濃度勾配を持つけい素
鋼板を製造した。浸珪処理は非酸化性雰囲気中で100
0℃以上に加熱した鋼板と四塩化けい素を反応させ、鋼
板表面にSi濃化相を形成し、その後、Siを部分的に
拡散させるものである。得られた鋼板の機械特性を引張
試験で、また磁気特性を測定した。また、Si分布は断
面をEPMAで分析し、平均値Si濃度および各元素の
濃度は湿式分析で調査した。分析結果を表1に、特性値
を表2に示す。
mの鋼板に浸珪処理を施し、Si濃度勾配を持つけい素
鋼板を製造した。浸珪処理は非酸化性雰囲気中で100
0℃以上に加熱した鋼板と四塩化けい素を反応させ、鋼
板表面にSi濃化相を形成し、その後、Siを部分的に
拡散させるものである。得られた鋼板の機械特性を引張
試験で、また磁気特性を測定した。また、Si分布は断
面をEPMAで分析し、平均値Si濃度および各元素の
濃度は湿式分析で調査した。分析結果を表1に、特性値
を表2に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】以上の結果から、C,Mn,P,S,so
l.Al,Nが本発明の範囲のもの(No. 1,2,5,6,9,1
0,13,14,17,18,21,22)は、上記添加元素が本発明範囲
を超えているもの(No.3,4,7,8,11,12,15,16,19,20)に
比べて、伸びが大きく鉄損も低いことが分かる。
l.Al,Nが本発明の範囲のもの(No. 1,2,5,6,9,1
0,13,14,17,18,21,22)は、上記添加元素が本発明範囲
を超えているもの(No.3,4,7,8,11,12,15,16,19,20)に
比べて、伸びが大きく鉄損も低いことが分かる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシリコン
の濃度勾配を有するけい素鋼板は、Siの濃度勾配を持
つ場合に、他の元素の平均値濃度を規定することによ
り、優れた加工性及び磁気特性を有するという顕著な効
果を発揮する。
の濃度勾配を有するけい素鋼板は、Siの濃度勾配を持
つ場合に、他の元素の平均値濃度を規定することによ
り、優れた加工性及び磁気特性を有するという顕著な効
果を発揮する。
【図1】板厚方向のSi濃度分布及びFe濃度分布の一
例を示す図。
例を示す図。
【図2】横軸に平均値Mn濃度、縦軸に伸びをとり、M
nの平均値濃度が加工性に及ぼす影響を示す図。
nの平均値濃度が加工性に及ぼす影響を示す図。
【図3】横軸に平均値P及びS濃度、縦軸に伸びをと
り、P及びSの平均値濃度が加工性に及ぼす影響を示す
図。
り、P及びSの平均値濃度が加工性に及ぼす影響を示す
図。
【図4】 横軸に平均値N濃度、縦軸に鉄損をとり、N
の平均値濃度が磁気特性に及ぼす影響を示す図。
の平均値濃度が磁気特性に及ぼす影響を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 Siを平均値濃度で7wt.%以下含有
し、板厚方向にSiの濃度勾配を有し、その濃度勾配が
板厚中心に関しほぼ対象であり、板表層のSi濃度が板
厚中心部のSi濃度より高く、Si濃度の最大と最小の
差が0.5wt.%以上であり、かつ平均値濃度で、
0.001≦C≦0.02wt.%、0.01≦Mn≦
1.0wt.%、0.001≦P≦0.1wt.%、
0.0001≦S≦0.1wt.%、0.0001≦s
ol.Al≦2.0wt.%、0.001≦N≦0.1
wt.%であることを特徴とするシリコンの濃度勾配を
有するけい素鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10004945A JPH11199988A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | シリコンの濃度勾配を有するけい素鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10004945A JPH11199988A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | シリコンの濃度勾配を有するけい素鋼板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11199988A true JPH11199988A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11597721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10004945A Pending JPH11199988A (ja) | 1998-01-13 | 1998-01-13 | シリコンの濃度勾配を有するけい素鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11199988A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013069259A1 (ja) * | 2011-11-09 | 2013-05-16 | Jfeスチール株式会社 | 極薄電磁鋼板 |
JP2013181193A (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-12 | Jfe Steel Corp | 高周波鉄損特性に優れる極薄電磁鋼板 |
WO2019220770A1 (ja) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | Jfeスチール株式会社 | モータ |
US10584406B2 (en) | 2012-01-27 | 2020-03-10 | Jfe Steel Corporation | Electrical steel sheet |
CN111430092A (zh) * | 2016-06-15 | 2020-07-17 | Tdk株式会社 | 软磁性金属粉末、软磁性金属烧结体及线圈型电子部件 |
WO2021065555A1 (ja) * | 2019-10-03 | 2021-04-08 | Jfeスチール株式会社 | 無方向性電磁鋼板およびその製造方法 |
-
1998
- 1998-01-13 JP JP10004945A patent/JPH11199988A/ja active Pending
Cited By (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013122081A (ja) * | 2011-11-09 | 2013-06-20 | Jfe Steel Corp | 極薄電磁鋼板 |
CN103930584A (zh) * | 2011-11-09 | 2014-07-16 | 杰富意钢铁株式会社 | 极薄电磁钢板 |
TWI554617B (zh) * | 2011-11-09 | 2016-10-21 | 杰富意鋼鐵股份有限公司 | 極薄電磁鋼板 |
US9666350B2 (en) | 2011-11-09 | 2017-05-30 | Jfe Steel Corporation | Ultrathin electromagnetic steel sheet |
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TWI699437B (zh) * | 2018-05-14 | 2020-07-21 | 日商杰富意鋼鐵股份有限公司 | 馬達 |
JP2019199624A (ja) * | 2018-05-14 | 2019-11-21 | Jfeスチール株式会社 | モータ |
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