JPH11199018A - 物品収納設備 - Google Patents

物品収納設備

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JPH11199018A
JPH11199018A JP283898A JP283898A JPH11199018A JP H11199018 A JPH11199018 A JP H11199018A JP 283898 A JP283898 A JP 283898A JP 283898 A JP283898 A JP 283898A JP H11199018 A JPH11199018 A JP H11199018A
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JP283898A
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Inventor
Mikiaki Ishiguro
幹朗 石黒
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業対象となる収納部の位置を視覚的に容易
に判断できるようにして、収納部に対して適正な物品出
し入れ作業を行う。 【解決手段】 入出庫作業用の走行用通路の長手方向及
び上下方向に並べて複数の収納部が備えられ、その収納
部に対する物品出し入れを行う作業者の搭乗部21を備
えた昇降部20を昇降駆動自在に備える走行体10が、
上記入出庫作業用の走行用通路を駆動走行するときに、
昇降部20に設けた表示手段43に、上記複数の収納部
のレイアウトが図形表示されるとともに、前記複数の収
納部に対する昇降部20の位置を管理している管理情報
に基づいて、前記複数の収納部のレイアウト表示中に、
昇降部20の現在位置と次に物品出し入れ作業を行う作
業対象収納部の位置とが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降部を昇降駆動
自在に備える走行体が、入出庫作業用の走行用通路を駆
動走行自在に設けられ、前記走行用通路の長手方向及び
上下方向に並べて複数の収納部を備える収納棚が設けら
れ、前記昇降部が、前記収納部に対する物品出し入れを
行う作業者の搭乗部を備えている物品収納設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】上記物品収納設備では、例えば収納部か
らの物品取出しを行う場合を説明すると、搭乗部に備え
た表示器に作業対象収納部の位置が棚番号で表示され、
昇降部が上記作業対象収納部まで移動すると、作業者は
上記棚番号の表示を確認しながら、その収納部から物品
を取り出すようにしていた(例えば、特開平1−985
06号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、作業対象収納部の位置が棚番号等で表示さ
れるだけであるので、その作業対象収納部の位置が判り
にくく、そのため、作業者が作業対象収納部の位置を間
違えて、不適正な物品出し入れ作業を行うおそれがあっ
た。本発明の目的は、上記実情に鑑みてなされたもので
あって、その目的は、上記従来技術の欠点を解消すべ
く、作業対象となる収納部の位置を視覚的に容易に判断
できるようにして、適正な物品出し入れ作業を行うこと
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1では、収納棚に
おいて入出庫作業用の走行用通路の長手方向及び上下方
向に並べて複数の収納部が備えられ、その収納部に対す
る物品出し入れを行う作業者の搭乗部を備えている昇降
部を昇降駆動自在に備える走行体が、上記入出庫作業用
の走行用通路を駆動走行するときに、昇降部に設けた表
示手段に、上記複数の収納部のレイアウトが図形表示さ
れるとともに、前記複数の収納部に対する昇降部の位置
を管理している管理情報に基づいて、前記複数の収納部
のレイアウト表示中に、昇降部の現在位置と次に物品出
し入れ作業を行う作業対象収納部の位置とが表示され
る。従って、作業対象となる収納部と昇降部の位置関係
が、複数の収納部のレイアウト表示において図形表示さ
れるので、従来のように、作業対象収納部の位置が棚番
号等で表示されるものに比べて、作業対象収納部の位置
を視覚的に容易に判断でき、適正な物品出し入れ作業を
行うようにすることができる。
【0005】請求項2では、請求項1において、走行体
が入出庫作業用の走行用通路を走行するとともに昇降部
が昇降して、昇降部の現在位置が次に物品出し入れ作業
を行う作業対象収納部の位置に近づくと、前記表示手段
による前記複数の収納部のレイアウト表示において、そ
の作業対象収納部を含む設定範囲の収納部のレイアウト
が拡大表示される。従って、例えば、複数の収納部全体
のレイアウト表示では、作業対象収納部と昇降部の位置
関係が比較的狭い表示領域に表示されるので、作業対象
収納部の位置を作業者が読み取るときに少し注意力を要
するのに比べて、拡大されたレイアウト表示によって、
一層容易に読み取ることができ、もって、請求項1の好
適な手段が得られる。
【0006】請求項3では、請求項1又は2において、
複数の収納部のうちで物品出し入れ作業を行う複数の作
業対象収納部の夫々に対する作業の内容と、その複数の
作業対象収納部における作業の順序とが管理され、その
管理情報に基づいて、前記表示手段に、次に物品出し入
れ作業を行う作業対象収納部の位置と、その作業対象収
納部に対する作業の内容とが表示される。従って、次に
物品出し入れ作業を行う作業対象収納部の位置がレイア
ウト表示されると表示手段に、その作業対象収納部に対
する作業の内容が表示されるので、その両方の表示を見
ながら、対象となる収納部に対する物品出し入れ作業を
一層的確に行うことができ、もって、請求項1又は2の
好適な手段が得られる。
【0007】請求項4では、請求項3において、物品出
し入れ作業を行う複数の作業対象収納部の各位置が、そ
の複数の作業対象収納部における作業の順序が判る状態
で表示される。従って、複数の作業対象収納部の位置と
その作業順序の表示によって、作業者は順次作業する収
納部同士の位置が近いか遠いか等を判断して、余裕を持
って作業を進めることができ、もって、請求項3の好適
な手段が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、収納棚
1が4個並設されて棚部が構成され、各収納棚1に、入
出庫作業用の走行用通路3a,3bの長手方向及び上下
方向に並べて複数の収納部1aが備えられ、その収納部
1aに対する物品出入れ作業用のスタッカークレーン1
0(走行体に相当する)と、このスタッカークレーン1
0を棚部の外側で移送する移送台車30とを設けて、物
品収納設備を構成してある。この物品収納設備では、上
記収納部1aに対する物品出入れを行う作業者がスタッ
カークレーン10の昇降部20に備えた搭乗部21に乗
り、スタッカークレーン10及び移送台車30を運転し
て所定の収納棚1の所定の収納部1aに移動して物品を
手で出し入れする。
【0009】棚部の内部に、4個の収納棚1のうちの2
個の収納棚1に対する入出庫作業を行うためにスタッカ
ークレーン10が走行する走行用レール2が設置された
第1走行用通路3aと、他の2個の収納棚1に対する入
出庫作業を行うためにスタッカークレーン10が走行す
る走行用レール2が設置された第2走行用通路3bとを
通路横幅方向に並べて、入出庫作業用の走行用通路3
a,3bを形成し、又、棚部の外側に、前記走行用通路
3aと走行用通路3bが並ぶ方向に沿って、前記移送台
車30が走行する一対の走行用レール4,5を備えた走
行経路6を形成してある。
【0010】図4に示すように、各走行用通路3a,3
bの走行用レール2の上を走行する一対の走行車輪11
a,11bのうちの一方の車輪11aを一端側に走行モ
ータ12によって駆動自在に備え、他方の車輪11bを
他端側に遊転自在に備える基体部13aの前後輪間に昇
降ポスト14を立設するとともに、前記基体部13aの
前端側及び後端側から張出アーム15を基体部13aの
横外側に向けて延出させて、車体13を構成してある。
そして、昇降ポスト14に昇降部20を昇降自在に支持
させるとともに、基体部13aの横側に昇降モータ16
によって駆動回転自在に取り付けてあるチェーン操作ス
プロケット17が昇降チェーンを駆動して、昇降部20
を昇降ポスト14に沿って昇降駆動するように構成し
て、前記スタッカークレーン10を構成してある。
【0011】すなわち、走行モータ12を駆動すること
により、車体13が走行モータ12で駆動される走行車
輪11aと、遊転式の走行車輪11bとによって走行用
通路3a,3bを走行用レール2に案内されて駆動走行
して、昇降部20に備えた搭乗部21を走行用通路3
a,3bの両横側に位置する収納棚1の前側を棚左右方
向に移動させる。このとき、前記昇降ポスト14の上端
部に備えてあるガイド機構18が走行体上下方向の軸芯
まわりで回動するように有している一対の遊転自在なガ
イドローラ18a,18aにより、走行用通路3a,3
bの上方に固設されている支持レール7に係合しながら
移動していき、車体13を走行用レール2から外れない
ように、かつ、横倒れしないように支持レール7に支持
させていく。そして、昇降モータ16を駆動することに
より、昇降部20が昇降モータ16で駆動される昇降チ
ェーンによって昇降駆動され、搭乗部21を走行用通路
3a,3bの両横側に位置する収納棚1の前側を昇降さ
せる。
【0012】図1及び図4に示すように、昇降部20
は、取付けフレーム22を介して昇降ポスト14の横一
側方に偏位する配置で昇降ポスト14に支持させてあ
る。前記一対の張出アーム15,15のいずれの張出ア
ーム15も、昇降部20が昇降ポスト14に対して偏位
している方向と同じ方向に向かって基体部13aから延
出するとともに基端側だけで基体部13aに連結して支
持される片持ちアームに構成してある。一対の張出アー
ム15,15それぞれの延出端側にローラ19を走行体
横向きの軸芯まわりで回動自在に付設してある。
【0013】図4〜図6に示すように、昇降部20は、
取付けフレーム22の下端側に連結する作業者搭乗用の
フロア23、及び、このフロア23の両横側に位置する
乗降口24、取付けフレーム22の前側に位置する運転
パネル25などを有する前記搭乗部21を備えるととも
に、この搭乗部21の両横側に入出庫物品を載置して搬
送できるように配置した物品載置テーブル26、搭乗部
21の上方を覆う屋根部材27などを備えてある。
【0014】上記各物品載置テーブル26は、支持部材
に固定されたテーブル部分26aと、この固定側テーブ
ル部分26aに搭乗部前後向きの軸芯Pまわりで上下に
揺動操作できるように支持される可動側テーブル部分2
6bとによって構成してある。可動側テーブル部分26
bは、図5に実線で示す如く下降揺動させて倒伏状態の
取り付け姿勢にすると、固定テーブル部分26aと面一
に並んで物品載置が可能な使用姿勢になるとともに乗降
口24を閉じる状態になり、図5に二点鎖線で示す如く
上昇揺動させて起立状態の取り付け姿勢にすると、乗降
口24を開ける状態になるように構成し、作業時には、
可動側テーブル部分26bをドアとして乗降口24を閉
じておくようにする。
【0015】前記搭乗部21の昇降ポスト14とは反対
側の端部に側壁28が設けられ、その側壁28のうちの
前記取付けフレーム22に対向している中央側壁部28
aを、作業者が頭や上半身を搭乗部外に迫り出すことを
防止する壁体になるように搭乗フロア23から屋根部材
27に至る状態に形成するとともに、前記一対の各テー
ブル26,26と中央側壁部28aとの間、及び、前記
一対の各テーブル26,26と取付けフレーム22との
間に作業用間隙Sを形成してある。そして、作業用通路
3a,3bの長手方向及び上下方向に並べて備えられて
いる前記複数の収納部1aに対して、搭乗部21に搭乗
している作業者が二つの作業用間隙Sから手を延ばして
物品を出し入れすることができるようにしてある。
【0016】図4に示すように、車体13の台車部13
aに一対の位置センサー38,39を設けるとともに、
前記運転パネル25には、運転レバー50にて操作され
るスタッカークレーン10用の運転スイッチ51及び前
記移送台車30用の台車運転スイッチ52,53を備え
る指令操作部54と、運転起動スイッチ55が先端に付
いている固定レバー56とが設けられ、図6に示すよう
に、昇降部21の取付けフレーム22に高さセンサー4
0が設けられている。又、物品出し入れ用の作業情報を
表示するために液晶式の表示器にて構成された表示手段
43が、昇降部20の取付けフレーム22の前面側に取
り付けた状態で搭乗部21に設けてあり、この表示手段
43には、図8に示すように、複数の表示部43a〜4
3eや、タッチパネル式に構成した作業完了スイッチ部
43f等を備えさせてある。
【0017】そして、図4に示すように、前記基体部1
3aの一端部に制御装置59が搭載されるとともに、図
7に示すように、その制御装置59にマイクロコンピュ
ータを利用して構成した制御部60が備えられ、前記運
転スイッチ51、前記台車運転スイッチ52,53、前
記運転起動スイッチ55、各センサー38〜40の各情
報が上記制御部60に入力され、前記表示手段43が制
御部60に接続されている。一方、制御部60からは、
前記走行モータ12に接続する走行インバータ装置61
と、前記昇降モータ16に接続する昇降インバータ装置
62とに対する各駆動信号が出力され、又、上記制御部
60と、各インバータ装置61,62とに対して電力供
給する電源ユニット64が前記制御装置59に備えてあ
る。
【0018】前記一対の位置センサー38,39のうち
の一方の第1位置センサー38は、走行用通路3a,3
bに固設された検出対象体に作用する透過型光センサー
で成り、走行用通路3a,3bでの車体13の位置を検
出する。前記高さセンサー40は、昇降ポスト14に固
設された検出対象体に作用する透過型光センサーで成
り、昇降部20の車体13に対する上下方向での位置を
検出する。前記一対の位置センサー38,39のうちの
他方の第2位置センサー39は、走行通路6に固設され
た検出対象体に作用する透過型光センサーで成り、走行
経路6での移動台車30の位置を検出する。
【0019】前記電源ユニット64に接続する集電装置
65を、図4に示すように、車体13の基体部13aの
一端側に付設してある。この集電装置65は、車体13
が走行用通路3a,3bに位置する際には、走行用通路
3a,3bに固設された給電トロリ66に接触してこの
給電トロリ66から電力を受けて電源ユニット64に供
給し、車体13が移送台車30に乗った際には、移送台
車30に備えた給電トロリ67に接触してこの給電トロ
リ67から電力を受けて電源ユニット64に供給する。
尚、移送台車30の給電トロリ67は、走行経路6に固
設されている給電トロリ68に接触して電力を受ける集
電装置69に接続して、その集電装置69から電力供給
される(図1、図3参照)。
【0020】前記運転スイッチ51は、運転パネル25
の横方向と前後方向の両方向に揺動操作自在であるとと
もに中立位置に自動的に復帰する十字揺動自在な前記運
転レバー50によって操作され、車体13の走行と、昇
降部20の昇降とについての運転指令及び運転停止指令
を制御部60に出力する。すなわち、運転レバー50を
中立位置から横方向に揺動操作すると、運転スイッチ5
1が走行駆動状態になって車体13を運転レバー50の
操作方向に対応する前進又は後進側に走行させるべき運
転指令を制御部60に出力する。すると、制御部60が
走行モータ12を前進又は後進側に駆動させるべき信号
を走行インバータ装置61に出力し、この走行インバー
タ装置61が電源ユニット64からの駆動用電力を走行
モータ12に供給してこの走行モータ12を前進又は後
進側に駆動制御する。
【0021】又、運転レバー50を中立位置から前後方
向に揺動操作すると、運転スイッチ51が昇降駆動状態
になって昇降部20を運転レバー50の操作方向に対応
する上昇又は下降側に移動させるべき運転指令を制御部
60に出力する。すると、制御部60が昇降モータ16
を上昇又は下降側に駆動させるべき信号を昇降インバー
タ装置62に出力し、この昇降インバータ装置62が電
源ユニット64からの駆動用電力を昇降モータ16に供
給してこの昇降モータ16を上昇又は下降側に駆動制御
する。
【0022】運転レバー50に対する操作を解除して運
転レバー50が中立位置に復帰すると、運転スイッチ5
1が中立状態になって車体13及び昇降部20を停止さ
せるべき運転停止指令を制御部60に出力する。する
と、制御部60が走行モータ12の駆動を停止させるべ
き信号を走行インバータ装置61に、昇降モータ16の
駆動を停止させるべき信号を昇降インバータ装置62に
それぞれ出力し、走行インバータ装置61が走行モータ
12に対する電力供給を停止してこの走行モータ12を
停止操作し、昇降インバータ装置62が昇降モータ16
に対する電力供給を停止してこの昇降モータ15を停止
操作する。
【0023】前記運転起動スイッチ55は、作業者が車
体13や昇降部20の移動にかかわらず身体を安定させ
るべく前記固定レバー56を握りながら操作し、運転許
可又は運転禁止の指令を制御部60に出力する。つま
り、制御装置59を運転スイッチ51と台車運転スイッ
チ52,53とによる車体13、昇降部20及び移送台
車30の運転を許可させる状態と、禁止させる状態とに
切り換えるべく、運転起動スイッチ55は、入り側に押
し操作すると上記運転許可状態になり、かつ、押し操作
を止めると切り側に自動復帰して上記運転禁止状態にな
るように付勢された押しボタンスイッチに構成してあ
る。
【0024】そして、制御部60を利用して、前記複数
の収納部1aに対する昇降部20の位置を管理して、そ
の管理情報に基づいて、前記表示手段43による複数の
収納部1aのレイアウト表示中に、昇降部20の現在位
置と次に物品出し入れ作業を行う作業対象収納部1aの
位置とを表示するように、前記表示手段43の作動を制
御する表示制御手段100が構成されている。ここで、
複数の収納部1aに対する昇降部20の位置は、前記第
1位置センサー38による走行用通路3a,3bでの車
体13の位置検出情報と、前記高さセンサー40による
昇降部20の車体13に対する上下方向での位置検出情
報とに基づいて管理される。
【0025】具体的には、先ず、各収納部1aの位置を
次のように表す。前記走行経路6に向かって、4個の収
納棚1に対して左側から順に1から4の棚番号X(バン
クと呼ぶ)を付与し、各収納棚1において、図9に示す
ように、複数の収納部1aが収納棚1の上下方向に並ん
で成る収納部縦列に走行経路6に最も近くに位置するも
のから順に1からnの縦列番号Y(ベイと呼ぶ)を付与
するとともに、複数の収納部1aが収納棚1の左右方向
に並んで成る収納部横列に最も低レベルに位置するもの
から順に1からmの横列番号Z(レベルと呼ぶ)を付与
してある。そして、物品取り出し作業の場合を例にして
説明すると、図8に示すように、前記表示手段43の表
示画面において、物品取出し作業を行う作業対象収納部
1aの位置を上記各番号X,Y,Zで表した情報(例え
ば、2バンク7ベイ6レベル)が、第1表示部43aに
表示される。尚、画面右下に、次回の作業対象収納部1
aの番号(5ベイ7レベル)も表示されている。さら
に、第5表示部43eに、昇降部20の現在位置と、次
に物品取出し作業を行う作業対象収納部1aの位置と
が、複数の収納部1aのレイアウト表示中に表示されて
いる。従って、この第5表示部43e即ち表示手段43
が、前記複数の収納部1aのレイアウトを図形表示する
表示手段に対応する。
【0026】ここで、前記表示制御手段100は、前記
表示手段43による前記複数の収納部1aのレイアウト
表示において、前記昇降部20の現在位置が次に物品出
し入れ作業を行う作業対象収納部1aの位置に近づく
と、その作業対象収納部1aを含む設定範囲の収納部1
aのレイアウトを拡大表示するように構成されている。
すなわち、上記第5表示部43eに、複数の収納部1a
のうちで昇降部20の現在位置に対して収納部1aの枠
単位で2個以内に近接する範囲の収納部1aのレイアウ
トが図形表示されている。尚、昇降部20の現在位置が
作業対象収納部1aの位置から遠くなると、第5表示部
43eには、図10に示すように、4個の収納棚1の平
面視におけるレイアウト中でのスタッカークレーン10
の位置を表示するクレーン位置表示に切り換わり、作業
対象収納部1aに近づくと、再びその収納部1aを含む
範囲の拡大レイアウト表示に切り換わる。
【0027】又、前記表示制御手段100は、前記複数
の収納部1aのうちで物品出し入れ作業を行う複数の作
業対象収納部1aの夫々に対する作業の内容と、その複
数の作業対象収納部1aにおける作業の順序とを管理し
て、その管理情報に基づいて、前記表示手段43に、次
に物品出し入れ作業を行う作業対象収納部1aの位置
と、その作業対象収納部1aに対する作業の内容とを表
示させるように構成されている。具体的には、物品出し
入れ作業を行う複数の作業対象収納部1aの各位置を、
その複数の作業対象収納部1aにおける作業の順序が判
る状態で表示させるように、第5表示部43eにレイア
ウト表示される各作業対象収納部1aの箇所に作業順序
を示す番号を表示し、又、作業の内容を表示するため
に、第2表示部43bに物品の取出し個数を、第3表示
部43cに取出し物品の品名を、第4表示部43dに作
業の内容を指示するメッセージを、夫々表示している。
前記作業完了スイッチ部43fは、表示された作業対象
収納部1aに対する物品の出し入れが完了した際に作業
者が操作するものであり、操作されると、作業完了の情
報が制御部60に入力される。
【0028】次に、制御部60による表示制御の作動に
ついて、図11に示す制御フローに基づいて説明する。
先ず、電源が入れられて制御可能状態になると、ステッ
プ#1において、物品出し入れを行う作業対象収納部1
aの位置や、その作業対象収納部1aに対する物品の出
し入れ作業の内容や作業の順序等の情報、及び、昇降部
の位置情報など、各種の制御情報を入力して管理する。
次に、ステップ#2において、上記の各情報に基づい
て、前記表示手段43の画面に、初期表示として、スタ
ッカークレーン10の平面での位置や最初に作業する作
業対象収納部1aの棚番号等の情報を表示するクレーン
位置の表示(図10参照)を行う。次に、ステップ3に
移り、上記作業対象収納部1aに近づいたか否かを判断
して、近づいたと判断すると、ステップ#4において、
その作業対象収納部1aを含む範囲の収納部1aのレイ
アウトを拡大表示して(図8参照)、ステップ#5で作
業の完了が入力されるまで待機する。作業完了の情報が
入力されると、ステップ#6において、次の作業対象収
納部1aに対する作業内容の表示に変更してから、ステ
ップ#7において、次の作業対象収納部1aが上記拡大
表示した範囲内の収納部1aか否かを判断して、その範
囲内であれば、ステップ#5に戻って作業完了が入力さ
れるまで待機する。一方、作業完了の情報が入力された
ときに、上記拡大表示された範囲内に次の作業対象収納
部1aが無い場合には、ステップ#2に戻って収納部1
aのレイアウトの拡大表示を図10のクレーン位置表示
に切り換えてから、ステップ3に移って作業対象収納部
1aに近づいたか否かを判断して待機する。
【0029】〔別実施形態〕上記実施例では、各収納部
1aから物品を取り出す物品取出し作業の場合につい
て、作業情報の表示動作について説明したが、各収納部
1aに物品を入れる作業の場合について同様に、作業情
報が表示される。
【0030】上記実施例では、走行体をスタッカークレ
ーン10にて構成した場合を説明したが、スタッカーク
レーン10以外の走行体でもよい。
【0031】上記実施例では、走行体を搭乗した作業者
が手動で運転して各作業対象収納部1aの位置まで昇降
部20を移動させる場合を説明したが、走行体(スタッ
カークレーン10)を自動運転させて各作業対象収納部
1aの位置まで昇降部20を移動させるものでもい。
【0032】上記実施例では、表示手段43が、複数の
収納部1aのレイアウト表示について限られた範囲の収
納部を、表示画面の一部(第5表示部43e)に表示す
る場合について説明したが、これに限らず、表示画面の
広い範囲に、複数の収納部1aの全体のレイアウトを図
形表示するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品収納設備の平面図
【図2】物品収納設備の側面図
【図3】物品収納設備の一部平面図
【図4】走行体の斜視図
【図5】走行体の昇降部の側面図
【図6】収納棚と昇降部を示す正面図
【図7】制御構成のブロック図
【図8】表示手段の表示画面を示す正面図
【図9】収納部の配置を示す側面図
【図10】表示内容の一例
【図11】制御作動のフローチャート
【符号の説明】
1 収納棚 1a 収納部 10 走行体 20 昇降部 21 搭乗部 43 表示手段 100 表示制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降部を昇降駆動自在に備える走行体
    が、入出庫作業用の走行用通路を駆動走行自在に設けら
    れ、 前記走行用通路の長手方向及び上下方向に並べて複数の
    収納部を備える収納棚が設けられ、 前記昇降部が、前記収納部に対する物品出し入れを行う
    作業者の搭乗部を備えている物品収納設備であって、 前記昇降部に、前記複数の収納部のレイアウトを図形表
    示する表示手段が設けられ、 前記複数の収納部に対する前記昇降部の位置を管理し
    て、その管理情報に基づいて、前記複数の収納部のレイ
    アウト表示中に、前記昇降部の現在位置と次に物品出し
    入れ作業を行う作業対象収納部の位置とを表示するよう
    に、前記表示手段の作動を制御する表示制御手段が設け
    られている物品収納設備。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記表示手段によ
    る前記複数の収納部のレイアウト表示において、前記昇
    降部の現在位置が次に物品出し入れ作業を行う作業対象
    収納部の位置に近づくと、その作業対象収納部を含む設
    定範囲の収納部のレイアウトを拡大表示するように構成
    されている請求項1記載の物品収納設備。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記複数の収納部
    のうちで物品出し入れ作業を行う複数の作業対象収納部
    の夫々に対する作業の内容と、その複数の作業対象収納
    部における作業の順序とを管理して、その管理情報に基
    づいて、前記表示手段に、次に物品出し入れ作業を行う
    作業対象収納部の位置と、その作業対象収納部に対する
    作業の内容とを表示させるように構成されている請求項
    1又は2記載の物品収納設備。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記物品出し入れ
    作業を行う複数の作業対象収納部の各位置を、その複数
    の作業対象収納部における作業の順序が判る状態で表示
    させるように構成されている請求項3記載の物品収納設
    備。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009107789A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Okura Yusoki Co Ltd 表示装置

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JP2009107789A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Okura Yusoki Co Ltd 表示装置

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