JP3377082B2 - 物品入出庫装置 - Google Patents

物品入出庫装置

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JP3377082B2
JP3377082B2 JP36076497A JP36076497A JP3377082B2 JP 3377082 B2 JP3377082 B2 JP 3377082B2 JP 36076497 A JP36076497 A JP 36076497A JP 36076497 A JP36076497 A JP 36076497A JP 3377082 B2 JP3377082 B2 JP 3377082B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収納棚の収納部に
対する物品出し入れを行う昇降部が、収納棚に対する入
出庫作業用の走行用通路を走行する駆動走行自在な走行
体に駆動昇降自在に取り付けられ、前記昇降部が前記走
行体の台車部に立設する昇降ポストに対してこの昇降ポ
ストの横一側方に偏位する配置で昇降ポストが昇降部を
支持するように構成され、前記走行体及び前記昇降部の
運転並びに前記収納部に対する物品出し入れを行う作業
者のための搭乗部が前記昇降部に備えられ、前記昇降部
を前記昇降ポストに取り付けるべく昇降部に備えられて
いる取付けポストの前側に、前記走行体の走行及び前記
昇降部の昇降についての運転指令を出す指令操作部が配
置されるとともに、前記搭乗部の走行体走行方向での両
端側に、物品載置用のテーブルが配置されている物品入
出庫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば実公昭46−33975
号公報に示されるように、車輪を電動機によって駆動自
在に備える機枠と、この機枠に立設する支柱に昇降自在
に支持されるとともに電動機によって昇降駆動されるワ
ゴンとを備えて、作業者がワゴンに乗って走行及び昇降
して収納棚の所定の収納部から物品を取り出したり、所
定の収納部に物品を収納したりするように構成されると
ともに、ワゴンの機枠走行方向での両端側と、支柱側と
は反対の横側のそれぞれにテーブルを設けられた物品入
出庫装置があった。つまり、走行体としての機枠を走行
させるとか、昇降部としてのワゴンを昇降させるとかの
際、物品をテーブルに載置して搬送することが可能にな
り、また、作業者が搭乗部としてのワゴンから、昇降ポ
ストとしての支柱とは反対側に位置する収納棚の方に頭
を迫り出したり、上半身を迫り出したりすることを、支
柱とは反対の横側に位置するテーブルの作用によって防
止することが可能になったものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の迫り出
し防止手段にあっては、昇降ポストとは反対側に位置す
る収納棚の収納部に対する物品出し入れを行う際、搭乗
部と収納部との間に位置するテーブルのために収納部に
手が届きにくく、物品の出し入れが行いにくくなること
があった。本発明の目的は、上記した迫り出し防止を可
能にしながら、昇降ポスト側に位置する収納棚に対して
も、これとは反対側に位置する収納棚に対しても容易に
物品を出し入れできる物品入出庫装置を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】目的達成のために、請求
項1に記載の発明は、冒頭に記した物品入出庫装置にお
いて、前記指令操作部に対して前記取付けポストが位置
する側とは反対側に、搭乗部の内側と外側とを仕切って
作業者身体の搭乗部外への迫り出しを防止する仕切り壁
体が搭乗部上下方向に沿う状態で設けられるとともに、
前記一対のテーブルそれぞれと前記仕切り壁体との間、
及び、前記一対のテーブルそれぞれと前記取付けポスト
との間に、搭乗部から前記収納部に対して物品を出し入
れするための作業用間隙が設けられている。すなわち、
作業者が指令操作部を操作して走行体及び昇降部を運転
する際には、仕切り壁体が作業者の背後に位置し、作業
者が頭や上半身を搭乗部外に迫り出すことを防止する。
これにより、頭などを搭乗部外に出さないようにしなが
ら走行体及び昇降部を運転させ、身体が収納棚に接触す
るなどの事態を招かないように安全に作業を行わせられ
る。仕切り壁体が搭乗部上下方向に沿っていることか
ら、搭乗部を昇降ポストとは反対側の収納棚に極力接近
させることができる。そして、昇降ポスト側に位置する
収納棚に対する物品の出し入れを行う際には、取付けポ
ストとテーブルとの間の作業用間隙を利用して出し入れ
でき、昇降ポストとは反対側の収納棚に対する物品の出
し入れを行う際には、取付けポストと仕切り壁体との間
の作業用間隙を利用して出し入れできるというものであ
る。これにより、昇降ポスト側に位置する収納棚に対し
て物品を出し入れする場合も、これとは反対側に位置す
る収納棚に対して物品を出し入れする場合も、収納部に
手が届きやすくて容易に出し入れできる。
【0005】請求項2に記載の発明によれば、前記昇降
ポストが、断面矩形の1本ポストであり、この昇降ポス
トの複数の側面により、前記昇降部が昇降駆動される際
の昇降部の昇降案内を行うように構成してある。すなわ
ち、昇降部の取付けポストの走行体走行方向での横幅を
極力小にして取付けポストとテーブルとの間の作業用間
隔を極力広くできるように、昇降部を1本の昇降ポスト
で支持させるものである。その割りには、昇降部をスム
ーズに昇降させられるように、1本ポストの複数の側面
で昇降案内させるものである。これにより、昇降部がス
ムーズに昇降して搭乗部に快適に乗っていることができ
るとともに、広い作業用間隔から楽にかつ容易に物品を
出し入れできる。
【0006】請求項3に記載の発明によれば、前記搭乗
部の搭乗用フロアに、前記一対のテーブルのうちの一方
のテーブルと、前記取付けポストとの間に入り込むフロ
ア部分を備えさせてある。すなわち、前記フロア部分に
搭乗することにより、昇降ポスト側の収納棚に極力近づ
いてその収納棚の収納部に手が充分に届くようにした
り、昇降ポストの後側に位置する収納部部分に手が届く
ようにすることができるものである。これにより、昇降
ポスト側の収納棚に対する物品出し入れを行うに当た
り、収納部の極力奥まで手が届いたり、昇降ポストの後
側にも手が届いたして楽に出し入れできる。
【0007】請求項4に記載の発明によれば、前記昇降
ポストの走行体走行方向における横幅を、前記一対のテ
ーブルそれぞれと前記取付けポストとの間隔より小にし
てあり、取付けポストの走行体走行方向での横幅を極力
小にし、昇降ポストの直後方箇所にも手を届きやすくす
ることを可能にするものである。これにより、昇降ポス
ト側の収納棚に対する物品出し入れを行うに当たり、昇
降ポストの直後方箇所にも手が容易に届き、収納部の広
範囲にわたって楽に出し入れできる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示すように、収納棚
1を4個並設してある棚部と、4個の収納棚1それぞれ
にその上下及び左右方向に並べて備えてある収納部1a
に対する物品の出入れを行うための物品入出庫装置とし
てのスタッカークレーン10と、このスタッカークレー
ン10を前記棚部の外側で移送する移送台車30とによ
り、物品収納設備を構成してある。この物品収納設備
は、作業者がスタッカークレーン10の昇降部20が備
えている搭乗部21に乗り、スタッカークレーン10及
び移送台車30を運転して所定の収納棚1の所定の収納
部1aに行って物品を手で出し入れするものであり、詳
しくは次の如く構成してある。
【0009】棚部の内部に、4個の収納棚1のうちの2
個の収納棚1に対する入出庫作業を行うための単一の走
行用レール2が設置されている第1走行用通路3aと、
他の2個の収納棚1に対する入出庫作業を行うための単
一の走行用レール2が設置されている第2走行用通路3
bとを通路横幅方向に並べて形成してある。棚部の外側
に、前記走行用通路3aと3bが並ぶ方向に沿う方向の
一対の走行用レール4,5を備える走行経路6を形成し
てある。
【0010】図4及び図5に示すように、各走行用通路
3a,3bの前記走行用レール2の上を走行する一対の
走行車輪11a,11bのうちの一方の車輪11aを一
端側に電動走行モータ12によって駆動自在に備え、他
方の車輪11bを他端側に遊転自在に備える台車部13
aの前後輪間に断面形状が矩形の筒体で成る1本の昇降
ポスト14を立設するとともに、前記台車部13aの前
端側及び後端側から張出アーム15を台車部13aの横
外側に向けて延出させて、走行体13を構成し、前記昇
降ポスト14に前記昇降部20を摺動昇降自在に支持さ
せるとともに、台車部13aの横側に電動昇降モータ1
6によって駆動回転自在に取り付けてあるチェーン操作
スプロケット17が昇降チェーン(図示せず)を駆動し
て昇降部20を昇降操作するように構成して、前記スタ
ッカークレーン10を構成してある。
【0011】前記張出アーム15は、先端側にローラ8
を備え、スタッカークレーン10が移送台車30に乗っ
た際、ローラ8が移送台車30のクレーン載置面に当接
して受け止め支持されることにより、スタッカークレー
ン10の横倒れを防止するものである。
【0012】図4〜図6に示すように、昇降部20は、
取付けポスト22と、この取付けポスト22の下端部に
連結している搭乗用フロア23などを備える前記搭乗部
21と、取付けポスト22の上端部に連結している屋根
部材24とで成り、前記取付けポスト22によって前記
昇降ポスト14に取り付けてある。取付けポスト22
は、搭乗部21及び屋根部材24に対してこれらの横幅
方向での一端側に位置するように配置してある。さら
に、図9及び図10に示すように、昇降ポスト14が入
り込むように形成した取付けスペース22aと、取付け
ポスト22の上端部で昇降ポスト14の4つの側面のう
ちの第1側面14aに当接する複数個の第1取付けロー
ラ25aと、この第2取付けローラ25aと同じ配置レ
ベルで昇降ポスト14の4つの側面のうちの第2側面1
4bから延出するガイドレール26と、昇降ポスト14
の4つの側面のうちの第3側面14cから延出するガイ
ドレール26とに各別に当接する一対の第2取付けロー
ラ25b,25bと、前記第1取付けローラ25aより
も低い配置レベルで昇降ポスト14の前記第1側面14
aに当接する複数個の第3取付けローラ25cと、この
第3取付けローラ25cよりも低い配置レベルで昇降ポ
スト14の前記第2側面14bに当接する第4取付けロ
ーラ25dと、この第4取付けローラ25dと同一の配
置レベルで昇降ポスト14の前記第3側面14cに当接
する第5取付けローラ25eとを取付けポスト22に備
えさせ、取付けポスト22は、前記取付けスペース22
aと、前記各取付けローラ25a〜25eとによって昇
降部20を昇降ポスト14に取り付けるように構成して
ある。これにより、昇降部20は、昇降ポスト14に対
してこれの横一側方に偏位する配置で昇降ポスト14に
昇降自在に支持されており、昇降駆動される際には、昇
降ポスト14の4つの側面のうちの第1側面14aと、
第2側面14bと、第3側面14cとの3つの側面で昇
降案内されて昇降する。
【0013】つまり、走行モータ12を駆動することに
より、走行体13が走行モータ12で駆動される走行車
輪11aと、遊転式の走行車輪11bとによって走行用
通路3a,3bを走行用レール2に案内されて走行し、
昇降部20が走行用通路3a,3bを前後方向に移動し
て搭乗部21を走行用通路3a,3bの両横側に位置す
る収納棚1の前側をその左側や右側に移動させる。この
とき、前記昇降ポスト14の上端部に備えてある図4の
如きガイド機構18が走行体上下方向の軸芯まわりで回
動するように有している一対の遊転自在なガイドローラ
18a,18aにより、走行用通路3a,3bの上方に
固設されている支持レール7に係合しながら移動してい
き、走行体13を走行用レール2から外れないように、
かつ、横倒れしないように支持レール7に支持させてい
く。そして、昇降モータ16を駆動することにより、昇
降部20が昇降モータ16で駆動される昇降チェーンに
よって昇降駆動されて搭乗部21を走行用通路3a,3
bの両横側に位置する収納棚1の前側を上昇移動させた
り、下降移動させたりする。
【0014】図4に示すように、運転レバー35、この
運転レバー35によって操作される走行体運転スイッチ
36、台車運転スイッチ37,38を備える指令操作部
39と、運転起動スイッチ40が先端に付いている固定
レバー41とを、搭乗部21の前記取付けポスト22の
前側に備えられている運転パネル42に設け、前記各ス
イッチ36,37,38,40が連係している制御装置
43を、走行体13の台車部13aの一端側に搭載する
とともに走行体13の前記走行モータ12及び昇降モー
タ16に連係させてある。スタッカークレーン10が移
送台車30のクレーン載置部に備えてある走行用レール
31の上に走行して移送台車30に乗ると、前記制御装
置43に連係させて台車部13aの一端側に設置してあ
るクレーン側コネクター44が、移送台車30に設置し
てある台車側コネクター45に走行体13と移送台車3
0との相対接近のための自ずと接続し、移送台車30の
4個の走行用車輪32a,32bのうちの一つの走行用
車輪32bを駆動するように移送台車30に備えてある
走行モータ33に制御装置43が連係し、制御装置43
による走行モータ33の制御が可能になるように構成し
てある。
【0015】前記運転レバー35は、走行体13の走行
方向に沿う左右方向と、走行体走行方向と直交する方向
に沿う前後方向とに揺動操作自在な十字揺動レバーに構
成してある。この運転レバー35を左右方向に揺動操作
すると、走行体運転スイッチ36が走行体13を走行さ
せるべき運転指令を制御装置43に出力して制御装置4
3が走行体13の走行モータ12を駆動制御し、運転レ
バー35を前後方向に揺動操作すると、走行体運転スイ
ッチ36が昇降部21を昇降させるべき運転指令を制御
装置43に出力して制御装置43が昇降モータ16を駆
動制御するように構成してある。台車運転スイッチ3
7,38を操作すると、このスイッチ37,38が移送
台車30を走行させるべき運転指令を制御装置43に出
力して制御装置43が移送台車の走行モータ33を駆動
制御するように構成してある。前記運転起動スイッチ4
0は、切り側に自動的に復帰するように付勢された押し
ボンタン式スイッチで、切りになっていると、運転禁止
指令を制御装置43に出力してこの制御装置43が走行
モータ12,33及び昇降モータ16を駆動制御するこ
とを不能にし、入りに操作されると、運転許可指令を制
御装置43に出力してこの制御装置43が走行体運転ス
イッチ36及び台車運転スイッチ37,38からの運転
指令に基づいて走行モータ12,33及び昇降モータ1
6を駆動制御することを可能にするように構成してあ
る。
【0016】つまり、物品の出し入れを行うに当たり、
作業者が搭乗部21に乗って次の如く走行体13、昇降
部20、移送台車30を運転し、物品を出し入れするべ
き所定の収納棚1の所定の収納部1aに行って出し入れ
する。すなわち、運転起動スイッチ40を操作したまま
にして制御装置43を運転許可状態にしながら、運転レ
バー35を左右方向に揺動操作して走行体運転スイッチ
36を操作し、制御装置43によって走行モータ12を
駆動制御させて走行体13を第1走行用通路3aや第2
走行用通路3bの内部で走行させたり、走行用通路3
a,3bと移送台車30とにわたって走行させることに
より、収納棚1の横方向に移動して収納棚1の上下方向
に沿う収納部列を選択するとか、移送台車30に乗った
り、移送台車30から走行用通路3a,3bに降りたり
する。
【0017】移送台車30に乗った場合、運転起動スイ
ッチ40を操作したままにして制御装置43を運転許可
状態にしながら、台車運転スイッチ37又は38を操作
し、制御装置43によって走行モータ33を駆動制御さ
せることによって、移送台車30を第1走行用通路3a
又は第2走行用通路3bに対応する走行体乗降位置に向
けて走行させる。移送台車30が第1走行用通路3a又
は第2走行用通路3bに対応する走行体乗降位置に到達
すると、移動台車30の走行経路6での位置を検出する
ように台車部13aに付設してある位置センサー46か
らの検出情報に基づいて制御装置43が走行モータ33
を自動的に停止操作して移送台車30が走行体乗降位置
に自動的に停止し、走行体13を移送台車30から第1
走行用通路3aや第2走行用通路3bに降ろせる。
【0018】走行体13が第1走行用通路3aや第2走
行用通路3bに入り、収納棚1の上下方向に沿う収納部
列のうちの物品出し入れを行うべき収納部1aが存在し
ている収納部列に到達すると、運転起動スイッチ40を
操作したままにして制御装置43を運転許可状態にしな
がら、運転レバー35を前後方向に揺動操作して走行体
運転スイッチ36を操作し、制御装置43によって昇降
モータ16を駆動制御させて昇降部20を昇降させ、所
定の収納部1aの前に行って物品の出し入れを行う。
【0019】尚、走行体13が第1走行用通路3aや第
2走行用通路3bに位置する際、走行体13の台車部1
3aに付設してある集電装置47が走行用通路3a,3
bに固設してある給電トロリ48に接触し、この給電ト
ロリ48から駆動電力を受け、制御装置43を介して走
行モータ12及び昇降モータ16に供給する。そして、
走行体13が移送台車30に乗った際には、台車部13
aが備える前記集電装置47が移送台車30に設けてあ
る給電トロリ49に接触することと、移送台車30に付
設してある集電装置50が走行経路6に固設してある給
電トロリ51に接触していてこの給電トロリ51から駆
動電力を受入れて台車側の給電トロリ49に供給するこ
ととにより、走行経路6の給電トロリ51からの駆動電
力を制御装置43を介して走行モータ33に供給する。
【0020】図4及び図5に示すように、前記搭乗用フ
ロア23の走行体走行方向での両端側に配置した乗降口
26、搭乗用フロア23の周縁部のうちの前記乗降口2
6を除く部分に立設する側壁27,28を前記搭乗部2
1に備えてある。搭乗部21の走行体走行方向での両端
側に物品載置用のテーブル29を設けてある。一対のテ
ーブル29,29のいずれもは、前記取付けポスト22
の方に位置する側壁27に固定してある固定テーブル部
分29aと、他方の側壁28に走行体走行方向に沿う方
向の軸芯Pまわりで上下に揺動操作できるように取り付
けてある可動テーブル部分29bとによって構成してあ
る。可動テーブル部分29bは、図7に実線で示す如く
下降揺動させて倒伏状態の取り付け姿勢にすると、固定
テーブル部分29aと面一に並んで物品載置が可能な使
用姿勢になるとともに前記乗降口26を閉じる状態にな
り、図7に二点鎖線で示す如く上昇揺動させて起立状態
の取り付け姿勢にすると、乗降口26を開ける状態にな
るように構成してある。つまり、収納棚1から取り出し
た物品や、収納棚1に収納するべき物品をテーブル29
に乗せて搬送できる。また、作業時には、テーブル29
のうちのテーブル部分29bをドアとして使用して乗降
口26を閉じておける。
【0021】図4〜図8に示すように、前記側壁27,
28のうちの前記取付けポスト22が位置する方に位置
する側壁27の搭乗フロア23からの高さを、前記テー
ブル29の配置レベルと等しい又はそれの近い高さに設
定し、前記取付けポスト22とは反対側に位置する側壁
28のうちの取付けポスト22に対向する中央側壁部2
8aの高さを搭乗用フロア23から屋根部材24に至る
搭乗部全高に等しい高さに設定し、前記側壁28のうち
の前記中央側壁部28aの両横側に位置するサイド側壁
部28bの搭乗フロア23からの高さを前記テーブル2
9の配置レベルと等しい又はそれの近い高さに設定し、
前記中央側壁部28aにより、前記指令操作部39に対
して取付けポスト22が位置する側とは反対側に搭乗部
21の内側と外側とを仕切るように位置するとともに搭
乗部21の上下方向に沿う状態の仕切り壁体を形成し、
前記一対のテーブル29,29それぞれと前記仕切り壁
体28aとの間、及び、前記一対のテーブル29,29
それぞれと前記取付けポスト22との間に作業用間隙S
を形成してある。前記一対のテーブル29,29の一方
のテーブル29と取付けポスト22との間に入り込むフ
ロア部分23aを搭乗フロア23に備えさせるととも
に、前記昇降ポスト14の走行体走行方向での横幅14
Wを、一対のテーブル29,29それぞれと取付けポス
ト22との間隔である前記作業用間隙Sよりも小にし
て、取り付けポスト22の走行体走行方向での横幅を極
力狭くできるようにしてある。
【0022】すなわち、作業者が走行体13及び昇降部
20を運転して移動する際、運転起動スイッチ40及び
運転レバー35を操作するべく前記指令操作部39の前
に立つ。すると、仕切り壁体28aが作業者の背後に位
置して作業者が頭や上半身を搭乗部20の外に迫り出す
ことを防止するように構成してある。これにより、作業
者が収納棚1などに接触する事態を招かないよいうに移
動できる。その割りには、収納棚1に対する物品の出し
入れを行う際には、手や上半身を作業用間隙Sから延ば
すことにより、収納部1aに手が容易に届く。また、昇
降ポスト14の後方側から物品を取り出したり、昇降ポ
スト14の後方側に物品を収納したりする場合でも、前
記フロア部分23aに足を置くことにより、さらに、取
付けポスト22の横幅が比較的狭くできることにより、
昇降ポスト14の後方側まで手が届きやすくなる。
【0023】〔その他の実施形態〕走行用通路を3本以
上形成する物品収納設備や、走行用通路が2本でも収納
棚を通路間にだけ設けるなど、収納棚が4個以外である
物品収納設備にも本発明は適用できる。また、各収納棚
を収納棚が並列する方向に移動自在に設け、各収納棚を
移動させて物品を出し入れすべき所定の収納棚を選択
し、その選択した収納棚の前側に走行用通路を形成する
ように構成する物品収納設備にも本発明は適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品収納設備全体の平面図
【図2】物品収納設備全体の側面図
【図3】移送台車による走行体移送状態の平面図
【図4】スタッカークレーン全体の斜視図
【図5】スタッカークレーン全体の側面図
【図6】搭乗部の平面図
【図7】昇降部の正面図
【図8】搭乗部の正面図
【図9】昇降部取付け構造の断面図
【図10】昇降部取付け構造の断面図
【符号の説明】
1 収納棚 1a 収納部 3a,3b 走行用通路 13 走行体 13a 台車部 14 昇降ポスト 14a,14b,14c 側面 14w 昇降ポストの横幅 20 昇降部 21 搭乗部 22 取付けポスト 23 搭乗用フロア 23a フロア部分 28a 仕切り壁体 29 テーブル 39 指令操作部 S 作業用間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 1/04 525

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納棚の収納部に対する物品出し入れを
    行う昇降部が、収納棚に対する入出庫作業用の走行用通
    路を走行する駆動走行自在な走行体に駆動昇降自在に取
    り付けられ、 前記昇降部が前記走行体の台車部に立設する昇降ポスト
    に対してこの昇降ポストの横一側方に偏位する配置で昇
    降ポストが昇降部を支持するように構成され、 前記走行体及び前記昇降部の運転並びに前記収納部に対
    する物品出し入れを行う作業者のための搭乗部が前記昇
    降部に備えられ、 前記昇降部を前記昇降ポストに取り付けるべく昇降部に
    備えられている取付けポストの前側に、前記走行体の走
    行及び前記昇降部の昇降についての運転指令を出す指令
    操作部が配置されるとともに、前記搭乗部の走行体走行
    方向での両端側に、物品載置用のテーブルが配置されて
    いる物品入出庫装置であって、 前記指令操作部に対して前記取付けポストが位置する側
    とは反対側に、搭乗部の内側と外側とを仕切って作業者
    身体の搭乗部外への迫り出しを防止する仕切り壁体が搭
    乗部上下方向に沿う状態で設けられるとともに、前記一
    対のテーブルそれぞれと前記仕切り壁体との間、及び、
    前記一対のテーブルそれぞれと前記取付けポストとの間
    に、搭乗部から前記収納部に対して物品を出し入れする
    ための作業用間隙が設けられている物品入出庫装置。
  2. 【請求項2】 前記昇降ポストが、断面矩形の1本ポス
    トであり、この昇降ポストの複数の側面により、前記昇
    降部が昇降駆動される際の昇降部の昇降案内を行うよう
    に構成してある請求項1記載の物品入出庫装置。
  3. 【請求項3】 前記搭乗部の搭乗用フロアに、前記一対
    のテーブルのうちの一方のテーブルと、前記取付けポス
    トとの間に入り込むフロア部分を備えさせてある請求項
    1又は2記載の物品入出庫装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降ポストの走行体走行方向におけ
    る横幅を、前記一対のテーブルそれぞれと前記取付けポ
    ストとの間隔より小にしてある請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の物品入出庫装置。
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