JPH11198631A - 車両用空調装置の内外気切替え装置 - Google Patents

車両用空調装置の内外気切替え装置

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JPH11198631A
JPH11198631A JP842298A JP842298A JPH11198631A JP H11198631 A JPH11198631 A JP H11198631A JP 842298 A JP842298 A JP 842298A JP 842298 A JP842298 A JP 842298A JP H11198631 A JPH11198631 A JP H11198631A
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JP
Japan
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outside air
introduction window
air introduction
door
coil spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP842298A
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English (en)
Inventor
Yasumi Katayama
保美 片山
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内の空調機操作パネルに取り付けられた
内外気切替操作手段を操作して内気と外気を切り替える
形式の車両用空調機の内外気切替え装置において、内外
気切替操作手段の操作性を向上すること。 【解決手段】 車両用空調機の内外気切替え装置Aは、
カム溝621を形成した外腕62と、内外気切替レバー
61に連結されて回動する回動片63と、一端を外腕6
2の先端に係止し、他端が側板22に支持される捩じり
コイルバネ64とからなるリンク機構6によりパッキン
4、5を貼着したドア3を内外気切替箱2内に揺動自在
に配設している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室内の空調機操
作パネルに取り付けられた内外気切替操作手段を操作し
て内気と外気を切り替える車両用空調装置の内外気切替
え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外気導入窓および内気導入窓を形成した
天板、および該天板の外周から下方に延設する側板を有
するハウジングと、前記側板の上部に回動自在に支持さ
れる支軸を有し、ハウジング内を揺動するドアと、長手
方向にS字溝を形成するとともに、前記支軸の端部に板
端を固着したリンク板と、前記切替ハウジングの前記側
板の略中央に軸止される基部と該基部から略V字状に延
出する一方腕部および他方腕部とを有し、前記一方腕部
の先端に前記S字溝に嵌まる摺動ピンを突設した回動片
と、両面にパッキンを貼着するとともに一辺を前記シャ
フトに固着したドアと、車室内の空調機操作パネルに取
り付けられた内外気切替操作手段と回動片の他方腕部と
を連結するワイヤーとを備えた車両用空調装置の内外気
切替え装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両用空調
装置の内外気切替え装置では、内外気切替操作手段を手
動で操作する際、ドアが閉まる位置(パッキンが圧縮さ
れて反発力が生じる)以外では、内外気切替操作手段の
操作力が全体に軽すぎ(図4の破線参照)操作フィーリ
ングが悪い(ドアを操作しているという感覚が得られ難
い)という課題を有する。
【0004】本発明は、車室内の空調機操作パネルに取
り付けられた内外気切替操作手段を操作して内気と外気
を切り替える形式の車両用空調装置の内外気切替え装置
において、内外気切替操作手段の操作性を向上すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】〔請求項1について〕例
えば、ドアが外気導入窓を塞いだ状態において、内外気
切替手段を操作すると、回動片の先端に取り付けられた
摺動ピンがカム溝内を摺動し、外腕および支軸が回動片
の回動方向と逆の方向に回動し、ドアが外気導入窓から
離れて内気導入窓の方向に回動する。
【0006】この際、捩じりコイルバネの腕の開き角度
が狭くなるので捩じりコイルバネが反発力を発生し、こ
の反発力が回動片、およびリンク機構を介して内外気切
替操作手段に伝わる。このため、内外気切替操作手段に
操作力が付与され、ドアを操作しているとの感触が得ら
れる。なお、ドアが、内気導入窓と外気導入窓との略中
間に回動した位置でコイルバネの腕の開き角度が最も狭
くなり、捩じりコイルバネの反発力が最大になる。
【0007】ドアが外気導入窓や内気導入窓に近づく
程、捩じりコイルバネの腕の開き角度が広くなるので捩
じりコイルバネの反発力は減少していくが、パッキンが
導入窓の天板に当接し始めると、パッキンが反発力を発
生して内外気切替操作手段に操作力を付与する。
【0008】〔請求項2について〕ドアが外気導入窓を
塞いでいる状態における捩じりコイルバネの腕の開き角
度をθa、ドアが内気導入窓を塞いでいる状態における
腕の開き角度をθbとし、捩じりコイルバネの自然状態
における捩じりコイルバネの腕の開き角度をθcとした
場合、θc>θa、θbに設定している。この為、ドア
が窓を塞いでいる状態において、捩じりコイルバネが反
力を発生するので、ドアを確実に閉めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例(請求項1、2
に対応)を図1〜図5に基づいて説明する。車両用空調
装置の内外気切替え装置Aは、ブロワケース1の上部に
一体に形成される内外気切替箱2(ハウジングに相当)
を有する。内外気切替箱2内には、支軸31に連結され
たドア3が配設され内外気切替箱2内を揺動する。ドア
3の両面にはスポンジ製のパッキン4、5を貼着してい
る。このドア3は、車室内の空調操作パネル(図示せ
ず)に組み付けられた内外気切替レバー61(内外気切
替操作手段に相当)に連結されたリンク機構6により操
作される。
【0010】ブロワケース1(プラスチック製)は、円
筒状を呈し、下方に送風機11を配設している。なお、
12はエバポレータへ通じる連通穴である。内外気切替
箱2は、外気導入窓211および内気導入窓212を併
設して形成した天板21と、該天板21の外周から下方
に延設される三角形の側板22、23とを有し、プラス
チックで形成されている。
【0011】天板21は、外気導入窓211が開口する
長方形の外気側天板部213と、内気導入窓212が開
口する長方形の内気側天板部214とからなり、外気側
天板部212と内気側天板部214と交差するように設
定している。外気導入窓211は、車外に連通する外気
取入口に連結され外気を導入する。また、内気導入窓2
12は、車内に連通する内気取入口に連結され内気を導
入する。
【0012】支軸31(プラスチック製)は、丸棒状を
呈し、外気導入窓211と内気導入窓212との中間位
に位置する側板22、23の部位に回動自在に支持され
ている。ドア3は、プラスチック板であり、外気導入窓
211や内気導入窓212より大きく形成されている。
【0013】リンク機構6は、カム溝621を形成した
外腕62と、内外気切替レバー61にリンクされて回動
する回動片63と、一端を外腕62の先端に係止し、他
端が側板22(一方の側壁)に支持される捩じりコイル
バネ64とからなる。
【0014】外腕62(金属板またはプラスチック)
は、ドア3の支軸31の一端に固定され、内外気切替箱
2の側板22(一方の側壁)の外方に配される。ドア3
に略平行するカム溝621は、回動片63が回動すると
ドア3が滑らかに回動するように外腕62の長手方向に
略S字状に溝が形成されている。
【0015】回動片63(金属板またはプラスチック)
は、内外気切替箱2の側板22の略中央に軸止される基
部631と、基部631から略V字状に延出する一方腕
部632および他方腕部633とを有し、カム溝621
に摺動自在に係合する摺動ピン634を一方腕部632
の先端に突設している。他方腕部633の先端は、車室
内の空調機操作パネルに取り付けられた内外気切替レバ
ー61(内外気切替操作手段)とワイヤー65により連
結されている。
【0016】捩じりコイルバネ64は、自然状態におけ
る腕641、642の開き角度θcを持ったバネであ
る。この捩じりコイルバネ64は、腕641の一端64
3が外腕62の先端のボス622に係止され、側板22
(一方の側壁)に突設したボス221に腕642の他端
644が支持され、ドア3が外気導入窓211または内
気導入窓212を塞いでいる状態における腕641、6
42の開き角度はθa、θbである。
【0017】この捩じりコイルバネ64は、ドア3が外
気導入窓211または内気導入窓212を閉じるときの
パッキン4、5の圧縮により生じる反発力が得られな
い、外気導入窓211と内気導入窓212との間に位置
するあいだ(図5の範囲611参照)において、反発力
を発生して(図5の”捩じりコイルバネの反発力”参
照)内外気切替レバー61に操作力荷重を付加してい
る。
【0018】つぎに、車両用空調装置の内外気切替え装
置Aの利点を、作動とともに説明する(図1〜図5参
照)。内外気切替レバー61が内気側にある状態(図
1)から内外気切替レバー61を外気側に操作すると回
動片63が時計方向に回動し、一方腕部632の摺動ピ
ン634がカム溝621内を摺動するので外腕62が反
時計方向に回動する。これにより、ドア3が外気導入窓
211から離れて内気導入窓212の方向に回動する。
【0019】この際、捩じりコイルバネ64の腕64
1、642の開き角度が、自然状態における開き角度よ
り狭いので捩じりコイルバネ64が反発力を発生し、こ
の反発力が、外腕62、回動片63、およびワイヤー6
5を介して内外気切替レバー61に伝わる。
【0020】このため、パッキン4、5の圧縮により生
じる反発力が得られない、外気導入窓211と内気導入
窓212との間に位置するあいだにおいて、捩じりコイ
ルバネ64の反発力により内外気切替レバー61に操作
力が付与され、ドア3を操作しているとの感触が得られ
る。なお、図2に示す内気位置- 外気位置の略中間位置
(図5の位置612)において、捩じりコイルバネ64
の腕641、642の開き角度が最も狭くなり、捩じり
コイルバネ64の反発力が最大になる。
【0021】さらに内外気切替レバー61を外気側に操
作すると、ドア3が内気導入窓212に近づくが、近づ
く程、捩じりコイルバネ64の腕641、642の開き
角度が広くなるので捩じりコイルバネ64の反発力は減
少していくが、パッキン5が内気導入窓212の格子骨
に当接し始めるのでパッキン5が反発力を発生して内外
気切替レバー61に操作力が付与され、同様にドア3を
操作しているとの感触が得られる。
【0022】なお、ドア3が内気導入窓212を塞いで
いる状態における腕641、642の開き角度θb(外
気導入窓211を塞いでいる状態における腕641、6
42の開き角度θa)を、自然状態における開き角度よ
り狭い角度に設定しているので、捩じりコイルバネ64
は、内気導入窓212(外気導入窓211)が閉まるま
で内外気切替レバー61に操作力を付与できるととも
に、内気導入窓212(外気導入窓211)を確実に閉
鎖できる(図3参照)。
【0023】パッキン4、5の圧縮により生じる反発力
が得られない範囲(図5の範囲611)において、図4
(内外気切替レバー61のレバーストロークとレバー操
作力との関係を示すグラフ)の実線で示すように捩じり
コイルバネ64の反発力により内外気切替レバー61に
操作力が付与され、ドア3を操作しているとの感触が得
られるので使い勝手に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る車両用空調装置の内
外気切替え装置(内外気切替レバー内気位置)の構造説
明図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る車両用空調装置の内
外気切替え装置(内外気切替レバー中間位置)の構造説
明図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る車両用空調装置の内
外気切替え装置(内外気切替レバー外気位置)の構造説
明図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る車両用空調装置の内
外気切替え装置(内外気切替レバー外気位置)のレバー
ストロークとレバー操作力との関係を示すグラフであ
る。
【図5】本発明の第1実施例に係る車両用空調装置の内
外気切替え装置において、レバーストロークと、パッキ
ン反発力および捩じりコイルバネの反発力との関係を示
すグラフである。
【符号の説明】
A 車両用空調装置の内外気切替え装置 2 内外気切替箱(ハウジング) 3 ドア 4、5 パッキン 6 リンク機構 21 天板 22、23 側板 31 支軸 61 内外気切替レバー(内外気切替操作手段) 62 外腕 63 回動片 64 捩じりコイルバネ 211 外気導入窓 212 内気導入窓 621 カム溝 634 摺動ピン θa ドアが外気導入窓を塞いでいる状態における腕の
開き角度 θb ドアが内気導入窓を塞いでいる状態における腕の
開き角度 θc 捩じりコイルバネの自然状態における腕の開き角

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気導入窓および内気導入窓が併設され
    た天板と、該天板の外周から下方に延設された側板とを
    有するハウジングと、 前記外気導入窓と前記内気導入窓との中間位に位置する
    側板に回動自在に支持される支軸を有し、ハウジング内
    を揺動するドアと、 前記外気導入窓および前記内気導入窓の内壁の窓枠部、
    または前記ドアの両面に貼着され、前記ドアが前記外気
    導入窓または前記内気導入窓を閉じたときにシールを行
    なうパッキンと、 車室内の空調機操作パネルに取り付けられた内外気切替
    操作手段に連結されて前記ドアの支軸を回動させるリン
    ク機構とを備えた車両用空調装置の内外気切替え装置に
    おいて、 前記リンク機構は、前記ドアの支軸の一端に連結されて
    前記ハウジングの一方の側壁の外に配されるとともに、
    前記ドアに略平行するカム溝が形成された外腕と、 前記一方の側壁の中間に回動自在に支持され、先端に前
    記カム溝に摺動自在に係合する摺動ピンが取り付けら
    れ、前記内外気切替操作手段に連結されて回動する回動
    片と、 一端が前記外腕の先端に係止され、他端が前記一方の側
    壁に支持される捩じりコイルバネとからなり、 前記ドアが前記外気導入窓または前記内気導入窓を閉じ
    るときの前記パッキンの圧縮により生じる反発力が得ら
    れない、前記外気導入窓と前記内気導入窓との間に位置
    するあいだは前記捩じりコイルバネの反発力により前記
    内外気切替操作手段の操作力荷重を得ることを特徴とす
    る車両用空調装置の内外気切替え装置。
  2. 【請求項2】 前記ドアが前記外気導入窓を塞いでいる
    状態における前記捩じりコイルバネの腕の開き角度をθ
    a、前記ドアが内気導入窓を塞いでいる状態における腕
    の開き角度をθbとし、 前記捩じりコイルバネの自然状態における前記捩じりコ
    イルバネの腕の開き角度をθcとした場合、 θc>θa、θbに設定したことを特徴とする請求項1
    記載の車両用空調装置の内外気切替え装置。
JP842298A 1998-01-20 1998-01-20 車両用空調装置の内外気切替え装置 Pending JPH11198631A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003072354A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置
JP2006315506A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Valeo Thermal Systems Japan Corp 機能性成分の車室内への供給装置

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JP2003072354A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Zexel Valeo Climate Control Corp 車両用空調装置
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