JPH11198421A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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JPH11198421A
JPH11198421A JP10001725A JP172598A JPH11198421A JP H11198421 A JPH11198421 A JP H11198421A JP 10001725 A JP10001725 A JP 10001725A JP 172598 A JP172598 A JP 172598A JP H11198421 A JPH11198421 A JP H11198421A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離転写方式の欠点である熱伝導ムラに起因
する画像の不均一性、インクジェット方式の欠点である
耐光性及びにじみを解消する。 【解決手段】 転写体5及び受像体11のいずれか一方
に、熱硬化性又は紫外線硬化性の接着体を含んだ液滴を
画像様に吐出して潜像を形成する。潜像を挟んで転写体
5と受像体11とを密着させ、接着体を硬化させるため
の熱又は紫外線を印加して、転写体5に形成した転写材
を硬化した接着体を介して画像様に受像体11に定着さ
せる。転写体5と受像体11とを剥離することで、定着
した転写材のみを受像体11に転写して画像を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写体(トナーシ
ート等)の支持体上に形成した転写材(トナー等)を受
像体(受像シート)に転写して画像を形成する画像形成
方法及び画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紙等の転写体に画像を形成する方法の一
つに剥離転写方式がある。この剥離転写方式は、転写材
である顔料系トナーからなる転写層を支持体表面に形成
した転写体(トナーシート)を、紙等の受像体(受像シ
ート)と重ね、トナーシートの支持体の背面側からサー
マルヘッドによって画像様に熱を与え、トナーを受像シ
ートへ転写して、受像シート上に画像を形成する。この
剥離転写方式には、更に、トナーを昇華させて受像シー
トに転写するもの、熱溶融性のトナーを溶融して受像シ
ートに融着させるもの、加熱により受像シートの受像層
に接着性を生じさせてトナーシートのトナーを定着させ
るものなどがある。
【0003】また、受像シートへの画像の形成方法に
は、熱記録によらず、機械的エネルギによりインクを液
滴として吐出させ、画像を形成するインクジェット方式
がある。インクジェット方式は、インクヘッドが、並設
した複数のノズル孔と、このノズル孔に連通し、一方の
壁の一部が振動板となる独立の吐出室と、振動板上に取
り付けられた圧電素子と、吐出室にインクを供給する共
通のインクキャビティとから構成され、画像情報に基づ
いたパルス電圧を、圧電素子に印加することにより、振
動板を機械的に撓ませ、吐出室の容積を増減させ、瞬間
的に変動する室内の圧力を利用して、ノズル孔から液滴
を吐出して、受像シート上に画像を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た剥離転写方式では、サーマルヘッド、トナーシート、
受像シートのそれぞれの間の熱伝導ムラに起因して、温
度分布がバラツキ易く、その結果、形成される画像が不
均一となる問題があった。また、剥離転写方式では、加
熱により昇華又は融着する転写層をトナーシートに形成
し、或いは加熱により接着性の生じる受像層を受像シー
トに形成するため、材質の選択範囲が狭まり、これらシ
ート材のハンドリング性(滑り性)に制約が生じ、搬送
路等の設計自由度を低下させる問題があった。
【0005】一方、インクジェット方式では、使用する
顔料に起因して、耐光性が低く、形成した画像の保存性
の悪い問題があった。更に、インクジェット方式では、
インクを直接受像シートへ吐出するため、インクの浸透
性によりにじみの生じる問題があった。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、剥離転写方式の欠点である熱伝導ムラに起因する画
像の不均一性、インクジェット方式の欠点である耐光性
及びにじみを、共に解消することのできる画像形成方法
及び画像形成装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る画像形成方法は、転写体及び受像体のい
ずれか一方に、熱硬化性又は紫外線硬化性の接着体を含
んだ液滴を画像様に吐出して潜像を形成し、該潜像を挟
んで前記転写体と前記受像体とを密着させ、前記接着体
を硬化させるための熱又は紫外線を印加して、前記転写
体に形成した転写材を該硬化した接着体を介して前記画
像様に前記受像体に定着させ、前記転写体と受像体とを
剥離することで、前記定着した転写材のみを前記受像体
に転写して画像を形成するものである。
【0008】この画像形成方法では、液滴吐出ヘッドか
ら接着体を含んだ液滴を画像様に吐出して潜像を形成
し、潜像を挟むようにして、転写体と受像体とを密着
し、接着体硬化手段により、画像様に付着した接着体を
硬化させて、転写体の転写材を画像様に受像体へ定着す
る。転写体と受像体とを剥離することで、接着体の付着
した部分のみの転写材を支持体から分離し、転写材を画
像様に受像体へ転写して、受像体に画像を形成する。
【0009】本発明に係る画像形成装置の構成は、支持
体上に転写材を形成して成る転写体の前記転写材を、受
像体へ画像様に転写する画像形成装置であって、前記転
写体の前記転写材又は前記受像体の画像形成面に、熱硬
化性又は紫外線硬化性の接着体を含んだ液滴を画像様に
吐出して潜像を形成する液滴吐出ヘッドと、前記潜像を
挟んで密着した前記転写体及び前記受像体に、熱又は紫
外線を印加して前記接着体を硬化させる接着体硬化手段
とを具備したものである。
【0010】この画像形成装置では、液滴吐出ヘッド及
び接着体硬化手段を備えたことにより、転写体又は受像
体に、熱硬化性又は紫外線硬化性の接着体を含んだ液滴
を画像様に吐出して、接着体を用いた潜像の形成が可能
となる。この潜像を、接着体硬化手段によって硬化させ
ることで、転写体の転写材を、受像体に画像様に定着で
きる。
【0011】また、本発明に係る画像形成装置は、前記
液滴吐出ヘッドの液滴吐出方向が、前記転写体及び前記
受像体のいずれか一方に向けて変更可能にしてもよい。
この画像形成装置では、液滴吐出ヘッドの液滴吐出方向
が、転写体及び受像体のいずれか一方に向けて変更可能
となり、好適な画像形成面を選択して潜像の形成が行え
るようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成方法
及び画像形成装置の実施の形態を図面を参照して説明す
る。図1は本発明に係る画像形成装置の構成を示す概念
図である。画像形成装置1には、支持ドラム3を設けて
ある。支持ドラム3には支持体に転写材を形成した転写
体(トナーシート)5が、外周の一部分に巻き付けられ
るようにして支持される。この支持ドラム3の回転方向
は、画像形成のための主走査方向となる。支持体に形成
される転写材としては、顔料系トナー、金属、親インキ
性樹脂等を用いることができる。この実施形態では、転
写材が顔料系トナーである場合を例に説明する。
【0013】転写体5は、支持体側が支持ドラム3に接
触し、転写材側が表面となるようにして支持ドラム3に
支持される。画像形成装置1には、支持ドラム3と同一
軸方向のピンチローラ7を対向配置してある。このピン
チローラ7の内部には、ヒータ9を内蔵してあり、ピン
チローラ7全体は、接着体硬化手段(加熱手段)となっ
ている。
【0014】この支持ドラム3とピンチローラ7との間
には、受像体(受像シート)11が挿入される。従っ
て、支持ドラム3とピンチローラ7との間に挿入され
た、転写体5と受像体11とは、互いに密着加熱されな
がら、支持ドラム3とピンチローラ7の回転によって図
中右方向に移動するようになっている。受像体11とし
ては、紙、ガラスエポキシ系樹脂、刷版用の版材等を用
いることができる。この実施形態では、受像体11が紙
からなる受像シートである場合を例に説明する。
【0015】画像形成装置1には支持ドラム3に対向し
て液滴吐出ヘッド13を設けてある。液滴吐出ヘッド1
3は、不図示の移動レール等を介して図1の紙面に垂直
方向に移動自在に支持されている。この液滴吐出ヘッド
13の移動方向は、画像形成のための副走査方向とな
る。液滴吐出ヘッド13は、接着体を含んだ液滴を画像
様に吐出し、支持ドラム3に支持された転写体5の転写
材面に潜像を形成するようになっている。この液滴吐出
ヘッド13の構造としては、上述した周知のインクヘッ
ドと同様のものを用いることができる。
【0016】接着体は、熱硬化性又は紫外線硬化性のも
のを用いることができる。この実施形態は、接着体が熱
硬化性である場合を例に説明する。また、この接着体
は、例えばワックスを溶媒として水溶液化される。
【0017】このように構成した画像形成装置1を用い
ての画像形成方法を図2に基づき説明する。図2は第一
実施形態の画像形成手順を示す説明図である。画像形成
が開始されると、KCMYの各色の転写体5のうち、先
ず、K色の転写体5に対して、図2(a)に示すよう
に、液滴吐出ヘッド13から接着体を含んだ液滴を画像
様に吐出して図2(b)に示すように潜像を形成する。
【0018】次に、潜像の形成された転写体5を、潜像
を挟むようにして、受像体11と密着し、転写体5と受
像体11とを、支持ドラム3とピンチローラ7とにより
加圧する。この時、図2(c)に示すように接着体硬化
手段(発熱手段)であるピンチローラ7により、受像体
11及び転写体5の全面が加熱されることで、画像様に
付着した接着体が熱硬化し、転写体5の転写材17が画
像様に定着する。
【0019】その後、転写体5が支持ドラム3に沿っ
て、円周方向に巻かれて搬送されることで、転写体5が
受像体11から剥離される。転写体5と受像体11とが
剥離されることで、図2(d)に示すように、接着体1
5の付着した部分のみのドット状の転写材17が、支持
体19から分離されて受像体11に画像を形成する。以
下、同様の手順により、C、M、Y色の転写体5を用い
て、同一の受像体11上に、それぞれの色毎の転写材
(トナー)17を画像情報に基づき順次定着して、4色
を重ね合わせたフルカラー画像を形成する。
【0020】このように、上述の画像形成装置1を用い
た画像形成方法によれば、接着体15を挟んで密着させ
た転写体5及び受像体11を、全面的に加熱すること
で、硬化した接着体15を媒介させて転写材17を受像
体11へ定着させるので、従来の剥離転写方式のよう
に、サーマルヘッドの接触ムラ、支持体19の厚みムラ
に起因する熱伝導ムラがなく、均一な画像を形成するこ
とができる。
【0021】また、顔料系トナーを支持体19上に形成
するので、インクジェット方式のインクの場合のよう
に、インクヘッドから吐出させなければならない特性を
持たせる必要がなくなり、幅広い範囲の顔料系トナーが
選択できるようになり、耐光性に優れた転写材17を用
いることができる。更に、インクを直接受像体11に吐
出するのではなく、予め支持体19に均質に形成した転
写材17を受像体11に接着して定着するので、インク
を付着させた時に生じ易いにじみを皆無にすることがで
きる。
【0022】また、接着体15を吹き付けるため、転写
体5、受像体11に接着層を形成する必要がなく、これ
ら転写体5、受像体11のハンドリング性を良好にする
ことができる。
【0023】次に、本発明の第二実施形態を説明する。
図3は第二実施形態を説明する画像形成手順の説明図で
ある。この実施形態では、転写材17として、金属(薄
膜)を支持体19に形成した転写体5を用いる。また、
受像体11としては、ガラスエポキシ系樹脂板を用い
る。更に、接着体15としては、紫外線硬化性のものを
用いる。
【0024】画像を形成するには、第一実施形態と同様
に、液滴吐出ヘッド13を用いて、転写材17である金
属の表面に液滴によるドットで潜像を形成する。その
後、ガラスエポキシ系樹脂板である受像体11を金属表
面に密着させ、紫外線照射により、接着体15を硬化さ
せ、金属を受像シートに定着させる。次いで、受像体1
1と転写体5とを剥離することで、接着体15の付着し
た部分のみの金属が支持体19から分離されて受像体1
1に画像を形成する。
【0025】この画像形成方法によれば、画像様に吐出
した接着体15を介して金属を支持体19から分離でき
るので、精細な印刷配線基板等を少ない工程で容易に形
成することができる。
【0026】次に、本発明の第三実施形態を説明する。
図4は第三実施形態を説明する画像形成手順の説明図で
ある。この実施形態では、転写材17として、親油性樹
脂を支持体19に形成した転写体5を用いる。また、受
像体11として、外周面が刷版面となるドラム状の版胴
を用いる。更に、接着体15としては、紫外線硬化性の
ものを用いる。
【0027】画像を形成するには、第一実施形態と同様
に、親油性樹脂からなる転写材17の表面に、液滴吐出
ヘッド13を用いて、液滴によるドットで潜像を形成す
る。その後、転写体5の画像形成面が、受像体11であ
る版胴の外周面に接するようにして、転写体5を版胴に
巻き付けて密着させ、紫外線照射により、接着体15を
硬化させる。
【0028】次いで、受像体11と転写体5とを剥離す
ることで、接着体15の付着した部分のみの転写材17
が支持体19から分離されて受像体11に画像を形成す
る。従って、受像体11である版胴の外周には、転写材
17である親油性樹脂からなる画像が版として形成され
る。この画像形成方法によれば、版胴の外周面等、曲面
上にも、所望の精細な画像を形成することができ、更
に、転写材17に親油性樹脂を用いることで、少ない製
造工程にて、版を植設した版胴を形成することができ
る。
【0029】次に、本発明の第四実施形態を説明する。
図5は第四実施形態を説明する画像形成装置の概念図で
ある。この実施形態による画像形成装置21では、支持
ドラム3の搬送方向下流側に、転写体5を受像体11側
へ押圧するピールバー23を設けてある。また、ピール
バー23と転写体5の巻き取り手段25との間では、転
写体5が所定の張力で巻き取られるようになっている。
更に、ピールバー23を通過した後の転写体5は、受像
体11に対して直角に近い角度で剥離されるようになっ
ている。
【0030】このように構成した画像形成装置21によ
れば、ピールバー23を境に、転写体5の支持体が直角
に近い角度で屈曲されるので、支持体と転写材との剥離
が曲げ半径の違いにより促進されることとなり、受像体
11への転写材の定着を良好にすることができる。
【0031】次に、本発明の第五実施形態を説明する。
図6は第五実施形態を説明する画像形成装置の概念図で
ある。この実施形態による画像形成装置31では、液滴
吐出ヘッド13を、受像体11側へ液滴が吐出する方向
で設けてある。従って、液滴による潜像は、受像体11
側に形成されることとなる。
【0032】受像体11に形成された潜像は、受像体1
1が転写体5と密着され、支持ドラム3及びピンチロー
ラ7によって密着加熱されることで、上述の第一実施形
態の場合と同様に、硬化した接着体を介して、転写体5
の転写材を受像体11へ定着し、転写体5と受像体11
とが剥離されることで、受像体11へ画像を形成するこ
とになる。
【0033】この画像形成装置31によれば、転写材層
を形成した転写体5へ液滴を付着させる場合に比べて、
紙等からなる受像体11へ液滴を付着させるので、液滴
の付着性を良好にすることができるとともに、接着体の
溶媒選択範囲を広げることができる。
【0034】次に、本発明の第六実施形態を説明する。
図7は第六実施形態を説明する画像形成装置の概念図で
ある。この実施形態による画像形成装置41では、液滴
吐出ヘッド13を、転写体5側、及び受像体11側のい
ずれかに、吐出方向が変更可能となるように、切り換え
自在に設けてある。
【0035】液滴吐出ヘッド13の方向切り換え構造と
しては、単一の吐出孔を有する液滴吐出ヘッド13を、
回動自在に設けるもの(図7に示したもの)の他、予め
それぞれの方向に吐出孔を設けておき、必要に応じてい
ずれか一方の吐出孔を開閉制御するもの等が考えられ
る。この画像形成装置41によれば、使用する転写体5
又は受像体11と液滴との親和性に基づき、いずれか好
適な画像形成面に対して、液滴吐出ヘッド13の液滴吐
出方向を切り換えて、潜像を形成することが可能とな
る。
【0036】次に、本発明の第七実施形態を説明する。
この実施形態による画像形成装置は、図示は省略する
が、上述した第一実施形態と略同一の構成を備えてい
る。第一実施形態と異なる点は、液滴吐出ヘッドが面状
又は線状に液滴を吐出できる点と、その液滴吐出ヘッド
と転写体との間、又はその液滴吐出ヘッドと受像体との
間に、画像様に透孔を形成したマスクを配設して成る点
である。面状に液滴を吐出するには、例えば複数の吐出
孔を設けるもの、或いは拡散ノズルを設けるもの他、主
査方向に線状に並べた吐出孔を、副走査方向に移動させ
るもの等が考えられる。
【0037】この画像形成装置では、液滴吐出ヘッドか
ら面状に吐出した液滴を、マスクを介して吹き付けるこ
とで、マスクに形成した透孔を通過した液滴によって、
透孔と同一形状の潜像を転写体又は受像体に形成するこ
とができる。この画像形成装置によれば、液滴を面状に
吐出するので、高速な画像の形成を可能にすることがで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
形成方法によれば、接着体を含んだ液滴を画像様に吐出
して転写体に潜像を形成し、転写体及び受像体を、全面
的に加熱することで、硬化した接着体を媒介させて転写
材を受像体へ定着させるので、従来の転写方式のよう
に、支持体の厚みムラ、サーマルヘッドとの接触ムラに
起因する温度分布の影響がなく、均一な画像を形成する
ことができる。
【0039】本発明に係る画像形成装置によれば、液滴
吐出ヘッド及び接着体硬化手段を備えたことにより、転
写体又は受像体に、熱硬化性又は紫外線硬化性の接着体
を含んだ液滴を画像様に吐出して潜像を形成し、この潜
像を、熱又は紫外線を印加する接着体硬化手段によって
硬化させることで、接着体を硬化させて、転写体の転写
材を受像体に画像様に定着させることができる。
【0040】また、請求項3の画像形成装置によれば、
液滴吐出ヘッドの液滴吐出方向を、転写体及び受像体の
いずれか一方に向けて変更可能にしたので、転写体又は
受像体と液滴との親和性に基づき、いずれか好適な画像
形成面に対して、液滴を吐出させて潜像を形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の構成を示す概念図
である。
【図2】第一実施形態の画像形成手順を示す説明図であ
る。
【図3】第二実施形態を説明する画像形成手順の説明図
である。
【図4】第三実施形態を説明する画像形成手順の説明図
である。
【図5】第四実施形態を説明する画像形成装置の概念図
である。
【図6】第五実施形態を説明する画像形成装置の概念図
である。
【図7】第六実施形態を説明する画像形成装置の概念図
である。
【符号の説明】
1、21、31、41 画像形成装置 5 転写体 7 ピンチローラ(接着体硬化手段) 11 受像体 13 液滴吐出ヘッド 15 接着体 17 転写材 19 支持体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写体(5)及び受像体(11)のいず
    れか一方に、熱硬化性又は紫外線硬化性の接着体を含ん
    だ液滴を画像様に吐出して潜像を形成し、 該潜像を挟んで前記転写体と前記受像体とを密着させ、
    前記接着体を硬化させるための熱又は紫外線を印加し
    て、前記転写体に形成した転写材を該硬化した接着体を
    介して前記画像様に前記受像体に定着させ、 前記転写体と受像体とを剥離することで、前記定着した
    転写材のみを前記受像体に転写して画像を形成すること
    を特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 支持体(19)上に転写材(17)を形
    成して成る転写体(5)の前記転写材を、受像体(1
    1)へ画像様に転写する画像形成装置であって、 前記転写体の前記転写材又は前記受像体の画像形成面
    に、熱硬化性又は紫外線硬化性の接着体を含んだ液滴を
    画像様に吐出して潜像を形成する液滴吐出ヘッド(1
    3)と、 前記潜像を挟んで密着した前記転写体及び前記受像体
    に、熱又は紫外線を印加して前記接着体を硬化させる接
    着体硬化手段(7)とを具備したことを特徴とする画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 前記液滴吐出ヘッドの液滴吐出方向が、
    前記転写体及び前記受像体のいずれか一方に向けて変更
    可能であることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
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