JPH11197971A - 開先加工用のワーク保持装置 - Google Patents

開先加工用のワーク保持装置

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JPH11197971A
JPH11197971A JP19112098A JP19112098A JPH11197971A JP H11197971 A JPH11197971 A JP H11197971A JP 19112098 A JP19112098 A JP 19112098A JP 19112098 A JP19112098 A JP 19112098A JP H11197971 A JPH11197971 A JP H11197971A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
short column
base material
mounting base
peripheral surface
work holding
Prior art date
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Pending
Application number
JP19112098A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
Toshio Okazaki
寿男 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinx Ltd filed Critical Shinx Ltd
Priority to JP19112098A priority Critical patent/JPH11197971A/ja
Publication of JPH11197971A publication Critical patent/JPH11197971A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Milling Processes (AREA)
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】切削手段あるいはクランプ手段を改良するなど
開先加工装置に手を加えることなく短尺コラム材の開先
加工を行うことができるワーク保持装置を提供する。 【構成】短尺コラム材Wの中心部から内周面に向けて作
動する押圧作動片10を放射状に配設し、これら押圧作
動片10を短尺コラム材Wの内周面nと取付基材22の
受面mの両方に当接し、外側に向けて押圧し両者を一体
的に結合する。上記の取付基材22を開先加工機のクラ
ンプ手段21によって固定保持し、短尺コラム材Wに開
先加工を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、短尺コラム材に
対して開先加工を行うことができるようにした開先加工
用のワーク保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】角パイプ、丸パイプなどコラム材の先端
外周面にレ形などの開先加工を行う加工装置が本出願人
の提案(一例として、特開平4−64713号公報)に
よって公知である。この発明に係る加工装置では、コラ
ム材(ワーク)の先端付近をクランプ手段によって固定
する一方、ワーク外周面に倣いローラを転動し、ローラ
と同軸のカッターが開先加工を行うようになっている。
【0003】上記の加工装置では、図4の鉄骨建築構造
部における一階柱材P、二階柱材Qおよび仕口部の連結
柱材Rなど、いわゆる長尺コラム材に対しては問題なく
クランプを行うことができ、カッターによる端部への開
先加工を的確に行うことができたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄骨構造建
築を施工する場合にあっての仕口部は、図4に示した一
般的なものばかりでなく、図3のようなものも存在す
る。この仕口部を構成するコラム材R1、R2は極めて
短尺となるところから、従来の加工装置ではクランプ手
段による固定保持ができず、開先加工することができな
いという問題点があり、対策が求められていた。
【0005】本発明は上記した従来の問題点に着目して
なされたものであり、切削手段あるいはクランプ手段を
改良するなど加工装置自体に手を加えることなく、容易
に短尺コラム材の開先加工を行うことができる開先加工
用のワーク保持装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る開先加工用のワーク保持装置は次の
ように構成したものである。
【0007】すなわち、その要旨とするところは、短尺
コラム材の中心部から内周面に向けて放射方向に作動す
る押圧作動片を対をなして設け、上記押圧作動片を短尺
コラム材の内周面と、開先加工機のクランプ手段によっ
て固定した取付基材の受面の両方に当接し、取付基材に
隣接して短尺コラム材を取りつけるようにしたことにあ
る。
【0008】また本発明に係る開先加工用のワーク保持
装置は、請求項1に記載する発明において、直交する向
きに備えた二対の押圧作動片を短尺コラム材の内周面お
よび取付基材の受面に対応して配設したことを要旨とす
る。
【0009】また本発明に係る開先加工用のワーク保持
装置は、請求項2に記載する発明において、取付基材の
断面形状と短尺コラム材の断面形状を同じとしたことを
要旨とする。
【0010】また本発明に係る開先加工用のワーク保持
装置は、請求項1に記載する発明において、押圧作動片
に、取付基材と短尺コラム材の突き合わせ端部に介在す
るスペーサを突出して設けたことを要旨とする。
【0011】長尺の取付基材と短尺のワークを端部にお
いて突き合わせ状態とし、押圧作動片を両部材の受面と
内周面に跨って同時に当接する。この押圧作動片を放射
方向にして外側に向けて押圧作動することによって二つ
の部材を連結固定することができる。この後に取付基材
側を開先加工装置のクランプ手段に固定し、短尺ワーク
を所定位置に設定して開先加工を行う。
【0012】取付基材と短尺コラム材を突き合わせする
に当たって、事前に取付基材あるいはコラム材の端部に
スペーサを係合すると、押圧作動片の位置が設定され、
これを適切に位置決めすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る開先加工用のワーク
保持装置を一実施例について具体的に説明する。図1
は、その縦断側面図 図2は正面図にして、1はボデ
ィフレーム 2はボディフレーム1に回転だけ自由にし
て設けた操作軸 3は操作軸2の前端に取りつけたハン
ドル車 4は操作軸2の後端に設けたねじ軸部である。
【0014】5はねじ部4に螺合した四角錐状のナット
部材 6はボディフレーム1の外側部に設けた4つのボ
ス部 7はボス部6内に設けたスライドガイド 8はス
ライドガイド7に移動自在に配設し、かつ外側へ向けて
放射状に突設した作動軸9は作動軸8の一端に設け、ナ
ット部材5に当接した受動コロ 10は作動軸8の突出
端に設けた押圧作動片である。
【0015】上記の押圧作動片10は、作動軸8のねじ
部8aに螺合して個々に突出調整が可能であり、また開
先加工装置(図示省略)のクランプ手段21によって固
定保持された長尺の取付基材22の受面m(内周面)と
短尺のワークWの内周面nに同時に接合する当接面を備
える。なお上記の取付基材22とワークWとは、同じ断
面形状(角パイプ状)のものを用いる。
【0016】23はワークWの外周面sに当接し、押し
付け状態で転動する倣いローラ 24は倣いローラ23
と同軸に配設した開先加工用のカッター このカッター
24は、図示しない駆動モータによって回転駆動し、ワ
ークWの先端外周部を切削加工(開先加工)する。
【0017】一実施例に係るワーク保持装置の構成は上
記のとおりであり、取付基材22の先端に短尺ワークW
を突き当ててセットし、この状態において、両部材の内
側にボディフレーム1をもって押圧作動片10を装入す
る。開口部においてハンドル車3を回転すると、作動軸
8が外方へ一斉に伸長作動し、先端の押圧作動片10が
取付基材22の受面mとワークWの内周面nに同時に当
接する。
【0018】上記の押圧作動片10の各々の当たり具合
は、ねじ部8aに対しての回転操作で調整する。そし
て、ハンドル車3をさらに回転すると、全ての押圧作動
片10が対になって受面mと内周面nにバランス良く強
固に作用するので、この押圧作動片10を介して両部材
22、Wが結合する。上記の押圧力はナット部材5のく
さび作用によって発揮されるので、大きな結合力が得ら
れる。
【0019】このようにして一体的に結合した両部材
は、取付基材22側または取付基材22と短尺ワークW
の一部が開先加工装置のクランプ手段21に固定保持さ
れる。そして、他方においてワークW側に倣いローラ2
3が当接して転動し、カッター24により先端に所要の
開先加工が行われる。以上によって、加工が終了したな
らば、前記と逆順に操作を行ってワークWの取り外しを
行うようにする。
【0020】なお上記の一実施例では、開先加工を行う
操作手順として両部材、すなわち取付基材22とワーク
Wを結合した後にクランプ手段21で固定保持したが、
取付基材22をクランプ手段21に固定しておき、これ
に対してワークWを着脱するようにしても良い。
【0021】また一実施例では、取付基材22とワーク
Wとの断面形状を同じとしたが、押圧作動片10におけ
る当接面の形状を変えて受面mと内周面nに適合するよ
うにすれば、異なる部材間で使用することができる。ま
た一実施例では、押圧作動片10を内周面nの直線部に
対応したが、コーナーのアール部であっても良い。
【0022】また一実施例では、コラム材として四角パ
イプを用いて説明したが、押圧作動片10の当接面を変
えることによって丸パイプにも適用することができる。
また上記のことから、取付基材22を例えば四角形と
し、これに対して丸形のワークWを結合することも可能
となる。
【0023】また本発明に係る開先加工用のワーク保持
装置は、図5のようにして実施することもできる。同図
において、30は取付基材22と短尺コラム材Wの突き
合わせ端に介在したスペーサであり、このスペーサ30
は、押圧作動片10から突出して備えたものである。3
1は水平面である。
【0024】この実施例の場合、取付基材22を立てて
配置し、この取付基材22の端部にスペーサ30を係合
して押圧作動片10の位置セットを行い、次いで短尺コ
ラム材Wをこれらの上に載せるようにする。そして、こ
の後にハンドル車3を使用して押圧作動片10を受面m
と内周面nに向けて作動する。
【0025】このようにすることにより、押圧作動片1
0およびこの作動片10を含む構成部材の全体を適正位
置に円滑に、しかも素早くセットすることができ、作業
性を大幅に向上することができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明のように本発明に係る開先加
工用のワーク保持装置によれば、特別に開先加工機の改
良を要することなく短尺コラム材の開先加工を行うこと
ができるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るワーク保持装置の一実施例を示
す縦断側面図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】鉄骨建築構造の一例を示す説明図である。
【図4】同じく、説明図である。
【図5】スペーサを備えた押圧作動片の使用状態を示す
説明図である
【符号の説明】
1 ボディフレーム 2 操作軸 3 ハンドル車 4 ねじ軸部 5 ナット部材 6 ボス部 8 作動軸 9 受動コロ 10 押圧作動片 21 クランプ手段 22 取付基材 m 受面 W 短尺コラム材(ワーク) n 内周面 s 外周面 30 スペーサ 31 水平面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短尺コラム材の中心部から内周面に向け
    て放射方向に作動する押圧作動片を対をなして設け、上
    記押圧作動片を短尺コラム材の内周面と、開先加工機の
    クランプ手段によって固定した取付基材の受面の両方に
    当接し、取付基材に隣接して短尺コラム材を取りつける
    ようにしたことを特徴とする開先加工用のワーク保持装
    置。
  2. 【請求項2】 直交する向きに備えた二対の押圧作動片
    を短尺コラム材の内周面および取付基材の受面に対応し
    て配設したことを特徴とする請求項1に記載する開先加
    工用のワーク保持装置。
  3. 【請求項3】 取付基材の断面形状と短尺コラム材の断
    面形状を同じとしたことを特徴とする請求項2に記載す
    る開先加工用のワーク保持装置。
  4. 【請求項4】 押圧作動片に、取付基材と短尺コラム材
    の突き合わせ端部に介在するスペーサを突出して設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載する開先加工用のワー
    ク保持装置。
JP19112098A 1997-10-29 1998-07-07 開先加工用のワーク保持装置 Pending JPH11197971A (ja)

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JP19112098A JPH11197971A (ja) 1997-10-29 1998-07-07 開先加工用のワーク保持装置

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JP9-312722 1997-10-29
JP31272297 1997-10-29
JP19112098A JPH11197971A (ja) 1997-10-29 1998-07-07 開先加工用のワーク保持装置

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JP (1) JPH11197971A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263956A (ja) * 2001-03-12 2002-09-17 Toden Kogyo Co Ltd 配管ネジ加工機及び配管ネジ加工方法
KR101471326B1 (ko) * 2014-01-06 2014-12-09 한전케이피에스 주식회사 가스터빈 블레이드 가공용 고정 장치
KR20170114135A (ko) * 2016-04-05 2017-10-13 (주)삼원하이텍 변형방지용 지그 삽입식 밸러스트 파이프 가공장치
JP2019141959A (ja) * 2018-02-21 2019-08-29 中国電力株式会社 鋳鋼部材の溶接方法

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KR101471326B1 (ko) * 2014-01-06 2014-12-09 한전케이피에스 주식회사 가스터빈 블레이드 가공용 고정 장치
KR20170114135A (ko) * 2016-04-05 2017-10-13 (주)삼원하이텍 변형방지용 지그 삽입식 밸러스트 파이프 가공장치
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