JPH11196651A - コンバインのエアクリ−ナカバ−装置 - Google Patents
コンバインのエアクリ−ナカバ−装置Info
- Publication number
- JPH11196651A JPH11196651A JP10003125A JP312598A JPH11196651A JP H11196651 A JPH11196651 A JP H11196651A JP 10003125 A JP10003125 A JP 10003125A JP 312598 A JP312598 A JP 312598A JP H11196651 A JPH11196651 A JP H11196651A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air cleaner
- opened
- seat
- suction chamber
- electric equipment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来型における電装品の収納場所は、ほとん
どが運転席のステップの下側にできる空間を利用して収
納する構成が多く、電装品の開放や取り出しには外部か
ら覆われている外側枠の取外しに難儀し、簡単に開放す
ることができず、容易にメンテナンスができない課題が
あった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、エンジン
1が装備されているエンジンル−ム2の上方に、エアク
リ−ナ3を収納する防塵された吸気室4を設ける。該吸
気室4には、前側に面した位置に電装品5を取付けて収
納する。前記吸気室4の前方には、正規の着席位置と前
方側に転倒した退避位置とに変更できる運転者用のシ−
ト6を装備する。該シ−ト6の背後で、前記吸気室4の
前面に開口した点検窓7に、前記シ−ト6を退避位置に
転倒したときに開放できる開閉式のカバ−8が装着され
ているコンバインのエアクリ−ナカバ−装置としてい
る。
どが運転席のステップの下側にできる空間を利用して収
納する構成が多く、電装品の開放や取り出しには外部か
ら覆われている外側枠の取外しに難儀し、簡単に開放す
ることができず、容易にメンテナンスができない課題が
あった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、エンジン
1が装備されているエンジンル−ム2の上方に、エアク
リ−ナ3を収納する防塵された吸気室4を設ける。該吸
気室4には、前側に面した位置に電装品5を取付けて収
納する。前記吸気室4の前方には、正規の着席位置と前
方側に転倒した退避位置とに変更できる運転者用のシ−
ト6を装備する。該シ−ト6の背後で、前記吸気室4の
前面に開口した点検窓7に、前記シ−ト6を退避位置に
転倒したときに開放できる開閉式のカバ−8が装着され
ているコンバインのエアクリ−ナカバ−装置としてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインのエア
クリ−ナカバ−装置であって、農業機械の技術分野に属
する。
クリ−ナカバ−装置であって、農業機械の技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】従来からコンバインは、走行車体の前部
上方にエンジンを内装したエンジンル−ムが設けられ、
これに関連して上側に防塵された吸気室が形成されてエ
アクリ−ナ−が装備されている。そして、運転者が座る
シ−トは、通常の場合、前記エンジンル−ムと吸気室と
の前側に設けられている。
上方にエンジンを内装したエンジンル−ムが設けられ、
これに関連して上側に防塵された吸気室が形成されてエ
アクリ−ナ−が装備されている。そして、運転者が座る
シ−トは、通常の場合、前記エンジンル−ムと吸気室と
の前側に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来からコンバイン
は、電気制御機構の他、小型モ−タや電磁切換バルブ等
の電気機器が各装置に使用され、これらに関連する各種
のリレ−、ヒュ−ズ等の電装品がまとめられて1ヶ所に
収納される構成であった。そして、従来型における電装
品の収納場所は、ほとんどが運転席のステップの下側に
できる空間を利用して収納する構成が多く、電装品の開
放や取り出しには外部から覆われている外側枠の取外し
に難儀し、簡単に開放することができず、容易にメンテ
ナンスができない課題があった。
は、電気制御機構の他、小型モ−タや電磁切換バルブ等
の電気機器が各装置に使用され、これらに関連する各種
のリレ−、ヒュ−ズ等の電装品がまとめられて1ヶ所に
収納される構成であった。そして、従来型における電装
品の収納場所は、ほとんどが運転席のステップの下側に
できる空間を利用して収納する構成が多く、電装品の開
放や取り出しには外部から覆われている外側枠の取外し
に難儀し、簡単に開放することができず、容易にメンテ
ナンスができない課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、エンジン1が装備されているエンジンル
−ム2の上方に、エアクリ−ナ3を収納する防塵された
吸気室4が設けられ、該吸気室4には、前側に面した位
置に電装品5が取付けて収納され、前記吸気室4の前方
には、正規の着席位置と前方側に転倒した退避位置とに
変更できる運転者用のシ−ト6が装備され、該シ−ト6
の背後で、前記吸気室4の前面に開口した点検窓7に、
前記シ−ト6を退避位置に転倒したときに開放できる開
閉式のカバ−8が装着されているコンバインのエアクリ
−ナカバ−装置としたものである。
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、エンジン1が装備されているエンジンル
−ム2の上方に、エアクリ−ナ3を収納する防塵された
吸気室4が設けられ、該吸気室4には、前側に面した位
置に電装品5が取付けて収納され、前記吸気室4の前方
には、正規の着席位置と前方側に転倒した退避位置とに
変更できる運転者用のシ−ト6が装備され、該シ−ト6
の背後で、前記吸気室4の前面に開口した点検窓7に、
前記シ−ト6を退避位置に転倒したときに開放できる開
閉式のカバ−8が装着されているコンバインのエアクリ
−ナカバ−装置としたものである。
【0005】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成したから、
電装品は、運転席に近い防塵された吸気室を利用して収
納され、しかも、カバ−の開放が容易にできるから、塵
埃の少ない場所に保護されて長期間の使用ができるとと
もに、メンテナンスを容易に行うことが出来る特徴を有
する。更に、カバ−は、その開放操作をシ−トの転倒操
作との手順を守って行えば、周囲部材に干渉されること
もなく自由に開放することができる特徴がある。
電装品は、運転席に近い防塵された吸気室を利用して収
納され、しかも、カバ−の開放が容易にできるから、塵
埃の少ない場所に保護されて長期間の使用ができるとと
もに、メンテナンスを容易に行うことが出来る特徴を有
する。更に、カバ−は、その開放操作をシ−トの転倒操
作との手順を守って行えば、周囲部材に干渉されること
もなく自由に開放することができる特徴がある。
【0006】
【発明の実施の形態】まず、その構成について述べる。
走行車体9は、ゴムを素材として成型したクロ−ラを設
け、乾田は勿論のこと、湿田においても沈下せずに走行
できる構成としている。そして、脱穀装置10は、上側
に扱室があり、その下側に選別室を配置して供給された
穀稈を脱穀した後、選別する構成として前述した走行車
体9上に搭載している。そして、グレンタンク11は、
上記脱穀装置10の側部に併設して位置し、前述した走
行車体9上に搭載し、前記脱穀装置10から一番揚穀装
置12を介して搬送されてきた脱穀・選別後の穀粒を貯
溜できる構成としている。
走行車体9は、ゴムを素材として成型したクロ−ラを設
け、乾田は勿論のこと、湿田においても沈下せずに走行
できる構成としている。そして、脱穀装置10は、上側
に扱室があり、その下側に選別室を配置して供給された
穀稈を脱穀した後、選別する構成として前述した走行車
体9上に搭載している。そして、グレンタンク11は、
上記脱穀装置10の側部に併設して位置し、前述した走
行車体9上に搭載し、前記脱穀装置10から一番揚穀装
置12を介して搬送されてきた脱穀・選別後の穀粒を貯
溜できる構成としている。
【0007】つぎに、刈取前処理装置13は、前部低位
置にある分草杆14と、その背後の穀稈引起し装置15
と、低位置の刈取装置16と、その刈取装置16の近傍
から脱穀装置10の穀稈供給口に至る穀稈搬送装置17
とから構成し、走行車体9の前部に昇降自由に支架して
設け、刈取穀稈を搬送して脱穀装置10に供給する構成
としている。
置にある分草杆14と、その背後の穀稈引起し装置15
と、低位置の刈取装置16と、その刈取装置16の近傍
から脱穀装置10の穀稈供給口に至る穀稈搬送装置17
とから構成し、走行車体9の前部に昇降自由に支架して
設け、刈取穀稈を搬送して脱穀装置10に供給する構成
としている。
【0008】そして、運転者の座るシ−ト6は、走行車
体9の前進方向の前部右側に配置した各種操作レバ−1
8の後方において、前端下部を機枠19に枢着して、運
転者が座る正規の位置と前側の退避位置(図1の仮想線
参照)とに回動できる構成としている。つぎに、エンジ
ンル−ム2は、具体的には示さないが外方に回動できる
エンジンカバ−2aから構成し、前記機枠19の後方の
走行車体9上に装置したエンジン1を覆って構成してい
る。そして、吸気室4は、上記エンジンル−ム2の上方
に設け、周囲を側板20と防塵網21によって覆い防塵
できる構成とし、前記エンジン1に連通したエアクリ−
ナ3を収納して設け、清浄な空気をそのエアクリ−ナ3
を介してエンジン1に供給できる構成としている。そし
て、吸気室4は、前側側板20aに点検窓7を開口し、
その部分に上側に枢着したカバ−8を開閉自由に設けて
いる。
体9の前進方向の前部右側に配置した各種操作レバ−1
8の後方において、前端下部を機枠19に枢着して、運
転者が座る正規の位置と前側の退避位置(図1の仮想線
参照)とに回動できる構成としている。つぎに、エンジ
ンル−ム2は、具体的には示さないが外方に回動できる
エンジンカバ−2aから構成し、前記機枠19の後方の
走行車体9上に装置したエンジン1を覆って構成してい
る。そして、吸気室4は、上記エンジンル−ム2の上方
に設け、周囲を側板20と防塵網21によって覆い防塵
できる構成とし、前記エンジン1に連通したエアクリ−
ナ3を収納して設け、清浄な空気をそのエアクリ−ナ3
を介してエンジン1に供給できる構成としている。そし
て、吸気室4は、前側側板20aに点検窓7を開口し、
その部分に上側に枢着したカバ−8を開閉自由に設けて
いる。
【0009】なお、カバ−8は、前述したシ−ト6を前
側の退避位置に転倒させたとき、自由に開閉ができ、シ
−ト6が運転者の座る正規の位置にあるときには開閉で
きない関係位置に構成している。そして、電装品5は、
電気制御機構の他、小型モ−タや電磁切換バルブ等の電
気機器に付随する各種のリレ−、ヒュ−ズ等をまとめた
もので、前記吸気室4の前側にある点検窓7に臨ませて
上側から垂下して取り付けている。したがって、電装品
5は、カバ−8を閉めた状態では防塵された室内に保護
され、カバ−8を開くときわめて容易に点検、整備等の
メンテナンスを行うことが出来る構成となっている。
側の退避位置に転倒させたとき、自由に開閉ができ、シ
−ト6が運転者の座る正規の位置にあるときには開閉で
きない関係位置に構成している。そして、電装品5は、
電気制御機構の他、小型モ−タや電磁切換バルブ等の電
気機器に付随する各種のリレ−、ヒュ−ズ等をまとめた
もので、前記吸気室4の前側にある点検窓7に臨ませて
上側から垂下して取り付けている。したがって、電装品
5は、カバ−8を閉めた状態では防塵された室内に保護
され、カバ−8を開くときわめて容易に点検、整備等の
メンテナンスを行うことが出来る構成となっている。
【0010】別実施例1 つぎに、別実施例1を図5及び図6に基づいて具体的に
説明する。別実施例1は、刈取装置30の支持伝動構成
に関する。従来のこの種装置は、図6に示すように、基
部aを機体に枢着して前方側に延長した刈取主フレ−ム
bの先端部に直角状に伝動ケ−スcを連結している。そ
して、刈取支持枠dは、上記伝動ケ−スcの前側に横向
きにして略平行状にして左右両側の連結杆e、e’によ
って連結して構成している。
説明する。別実施例1は、刈取装置30の支持伝動構成
に関する。従来のこの種装置は、図6に示すように、基
部aを機体に枢着して前方側に延長した刈取主フレ−ム
bの先端部に直角状に伝動ケ−スcを連結している。そ
して、刈取支持枠dは、上記伝動ケ−スcの前側に横向
きにして略平行状にして左右両側の連結杆e、e’によ
って連結して構成している。
【0011】このような従来構成において、伝動ケ−ス
cは、中間部分が刈取主フレ−ムbによって連結支持さ
れているから、左右両端部が不安定で、振動が大きく、
したがって、前側に連結している刈取支持枠dも極めて
安定性が悪い。そして、刈取支持枠dは、連結杆e、
e’と共に伝動ケ−スcに対して変形することがあり、
刈取装置を安定良く支持することができない課題があっ
た。
cは、中間部分が刈取主フレ−ムbによって連結支持さ
れているから、左右両端部が不安定で、振動が大きく、
したがって、前側に連結している刈取支持枠dも極めて
安定性が悪い。そして、刈取支持枠dは、連結杆e、
e’と共に伝動ケ−スcに対して変形することがあり、
刈取装置を安定良く支持することができない課題があっ
た。
【0012】それに対して、別実施例1は、図5に示す
ように、伝動軸31を内装軸架した刈取主フレ−ム32
を前方に延長して先端部に左右両側に分岐した刈取補助
フレ−ム33、33’を連結して構成している。そし
て、刈取支持枠34は、その両端部を前記刈取補助フレ
−ム33、33’の先端部に連結支持し、前側に刈取装
置30を連結支持している。そして、刈取装置30は、
下側の固定刃35上に摺動刃36を重合した左右2つの
刈取装置30a、30bを、横一線に揃えて連続状にし
て前記刈取支持枠34に支持した構成としている。
ように、伝動軸31を内装軸架した刈取主フレ−ム32
を前方に延長して先端部に左右両側に分岐した刈取補助
フレ−ム33、33’を連結して構成している。そし
て、刈取支持枠34は、その両端部を前記刈取補助フレ
−ム33、33’の先端部に連結支持し、前側に刈取装
置30を連結支持している。そして、刈取装置30は、
下側の固定刃35上に摺動刃36を重合した左右2つの
刈取装置30a、30bを、横一線に揃えて連続状にし
て前記刈取支持枠34に支持した構成としている。
【0013】つぎに、刈取装置30の伝動機構は、前記
伝動軸31の端部に軸着したベベルギヤ37に、前述の
左右に分岐した刈取補助フレ−ム33、33’に内装し
ている伝動軸38、38’の上部に軸着したベベルギヤ
39、39’を噛合させて伝動可能に構成している。そ
して、左右のクランクア−ム40、40’は、前記伝動
軸38、38’の下部に軸着して先端部分にロ−ラ4
1、41’を遊嵌して支持し、左右の摺動刃36にそれ
ぞれ係合して左右往復運動が出来る構成としている。な
お、伝動軸38、38’は、図示はしないが、その中間
部分で、クランクア−ム40、40’に近い部分にユニ
バ−サルジョイントを介して折曲伝動が出来るように連
結している。
伝動軸31の端部に軸着したベベルギヤ37に、前述の
左右に分岐した刈取補助フレ−ム33、33’に内装し
ている伝動軸38、38’の上部に軸着したベベルギヤ
39、39’を噛合させて伝動可能に構成している。そ
して、左右のクランクア−ム40、40’は、前記伝動
軸38、38’の下部に軸着して先端部分にロ−ラ4
1、41’を遊嵌して支持し、左右の摺動刃36にそれ
ぞれ係合して左右往復運動が出来る構成としている。な
お、伝動軸38、38’は、図示はしないが、その中間
部分で、クランクア−ム40、40’に近い部分にユニ
バ−サルジョイントを介して折曲伝動が出来るように連
結している。
【0014】そして、左右の刈取装置30a、30b
は、前記クランクア−ム40、40’が相互に逆方向に
作動できるように伝動軸38、38’の端部に連結して
いるから、左右の摺動刃36が逆方向に摺動して発生す
る振動を相殺できる構成としている。以上のように構成
した別実施例1は、分岐した左右の刈取補助フレ−ム3
3、33’の先端部分によって刈取支持枠34を両側か
ら支持し、刈取装置30を連結支持している。したがっ
て、刈取支持枠34及び刈取装置30は、きわめて強固
に安定良く支持されることになって、振動が少なく、変
形することも少ない特徴を有するものである。
は、前記クランクア−ム40、40’が相互に逆方向に
作動できるように伝動軸38、38’の端部に連結して
いるから、左右の摺動刃36が逆方向に摺動して発生す
る振動を相殺できる構成としている。以上のように構成
した別実施例1は、分岐した左右の刈取補助フレ−ム3
3、33’の先端部分によって刈取支持枠34を両側か
ら支持し、刈取装置30を連結支持している。したがっ
て、刈取支持枠34及び刈取装置30は、きわめて強固
に安定良く支持されることになって、振動が少なく、変
形することも少ない特徴を有するものである。
【0015】つぎにその作用を説明する。まず、エンジ
ンル−ム2に装備しているエンジン1を始動して、機体
の回転各部を駆動しながら、クロ−ラを伝動して走行車
体9を前進させると、圃場の穀稈は、分草杆14によっ
て分草された後、穀稈引起し装置15によって直立状に
引き起こされ、株元が刈取装置16に達して刈り取られ
る。そして、穀稈は、穀稈搬送装置17に挾持されて上
方に搬送されて脱穀装置10に供給され、脱穀処理作用
を受ける。このようにして、脱穀された穀粒は、選別さ
れた後、一番揚穀装置12によって揚穀され、グレンタ
ンク11に順次供給されて貯溜される。
ンル−ム2に装備しているエンジン1を始動して、機体
の回転各部を駆動しながら、クロ−ラを伝動して走行車
体9を前進させると、圃場の穀稈は、分草杆14によっ
て分草された後、穀稈引起し装置15によって直立状に
引き起こされ、株元が刈取装置16に達して刈り取られ
る。そして、穀稈は、穀稈搬送装置17に挾持されて上
方に搬送されて脱穀装置10に供給され、脱穀処理作用
を受ける。このようにして、脱穀された穀粒は、選別さ
れた後、一番揚穀装置12によって揚穀され、グレンタ
ンク11に順次供給されて貯溜される。
【0016】このような刈取、脱穀作業中において、各
電装品5は、側板20と防塵網21とによって覆われ、
塵埃等がほとんどない状態に防塵されている吸気室4内
に保護されている。そして、各電装品5は、コンバイン
に搭載している各電気機器に接続されてそれぞれの機能
が円滑に進むように作用している。つぎに、電装品5の
点検、整備等のメンテナンスを行う場合は、まず、シ−
ト6を正規の位置から、図1に示す仮想線のように、前
方の退避位置に転倒操作して後側に広いスペ−スを作
る。つぎに、カバ−8を、同図の仮想線に示すように、
上側の開放位置に持ち上げて点検窓7を開ける。する
と、電装品5は、吸気室4が外部に開放されるから、外
側から工具や測定機器を挿入して点検や整備等が簡単に
でき、メンテナンスを極めて容易に行うことが出来る。
電装品5は、側板20と防塵網21とによって覆われ、
塵埃等がほとんどない状態に防塵されている吸気室4内
に保護されている。そして、各電装品5は、コンバイン
に搭載している各電気機器に接続されてそれぞれの機能
が円滑に進むように作用している。つぎに、電装品5の
点検、整備等のメンテナンスを行う場合は、まず、シ−
ト6を正規の位置から、図1に示す仮想線のように、前
方の退避位置に転倒操作して後側に広いスペ−スを作
る。つぎに、カバ−8を、同図の仮想線に示すように、
上側の開放位置に持ち上げて点検窓7を開ける。する
と、電装品5は、吸気室4が外部に開放されるから、外
側から工具や測定機器を挿入して点検や整備等が簡単に
でき、メンテナンスを極めて容易に行うことが出来る。
【0017】このようなメンテナンス中において、カバ
−8は、上方に開いて更に後方側にもたせかけた状態に
保持されているから、下側に回動することがなく安全に
開放状態を確保することができる利点もある。
−8は、上方に開いて更に後方側にもたせかけた状態に
保持されているから、下側に回動することがなく安全に
開放状態を確保することができる利点もある。
【図1】本発明の実施例であって、作用側面図である。
【図2】本発明の実施例であって、正面図である。
【図3】本発明の実施例であって、右側面図である。
【図4】本発明の実施例であって、左側面図である。
【図5】本発明の別実施例1であって、一部破断した平
面図である。
面図である。
【図6】本発明の別実施例1であって、従来型の平面図
である。
である。
1 エンジン 2 エンジンル−ム 3
エアクリ−ナ 4 吸気室 5 電装品 6
シ−ト 7 点検窓 8 カバ−。
エアクリ−ナ 4 吸気室 5 電装品 6
シ−ト 7 点検窓 8 カバ−。
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン1が装備されているエンジンル
−ム2の上方に、エアクリ−ナ3を収納する防塵された
吸気室4が設けられ、該吸気室4には、前側に面した位
置に電装品5が取付けて収納され、前記吸気室4の前方
には、正規の着席位置と前方側に転倒した退避位置とに
変更できる運転者用のシ−ト6が装備され、該シ−ト6
の背後で、前記吸気室4の前面に開口した点検窓7に、
前記シ−ト6を退避位置に転倒したときに開放できる開
閉式のカバ−8が装着されているコンバインのエアクリ
−ナカバ−装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10003125A JPH11196651A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | コンバインのエアクリ−ナカバ−装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10003125A JPH11196651A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | コンバインのエアクリ−ナカバ−装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11196651A true JPH11196651A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11548652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10003125A Pending JPH11196651A (ja) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | コンバインのエアクリ−ナカバ−装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11196651A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008008178A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Iseki & Co Ltd | 作業車輌 |
CN103797980A (zh) * | 2014-03-06 | 2014-05-21 | 星光农机股份有限公司 | 一种联合收割机的驾驶室座椅 |
JP2015086814A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | 井関農機株式会社 | 排気ガス冷却装置およびこの排気ガス冷却装置を備えたコンバイン |
JP2018174823A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
JP2018174822A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
-
1998
- 1998-01-09 JP JP10003125A patent/JPH11196651A/ja active Pending
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JP2018174823A (ja) * | 2017-04-14 | 2018-11-15 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | コンバイン |
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