JPH11194621A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JPH11194621A
JPH11194621A JP36662597A JP36662597A JPH11194621A JP H11194621 A JPH11194621 A JP H11194621A JP 36662597 A JP36662597 A JP 36662597A JP 36662597 A JP36662597 A JP 36662597A JP H11194621 A JPH11194621 A JP H11194621A
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JP
Japan
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volatile oil
image forming
fixing device
roller
transfer paper
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JP36662597A
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Takeo Tsukamoto
武雄 塚本
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱定着時のホットオフセットを防ぐとともに定
着装置の小型化を図る。 【解決手段】転写紙7の表面に不揮発性オイル塗布手段
9で定着装置8の加熱ローラ81の加熱温度においては
揮発性をほとんど示さない例えば25℃で粘度が20〜1000
cStのジメチルポリシロキサンオイルからなる不揮発
性オイル91を微量塗布する。不揮発性オイルが微量塗
布された転写紙7に感光体1のトナー像を転写して定着
装置8に送る。定着装置8の加熱ローラ81と加圧ロー
ラ82で転写紙7のトナー像を定着するときに、転写紙
7に付着した不揮発性オイルの一部が加熱ローラ81の
表面に付着し、熱により軟化したトナー粒子が加熱ロー
ラ81に直接接触して付着することを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式や
静電記録,イオンフロー法等で形成された静電潜像を液
体現像剤を用いて顕像化する画像形成装置、特に定着時
のホットオフセットの防止と定着装置の小型化に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】高粘度,高濃度の液体現像剤を使って静
電潜像を可視化する画像形成装置が、例えば特開平7−
152254号公報や特開平7−209998号公報等に開示されて
いる。この画像形成装置は、感光体を帯電器で帯電して
から露光して感光体表面に静電潜像を形成し、形成した
静電潜像を現像装置で可視化する。現像装置は絶縁性液
体からなるキャリア液中に現像剤微粒子が高濃度に分散
された高粘性の液体現像剤で静電潜像を可視化してトナ
ー像にする。このトナー像は転写手段で転写紙等の記録
媒体に転写されたのち定着装置で定着される。感光体に
残留した液体現像剤をクリーニング手段で除去し、残留
している液体現像剤が除去された感光体に残留している
電荷を除電器で消去してから再び上記処理を繰り返す。
【0003】この湿式作像プロセスで記録媒体に形成さ
れたトナー像を定着するときに、記録媒体表面に対して
非接触又は接触するように設けられた定着装置の加熱部
材から熱を加えて定着する。この定着工程では記録媒体
に形成されたトナー像のトナー粒子が加えられた熱によ
り溶融し、記録媒体表面の微細な凹凸に応じて延展する
ため、加熱部材を記録媒体に接触させて溶融トナー粒子
を押圧する方法のほうが良質な画像を形成できる。しか
しながら加熱部材を記録媒体に接触させる方法では溶融
トナー粒子が加熱部材に付着し易く、いわゆるホットオ
フセットと呼ばれる現象が発生する。このホットオフセ
ットを防ぐために、一般的な接触ローラ型の熱定着装置
においては、定着ローラの表面に表面張力の小さいシリ
コーンオイル等を微量塗布して、溶融トナー粒子が定着
ローラに付着しないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように定着ロー
ラ表面にシリコーンオイル等を塗布するためには、定着
装置にシリコーンオイル等の貯蔵手段と塗布手段を設け
ておく必要があり、定着装置が大型化してしまう。ま
た、定着装置が大型化して熱容量が大きくなるため、定
着装置を立ち上げるときに多くの熱エネルギを加える必
要があ、多量の電力を消費してしまう。
【0005】この発明はかかる短所を改善するためにな
されたものであり、熱定着時のホットオフセットを防ぐ
とともに定着装置の小型化を図った湿式画像形成装置を
得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る湿式画像
形成装置は、液体現像剤を使用した作像プロセスにより
記録媒体の表面に付着させた顕像化微粒子を定着装置の
加熱部材に接触させて定着する湿式画像形成装置におい
て、記録媒体搬送経路の定着装置より上流側に設けら
れ、加熱部材の加熱温度においては揮発性をほとんど示
さない不揮発性オイルを記録媒体表面に付着させること
を特徴とする。
【0007】この発明に係る第2の湿式画像形成装置
は、液体現像剤を使用した作像プロセスにより記録媒体
の表面に付着させた顕像化微粒子を定着装置の加熱部材
に接触させて定着する湿式画像形成装置において、液体
現像剤のキャリア液成分の一部又は全部を、加熱部材の
加熱温度においては揮発性をほとんど示さない不揮発性
オイルとし、記録媒体の表面に顕像化微粒子とともに不
揮発性オイルを付着させることを特徴とする。
【0008】上記不揮発性オイルは、20℃で粘度が20〜
1000cStのジメチルポリシロキサンを使用すると良
い。
【0009】また、上記顕像化微粒子と不揮発性オイル
を付着させた記録媒体を定着装置の加熱部材に接触させ
る前に、記録媒体表面に対して直交する成分を有する電
場を加えたり、加熱部材の記録部材と接触する位置と対
向する位置に対向部材を配置し、対向部材と加熱部材と
の間に電位差を与えると良い。
【0010】さらに、上記加熱部材の表面をクリーニン
グするクリーニング手段を有することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の湿式画像形成装置は、
電子写真方式で感光体に形成された静電潜像をキャリア
液にトナー粒子を含有した液体現像剤で現像して転写紙
に転写し、転写紙に転写したトナー像を定着装置で定着
するものであり、定着装置は内部に熱源を有する加熱ロ
ーラと転写紙を加熱ローラに対して押圧する加圧ローラ
及び加熱ローラの表面をクリーニングするクリーニング
ブレードを有する。また、感光体に形成されたトナー像
を転写紙に転写する転写領域より転写紙の搬送路の上流
側には不揮発性オイル塗布手段を有する。不揮発性オイ
ル塗布手段は定着装置の加熱ローラの加熱温度において
は揮発性をほとんど示さない例えば25℃で粘度が20〜10
00cStのジメチルポリシロキサンオイルからなる不揮
発性オイルを転写紙の表面に微量塗布する。
【0012】この不揮発性オイルが微量塗布された転写
紙に感光体に形成したトナー像を転写する。トナー像が
転写された転写紙は定着装置に送られ、加熱ローラと加
圧ローラに挟まれ加熱されてトナー像が定着される。こ
の加熱ローラと加圧ローラで転写紙のトナー像を定着す
るときに、転写紙に付着したキャリア液は熱により蒸発
し、不揮発性オイルは蒸発せずに一部が加熱ローラの表
面に付着して除去され、一部は転写紙中に浸透する。こ
のように不揮発性オイルの一部が加熱ローラの表面に付
着するから、熱により軟化したトナー粒子が加熱ローラ
に直接接触することを防ぎ、トナー粒子が加熱ローラに
付着することを防ぐ。また、転写紙が転写領域を通過す
直前に、転写紙に不揮発性オイルを塗布するから、転写
紙に不揮発性オイルを塗布してから定着装置に送られる
までの時間が短く、不揮発性オイルの一部が転写紙中に
徐々に吸収されても、転写紙が定着装置に送られたとき
に転写紙の表面に不揮発性オイルの層を保持することが
でき、トナー粒子が加熱ローラに付着することを安定し
て防ぐことができる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成図である。
図に示すように、湿式画像形成装置は感光体1に沿って
配置された帯電ローラ2と書込装置3と現像装置4と転
写ローラ5及び感光体クリーニング装置6と、給紙部
(不図示)から送られる転写紙7の搬送路の転写ローラ
5より下流側に設けられた定着装置8と、転写紙7の搬
送路の転写ローラ5より上流側に設けられた不揮発性オ
イル塗布手段9を有する。
【0014】現像装置4は現像剤貯蔵部41と現像剤撹
拌機構42とグラビヤローラ等で構成された現像剤塗布
ローラ43とメタリングブレード44と駆動ローラ45
により感光体1の表面移動速度と同じ表面移動速度で移
動するスリーブ状の現像剤担持体46及びクリーニング
ブレード47を有する。現像剤貯留部41には絶縁性の
キャリア液例えば揮発性のアイソパーにトナー粒子を含
有した液体現像剤48が貯蔵され、この液体現像剤48
を現像剤撹拌機構42でトナー粒子を均一に分布するよ
うに撹拌している。現像剤担持体46はエンドレスベル
トからなり、バイアス印加手段(不図示)により感光体
1の静電電位の最小値と最大値の間の電位が印加され、
現像剤担持体46の表面に現像剤塗布ローラ43とメタ
リングブレード44で現像剤貯留部41内の液体現像剤
48を塗布して現像剤担持体46の表面に液体現像剤4
8の薄層を形成する。
【0015】定着装置8は内部に熱源を有する加熱ロー
ラ81と転写紙7を加熱ローラ81に対して押圧する加
圧ローラ82及び加熱ローラ81の表面をクリーニング
するクリーニングブレード83を有する。不揮発性オイ
ル塗布手段9は不揮発性オイル91を貯蔵する不揮発性
オイル貯蔵部92と塗布手段93を有する。不揮発性オ
イル91は定着装置8の加熱ローラ81の温度において
は揮発性をほとんど示さない例えば25℃で粘度が20〜10
00cStのジメチルポリシロキサンオイルからなる。塗
布手段93は例えばフェルトからなり、不揮発性オイル
貯蔵部92内の不揮発性オイル91を含浸し、含浸した
不揮発性オイル91を転写紙7に微量塗布する。
【0016】この湿式画像形成装置で転写紙7に画像を
形成するとき、感光体1は帯電ローラ2により均一に正
帯電されたのち書込装置3により非画像部を露光して静
電潜像を形成する。この静電潜像を現像装置4の現像剤
担持体46に形成した液体現像剤薄層により現像してト
ナ−像を形成し、形成したトナー像を転写ローラ5によ
り給紙部から送られる転写紙7に転写する。この転写ロ
ーラ5の位置に搬送される転写紙7の画像を転写する面
には不揮発性オイル塗布手段9で不揮発性オイル91が
微量塗布されている。この不揮発性オイル91が微量塗
布された転写紙7に感光体1に形成したトナー像を転写
する。トナー像が転写された転写紙7は定着装置8に送
られ、加熱ローラ81と加圧ローラ82に挟まれ加熱さ
れてトナー像が定着される。転写ローラ5を通った感光
体1に残留したトナーは感光体クリーニング装置6で除
去される。
【0017】上記のように転写紙7の画像を転写する面
に不揮発性オイル91を微量塗布してからトナー像を転
写して定着するときの状態を、図2の模式図を参照して
説明する。図2(a)に示すように、転写紙7の表面7
1のプロフィルには微細な凹凸が存在する。この転写紙
7が不揮発性オイル塗布手段9を通るとき、図2(b)
に示すように、表面71に不揮発性オイル91が塗布さ
れる。転写紙7の表面71に塗布された不揮発性オイル
91の一部は転写紙7中に徐々に吸収される。この不揮
発性オイル91が塗布された転写紙7が感光体1と転写
ローラ5ので形成される転写領域を通るときに、図2
(c)に示すように、液体現像剤48のトナー粒子49
が移行する。このとき液体現像剤48のキャリア液も同
時に転写紙7に付着する。この転写紙7が定着装置8の
加熱ローラ81と加圧ローラ82を通るときに、転写紙
7に移行したトナー粒子49は、図2(d)に示すよう
に、熱により軟化し、圧力により転写紙7の表面71に
押圧される。このとき転写紙7に付着したキャリア液は
熱により蒸発し、不揮発性オイル91は蒸発せずに一部
が加熱ローラ81の表面に付着して除去され、一部は転
写紙7中に浸透する。このように不揮発性オイル91の
一部が加熱ローラ81の表面に付着するから、軟化した
トナー粒子49が加熱ローラ81に直接接触することを
防ぎ、トナー粒子49が加熱ローラ81に付着すること
を防ぐことができる。また、転写紙7が転写領域を通過
す直前に、転写紙7に不揮発性オイル91を塗布するか
ら、転写紙7に不揮発性オイル91を塗布してから定着
装置8に送られるまでの時間が短く、不揮発性オイル9
1の一部が転写紙7中に徐々に吸収されても、転写紙7
が定着装置8に送られたときに転写紙7の表面に不揮発
性オイル91の層を保持することができ、トナー粒子4
9が加熱ローラ81に付着することを安定して防ぐこと
ができる。
【0018】この加熱ローラ81に付着した不揮発性オ
イル91はそのまま加熱ローラ81に付着させておいて
も良いが、クリーニングブレード83で除去することに
より、トナー粒子49が加熱ローラ81に万一付着して
も不揮発性オイル91とともに除去されるから安定した
定着を継続して行うことができる。
【0019】また、不揮発性オイル91として熱安定性
に優れた25℃で粘度が20〜1000cStのジメチルポリシ
ロキサンオイルを使用すると、トナー粒子49が加熱ロ
ーラ81に付着することを非常に効果的に防ぐことがで
きる。
【0020】上記実施例は転写領域に送られる前の転写
紙7に不揮発性オイル91を塗布した場合について説明
したが、転写領域と定着装置8の間で転写紙7に不揮発
性オイル91を塗布しても良い。
【0021】また、液体現像剤48のキャリア液の一部
又は全部に不揮発性オイル91を使用し、感光体1に形
成されたトナー像を転写紙7に転写するときに液体現像
剤48に含まれた不揮発性オイル91を転写紙7に付着
させるようにしても良い。このように液体現像剤48の
キャリア液の一部又は全部に不揮発性オイル91を使用
するとこにより、装置の構成を簡略化してトナー粒子4
9が加熱ローラ81に付着することを防ぐことができ
る。
【0022】また、図3に示すように、転写紙7の搬送
路の定着装置8より上流側に、搬送路と直交する電場を
形成する電場形成手段10を設け、転写紙7の表面に移
行したトナー粒子49を静電力で転写紙7の表面に押し
付けるようにすると良い。転写領域で転写紙7に移行し
たトナー粒子49は、図4(a)に示すように、転写紙
7に付着した不揮発性オイル91やキャリア液の中で浮
遊した状態を取る場合もある。このように浮遊している
トナー粒子49が電場形成手段10で形成している転写
紙7と直交する電場を通るときに静電力が作用して、図
4(b)に示すように、転写紙7の表面に強固に凝集さ
せ、その表面を不揮発性オイル91で覆うことができ
る。したがってトナー粒子49が加熱ローラ81に付着
することをより確実に防ぐことができる。ここで電場形
成手段10の代わりに電荷注入手段を設け、トナー粒子
49に電荷を注入しても浮遊しているトナー粒子49を
転写紙7の表面に凝集させることができる。
【0023】さらに、図5に示すように、定着装置の加
熱ローラ81と加圧ローラ82の間にバイアス電位を印
加して、転写紙7が加熱ローラ81と加圧ローラ82を
通るときにトナー粒子49に静電力を作用させて転写紙
7の表面に強固に凝集させるようにしても良い。このよ
うに加熱ローラ81と加圧ローラ82の間にバイアス電
位を印加することにより、簡単な構成でトナー粒子49
を転写紙7の表面に凝集させることができる。
【0024】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、記録媒
体の表面に付着させた顕像化微粒子を定着装置の加熱部
材に接触させ前に記録媒体表面に不揮発性オイルを塗布
して定着装置に送り、記録媒体が定着装置の加熱部材に
接触したときに不揮発性オイルの一部を加熱部材の表面
に付着させるようにしたから、熱により軟化した顕像化
微粒子が加熱部材に直接接触することを防ぎ、顕像化微
粒子が加熱部材に付着することを防ぐことができ、熱定
着時のホットオフセットを防ぎ、良質な画像を安定して
形成することができる。
【0025】また、熱定着時のホットオフセットを防ぐ
ために定着装置にシリコーンオイル等の塗布手段を設け
る必要がないから、定着装置を小型にすることができ、
少ない電力ですばやく立ち上げることができ、省エネル
ギを図ることができる。
【0026】さらに、液体現像剤のキャリア液に不揮発
性オイルを使用し、記録媒体の表面に顕像化微粒子とと
もに不揮発性オイルを付着させることにより、装置の構
成を簡略化して顕像化微粒子が加熱部材に付着すること
を防ぐことができる。
【0027】また、不揮発性オイルとして20℃で粘度が
20〜1000cStのジメチルポリシロキサンオイルを使用
することにより、顕像化微粒子が加熱部材に付着するこ
とを効率良く防ぐことができる。
【0028】また、上記顕像化微粒子と不揮発性オイル
を付着させた記録媒体を定着装置の加熱部材に接触させ
る前に、記録媒体表面に対して直交する成分を有する電
場を加えたり、加熱部材の記録部材と接触する位置と対
向する位置に対向部材を配置し、対向部材と加熱部材と
の間に電位差を与えることにより、顕像化微粒子を記録
媒体表面に強固に凝集させることができ、顕像化微粒子
が加熱部材に付着することを確実に防ぐことができる。
【0029】さらに、加熱部材を電場の印加手段として
使用することにより、装置全体の構成を簡略化して小型
化することができる。
【0030】また、加熱部材の表面に付着した不揮発性
オイルをクリーニング手段で除去することにより、加熱
部材に顕像化微粒子が万一付着しても不揮発性オイルと
ともに除去するから、安定した定着を継続して行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成図である。
【図2】上記実施例の動作を示す模式図である。
【図3】電場形成手段を有する実施例の構成図である。
【図4】電場形成手段を有する実施例の動作を示す模式
図である。
【図5】定着装置にバイアス電位を印加した実施例の構
成図である。
【符号の説明】
1 感光体 4 現像装置 5 転写ローラ 7 転写紙 8 定着装置 9 不揮発性オイル塗布手段 10 電場形成手段 48 液体現像剤 49 トナー粒子 81 加熱ローラ 82 加圧ローラ 83 クリーニングブレード 91 不揮発性オイル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体現像剤を使用した作像プロセスによ
    り記録媒体の表面に付着させた顕像化微粒子を定着装置
    の加熱部材に接触させて定着する湿式画像形成装置にお
    いて、 記録媒体搬送経路の定着装置より上流側に設けられ、加
    熱部材の加熱温度においては揮発性をほとんど示さない
    不揮発性オイルを記録媒体表面に付着させることを特徴
    とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】 液体現像剤を使用した作像プロセスによ
    り記録媒体の表面に付着させた顕像化微粒子を定着装置
    の加熱部材に接触させて定着する湿式画像形成装置にお
    いて、 液体現像剤のキャリア液成分の一部又は全部を加熱部材
    の加熱温度においては揮発性をほとんど示さない不揮発
    性オイルとし、記録媒体の表面に顕像化微粒子とともに
    不揮発性オイルを付着させることを特徴とする湿式画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】 上記不揮発性オイルは、20℃で粘度が20
    〜1000cStのジメチルポリシロキサンである請求項1
    又は2記載の湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記顕像化微粒子と不揮発性オイルを付
    着させた記録媒体を定着装置の加熱部材に接触させる前
    に、記録媒体表面に対して直交する成分を有する電場を
    加える請求項1,2又は3記載の湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記加熱部材の記録部材と接触する位置
    と対向する位置に対向部材を配置し、対向部材と加熱部
    材との間に電位差を与えた請求項1,2又は3記載の湿
    式画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記加熱部材の表面をクリーニングする
    クリーニング手段を有する請求項1,2,3,4又は5
    記載の湿式画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002091215A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Ricoh Co Ltd 画像定着装置、画像定着方法、画像形成装置及び画像形成方法
JP2007171530A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 液体現像電子写真装置
US8867950B2 (en) 2011-03-16 2014-10-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Wet-type image forming apparatus

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